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■22383 / inTopicNo.1)  Re[6]: 宿題4
  
□投稿者/ asfg 一般♪(1回)-(2019/09/04(Wed) 16:14:22)
http://https://www.bfinoe.at/team.php
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■22382 / inTopicNo.2)  宿題24
□投稿者/ 桜子 一般♪(1回)-(2018/12/30(Sun) 10:02:44)
    まるでタンゴの乱舞のように、縺れるように湯船に入った。
    ドアも空いたままだ。早朝からずっと一緒にいるのにキスも儘ならない甘く疼くストレスを解き放つ。

     甘酸っぱいレモン香の匂いを放つ由香と、爽やかな黄桃香の七海が丸い湯船で重なると、
    溢れた湯に二人の美人香が溶け合い白むバスルームをピンクに染めた。
    「ああっ・・由香ちゃん・・・うっ・・ああああ・・・いい・・いいの・・そう・・」

    由香が七海の右乳首を摘まんでいる。七海と舌を絡ませ吸い合う。キスの合間の息継ぎにも、丸一日抱き合い抱擁出来なかった欲求不満が爆発する。
    「ママ好き‥好きよ。・・・ああっ・・いいいっ・・」
    七海も由香のツンと尖り立つ桃色乳首を緩く摘まんで揉んでくる。

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■22238 / inTopicNo.3)  宿題23
□投稿者/ 桜子 一般♪(2回)-(2017/08/04(Fri) 14:14:21)
    2018/01/08(Mon) 14:03:58 編集(投稿者)

     翌朝二人は慌ただしく身支度、留守用事をし、七海は女子校にお休みの連絡をした。由香は濃紺のワンピース、七海はグレーのツーピーススーツに身を包んだ。それぞれ法事用の服をキャリーバックに入れてある。
    羽田から熊本にANAで飛んだ。迎えは要らないと電話してあったが、本家のご厚意でハイヤーが来ていた。出口ゲートにネームボードを掲げ待っていた。案内された黒塗りハイヤーでの挨拶や説明はそこそこに、本家のある水前寺に向かった。二人にとって熊本は2年ぶり、七海は九州出張の折事に墓参りを重ねていて、久しぶり感は無い。

    しかし、愛しい存在となった由香との旅行は二人にとって初婚前旅行になる。機中では、夕べの熱い抱擁の微熱が燻る熱い眼差しを互いに向け合った。その間もどちらからともなく手を結合った。それだけで胸が熱くなった。嬉しかった。幸せとはこのような些細なことが何事も無く行えることのようなきがした。

    「伯母さま・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
    儀礼的な法事の言葉を親戚の方や、地元ご近所、お爺さまのご友人などと交わした。その間由香もずっと側にいて丁寧なお辞儀を繰り返していた。
    「由香ちゃんしばらく見ないうちにすっかり綺麗な女性になって・・・・」
    挨拶するたびに皆から賛嘆された。
    従姉妹は「まだ確か女子高生だったわよね・・・・・・」と、その美しく成長した姿、美貌に驚嘆した言葉も聞いた。

    法事が済み食事をしていると、「今日は本家に泊りなさいよ。積もる話やこれからのことも相談しなければいけないし。・・・・・・」
    本家の伯母さまからの問いに、
    「ごめんなさい。今夜はとりあえずホテルを取りました。既にお土産や荷物もホテルに送ってあるんです。今夜はホテルに帰って明日また戻ってきます。」
    「じゃ明日はゆっくりね・・・・良いわね。七海さんはいつも忙しく来ては帰ってしまうでしょ。寂しかったの。一度ゆっくりおしゃべりしたいと思っていたのよ。」
    「ありがとうございます。今回はいつもよりは時間を取れそうなんですが、もしかすると明後日午前中には博多や大阪の取引先に出向かなければならないかもしれません。」
    伯母は笑みを向けながらも少し寂しそうな表情を見せた。
    法事が終るまで、東京から帰郷参列した美しい義母娘の美貌や佇まい、声や表情には皆瞠目し続けた。

    「ねえママ今日は疲れたでしょう・・・。朝も早かったし・・・・それに法事はいつも疲れちゃう。」
    「そうねえ・・・、でも親戚や故郷や実家があるって素敵なことよ。」
    「由香ちゃんお風呂一緒に入りましょう・・・・? せっかくのスィートルームを楽しまなちゃ・・・」
    七海はソファに黒のフォーマルワンピースを脱ぐと緻密刺繍が施されたブラとショーツ姿になった。一際色白の七海が黒い下着姿を晒して、「どうかしら・・・?」って聞くようなモデルポーズをとってお茶目さを見せると、由香は毎夜見ていている美しい恋人の白い裸身に見蕩れた。

    「ママ綺麗・・・とっても綺麗・・・・」
    どちらからともなく唇が重なり、舌を絡ませ合わせて互いの唾液を交換する。蕩けるように甘い。互いにそう思う。美味しい唾液を交換し美舌を吸い合う。
    「あうっ・・・・・」
    七海が快感に呻く。
    七海は由香のワンピースのジッパーを下げる。由香もキスをしながら七海の背中に手を回し、ブラのホックを外す。ホロリとブラが緩み、見事に張り出し美乳が現われる。七海自身も自慢のくすみの無い薄桃色の乳首が飛び出し、今直ぐにでも由香の柔らかな唇で含んで欲しかった。
    二人は慣れた手つき服を脱がせ合うと、キスを続け、抱きしめ合い縺れるように既に湯が満たされたバスルームに入って行く。
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■22237 / inTopicNo.4)  宿題22
□投稿者/ 桜子 一般♪(1回)-(2017/08/03(Thu) 12:00:03)
     あの日、結子先生の唐突なキスに狼狽したことから、由香とのメールも口内での会話も途絶えていた。
    気にはなっていたが敢えて避けていた。好意を抱いている自分が怖かったから。流されそうだから。ママを恋人として愛し愛されている生活に、波風が吹きそうだから・・・。

     そんなある日結子先生から1通のメールが届いた。
    部屋探しが難航している事、また不動産屋さん周りに付き合って欲しい・・・・と言う事だった。
    手短かなメールだった。由香はなぜか胸騒ぎと甘い好奇心の燻りを感じた。
    返信に困ったが、1学期期末テストが終ってからなら・・・・・とあいまいな時間稼ぎした。

    「由香ちゃん、明日から3日間学校お休みできるかしら・・・?」
    「ママ・・・どうしたの・・?」
    「熊本のお爺さまの7回忌法要なの・・・・」
    「えっ・・・・? あっ・・もうそんなに経ったのね・・・」
    パパの実家が熊本にある。7年前昼寝の最中眠るように亡くなった。優しいお爺さまだった。
    「じゃ、日曜日には戻れるわよね。月曜から期末テストだから・・・」
    「そうだったわね・・・。じゃ明日朝学校にはママから電話するわね」

    「由香ちゃん、熊本に行ったらママあなたに相談だあるの」
    「えっ・・ママもそうなの?」
    「由香ちゃんも・・・・?・・・・・何か気になるじゃない。気になって眠れそうにないから今言ってくれない?」
    「・・・・とっても恥ずかしいの。でも決めたの。・・・・」
    「何かしら・・・・? う〜ん・・気になるじゃないの。ね、言って・・・・」
    ・・・・・・・・・・・・
    「ねえママ、私ママと結婚したい・・・・。ううん、結婚するの。・・・・良いでしょう?」
    七海は驚いて耳を疑っていた。同じだった。私の気持ち、決意と同じ思いを由香の口から飛び出したから。恋人同然の性生活はもはや七海には欠かせない生活そのものだったから。
    ・・・・・・・・・・・
    返事は不要だった。七海は歓喜の涙を静かに流したいた。声もなく瞳を溢れ出る涙でキラキラさせていた。・・・ウ・レ・し・い・・・・
    満面涙で濡れながらもそう語っていた。
    「ママありがと・・・う・・・」
    由香の言葉を七海の美唇が塞いだ。どちらからともなく舌が触れ合い絡まり吸い合った。

