ビアンエッセイ♪

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■17525 / inTopicNo.21)  映美サンへ☆
  
□投稿者/ 優 一般♪(9回)-(2006/12/23(Sat) 21:04:24)
    クリスマス番外編すごくよかったです!!!特にルナがやって来たシーンなんて『キャー♪』って感じでした(*^_^*)笑

    では映美サンもよいクリスマスをお過ごし下さい(^-^)

    *:・゚ Merry X'mas ゚・:*

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17531 / inTopicNo.22)  優さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(127回)-(2006/12/25(Mon) 00:04:31)
    優さんへ^^

    ご感想ありがとうございます^^
    「すごくよかった」
    そう言ってくださって大変感激しています
    本当に書いてよかったって思っていますm(__)m
    きっと 今頃ルナとエミも
    素敵なクリスマスの夜を過してることでしょう^^

    イブの夜もう終わりですね・・・
    私は、ほとんど仕事で終ったイブでした^^;
    なんとも色気のない話です・・・(苦笑)

    また本編のstoryを進めていきますので
    どうか気長にお付き合いくださいねm(__)m


                    映美

引用返信/返信 削除キー/
■17532 / inTopicNo.23)  映美サンへ☆
□投稿者/ 優 一般♪(10回)-(2006/12/25(Mon) 00:42:29)
    お仕事お疲れ様です(^-^)

    私も今日は1日中バイトでした(>_<)クリスマスだからと言って予想通りサンタの格好して外で売ったりしてました…寒すぎデス!!暖めてくれる人がいないので淋しくカイロに暖めてもらいました(*^_^*)笑 私も全く色気ナシのクリスマスですね(´〜`)


    ルナとエミは本当に今頃幸せタイムなんだろなぁ〜(*^∀^*)


    はぃ!!私はずっと応援してますから〜(^∀^)映美サンのペースで更新していって下さい♪

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17624 / inTopicNo.24)  今年も宜しくネ映美さん
□投稿者/ 昴 大御所(307回)-(2007/01/07(Sun) 21:45:26)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    年末年始はゆっくりしましたか?
    クリスマスの後は投稿が停滞されているので
    体調を崩されていないかと少し心配していました

    ボチボチとゆっくり更新していきましょうね
引用返信/返信 削除キー/
■17634 / inTopicNo.25)  優さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(128回)-(2007/01/10(Wed) 22:36:56)
    もう年も明けて10日も過ぎ
    ちょっと遅いですけど^^;
    今年初めのご挨拶します

    A HAPPY NEW YEAR
    良い年を迎えられましたか?

    あのクリスマスストーリーから
    ルナとエミも随分お休みしてしまいました

    スローペースですが更新していきますので
    また読んで頂ければ嬉しいです^^

    段々 寒さも厳しくなってきますね
    外でのバイト活動は辛いですよね
    風邪引かないようにしてくださいね

    たとえ小さなカイロでも
    この寒さには僅かな温かさも必要です(笑)
    私も、ポッケにカイロを入れて出かけてますよ

    カイロの代わりに心身ともに温めてくれる
    そんな人に早く出逢いたいですよね^^

    今年も宜しくお願いしますm(__)m


               映美
引用返信/返信 削除キー/
■17635 / inTopicNo.26)  昴さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(129回)-(2007/01/10(Wed) 22:40:30)
    昴さんへ


    昴さん^^ってお名前を呼ぶのが・・・
    なんだか随分 お久しぶりのような気がします

    年が明けて もう10日も過ぎちゃいましたね
    (そういえば・・・今日は、十日戎ですね^^)

    クリスマス以降・・・
    私事で、多忙な事も重なり気持も低迷してたりで^^;
    物語もSTOPしてました
    ご心配していただきありがとうございます

    これから少しずつ自分のペースで更新していきます
    こんな私ですが また 見守っていてくださいね^^


    これから寒さも一段と厳しくなります
    昴さんも体調崩さないようにしてくださいね


                   映美
引用返信/返信 削除キー/
■17636 / inTopicNo.27)  【〜それぞれの愛〜意外な繋がり】A
□投稿者/ 映美 常連♪(130回)-(2007/01/10(Wed) 22:58:45)
    2007/03/13(Tue) 19:57:23 編集(投稿者)





    ♪〜♪


    アラームが繰り返し鳴っている


    ルナは両手を泳がし
    手に触れた携帯のアラームを止め時計を見た


    ・・・え〜8時 ヤバイ起きなきゃ〜!


