ビアンエッセイ♪

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■16632 / inTopicNo.1)  Runa&Emi
  
□投稿者/ 映美 一般♪(16回)-(2006/09/25(Mon) 03:03:04)
    2006/11/07(Tue) 02:04:41 編集(投稿者)


    題名:Runa&Emi(ルナ&エミ)

    はじめまして^^
    筆者の映美と申します よろしくお願いしますm(__)m

    運命の糸に手繰り寄せられたかのように、一瞬で恋に落ちたふたり
    ふたりを取り巻く、人間模様・同性愛の哀しい苦悩・寂寞たる想いを
    自身の体験をも交えて綴っています

    創作ですが、ほんのすこし実話も入っています
    拙い、ドラマですが、どうか最後までよろしくおねがいしますm(__)m




                          



引用返信/返信 削除キー/
■16633 / inTopicNo.2)  雨の朝
□投稿者/ 映美 一般♪(17回)-(2006/09/25(Mon) 03:07:51)
    2006/09/25(Mon) 03:12:49 編集(投稿者)

    ”甘い香りのコロン”をルナの部屋で見つけたエミ

    別れて1年も経つ 彼女のもの?が
    部屋にあることに疑問を抱くエミ

    いたずらにそのコロンをつけてみるエミ
    「前の彼女のなの?」

    ルナに何度も問いただす・・・
    そんなエミを責めることも
    問いに答えることもしない
    只、エミを抱きしめるだけ

    そんなシーンから・・・はじまった夜



    朝の空気を感じて・・・目醒めた・・・
     
    手探りで枕元の携帯を探す 
    ・・・AM 8:12 

    ルナの部屋で朝を迎えるのは何度目だろう


    『ねぇ ルナ・・・もう朝だよ・・・』
    隣で眠るルナの瞼にそっとくちづけする


    『・・ん〜ん・・エミィ・眠い〜・・・zz』 
    薄目を開けて眩しそうに顔を手で覆うルナ


    ルナの肩にブランケットをかけなおす
    安心した笑みを浮かべてまた瞼を閉じるルナ

    また夢の中に戻っちゃうの ルナったら(苦笑)

    《ねぇ その夢の中に私はいる?》


    《エミィ・・・つまんないことした罰だよ 今夜は寝かさないからね(笑)》

    そう いってたくせにルナったら(微笑)
    ・・・私より眠りに誘われちゃったのね(悔しい^^)


    ルナの寝顔を見つめてると・・・
    薄れ掛けたあの香りがまた脳裏に漂ってきた


    寝顔のルナにつぶやく
    《もう訊かないよ・・・ルナ》


    どうせ またさらりと交わすんでしょう^^
    きっと私のジェラシー楽しんでるんでしょう

    いつか仕返ししてやるからね ルナ・・・ 


    ・・・雨の音が聞こえた


    裸身のままベッドから降りて 窓に近づく
    ロールカーテンの隙間から灰色の空が見えた

    ベッドに座り
    眠るルナの額に繋る 前髪に触れる

    ・・・今日は雨だよルナ

    出掛ける予定もキャンセルね・・・


    携帯にセットしたアラームをOFFにして
    ルナの隣に身体を滑らせた・・・


    眠らさないでね ルナ・・・

引用返信/返信 削除キー/
■16644 / inTopicNo.3)  出逢い@
□投稿者/ 映美 一般♪(18回)-(2006/09/26(Tue) 03:45:31)
    ねえ ルナ 貴女はいま幸せ?
    誰かを愛してる?

    たくさん愛をくれたルナ・・・
    あなたしか見えなかった

    ねぇわたし
    貴女以上の人にまだ巡りあわないよ・・・

    もうあんなに誰かを愛せないかも・・・

    二人が離れることになるなんて
    思いもしなかった あの頃・・・


    私はまだ立ち止ったまま


    あれから・・・もう3年だね
     

    *************



    ルナとはじめて出会った日



    あれは忘れもしない・・・
    3年前の6月の雨の午後だった




    メールの着信音で起こされた土曜の朝・・・


    会社の同僚の亜紀子からだった


    「おはよう〜エミ♪ 今日買い物に付き合ってくれない?
     それとちょっと聞いて欲しいこともあるの あいてる?」


    すこし疲れててまだまだ眠りたいモードだった
    しかし・・・ 断れない性分の私


    「うん、いいよ・・・じゃあ11時にね」


    【送信完了】の文字を見ながら 瞼が自然に重くなってくる


    あ〜やっぱ眠い・・・断ればよかったかも(^^;)
    溜息つきながら洗面に向かう


    ラジオの天気予報では午後から雨・・・


    折りたたみの傘をバックにいれて曇り空の街に出かけた



引用返信/返信 削除キー/
■16652 / inTopicNo.4)  出逢いA
□投稿者/ 映美 一般♪(19回)-(2006/09/27(Wed) 02:47:22)