    母娘で結婚する。夫婦になる。どちらが夫でどちらが妻なのか・・・?わからないけれど、愛する恋人と形あるものを二人で創りたいと思う。きっと今の生活と変わらないのかもしれない。
    でも、恋人同士から同性母娘結婚によって、永遠の愛と甘い生活が毎朝毎夜続くことになる。
    会社を出る前、綺麗に塗り重ねたローズピンクの口紅がすっかりとれている。
    喜びに満ちたキスは熱く、貪り合うように吸い合い舐め合っている。
    X字に重なり合う美しい子顔を、幾度も交差しながら人生最高の喜びを確かめ合っている。
    互いに背中を抱きしめ、また頭を首を優しく愛撫しあっている。
    こんなに幸せでこんなに甘いキスの抱擁は初めてかもしれない。

     一頻り求め合い貪り抱きしめ合った後、どちらかともなく唇がゆるーく離れた。どちらかの唾液が一本の糸となりt長い吊り橋のように繋がった。
    「ねえ・・、いいの?・・・・私たち女同士だから赤ちゃんは出来ないのよ・・・・」
    「ママもでしょ・・・・」
    「そうねえ・・・・・・」
    七海は思った。結婚しよう美娘と。そうしないと気持ちが抑えられなくなっていたから。
    由香は思った。結婚しようママと。そうしないと結子先生の赤い雲が少しづつ現れ、気持ちを乱しそうに思えた。                                 続く



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■21877 / inTopicNo.5)  Re[23]: 宿題21
□投稿者/ 愛 一般♪(1回)-(2015/02/05(Thu) 23:59:45)
    ドキドキします!
    再開、とてもうれしいです^^
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■21874 / inTopicNo.6)  宿題21
□投稿者/ 桜子 一般♪(8回)-(2015/01/27(Tue) 07:55:18)
    2015/01/27(Tue) 08:00:42 編集(投稿者)

    「入ったら・・? いいじゃない、さあ・・・」
    七海は湯船の縁に由香を立たせると、するすると由香の白地に紺色の水玉模様のワンピースを手繰り上げ脱がしていく。

    由香が万歳の格好になり、顔が隠れる寸前まで七海は由香の唇を求め吸い続けた。
    ワンピースが脱げると再び由香の唇に吸い付き、舌を求めて由香の咥内にぬるっと差し入れる。その間も、両手を由香の背中に回しブラのホックをプチッと外す。
    肩ひもが落ちる。
    由香の若さを主張するつんと尖った乳房が現れた。
    七海と愛し合うようになって間もないのに、ブラカップがBからCに上がった。思春期の成長ということもあるけれど、由香は七海の愛撫を受けての効果だと思った。
    七海の乳房で由香の乳房が潰れて甘い電流が流れると、二人の身体をツーンと突き抜けた。
    ああっ・・あうっ・・・

    七海は身体をくねらせて溜め息を漏らした。
    乳首同士が触れると、感電したような快感が由香と七海を襲い身体が熱く熟していくのを感じる。
    由香は快感に震え反射的に喉を仰け反らせる。
    「感じちゃう・・・あっああっ・いいっ・・・」
    由香が七海の両乳房を緩く揉んだ。
    七海は瞼を閉じ、口半ば空け愛撫の悦びを感じている様子、キスを唇から上気してほんのり桜色の耳へ移動する。
    「ああっ・・だめ・っああ・あっあ・・・・」
    耳を嬲られて喘ぎが増す。
    「っああっ・・だめっ・感じちゃう・・・あああああっ・・」
    耳からうなじにかけてのラインが七海の性感ポイントである事は初夜の性交で分かり、由香が七海を愛するルートになっていた。
    また、七海もたっぷりのキスの後由香が耳やうなじ,首に舌を這わしてくることを期待している。
    右側の耳項首顎を舐め回すと、舌は頬を移動し、唇を絡ませ唾液を交換する。そして再びゆるゆると左の頬を横に舐め進む。左右どちらの耳も項も七海にとってウィークポイントだ。それを5分10分と続けられるだけで、七海の身体は全身が溶け出したバターのようにとろとろメロメロになる。秘唇の億から熱いとろみが溢れ出して、内腿を濡らす。
    左右の耳項の愛撫を受けながら両乳房を緩くもまれて、七海が3合目のエクスタシーを迎えようとしていた。
    「あああっ・・きも・気持ち・・・っああ・・いい・・いくっ・・・いくっ・・くっぅ・・・」
    ブルブルッと急に身体を震わせ、由香の身体に抱きつくと悲鳴に似た艶声を何度も発し、ひくひくと震えて止まらない。
    「ママ・・好き。大好きよ・・・」

    一頻り燃え盛る炎のように求め合った。
    湯船の中で、まるで白蛇の交尾のようにくねり絡まり縺れ合う。
    乾いた大地に水が滴り、、覆い、溢れるように、身も心も愛の水に潤うのを二人は感じていく。

    「ああぁ・・いいぃ・・あっ・あっ・・・由香ちゃん・・・・あんっ・あ・あ・あっ・・」
    七海に乳首を柔と含まれて由香は喘いだ。
    「いやっ・・・いゃ・あっああ・・感じちゃう・・・ううっ・・・・」
    柔柔と甘含みされると由香は弱い。
    由香との情交を重ねる度に、七海は由香の性感帯を探り当て、小さな性感窟を少しづつ広げ掘り下げてゆく。それでも初夜こそ七海がリードしていたが、明くる日から少しずつ少しずつ由香がコツを掴み、七海を燃え上がらせている。
    それは嬉しくて恥ずかしくて、とても楽しい愛の営みとなっていた。

引用返信/返信 削除キー/
■21873 / inTopicNo.7)   宿題20
□投稿者/ 桜子 一般♪(6回)-(2015/01/27(Tue) 07:52:42)
    2015/01/14(Wed) 21:46:39 編集(投稿者)

    由香は浴室のドアを開き、湯船に浸かる七海に声をかけた。
    「ママ・・・ねぇ予定より早くない・・・・??」
    「由香ちゃんお帰りなさい。たった今帰ったところ・・・なの。ねぇ、来てぇ・・・・・」

    湯船から立ち上がり美しい裸身を晒した七海は、浴室のドアから半身を中に入れていた由香に近寄ると、由香の手を中に引き込み濡れたままの身体で抱きしめた。
    「早く会いたくて・・・ご接待を須藤さんに御願いして大急ぎで帰って来ちゃった」
    今朝熱い抱擁を交わしただけなのに、半日も経たないうちに由香は恋しくて堪らなくなる。
    少女期特有の甘酸っぱい匂いが七海の理性を溶かしてゆく。
    由香の胸からウエスト辺りが濡れてブラジャーを透かしている。
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■21872 / inTopicNo.8)  宿題19
□投稿者/ 桜子 一般♪(4回)-(2015/01/27(Tue) 07:42:55)
    結子のスコールのような愛撫から逃げるように離れた由香は、一心不乱に走った。
    結子に惹かれてゆく自分を認めたくなかった。
    認めると大好きな七海を裏切っているという現実に心が壊れそうだから。
    夕闇が更に進んで、街に灯りやネオンが灯りはじめている。
    身体に奔った結子の愛撫や匂いのシグナルは、逃げても逃げても、走っても走っても後から追いかけてくるような気がした。
    でも、誰もいないはずの家に灯りか点いているのを見て、由香は砕けた心が何故か潤い修復されていくのを感じた。