    打ち合わせ10時からだっけ
    スケジュールメモをチェックする


    昨夜・・・寝付かれなかったのは
    マユからの電話のせいでもあった


    『ルナ〜!ネッ〜大変よ さっきね・・・
    トオルとエミさんが二人でタクシー乗るとこ見ちゃったの〜』


    マユには 気にしないふりの返事をしたけど
    本当は胸の中ざわめいていた


    ・・・だけど 今はあえて問い詰めるのはやめよう
    時計を見ながらエミにメールを打った


    ―エミ
    おはよう・・・
    昨夜は、会議で遅くなったんだ
    メールできなくてごめんね
    今から、出勤(;_;)
    じゃあ〜行って来るね

             ―ルナ―




    ♪〜

    夢の中で聞き慣れた
    メロディーが鳴っていた

    ・・・う〜ん瞼が開いてくれない

    携帯を握ったまま また眠りに落ちてしまった


    また、夢の途中
    誰かがベットに近づいてくる足音が聞えた


    ・・・ピタッ
    やがて その足音は枕元で止まった・・・と同時に


    『エミ〜 起きろ〜ッ』


    布団の上から乱暴に身体を揺らされた


    夢じゃない〜!
    ハッと一気に身体を起こすと 
    その声の主が、視界に飛び込んできた


    『おはよ〜!エミ〜 久しぶりね〜♪』



    『ミチネエ〜』



    ミチコは母の姉の娘 つまりいとこ 
    私は ミチ姉と呼んでいる


    『あー、もう〜びっくりしたぁ〜 !
    ミチ姉〜どうしたの?こんな朝早くから〜』


    『わりぃ〜、乱暴なお目覚めさせちゃって〜(笑)』


    ミチコがベットの脇に座る


    『ほら駅の近くにできた結婚式場あるでしょう
    そこで今日は仕事なの(苦笑)』


    ミチコが時計を見ながら話す

     
    『終ったら予定入ってるし・・・・ちょっと朝早いけど寄っちゃった〜』


    ミチコは、イベント企画会社に勤め主に司会業の仕事をしている
    今日は、披露宴の司会をするらしい



    数十分 他愛ない話をミチコとした・・・



    『あっ〜そうそう エミの結婚式のときは私が司会するからね〜(笑)』



    『う、うん・・・ありがとう・・』



    ルナのメールを見ながら答えた
    ミチコが開いた携帯をのぞきこもうとする



    『彼氏?(笑)』



    携帯を閉じながら首を振った



    『ねっ〜! エミ 昨夜 デートだったんでしょ?』


    ミチコが冷やかしながら私の腕をつつく


    『え〜違うわよ・・・(赤面)』



    どうやら母が、昨夜 遅くに酔って帰ったこと
    をミチコに話したらしい



    『そっか・・彼じゃないのか〜・・・』


    ミチコの横顔を窺がった
    ベリーショートにピアスが耳に光る


    実は、ミチ姉はビアン疑惑大の人物
    40歳で独身 彼の存在なんて私の中では1人しか記憶にない
    それも只のBFだと紹介されたっけ・・・ほんと 男性の影はみえない
    ミチ姉は性格かなり男っぽい たぶんそうだと確信してる私
    もしそうなら きっとこれは血の繋がりね・・(微笑)