    待ち合わせの時間に早めに着いた私は、改札を出ると
    繋がっている地下街のショッピングモールの本屋に入った


    ほんの時間つぶし・・・何を見るでも 買うでも目的はなく索引別に
    並んでる文庫本コーナーを歩く・・・。


    お気に入りの女性作家の文庫が並ぶ棚の前で足が止まる


    《まだ、新刊出てないね・・・、あ、これ読んだかな?》


    その気になる題名の本に手をのばしたとき 同時に伸びる誰かの手に触れた
    慌てて引っ込める・・・


    「あ、すみません」


    「いえ・・・こちらこそ すみません」


    すぐ隣に立つスレンダーな女性と目が合った・・・。


    バツの悪そうな笑みを浮かべてお互い会釈する


    目が合った・・・。
    それはほんの数秒の出来事だった。


    その人の黒い瞳に不思議ななにかを感じた
    一瞬にして心を捉えられてしまったような なにかが・・・。
    (なんだろう これって・・)



    携帯が鳴った・・・
    本屋の外に慌て出る


    「エミ〜 着いたよ どこ?」


    亜紀子からだった・・・。


引用返信/返信 削除キー/
■16663 / inTopicNo.5)  出逢いB
□投稿者/ 映美 一般♪(20回)-(2006/09/28(Thu) 01:39:22)
     
    地下街のショッピングモールでランチをして目的の買い物も終わり
    亜紀子と私は地上の通りに面したカフェに入った。


    丁度 PM3:00のティータイム 
    カフェも混んでてテーブル席は満席だった


    「あ、ほら…エミ あそこのカウンター席空いてるみたい〜♪」


    せっかちな亜紀子は店員の案内も聞かずさっさと向かう


    「ここの席 いいね〜 外の様子もよく見えるし ねっ エミ〜♪」


    ガラス張りの歩道に面したカウンター席
    交差点の角にある店なので 車や人の行き交う様子がよく見える


    「でもさ〜 外からもよく見えるね。 なんか落ち着かなくない?」


     あれ、亜紀子・・・?

    見ると相変わらずせっかちな亜紀子
    すでにセルフサービスの注文カウンターに向かってる


    「ねぇ〜エミ 何する?ホットコーヒーでいい〜?席座っててよ
     私一緒に買うからさ〜」カウンターから大声で言う亜紀子


    回りの視線がいくつか感じる 
    亜紀子の方に大きく頷いて 席に座る私(赤面)


    《まったくぅ・・・亜紀子の行動はせっかちなおばさんね(苦笑)》


    コーヒーカップを二つ並べて座ると 亜紀子は早速おしゃべりを始めた・・・


    「ね、エミ知ってる?課長が部下にセクハラしたって問題になってるらしい
     私も、飲みにいかないかって誘われたことあるんだよね・・・あのエロ課長〜」


    「そうそう あゆみが会社辞めるらしいよ・・・結婚するんだって
     相手は○○物産の若社長だって知ってた?どうみても
     あゆみのタイプではないしさ・・・きっとあれはセレブ狙いよね〜」

    「ふ〜ん そうなんだ」


    亜紀子の口から次から次にでてくる話題に 適当に相槌をうつ
    (今日のコーヒーはなぜか苦く感じるなぁ…)


    交差点の行き交う人や車の流れをガラス越しに見ながら・・・


    私はずっと…さっき本屋で出逢ったあの女性を思い浮かべてた


    亜紀子の電話であのまま店出ちゃったけど 
    あの人…あの本 買ったのかな?あの作家のファンなのね^^
    (…私ったら、どうしたんだろ・・なんで気になるのかな…)


    外は雨がポツリポツリ 降り出した
    信号待ちや歩く人波に傘が一つ二つと開いていく
    向かい側の信号が青になり人波が動きだす

    ぼんやりとそんな様子を眺めてると
    傘の間をよけながら足早に歩道を渡る ひとりの女性にふと目が留まった…。


    《あっあの人…さっきの…》(胸が高鳴る)


    視線はその人(女性)を追いかける…


    隣の亜紀子が私の腕をつつく・・・


    「ね、ちょっと エミ〜? 話聞いてる? 何?誰見てるの?」


    亜紀子の声に ハッとしたとたん…
    その人はもう追いつけない視界に消えていた


    落ち着かない様子で外を見る私を怪訝そうに覗き込む亜紀子


    「そ、そうだ ね、亜紀子 今日聞いて欲しい話って?
     セクハラや誰かの結婚話だけなの?それとも??」


    「あ〜そうだった ごめん〜ごめん〜 本題に入らなきゃね 
     エミ〜聞いてくれるぅ 実は彼のことなんだけどさ〜 昨日ね…」


    そう亜紀子が言いかけたとたん 


    テーブルに置かれた携帯の着信音が派手に鳴った・・・










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■16669 / inTopicNo.6)  映美さん♪
□投稿者/ 昴 ベテラン(215回)-(2006/09/29(Fri) 01:30:54)
    ちゃんとずっと拝見していますよ…

    私のちょっとした勘違いから映美さんに出逢ったことは必然なんでしょうか?
    私も不思議なご縁を感じます。

    私で良ければ支えにして下さいね

    誰かが読んでいてくれる…そう感じることが書くことの糧になることを私も知っていますし

    私の支えであるASUMIさんから頂いPowerを映美さんにも分け合いたいから…


    女の子って言う表現は適切ではありませんね。
    決して子供っぽいと言う意味ではなく
    女性らしいと伝えたかったのですが…


    いつも深夜の更新ですが最近朝晩は冷えて来ましたので
    風邪などひかれませんようにご自愛下さいませ

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16679 / inTopicNo.7)  出逢いC
□投稿者/ 映美 一般♪(21回)-(2006/09/30(Sat) 00:54:04)
    派手なメロディが鳴り響く携帯を右手に持ち亜紀子は
    慌てて席を立つ…


