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■17407
/ ResNo.80)
あなたの笑顔 48
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(35回)-(2006/12/05(Tue) 12:24:01)
《病院 デートから2日後のこと》
一昨日から忍の抗癌剤治療が始まった。
1週間近くずっと点滴を付けていなければならない。
どこへ行くのにも、ガラガラと点滴台と一緒だ。
夜は寝れないし、点滴台は重いしで不便だと思っていたけど・・・
看護師さんが点滴の交換をしたり、様子を見に来ないといけないので、松下さんや他の看護師さんと話す機会が増えたので忍は嬉しかった。
そして幸いなことに薬が体に合っているのか、嘔吐などの症状はほとんどなかった。
「忍〜お見舞い来たよ〜ん♪」
「ホントいつもありがとね〜☆」
「私も来たくて来てるんだからいぃよ☆それに明日から夏休みだし〜♪」
「じゃぁもしや毎日来るの!?(-∀-;)」
「いや・・毎日は来ないから安心して(笑)まぁ2日に1回ぐらい?」
「それも多いけどね;;でもあかりが来てくれて本当に嬉しいょ☆」
「あ!そう言えは・・・この前外出してたんだよね?家に帰ってたの?」
「えへ・・違うょ〜♪イィ人どデートしてたの(〃∇〃)」
「あ・・イィ人とデート・・・・良かったね(*^∀^*)」
「でしょ?実はさ・・・海に連れってくれてさ、その後も」
「って別に話さなくてもいぃよ。それよりさ・・」
あかりは忍のデートの話を聞きたくなくて、思わず遮ってしまった。
「あ、話途中で終わらせてゴメン」
「いやイィよ☆誰もノロケ話なんて聞きたくないもんね・・・」
淋しそうに忍が言ったのを見たあかりは、盛り上げないと、と思い明るく振舞った。
「え、あ、そぅだょ。私も恋人がいれば忍のノロケ話ぐらいいっぱい聞いてあげるけどさ、フリーな私にはその話題は淋しくなるんです(`ε´*)」
「あは、ゴメンゴメン☆じゃぁあかりも恋人出来たらノロケでもグチでもイッパイ話そうね」
「だね☆」
コンッコンッ
「本城さん調子どぅ〜???ってあかりちゃん久しぶり〜♪」
今日の忍の担当は森さんではないのに、まるで担当のような顔をして森さんはやってきた。
あかりに会いに来たのだろう。
「あ、この前はどぅも☆」
「いえいえ、こちらこそ☆」
『?』
忍は2人の会話が分からなくて森さんに尋ねた。
「この前って・・・何かあったんですか?」
「ちょうど帰りが一緒になったから、ちょっとそこまで一緒にね」
「あ、そぅですか・・・あ!ちょっとトイレに行きたくなってきたから行ってきまぁす」
森さんとあかりを2人っきりにしたかった忍は、行きたくもないトイレへと向かった。
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■17408
/ ResNo.81)
あなたの笑顔 49
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(36回)-(2006/12/05(Tue) 12:27:10)
「いつもお見舞いに来るなんて、あかりちゃんは優しいのね」
「ん〜別に優しいわけじゃありませんょ。忍のためっていうより、私が会いたいから来てるって感じですから;;」
自分のしていることが忍のためじゃなく、自分の淋しさを埋めるためだと思っていたあかりは、苦笑いをしながら話した。
「でもそれも大切な理由の1つょ。相手のためだけに動いてたら疲れちゃうゎ」
「そぅ・・ですかね?」
「もちろん☆あかりちゃんは本城さんに会いたいからお見舞いに来て、そして本城さんも喜んでるのょ?十分素敵なことだと思うゎ」
「えへ♪そぅですかね。なんか森さんと話してると気分がラクになります(。・∀・。)」
「そぅ言ってもらえると私も嬉しいゎ☆」
「でもまぁ、心配ってのもありますけどね」
「そっかぁ〜やっぱり心配ょね・・・。あ、そうだ!もし何かあった時のためにあかりちゃんのアドレス教えてくれない?」
「?」
「ほら、まぁ別に何もないと思うけどさ、もし本城さんが携帯見るのもしんどい時とかは、私から本城さんの様子を送ってあげれるし☆」
忍を利用するような聞き方なのでちょっと嫌だったが、森さんは前々からあかりの番号を聞きたいと思っていたので、今がチャンス!?と思ったのだ。
「そっかぁ・・・なるほど。じゃぁお願いしよっかな☆えっと私のアドは・・・・」
あかりはその辺にあるメモ用紙に自分のアドレスを書き森さんに渡した。
「ありがとぅ♪じゃぁまた送るゎね」
森さんはそのメモを大事そうにポケットに入れ、機嫌よく病室から出て行った。
そしてアドレスを交換したことによって、2人の仲は深まっていった。