    いつだか拾った子猫を飼う飼わないの話題のとき
    ミチ姉が・・・私にこういったことがある


    『エミが、わたしの飼い猫になってくれたら可愛がってあげるのにな〜(笑)』


    その言葉にドキッとした私だった
    カムアウトはお互いしていない
    けど、同士の勘できっと私のこともミチ姉は気づいてるに違いない・・・



    『さぁ〜て、そろそろいかなきゃ 朝早く起こしてごめんね〜エミ♪ 』


    『そうだよ〜ミチ姉〜(笑) 折角 いい夢見てたのにさ〜』


    ワザと膨れ面をしてみる
    ミチコがそんな私の頬を撫でる


    『ひさびさにエミの元気そうな顔みれてよかったぁ〜(笑)』



    立ち上がり部屋を出るミチコがふりかえる



    『ねっ エミの彼 紹介してよ〜エミにふさわしい相手か
    私が、チェックしてやるからさ(笑)』


    『はいはい!彼ができたらミチ姉に一番に紹介します(笑)』



    ・・・彼か(ミチ姉の言葉は彼女の意味を含んでるのかも・・・)



    昨夜の帰りのタクシーの中 
    トオルの肩で眠ってしまった自分を思い出した
    凭れたときの煙草とメンズコロンの香りが甦る


    (わたしったら何してるの・・・)
    寝顔をトオルに見られたんだ
    なんていう失態をしたんだろう 昨夜の自分を責めた
     


    携帯を開き ルナのメールの文字をなぞる
    なんだか随分、会っていない気がした


    階下でミチコが電話をする声が聞こえた


    『もしもし リツコ〜♪ 先日はお世話になりました 
    うん・・・今から そっち向かうね』


    ・・・リツコ?

    あの リツコなのかな・・・
    まさかね きっと人違いよね




引用返信/返信 削除キー/
■17642 / inTopicNo.28)  映美サンへ☆
□投稿者/ 優 一般♪(11回)-(2007/01/11(Thu) 18:27:59)
    あけましておめでとうございます(^-^)

    お久しぶりですねー♪

    今年は1日からクリスマス同様バイトしてました(T^T)でも年明けは神社で向かえたのでよい1年になるよう神頼みしてきました(^-^)

    お昼の日差しがある時間帯でも最近は寒いですよね…でもカイロがあれば大丈夫♪ですね(^-^)笑

    登場人物に意外なつながりがありそうでますます楽しみな展開ですね(^∀^)

    更新大変だと思いますが頑張って下さい!!!

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17663 / inTopicNo.29)  映美さん
□投稿者/ 昴 大御所(310回)-(2007/01/14(Sun) 14:58:16)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    私事で、多忙な事も重なり気持も低迷してたりで^^;

    ってあったけど・・・もう大丈夫だよね

    ゆっくりでも自分のペースで更新していこう、お互いに

    もちろんずっと見守っているから・・


    映美さんこそ寒さが厳しくなって来るので
    体調に気をつけてネ
引用返信/返信 削除キー/
■17666 / inTopicNo.30)  優さん^^
□投稿者/ 映美 常連♪(131回)-(2007/01/15(Mon) 01:40:51)
    優さん^^

    幸先いいお正月を神社で迎えられたんですね
    きっと 今年は優さんの願い事たくさん叶うと思いますよ^^

    ルナエミも更新もしつつ・・・
    新しい物語も別に思い浮かんだりして書き始めてます
    どちらも平行してせっせと書いていきますね^^

    いつも応援のお言葉 ホントにありがとうございますm(__)m

                         映美
引用返信/返信 削除キー/
■17667 / inTopicNo.31)  昴さん^^
□投稿者/ 映美 常連♪(132回)-(2007/01/15(Mon) 01:43:55)
    昴さん^^

    ご心配ありがとうございます
    もう・・・大丈夫です^^

    昴さんの近況は、時々拝見しに
    伺っています^^
    相変わらず お仕事お忙しいみたいで・・・
    寒い時期 お身体に気をつけてくださいね

    睡眠はお得意なB型さんだから
    たくさんとってらっしゃるみたいで
    それは安心してますけどね^^
    でもちゃんとお布団で寝てくださいね(笑)

    いつも お言葉本当にありがとうございますm(__)m

                  映美

引用返信/返信 削除キー/
■17668 / inTopicNo.32)  【〜それぞれの愛〜意外な繋がり】B
□投稿者/ 映美 常連♪(133回)-(2007/01/15(Mon) 01:49:23)
    2007/03/13(Tue) 19:58:20 編集(投稿者)

    ・・・リツコって


    (人違いだろうか でも もしかして・・・)


