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Nomal (削除) / (06/02/18(Sat) 03:00) #13686
Nomal 冬色 /ハル (06/02/20(Mon) 00:00) #13695
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■13686 / 親階層)  (削除)
□投稿者/ -(2006/02/18(Sat) 03:00:06)
    この記事は(投稿者)削除されました
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13695 / 1階層)  冬色
□投稿者/ ハル 一般♪(2回)-(2006/02/20(Mon) 00:00:25)
    最近冬は結構いい季節じゃないかと思うのです。


    寒い寒いとブレザーの下に着た学校指定じゃないセーターの袖をのばすあなたは白い息を吐き出しつぶやく。
    駅までタラタラ歩き続ける二人の距離は一定だ。

    「さむいよー。」

    よせばいいのにパックのお茶をずるずると啜る。よく冷えていそうなそれをさして美味いといった風でもなくずるずる。

    「明日のバレー、中だといいなぁ」

    「だね。」

    「よっ。」

    空になったパックはガコンとワンバウンドしてコンビニの前のごみ箱に吸い込まれた。
    「あー!明日えーごのテストあるよね。」

    「うん。単語の。」

    「めんどくさー。」

    くだらないお喋りの度吐き出される息は白く白く。

    「さむいよー。」

    「冬は、寒くないと。」

    「マゾだ。」

    「違うって。」

    冬はいい季節だ。

    「夏がいい。」
    「夏は冬がいいって」
    「じゃあ、春!」

    「はいはい。」

    冬はいい季節じゃないか。

    触らなくても
    あなたの温度を感じられる。

    「寒い。」

    凍えるあなたを横目に冬が寒くてよかったとそんな事を思う私は、どちらかと言えばサドじゃないかと思うのだ。



    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13756 / 1階層)  三日月ロック
□投稿者/ ハル 一般♪(3回)-(2006/02/28(Tue) 04:20:12)
    欠けた月が浮いてるよ

    口は壊れたレコーダー

    愛してる愛してる

    口ずさむメロディ

    君に届け三日月ロック



    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13757 / 1階層)  新月ロマンス
□投稿者/ ハル 一般♪(4回)-(2006/02/28(Tue) 04:30:05)
    月のはじめにでる月は細く細く輝く

    笑った時のあなたの目に似てる

    遠い遠い惑星ですらあなたにつながる

    恋って随分わがままね



    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13777 / 1階層)  雨には傘を僕には君を
□投稿者/ ハル 一般♪(5回)-(2006/02/28(Tue) 22:00:04)
    雨は嫌いだ
    だって君がよくみえない





    昔どうしてもペンギンのレインコートが欲しかった
    青くてカッコいいペンギンのレインコート

    お母さんに言いたかったんだけどちょっとませてた私は格好悪くてそんな子供っぽい物はねだれなくてねだるもんかって思ってた。

    だから雨の日
    私の手には青い傘があった


    ちょっとませてた子供は、はやく大人になりたい高校生になった。

    それでもやっぱり青いペンギンのレインコートは欲しいと思う。


    だって君がよくみえない


    百均で売ってるビニールの傘をさす君はまるでモザイクがかかってるみたい
    昨日みたAVみたいだ

    目を細めるけどみえやしない

    170の私と150の君が並んで歩くとチラチラと顔が見えそうになる
    でも大体みえない
    これがチラリズムってやつか

    キュンとこないな


    やっぱりアレしかない


    次、雨降ったら
    ペンギンをかってきて
    着るしかない
    うん。

    あっ。
    サイズがあるかな?
    いやいや、そもそも私が着てもしょうがない

    君に着せよう


    ニヤける私を覗き込む彼女はとてもとても可愛かったから


    ペンギンへの思いは堅くなる。





    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13783 / 1階層)  青春タイトロープ
□投稿者/ ハル 一般♪(6回)-(2006/02/28(Tue) 23:45:14)
    あなたのその一言で

    ほら、花が咲く



    夜明け前の道は暗く暗く、長い。
    明け烏は今日も誰かにケンカを売って居て、それを何枚かのコインでかう私だ。


    あぁ、そうだ。
    最近、辞書で知ったんだけど恋って言うのは異性にあこがれ、慕う気持ちらしいよ。


    じゃあ、この感情はなんだってんだ。



    見上げた暮れの空は感傷を引き連れて、辺りを包む。

    別れ道から三分間。
    二人だけの道。


    黄昏は、
    感情は、
    どこからくるの?