    「エミ〜、ちょっと外で話してくるね〜」


    「うん…」


    ガラス越しに映る街はすっかり雨模様…
    傘の花が交差点を埋め尽くしてる 

    さっきの女性をまた…探す自分がいた
    (あの人 傘持ってなかったみたいね・・・)


    《いつからだろう…同性に恋心を抱くようになったのは…》

    亜紀子にはもちろんカムアウトしてない
    (あんな おしゃべりには絶対いえない(笑))
    だが亜紀子は 女の勘っていうのか なにか感じるものがあるのか
    時々ドキッとすることを言っては探ろうとすることがある
    それは、私が男性の話題にあまり関心のない態度から察するのだろう

    まっいいか…
    あえてこちらからいう必要ないし、ずっと疑惑の人でいよう^^



    携帯を片手に亜紀子が席に戻ってきた…


    「エミ〜ごめん〜」


    「彼がね〜近くまで来てるからって言うの…」


    亜紀子の目で訴えてる意味を理解した私


    「…ということは私に話したい相談事も解決したわけね(笑)」


    「うん…したかも… ごめん〜エミ」


    「わかった〜(苦笑)」


    「ねぇ エミはどうする?一緒に…くる?」


    「まさか〜お邪魔虫じゃん〜 彼に怒られちゃうよ(笑)たっぷり
    仲直りのデート楽しんできなさい〜。私はもう少し地下街みて帰るわ」


    「ごめんねエミ〜 あ、そうだ お詫びに月曜日 ランチ私奢るからさ♪」


    「ほんと(笑)じゃあ デザートとコーヒーつきでね」


    「うっ〜 はいはい〜おっけぃ〜(苦笑)」


    残りのコーヒーを流し込むと 慌しく席を立つ亜紀子
    自動ドアの前でなにか思い出したように振り返りもどってくる


    「そうそう エミー、外 雨がひどくなってきたよ〜傘持ってる?」


    「もちろん♪ 相合傘でもOKの大きめ目の傘持ってきたよ〜^^」


    「さすが、エミ〜(笑)相合傘とは気が利くね〜
    私が男なら絶対彼女にしたい〜いや女でも彼女にしたくなるよ〜(にっこり)」


    《 はっ?えっ? それって…どういう意味よ^^; 》


    返事に詰まる私に亜紀子はくるりと背をむけ
    ヒラヒラ片手を振って足取り軽く自動ドアの外に出て行った…

    《まったくぅ〜》

    他人の痴話喧嘩の結末はいつもこんなもんね 
    何回付き合わされたことか…
    犬も食わないよ… 私も、もう二度と食ってやんない(笑)




引用返信/返信 削除キー/
■16680 / inTopicNo.8)  昴さんへ♪ 
□投稿者/ 映美 一般♪(22回)-(2006/09/30(Sat) 01:22:01)
    昴さんへ


    レスありがとうございます

    夜型人間の私はこんな時間が一番集中できるんですが
    つい没頭してると、気がついたときには明け方とか
    続いちゃって 朝起きれなくてあせっちゃいました^^;

    週末は夜更かしOKだから・・
    ちょっとがんばってみようかななんて思ってます^^

    あなたの励ましのお言葉にはいつも力をいただいてます

    本当に感謝していますm(__)m

    かん違いは私の責任でさせちゃったことです・・・
    私にとっては必然な出逢いだと勝手に思っていますが・・・

    吹く風も冷たくなってきてますので 
    お風邪などお召しにならないように・・・

    昴さんのお話、毎回読ませていただいています(^^)

    更新お互い頑張りましょうね・・・


                         映美
引用返信/返信 削除キー/
■16681 / inTopicNo.9)  出逢いD
□投稿者/ 映美 一般♪(23回)-(2006/09/30(Sat) 19:11:04)


    外の雨はまだひどく降り続いてる・・・

    《 はぁ〜・・・》
    カフェにひとり取り残された私は深いため息をついた
    ダメダメ ため息はやめよう・・・幸せが逃げちゃう


    朝、亜紀子のメールに気づかぬふりして あのまま寝てればよかった
    土曜の休日 散々・・。しかも雨のおまけつきだし最悪(苦笑)


    もう一杯 コーヒー飲んでから出よう・・・


    二杯目はカプチーノにした・・・
    帰りに あの本屋にもう一度寄ってみようと ふと思った


    カップのカプチーノが半分ほどになったとき・・


    背後で声がした・・・


    「あの〜すみません・・・」 


    振り向いた私の瞳に映ったのは・・・さっき本屋で出逢った黒い瞳だった
    (さっきから心の中でずっと探していた あの人だった・・・)


    「お隣の席 空いてますか?」


    その瞳はまっすぐに私を見つめている


    突然のドラマのようなシチュエーションに声がでない私 
    胸の鼓動が鳴りだした
    (聞こえたらどうしょう)