    ミチコの電話の相手(リツコ)がどうしても気になった
    私はベットから降り階段を駆け下りた


    『ミチ姉〜待って〜〜!』


    玄関から、今出ようとしてるミチコを呼び止めた


    『あら エミーどうしたの そんなに慌てちゃって〜?』


    『ねぇ〜ミチ姉ちょっと訊いていい? いまの電話の相手って?』


    『えっ 仕事関係の人よ どうして??』


    『リツコさんていう人なの?』


    『うん そうだけど? エミ リツコを知ってるの?』


    ミチコは首を傾げる


    『そのリツコさんは、カメラマンで・・・写真展なんかも開いてた人じゃない?』


    『うん そうよ〜! エミとリツコ 知り合いなのか〜 びっくりだね・・・』


    『ううん 私はリツコさんとは、リツコさんの友人を介して知り合ったの』


    『そうなんだ〜 でもそんなに慌てて降りてきて聞く程 気になる人なの?(苦笑)』


    ミチコは私の狼狽する目に何かを察し 少し間をおいて訊いた


    『ねっ 友人って・・・もしかしてリツコのルームメイトだったルナさん?』


    『えっ〜ミチ姉 ルナも知ってるの?』


    ミチコの言葉で また私は混乱した
    (ルームメイトってことは・・・・一緒に住んでいたってことよね)


    『うん ルナさんとは、リツコの紹介でね タウン誌のブライダルの特集記事で取材
    受けてそれで2度ばかり会ったことあるのよ・・・』


    次の言葉が・・・出てこなかった 
    呆然とする私に ミチコは意味ありげな言葉を残した


    『しかし世の中狭いね〜(笑)でも・・・どんな出逢いにも
    出逢った意味は必ずあるのよネ・・』


    『・・・・』


    沈黙する私から視線を逸らし ミチコは腕時計で時間を確認する


    『あっ〜いけない マジ行かなきゃ〜!またゆっくり話そう エミ〜♪』


    『ごめんね ミチ姉〜 忙しいのに引き止めちゃって・・・』


    手を振り慌しくミチコはドアの外へ消えた・・・




    部屋に戻り・・・
    ドレッサーの前に座り鏡に自分を映してみた

     
    ミチ姉とリツコさん
    ましてルナまで知り合いだなんて驚きだった
    冷静に考えれば 仕事の繋がりなら3人共通する点は納得できる


    ・・・そんなことはどうでもいい


    ショックだったのは・・・
    リツコとルナが一緒に住んでいたということ


    きっと恋人同士だったに違いないよね
    もう終った恋なんだろうけど・・・

    それでも 二人は今でも友人関係でいる


    ・・・別にいいじゃない?
    ・・・ルナは今、わたしといるんだもの


    心の中で自問自答してみる
    だか・・・どこか割り切れない
    湿ったこの気持はなんだろう


    ルナがリツコを見る穏やかな瞳
    リツコがルナを語ったあの熱い瞳


    思い出すと・・・
    なんだかわからず涙が溢れた・・・


    私は ルナを心から愛している


    たとえ出逢って過した時間はまだ短くとも
    この深い底知れない想いは誰にも負けない


    ルナも私を愛してくれていると感じている


    でも・・・不安なの


    ルナ・・・
    あなたに時々感じる・・・なにかの影に
    あなたを奪われそうな気がしてならないの




引用返信/返信 削除キー/
■17684 / inTopicNo.33)  【〜それぞれの愛〜リツコ】C
□投稿者/ 映美 常連♪(134回)-(2007/01/16(Tue) 02:09:16)
    2007/03/13(Tue) 20:00:39 編集(投稿者)



