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■3585
/ ResNo.60)
─散歩道
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□投稿者/ 秋
常連♪(105回)-(2004/11/10(Wed) 10:20:27)
秋も終わりに近付き。
冷気を帯び始めた空気は、けれどもとても澄んでいて心地が良い。
肌を刺激する、このぴりぴりとした感触が、私は好きだった。
「すっかり暗くなっちゃったね」
前を歩く笹木が振り返りながら言う。
「だから寮の近くのコンビニにしようって言ったんじゃん。わざわざ離れたとこ行かなくてもさー。陽沈んじゃって寒いし」
私はわざと素っ気なく、あー寒い寒いと身を縮こまらせて軽く笹木を睨んだ。
笹木はちょっと困ったように笑ったから、すぐさま私は「冗談だよ!」おどけて笑った。
じゃんけんに負けて買い出し係に任命された私と笹木。
夕食後の寮生達のおやつの調達だ。
ちょっと先のスーパーでプリンだのヨーグルトだの、頼まれたものを買い込んだ後にはすでに陽はとっぷりと暮れていた。
街灯の明かりに晒されて、笹木とふたり、夜道を歩く。
七時を少し回った頃だというのにこうも真っ暗になってしまうとは、と。
空を見上げて改めて思いを巡らせた。
「茜」
掛けられた声に、ふと立ち止まる。
見れば、数歩後ろに笹木の姿。
ぼんやり歩いていた私は、いつのまにか前を行く笹木を追い越していたらしかった。
「なにー?」
そこに立ったまま声を投げる。
笹木はゆっくりとした足取りで私の方へと近付いてくると、目の前で歩みを止めて悪戯っぽく微笑んでみせた。
「こんなにいい夜だもの。遠回りして帰らない?」
いつものようにふわふわと笑いながら、そう笹木が言うから。
へらっと笑って「そだね」と返した。
私と笹木。
ふたりの影が街灯の下で伸びる。
行きとは違う道を辿りながら、真っ直ぐに伸びる。
素敵な素敵な夜だから。
回り道をしようじゃないか。
せめて今宵限りでも。
「ねぇ」
声を掛けた私に、「なあに?」ゆっくり笹木は振り向く。
「手、繋ごっか」
一瞬間の後。
ふふっと笑う笹木。
柔らかな声。
「それは楽しそうね」
すっと、私の手が取られ、笹木は歩き出した。
つられて私も歩き出す。
ふたつの影が並ぶ。
ふたりの肩が触れる。
わざとらしくぶんぶんと繋いだ手を振ってみたりして。
それもちょっとばかり鼻歌交じりで。
「楽しいね」
「うん、楽しいね」
笹木も笑う。
冷たい空気に目を細める笹木をちらりちらりと時折横目で覗き見て。
堪らない想いを吐き出す代わりに白い息を吐いてみた。
「もう息が白いね」
笹木も私に倣って吐息をひとつ。
「秋なんてあっと言う間に終わっちゃう」
大袈裟に溜め息をついてみたらやはりそれも白くて。
「川瀬には辛い季節だわ」
相変わらずのゆっくりとした口調で笹木は言った。
その白を、一瞬私が飲み込んだ事に、きっと笹木は気付いていない。
「寒いの嫌いだから。朝、布団からなかなか出てこなくなるわ」
それでなくても朝は苦手なのに、と。くすくす笑う。
私は。
私は…。
「放っときゃいいんだよ。遅刻したって自業自得」
いつものように鼻息を荒げて悪態をついた。「もう…茜ってば」
ほうら、ね。
やっぱり笹木は困り顔。
いつものように。
そう、いつものように。
堪らない。
切なくて切なくて堪らない。
「川瀬の話なんてやめやめ。いい加減寒くなってきたし、そろそろ寮帰ろ?」
へらっと笑えば、
「そうね」
今までのやり取りを忘れたようにふわりと笑みが返ってくるのだ。
寮への道に足を向け、ふたつの影は進み出す。
前を見ている笹木の視線を確認して、私は小さく息を吐いた。
溜め息と言うには弱々しく、吐息と言うほど切なくはないけれど。
気付かれないように小さく小さく息を吐いた。
こんな気持ちで吐く息も、やはり変わらず白かった。
肌を刺すひんやりとした空気と、温かな笹木の手。
今だけは、さ。
そう、今だけは。
笹木の隣に居るのは私だから。
もう少し。
もう少しだけ遠回り。
冷たくなった指先に少しだけ力を込めたら、笹木はふふっと微笑んでその手を握り返してくれた。
絡めた指も、笹木の笑顔も、全部全部今だけは。
頬を撫でる風は、やはりぴりぴりと肌を刺激した。
やるせない想いも。
切なさも。
寂しさも。
吐く息の白さと一緒だ。
きっと、一緒だ。
寒さがみんなそうさせる。
冬はもう、そこまで来ている。
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■3645
/ ResNo.61)
Re[2]: ─散歩道
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□投稿者/ 柚
一般♪(1回)-(2004/11/14(Sun) 05:01:22)
はじめてエッセイという項目を読みましたが、秋サンの物語は面白くって一気に全ストーリー読んでしまいました!
