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■17466 / inTopicNo.1)  Runa&Emi PARTU
  
□投稿者/ 映美 常連♪(109回)-(2006/12/14(Thu) 06:41:56)
    2006/12/15(Fri) 03:50:19 編集(投稿者)

    Runa&Emiの筆者 映美です^^

    秋のはじめに、書き始めたこの物語
    皆様の温かいお言葉もたくさん含めて
    とうとう100スレッドまできてしまいました

    管理人さま
    またひとつ新規で場所をお借りいたしますm(__)m

    完結目指してもうすこし、書かせてください^^
    新たに、スレッドをPARTUで作成させて頂きました

    読者の皆様・・・
    Runa&Emiと映美ともう少しお付き合い下さいませ
    宜しくお願い致しますm(__)m

                   映美

引用返信/返信 削除キー/
■17467 / inTopicNo.2)  PARTU はじめに^^
□投稿者/ 映美 常連♪(110回)-(2006/12/14(Thu) 07:06:00)
    2007/01/10(Wed) 23:01:19 編集(投稿者)



    筆者より・・・

    はじめてご覧頂いた方
    途中からご覧頂いた方
    最初からご覧頂いてる方にも

    ここで主な登場人物を簡単にご紹介いたします^^

      
    ルナとエミ
    運命の糸に手繰り寄せられ
    出逢い一瞬にして恋に落ちる

    固く結ばれたはずの糸がほんの些細な
    心のほつれに時に絡みあい解けそうになる
    二人の愛の結末は・・・


    エ ミ・・・商社勤務のOL ルナを一途に愛する女性


    ル ナ・・・広告代理店勤務のキャリアウーマン クールでカッコいい女性


    亜紀子・・・エミの同僚で親友 お喋りでちょっぴりおせっかい^^

          
    シンジ・・・亜紀子の恋人 ふたりはまもなく結婚する予定 

        
    マ ユ・・・以前トオルのバンドにいたバイセクシャルな女性
          トオルの元カノ(ルナの元カノ?)でもある

    リツコ・・・カメラマン ルナの学生時代からの友人(ルナの元恋人?)

         
    トオル・・・シンジの友人でミュージシャン
         BARでエミに出逢い一目惚れし・・想いをよせている

       

                               以上


    とても簡単ですが(?)のところはこれからのSTORY展開で
    あきらかになっていく部分ですのでお楽しみに^^




    100のツリーを眺めていて色んな思いがよぎりました


    改めて感謝の気持を込めて・・・

    いつも、一番に読んでいただきお声を掛けてくださる

    私を支えの・・・昴さん^^ 

    いつも本当に有難うございますm(__)m


    温かいコメントを下さった皆様

    百歌咲蘭さん

    mさん

    ヤスさん

    優さん

    優美さん

    本当に有難うございますm(__)m

    皆様の、お言葉を励みにして引き続き書いていきます
    どうか見守っていてください

    宜しくお願い致します^^



                     映美


引用返信/返信 削除キー/
■17469 / inTopicNo.3)  映美サンへ☆
□投稿者/ 優 一般♪(6回)-(2006/12/14(Thu) 14:03:23)
    お久しぶりデス(^-^)

    100レス突破おめでとうございます!!!!!

    一段と寒くなってきましたのでお体に気をつけて更新頑張って下さい(*^_^*)

    応援してます♪

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17472 / inTopicNo.4)  ヤスさん^^
□投稿者/ 映美 常連♪(111回)-(2006/12/15(Fri) 01:56:29)
    ヤスさん^^

    99レス目にコメントありがとうございますm(__)m

    こちらでお返事させて頂きますね

    「本当はね・・・」トオルの呟き・・・気になりますよね^^

    そうですね・・・
    あと少しで、その続きの意味が理解できると思いますよ
    お楽しみに^^

    師走の忙しい時期 寒さも日に増してますね
    どうかお体ご自愛くださいね^^


                     映美
     

引用返信/返信 削除キー/
■17473 / inTopicNo.5)  優美さん^^100レス目ですね
□投稿者/ 映美 常連♪(112回)-(2006/12/15(Fri) 02:10:18)
    優美さん^^

    あなたが記念すべき私の100レス目です
    おめでとうございます^^

    それで私から記念に・・・
    プレゼントをしたいと思います
    小説のなかのエミちゃんをプレゼント
    あっ、それは無理かな(爆)

    100レス目の優美さん よろしければですが・・・              
    これからのシーンのどこかに登場してみませんか?

