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■13407
/ ResNo.30)
よかったあ
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□投稿者/ ぶるう
一般♪(4回)-(2005/10/18(Tue) 21:27:12)
エリナが無事助かってよかったです!これで 完結するまでに エリナとアリサの激しく美しい エッチな場面があったらなあ、、と勝手に思ってます ぜひかいてください!
(携帯)
完結!
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■13411
/ ResNo.31)
CLUB ANGEL's L]]V
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□投稿者/ A
常連♪(107回)-(2005/10/19(Wed) 01:14:07)
〜♪
午後を回ったときにアリサの携帯からアラーム音が鳴り響いた。
白い手を無造作に動かして掴んだ携帯のボタンを押し、小さな伸びをしてベッドから起き上がる。
「ん〜…っと。さて、お風呂でも入ろうかな♪」
着ていたシャツとズボンを脱ぎ、バスタオルと下着を持ってバスルームへと移動をする。
〔今日はバラの香りのお風呂にしよっかなぁ♪〕
下着を籠の中に用意した瞬間、突然チャイムが鳴った
〔え…。こんな時間に来る奴なんて優奈くらいだな〕
アリサはバスタイムを邪魔された事に多少不満げながら、なんの支度も無しに玄関の扉を開けた。
「もぉ〜、来るならメールくらい入れてって…」
『こんにちわ…あっ…』
アリサの目の前にいたのは優奈ではなく、エリナだった。
アリサの下着姿に目の行き場を失って俯いてしまっている。
「あっ…え?ごめん!ちょっと待ってて!」
アリサは勢い良くドアを閉め、急いで服を着た。
「あはは♪お待たせ♪」
『…………いえ』
アリサよりも恥ずかしそうに、俯いたままのエリナを部屋に招き入れた。
「散らかってるから座るのちょっとだけ待って♪」
散らばった服を投げ遣りにソファにまとめ、雑誌を棚に戻しながら言う。
部屋の間取りや家具自体は落ち着いたモノトーンだが、アリサの散らかった私物達がその雰囲気を壊していた。
『きたな……。こういうのはちゃんとさぁ…』
エリナは手早く服を畳み片付け、食器を洗って部屋に掃除機をかけた。
見違えるほど綺麗になった部屋に、エリナは安心したようにカーペットの上に座りこむ。
「エリナすごい♪マヂで綺麗な部屋になった♪」
エリナの働く姿を、ぼんやりと見つめていたアリサが抱きついた。
『これくらいして下さいよ。まったく…』
子犬のようにじゃれるアリサを身体から離し、呆れるように笑ってキスをした。
アリサは嬉しそうにエリナの膝に頭を乗せて寝転がる
「えへへ♪もう一回♪」
エリナの首に腕を絡ませ、自分の方へと引き寄せる。エリナは微笑み、何度もアリサの唇にキスをした。
『あ…。忘れるトコだった』
キスの後、アリサの頭を撫でていたエリナが、手を伸ばして紙袋をアリサに見せた。
「何?これ?」
不思議そうな顔をして身体を起こし、手渡された紙袋の中を覗く。
『それを渡したくて。』
袋の中には紗織のおばあさんから貰ったお金が入っていた。
「これはエリナの…んっ」
言い掛けたところでエリナの指がアリサの唇にあてられた。
『元は私のじゃないですよ。それに、誰もがそのお金をアリサさんに使って欲しいと思ってる』
困惑しているアリサの目の前に、クスクスと笑いながら紙切れを差し出した。
メモにはたくさんの走り書きがあり、アリサの母が入院している病院の名前や入院費用、手術代までも記されていた。
『初めからアリサさんに渡すつもりだったみたいですよ♪』
「でも…。こんな大金」
『お願いです、私がもらっても使い道ないし。アリサさんのお母さんを早く助けてください』
エリナの暖かい体温が、握られた手から伝わる。
それは今まで母親の入院費や手術代を休みなく稼いできたアリサに、やっと与えられた温もりに感じられた
「…っ…ヒック…あ…りがと…エリナ…エグ…う…わぁああぁん…」
今まで何かに追われていた緊張の糸が切れたのか、アリサは声をあげて泣いた。
『頑張ったね…。頑張った…。』
アリサを自分の胸に引き寄せ、エリナはアリサが泣き止むまで優しく頭を撫で続けた。
(携帯)
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■13463
/ ResNo.32)
CLUB ANGEL's L]]W