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■17409
/ ResNo.82)
あなたの笑顔 50
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(37回)-(2006/12/05(Tue) 12:29:17)
「忍〜昨日、筋肉注射で泣いたんだって?(*^田^*)」
「え、なんであかり知ってるの!?・・・あ!また森さんから聞いたなぁ〜???」
「えへへ〜♪いつもいろんな事メールしてくれるんだょ〜ん」
「もぅ!森さんも喋るなんてヒドイなぁ」
「森さんのせいにしちゃダメだょ〜。私が忍のこと教えてって頼んでるんだから」
「も〜じゃぁみんなヒドイんだょ」
「あ、でも忍のことだけメールしてるんじゃないから安心して」
「はいはい」
あかりと森さんがメルアドを交換してまだ1週間しか経っていなかったが、2人は毎日のようにメールをしてとても仲良くなっていた。
忍は、いじられることが増えすねたくもなったけど、2人の仲が深まっていくのはとても嬉しいことだった。
そして明日はランチに行くらしい。
2人は気が合うみたいだし、上手くいくんじゃないかなぁ〜と忍は期待していた。
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■17410
/ ResNo.83)
あなたの笑顔 51
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(38回)-(2006/12/05(Tue) 13:20:03)
《次の日》
『今頃森さんとあかりはデート中かなぁ(*^m^)』
「?今日は一段と楽しそうね?何かあったの?」
不思議にそうに思った松下さんが忍に尋ねた。
「あ、実は・・・・」
忍は2人のことを話た。
「ふ〜ん・・・そぅだったの」
「だから今頃何してるのかなぁ〜ってワクワクなんです」
「でも・・・あかりちゃんの気持ちはどぅなんだろうね?」
「?」
松下さんは、忍の学校の話や友達の話を聞いていたので、あかりのことは前々から知っていた。
“あかりの様子が変な時があるんだ”と忍から相談も受けていたし、プリクラも見せてもらっていた。
そして、その相談を受け、もしかしたらあかりちゃんは本城さんのことが好きなんじゃないかなぁ〜と気になっていた。
だから、あかりがお見舞いに来ている時は病室へは行かないようにし、顔を合わせないようにしていた。
「?」
「本城さんが楽しくなるのも分かるけど、あかりちゃんは森さんのことが好きかなんて分からないゎ」
「まぁそうですけど、気が合うみたいだし・・・お似合いだと思うけどなぁ」
「それは本城さんが思うことでしょ。あかりちゃんにその気持ちを押し付けちゃダメよ?」
「はぁい。押し付けるようなことはしないから大丈夫ですって」
「えぇ。それならいいんだけど」
「あ、松下さんってあかりと直接は会ったことないですよね?また今度紹介しますね」
「ん〜・・・止めておくゎ」
「・・なんでですか?」
「なんだかそんな気がするからょ。ただの勘だけどね」
「勘・・・ですか?」
「そぅ。ただの勘ょ」
忍は、松下さんの様子がいつもと違う?と思ったが、それ以上は何も聞いてはいけないような気がしたので、他の話題に変えていつものように楽しく話した。
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■17414
/ ResNo.84)
(*゚∀゚)ゞポリポリ
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□投稿者/ せれ
一般♪(12回)-(2006/12/05(Tue) 23:02:17)
そうです。『寒い』は、こっそり初投稿だったんです。
いやー、ウケてもらえて嬉しいです。
そんなことより、ストーリーが核心に迫ってきましたねぇ。
どんなことになっていくのか、ドキドキです。
次の更新、楽しみにしてますよー。o(^-^)o
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■17596
/ ResNo.85)
せれ様(*`・∀・)ノ
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(39回)-(2007/01/02(Tue) 10:37:26)
★あけましておめでとうございまぁす★
更新遅くなりました↓
忙しくてなかなか書けないんですが、最後まで書こうと思ってますので気長に待ってやって下さいo(_ _*)o
そして初めての小説なのに長編になってしまってます;;
ラストは私もどぅなるのかサッパリですが・・頑張りますv(。`・∀・。)v
うんうん(゜∀゜)
『寒い』はホントにうけました♪
あれって実話なんですかぁ???