    ご希望言ってくださいね・・・エミサイドかルナサイドか
    大体どんなキャラがいいか教えてください
    なるべくご希望に添えるように描きます^^

    では、またお返事待っていますね^^

                      映美


引用返信/返信 削除キー/
■17474 / inTopicNo.6)  優さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(113回)-(2006/12/15(Fri) 02:26:51)
    優さん^^

    こんばんは ありがとうございますm(__)m

    寒い夜に、優さんのお言葉とても温かくて感じました^^

    物語もとりとめもなく続いていますが・・・
    このペースだと年内には、完結は・・・無理でしょうね^^

    ・・・っていうよりもいつ終るんだろうかと
    自分でもわかりませんが(笑)
    こんな筆者ですが・・・
    気長にお付き合い頂けたらと思います^^

    師走の寒さも日に厳しくなってますね
    優さんも、お身体ご自愛くださいね^^


                    映美

引用返信/返信 削除キー/
■17475 / inTopicNo.7)  PLAY BACK【Blue moonの瞳】
□投稿者/ 映美 常連♪(114回)-(2006/12/15(Fri) 02:47:10)
    「あ〜また、停められちゃった〜」


    マユは後ろを歩く、友人達に悔しそうな顔で振りかえる


    空車のタクシーが数メートル先に
    ウインカーを点滅させて停車する


    その停車したタクシーに
    乗り込もうとする男女に視線を移し驚いた


    (あれは・・トオルじゃない・・あの人(女性)はたしか・・・・エミさん)


    トオルが、エミの肩を抱きタクシーに乗り込んだ


    唖然と立ちつくすマユ


    ・・・あのふたり えっ、いったいどういうこと?


    やがて マユはふっと笑みを浮かべ呟いた


    (ルナ あなたの愛する彼女はなにしてるのかな・・・)


    ・・・あの人(エミ)も私と一緒じゃない フフッ


    二人を乗せたタクシーが遠ざかる


    「お〜い、マユなにしてんだ〜 タクシーきたよぉ〜」


    「は〜い」マユは身を翻してグループの輪に戻る






    自分に泳がない瞳を追い続けるトオル


    肩先に感じるエミの微かな寝息


    カクテルに酔わないで・・・
    僕に酔ってほしいな・・・



    動かない・・エミの唇をみつめる


     
    頭の中で【Blue moonの瞳】
    を何度もPLAY BACKするトオル



    『エミさん もうじき着くよ・・・』



    耳元で聞えた声で・・・目が覚めた


    トオルの肩にのせた頭をゆっくり起こす
    ぼやけたトオルの笑みが
    はっきり映し出された時 気づいた


    そうだ・・・BARを出て二人でタクシーに乗ったんだ


    『ごめんなさい わたしったら・・・(赤面)』


    『いいよ〜エミさん 僕の肩でいいなら喜んで・・・(笑)』


    車内の狭い空間で
    トオルに密着した身体を少しずらす
    まだ酔いが残る火照る頬を手で覆った


    車が停まりドアが開き 外の空気が流れ込む


    『遅くまでつき合わせて ごめんね エミさん・・・』


    『ありがとう トオルさん・・・』


    『あっ、ちょっとまってエミさん』


    車を降りようとする 私をトオルがひき止める


    『これ、持っててほしいんだ』 


    トオルが差し出したのは、ギターのピックだった


    『いつもエミさんの曲を弾く時使ってるんだ・・・』


    『えっ でも・・・』


    『ライブの時に持ってきてほしい・・・』


    トオルは潤んだ瞳で見つめ・・・
    私の手のひらにギターピックをのせた


引用返信/返信 削除キー/
■17483 / inTopicNo.8)  【〜それぞれの愛〜マユの呟き】@
□投稿者/ 映美 常連♪(115回)-(2006/12/16(Sat) 04:12:19)
    2007/03/13(Tue) 19:55:47 編集(投稿者)