    「あ、あいてます・・・」やっと声が出た


    雨宿り目的で入ってきた人達であろうか 店内は満席だった・・・

    唯一 空いてるひとり分の席は私のバックが占領してたのだった
    亜紀子が座っていた席に置いてたバックを膝にのせる


    その人は手にもったカップをテーブルに静かに置き 会釈した
    「すみません・・・ 助かりました」


    声と顔の輪郭がぼやけるなか 捉えた瞳は黒く潤んでいた・・
    隣に座るその人の空間の空気が動いた瞬間 コーヒーの香りじゃない
    いい香りが漂った・・・


    いま目の前で起こってる 3度目の偶然の出来事
    ううん 違う・・・
    この出逢い これは偶然じゃない・・・私は確信した。


    あの本屋で絡みあった黒い瞳
    一瞬にして・・私は落とされたんだ・・・この人に


    《本屋でのこと 憶えてないのかな?》


    その人は、手に持った文庫本をテーブルに置くと
    灰皿を手元によせ・・・バックからメンソールシガレットを取り出した
    そして一本だけ弾き出すとしなやかな動作で火をつけ指にはさんだ・・・。

    ぼやけてた輪郭が今、こんな近くではっきりみえる

    スタンドカラーの淡いブルーのストライプのシャツ
    襟元で揺れるショートレイヤーの黒髪
    燻らすタバコの煙の間からシャープな横顔が覗く


    かっこいい女性だと思った・・・
    (宝塚の男役スターの誰かに似てる^^)


    じっと見つめる私の視線に気づき・・・
    その人はハッとして手にしてるタバコを持ちかえた


    「ごめんなさい・・ タバコ? 煙いですか?」
    灰皿に近づけもみ消そうとする


    「いえ、全然 平気です・・・ どうぞ 気にしないください」


    雨で霞むガラス越しの街を眺めながめている 名も知らぬ人に
    とめどなく胸に熱く溢れものを感じる

    こんな感情は生まれてはじめてだった
    これが一目惚れというものなんだ・・・そう思った 


    カップとタバコを交互に持つその人の指先に目が行く
    自分と同じものを強く感じた
    この人絶対ストレートじゃない・・


    胸の鼓動は高鳴るばかりだった
    このまま去ってしまうのはイヤだと思った


    勇気を振り絞り出り 話しかけてみた・・・


    「あの〜さっき地下の本屋で会いましたよね?」


    その人はタバコの灰を灰皿に落とし首を傾けた


    「えっ・・・本屋ですか?・・」


    傾けた視線の先にある文庫本に気づくと 私と文庫本をを交互に見た


    「あ〜あの時の方ですか〜」


    まっすぐ私に向けられた顔に笑みが広がる
    私も頷いて笑みを返す・・・


    「さっきはどうも・・・」


    タバコの火をもみ消しながら 
    私を見つめる その黒い瞳が潤んだ・・・




引用返信/返信 削除キー/
■16700 / inTopicNo.10)  出逢いE
□投稿者/ 映美 一般♪(24回)-(2006/10/01(Sun) 23:39:26)

    その瞳に見つめられて胸の鼓動はさらに高鳴っていた・・・。


    「これ、あなたとニアミスしちゃった本ですよ」
    文庫本を手にとるとその人は悪戯っぽい笑みを浮かべた


    「あの作家 お好きですか?」


    ・・・あっ


    そのとき私の膝に置いていたバックが滑り落ちた
    慌てて拾い席に座りなおそうとした時 手がカップにぶつかった
    倒れたカップから流れたカプチーノがテーブルに広がり文庫本をぬらした

    「あ〜 すみません〜(汗)どうしょう」

    慌ててバックから取り出したハンカチで流れる液体をふき取る
    (カップに残ってたカプチーノがすこしだったのが幸いだ)

    文庫本を手にとるとその人は「いいのよ ありがとう」
    そういいながら薄っぺらい紙のブックカバーをはずした


    「ほら、本はこのとおり無事だし(笑)」


    「ほんと 私ったら あわてんぼうでドジで〜(赤面)」


    「ううん、気にしないで〜、それよりハンカチ汚しちゃったね」


    《・・・肝心なときに私ってホントにドジ〜》



    「そろそろいかなきゃ・・・」


    腕時計に目をやり席を立とうとする その人の動きに私は焦った


    《あっ、行かないで・・・なにか言わなきゃ・・・訊かなきゃ・・・》


    「すみません・・・あの〜お名前教えていただけませんか?」


    胸の鼓動は壊れそうに高鳴っていた・・・いきなり名前訊くなんて・・・
    きっとへんな女だと思われてるだろう 怖くて表情をみることができない


    「ルナって言います^^」


    顔をあげると 最初に出逢ったあの黒い瞳が私を映していた


    「あなたは?」


    「エ、エミです 自分がさき名乗らなきゃいけないのにすみません」


    黒く潤んだ瞳は私を見つめた


    「エミさんね・・・  私も訊こうって思ってたの・・・」


    ガラス越しの雨の街をバックにふたりの視線は絡み合った・・・




    それがルナと私の出逢いだった・・・



引用返信/返信 削除キー/
■16702 / inTopicNo.11)  11桁の数字
□投稿者/ 映美 一般♪(25回)-(2006/10/02(Mon) 02:44:17)
    2006/10/05(Thu) 10:28:57 編集(投稿者)




