ビアンエッセイ♪

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■21971 / inTopicNo.1)  ノンケの彼女1
  
□投稿者/ いちこ 一般♪(9回)-(2015/08/02(Sun) 19:36:01)

    あたしは川瀬菜穂美、21才 OL。
    地元の建設会社に勤めて三年になる。
    あたしが自分のセクシャリティに、
    気づいたのは、中学二年生の時だったかな?
    当時、あたしは合唱部に入っていて、
    ピアノを弾いていた三年の玲子先輩に恋してしまったんだ。
    彼女の指は白くて細くて、でもピアノは
    力強いの。
    あたしは部活が楽しくて楽しくて、
    気持ちもどんどん膨らんでいった。
    妄想の中であたしは彼女を押し倒して、
    強引にキスしていた。
    彼女の卒業式の日に、勇気を出して告白したんだけど
    敢え無く玉砕しちゃった。
    「ごめん、よくわかんないよ!でもありがとう!」
    彼女はノンケだった。
    それから、あたしは、女子高に進学したの。
    もしかするとビアンの娘もいるかな?と
    思った。
    でも、そこでもあたしの恋は、連戦連敗。
    いつも好きになるのは、ノンケの娘ばかり。
    だから、もうノンケはこりごりだった。

    けど、またもやノンケに恋しちゃった。
    彼女は、今年入社した真奈実ちゃん。
    かぁ〜わい〜の!
    肩までの髪をライトブラウンにして、
    軽くウェーブさせてる。
    大きなお目々と小さな口、唇はぽってりと桜色。
    背はあたしの肩までくらいなのに、スタイル抜群。
    ウゥ〜、さわりたい〜!
    彼女は、なんと高校の後輩らしいの。
    あたしは、全然憶えていなくて、でも
    彼女は知ってたみたい。

    それは、新入社員歓迎会でのこと。
    その席で篠田さん(お局)が、
    「坂上さん(真奈実ちゃん)、かわいいからモテるでしょう?」
    「いえいえ、全然です。うちは女子高だったので出会いがなくて。」
    「そうなの?そう言えば、女子高だったら女子にモテたりして。」
    「ええ、何度か告白されたこともあります。」
    ドキッとするあたし。
    「ええ〜、あるんだ!で、どうしたの?」
    「もちろん、断りました。なんか違うなと思って。」
    そして、チラッとあたしを見た。
    あたしは落ち込んだ。ショックだった。
    ああ、バリバリのノンケだと。

    彼女はあたしの隣りに来て、
    「先輩は、カレシさんとかいないんですか?」
    「あたし?いないよ!」
    「じゃあ、わたしと同じですね。仲良くしてくださいね。」
    と、無邪気にニコッと握手を求めてくる。
    わぁ、ちょっとプニプニしてかわいい手。
    このまま手を引きたい衝動を抑え、
    「うん、わからないことは、なんでも聞いてね!」
    たぶんあたしの笑顔は、引きつっていた。

    それからしばらくして、朝の通勤電車で
    彼女と会った。
    あたしの3メートルくらい前に発見したの。
    彼女は盛んに後ろを気にしてるようだった。
    あっ、もしかして痴漢?!
    助けなきゃ!!

    続く






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■21972 / inTopicNo.2)  ノンケの彼女2
□投稿者/ いちこ 一般♪(10回)-(2015/08/05(Wed) 05:31:58)

    あたしは、思いきって声を掛けたの。
    「真奈実ちゃんっ!」
    「あっ、先輩!おはようございます。」
    急いであたしの方へ来る。
    彼女をドア側に立たせ、その前に守るように立った。
    「ありがとうございました。先輩!」
    あたしを見上げる真奈実ちゃん。
    まっ、まっ、真奈実ちゃん、胸元開きすぎでしょ!
    つい胸の谷間に目がいっちゃうよ。
    スカートも短すぎるんじゃない。
    それにさっきから真奈実ちゃんから、甘い香りが!
    あたしが痴漢したくなっちゃう!
    その時、ガタンと電車が揺れた。
    真奈実ちゃんがよろけて、ギュッとあたしの腕に掴まった。
    「あっ、ごめんなさい。」
    「いいよ。危ないから掴まってなよ。」
    少し鼻息が荒くなってたかも。
    「先輩は、何駅からですか?」
    「あたしは◯◯駅だけど。」
    「えっ、じゃあ一緒ですね。いっしよに通勤してください。お願いです。」
    「いいけど。」
    「わぁ、ありがとうございます!」
    あたしは嬉しい反面、毎日この誘惑に耐えられるかな?と思った。

    ある時、社内が真奈実ちゃんの話題で盛り上がった。
    営業ニ課のイケメン佐藤クンから告白されたと。
    佐藤クンは、あたしの同期だけど、
    早くも主任に抜擢されたエリート。
    若い娘は、あたし以外みんな狙っている。
    でも真奈実ちゃんは断ったらしいの。
    まぁ、あたしとしては良かったけどね。
    朝の通勤時間に、それとなく聞いてみようかな?