    金曜の夜 賑わう居酒屋・・・


    『あ〜ヤバイ 終電に乗り遅れちゃうよ〜 帰ろう〜』


    『あっ ちょっと 待って! 私も一緒に帰るから〜』


    席を立つ女友達と一緒にマユも席を立った


    『お〜い マユぅ もう帰るのか〜』


    男友達が引き止める


    『うん 電車 なくなっちゃうもん〜』


    『また、俺んち泊まればいいじゃんか〜』


    『ううん 今夜はもう帰るよ〜』


    ・・・今夜はちゃんと帰るって
    さっき電話でルナと約束したから




    終電のベルが鳴り響く・・・



    駆け込む人たちを
    避けながらつり革につかまった


    私は、いつからこんなになっちゃったんだろう


    自暴自棄になって、いくらお酒を飲んで酔っても
    醒めちゃえば やっぱりここにいる私は私なんだ


    なにも変わらない・・・心は寂しいだけなのに


    ・・・ルナ


    あの頃 ルナが好きだった


    でもルナは・・・
    私を愛してくれなかった

    だから、トオルと・・・

    だめだね 私って

    あの時から思ったんだ
    恋なんか楽しめばいいんだって 
    ゲームのようにね・・・



    ルナの部屋を訪ねた あの日の朝


    ルナをはじめて憎いと思った


    ・・・本気の恋をしてる
    ・・・とても彼女を愛してる


    訊きたくなかった


    ・・・ふたつ並んだワイングラス
    ・・・ふたつ並んだベットの上の枕


    見たくなかった


    ルナに愛されてる
    彼女を憎いと思った


    ふたりが壊れればいいと思った



    ・・・だから 私は


    ♪〜

    (あ〜疲れた さぁ〜シャワーでもして寝ようかな〜)


    帰宅したルナがバスルームに向かおうとしたとき


    携帯が鳴った


    エミかな?


    (そうだ、エミにまだメールしてなかった)


    拗ねて待ちきれずに電話してきたのかも・・・(苦笑)


    『もしもし・・・ルナ・・』


    『ごめん〜エミ 今帰ったとこなんだ〜』


    『・・・』


    『あれっ・・・』


    『ごめんね エミさんじゃなくて(苦笑)』


    『あっ〜 その声はマユね・・』


    『こんな時間に何してるの?さてはまた飲んでるでしょう〜』


    『うん 正解〜(笑)』


    『だめじゃん・・・私の忠告聞いてないな〜』


    『それよか・・・なに?用件は手短にお願いね
    明日も仕事だし〜早く寝なきゃだしね・・・』


    『相変わらず 冷たいなぁ〜ルナったら(苦笑)』


    マユは、さっき見た エミとトオルの事をルナに話した


    『・・・そう レポートありがとう スキャンダルね(笑)』


    『ねぇ ルナ 相手はトオルだよ〜』


    『・・・だから 何?』


    『ルナ 信じてないのね〜 本当なんだから〜』


    『わかったよ・・・ それよりかマユ 終電にちゃんと乗って帰るんだよ〜』


    『うん ルナ ちゃんと帰る・・』


    切れた電話の向こうのルナに呟く



    私ってサイテイ
    だから愛されなかったんだよね・・・



引用返信/返信 削除キー/
■17488 / inTopicNo.9)  NO TITLE
□投稿者/ 優美 一般♪(3回)-(2006/12/17(Sun) 00:33:59)
    ありがとうございます。てかあたしなんかが最後書いちゃってすいません(汗

    エミチャンかぁ…ってルナサンに怒られますね^^

    あたしがストーリーに!?いやいや、そんな…恥ずかしいので遠慮しますよ!!笑

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17489 / inTopicNo.10)  映美サン☆
□投稿者/ 優 一般♪(7回)-(2006/12/17(Sun) 01:55:38)
    最近この物語が終わってほしくない気もしちゃったりしてます(>_<)でも続き&結末も気になります(^-^)

    矛盾してますね私(^◇^;)笑

    最近エミに感情移入しすぎてまたドキドキ病が出てきました(*^_^*)

    それにもうすぐクリスマスな季節なので人恋しくなってきちゃぃました……でも気付いたら後1週間ぐらいでどうにもならない状態(ΘoΘ;)←気付くの遅っ!!