自分はテレビでも映画でも、物語という括りの中では学園モノが好きなのですが、秋サンのエッセイを読んで、自分の学生時代の…いわゆる“古き良き時代”を思い出しました。w
これからも新作を期待しているので、頑張ってください!
追伸。わかり易く、全登場人物の関係相関図などを作成して載せて頂けると有難いのですが…無理ですかねぇ?
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■4043
/ ResNo.62)
秋さんへ。
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□投稿者/ 篤川
一般♪(1回)-(2004/12/02(Thu) 18:57:20)
今年は冬は来るのでしょうか…。対策は万全なのに寒いと感じません…なんだか残念な事ですm(_ _)m
学生にとっては辛い時期っすね〜(笑)
小説切ない…茜の一方通行な片想いに感情移入しちゃったりして…キバリましょう!
秋さんと茜に励ましです!
(携帯)
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■4060
/ ResNo.63)
柚さんへ。
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□投稿者/ 秋
常連♪(106回)-(2004/12/03(Fri) 08:40:28)
感想ありがとうございます。
一話完結の為その都度主人公は変わりますし、誰が主人公という事もありません。これから先も登場人物は増えるでしょうし、同じ場所を舞台にしているので以前の登場人物が顔を見せたり、またその人物の話であったりするかもしれません。だから関係図というものを作ってしまうと主要キャラに限られてしまって世界が狭まってしまうなと考えているので、申し訳ないのですが私からは提示するつもりはありません。ただ、各話を振り返ってみて彼女達の繋がりに気付いてくれたなら、それは嬉しい事だなと思います。関係性は矛盾のないように書いているのでお暇な時にでも繋いでみて頂けたら、と。
よろしければ今後もお付き合いくださいm(__)m
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■4061
/ ResNo.64)
篤川さんへ。
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□投稿者/ 秋
常連♪(107回)-(2004/12/03(Fri) 08:42:48)
二度目の感想をありがとうございます。
励ましのお言葉、しっかりと受け取りました。
茜と同様、私もこれぐらいの冷たい空気が好きですね。だから出来ればこの気温が維持されれば嬉しいのですが。対策は万全だという事ですが、私も見習いたいと思います。体調に気を使わずに過ごしてしまうので。気温は確実に下がっているので風邪などには気を付けてくださいね。
感想を頂けると大きな励みになります。本当にありがとうございました。
引用返信
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■4062
/ ResNo.65)
─祭りの後
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□投稿者/ 秋
常連♪(108回)-(2004/12/03(Fri) 08:45:41)
これは一月ほど遡った話になるのだけれど。
文化祭が盛況の内に幕を下ろし、興奮も少しずつ落ち着いてきた10月も半ば。
私の出番だとばかりに「その日」はやってきた。
そう、足に自信のある私が唯一存在を示せる場。
「千津っ!とうとう次だね!リレー!」
入場門で出番を待つ私の元に美咲が小走りで駆け寄ってきた。
体育祭は順調にプログラムを消化してゆき、残るはトリを飾る組別対抗リレーのみ。