    できる限り平静を装い、
    「ねぇ、真奈実ちゃん。営業の佐藤クンから告白されたんだって?」
    「えっ‥‥はい。でも断りましたよ。」
    「どうして?社内でも狙っている娘多いよ。」
    「先輩も狙ってるんですか?」
    「あたし?あたしは全然興味ないね。」
    「そうですか‥‥よ‥‥‥」
    「えっ、なに?」
    「わたし、実は好きなひとがいるんです。」
    真っ赤になって、うつむく真奈実ちゃん。
    「えっ!そっ、そうなの?つっ、付き合ってるの?」
    ショックで、どもってしまうあたし。
    「いえ、片想いなんです。」
    すこしホッとしたけど、やっぱりショック。
    「そ、そう。が、頑張ってね!」
    それきり、お互い黙ってた。

    真奈実ちゃんが会社を休んだ。
    朝、来ないのでメールしたら、夏風邪らしい。
    もう2日も来ていない。心配になって、
    お見舞いに行くことにしたの。

    続く













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■21973 / inTopicNo.3)  ノンケの彼女3
□投稿者/ いちこ 一般♪(11回)-(2015/08/08(Sat) 10:34:45)

    真奈実ちゃんは、マスクをして額には冷えピタを貼り、
    花柄パジャマでドアを開けてくれたの。
    「大丈夫?」
    「ええ、もうだいぶ良いんです。」
    「ごはん、食べてる?」
    「いえ、食欲があまり無くて‥‥」
    「じゃあ、ミルク粥を作ってあげる。」
    「あ、ありがとうございます。」
    あたしは、台所を借りて作り始めた。
    牛乳を温め、ごはんを投入、煮つめて
    塩で味をととのえる。
    病気のときは、すこし塩分多い目にするの。
    パルメザンチーズを振りかけて、最後に
    アサツキを散らして完成。
    病気じゃなかったら、黒胡椒も入れるとグッド。
    「はい、菜穂美特製ミルク粥で〜す!」
    「わぁ、感激です。」
    真奈実ちゃんは、ベッドに腰掛けて、
    ふうふうしながら一口食べた。そこでスプーンを置いたの。
    「どしたの?塩入れ過ぎちゃった?」
    「お‥‥おいしいです。」
    と言って涙ぐんでしまう。
    かっ、かわいいっ、キュンキュンしちゃう。
    真奈実ちゃんは、はふはふしながら、
    汗だくになって完食した。
    「真奈実ちゃん、すごい汗。着替えた方がいいよ。」
    「はい。」
    「あっ、ちょっと待って。身体も拭いた方がいいよ。」
    あたしは洗面器に、ちょっと熱めのお湯を入れて
    タオルを添えて真奈実ちゃんに渡した。
    真奈実ちゃんは、少し顔を赤らめて
    「あ、あの‥‥」
    「あっ、ごめん。向こう向いてようか?」
    「いえ、あ、あの、拭いてもらえませんか?」
    「えっ、もっ、もちろんいいよ!」
    「あっ、でも甘え過ぎですね。すみません。」
    「いいよ、いいよ。病気の時くらい甘えなよ。」
    「でも、やっぱり恥ずかしいです。」
    「女どうしだから大丈夫だよ。」
    あたしは必死だったかも。

    続く



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■21974 / inTopicNo.4)  ノンケの彼女4
□投稿者/ いちこ 一般♪(12回)-(2015/08/10(Mon) 05:45:30)