    ルナは文庫本から【栞】を抜きペンを取り出すと
    しおりの裏にサラサラと11桁の数字を書いて私に渡した


    「本のお話の続きがしたいですね また会いませんか?」


    私はこれは夢じゃないかと思った・・・
    絡んだ瞳の数秒の出逢い 一瞬に心の奪われ 逢いたいと願う度現れるその瞳 
    そしてこんなに早く展開していくなんて まるでドラマの中にいるみたい

    次のシナリオを私は頭に描いた・・・


    「あの、本当にお電話してもいいんですか?」


    私は動揺していてなんだかとんちんかんなことを訊いていた


    「いつでもどうぞ(笑)」


    ルナは席を立つと
    ガラス越しのドシャブリの雨の街を曇った表情で見た


    「じゃあ お先に失礼します 雨ひどいからエミさん気をつけてね」


    「はい ルナさんも気をつけてくださいね」
    《今度こそ・・いってしまうんだ でも、携帯番号GETできたし・・・(嬉)》


    私は、もらった【栞】に書かれた11桁数字をなぞった


    出口に向かうルナの姿をずっと目で見送っていた
    自動ドアの外へその姿が消えたとたん 私はハッとした・・・。


    たしかあの人(ルナ)傘もっていなかったはず・・・


    (降り出した雨の中 傘の間を避けながら足早に歩道を渡っていた光景を思い出した)


    私は弾かれたように席を立ち
    慌ててカフェを出てルナのあとを追った・・・






引用返信/返信 削除キー/
■16707 / inTopicNo.12)  IN THE RAIN
□投稿者/ 映美 一般♪(28回)-(2006/10/03(Tue) 04:31:45)

    ドアが開いて外に出たとたん
    雨の音 街の騒音など入混じりボリュームを上げたラジオのように耳に響く

    交差点を見渡すが ルナらしき姿はみあたらない
    そうだ・・・地下街 目の前の地下街に通じる階段を急いでかけ降りる


    ・・・あ、いた


    すぐ先を歩くショートの黒髪にストライプのシャツの背中が見えた


    「ルナさん・・・」「ルナさん・・・待って」


    ルナは二度目の声で気づき振り返る


    「エミさん?・・・どうしたの?」


    「あの、傘持っていますか?もしよかったらこれ使ってください」
    バックから取り出した傘をルナに差し出した


    「いいのよ、だってエミさんも傘いるでしょう?」


    《そっか そういえばたしかに駅から家まで傘がなくては困る
     私ったら・・・今は・・・ルナの事しか・・・・考えていなかった・・・^^;》


    「私、この地下街を抜けた先のビルに用があるの・・
    すぐだから大丈夫よ、帰りはそこで傘借りて帰るから。」
     
    傘を持つ私の手にルナは触れてそういった
    触れた温もりを感じながら 少しでも一緒にいたいと思った


    「そこまでご一緒させてください・・・」



    ルナが傘を持ってさし掛けてくれた
    相合傘で20メートル程先のビルを目指して歩いた


    ビルの前に着く 


    「ありがとう・・・エミさん」


    「勝手についてきちゃってすいませんでした」


    ルナは首を左右に振って笑った。


    傘を持ち替えて歩道に出ようとする私をルナが呼び止める
    ルナは傘の中の私の肩にそっと触れた


    「肩 ぬれちゃったね 冷たいでしょう・・・ごめんなさいね」


    「いいえ・・大丈夫です」
    そう言って俯いた時 伝うものを感じた


    傘から跳ねた雨粒だろう・・・頬を伝い首筋に流れる滴 

    その滴をルナは指先で拭ってくれた
    切なさが胸に込み上げてくる・・・


    「じゃあ 連絡まってるね」ルナは潤んだ瞳でもう一度私を見つめた


    《 お願い・・・見つめないで・・・私 動けなくなりそう・・・》


引用返信/返信 削除キー/
■16721 / inTopicNo.13)  【栞】
□投稿者/ 映美 一般♪(29回)-(2006/10/05(Thu) 10:27:44)
    …食後のコーヒーが運ばれた

    月曜のお昼休み 
    会社の近くのボリュームあるランチが人気の店
    亜紀子は土曜日に言った約束通りランチに誘ってくれた


    「エミー ちょっとトイレいってくるね〜」

    亜紀子が席を立つ


    コーヒー香りと温もりをカップを持つ両手で感じながら 
    ルナのことを思っていた
    (もう逢えないのかな・・・ううん 逢えるよね)


    ルナは絶対私と同じ同性愛者に違いない 
    そう・・・感じるものがあったから、一瞬で心惹かれたんだ 

    でも、もしもそうじゃないとしたら・・・あの瞳はなんだろう?