    ってことでこの物語をうらやましがりながら今年のクリスマスは過ごすコトになりそうです(^-^)笑


    ずっと応援してますので映美サンのペースでゆっくり更新していって下さいね(^-^)

    ではまた来ます♪

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17492 / inTopicNo.11)  優美さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(117回)-(2006/12/19(Tue) 03:18:42)
    優美さんへ

    私なんか・・・なんて言わないでください^^
    コメントいつも嬉しいです
    ありがとうございますm(__)m

    アハッ恥かしいですか・・・(笑)わかりました
    また出演する気になられましたら・・・
    いつでも申し出てくださいね^^

    優美さんも素敵なクリスマスを過してくださいね^^

引用返信/返信 削除キー/
■17493 / inTopicNo.12)  優さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(118回)-(2006/12/19(Tue) 03:39:21)
    優さん^^


    終ってほしくないなんて(;_;)
    嬉しいお言葉ありがとうございますm(__)m

    私の中では、ルナとエミでいろんなStory書けそうな気がしています。
    だから、終わりがあってもまた始まりがあるかもで・・・(笑)

    今回、優さんからヒント頂きました^^ 
    寂しいクリスマス・・・わたしもです(苦笑)

    せめて小説の中でルナとエミと過してみたいなって思い
    特別にクリスマスストーリーを書いてみました^^
    23日まで完結しないと意味がないので頑張りますね^^;


    いつも応援してくれて本当にありがとうございます

    素敵なクリスマスを・・・優さんも過せますように^^


                      映美

引用返信/返信 削除キー/
■17494 / inTopicNo.13)  番外編 Special Story
□投稿者/ 映美 常連♪(119回)-(2006/12/19(Tue) 03:43:37)
    こんばんは^^

    いつもご愛読ありがとうございます

    ルナ&エミの本編のなかの季節はまだ夏なのですが
    なんとか、クリスマスにSTORYを合わせて進ませよう
    と頑張ってみたのですが間に合いませんでした^^

    ですので・・・、私もクリスマスは寂しいので(笑)
    ルナ&エミと一緒に過したいなと急遽書いてみました^^


    本編のSTORYとは別にお読みください
    皆様も素敵なクリスマスをお過ごしください・・・。
         

                       映美

引用返信/返信 削除キー/
■17496 / inTopicNo.14)  【番外編】★二人のHoly Night★@ 
□投稿者/ 映美 常連♪(121回)-(2006/12/19(Tue) 03:59:05)

    駅前のカフェは
    クリスマスカラーで一杯だった

    窓にはスノースプレーで形どられたツリーやリース
    店内ではクリスマスソングがリピートしてる


    亜紀子が、手に持つコーヒーカップに描かれたサンタを指差す


    『エミ〜、明日はイブだね♪ちなみに予定は〜』


    私の言葉を待つ 亜紀子
    知ってるわよ〜と言いたそう微笑んでいる


    『ううん・・・ないよ』


    首を振る私に 亜紀子が意外そうな顔をした


    『えっ〜 エミ〜行かないの?』


    『行かないって?どこへ・・』


    『シンジに聞いたんだけどね トオルくんのバンドが
    スタジオでパーティーも兼ねて演奏するって それでエミも誘ったって言ってたよ』


    『うん 誘われたけど・・・』


    『私も、シンジとスタジオ寄っていこうって言ってたの〜』


    『ね〜ほんとに断ったの?』


    『うん・・・』



    ・・・私は、ルナと過したいの



    ・・・でも



    ・・・先週 
    忙しいルナとひさしぶりに仕事帰りに会ったときのこと


    『ねぇ クリスマス ルナんちで私、ごちそう作ろうかな〜♪』


    『エミィー、来週のクリスマス・・・会えないかもしれない』


    『えっどうして・・・?イブだけ25日のクリスマスも?』


    『うん どっちもなの・・・。クライアント先のパーティーと取材仕事が両日入ってるの』


    『そんな〜 寂しいよ ルナ・・・』


    『ごめんね エミィ  私が抜けるわけにいかないのよ・・・』


    ルナは、仕事がいつも優先だった
    それは仕方ないこと わかってる


    私と違って仕事ができ才能もあるルナ 
    素敵だと思う 尊敬してる 
    頑張ってほしいって心から思う


    でも時々・・・

    ルナを仕事にとられちゃうんじゃと
    不安で悲しくなるときもある 

    (・・・ルナ寂しい)