    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13785 / 1階層)  雨アメ降れフレ
□投稿者/ ハル 一般♪(7回)-(2006/03/01(Wed) 20:30:20)
    雨が降っているので外に出られない。
    だってこの部屋にはカサがないから。






    雨アメ降れフレ







    「あっ。」

    いつだって降り出した雨に声をあげて気がつく。
    この部屋にはカサがないのだ。
    この辺りでカサを買えるのはコンビニくらいで雨の中向かうには遠すぎるから家に居るしかないのです。
    ベットに寝転がって雑誌を捲るあなたとベットに寄り掛かりテレビを眺める私だ。
    話す事も尽き口数が少なくなるとすぐに帰ってしまうあなたが静かに雑誌を捲る音が幸せの音。
    強まる雨にほくそ笑む。

    「今度こそ、置き傘もってくる」

    毎回同じようなセリフを呟いて溜め息をつくあなたは窓の外を睨んで私を振り向く。

    「いいかげんカサ買えよー」

    うりうりと頭を足で撫でられるが気にしない。わくわくドキドキでそれどころじゃない。だから

    「んー。」

    テレビを見入るふりをして適当にうなずくふり。

    ―自分だって買わないくせに。

    記憶力がやたらいいあなたが毎回忘れるわけ。わけ。ワザとだったら嬉しいな。
    いや、そうかも。
    口笛が微かに聞こえる。
    勘違いでもなんでもいいさ。なんて幸せだろうと思える事がなんて幸せ。




    アメ

      アメ

     フレ
       フレ




    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13793 / 1階層)  青春エストロジェン
□投稿者/ ハル 一般♪(8回)-(2006/03/02(Thu) 03:10:26)
    放課後、教室
    いつもの席で
    ぬるい風と熱いコーヒー
    チェリー味のアメ玉と
    雑誌広げて二人きり

    包装紙丸めて作ったリング
    あなたの好きなチェリー味

    さりげなさよそおう
    プロポーズ





    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13794 / 1階層)  青春ファンタジア
□投稿者/ ハル 一般♪(9回)-(2006/03/02(Thu) 03:33:06)
    映画を借りてベットに潜って


    「ねぇシュガーダディ
    ヘンゼルのお椀にはシュガーが必要なの」



    少し寒い部屋で身を寄せあうと布越しの体温が気持ちいい。手をつないで同じ方向を見ているのに時々目が合って笑ってしまう。

    ならんでいれたてのココアを飲む。コンビニで買った新作のチョコを食べて、甘い甘いキスをして。


    まだ十六年しか生きていないのに、もう、こんな幸せに出会えた幸せをチョコと一緒に噛み締める。


    布団に潜って顔を近付けてわざと小さな声で囁きあう。

    まるで世界に二人だけ。


    物音に身を潜めて顔を見合わせて笑う、のは楽しい。


    モノクロシンプルな世界は色をもち、カラフル世界に楽しいモノが溢れかえる。
    淡々とした音達はリズムをもち、笑い声が溢れ出す。
    思い出を詰め込んだ箱をひっくり返せば、きっと、まるでおもちゃ箱だ。


    私が変わったわけじゃない、
    ただあなたが加わったんだ。

    ただ、それだけで
    世界は色付く。


    例えこの腕がなくても私はあなたを抱き締めただろう。
    例えこの足がなくても私達は出会っただろう。
    例え声がなくても私はあなたと笑う。


    幸せとシュガーとあなたを抱き締めて。


    増え続けるおもちゃに囲まれ布団にくるまり笑いあう。


    まるで世界に二人きり





    (携帯)
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■13801 / 1階層)  幸福論
□投稿者/ ハル 一般♪(10回)-(2006/03/02(Thu) 23:32:17)
    好きだ好きだ好きだ

    気付いたら好きになっていた。
    気付いたら好きだと言っていた。
    彼女は少し困ったように笑うばかり。
    ようは、そう、一方通行。
    なんて、可哀想なスキって気持ち。

    彼女には彼氏がいるけど、どうも幸せそうには見えないんだ。
    時々、話しも聞くけどどうも違う。

    確かに!今彼女が一番好きなのは彼氏かもしれない。
    ただ、これだけは言える彼女を世界中の誰よりも好きなのは私なのです。
    好きになってもらえる自信はないけど、ずっとずっと彼女を好きでいられる自信はたんまりあって、あぁ、なんか虚しいね。
    貴方を好きになったって事実だけで、最初は満足してたのに。
    欲深いったらないんだ。
    今はもう一方通行に悲しくなって。
    貴方の好きって気持ちが欲しくって欲しくって。
    気付いたら好きって言っていた。