私はちらりと彼女を一瞥し、また視線を足下へと戻した。
大きく息を吸って、肺に溜まったそれを、また少しずつ吐き出して。
「ちょっと…緊張してるかもしれない…」
ぼそっと呟くようにして漏らした。
目の前にはリレーの為に召集された選手達が出番が来るのを待っている。
各学年、各クラスから選び抜かれた精鋭揃い。
運動部のスター達だ。
ある一人の姿を目の端に捕らえると、私はまた息を吐き出した。
「…茜ちゃんもアンカーだっけ」
私の視線の先を同じように見つめて、美咲も呟く。
私は彼の人から視線を外し、俯き加減に頭を掻いた。
「怖い?」
と。
唐突に美咲がそんな事を問うから。
はっとして顔を上げると。
「怖い?茜ちゃんと走るの」
美咲は、今度は私の目をしっかりと見て言った。
しばらく視線を宙に彷徨わせていた私は、ゆっくりと瞼を閉じて。
「………うん」
言葉を落とした。
足には自信がある方だ。
むしろ武器と言ってもいい。
中学の頃は陸上部のエースだった。
地区でもなかなか名の知れた選手だったし。
私の足は無敵だった。
けれど。
此処には。
この高校には茜がいた。
氷野茜が。
私は自分の前を走る背中を見た事がない。
見た事がなかった。
彼女を知るまでは。
「陸上部に入ってから二年間、茜に勝てた事ない…一度も抜かせた事ないんだよ…」
目を閉じたまま、息と共に吐き出す。
「私はずっと二番だ…それでも最近はタイムが伸びてきたし、調子もいい。だけどさ、やっぱり本人を目の前にすると足が竦む───っ?!」
言い終わらない内に、私の両頬にバシッという小気味良い音と共に痛みが走った。
何事かと慌てて目を開けると、美咲が両手で私の顔を挟んでいる。
痛いだろ!何するんだっ!そう文句を言ってやろうとしたら、美咲はにっこり笑って。
「目、醒めた?」
あ。
あぁ…。
「千津はうちのクラスのアンカーなんだからねっ!なーに弱気な事言ってんの!」
そうだね。
そうだった。
「それにさ、これはいつもの短距離走じゃないんだよ?前の人が遅ければいくら茜ちゃんでも千津に追いつけないかもしれない」
私はふっと笑みを漏らして。
「その言い方だと最初から私が茜に勝てないみたいだ」
言うと、美咲は「あ」と声を上げて照れたように笑った。
「勝つよ。今日は勝つ」
私の頬を包む美咲の手に自身の手の平を添えて、確かめるようにして言う。
嬉しそうに美咲はへらっと笑って。
「私、体育祭の実行委員でしょ?実はリレーのゴールテープ係なんだよねー」
手に力を込めて、さらに強く私の頬を挟んだ。
瞳を覗き込むようにしながら。
「だから、ね。一番に来て。待ってるから」
すっと手を頬から離すと、「そろそろ始まるね」言いながら距離を取る。
「テープ、切ってね」
答える代わりにVサインをしてみせると、美咲はにかっと笑って係りの方へと走っていった。
これが、そう。忘れもしない一月前。
体育祭の日の事だった。
「あーぁ…」
私は中庭のベンチで力無くうなだれていた。
あの日からずっとこんな感じ。
気付けば溜め息ばかりが先に出る。
「まーたこんなとこでだらだらしてるし」
頭に降ってきた呆れた声に顔を上げると、美咲がやはり呆れた顔をして立っていた。
そのまま私の隣に腰掛ける。
「まだ気にしてるの?」
私はそっぽを向いた。
構わず美咲は更に追い打ちをかける。
「まぁ気持ちはわからなくはないけどね。ゴール手前で派手にすっ転んじゃ立場ないし?」
…そう。そうなのだ。
各組共、抜きつ抜かれつの均衡した勝負。
その中でも私の組と茜の組が激しくトップを争っていて。
アンカーの手前の時にとうとう私の組がトップへと躍り出た。
バトンを受け取った時点での茜との差は僅かだったけれど、その僅かな距離が大きい事も、それが意味するものも、私も茜も知っていた。
いける!
そう確信していた私の足はいつも以上に軽やかで。
力強く地面を蹴る。
ゴールは間近。
テープが見える。
美咲が見える。
後ろに迫った茜の気配ももはや気にならない。
この差は埋まらない。
この距離では抜かせない。
いける!