     ドアを開け、玄関に入ると七海のヒールがあった。
    「ママーっ・・・・!?・・・」
    バスルームに灯りが灯り、湯音がした。
    「ママっ・・・・只今ぁ・・・・」
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■21667 / inTopicNo.9)   宿題18
□投稿者/ 桜子 一般♪(32回)-(2012/10/14(Sun) 12:48:11)
    「この部屋です。明るいですし風通しも申し分無いかと・・・・・」
    と言いながら不動産屋さんの社員が、ドアを開けながら女教師とその生徒という2人連れを部屋に入れた。
    社員が言うように、ベランダに面するガラスサッシから西日の光が溢れ眩いほど明るかった。しかも眺めも素晴らしいのだ。社員がベランダのサッシを開けると、すーっと風が通り玄関ドアから抜けてゆく。
    これならクーラーの風に弱い結子にとって、夏の夜も扇風機と夜風で過ごせそうだと思った。それに、3階立ての小さなアパートだが高台にある為ベランダの位置が高く防犯上の心配も無いようだ。

    「先生、見て見て・・・」
    由香かベランダから呼び手招きしている。
    「どうしたの・・・?」
    「先生、・・あそこ・・・。あそこにこんもりした大きな木が見えるでしょ・・」
    由香の指差した先を結子も見た。
    「あの無駄に大きな木のところが由香のお家・・・・」
    「じゃぁ、あなたは伊藤様のお嬢様でしたかぁ・・・・」
    驚いたように不動産屋さんの社員が背後から声をかけた。
    「伊藤様のお屋敷は私共のホームページにも使わせていただいているんです。私共の社長が亡くなられたお父様の旧友とかで、・・・。とても評判がいいんですよ。木造3階立ての白いお屋敷で、大きな木と芝生のお庭・・・・・」
    「ねぇ、・・じゃぁ・あの並木通りの古い素敵な・・・・ 」
    結子は由香の顔を驚きの表情で見ながら囁いた。
    「古い・・そうとっても古いよね。外から眺めると良いけど、家の中や階段はギシギシ鳴るんだから・・・。でも私は気に入ってるの。お家も・・か・ぞ・・・も・・・」由香の最後の語尾は消えそうなほど小さな声になった。結子はそれが何故か少し胸にツンッと響いた。

    夕日でオレンジ色に染まる部屋で、不動産屋さんの社員が出してくれたペットボトルのお茶を飲みながらおしゃべりの時間を楽しんでいた。
    業者の説明では、ある企業の宿泊施設として長期契約されてきたが、近年の経済状況や経費節減もあり、契約満了を持って空け渡し・・・というが、正式決定ではないが恐らくそうなるだろうということだった。
    社員用宿泊施設ということで、ベッドやエアコン、食器類など、最低限の備品日用品は備え付けられていたから、スーツケース1つで赴任してきてウィクリーマンションで過ごしている結子にとって、明け渡しの際は現状使用可能という現契約者の意向は手放しで喜ぶべきことだった。
    ついては、現契約者と相談し詳細を連絡しますと言って帰って行った。もう少し部屋にいて良いですか? という希望に、不動産屋は伊藤様のお嬢様も一緒であり、夜7時までに鍵を返納することを条件にOKしてくれた。

     2人は夕日に染まる街を眺めながらおしゃべりを楽しんでいた。
    「由香さん・・ねぇ・・・・・」
    といいながら結子は由香の左手に自分の右手を難なく絡ませた。由香は一瞬はっとしたが何度か手を繋いで歩いたこともあり、あまり気にしなかった。
    「由香ちゃんの手って本当に柔らかいよねぇ・・・。羨ましいな・・・」 
    「そうかなぁ・・?普通ですよぉー・・・・・・」
    人は紅い夕陽を浴びると昂揚するという。まさに今2人の顔がオレンジ色の夕陽を浴びて何だか昂揚しているかのようだ。
    「ねぇ・・由香ちゃん、・・キスしていい・・・??」
    結子の行動は言葉より速かった。夕陽に暮れ行く街並みの視界が一瞬閉ざされた時、すでに由香の唇は結子の紅い唇で吸われそして起用に舌を口内に滑り込ませていた。瞬き2度3度という間のことだ。
    由香の左手に絡まっていた結子の右手は由香の右の肩に移り、柔らかな感触の肩を抱きしめた。その分合わさっていいる唇の密着が進み、由香の身体中に快感信号が点灯した。
    あうっ・・・ああっ・・ん・ん・んっ・・・・・・
    キスという行為に洩れる鼻濁音だ。
    結子のキスは、七海との性生活に目覚め幸福に満ちた生活をおくっている由香でも、信じられないほど激しい快感を与えていた。七海のキスは桃のミルクセーキのような、甘くて優しくてうっとりが続くキスだ。
    それが由香には何より安心で愛情・慈しみに溢れたものだけど、結子のキスは、強いリキュールベースの甘いカクテルのようだ。以前父と行ったホテルのバーで、大人の味を覗いてみるか・・・? と笑う父に、はい!と言って飲んだ甘美な衝撃に似ていた。

    由香は混乱していた。
    最愛の義母であり恋人として愛し合っている七海と、憧れ以上の気持ちを感じていた女教師結子との狭間で。結子の燃えたかる情熱のようなキスの嵐に、困惑と動揺、恐怖と背信の出口を探せないなまま、結子の上体に押されスローモーションを見るような動きで由香の身体が寝かされていった。
    「あなたと初めて会ったときから私は夢中だったのかもしれない・・・・」
    囁くような小さな声なのに、ビブラートのかかった声は由香の脳を痙攣させ朦朧とさせた。
    「・・ああっ・・イヤッ・あっ・ダメッ・先生・・んっ・・ああっ・・・・。
    ・・ダメッ・・あっ・叱られちゃう・・・ああっ・・アアッ・・・・・」
    いつの間にか結子の左手が由香の胸にあって、若い乳房の膨らみを計測するかのように優しく動いている。
    「誰に叱られるの・・・・?」
    「ああっ・・ダメッ・・叱られちゃう。・・ママに・・ママに・叱られちゃう・・・あああっ・・・」
    まだ成長過程の若く硬い胸乳を、柔柔と揉まれながら、強弱を付け吸われ舐め続けられるキスの暴風に喘いだ。由香は七海とのセックスでは出会えなかった、頭の中が霞み瞬く間に気が遠くなるような未知体験の渦中にいた。















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■21650 / inTopicNo.10)  Re[19]: 宿題17
□投稿者/ みゆ 一般♪(1回)-(2012/09/28(Fri) 17:28:20)
    すごく素敵です。また続きとか新作楽しみにしてますね!
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■21589 / inTopicNo.11)   宿題17
□投稿者/ 桜子 一般♪(27回)-(2012/08/11(Sat) 16:39:50)
    2012/10/14(Sun) 06:05:20 編集(投稿者)
    2012/08/24(Fri) 10:21:35 編集(投稿者)