    でもね、でもさ、私はこんなに欲深だから、いつか貴方の一番になりたくて、気付いたら一番になってるかもしれない。
    一番好きな人に一番に想われて幸せってやつを手に入れて。
    これ以上の幸せを生憎私はしらないから。
    だからさ、だからね、今日も伝える。


    好きだ好きだ好きだ



    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13802 / 1階層)  降伏論
□投稿者/ ハル 一般♪(11回)-(2006/03/02(Thu) 23:45:08)
    スキダスキダスキダ


    言われる度に好きになる
    そんな事実に気付いたのはつい最近

    お前は催眠術者か!って思う程
    言葉は身体に染み入って
    どうしたもんかね、
    染まる頬と
    速まる心臓

    なんだか、もう聞こえてるんじゃないかってくらい速くなる心臓をもてあまして情けない顔抱えて。

    今日も聞こえる

    スキダスキダスキダ

    迷いのない目で真っ直ぐな言葉で。
    知ってる?心拍数ってのは一生の内にこれまでって決まってんだよ。
    このままじゃ確実に早死にじゃないか。
    それとね、最近気付いたよ。
    私を幸せにするのは貴方だけじゃないけど、貴方を幸せにするのは私だけって事。

    だから、私の心臓と貴方の幸せの為に性別とか常識ってモノを越えちゃっても、
    まぁいいか。

    そんな事が思えるくらいには貴方が好きだから貴方の好きには敵わないけど我慢して貰おう。


    これは、きっと降伏という名の幸福。





    (携帯)
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■13803 / 1階層)  青春カルス
□投稿者/ ハル 一般♪(12回)-(2006/03/03(Fri) 03:33:03)


    あなたを好きだという事。




    あなたが隣りにいる事。





    「世の中がちょっとうまくいかないこんな夜に」




    テレビに映る映画と握り締めた布団。
    ゆっくりと引き裂かれた私と布団は別れを惜しみ私の目からは涙がこぼれる。
    寒さになれないこの手をあなたは両手で包み込んだ。
    ゆっくりと流れ込む温度に驚いて私は涙を流す。


    今日は泣き虫だね。


    フワリと笑うあなたが愛しくて、泣き出した私をなでる手はあたたかい。





    「世の中がちょっとうまくいかないこんな夜に」




    あなたを好きだという事。



    あなたが隣りにいる事。








    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13811 / 1階層)  飴玉ドロップ
□投稿者/ ハル 一般♪(13回)-(2006/03/04(Sat) 03:00:11)
    ドロップあげるよ
    だから、ね。
    手を出して






    あなたのてのなかでおどろう





    全てはあなたの思うがままさ

    好きな時に愛して

    好きな時に捨てればいい


    優しい言葉と
    この指をあげる

    心地よい束縛と
    ほんの少しの嫉妬で
    あなたを満たそう

    あなたはただそれを受け取ればいい


    どんな我が儘も飲み込むよ
    どんな言葉でも吐けばいい


    私はそれを受け入れよう


    それ以上を望む気なんておきないくらい

    あなたを満たそう



    愛すれば欲しくなる
    体も心も時間さえ


    あなたは私を愛せばいい
    気紛れにでも誠実にでも
    お好きにどうぞ



    あなたを望めば
    優しく はいられない

    愛されたいと望む
    許されたいと望む


    貪欲に欲する事の

    なんて浅ましさ



    あなたを満たそう愛以外の何かで


    誰もそれに気付かなければ
    これがホントでそれがウソだ



    カラカラなる缶を振る
    甘いドロップ欠けていく
    なくなっちゃう
    その前に

    ほら、はやく手を出して




    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13823 / 1階層)  おいしい生活
□投稿者/ ハル 一般♪(14回)-(2006/03/05(Sun) 22:10:10)
    コックを拾った。

    友達の失恋記念に飲んだくれにつきあって、終電ギリギリに電車に飛び乗った。
    駅を降りるともう明かりは街灯しかない。

    駅から五分程の無料駐輪所に向かっている時。
    道の端でうずくまる酔っ払いがいた。性別はたぶん女。
    おそろしくサラサラとした金色の髪。
    触りたいと思って。拾った。
    私は随分と酔っていたんだろう。

    朝目覚めるととなりには色白のお嬢さんが転がっていた。すやすやと寝息をたてる未成年と思われる女の子。

    やばい
    これ、犯罪?犯罪?えっ誘拐?私?私なにかしましたか?あっ夢オチ系?