    「まだ、脱がなくていいからね。」
    あたしは、まず手足から拭いたの。
    指を一本ずつ丁寧に拭く。もちろん指の股も忘れない。
    足も同じように拭く。それから両腕を拭く。
    「じゃあ、上を脱いでね。」
    おずおずとボタンを外していく真奈実ちゃん。
    真奈実ちゃんの形のいいオッパイが現われた。
    眩しいよ〜!嬉しいよ〜!
    「真奈実ちゃん、ノーブラなの?」
    「ええ、寝る時はノーブラ派です。」
    いいながら真っ赤になっている。
    あたしは努めて冷静に、首すじから背中を拭く。
    さりげなく香りを嗅ぐのも忘れない。
    さて、いよいよ前だ。あれっ、乳首勃ってる?
    肩から胸の谷間を通り、腹からまた胸へ。
    「ちよっとゴメンね。」
    あたしは、わざと小指が乳首に触れるようにして、
    右のオッパイを少し持ち上げて、オッパイの下を拭く。
    「うっ‥‥」
    真奈実ちゃんが、ビクッとする。
    その反応を見て、左の乳首は人差し指と中指で挟んで持ち上げる。
    「くっ‥‥、はぁ‥‥」
    またもビクッビクッとする。
    あとは、オッパイ全体を円を描くように拭く。
    タオルが乳首を撫でるたび、真奈実ちゃんは反応した。
    「はい、上半身は終わり!」
    と言って新しい上着を着せる。
    「次はズボン 脱いで、横になって!」
    「あっ、はい。」
    真奈実ちゃんは素直だ。
    あたしは足先からじょじょに中心部へ拭いてゆく。
    「あの、やっぱり自分でします。」
    「いいから、いいから。まかしてよ。」
    うう、白い下着がまぶしい〜。
    股の近くを拭くとき、いじわるをしたくなり、
    わざと小指を立てて、クリを狙ってそっと弾く。
    「ひゃぅんっ‥‥」
    「どした?」
    「いっ、いえ、なんでもないです。」
    これ以上すると嫌われそうなので、手早く拭きあげたの。
    「じゃあ、明日いけそうなら、駅で待ってるから。」
    「はい、本当にありがとうございました。」

    翌朝、真奈実ちゃんはやって来た。
    「昨日はありがとうございました。」
    ポッと頬を染める。
    「いいよ。気にしないで!」
    「今度、お礼させて下さい。」
    「そんなのいいよ。」
    と言いながらあたしは、心のなかで
    《身体で払って貰おうか?》などと悪代官のセリフを言っていたの。

    電車に乗り込んだら、この日は特別混んでた。
    いつものように、真奈実ちゃんをドア側に立たせて、
    守っていたの。
    そしたら後ろから押されてあたしは
    真奈実ちゃんに押しつけられる形になったの。
    「きゃっ。」
    真奈実ちゃんのオッパイに、あたしの腕が当たっている。
    というか、めり込んでいる。
    「ごっ、ごめん。」
    「大丈夫です。仕方ないですよ。」
    と言って真っ赤になっている。

    続く








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■21975 / inTopicNo.5)  ノンケの彼女5
□投稿者/ いちこ 一般♪(13回)-(2015/08/14(Fri) 07:48:29)

    あたしは、昨日の真奈実ちゃんのオッパイを思い浮かべてドキドキしていた。
    「すぐどかすから。」
    あたしは身体を捻って、腕の位置を変えようとしたの。
    でも、それがかえってオッパイをグリグリすることに。
    「あぅ‥‥くっ‥‥あん。」
    真奈実ちゃんがかわいい声を出す。
    やっとのことで、腕を外したの。
    「ふう。大丈夫?」
    「ええ、すみません。」
    と思ったのも束の間、電車がガタンと揺れたら、
    また真奈実ちゃんと密着することに。
    「ひゃ‥‥」
    「どうしたの?」
    「あ、あの‥‥先輩のバッグが‥‥」
    「えっ‥‥あっ!」
    あたしと真奈実ちゃんに挟まれたあたしのバッグの角が、
    真奈実ちゃんの股間に食い込んでいた。
    「ごめんっ」
    あたしはバッグを外そうと、ストラップを引っ張ったの。
    でもそれが、さらに食い込ませることに。
    「ひゃぅんっ、だめっ」
    「あっ、ごめんね。次の駅まで無理みたい。」
    偶然とはいえ、あたしは興奮していた。
    真奈実ちゃんも感じているようだった。
    真奈実ちゃんはバツが悪いのか、真っ赤になって下を向いている。
    あたしは真奈実ちゃんに分からないように、
    電車の揺れにあわせて、バッグのストラップを引っ張ったの。
    バッグの角が、割れ目を抉るたびに
    真奈実ちゃんは、ビクッと反応していた。
    お互いの息も荒くなってきた。
    「んっ‥‥くっ‥‥‥」
    やがて駅名を告げるアナウンスが流れる。
    真奈実ちゃんは、あたしの腕に掴まり、必死に快感に耐えている。
    かわいいっ!あたしは今まで以上に真奈実ちゃんが欲しくなってきたの。
    やがて駅に着いて、少し空いたので、バッグをそっと外したの。
    真奈実ちゃんは、ホッとしたような残念そうな
    熱く濡れた瞳で見つめてくる。
    あたしは思わずハグしそうになり、慌てて目を逸らした。
    「す、空いてよかったね!」
    「そうですね‥‥」