    私のこと どんな風にルナは捉えて見つめていたんだろう
    同じ、作家の本好きのお友達になれたらいいな〜程度の感じ?
    ううん 絶対 あの瞳は違う ルナだって意識してたはずよ


    「ちょっとエミー?なにブツブツ独り言 言ってんのよ〜」


    席に戻った亜紀子が私の顔を覗きこんでいた


    「エミー なんかあったの?土曜に会った時もなんか落ち着かない感じ
    だったしさ〜」


    「そうかな・・・ あ、亜紀子 土曜は 誘ってくれてありがとうね・・・」


    「え、えっありがと?って 今日はお説教覚悟でランチにきたのよ 
    だって私、誘っておいて途中で帰っちゃったしさ〜」


    《・・・亜紀子が誘ってくれなければ、あの日ルナと逢っていなかったんだ
    しかも先に帰ってくれたから、あんな展開になったんだし 感謝してる♪ 》


    「さては・・・なんかいいことあったんでしょう?」


    亜紀子が私の顔を真正面からまじまじと見つめる


    「いいこと うん〜少しね」


    「何よ〜教えなさいよ〜 エミー」


    《・・・ルナとの出逢いの事なんて,亜紀子には言えない》


    「実はね〜 すっごく読みたくて探してた本が見つかったの〜」


    「はぁ〜 本が?見つかった それだけのこと? なんだ〜つまんない〜」

    亜紀子はあきれた顔でコーヒーに口をつける


    ・・・そう、土曜のあの場面まではよかった だけどそのあとが・・・


    「あ、エミもういかなきゃ1時だよ〜戻らなきゃ〜」


    レジに向かう亜紀子の後ろを歩きながら ため息をついた


    ため息の理由 それは・・・
    ルナにもらった 番号の書かれたあの【栞】を私は失くしていた


    あれは土曜の帰りの電車の中
    ルナの番号を早速携帯にいれようと思いバックの中【栞】を探した 

    んっ〜ない・・・(汗)

    家に着いてバックの中身全部 ひっくり返してもどこにもない
    ・・・落としたんだ (頭の中真っ白になった)

    カフェに? 傘を出すときに? それとも切符を買うとき?
    色々思い出すがわからない・・・

    どうしょう・・・
    もうルナに逢えない・・・連絡できない 
    窓の外の小降りになった雨を見ながら涙がこぼれた


    もしも誰かが拾ってイタズラにダイヤルしたりして(汗)
    どうしょう・・・
    そんなことになればルナに なんて思われるだろう
    いろんなことが頭をよぎり 眠れず朝を迎えた・・・

    翌・・日曜日・・・
    私はいてもたってもいられず あの地下街とカフェに向かった

    【栞】を探す目的・・・
    それも勿論だけど見つかる確率は少ないだろう

    もうひとつの目的は違う・・

    もしかして・・・偶然に
    もしかして・・・逢えるかも

    いろんな想い 交錯しながら
    日曜の雑踏の街をひとり彷徨ったのだった・・・



引用返信/返信 削除キー/
■16722 / inTopicNo.14)  誘惑@
□投稿者/ 映美 一般♪(30回)-(2006/10/05(Thu) 23:15:08)

    日曜日は、もしかしての・・・出来事はなく
    ただ歩き疲れただけだった。


    また、週末に来てみよう
    ルナの手がかりはここしかないんだもん
    逢えるまで・・・あきらめない



    金曜日・・・

    退社時間 ロッカーで着替えて鏡の前 
    ルージュを塗りなおしてると、三つ離れたロッカーから
    亜紀子がファンデのパウダーを叩きながら近寄ってくる


    「ネッ ネッ〜 エミ 今日 今から予定ある?」


    『う〜ん特に何もないけど・・・何?』


    「シンジの知り合いがやってる カジュアルバーにいくんだけど
     一緒にいかない?エミをね 是非つれてこいっていうのよ〜」


    ・・・・シンジとは亜紀子の彼のこと 2、3度会ったことあるけど
    そんなに話したことないのになんでだろう?


    『二人でいけばいいじゃん〜 私を連れてこいって?どうして?』


    「このまえの土曜の事 エミに悪いことしたなぁ〜って
    だから、今日 お詫びに彼がおごるって言ってるのよ」


    『そんなのいいわよ〜、亜紀子にランチ奢ってもらったし
    気にしないでって言っといて〜』


    「あのさ〜シンジの友達もくるの エミに会わせたいんだって
    だからエミきたらさ〜丁度2:2になれるじゃん〜♪」


    『はぁ〜 それって勝手に、セッティングしてない亜紀子?』


    「いいじゃん、彼、彼女いない同士で 恋が生まれるかもよ ウフフ♪」


    はしゃいでる亜紀子を横目に、ロッカーの鍵をしめて手を振る


    外に出ると亜紀子が追ってきて私の前で両手を合わせて哀願する


    「ねぇ〜エミ お願い! すぐ帰っていいからちょっとだけ顔出してよ
    もう行くって返事しちゃったんだもん〜」


    《・・・たまにはいいかな、お酒も最近飲んでないし》


    『まったくぅ〜、仕方ないなぁ〜でも本当にすぐ帰るからね・・・』



    こんな週末の夜、本当は家に帰る気にもなれなかった
    あの日から ずっと心はずっと彷徨ったままだった
     
    外を歩けば、無意識でルナ似た人を追ってしまう
    いつもどこかでルナと逢える奇跡を願っていた 


    その願った奇跡・・・

    こんなに早く起こるなんて思いもよらなかった
引用返信/返信 削除キー/
■16767 / inTopicNo.15)  誘惑ABlue Moon
□投稿者/ 映美 一般♪(35回)-(2006/10/09(Mon) 00:42:25)
    2006/10/09(Mon) 01:43:36 編集(投稿者)