    混乱と混沌をおさめる為に目を閉じると、体温を感じた。寝返りをうつとサラサラの髪が頬に触れる。やっぱり気持ちいい。
    髪を撫でながらまた深い眠りに落ちた。

    次に目を覚ましたのは昼頃。
    美味しそうな匂いに目が覚めた。最近はほとんど使っていない台所から物音がする。
    恐る恐る顔をあげると、いた。何かを皿に盛り付け振り向いた。
    「あっ、おはよございまーす」
    「・・・おはよ。」

    あら、かわいい。

    「台所かりました。」
    「はぁ、」
    「くいません?」
    「くいます」

    久しぶりの手作りがあまりに美味しかったので。
    しばらく置いてくれないかとクリクリの目で頼まれたので。
    専属コックはかなり魅力的だったので。

    今日、コックを拾いました。

    私はちょっと酔っていたんだろう。




    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13830 / 1階層)  タイム!
□投稿者/ ハル 一般♪(16回)-(2006/03/06(Mon) 06:03:05)
    好きだよ
    って言い掛けた口はいつだっていやらしくキスをねだってしまうから言えたためしがない。
    かわいいなぁ
    って思った途端に欲情して体ばかり求めてしまうから言葉がうまく伝わったことがない。

    守ってあげるよ
    なんて言えないから
    助けて
    なーんて縋っちゃう

    いつもあなたは
    はいはい。
    ってまるで宥めるように頭を撫でて笑ってる

    本当はね、本当はね、
    もう少しちゃんとしてるんだ

    好きだなんて挨拶みたいに言っちゃってなんでもないモノをかわいーなんて騒いじゃってフツーの子供やってんの

    守りたいなんて初めて思って助けてなんて初めて縋って初めてだらけに驚いてるだけ

    だからもうちょい待っててね


    好きだよなんて微笑んで
    愛してるなんて言っちゃって
    かわいいねって頭を撫でて
    余裕かまして
    あなたを守るよ


    どうかどうかどうか
    待っててね




    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13834 / 1階層)  青春パティシエ
□投稿者/ ハル 一般♪(17回)-(2006/03/06(Mon) 16:30:57)
    噛み砕け
    飲み干せ
    溶かして
    混ぜて




    『君色パンケーキ』




    パンケーキとホットケーキの違いもわからない。
    馬鹿な私はこの感情を何と呼んだら正しいのかわからない。


    ただあなたが。


    くだらない話をベラベラと話す私とくだらない話をタラタラと話すあなたとで、さぁ何分経っただろう。
    狂った時計しかないこの部屋で唯一、冷静に時を刻む携帯電話を覗いてお腹が空いた。
    これは勘違いかも知れないけれど二人でいると随分と時間を損する気がします。だって過ぎていく時があまりにも速いのです。
    一人、ただ、そう思い込んでいるのかと疑っていたのに


    「うわっ、もうこんな時間か。」


    なーんて、あなたが心底驚いていたので私も心底驚いてしまった。
    同じ感情を抱えているかはわからないけど、二人で心底驚いたことを、ただただ喜ぶ私です。


    あなたは心地良い。


    ただあなたが心地良いのです。


    だから
    この渦巻く感情を噛み砕いて飲み干して溶かして混ぜればきっとあなたになるはずだ。

    あなたは心地良いから。



    噛み砕け
    飲み干せ
    溶かして
    混ぜて


    出来上がり。


    『君色パンケーキ』

         メープル味




    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13842 / 1階層)  恣意的日常
□投稿者/ ハル 一般♪(18回)-(2006/03/07(Tue) 00:48:59)
    あなたがよしよしと犬を撫でる。
    犬になりたいと思う。


    あなたがチチチっと猫を呼ぶ。
    猫になりたいと思う。


    あなたがかわいいとぬいぐるみを抱く。
    ぬいぐるみになりたいと思う。



    あなたが触れるすべてに
    (そう、今手にしてる消しゴムにさえ)
    あなたがかわいいと言うものすべてに
    (例え少し不気味なぬいぐるみでも)
    それになりたいのだ。