息を弾ませ、もう一度そう強く思った時。
「あ?」
随分間抜けに発せられた自身の声と共に世界が反転した。
そしてすぐに歓声が上がる。
きっと茜がゴールしたのだ、と。
自分の状況を飲み込めないまま、急速に頭の中は冷えてゆく。
早い話が。
足がもつれて転んだようです。
「もうすぐゴールって時にあれはないよねー」
私の髪をぐしゃぐしゃと掻き上げながら、美咲はにやにやと意地悪く笑う。
反論する気も起きず、私は無言でその手を払いのけた。
「ちょっとー。本気で落ち込んでんの?」
「…………」
「そりゃあさ?初めて茜ちゃんに勝てたかもしれないわけだから残念に思うのはわかるけど…もう一ヶ月前の事だよ?」
私は身動きすらせず、無言を貫いていた。
そんな様子にさすがに苛立ったのか、美咲はあの日のように私の顔を両手で挟んで無理矢理自身の方を向かせた。
「何そんなに落ち込んでんのっ?たかが体育祭じゃない!大会とか記録会とかで負けたってそんなにへこまないじゃん、普段は。この先だって勝つチャンスはあるじゃん!それなのにうじうじしちゃってイライラするなぁ、もうっ!」
あ。と、思った。
不思議そうに彼女をしげしげと眺める。
そんな私を不審に思ったのか、「何よ?」訝しげに美咲は言った。
「もう一回言って」
「え?」
「さっき言ってたの。もう一回」
「うじうじしてるのがイライラするってやつ?」
「違う、その前」
「たかが体育祭じゃない…?」
そうだよ。
たかが体育祭だ。
そりゃ負けたのは悔しいし、やっぱり勝ちたかったけれど。
大会や記録会でさえも普段ならここまで固執しない。
じゃあ……何で?
首を捻っている私を見て、わけがわからないというような顔を向ける美咲。
やがてぱっと私の顔から手を離すと、前に向き直って軽く息を吐いた。
「私もさ…千津に一番にテープ切ってほしかったけど」
その瞬間、勢いよく美咲を見る。
何?と、美咲は怪訝そうに眉をひそめた。
そっか。
そっか、そっか。
茜に勝てなかった事が悔しかったんじゃない。
最後の最後で転んだ事に落ち込んでいたんじゃない。
私は。
私が一番に美咲の待つゴールに飛び込みたかったんだ。
なーんだ。
そーゆー事。
そーゆー事か。
「にやにやして変…」
目の前の美咲は明らかに気味悪がっている。
でもいいんだ。
このもやもやの理由がわかったから。
…理由が、わかったから?
一位じゃないのが悔しいんじゃなくて、「美咲の元に」一番に行けなかったのが悔しい?
美咲が一番で来てねって言ったから。
美咲が待ってるって言ったから。
だから。
だから私は。
それって。
それって…。
あぁ、もう。
「ねぇ…千津?今日ほんとにおかしいよ?」
心配そうに尋ねる美咲に、
「ゴールは遠そうだよ…」
私は半ば投げ遣りに、そう呟くしかなかった。
気付いてしまったからには。
もう…
後の祭りだ。
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■4506
/ ResNo.66)
NO TITLE
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□投稿者/ ちー
一般♪(1回)-(2004/12/23(Thu) 23:21:21)
どの話もおもしろいですね。秋さんの書く女の子たちがみんな魅力的で一気に読んでしまいました☆この先も楽しみにしてます(^-^)
(携帯)
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■7082
/ ResNo.67)
秋さ〜ん(>_<)
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□投稿者/ ちー
一般♪(1回)-(2005/02/26(Sat) 00:21:08)
このお話はもう書かれないんでしょうか??楽しみにしてるので是非続きをお願いします!!(>_<)
(携帯)
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■9490
/ ResNo.68)
尊敬!
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■
□投稿者/ 幸
一般♪(2回)-(2005/05/16(Mon) 08:22:02)
日本語がすごくキレイで、大好きです☆
話も、いろんな視点から組まれていて、本当にこの世界が在るって気にさせられました☆
またいつか続きかいて下さいね☆応援しています☆
(携帯)
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■9856
/ ResNo.69)
ちーさんへ。
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□投稿者/ 秋
一般♪(1回)-(2005/05/31(Tue) 10:24:36)
更新、お返事共に遅れてしまって申し訳ありませんm(__)m
間がかなり空いてしまいましたが新しい話を書きましたのでまた目を通して頂ければ、と思います。
見通しはつきませんが完結させる気はありますので、気長に見守ってください。
感想、ありがとうございました。
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■No4060に返信(秋さんの記事) > 感想ありがとうございます。 > 一話完結の為その都度主人公は変わりますし、誰が主人公という事もありません。これから先も登場人物は増えるでしょうし、同じ場所を舞台にしているので以前の登場人物が顔を見せたり、またその人物の話であったりするかもしれません。だから関係図というものを作ってしまうと主要キャラに限られてしまって世界が狭まってしまうなと考えているので、申し訳ないのですが私からは提示するつもりはありません。ただ、各話を振り返ってみて彼女達の繋がりに気付いてくれたなら、それは嬉しい事だなと思います。関係性は矛盾のないように書いているのでお暇な時にでも繋いでみて頂けたら、と。 > よろしければ今後もお付き合いくださいm(__)m > > > > >
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