    そんなことを思いながら
    暫く・・・言葉もなく歩く私


    そんな私の横顔を見つめるルナ


    ビルの通りを並んで歩くルナが、不意にわたしの手を引き
    人通りのない路地に入る


    『エミィー もし早く帰れそうなら連絡するからね・・・』


    泣きそうな顔をして頷く私を
    ルナは見つめながら 頬をやさしく包んでくちづけした


    ルナの瞳に見つめられるとなにもいえない私


    拗ねて我侭を言いたくても
    ルナの唇に塞がれると・・・そんな言葉も一緒にとけてしまう



    人の足音に・・・慌てて私達は唇を離した


引用返信/返信 削除キー/
■17497 / inTopicNo.15)  【番外編】★二人のHoly Night★A
□投稿者/ 映美 常連♪(122回)-(2006/12/19(Tue) 04:10:43)
    イブの日


    私は、賑わうイルミネーションの街に出てみた
    どこを歩いても耳に響くSONGはHoly Night〜♪


    (今年のイブは土曜日 よけい人が多いのね)
    人の波に押されながら歩いていると虚しくなった


    途中、亜紀子から電話があった


    『エミィ〜 どうしてるの?ねっホントは誰かとデートしてるの?』


    『ううん さみしくひとりで彷徨っています(苦笑)』


    『それなら〜スタジオに行こうよ シンジが迎えにいってやるって言ってるよ〜』


    ・・・まったく どうして亜紀子とシンジは
    トオルと私をくっつけたがるのかな・・・(苦笑)


    『ごめん〜亜紀子 今夜は行けないよ・・・夜は空けとかなきゃだし(笑)』


    『えっ 空けとくってなに? さては〜?ちょっと教えなさいよ〜エミー』


    『トオルさんによろしく言っておいてね じゃあね〜』


    なにかまだ言いかけてる亜紀子だったが・・・電波が届かず途中で切れた



    はじめてルナと出会った地下街のあの本屋に来てみた
    あの作家の本棚に足が自然に向かう


    ルナに借りたあの本・・・まだ返していない(苦笑)
    (返却は無期限だっていってたね・・だからいいよね・・)


    ルナに贈る本を選んでいた・・・。
    私とルナがお気に入りの作家の新刊を見つけた
    (これなら新刊だし たぶん読んでいないでしょう)


    キレイにラッピングをしてもらったその本を持って
    あのCAFEに向かった


    窓際のカウンター席に座り
    カプチーノを飲みながらしばらく外を眺めていた
    6月の雨の日・・・ここでルナと出逢ったんだね

    ♪〜

    メール着信音が鳴った

    メールが2通届いていた

    1通はルナからだった

    そして
    もう1通は、トオルからだった


    トオルのメールを先に開いた

    エミさん 
    渡したいものがあるんだ
    今夜だめなら・・・
    明日は会えないかな
    返事待ってるね
           ―トオル


    ルナのメールを開いた


    今夜はやはり遅くなりそう 
    エミごめんね・・・
           ―ルナ


    私は、どちらにも返信せず携帯を閉じた


引用返信/返信 削除キー/
■17513 / inTopicNo.16)  何日か早いけど・・
□投稿者/ 昴 大御所(302回)-(2006/12/21(Thu) 23:57:14)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    この週末は、久しぶりに土日と続けて休めます。
    あと一日・・・かなりホッとしています

    でも、この週末は家族と過ごす予定です(ToT)

    ちょっと早いけど・・
    ルナとエミと映美さんに

    Merry Christmas
引用返信/返信 削除キー/
■17520 / inTopicNo.17)  映美サンへ☆
□投稿者/ 優 一般♪(8回)-(2006/12/23(Sat) 00:44:59)
    本編だけでも更新は大変なコトなのに私がクリスマスーなんて言っちゃって映美サンのお仕事増やしてしまったんならごめんなさい(・ω・;)

    でもこれで今年は淋しくないなぁーって思いました(^-^)笑
    ありがとうございます(*^_^*)

    クリスマスまでに完結しなくてもずっとココにいて読むので無理しないで下さい!!