    それから数日後、真奈実ちゃんが
    「先輩、こないだのお礼に今夜、食事に行きませんか?もちろん、奢ります。」
    「えっ、いいの?でも‥‥」
    「お願いです。お礼させて下さい!」
    「うん、じゃあ割り勘ね。」
    「だめですよ〜、奢らせて下さいよ。」
    「わかった。じゃあ、二軒目はあたしが奢るよ。」
    あたしは、ウキウキしてた。
    だって真奈実ちゃんとデートだもん。
    明日は会社 休みだし。

    続く







引用返信/返信 削除キー/
■21977 / inTopicNo.6)  NO TITLE
□投稿者/ yh 一般♪(2回)-(2015/08/16(Sun) 01:47:29)
    いちこサン
    初めまして(*'▽'*)
    続きがとっても気になります!
    続きを楽しみにしてますね( ´艸`)

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■21978 / inTopicNo.7)  ノンケの彼女6
□投稿者/ いちこ 一般♪(14回)-(2015/08/19(Wed) 05:10:43)

    真奈実ちゃんは、おしゃれなイタリアンレストランに連れて行ってくれたの。
    「ここ、高いんじゃない?」
    「へへっ、奮発しちゃいました!」
    「もっと気軽な所でいいのに。」
    さすがにどれも美味しかったけど、あまり印象に残っていない。
    だってあたしは見惚れていたから。
    真奈実ちゃんは機嫌が良く、よく喋り、クルクルと表情を変える。
    食事が終わり、エスプレッソを飲みながら、
    あたしは気になっていることを聞いた。
    「あのさ、片想いの人とはどうなったの?」
    「う〜ん、進行中だと思うんですけど‥‥」
    「えっ、そうなの?どんな人なのかな?」
    「優しくて、かっこよくて、かわいい人です。」
    「かわいい?なにか欠点はないの?」
    ムキになって聞いた。
    「う〜ん、ちょっとエッチかも。あっ、でもぜんぜんいいんですけど。」
    なんだかムカムカしてきた。
    「やめたほうがいいんじゃない?」
    「どうしてそんなこと言うんですか?」
    真奈実ちゃんは、ちょっと涙目だ。
    「ごめん‥‥二軒目いこうか?」
    雰囲気を変えたくて、カクテルバーに誘ったの。

    あたしはジンライムを頼んで、
    「あっ、真奈実ちゃんはまだ未成年だから飲めないか?」
    「でも、せっかくなので軽いものでも。」
    「じゃあ、オレンジジュース系でスクリュードライバーにする?」
    断言するけど、酔わせてどうこうしようなんて考えてなかった。
    真奈実ちゃんは、ペロッと舐めて
    「美味しい!」
    と言って、ゴクゴク飲み始めた。
    「ちょ、ちょっと、ゆっくり飲みなよ。」
    「大丈夫ですよ〜。ほれくらい。ほや?」
    真奈実ちゃん、早っ。もう酔ったの?
    「ほら、言わんこっちゃない!あ〜飲ませたあたしが悪いか?」
    「もう一杯のみた〜い。」
    「だめ、だめ、マスター、お勘定!」
    「真奈実ちゃん、もしかして初めて?」
    「はい、そうれす。」
    まさかこんなに弱いとは。なにやってんだ、あたしは。
    「真奈実ちゃん、送っていくよ。帰ろう。」
    「いやだー、帰りたくな〜い。」
    あたしは、嫌がる真奈実ちゃんとタクシーに乗り込んだ。
    「せんぱ〜い!もっと飲みましょうよ〜。」
    真奈実ちゃんは言いながら、しなだれかかってくる。
    あたしの腕に真奈実ちゃんのオッパイが押しつけられる。
    ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。襲っちゃいそう。

