| 私はバス停で夜行バスを待っている。 地元で大手建設会社に就職でき、 東京本社での研修に参加するためだ。 近くのイタリアンレストランから、 ニンニクの焼ける香りが漂ってくる。 前のおじさんからはかすかにタバコの匂いもする。 自分は匂いに敏感な方だと思う。
バスに乗り込み、一番後ろの窓際席 何と無く、後ろの視線が気になるのだ。 隣におじさんが来ませんように。 目を閉じ、真剣に祈った。 と、カツコツというパンプスの音とともに バラの香りが漂って来た。 見るとあまりにも場違いな女性が入って来た。 年の頃は二十歳前後、肩までのブロンドの髪に、 白い肌、青い瞳にバラのくちびる。 180cmくらいの長身に抜群のプロポーション。 まるでファッション雑誌から抜け出た ような外人の女性だ。 みんなが思わず振り返って見ている。 その人が真っ直ぐ私に向かってきた。 ふわっと私の隣りに腰掛けた。 同時にバラの香りに包まれた。 すごくドキドキした。 その人は難しい顔をして前を見ている。 声を掛けるかどうか迷った。 実は英語が苦手なのだ。 「ハ、ハロー。」 「★*○・#$\*」 さっぱり解らない。私は曖昧な笑顔を 浮かべ、真っ赤になってうつむいた。 その人はそれきり何も言わず、また 難しい顔をした。
恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしい。
やがて車内が暗くなったので、シートを 倒して、さっさと寝ることにした。
エッチな夢を見た。 バラ園の花壇で、素裸でオナニーする夢。 花壇の中にM字開脚で座り、左手は おっぱいを揉み、右手は割れ目をなぞる。 ソコは恥ずかしいくらい濡れて‥‥ バラの香りの中、声を押し殺していたが だんだん抑えられなくなり、とうとう、 「アァッ!」 自分の声に驚き、目を見開いた。
自分の姿に驚いた。なんとニットのセーターと ブラがずり上がり、おっぱいが丸見えに なっている。 そしてスカートも捲れ、股間には手が!
えっ、えっ、なに、なに?!
パニクるわたしの口を、きれいな白い手が塞ぐ。 瞬間、バラの香りが強くなる。 ブロンドの彼女が、周りを見て人差し指を 口の前に立て、にっこりと微笑む。 コクコクと返事をする私。 それを同意と取られたのか、口を塞がれたまま、 乳首をそのバラのくちびるで甘噛みされた。 「! ! んんん〜」 そのまま舌先で転がされる。 別の手が、ショーツの中に潜り込む。 ソコは濡れそぼってビチャビチャと 音を立てた。
続く
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