     朝目を醒ますと、七海と由香はどちらからとも無く抱き合い唇を求め合った。
    毎夜の悦戯を思い出すかのように、唇を重ね合い互いの口内で舌を絡め舐め合う光景は、まるで夫婦か恋人たちのようだ。
    「おはよう・・・・」「おはよう・・・・」とキスの合間で囁く。
    啄むようなフレンチキスを繰り返しながら、朝の会話を愉しむ。
    「今日はママ名古屋に出張なの。急なんだけど・・・・」
    「えっ・・それじゃ今夜は・・・・?」
    由香の顔が虚ろになった。
    「寂しい・・・? ・・・大丈夫、夜9時頃には帰れるわ。」
    「良かった・・・。ママがいないな・・・・」
    最後の言葉は、七海の唇で消された。
    出張とは言え、由香がいないホテルで宿泊するなんて、今の七海には想像出来ないほど、由香との夜の営みは生活の目的であり生き甲斐になっていた。
    由香も、そう言えば父が亡くなりママと二人の生活になった日から、宿泊出張に行かなくなっていた。
    それを殊更考えたことも無かったけれど、愛し合う義母娘になって初めて分かったのは、七海への愛情と存在の大きさだった。
    ママがいない夜なんて寂しすぎると思った。
    帽子輸入会社として継続していくには、海外出張や国内ブランドやデパートへの営業活動は不可欠だった。しかし、夫が亡くなり由香が家に一人になることを案じて、七海は宿泊は止め日帰りの出張を選んだ。
    昨秋九州各県のデパート回りを、由香を伴って出張したこともあった。それは、祭日や学校の卒業記念日等の巡りがよく、由香の休学日が2日で済んだから。
    由香は七海の深い愛情に気づくと、七海を強く抱きしめディープキスをした。
    もう今日は離れたくないと想った。
    「あふっ・・・ちゅっ・・あはっ・・・・うっ・・あう・・・・」
    由香の熱いキスを受けて、七海は狼狽えた。
    自分の躯の奥に疼く火照りを再び覚えたから。
    「だめっ・・・だめよ、・・・あうっ・・・後は帰ってから・・・・・」
    由香のキスで再び言葉の先を失った。

    「由香ちゃん、今日の予定は・・・・?」
    「3時までは塾で、それから橘先生と会うの・・・」
    「橘先生って、産休の・・・・綺麗な先生って・・・言う・・・」
    「そう・・、先生の道案内っていうかアパート探しに・・・・・」
    「気に入られたのね。・・・どんな方かしら・・・・?」
    微睡みのディープキスを愉しんだ後、七海は由香と一緒にシャワーを使い、キッチンで軽い朝食を採っていた。
    国内有名ブランドのワンピースーツに身を包んだ七海は、ピンクのバラのように美しく輝いていた。由香を虜にした七海の今朝の美唇は、シャネルピンクのバッグと合わせてあった。作り物のように美しい長楕円の七海の爪も、同じ色に塗られ、七海の美しい顔を引き立てて神々しかった。
    「ママ・・・・綺麗・・・すっごく・・きれ・・・・・」
    由香の言葉を七海はお返しとばかり、グロスで濡れ光るピンクの唇で塞いだ。由香の口内に七海のリップの香りが広がった。性感の鼓動が振動となり、幸せの快感が全身を伝播した。
    これで今夜まで我慢出来るかもしれないと由香は感じた。
    由香の鼻腔いっぱい、七海の美香を残して七海は出て行った。
    この香りはママのマーキングなのだと、由香は七海に包まれている幸せに浸っていた。






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■21585 / inTopicNo.12)  宿題16
□投稿者/ 桜子 一般♪(25回)-(2012/08/08(Wed) 01:20:24)
     睡魔に耐えて午後の授業をどうにかクリアした由香は、友人達の強い勧めで一目散で帰宅した。ベッドに潜り込んだ由香が漸く目を覚ましたのは夜8時を過ぎていた。階下のダイニングキッチンでは、七海が夕食の支度を終えたところだった。

    「よく寝てたわね。シャワー浴びてらっしゃい。お風呂から上がったら食事にしましょ・・・・。」
    「ママ、・・・・もうこんな時間・・・・。授業終わって直ぐ帰ってきて・・・爆睡子しちゃった!」
    由香は七海の胸に飛び込みように抱きついた。
    七海は、由香の背中に腕を回しひしと強く抱きしめた。
    朝同様二人は満面の微笑みを交わしながら唇を重ね合った。
    一夜の情交が二人の関係を変えた。血の繋がらない義理の母娘という関係が、最愛の恋人に変わっていた。
    美しい母娘の熱いディープキスは、小鳥のさえずりのような音が洩れ響いている。
    互いの唇をX字に重ね合い吸い合う愉しさ嬉しさを味わっていると、二人は昨夜の性悦を思い出した。
    義母娘という禁忌の壁を乗り越え、女同士の官能を探り合った甘やかな快楽の蜜時間を。
    あふっ・・・ちゅっ・・・ぁんっ・・・などと、どちらからともなく途切れなく吐息が洩れて、込み上げる快感の悦びを堪えるのが辛くなってくる。
    唇を吸い、舌で舐め、口から少し出かけた舌同士が嘗め合い絡め合う。
    やがて、互いの舌が相手の口の奥に侵入を繰り返し。
    出たり入ったり唾液のカクテルを味わい貪り合う。
    知ってしまったキスという淫らな麻薬に冒され、溺れて愛の蜜沼に流されてゆく。
    で、で、でも、・・・・・

    「ねぇ、・・由香ちゃん、・あうっ・・シャワーが先よ。・・ね。・・・」
    ぴちゃっ・・・という淫音を立て二人の口唇が離れた。
    「早く入ってらっしゃい。待ってるから・・・・」
    七海の濡れているような瞳は、悩ましいほど妖艶な笑みで光っていた。
    お預けを食らって、由香はだだを捏ねるような素振りを見せバスルームに消えた。

    「美味しい・・・・。やっぱりデパ地下シェフね。・・・だって、とっても眠かったんですもの・・」
    と、七海は少しはにかみ拗ねるような仕草を由香に見せた。
    「ママも・・・・?。授業・・・地獄だったようー。・・・・・ポテトサラダさあ、やっぱりママの方が好き」
    「えっ、ホント?・・・嬉しいなぁ、・・・目・ウルウルー・・。ありがとう・・・・
     頑張って一杯食べてね。・・・お勉強も頑張らなくちゃあね。」
    「そう来るわけね。・・・じゃ、ちゃちゃっと宿題片付けますか・・! ねえママ、・・あのね・・・」
    「なあに、・・・どうしたの?」
    「うん・・・・???・・・・・・・夜はママの部屋で・・・・・・・」
    「・・・・嬉しい・・・。ママも一緒に・・・と今日一日中想ってたの。・・何だか変ね、親子なのに」
    「ううん・・変じゃないわ、私たち母娘だし・・・ママ・・・だし。・・・何だか恥ずかしい・・・・」
    「好きよ由香ちゃん・・・」
    「私も・・・・ママ・・・」
    二人はやっと互いの願いが同じだったことが分かると、満面の笑みを浮かべて目をうるうるさせた。
    見詰め合うだけで息苦しくなるほどの愛おしさを二人で感じて、昂る躯の火照りに気付いた。


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■21580 / inTopicNo.13)  宿題15
□投稿者/ 桜子 一般♪(22回)-(2012/07/26(Thu) 10:46:43)
    2012/08/07(Tue) 07:51:42 編集(投稿者)