    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17522 / inTopicNo.18)  昴さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(124回)-(2006/12/23(Sat) 04:06:09)
    昴さん^^

    久々にお声が聞けて安心しました^^
    明日はイブですね・・・

    クリスマスはルナ&エミと
    私はここで過ごします(笑)

    昴さん・・・
    素敵なクリスマスを過してくださいね

    ☆。.:.☆。.:. ☆ ☆。.:. ☆
     ★Merry Christmas!★
    ☆。.:.☆。.:. ☆ ☆。.:. ☆
          

                  映美
引用返信/返信 削除キー/
■17523 / inTopicNo.19)  優さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(125回)-(2006/12/23(Sat) 04:13:43)
    優さん 
    そんなに気にしないでくださいね^^;
    私が勝手に書いてるだけですから^^
    本当はクリスマスにあわせて話を展開
    していく予定だったんですが・・・
    でも、間に合わなくて・・・(苦笑)

    それで優さんのお言葉にヒントを頂き
    本編から離して別に書いてみようって
    ふと思いついたんです^^

    これで小説の中でルナ&エミと・・・
    素敵なクリスマスを一緒に過せそうです^^

    優さんも素敵なクリスマスを過してくださいね

    ☆。.:.☆。.:. ☆ ☆。.:. ☆
     ★Merry Christmas!★
    ☆。.:.☆。.:. ☆ ☆。.:. ☆


                 映美
引用返信/返信 削除キー/
■17524 / inTopicNo.20)  【番外編】★二人のHoly Night★B〜Fin〜
□投稿者/ 映美 常連♪(126回)-(2006/12/23(Sat) 04:54:42)
    2006/12/29(Fri) 03:37:37 編集(投稿者)






    (やはり 遅くなりそう・・エミィ〜ごめんね)


    ・・・またルナを仕事にとられちゃった・・・くやしい(涙)


    雑踏の中 行き交う人に時々弾かれそうになりながら
    クリスマスソングが流れる街をしばらく彷徨った


    イルミネーションの輝きは 私の心の中で哀しく点滅する


    ・・・1人で映画でも見ようかな (それも寒いかな(苦笑))
    ・・・トオルのスタジオに行こうか(ダメダメ〜また誤解されちゃう・・)


    恋人達が肩を並べ 腕を組み 手をつなぎ通り過ぎる
    幸せそうな笑い声に・・・思わず耳を塞ぎたくなる


    ルナといつも待ち合わせをする駅前に自然に足が向いていた


    メインターミナルの駅前には巨大なツリーが飾られていた


    ・・・キレイ(微笑)もう少し見ていたいな


    時間はもう午後10時を示していた
    ・・・イブの夜もあと2時間・・・(寂)


    ツリーの前に立つ 待ち合わせのカップル達が
    一組 二組と・・・ツリーから離れていく 後姿を 只、羨ましく見送る私


    携帯を開いてみた


    ・・・メールの返事しなかったら ルナは心配してくれるかな?


    だめ やっぱり駆け引きみたいなことやめよう
    ルナが一番嫌うことだから


    ・・・やっぱり返事しなきゃ


    ―ルナへ

    遅くまでご苦労様 ルナ
    私の分まで・・ご馳走たくさん食べてきてね(笑)
    今ね、あの駅前にいるの 
    ツリーがとってもキレイよ ルナ
    今夜で見納めだし・・・
    電車の時間まで もう少し見てるね^^
        
                    ―エミ


    送信完了で・・・携帯を閉じた


    沢山の電飾で飾られ点滅するツリー見上げ・・・
    どこからか流れる クリスマスソングを何曲か聴いていた時


    「ねっー、おねえさん ひとりかい?」


    知らぬ若い男が笑いながら声を掛けてきた
    酔っているのか顔が赤い・・・


    「いいえ 待ち合わせです!」


    そう答えても・・・男は私の左へ右へと移動し絡んでくる


    「困ります・・」


    私は携帯を取り出し・・・誰かに発信するふりをした


    「ちぇっ」舌打ちしながら男は足早に去っていった


    (はぁ 怖かった・・・)


    ルナからメールの返事はなかった


    ・・・電車の時間もうすぐ  いかなきゃ・・・(寂)