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■17597
/ ResNo.86)
あなたの笑顔 52
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(40回)-(2007/01/02(Tue) 10:39:14)
『もぅ9時だし・・・デート終わったかなぁ〜』
忍は、あかりと森さんのことが気になって仕方なかった。
『メールしても大丈夫かな・・でもデート中で邪魔しちゃ森さんに怒られるしな』
『ん〜まぁいっか・・・メールしよ〜っと☆』
“ハロ(>w<)デート終わったぁ???何かあった???
色々話聞きたいから暇なら明日病院来て欲しいナァ?”
〜送信〜
数分後、あかりからメールがきた
“ハロハロ☆今家に着いたとこだょ♪
・・・って別に何にもないよ(笑)あるとしたら何があるのさ?
ま、暇だから病院には行くね〜
じゃオヤスミィ★”
『えぇ〜(´口`)何もないの???森さん何やってるのさ。。。まぁ詳しくは明日聞こ〜っと☆』
明日が来るのを楽しみに思いつつ、忍は眠りについた。
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■17598
/ ResNo.87)
あなたの笑顔 53
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(41回)-(2007/01/02(Tue) 10:41:41)
《次の日》
「忍〜遊びに来たょ〜」
「おぉ☆待ってました♪早速だけど・・・昨日の話聞かせてょ」
「ってだから特になにもないってば〜。普通に遊んだだけ!」
「普通って?例えば何したの?」
「ん〜ご飯食べに行って、公園でぶら〜っとして・・軽くドライブって感じカナ」
「ふ〜ん・・・で楽しかった?」
「うん♪森さん面白いし、一緒に居ると落ち着くし」
「でも好きとかではないんだよね?」
「そぅだなぁ〜気は合うけど・・恋愛対象として好きかはまだよく分かんないね」
「そかそかぁ〜」
「ってなんでそんなに森さんを勧めるのさ?」
「え!?別に勧めてるわけじゃないょ。ただあかりにも恋人が出来たらいいのになぁ〜って思って」
「ふ〜ん」
「ダブルデートも出来るし、お互いいろんな相談出来るしね♪」
「そぅだね」
あかりは忍と恋愛話はあまりしたくなかったが、いちいち話をそらすのも面倒になっていた。
森さんと会うことで気分転換になりスッキリしていたけど、忍との恋愛話には少し疲れてしまう。
「でしょ?相談出来る人がいると気分ラクになるし。私も色々悩んでてさ〜」
「そうなの?」
「うん・・・松下さんの考えてることが分かんない時とかあるし」
「そっか」
「まぁもともと何か秘めてるような性格だから仕方ないけど」
「ふ〜ん・・・あ、ゴメン!ちょっと用事思いだしたから帰るね」
「えぇ!?さっき来たとこなのに?」
「ゴメンゴメン。今日中にしないといけないことだから」
「分かったょ。まぁまたゆっくり出来る時に遊びに来てね☆」
「オッケー☆じゃぁまたねぇ」
あかりに用事なんて無かった。
ただこれ以上松下さんの話を聞くと涙が溢れてきそうな気がして。
その場を立ち去るしかなかったのだ。
電車に乗ったあかりは携帯を取り出しメールを打った。
送信先はもちろん忍。
“ちょっと最近忙しいからしばらくは行けないカモ(>_<)
本当にゴメンねぇ〜。
でもまた時間出来たら遊びに行くから♪
じゃぁまたねぇ〜★”
〜受信〜
『あかり忙しいのかぁ・・・いろんな話聞きたいけど仕方ないな。無理矢理くっつけるのは良くないって松下さんも言ってたし』
忍はあかりの気持ちに全く気づいてなかった。