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□投稿者/ A
常連♪(108回)-(2005/10/21(Fri) 00:41:05)
受け取ったお金をエリナと共に病院に渡しに行った。
白衣を着た医者が、アリサの話を聞き紙袋を受け取った。長年母親の見舞いをしに通い続けていたアリサに、娘のように接し、一緒に嬉し涙を流した。
『よかった…。これでアリサちゃんのお母さんは助かるよ。話をして来週にも手術を始めよう』
お礼をいい、深々とお辞儀をするアリサの背中をさすり、優しい笑みを浮かべて医者は握手をした。
帰りの車のなか、アリサは何も言わずにただ黙って運転をするエリナに向かって手を差し出した。
『何ですか?』
ふふっと笑いながら、エリナは前を向いたままアリサに言う。
「……ん…」
拗ねた子供のように、また手をエリナに向ける。
『何したいのか分かりませんよ』
とぼけたように前を向いたままの笑顔で言うと、怒ったようにアリサが強引にハンドルから片手を外した。
『危ないなぁ、そんなに怒らないで下さいよ』
エリナは、ぷいっと窓を見ているアリサを、優しい顔で眺めていた。
平日の昼間の為、車はすぐにアリサの家に着いた。
しかし二人は握られた手を離さず、そのまま二人の時間を大切にするようにしばらくつながれた手は解かれなかった。
『今日…仕事あるんですか?』
ふいにエリナが口を開く。アリサは思い出したようにしかめ面になり、コクンっと頷いた。
それを見たエリナは、困ったような笑顔を浮かべてアリサに携帯の時刻を見せた
「………………」
ふぅっとため息をついて、サイドブレーキを引く。
『待ってますから。支度してください』
「エリナは?今日来ないの?」
不満げな表情を浮かべてアリサはなかなか車のドアを開けようとしない。
『今日は無いですね。月曜だし』
座席を倒して楽な態勢のまま答える
「ずるいよ!」
そう言うとアリサはエリナの腕を掴んで起こした。
「時間かかるから部屋に来て♪」
小悪魔のような可愛らしい笑顔をエリナに向ける。
『……何かあるでしょ』
不機嫌そうな顔から一気に笑顔に変わったアリサを、疑いの目で見るエリナ。
「お願い♪エリナと少しでも一緒にいる時間欲しいんだもん♪………ダメ?」
切ない瞳で腕をエリナの首に絡ませて唇を重ねた。
『………はい』
それまで動揺しなかったエリナの表情が緩み、キーを抜いて引っ張られるままアリサの部屋に引き込まれた
(携帯)
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■13467
/ ResNo.33)
ついに
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□投稿者/ ぶるう
一般♪(6回)-(2005/10/21(Fri) 04:44:52)
ついに 二人のエッチシーンがみれるのかな?って違うかあ 続きが楽しみです
(携帯)
完結!
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■13471
/ ResNo.34)
完結じゃない
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□投稿者/ A
常連♪(109回)-(2005/10/21(Fri) 08:01:46)
ってのに何で完結って出ちゃうのかな(⊃Д`)わけわかんないです★いよいよ終わりに近づいてきました♪本当の完結までもう少し付き合ってください♪
(携帯)
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■13479
/ ResNo.35)
CLUB ANGEL's L]]X
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□投稿者/ A
常連♪(110回)-(2005/10/21(Fri) 22:51:36)
「ただいまぁ♪」
誰もいない自分の部屋に入っていくアリサ。いぶかしげな顔をして外にいるエリナに向かい、軽く手招きをする。
『急がないと遅刻なんですからね』
まったく、と言うような様子でエリナはソファに座った。
「はぃ♪これ飲んで待っててね♪」
氷の入ったオレンジジュースをエリナに渡す。
『ありがと…』
子供扱いされたような気がして、エリナは頬を膨らましながらジュースをコクコクと飲む。
〔小さい子がいるみたいだなぁ♪顔は大人なんだけどね♪〕
エリナの可愛らしい仕草に微笑みながら、アリサは部屋の奥へと姿を消した。
やがてエリナはジュースを飲み干し、煙草に火を点けて部屋を見回した。
(………あれ?)