    ツリーをもう一度 見上げた時 冷たいものが額に落ちた


    「あっ 雪が降ってきたよ・・・」


    隣で同じようにツリーを見ていた
    若いカップルがはしゃぎながら両手を開く


    「よかったぁ〜イブに雪が降ってくれて〜ラッキー♪」


    「ツリーをバックに写真とろうか〜」


    「ウン〜いいね ♪」


    カップルの視線を感じた
    カメラ片手に、彼女の方が声を掛けてきた


    「すみません〜・・・。シャッター押してもらえますか?」


    『ええっ いいですよ〜(微笑)』


    白い雪がハラハラ舞い降りるツリーの前
    ポーズをとる幸せそうなカップルをファインダーに収めた


    「ありがとうございま〜す!」


    カップルにカメラを手渡したとき


    肩に触れる誰かの手を感じた


    『すいません〜 私達も撮ってもらえませんか』


    背後で声がした


    『えっ・・・』


    振り向くと
    携帯を開き微笑む ルナが立っていた


    ・・・・えっ嘘・・・


    『・・・ルナ・・・(涙)』


    『ほら エミィ〜』


    驚きで立ち尽くす私の手をルナが引きツリーの前に促す


    ルナは私の肩を抱き頬を寄せた


    若いカップルはシャッターを押すと
    〜メリークリスマス♪〜と私達に手を振りながら去っていった


    『エミィ・・間に合ってよかった〜』


    胸が熱くなりルナの目を見れなくて下を向いた・・・


    『エミィー ここにずっと立ってたの・・・・? 風邪引くじゃない・・・』


    ルナは手にした白いマフラーを私の首に巻いた


    『私からの・・・クリスマスプレゼント(微笑)』


    見つめるルナの黒い瞳が潤んでいた・・・。


    『ありがとう・・・ルナ』


    ルナの瞳の中で・・・私は大粒の涙が零れた



    涙で濡れる私の頬につめたい雪が舞う


    『ルナ 遅くなるっていってたのに・・・』


    『強引に終らせたの・・・』


    頬に落ちる雪と混じる涙の粒を、ルナは指先で拭ってくれた


    『エミィに会いたいから・・・』


    そう言いながら 私の手を包むルナ


    『ほら 手もこんなに冷たいじゃない・・・エミィー』


    ルナの手の温かさに 再び涙が零れた・・・


    『ほら・・・またエミィの目から雨が降ってる
    空からは雪が降ってるし・・(苦笑)』


    そう言いながら ルナは私を引き寄せ抱きしめた


    ツリーの前で抱き合う私達に
    周りの人達のいくつかの視線を感じた


    『ねぇ ルナ・・・みられてる (赤面)』


    『ふふっ・・・気にしない 酔った女同士が抱き合ってると思ってるよ(笑)』


    『ルナったら・・・』


    (ねぇ ルナ わたしはずっと酔ってるよ貴女に・・・)


    ルナの腕の中で見上げたツリーは
    さっきよりもっと煌めき輝いて見えた


    光のなか舞う雪は・・・ふたりのための特別なジュエルのようだった


    (私のサンタさん 素敵なプレゼントをありがとう・・・)
    もう人の目なんか気にならなかった
    ルナの首に腕をまわした


    『ねぇ ルナ・・・』 



    『・・・ん?』



    『私、今夜は帰らない・・・』



    ルナは抱きしめる腕に力をこめた



    『もちろん 帰さない・・・(微笑)』



    どこからか流れてくる
    Holy Night〜のメロディー♪に白い雪が踊る



    ・・・・今夜は二人のHoly Night






                    
                 〜Fin〜

                  ↓






              ・・☆・・




    ルナの指が肩からウエストラインを滑っていく・・・


    『ねぇ ルナ 明日 朝から仕事なんでしょう・・・?』


    『そうだよ・・・うーん 遅刻しそう・・・もう寝ようかな〜(苦笑)』


    指先の動きをSTOPする


    『いや・・・ダメよ・・・ルナ』


    私の表情と反応に笑みを浮べるルナ


    『遅刻したら エミィ〜のせいよ・・・フフッ』


    『ルナったら・・・』


    ベットサイドのライトを順番にOFFにしながら


    ルナが私の唇をふさぐ・・・


    ・・・ねぇ ルナ 私のせいにしていいから

    ・・・だからやめないでね


     


                      ―【番外編】終―



      ☆。.:. ☆ ★。.::。.::★ ☆。.:. ☆

           Merry Christmas!
        I wish you a Merry Christmas

       ☆。.:. ☆ :: ★ :: ☆。.:. ☆

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