     由香は、シャワー、着替え、朝食と、バタバタと分刻みで家中を走り回り出て行った。睡眠不足のまなこの二人は、玄関内でどちらかともなくキスを交わした。自然な成り行きだった。互いの瞳が重なった時、無意識にそうなった。
    「行ってきます」「いってらっしゃい」の軽いキスのつもりだったのに、唇が触れ合うとなぜかディープキスに変わった。やっとの想いで唇が離れた。ぁは〜ん・・・っと、由香の甘い吐息が洩れた。
    「ねぇ、・・じっとして。・・・・・・・・いいわ、じゃ・・・行ってらっしゃい。」
    由香の唇の端に残ったピンクの口紅を、七海はエプロンで拭くと、チュッと可愛いキスをした。
    由香はにこっと悦び顔を七海に向けると、ドアを開け外に出た。後ろ髪を引かれたのか二度三度後ろを振り返り、玄関先まで見送りに出た七海に笑みを送り小さく手を振った。昨日の朝とは別世界の朝になっていた。
    七海の躯に由香の唇の感触が残り、じーんと火照らせた。秘芯の花蜜が、ニュルっと溢れた。

     
    「伊藤さん、・・・・・うん・?・・どうしたの?、目に隈が出てるわよ・・・。」由香はトイレの前で結子に出会った。
    「えーっ?・うそぉー・・・・嫌だぁー先生・・・」
    「コイツ・・・昨日寝てないの・・?・・・・・何してたのかな・・・?」
    「何もないですよぅ。親戚家族が父のお墓参りに帰国していて、従姉妹たちとおしゃべりしていたら夜中になっちゃってて・・・・」
    「まあいいけど、・・・そう言うことにしておいてあげよう・・・かな」結子はにたりと笑った。
    叔父家族のお墓参りは嘘ではない。ただ、それは先月のことだけど。ママとHしていました!なんて言える訳がない。
    「そうそう、土曜の夕方だけど・・・部屋探し・のこと、・・・大丈夫・?」回りの生徒に聞こえないように、結子は声を抑えて聞いた。
    「はい、・・・待ち合わせは・どこにします・・・・?」由香も声を同調した。
    「4時に不動産屋さんなのね。3時半に駅前モス裏の喫茶店でどうかしら・・・?」
    「了解です・・・」
    「2カ所見て回って、・・そうねぇ、6時過ぎちゃうかな・・? お家は大丈夫・・・?」
    「親戚が来ているけど、・・そのくらいなら・・・・」由香は少し躊躇した空気を見せた。
    結子は、由香の目が一瞬曇ったのを見逃さなかった。女の勘だ。
    「先生、今夜メールして下さい」
    「よしよし・・・由香もね」結子は由香の頭をツンツンすると、くすっと笑いながら離れていった。

     昼休み食堂に何度も誘われたが、睡魔に勝てず、机に顔を横にして爆睡した。
    「こんな由香初めてだよぉ・・・。・・ったくぅ・・・。ご飯も食べないで寝てるんだから・・・」
    こんな姿を心配し見かねた誰かが担任を呼んだ。
    「へぇー・・珍しいわねえ・・・。・・どうしたの? 伊藤さん・・・。うん・・? ずっと、・この調子・・・・?」由香の爆睡は変わらない。一心不乱・・・というのも当て嵌らない。何故なら寝込んでしまって、意識がないのだから。
    担任は、熱は? 顔は?と、掌を由香の額や顔に触れ覗き込んだりして由香の体調を気遣った。
    すると、さすがに回りの気配がザワツイてきたのに気付いたのか、
    「んんーんっ・・」と寝言を洩らすと、また何もなかったように寝てしまった。
    「しょうがないわねえ・・・、どこも悪いところがないようだからこのまま寝かせておいて上げなさい。授業が始まっても起きないようなら、その時は起こしてあげなさい。・・・まぁ、眠い日もあるでしょ・・ね」
    担任は、呆れ顔で教室を出て行った。
     













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■21577 / inTopicNo.14)  宿題14
□投稿者/ 桜子 一般♪(20回)-(2012/07/22(Sun) 21:16:00)
    「おはよう・・・・・」
    「おはよう、・ママ・・・・」由香は、はにかみながらキッチンで朝食を作る七海に応えた。夕べには無かったピンクのバラがテーブルのセンターに可愛く盛られていた。
    「ねぇ・・・・眠くない・・・・・?」七海も何だか疲れた表情で、由香を見て笑ってる。
    「・・・うん・・・・少し・・。じゃなく・・とっても・・・・。だって・・・・」由香は、夕べのことを思い出し、汗ばむパジャマの中の感触を感じながら七海の胸に飛び込んだ。もう2人には理屈も会話も不要だった。七海は由香の身体を抱きしめた。ムニュ、プリュン、フワンッ・・・人並み以上の柔らかな由香の身体が腕の中で弾む。夢にまで見た由香との一夜が蘇る。

     まだシャワー前の由香の身体からは、由香の爽やかな柑橘系の甘酸っぱい匂いと、少し大人びた女性のフェロモンを感じさせる匂いがダブって臭っている。私のコロンの残り香が由香の肢体から匂ってくる。
    「ママの匂いだわ・・・・うっふふふっ・・・・・」由香の言葉に七海は素早く反応すると、朝シャワーの後、ピンクのルージュにグロスを塗り重ねた唇を由香に重ねた。はあぁぅーと由香は溜め息を洩らす。
    思えば、30分も前まで2人はベッドで抱き合い足を絡めながら目覚めたばかりだ。
    「おはよう・・・・」と言いながら七海は由香をゆっくりと抱きしめキスをした。昨日から何度この甘い唇を吸い、舐め、絡め合ったことか、目覚めれば昨日が嘘のように唇が恋しくなった。由香のキスも一夜で別人のように変わった。もうすっかり性遍を重ねて来た大人の女性のように、唇の触れ方も吸い方も、甘く舐めて絡める舌の動きも七海と変わらないほど上達したみたい。その天才的な上達ぶりに、七海も後半には舌を巻いた。

    「由香ちゃんのキスにママはもうめろめろよ。・・・・ああ〜んっ、・・・だめぇ・っ・・、さあ、早くシャワーに入ってらっしゃい、それにちょっと臭ってる・・かな? 由香ちゃん、ママは逃げわ・・・」
    七海はもう一度熱いキスを由香と交わして、由香の背中をバスルームに向けて押し出した。
    「だって、・・・う〜ん・・いやだぁーもう・・ママったら・・・・・・・」由香の表情は、まるでホテルに泊まった恋人同士のように、嬉し恥ずかし・・・のようだ。
    ベッドで目覚めた時、2人は生まれたままの美裸どうしで抱き合っていた。由香の鎖骨には、私が付けたキスマークがうっすらと2つ3つあった。それに、濃厚な唾液交換の後長々と由香の身体の隅々を舐め続けた跡が、何故かナメクジの軌跡のような光沢で、由香の白い柔肌に残していた。
     