先程から姿が見えないアリサを探すように、きょろきょろと視線を泳がせる。
「ここだよ♪」
ふいに視界がふさがれた。まぶたのうえにはしっとりとした温かみがある。
『…いい匂いがする』
目隠しをされたままエリナの口元が緩む。
「探した?」
パッと手を取り、無邪気な笑顔でエリナの頬にキスをする。アリサの姿を見るとバスタオルを身体に巻いただけだった。
『…全然、火種落ちるからどいてください』
余計に緩みそうになる頬を直し、元の無表情な顔に戻る。
エリナの態度に不満げな顔をして、カーペットに手をつきぺたんと座り込んだ。
(…あ…その座り方…)
グッと煙草をもみ消してソファにもたれる。
『…遅刻します』
片手で顔を覆うようにしてアリサに言う。 幾分間があった後、小さく、いたずらっぽいアリサの声がした。
「今日休んじゃった♪ママもいいって言ってくれたし♪」
付いた手を伸ばし、ソファに座るエリナに猫のように近づいていく。
「そうなんですか」
口で冷静を装っても、エリナは限界に近づいていた。覆われた手に更に片手を添えた
(っ…タオル取れちゃうって…あぁ…)
スカートから覗くエリナの細く白い足に、アリサの綺麗な手が撫でるように添えられる。
「ねぇ…手、退けて」
甘えた声から一気に妖しい声に変わる。
リクライニングのソファはアリサによってゆっくりと倒された
(携帯)
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■13480
/ ResNo.36)
つ ついに、、
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□投稿者/ ぶるう
一般♪(7回)-(2005/10/22(Sat) 00:26:06)
二人のラブシーンがみれるのかな!期待です
(携帯)
完結!
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■13481
/ ResNo.37)
ぶるうさんへ
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□投稿者/ A
常連♪(111回)-(2005/10/22(Sat) 01:05:43)
ぶるうさんの期待に応えて(´∀`)笑★前置きが長いって言う話ですよね♪
甘い感じのは今までにもあったのにアリサとエリナは一回もHしてなかったんですね〜(・∀・)濃厚で甘い二人のHをそんなに期待しないで待っててください★笑
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■13487
/ ResNo.38)
CLUB ANGEL's L]]Y
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□投稿者/ A
常連♪(115回)-(2005/10/22(Sat) 12:22:54)
秋の空は暗くなるのが早い
自動的に部屋のライトが付き、オレンジ色の落ち着いた光が部屋を包んだ。
トクン…トクン…と、エリナの心臓が鳴る。
薄く微笑んでアリサは長い指をエリナの胸元に這わせるた。撫でるようなアリサの触り方に、エリナの身体が反応する。
「ふふ、怖い?」
固くなったエリナの身体をほぐすように首筋から胸元を丁寧に舐める。
『だいじょうぶ…』
きゅっと握られた手を解いて床に膝を付いているアリサを引き上げる。
エリナを跨ぐようにしてアリサは上からエリナの顔を覗き込んだ。
『見ないで…ください』
顔を赤らめて顔を反らすと、クッと顎に手をやられて正面を向かされた。
「エリナの恥ずかしがってる顔ってそそるね…」
ふわっと甘い香が鼻を霞めて、アリサの柔らかな唇が触れた。
優しいキスをし、エリナを安心させる。胸をぴったりと合わせ、体重をかけないように肘をエリナの顔の両端に付いた。
チュッ…チュッとついばむようなキスを繰り返し、上唇と下唇を交互に挟む。
『ん…んぅ…』
エリナの反応を見て、ゆっくりと舌を絡ませていく。
ぴちゃ、ぴちゃ、くちゅ…ちゅ…ちゅぱ…
長い時間アリサの舌はエリナの口内を犯しつづけた。
「可愛い…。キスだけでそんなにトロンとした目しちゃって…」
愛しそうにエリナの両頬を包み、顔中にキスの雨を降らせる。
『アリサ…さん…これ、取ってもいい?』
