| 奈子先輩は、優しく抱きしめてくれていた。
「お腹すかない?」
「うん。」
奈子先輩は、ベッドから起き上がった。
背中には、私のつけた無数の爪痕・・。
少し血がにじんでいる。
「先輩・・・。背中・・」
奈子先輩は、にやっと笑って言った。
「結構、痛かったわよ。ウフフ」
可憐は立ち上がって、奈子先輩の背中にそっと寄り添った。
「ごめんなさい・・・」
可憐の舌先が、爪痕の上を這っていく。
「アッァン」
奈子先輩の肌に鳥肌が立ち、可憐の方に振り向いた。
「そんな事したら、またしたくなっちゃうわよ」
露わになった奈子先輩の乳首が反り立っている。
「奈子・・先輩・・・・。」
そっと可憐は、奈子先輩の乳首を口に含んだ。
綺麗で柔らかな、ツンと上を向いた胸・・・。
「アァァン・・可憐・・」
奈子先輩は、可憐の頭に手を添え、ゆっくりと自らの茂った草むらへと
可憐の舌を誘った。
いい香り・・・。先輩の匂い・・・。
可憐は、その茂みに舌を這わせた。
「アァァァン、いいわ・・そこ、すごくいい。」
初めてだったけど、自分がしてもらって気持ちいい事を
先輩にもしてあげたい・・・。
そして
先輩の全てを
舌と指で知りたかった・・・・・。
その後・・・
二人は、眠ってしまった。
エクスタシーは眠りを誘う・・・。
トゥルルルル・・・
携帯の音で、可憐は目を覚ました。
時計は既に11時をまわっていた。
「もしもし・・」
母からだった。
残業って言っていたが帰りが遅いので電話をかけてきたらしい。
奈子先輩は、よく眠っている。
可憐は、起こさないように、静かに服に着替えた。
帰り間際、そっと奈子先輩の唇にキスした。
おやすみなさい・・・。
ふと・・・
部屋にかかっている奈子先輩のコートが目にとまった。
先輩の香り・・・。
あれ?この香り・・・・。
肩のところのこの匂いって。。。
楓の・・・・匂い?
どうして・・・・。
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