    続く







引用返信/返信 削除キー/
■21979 / inTopicNo.8)  ノンケの彼女7
□投稿者/ いちこ 一般♪(15回)-(2015/08/23(Sun) 21:59:06)

    真奈実ちゃんのアパートに着いたら、あたしが精算している間に、
    真奈実ちゃんはふらふらしながら、玄関から中へ入っていく。
    あたしが中へ入ると、真奈実ちゃんは服を脱ぎ散らかしてベッドに倒れこんでいた。
    あたしは、服を片付けて
    「真奈実ちゃん、水飲む?」
    と、コップ一杯の水を持っていく。
    真奈実ちゃんは、ブラとショーツだけの姿で仰向けに寝ていた。
    あたしは、真奈実ちゃんの桜色のくちびるに釘付けになったの。
    あたしは吸いよせられるように、くちびるを重ねたの。
    真奈実ちゃんは、急に目を見開いて起き上がる。
    くちびるに手を当てて
    「先輩、どうしてキスしたんですか?」
    と真っ直ぐに見つめてくる。
    あたしは、自分の気持ちにウソはつけなかった。
    「ごめん、実は真奈実ちゃんのことが好きなの‥‥気持ち悪いよね?」
    「‥‥‥‥しぃ‥‥」
    「えっ、なに?」
    真奈実ちゃんはブンブンと首を振り
    「うれしい、やっと言ってくれた。私もです。」
    「えっ、ええ〜!!だって、高校の時の話は?」
    「断ったのは、先輩じゃなかったからです。高校の時から好きでした。」
    「じ、じゃ好きな片想いの人って。」
    「そう、先輩ですよ。頑張って同じ会社に入って、同じ町内でアパートを探したんですよ!」
    真奈実ちゃんの声は弾んでいた。
    「あ、あたしは真奈実ちゃんの好きな人は男の子だと思って、ずっと我慢してた。」
    真奈実ちゃんは、そっとブラをはずすと両手を広げて、
    「もう我慢しなくて良いですよ。先輩!」
    かわいい悪魔めっ!心の中で毒ずきながらも
    あたしはこの誘惑に逆らえなかった。
    次の瞬間、あたしは真奈実ちゃんを押し倒していた。
    「きゃ!」
    かわいい声をあげた真奈実ちゃんだが、
    彼女のほうからキスしてきた。しかも熱烈なやつだ。
    それだけで、あたしはトロンとした。
    「もう、先輩も脱いでくださいよ〜!恥ずかしいじゃないですか。」
    言われるままショーツ一枚になり、真奈実ちゃんに覆い被さる。
    でもあたしは、実は経験が少ない。
    でも真奈実ちゃんは違うようだった。
    受け身ながら、上手くあたしをリードした。
    「あん、先輩 感じる!そこもっと強くして〜!」
    こんな感じだ。やがてあたしの指が真奈実ちゃんの
    割れ目を激しく往復しだすと、ベッドの上で若魚のように跳ねてイッた。
    そして濡れた瞳で見つめたあと、あたしを押し倒すと
    「先輩のオッパイ、かわいい!」
    とあたしの乳首を口に含んだ。確かにそんなに大きいほうじゃない。
    あたしはすこしムッとしたが、すぐに真奈実ちゃんの舌に夢中になった。
    「アアッ、いや。」
    「ふふ、先輩の声 かわいい。もっと聞かせてください。」
    と、あたしの乳首を摘みあげた。
    「あん。」
    真奈実ちゃんの舌は、あたしの乳首を痛いくらいに勃たせ
    そのまま下へ移動してゆく。おへそをペロペロ舐めたあと
    あたしの両足を大きく拡げて覗きこむ。
    「先輩、もうグチョグチョじゃないですか。」
    「いや‥‥恥ずかしい‥‥」
    「クリもこんなに大きくしちゃって。」
    ベロッと舐めあげる。
    「アア〜」
    そして激しく吸い付いた。
    ジュルジュルジュルジュル。
    「あぁ〜、ダメッ、ヤメテッ、アア〜〜。」
    あたしは、立て続けに二回イッた。
    「先輩のイクときの顔、素敵です。」
    とニッコリ微笑む真奈実ちゃん。

    あたしは幸せだった。
    だって真奈実ちゃんと相思相愛になれたんだもの。
    でもこの時はまだ、気づいていなかった。
    真奈実ちゃんの見えない糸に絡めとられていることに。
    やがてそれは幾重にも巻きつき、逃げられなくなることに。

















完結!
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