     バスルームの愛戯の後、濡れた身体のまま抱き合いながらキスを交わし、縺れるように七海の大きベッドに倒れたのはゆうに夜12時を回っていたと思う。湯船の泡の中で加速度が増すようにキスを交わし、由香の固く張り裂けるような両乳房を口に含み、延々と舐め転がし、柔柔と揉みしだし続けた。由香はいつの間にか少女の快感駅を通過し、最新型新幹線のように、瞬く間に各途中駅を猛スピードで通過する快感列車と化した。若い柔肌は、何度も何度も全身を振るわせ、エビのように反り返り、悲鳴のように悶え喘ぐことも無意識に覚えてしまった。由香はきっと、夕べの快感を全て覚えてはいないだろう。それほど乱れに乱れて快感の頂上に登った。
    「ママっ・・嫌っ・嫌っ・・、来るっ・・何か来ちゃう・・・・・・」と由香は喘いだ。
    「イクの・・・? イクのね・・・。由香ちゃんいっちゃうのね・・・・。イッていいのよ、いっぱいイっていいのよ。・・・・・・」と私は言いながら、由香のアンスリュームの芽芯を口中に含み、舌でビブラートの振動を加えながら、貝柱のように固く勃起した両乳首を摘み、揉み回し続けた。由香は小刻みに早く痙攣し、白い喉を反らせ、まるでこむら返りの足先のように丸めて、やってくる巨大な快感の津波に飲み込まれようとしていた。
    「ああああああっ・・いいいいいいっ・・・・」と母音を連呼しつつ性感の頂点に達したようだ。
    夕べの出来事は、怖いほど恋いこがれて夢見た義娘との相姦交戯となった。それは天国のように楽しく、地獄のように熱い時間となった。でも、2人にとって愛の生活のスタートになったと今は思えて、由香の何もかもが愛しく思える七海だった。















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■21575 / inTopicNo.15)  Re[2]: 宿題
□投稿者/ 桜子 一般♪(18回)-(2012/07/22(Sun) 04:29:18)
    唯さん
    読んでいただいてありがとうございます。
    未完にならないように、頑張ります^^
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■21574 / inTopicNo.16)  Re[1]: 宿題
□投稿者/ 唯 一般♪(1回)-(2012/07/21(Sat) 22:49:31)
    素敵です☆
    続きが楽しみ^^
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■21573 / inTopicNo.17)   宿題13
□投稿者/ 桜子 一般♪(17回)-(2012/07/19(Thu) 22:53:24)
     焦らされて焦らされて、全身を引き攣るように弛緩させひくひく震えている。何て可愛いんだろう、下肢大腿をゆらゆら捩り、顎を小刻みに仰け反らせて必死に喘いでいる。
    「あんあんっ・・・うんっ・うんっ・・イヤッ・・・ダメーーっ・・・」嫌嫌を連呼した後、由香は最後に甲高い嬌声を一声すると、全身を反り返るようにぶるぶると痙攣し、悶え続けた。
    「いけないのよ由香ちゃんが可愛い過ぎるから・・・。私は母親失格ねこんなことするなんて」

     由香は上り詰めた余韻の時空間を浮遊しているのか、意識朦朧の視線を七海に向けた。
    七海はボディーソープを湯内に搾り出し、リモコンで泡スイッチをオンにした。湯船が瞬く間に雲海のように泡だらけになった。
    由香の瞳が息をを吹き返したように輝いてきらきらと光っている。泣いているのか瞼が潤んでいた。
    七海は由香の正面に滑ると、ダマスクローズ香の泡を由香の細い首から肩、腕から手指へと優しく撫でてゆく。

    「目が赤いわ。意地悪なママね。・・・・・夢のようこんなに柔らかな肌って」と、七海は溜息交じりの言葉を洩らした。
    「違うのママ。・・・ママ・・由香もずっと待ってたの。・・・そう・・ママに抱きしめてもらえる日を、・・それにママの綺麗な唇のこと・・・キスして欲しいって・・・」由香はルージュのとれた七海の薄桃色の唇に右人指し指で触れた。上唇から下唇へ指でなぞり、じっーっと見つめた。七海の唇は、上下共に薄い桜色をしている。透き通った柔らかの薄桃色のグミのようだ。その唇にグロスを塗るだけで、透き通って濡れ光る唇は、私を毎日惑わしキスの妄想を増幅させた。その七海が春には決まって淡いパステルピンクの口紅を差し、学校に出かける私に
    「おはよう・・・良く眠れたこと?」と声を掛けるから、いつも私は頬を紅くそめたのだから。だって、あの綺麗なパステルピンクの口紅にグロスを塗ったママの唇は、南国の甘い果実のような味と香りが漂って、食べたくて、舐めたくてと、想う度に身体も胸も熱くしていた。美味しそうな唇って、七海の唇のことだと思う。
    「クリスマスのプレゼントは何が欲しい?・・・」とママが聞く度に、
    「ママの唇・・・・・」と、何度胸の奥で叫んだことか。
    「ありがとう・・・とっても嬉しい・・。こんなに幸せでいいのかしら・・・」と囁き、七海は由香を抱きしめながらその告白に感涙していた。
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■21571 / inTopicNo.18)  宿題12
□投稿者/ 桜子 一般♪(16回)-(2012/07/19(Thu) 00:58:36)
    2012/07/19(Thu) 05:29:58 編集(投稿者)

    「どうしてかしら・・? 不思議ね。姉妹でも無く、血の繋がった母娘でもないのにどうしてこんなに私達よく似てるのかしら?」七海は由香の右乳房に白く細い指で滑らせていた。七海の形の良い長い爪には、いつもサーモンピンクのマニュキュアが塗られていている。由香が虜になってきた七海の美しい魅力のひとつが優美な爪で、もうひとつは形と膨らみの愛らしい唇だった。七海の美しい手指を見るだけで身体が熱くなって、思春期の少女の心に禁断の鳥を飛ばせた。いつもあの七海の美唇を吸うことが出来たらと、七海とのスナップ写真を拡大して秘かに口づけをしてきた。七海の唇は、上下の唇が理想のバランス4対6なのだ。同級生の中にも、いいなぁと認める彩乃がいるが、でも由香にとって義母七海の美唇は憧れの恋人になっていた。あのshellピンクの紅とグロスで濡れ輝いた口唇でキスされたら・・・・?と、何夜夢を見、身体を熱くさせてきたことか。その夢にまで見て秘唇を濡らしてきた七海と、今夜このバスルームで抱き合い何分も唇を重ね合い、夢のようなキスをしたのだ。キスの最中、由香は快感と想いが叶った悦びで震え、気が遠くなり何度も倒れそうになった。

     湯に濡れても、由香の美乳は湯を瞬時にはじき艶々と光っている。小さなLED照明の鈍い朱色の灯りに染められているからなのか、するすると胸の起伏のスロープを滑り、うねうねと登り、登りきった平場の小さなサークルを、七海はその時初めて舐めて濡らした薬指で、まるで濡れた羽毛の先で刷くように撫でた。
    「・・っあんっ・・はあ〜んっ・・・・うんっ・うううっ・・・・・」
    由香は七海の薬指で撫でられると、熱い吐息を洩らし喘いだ。唾液のヌメリが消えると2度3度と舐め、乳桜色に紅潮した乳輪のマウンドをヌメヌメと濡らした。
    右胸の小さな乳輪の中だけを愛撫され、濡らし続けられて由香はぴくぴくと右肩から乳房をひくつかせ、小さな吐息は急に荒くなって喘ぐ。
    「ああああっ・・あん・・あんっ・・んっうっ・・・ママぁっー・・んっ・・・」
    ゆるゆると唾液で濡れた乳輪に、小さな起伏が指先にプツプツと当たる。少女の紡錘形の乳房は、くるくるアレグロで廻るだけの刺激では堪えきれないほど快感の迷路に嵌ってしまい、自ら半ばピンク色に突起した乳首を、七海の細長い爪先に押し付けてた。
    「おねだりしているのね、・・どうしてほしいの・・・?」悪戯っぽく七海のビブラートの効いたソプラノの声が、七海の桜貝のような左耳に、長い舌先が出入りしながら囁く。
    「ママっ・・マ・マぁっ・乳首・・・うっ・・ちゅまんで・・・あ〜んっ・・」由香は、七海の単純な乳首の愛撫だけでこんなに感じてしまっている自分が、七海の舌による耳愛撫に反応して、熱く濡れて滴り溢れるポピーの花蜜を感じて下肢大腿をよじった。
    「いいわ、摘んであげる・・・こうなの・・?」七海は親指と人差し指を口に含み、たっぷり唾を絡ませ、そして待ち焦がれて赤く突起した右の乳首を柔と摘んだ。