    そのBARの店内に亜紀子とはいると、シンジとその友達は既に
    カウンター席に座っていた・・・。


    アメリカンテイストが溢れる店内に懐かしいAORのサウンドに
    シェイカーの音が重なる


    『おーい亜紀子〜』 

    ――シンジが私たちに気がつき手招きする


    『あ、いた いた・・・』 

    ――亜紀子が二人の席に引っ張っていく


    『紹介するね・・・こちら 友達のエミ〜♪』


    シンジの隣に座る 長髪で涼しい目元の青年は手に待つグラスの氷を
    揺らしながらイスを回転させると私たちの二人に向きをかえる
     

    『はじめまして トオルっていいます よろしく♪』


    亜紀子がトオルに話しかける

    『ね、シンジに聞いたんだけど トオルくんってバンドやってるだよね?』


    『ええ でも、たいしたもんじゃないです 学生時代の仲間とね
     趣味でやってるだけですよ』そう言いながら前髪に手をやる


    胸元を大きくあけたシャツの首にシルバーのレザーチョーカーが覗く 
    (なるほど、Rockerを意識してる・・でもなんかナルシストっぽい…)


    『でも ベース弾けるなんてカッコいいよね 素敵♪ ね〜エミ』


    『うん、そうね^^;』


    『おい、亜紀子 そこでたってしゃべってないでさ 座れよ〜』

    ――シンジが亜紀子の腕を引っ張る


    『エミさん〜、この前土曜日 ごめんね、今日はお詫びの飲み会
    楽しんでいってよ〜』シンジが亜紀子を横目で見ながら笑う


    『そうね〜 さ、さ 座ろう〜え〜と エミはトオル君の隣にね♪』

    亜紀子はカウンター席の座る位置を仕切るとシンジの隣に座りなおす


    《・・・まったく いきなり2:2にしないでよ(苦笑)》

     
    この雰囲気はやっぱり馴染まない…隣のトオルがルナならいいのに
    長髪の横顔に…ふとあの雨の日に隣にいたルナの横顔がよぎった
    そうだ、早く店を出てあとで本屋に見に行こう ルナの読んでる
    本が読みたいと思った 今は、ルナにすこしでも近づきたい・・・



    『エミさん なに飲む?』トオルが目の前にメニューを差し出す


    『あ、すみません・・・じゃあ カクテルにしょうかな・・・』


    『なんでも 飲める? 僕が選んであげようか〜 』


    トオルはカクテルのカラーメニューに目をやる


    『マティーニかモスコミュールもいいね 僕はテキーラサンライズが好きな
    んだけど エミさんの今夜のイメージは・・・。う〜んこれだ・・・ブルームーン♪』


    『ブルームーン・・・?』


    『今夜は満月だしね ブルームーン・・・。青い月は妖艶な夜を誘う女性を
    イメージさせるんだ・・・。 エミさんの今夜のスタイルに合うね・・・・・・』


    ・・・トオルは私のブルーのキャミソールの胸元あたりから口びる目へと
    視線をうつす
     

    『じ、じゃあ、それ飲んでみようかな〜』絡ませようとする瞳を避けて答えた


    トオルはたしかに、女性にもてるタイプだと思う… ギターも弾けるとなると
    尚更だろう・・・少女漫画のなかに描かれる様な線の細い顔立ちに長髪、涼しい
    目元 ボーイズラブ系かも…なんて勝手に想像してみた。そこでハタと思った 
    私・・・なんの為に連れてこられたんだろう?  ふたつ向こうの席の亜紀子は
    シンジと盛り上がってる様子で私とトオルにはまるで見向きもしない


    『エミさんは今、彼氏とかいないの?』トオルがタバコに火を点けながら訊く


    『いいえ、いません 』


    『エミさん 僕は苦手なタイプ? 気に入らなかったんだ?』

    トオルはタバコの煙を吐き出しながら 苦笑いをする


    やっぱり これはおせっかいな亜紀子のセッティングなんだ。 たしかに亜紀子
    の前では”いいひと”いないかなとは言う事あったけど それはカムアウトして
    いない私のカムフラージュ”いいひと”は私にとっては男じゃない女だよ(苦笑)


    『エミさん、ほらカクテル』


    トオルがブルームーンを私の前に置くとさっきの熱い視線をまたおくってきた


    『あの・・・、トオルさんは彼女いないの?すごくモテそうな感じだけど』


    トオルは2本目のたばこを口にくわえて火をつける

     
    『もし、いたら ここでエミさんにブルームーンをすすめないよ(笑)』


    『ね、もしかしてエミさんって、男嫌い?』


    そう問うトオルに 思わずカクテルを持つ手が震えそうになる


    『僕がタイプじゃないとかそういう感じじゃなくて なんか興味ないって
    感じがするんだけど・・・気のせいかな?(笑)』


    『あの、そうじゃなくて・・・私 実は最近 失恋しちゃって・・・だからしばらく
    恋とかはしたくないっていうか・・・今はそんな感じなんです ごめんなさい』



    バイオレットブルーのブルームーンのカクテルグラスに
    ルナの潤んだ黒い瞳を思った…


引用返信/返信 削除キー/
■16776 / inTopicNo.16)  今夜のちゃんねるはえみちゃん☆
□投稿者/ 百歌咲蘭 一般♪(1回)-(2006/10/09(Mon) 19:19:39)
    ウィー (*^¬^)ノ∀ コンバンワイン〜
    わたしはカクテルよりワインが好きだぜ(関係ないっか)
    まるでドラマを画面でみてるみたい
    こーいうのお話好きでーす☆
    おっと!ここで勝手に次回予告
    トールの誘惑に肌をゆるすなんて(*/∇\*) キャッ
    それはいけませぬ えみ (アハッ)・・・なわけないね
    でわ 次の展開たのしみにしてま〜す