    夕方 帰社し書類に目を通していた時
    ルナの携帯が鳴った・・・


    相手はリツコだった・・・


    『あ〜リッコ♪ この前 写真有難うね!助かったよ
    おかげで経費も浮いたことだし・・・お礼に食事ご馳走しようかな〜』


    『そんなのいいのよ〜私とルナの仲じゃない 
    う〜ん でもご馳走は・・・してほしいかも(笑)ねぇ〜ルナ 何時に終りそう?』


    リツコに待合せの場所と時間を告げ電話を切った


    エミとのデートをお預けして リツコと会うのは少し気が引けたが
    リツコには先日借りた 写真の返却と仕事の用件もあった。


    (仕事がらみでもあるし・・・今夜は許してね エミ)
    携帯のエミのメール画面に詫びた


    リツコは珍しく和食の店へと誘った


    この店は仕事で訪れて、湯葉を使った料理が美味だったと
    メニューを開き 得意気に料理の詳細をリツコは説明してくれる
    リッコの大きな瞳と形の良い唇が忙しく動く


    (昔からリッコのこの表情は変わらないな〜)
    頬杖をつきながらルナは微笑んだ


    『やだぁ〜ルナったら なんだかあきれた顔してない?
    おしゃべりだなぁって思ってるんでしょ(笑)』


    『ううん あきれてないよ〜 物知りのリッコには随分
    いろんなこと教えてもらったなぁって思ってたの(苦笑)』

     
    頷き見つめるリツコの瞳に・・・ルナはふっと昔のふたりが過った
    慌てて目を逸らし話題を変えた


    『そ、そうだ リッコ エミにコーヒーご馳走してくれたんだね〜ありがとう・・・』


    『うん 偶然見かけたの 思わず声かけちゃったぁ ルナの彼女なら是非お話したかったしね(笑)』


    馴染まない座布団に足を崩し リツコに問いかける


    『で・・・何話したの?』


    そんなルナの様子に
    私も、正座は苦手〜とリツコも足を崩す


    運ばれた お茶を一口飲みリツコが口を開く


    『何 話したのかな〜? 
    え〜とルナとの出逢いとか・・・あとは私の失恋話とか・・・(苦笑)』


    『失恋話って?もしかして・・・コウジのことも話したの?』


    『うん そうよ いけない?』


    リツコの瞳が少し曇る


    『う、ううん リッコの恋話だもん 自分で話したんだから別にいいんじゃない〜』


    そういう ルナの言葉に
    リツコは視線を落とし ポツリと答えた


    『私の好きになった人って なぜそんな人(同性愛者)ばかりなのかな・・・』


    リツコは悲しげな瞳でルナを見つめた・・・



引用返信/返信 削除キー/
■17691 / inTopicNo.34)  【〜それぞれの愛〜リツコ】D
□投稿者/ 映美 常連♪(135回)-(2007/01/16(Tue) 23:32:15)
    2007/03/13(Tue) 20:01:20 編集(投稿者)