力なく甘えたようなエリナの声。
返事をする代わりにアリサは笑みを浮かべ、腰をエリナの腹部に落とした。
エリナの指がバスタオルを引くと、あっさりとタオルは取り去られた。
『………綺麗』
形のいいバストと、細くくびれた身体が目の前にオレンジ色の光を浴びて浮かび上がる。
「エリナも…。ね?」
アリサの指はエリナの衣服を丁寧に脱がしていく。
前で止めるタイプのブラのホックは外され、シャツははだけ、スカートは脱がされた。
「クスクス…。シャツ羽織ってるのって好きなんだよね」
シャツから覗く白い乳房に頬を寄せ、エリナの脚の間に身体を埋める。
エリナの鼓動を聞きながら、乳輪を円を描くようにくるくるとなぞった。
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■13488
/ ResNo.39)
続き
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□投稿者/ A
常連♪(116回)-(2005/10/22(Sat) 12:27:07)
ときおり指先は乳首にあたり、その度にエリナからは小さな吐息が漏れていく。
アリサは顔を胸から放して、手のひらを使い、ゆっくりと胸を揉みこんでゆく。
『あ…はぁ……んっ…』
じらすように中心を避け、ぎりぎりで当たるような仕草を続けていくと、エリナからは切ないような苦しいような吐息が聞こえる。
『ア…リサさん…ぁ…はぁ…触って…』
潤んだ瞳でエリナが懇願するが、アリサは楽しそうに微笑むだけだった。
爪をたて、鎖骨から乳房の形に沿うようになぞると、エリナの身体は身を捩らせて仰け反った。
「甘えた声出しちゃって…。どこを触ってほしいの?」
ピンっと乳首を指で弾く
『あぁん…そこを…』
「ん?どこなの?」
くにゅくにゅと乳首を押し潰すようにすると、エリナの腕がアリサの首に絡まる。
『アリサさんが…はぁ…触っているところを……んぅ……』
途切れ途切れに、精一杯の声を出そうとする。
アリサは構わずに舌をエリナの耳に這わす。
『あぁっ…アリサさん…はぁ…違うの…そこじゃ…』
「何?ちゃんと言わないと…エリナにはお口があるでしょ?」
ちろちろと耳の裏から穴に舌を入れて甘く妖しい声で囁く。
『あ…乳首を…いじってくださ…い…』
「どんな風に?」
ゆっくりと指先を乳首に移動させ、きゅっと摘みあげる。
『あぁんっ…舐めて…噛んで…お願い…』
股の間に入ったアリサの脚に腰を摺り付ける。
「やらしい…ショーツが湿ってるよ…」
カリっと乳首を甘噛みし、ぺろぺろと舐めあげる。
次第に固くなった突起を吸い上げ、痛さと気持ちさを与え続ける。
『あぁ…あは…いいよぉ…気持ちいい…』
アリサの頭を撫で上げ、秘部からはくちゅくちゅといやらしい音が鳴り響く。
「こんなに腰摺り付けて…エリナのおまんこはエッチだね…」
吸い付いていた乳首から舌に下がり、エリナの身体を舐めあげていく。
くすぐったいのか、エリナは身を捩らせてアリサを見つめた。
その顔は幼さと大人びた表情が入り交じり、アリサを余計に興奮させる。
「どうなってるの?えりなのここは」
ショーツの上から掻くように指を上下させると、中からはチュクっといやらしい音が聞こえてくる。
『いやぁ…あ…クリにあたってるの…』
アリサに背中を向けるように身を捩らせると、急に脚を持ち上げられて開かされた。
「フフ…すごくいい眺めだよ♪顔はこっちを向いてなきゃダメだよ」
アリサの言い付けを守り、瞳を潤ませながらじっと何をされるのかと、アリサを見つめた。
「あれ?ショーツの横が光ってるけど?」
滑らすようにアリサの指が股の間を通る。
『いやぁん…あっ…もぅ…我慢できない…』
手を口元にやり、必死に堪えるエリナ。
「じゃあ自分で広げて見せて」
ぐいっと口元にあったエリナの手をショーツに持っていき、指先をクリがある位置で擦り付けた。
『あぁっ…あぁ…アリサ…さん…入れて…』
ぐりぐりと押さえ付けた手を放し、アリサは何もせずにエリナを見た。
「ちゃんとおねだりしないと入れないから」
チュッとエリナの脚を舐めながら、指はショーツの周りを撫でるだけだった。
肩で息をし、切ない顔をしておずおずとショーツに手を掛けた。
中心の部分を横にずらし、エリナのピンク色の秘部が現われた。
「それで?どうしたら私は入れてあげると思う?」
