| ボクは愛を知らないボクはとても冷たく友達さえいない ずっと一人 図書室やだれもいない屋上が好き
それなのに…
いつも執拗以上にボクのそばにくる女がいる
倉橋 美優茄(34) ちなみにボクの名前 高木 真琴(17)
ボクはほとんど不登校だ… でも 学校へ行くと 必ず、美優茄という保険の先生がしつこく声をかけてくる
真『あの、うざいから、もうボクのとこにくるのやめてくれませんか?』
美『えぇー?なんで、嫌なの?』
別に嫌な訳じゃないけど…なんていうか照れくさい…なんて言えないから強くあたる
真『おばさんに相手してる暇なんてないんだよ…一人にさせてよ 目障りなんだよ』
人に心を開けない自分が嫌になる 先生を傷つけてしまう… 人に優しくなんて 今更、出きるわけないから。
美『嫌よ…あなたをほうっておけないから、あなたを置いていけない…』
真『は?そういうのが迷惑なんですよ 先生にボクのことなんてわからないくせに…えらそうなこと言わないでよ!』
どうしていつも こうなる? どうしていつも 冷たくしてしまう?優しく…笑顔で振る舞うことさえ…できない。
美『っ…どうして…そんなこと言うの?私は、あなたを思って…』
先生の頬は既に 濡れていた… 泣いた…また人を悲しませた… 悪い癖だ…そう思っても直せない自分が大嫌いだ。
真『もう、わかったでしょ?ボクはひどい人間なんだよ、だからもう 関わらないで』
また言ってしまった言いたくないのに 突き放して、また一人になろうとしている…
美『…嫌…っ』
何故 そこまでボクにこだわるのか意味がわからなかった 彼女はいったい… なにがしたいの…? 真『ボクと関わると不幸になりますよ…ボクは今まで関わってきた人を傷つけ失った…だから…先生も…もう…』
言ってる言葉が わからない なにがしたいんだよボクは…
(携帯)
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