    リツコの瞳になんて答えていいのか
    ルナは頭の中で言葉を探した


    気まずい空気が二人の間に流れた


    『リッコ・・・あのさ・・・』リツコに話しかけた時


    コンコンとノックの音がした


    〜お待たせしました〜
    和室の障子が開き注文の料理が運ばれた


    『いい匂い〜おいしそう〜♪ さぁ〜ルナ 食べよっ(笑)』


    いつもの笑顔に戻り箸を取るリツコ


    ・・・・よかった 
    でも 今日のリッコはなんだか様子が違う
    気のせいだろうか


    にこやかに料理に箸を運ぶリツコの口元を見つめた




    食事が終わると・・・
    近くにお薦めのcafeがあるとリツコが誘い移動した


    JAZZのスタンダードナンバーが低く流れている店内
    スモークブラウンの照明が漂う珈琲の香りによくマッチしている


    『ここもね 私のお気に入り店なの ここのブレンド美味しいのよ・・・』


    『ねぇ ここ禁煙席じゃないよね?』


    ルナは取り出したタバコを指に挟んで周りを見回す


    『大丈夫よ・・・ハイ どうぞ〜♪』


    リツコが後ろのテーブルの灰皿を取りルナの前に置いた


    『サンキュー 相変わらず気がつくね リッコ〜』


    『どういたしまして〜(笑)でも火までは点けてあげないよ〜』


    『あたりまえじゃん・・・』


    ルナは笑いながらライターを指で弾いた 


    テーブルに置かれたカップから香ばしい湯気が立ち昇る
    タバコの煙を手で追いカップに鼻を近づけた


    『なんだか この香り 懐かしく感じる・・・
    リッコ あの頃 よくコーヒー立ててくれたね・・・』


    『うん・・・美味しいって言ってくれる ルナの顔を眺めるのが楽しみだった・・・』


    目の前のリツコの視線を熱く感じる 
    ルナはタバコの煙の流れる先を追った


    『最近ね エミが言うの 身体によくないからあまり煙草吸うなって(苦笑)』


    『ふふっ そうなの〜まるで女房ね・・・ルナの恋女房エミ〜♪・・・ってなんか演歌みたいね(笑)』
    自分の表現が可笑しいとリツコは口元を押さえて笑った


    『あっ そうだ〜思い出した! 今日ね仕事でミチコさんと一緒だったの
    それでね〜驚いたことにミチコさんって・・・エミさんのいとこなんだって〜』


    『ミチコさんって?』


    『ほら〜もう一年くらい前かな〜?ルナが扱った特集記事で私が紹介した企画会社の人』


    『企画?・・・あ〜 思い出した! あの司会者の人ね♪』


    ルナの脳裏にミチコの顔が浮んだ 
    (あの人がエミのいとこだなんて驚きだ・・・)


    どうしてかな・・・
    ルナは頭の中で相関図を描いてみた
    エミと出逢って不思議と身近な繋がりが二人の間にあることに気づく


    実は、仕事で一緒した後に
    ミチコとはあるBarでも偶然会ったことがあった


    そのBarとは・・・とある“レディース・バー”だった



引用返信/返信 削除キー/
■17693 / inTopicNo.35)  はじめまして♪
□投稿者/ 都 一般♪(1回)-(2007/01/17(Wed) 17:07:51)
    感想書くの始めてです。
    ズット毎回楽しんで読んでま〜す♪
    映美さんの文章とこの物語がまるでテレビドラマ見てるみたいで落着いた大人の恋愛って感じがとても好きデス☆
    更新楽しみに待ってます〜ワクワク(^O^)






    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17696 / inTopicNo.36)  映美さん♪
□投稿者/ 昴 大御所(313回)-(2007/01/18(Thu) 00:47:52)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    小説の更新が好調だから
    本当に、もう大丈夫みたいですね

    登場人物が増えて・・複雑に絡み合って
    頭の中に人物相関図を作りながら読んでます^^

    昴の方も人数増えて来て
    自分の為に本気で人物相関図作らなきゃって思ってますよ(汗)

    執筆も体調管理も・・頑張ろうネ、お互いに
引用返信/返信 削除キー/
■17709 / inTopicNo.37)  都さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(136回)-(2007/01/19(Fri) 03:28:19)
    都さん^^ 
    温かいお言葉とコメントありがとうございます

    筆者は大人の切なく哀しい恋を描きたいと投稿しました
    このような大きなサイトで、ちょっと冒険したかなとか^^;
    毎回不安な思いで書いていました
    でも こうして書き綴っていけるのも
    都さんや皆様のお言葉が私を支えてくれてこそです
    本当に感謝していますm(__)m

    少し長い物語になっていますが・・・更新頑張っていきます^^
    又 読んで頂ければ嬉しいです ありがとうございましたm(__)m


                    映美
引用返信/返信 削除キー/
■17710 / inTopicNo.38)  昴さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(137回)-(2007/01/19(Fri) 03:31:25)
    昴さん^^

    もう随分 昴さんとは長いお付き合いになっていますね
    小説が長くなればなるほど^^
    昴さんが身近に感じてきます

    人物相関図を執筆用に私も作っていますよ^^

    ふと、相関図を眺めてて・・・登場人物の
    各々キャラが個性的なのでそれぞれの
    物語を単独で書いても面白いかなと
    思ったりもして^^
    どうしましょう・・・ 
    また、どんどん物語が長くなりそうです(笑)

    夢中で書いてると 今夜もまたこんな時間に^^;
    そろそろ夢の中に入ります・・・おやすみなさい


                     映美
引用返信/返信 削除キー/
■17711 / inTopicNo.39)  筆者より
□投稿者/ 映美 常連♪(138回)-(2007/01/19(Fri) 03:37:16)
    いつもご愛読頂きありがとうございます
    とんでもなく長い物語になっています ルナ&エミですが^^;

