| 裸足でいたあの頃少しだけ思い出そう
いい思い出だからさ。
「ねぇ!かずきちゃん私の事好きなの?分かんないよ。」
そんな風に言われたらいじめたくなる。
「さーね」
港まつりの後はすごく静かで私たちはそんな網の匂いを感じながら座っていた。
「いつになったら忘れられるの?」
バカだな〜祭りの後に飲み会けってまでここにくる意味が分からないのかな?
「さーね」
「やっぱり遊びなの私は?」
「さーね。」
涙ためたってまだ、ちょっとだけいじめたい
可愛すぎるから。
「今日は何時までいれるの?」
「海までいこっか?」
立ち上がり彼女をお姫さま抱っこした。
「キャッ!サンダル履いてないよ〜裸足だよ〜」
「ねぇ海まで持ったらちゃんと付き合わない?」
首に彼女は手を絡めて涙を必死に見られまいといまさら隠してもさ
ダメだよ?
「イヤ?」
「絶対落ちないもん。」
7、8分かけて砂浜が見えてきた。
「着いたよ顔あげて?」
「いやだ、まだ実感ないから。」
私のお姫さまってゆうより犬かな?私の犬は可愛すぎて私の心の硬かったとこを溶かしてくれた。
「分かった、あれほどしたいしたいって言ってたチュウできないねこれじゃ?」
目を真っ赤にした彼女はゆっくり顔をあげた。
「本…」
重なった唇は離れることはなくて
私たちに幸せをもたらした。
「帰りも抱っこしてよ‥」
「わがまま犬」
「だってさだってさ‥裸足なんだもん!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜次のおだいは「チューイングガム」でおねがいします。
(携帯)
|