鈍感なせいでもあったが、自分の恋愛に浮かれていた為もあった。
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■17604
/ ResNo.88)
ずっと待ってますよー
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□投稿者/ せれ
一般♪(13回)-(2007/01/04(Thu) 19:44:05)
少しずつでいいですから、完結までがんばってください。q(^-^q)
くぅー。忍!このラブラブボケめっ!
あかりちゃんがかわいそーじゃないかっっっ!!!
#『寒い』は、実話です。 (^^ゞ
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■17763
/ ResNo.89)
せれ様ヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆
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□投稿者/ ノアにょわ
一般♪(42回)-(2007/01/22(Mon) 21:04:04)
ホントに少しずつで申し訳ないです↓
でもせれ様に読んでいただけるということならば、頑張って書きまぁす♪
忙しいと「書くのやめようかなぁ〜」と思う時よくもあるので、せれ様がいなければこんなに続いてはなかったと思います。
本当にいつもありがとうございますね(〃∇〃)
『寒い』は実話なんですかぁ(*μ_μ) イヤン♪
心温まる話ですな・・・
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■No17408に返信(ノアにょわさんの記事) > 「いつもお見舞いに来るなんて、あかりちゃんは優しいのね」 > > 「ん〜別に優しいわけじゃありませんょ。忍のためっていうより、私が会いたいから来てるって感じですから;;」 > > 自分のしていることが忍のためじゃなく、自分の淋しさを埋めるためだと思っていたあかりは、苦笑いをしながら話した。 > > 「でもそれも大切な理由の1つょ。相手のためだけに動いてたら疲れちゃうゎ」 > > 「そぅ・・ですかね?」 > > 「もちろん☆あかりちゃんは本城さんに会いたいからお見舞いに来て、そして本城さんも喜んでるのょ?十分素敵なことだと思うゎ」 > > 「えへ♪そぅですかね。なんか森さんと話してると気分がラクになります(。・∀・。)」 > > 「そぅ言ってもらえると私も嬉しいゎ☆」 > > 「でもまぁ、心配ってのもありますけどね」 > > 「そっかぁ〜やっぱり心配ょね・・・。あ、そうだ!もし何かあった時のためにあかりちゃんのアドレス教えてくれない?」 > > 「?」 > > 「ほら、まぁ別に何もないと思うけどさ、もし本城さんが携帯見るのもしんどい時とかは、私から本城さんの様子を送ってあげれるし☆」 > > 忍を利用するような聞き方なのでちょっと嫌だったが、森さんは前々からあかりの番号を聞きたいと思っていたので、今がチャンス!?と思ったのだ。 > > 「そっかぁ・・・なるほど。じゃぁお願いしよっかな☆えっと私のアドは・・・・」 > > あかりはその辺にあるメモ用紙に自分のアドレスを書き森さんに渡した。 > > 「ありがとぅ♪じゃぁまた送るゎね」 > > > 森さんはそのメモを大事そうにポケットに入れ、機嫌よく病室から出て行った。 > そしてアドレスを交換したことによって、2人の仲は深まっていった。 > >
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