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■21568 / inTopicNo.19)   宿題11
□投稿者/ 桜子 一般♪(15回)-(2012/07/17(Tue) 11:11:06)
    2012/07/18(Wed) 13:02:27 編集(投稿者)
    2012/07/18(Wed) 13:00:11 編集(投稿者)

    「変んでしょう私のママって・・・・。でも、私も由香ちゃんにキスしてるんですものね。血筋かしら・・・・?」2人でどのくらい抱き合っていたかしら。夢にまで見た由香との抱擁、キス、それが魔法のように叶った。今湯船に漬かり向かい合い、女の子同志の話をしていた。ちょっと勇気がいったけれど、どうして由香ちゃんを抱きしめたかったのか? それって、いつから?と由香が聞いて、私はママの突然の奇行のことや、篠女の保健室での秘話を話た。湯船の湯は38度、ちょっと温めだけど女の長話や単行本を持ち込んで読み耽るにはちょうどいい。その分、浴室の温度を上げた。逆上せないように。ここに至って、もう由香に内緒にすることって殆どない。亡夫から病室で話された2つの事意外。この2つの事を話すのはもう少し先のことだと思っている。私達2人にとって、とても重大なことだから。

    「ママは京都で生まれたの。父は公務員、実家は農家だったの。両親とお祖母さま、兄と妹の6人家族。京都の外れの田舎だからとってもおてんばで育ったようなの。それはお祖母さまに聞いたのだけど。ママって京美人だと思うの。娘から見ても綺麗だもの・今でも・・・・」
    「ええ、由香も驚いた・・・。色が白くて顔が小さくて、そして綺麗なんだもの」
    「ありがとう・・。そのママは小さいころから”一筆”ってアダナだったんだって。筆で書いたように目が一重で細くて、唇も横長に薄いのね。京都のお土産の京人形そっくりなの。でもそれが嫌だったみたい。だって、ママの理想の女の子ってリカちゃん人形のような二重で、目がパッチリしていて、唇も可愛くぽっちゃりだったのね。でもママの顔は”一筆書”、ずっとコンプレックスだったんだって。
    そんな風には見えなかったでしょう?」
    「七海さん、いえ、もうママでいいのよね。ママのお母さまとは3回会ったわ。すらっとした綺麗な女性だった。切れ長の目も素敵。でも、人ってそれぞれだものね」
    「分かったこと言うのね、由香ちゃんも・・・ふふふっ・・」
    向かい合って漬かっていた由香が七海の横に並んで身体をくっ付けてきた。私は由香の腰に手を回し引き寄せた。搗き立てのお餅、マシュマロ、シリコンやプリンの滑らかさや柔軟さを併せ持った由香のプルン、ムニュンとしていて、しかもしっとりしている肌に、七海はすっかり魅了されていた。ママや奈々先生に抱きしめられた経験をもってしても、由香の肌は私を虜にして放さない。
    「あのママが中学校の時、お父様からフランス人形をお土産にもらったの。それは小公女セーラが抱いていたビスクドールのようなフランス人形。それは、リカちゃん人形とは比べようがないほど可愛くて素敵だったらしいの。リカちゃん人形って可愛いけれど、見るからに作り物って感じでしょ。でもママが頂いたビスクドールは本物の赤ちゃん、女の子って思えたのかな。二重の大きな目、瞳はガラスで出来ていて本物そっくり。顔も綺麗で、唇もママの理想のぷっくりしいて愛らしいものだったの。ママが言うには、毎朝おはようと言いながらキスをして、学校から帰ってきたら「ただいまあー」といってキス、夜はお休みのキスをしたって。そしたら、塗装が剥げてきちゃったんだって。笑っちゃう・・・。それからは、お母様の口紅をもらって塗っていたの。でも、毎日何度もキスををするでしょう、だから直ぐ取れちゃう。ママはね、お母様が毎朝化粧をするのをみて、毎朝お人形の唇に紅を塗り、キスをして「行ってきます!」と言って出かけたんだって。
    いつの間にかママは夢見たんだって。私の子供はこの子のように二重でパッチリ、ぷっくりした唇の女の子を産むんだって。それで完成したのがこの私。どうぉ・・・?」
    「ママは綺麗よ。お人形のような目じゃないけれど、でも私は初めて会った時から・・・・」由香は言葉の変わりに七海の口唇を求めた。2人の顔がX字に重なって、互いの柔らかな口唇を吸い、舐め絡ませ合う。あうっ・・・んっ・・っっ・・ちゅっ・・あうっ・・ぴちゃっ・・・・バスルームに甘く妖艶な吐息が共鳴する。
    七海の舌が由香の舌を捉え絡めては溢れた唾液を吸う。由香も七海の馥郁たる美香に包まれながら、七海の口から出てきた甘い唾液を啜り舐め飲み干してはまた舌を更に絡ませる。七海の舌が由香の舌の奥まで届いたと思うと、細く尖らせた舌先が喉ちんこを舐め上げる。長い舌・・・・ううっと声を漏らそうとなるほど、七海の舌が長く、喉から更に奥まで侵入するかのように思われた。
    一頻りキスを楽しんだ後、ぴちゃっと音を出し2つの唇は離れた。離れた瞬間に、由香の単発ジャブkissがチュッと届いた。