    最初からご覧頂いている方ならお気付きだと察しますが
    PartTではエミの視点を中心に物語を描いていましたが

    このPartUでは、ルナとエミを取巻く両サイドの登場人物
    各々を(もちろん主人公と絡めて・・)クローズアップして
    描いていきます 
     
    ルナとエミと登場人物の繋がりを明確に読者様にお伝えしたい
    その目的が第一なんですが・・・
    筆者自身が書いてるうちに各々の人物キャラに興味を抱き(笑)
    Story展開の構想が広がったこともひとつの理由です^^

    拙い筆者の長編ですが・・・
    最後までもう少しお付き合いください 

    よろしくお願いいたしますm(__)m

                        映美
引用返信/返信 削除キー/
■17712 / inTopicNo.40)  【〜それぞれの愛〜リツコ】E
□投稿者/ 映美 常連♪(139回)-(2007/01/19(Fri) 03:48:15)
    2007/03/13(Tue) 20:01:58 編集(投稿者)

    (しかし・・・意外な繋がりね・・・)


    煙草を取り出すルナにリツコがすかさず言った


    『ルナ 吸いすぎは身体によくないよ!・・・って・・・エミさんの代わりに忠告よ(笑)』


    『はいはい〜(苦笑)これ1本で終わり 今日はもう吸いません〜』


    タバコケースをバックにしまうルナの指先をリツコが見つめる


    『ミチコさんね ルナとエミさんの事ちょっと勘付いてる感じだった・・・』


    『うん・・・だろうね 別にいいよ・・・悪いことしてるわけじゃないし(苦笑)』


    ルナはレディース・バーでグラスを傾けて
    語りあったミチコの顔を再度思い浮かべた


    ♪〜


    ルナの携帯が鳴った  エミからのメールだった


    煙草を灰皿でもみ消しながら目を通した
    メールの内容にはミチコのことも書いていた


    ルナは返信の言葉に迷った・・・
    ミチコのことをリツコに訊いたと書けばまた
    こうして一緒にいる経緯から説明しなくていけない


    《エミ・・・あとで電話で話そう》 そう一行書いて送信した


    隣で同じく携帯を開いていたリツコがルナに問う


    『ねぇ 今からルナの部屋に寄ってもいい?』


    『う、うん いいけど?どうしたの・・・』


    『ほら 預かってもらってるケースあるでしょ?その中に探したいものがあるの
    その用件で、ルナに電話したのにご馳走で・・・すっかり忘れてた(笑)』





    ルナの部屋の前
    鍵を取り出すルナに・・・リツコは呟く


    『この部屋のスペアキー処分しちゃった・・・。
    だからもう勝手にはこれないね ルナ』


    ドアを開けると同時にルナが答えた


    『勝手にくる理由もないでしょう・・・』


    『冷たいのね ルナ・・・(苦笑)』


    このルナの部屋を2年前までふたりでルームシェアしていた
    2年前リツコは部屋を出た
    出た理由のひとつは仕事場の移動で通勤が不便になったこと 
    そしてもうひとつの理由は恋の結末だった


    『リッコ 適当にしてて・・・仕事の件で電話しなきゃだから・・・』


    ルナが電話している間
    リツコは懐かしそうに部屋を眺めてまわった
    洗面とシャワールームの狭い空間に立ったとき
    鼻先を霞めるやわらかい香りがした


    リツコはふっと思い出した


    ・・・そうだ あのコロンまだあるかな?
    (ルナのことだからきっと処分してないよね・・・)

    洗面台の下の扉を開いてみた


    ・・・あった あった♪


    ピンク色の小瓶を手にとって見た
     

    ・・・もう 捨てなきゃね どうしょう持って帰ろうかな?


    リツコが思案しているとき
    ルナのいるリビングから電話のコール音がした


    ・・・もしもし あっ エミィ〜♪ 
    うん ごめんね 今帰ったとこなんだ


    エミと話すルナの声が聞えた


    リツコは手に持ったピンクの小瓶を
    元に戻し静かに扉を閉めた・・・



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