小悪魔的に笑みを浮かべてなおも脚をなめる。舌は脚先までも丁寧に舐められ、エリナの理性は無くなっていった。
(携帯)
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■No13411に返信(Aさんの記事) > 〜♪ > > 午後を回ったときにアリサの携帯からアラーム音が鳴り響いた。 > > 白い手を無造作に動かして掴んだ携帯のボタンを押し、小さな伸びをしてベッドから起き上がる。 > > > 「ん〜…っと。さて、お風呂でも入ろうかな♪」 > > 着ていたシャツとズボンを脱ぎ、バスタオルと下着を持ってバスルームへと移動をする。 > > 〔今日はバラの香りのお風呂にしよっかなぁ♪〕 > > 下着を籠の中に用意した瞬間、突然チャイムが鳴った > > 〔え…。こんな時間に来る奴なんて優奈くらいだな〕 > アリサはバスタイムを邪魔された事に多少不満げながら、なんの支度も無しに玄関の扉を開けた。 > > > 「もぉ〜、来るならメールくらい入れてって…」 > > 『こんにちわ…あっ…』 > > アリサの目の前にいたのは優奈ではなく、エリナだった。 > アリサの下着姿に目の行き場を失って俯いてしまっている。 > > > 「あっ…え?ごめん!ちょっと待ってて!」 > > アリサは勢い良くドアを閉め、急いで服を着た。 > > 「あはは♪お待たせ♪」 > > 『…………いえ』 > > > アリサよりも恥ずかしそうに、俯いたままのエリナを部屋に招き入れた。 > > 「散らかってるから座るのちょっとだけ待って♪」 > > 散らばった服を投げ遣りにソファにまとめ、雑誌を棚に戻しながら言う。 > > 部屋の間取りや家具自体は落ち着いたモノトーンだが、アリサの散らかった私物達がその雰囲気を壊していた。 > > 『きたな……。こういうのはちゃんとさぁ…』 > > エリナは手早く服を畳み片付け、食器を洗って部屋に掃除機をかけた。 > > 見違えるほど綺麗になった部屋に、エリナは安心したようにカーペットの上に座りこむ。 > > > 「エリナすごい♪マヂで綺麗な部屋になった♪」 > > エリナの働く姿を、ぼんやりと見つめていたアリサが抱きついた。 > > 『これくらいして下さいよ。まったく…』 > > 子犬のようにじゃれるアリサを身体から離し、呆れるように笑ってキスをした。 > アリサは嬉しそうにエリナの膝に頭を乗せて寝転がる > 「えへへ♪もう一回♪」 > > エリナの首に腕を絡ませ、自分の方へと引き寄せる。エリナは微笑み、何度もアリサの唇にキスをした。 > > 『あ…。忘れるトコだった』 > キスの後、アリサの頭を撫でていたエリナが、手を伸ばして紙袋をアリサに見せた。 > > 「何?これ?」 > > 不思議そうな顔をして身体を起こし、手渡された紙袋の中を覗く。 > > 『それを渡したくて。』 > > 袋の中には紗織のおばあさんから貰ったお金が入っていた。 > > 「これはエリナの…んっ」 > 言い掛けたところでエリナの指がアリサの唇にあてられた。 > > > 『元は私のじゃないですよ。それに、誰もがそのお金をアリサさんに使って欲しいと思ってる』 > > 困惑しているアリサの目の前に、クスクスと笑いながら紙切れを差し出した。 > > メモにはたくさんの走り書きがあり、アリサの母が入院している病院の名前や入院費用、手術代までも記されていた。 > > 『初めからアリサさんに渡すつもりだったみたいですよ♪』 > > > 「でも…。こんな大金」 > > 『お願いです、私がもらっても使い道ないし。アリサさんのお母さんを早く助けてください』 > > > エリナの暖かい体温が、握られた手から伝わる。 > それは今まで母親の入院費や手術代を休みなく稼いできたアリサに、やっと与えられた温もりに感じられた > > 「…っ…ヒック…あ…りがと…エリナ…エグ…う…わぁああぁん…」 > > 今まで何かに追われていた緊張の糸が切れたのか、アリサは声をあげて泣いた。 > > 『頑張ったね…。頑張った…。』 > > > > > アリサを自分の胸に引き寄せ、エリナはアリサが泣き止むまで優しく頭を撫で続けた。 > > (携帯)
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