引用返信/返信 削除キー/
■16791 / inTopicNo.17)  百歌咲蘭さんへ^^
□投稿者/ 映美 一般♪(36回)-(2006/10/10(Tue) 00:35:31)
    百歌咲蘭さん

    はじめまして^^
    今夜はえみちゃん(笑)のこのドラマに
    ちゃんねるを合わせてくれたんですね
    有難うございます(涙)
    おまけに次回予告もしていただき(笑)
    ですが・・・当然のごとく、トオルの誘惑に
    負けてのエミの肌の絡みはありません

    少し予告しますと、心の絡みは少しあるかもしれません
    只、それは恋愛感情ではありませんが・・・

    わたくしからの予告
    ルナとエミの心と体が激しく絡み合うこれからの展開
    に乞うご期待を・・・(*^_^*)

    これからもよろしくお願いいたします^^



                       映美



引用返信/返信 削除キー/
■16792 / inTopicNo.18)  昴さんへ^^
□投稿者/ 映美 一般♪(37回)-(2006/10/10(Tue) 00:50:34)
    昴さんへ

    何度もお邪魔かと思いますのでこちらにレスしますね^^

    お風邪の具合はどうですか?
    三連休はゆっくり静養されましたか・・・?
    おタバコも喉が辛いでしょうから 気をつけてくださいね

    なんだか 私が更新を急かしちゃったみたいな感じで
    申し訳なく思ってますm(__)m

    お題エッセイの続きを昴さんが書いてくれたんですね
    ありがとうございます^^
    お話がさりげなく続いてたから・・・なんだか嬉しかったです^^

    では、無理なさらないように、ゆっくりお話書いてくださいね




                        映美

引用返信/返信 削除キー/
■16809 / inTopicNo.19)  映美さん♪
□投稿者/ 昴 ベテラン(232回)-(2006/10/10(Tue) 23:32:57)
    2006/10/11(Wed) 00:26:28 編集(投稿者)

    お誘いを受けて参上致しました。(笑)

    風邪の方は悪化もしなければ治りもしない
    現状維持って状態で…
    ゴホゴホ咳をしながら通常勤務をしていますので…
    うーん、まあまあってところでしょうか(苦笑)


    お返事とお話のupはセットでと思っていますので…
    決して映美さんに急かされた訳ではありませんから、お気になさらないで下さいね(*^-^)b
    (2日に経っていましたし 苦笑)


    お題小説は…
    別々に読むとそれぞれ違うお話のようだけど
    続けて読むと続きになるように
    お題だけでなく
    ストーリーも映美さんから頂いてみました(^-^)
    気づいて下さって私も嬉しかったですよ



    肝心な本題を書き忘れるところでした(汗)


    トオルはモテそうなタイプだけに

    俺が口説けば的な雰囲気に好感が持てません

    (…って映美さんの思惑通り? 笑)



    トオルに負けるな!
    エミ頑張れ!!


    映美さんも頑張れ!!(えっ)


              昴
引用返信/返信 削除キー/
■16816 / inTopicNo.20)  ひとりごと
□投稿者/ 映美 一般♪(38回)-(2006/10/11(Wed) 03:22:14)
    皆さんのエッセイを拝見するたびに 
    こんな大きなサイトで、ちょっと冒険しちゃったかなぁ〜て
    大きなため息をつく私(>_<)

    ポエムやショートエッセイなどつらつら綴っている
    そんな自分の心の置き場所はあるのですが・・・

    素敵のHPは以前から皆様のお話を読ませていただきに時折訪問
    しておりました

    何かを吐き出したくて 何かを伝えたくて たくさんの人が行き交う
    この場所に私も残してみようかなって思ったのがきっかけでした・・・。

    しかし 書き始めたものの 何分、思いつきで書いてしまったので
    ちょっと話のつなぎのなさに失敗しちゃったかな〜と反省してます

    このルナ&エミも 当初はワンシーンで短編で書くつもりだったのが、
    いつのまにか長編になってしまっているし・・・^^; 

    もう、このまま突っ走るしかないですね〜ええい いっちゃえ〜(笑)

    こんな拙い文章でも読んで頂いてる方がいること
    こんな私を、応援して励ましてくださる方がいること
    そんな方たちに出逢えたこと非常に嬉しく思っています^^

    最後まで挫折しないで終らせることできるかな・・・と落ち込んだり・・・
    行き詰まる夜もあるけれど・・・そんな日はちょっぴりお酒なんか飲んで
    気合だぁ〜(笑)なんていいながら 書いています^^

    ここを読んでくださっている皆様 ありがとうございます

    どうかこんな拙いわたしですが・・・、
    最後までお付き合いくだされば嬉しいですm(__)m

    (秋の夜長のひとりごとでした 失礼いたしました)



                                 映美

引用返信/返信 削除キー/

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