    「っあんっ・・好きよ由香ちゃん、愛してるわ・・・・」
    「私も。ママ・・・・・・・・」
    「私のママのキス病の血が私にも流れているのかな? 私ね、初キスは奈々先生だった。唐突なキスだった。っえっ・・て疑ったほど突然だったもの。それから時々貧血や生理痛でなくても、ふらっと行ったのね。奈々先生は、廊下の人をチェックすると、私の顔を両手で挟むと唇をふわっと重ねてきた。頭が真っ白になっちゃった。でもそれだけじゃ段々物足りなくなってきて、せんせーっと言って保健室に入るなり奈々先生にキスをせがむようになったのね。すっかり奈々先生のキスの虜になっちゃってて、先生が
    「だめ、ダメッば。コイツ病気だな、重病だぞー」と奈々先生のチュウ診器を唇に当ててくるの。やばいでしょう・・・。」 
    「その奈々先生とは・・・・・」
    「先生は1年ほどした後、突然退職されて郷里にお帰りになったの。先生のお母様が病気になられ、自宅療養の世話をしなくてはならなくなったの。夏休みに引越しすると言うので、私はママにお願いして泊りがけでお手伝いに行った。もう二度と会えないかもと思えたから・・・。先生の部屋に行ったらすっかり部屋が空っぽで、備え付けのベッドとマットレス、それにエアコンと冷蔵庫しか無かった。お任せ引越しサービスで前の日に発送したって。
    「そうなんだー・・・」
    「暑かったし、・・・私達いっしょにシャワーごっこしたのね。恥ずかしくて、ドキドキして、寂しくて・・・・初めて先生の裸を見たら恥ずかしくなっちゃって、私胸を押さえて縮じこまっちゃの」
    「・・ええ?・・どうしてなの?」
    「奈々先生は大学までバレイをされていたんだって。手足が長くて、バイオリンのようにウエストが細く括れていてとっても美しくて、おっぱいはブティックの綺麗なマネキンのようにむっちりと盛り上がっていた。思い出すと何だか恥ずかしくなっちゃう・・・。」
    七海は由香の目線から逃げてはにかんだ。
    「ママ可愛い・・・・・」
    由香ははにかむ七海の顔を自分に向けると、ジャブkissを2度、3度繰り返した。
    「ねえ、私のおっぱいってどう・・・・?。・・その時、シャワーごっこの時、奈々先生が言ったの。七海のこういうおっぱいって”ファーストトマトとかルネッサンストマト”って言うの。変でしょ、でもねそれからいつだったかデパ地下の野菜売り場で”ファーストトマト”ってシールが張ってある高級トマトを見たの。ああっ・・・と感心しちゃった。だって、そっくりっだった。私ね、それを買って帰って部屋の中でおっぱいと見比べてみたの。やっぱり奈々先生の言うとおりだった。
    ファーストトマトって、先が尖ってるトマトだったの。先生が言うには、先が段々細くなっていて、乳輪も小さくて先がプチュッと尖っているでしょう。丸くて艶ががって、パンッと張りがあって中から押し返してくる硬さかな・・・・? それに、七海の大胸筋が凄くいい。乳房の上の筋肉、そう・・ここね。これが鎖骨から45度の角度で続いているわって。背骨の胸部湾曲から腰部湾曲・・・」
    七海は由香の背中に手を当て、胸部湾曲から腰部湾曲の部分を撫でた。
    「女性のプロポーションって、この胸部から腰部の湾曲の角度、括れで決まってくるって言うの。特に腰部湾曲のくの字の角度が小さいほど括れているから、その分胸が上に反ってくるでしょ。このね、腰部湾曲が100度くらいが理想だって。
    七海の説明と併せて、手の平が背中を撫で上下する度に、由香は事なしか上体をゆらせ下肢を震わせている。七海の話のとおり、七海の乳房の形は硬い弾力を持ちながら、乳輪から先に細く迫り上がっている様は、ファーストトマトと相似していた。七海の手が由香の右乳房の下から先にかけて撫でた。









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■21567 / inTopicNo.20)  宿題10
□投稿者/ 桜子 一般♪(14回)-(2012/07/16(Mon) 17:17:25)
     そんな甘酸っぱい記憶が一瞬七海を襲った。
    七海の乳首に与えられた甘い刺激が、身体をくまなく巡っていくのを感じながら七海の口から発せられた言葉は、
    「嬉しい・・・・・。・・・ずっとね、待ってたの。・・・・でも・・・・・」その先は恥じらった。
    「綺麗・・・。七海さん、ううん、ママ・・・・。ママって呼んでいい・・・・?」
    「嬉しい・・・・・」その先も言葉にならなかった。七海は思わず由香の肩に置いていた手を背中に回し抱き寄せていた。そうせざるを得ないほど嬉しくて、切なくて、その感激に言葉を失っていた。

    「あんっ・・・・、気持ちいい・・・・・」由香はあまりにも柔らかな七海の生肌の感触に心を奪われ、危険な官能の波を初体験した。由香も無意識に七海の背を抱きしめてた。それは何をもムニュアンッ・・と包み込んで離れさせない七海の白い柔肌が、由香の生肌を飲み込んで溶かしてしまいそうに感じた。七海の頬が由香の左頬に接し、左右の乳房がお互いの身体で重なり合い、下腹部の秘丘の膨らみがコツンと嫌らしく打ち寄り擦れ合った。
    七海は目眩を感じた。由香の柔わらかな肌は、17歳の女子高生という年齢では証明出来ない軟体動物か、また未知なる奇跡の宝物のように思えた。二つの女体が重なった姿は、まるで優美な二輪の花が密着して咲いているようだ。

     由香は、絹のように柔らかく雪のように白くて、今盛りの白桃か完熟ハウスマンゴーのような芳香を放つ七海に、このようにしかと抱きしめられ、鼻腔の隅々まで七海の匂いで満たされたいと秘かに想っていた。初めての出会った日、挨拶的にハグを受けた。七海の卵顔、手足の長い容姿、甘い声、柔らかな肌と感触、そして例えようも無かった女性の魅惑的なフェロモンが、由香の脳中を麻痺させ軽いエクスタシーへと導いていた。それからは、会う度に微笑み合いながらハグをし、ある時は強く抱きしめられた。それは、お誕生日や高校入学のお祝いのプレゼントより嬉しいご褒美だった。七海お姉様に会って軽くハグをされ抱かれるだけで、少女の躯は潤みを覚え大人の官能を覗いた。あの時の胸が張り裂けそうな息苦しい甘い快感が、今また由香の全身を包み若い女芯を怪しく疼かせた。

    「しあ・わ・せ・・・・ああっ・・・・・」 七海の美唇から微かに洩れた悦びと溜め息は、由香の頬から少し桜色に上気した耳芯に伝わると、由香はうっ・・と小さな喘ぎとともに全身を弛緩させて震えた。
    「わたし・・・、ママ・・わたしも・幸せ・・・・。ずっと、・こうして抱いてほしかったの。」
    「わたしもだわ、・・・恥ずかしいけど、私もずうっと夢にまで見て待ちこがれていたの。・・・」
    「嬉しい・・・・ああっ・・っママ・・・・むっ・・・」
    由香の言葉の次を止めるように、七海は顔を由香に向けると口唇を柔らかく塞いだ。同性とのキスは奈々先生として以来だ。でも3人目。

    もう一人は私のママだ。ママは今イギリスの地方にある日系工場にプラントアドバイザーとして赴任している。私の結婚を機に、単身赴任中のパパの元に旅立った。あと一週間先に結婚式が迫ったある日の夜、ママは久しぶりにお風呂しましょ、と宣言した。女同士だから躊躇も違和感も無いのだが、ママには何だかあったようで、「宣言」というママ風のご宣託だった。
    広めのバスタブに向かい合って浸かり、久しぶりの母娘のおしゃべりを楽しんだ後、ママはポツリと言った。
    「七海はもっと綺麗になるわ・・・・・ママの娘だから・・・」と宣言した後、「七海」と囁くと私に近づきキスとしてきた。私は、「ママったら・・・・酔ってるの・・・?」と返したが、内心慌てずにはいられなかった。結婚前の娘と湯船の中で口唇を合わせているのだから。ママは、私の動揺を見ながらもまた口唇を、さっきよりも緩やかに密着してきた。母は私の口唇を巧みに触れ、重ね、吸ってきた。私も奈々先生とのフレンチキスの経験が幾度もあり、ママの巧みなキスの行為にいつしか我を忘れてママのキスに応えていた。ママは娘とのキスを一頻り楽しむと、トロンとした瞳を恥ずかしそうに瞬かせている私を置き去りしてバスルームを出て行った。その夜、ママはキスの話しを長々としてくれた。ママも生身の女で、いろいろな願望、悩み、希望があったのかと初めて知った。

     


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