    そりゃあ、もう神に祈りさえする。
    神様なんでそうはなれないの?
    なんて拗ねたりする。


    そんな事をぼんやりと考えていると
    目が合って
    唇が重なって
    思うのだ。


    私でよかった。
    あなたが愛する私でよかった。


    神様ありがとう!
    なんて好き勝手に騒いでる私はきっといつか神様にも
    いい加減にしろ!!
    ってツッコまれてしまうだろう。


    それでも私は日々
    喧しくも至って真面目に
    あなたを想うのだ。



    (携帯)
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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13845 / 1階層)  恋ンらんど
□投稿者/ ハル 一般♪(19回)-(2006/03/08(Wed) 04:32:51)
    なんだかなぁ。
    なさけないね。
    なさけないよ。

    だって、こんなにこんなに愛してるっていうのに。
    そりゃあ、もう、幸せにしたいわけさ。

    それこそ
    わぁお!
    ってびっくりしちゃうくらいにさ。
    残念なことに私はダメダメへたれで君には
    わぁお!
    って呆れられちゃって
    わぁーん
    って泣かれちゃうわけです。
    あんまり自分がなさけなくて
    うわぁお!だ

    なんだか、
    上手く伝えられなくて
    気持ち逆撫で君はブチ切れ。
    でも、まぁ、
    だからって離れる気持ちは毛頭ないわけで。

    これからも
    逆撫でて頭なでて体撫でて
    ついでに全部舐めて。

    まだまだ、
    未熟な私ですから。
    もっともっと
    君の勉強ガリガリやって、
    目指せガリ勉!

    あぁ、そうだ
    いつかきっと本だすね!!

    限定一冊自費出版。

    君に捧げる恋のバイブル







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▲[ 13686 ] / 返信無し
■13856 / 1階層)  一粒三百年
□投稿者/ ハル 一般♪(20回)-(2006/03/11(Sat) 01:31:50)
    ためらうようにゆっくりと差し出された手を逃がさなかった私に逃げられないあなただ。



    くらりくらり視界がゆがむ




    風邪でもひいたのか、ふらつく頭で席に着く。
    今日も麗しの吾が君は斜め前の席で誰かとのお喋りに夢中。
    いや、夢中のふり。


    こちらをみないのは昨日のケンカが原因だろう。
    私としては告白のつもりだったんだが。

    どうも信用されにくいタレ目と天パを引っ張る。あぁ間抜け面。
    まだ感触の残る頬を撫でる。

    一粒。ガムをもらった。

    昨日の一部始終をみていた友達が憐れみの色を浮かべながらくれたんだ。

    どうせ一粒なら風邪薬にしてよ。

    ガムを噛みながら友達に寄り掛かる。
    八つ当たりにからかってじゃれていると視線を感じる。
    みればきっと逸らされる視線にワクワクだ。



    一粒。
    あなたをください。


    大事に大事にたべますから



    どうか、お恵みを





    ふわりふわり気持ちがゆがむ


    ゆっくり振り向き笑顔を贈ろう。逸らせなくなるようなとっておき。

    差し延べたのはあなた
    掴んだのは私


    いつだって先に手をだすのはあなたなんだ。






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■13857 / 1階層)  一人三百考
□投稿者/ ハル 一般♪(21回)-(2006/03/11(Sat) 01:33:37)
    思わず頬を殴った。

    頭はよくはたいていたが顔ははじめてだ。


    それでもあの子は余裕の笑みを向け続ける。
    そういう所が嫌なんだよ。


    これ以上一緒にいられないと教室を後にした。帰り際、唯一の傍聴人に別れをつげると困惑を全面に押し出しオロオロとそれでも


    「う、うん。じゃあね」


    と手を振って見送ってくれた。
    かわいいなぁ。

    あいつもこれくらい素直ならいいのに。

    そうすれば、この手も痛まなかった。じんじんと熱をもつ手のひらを睨む。


    だいたい、向こうが悪い。


    好きだ好きだと言うくせに、
    向ける視線は友に送るには意味深長すぎるというのに、
    すべて私にわかるように仕掛けて来るのに。


    与えるだけ与えて求めない。

    私が向ける好意にとっくに気が付いているくせに。

    欲しいのなら求めればいい。

    靴を履き替えマフラーを取り出すと違和感に気付いた。そっくりだがメーカー違いのマフラーはあの子の物以外考えられない。


    たぶん故意だ。


    ちょっとした悪戯はいつもの事。引き返すのも面倒でそれを巻いて帰る事にした。


    匂いがあの子を伝える。
    寒さで震える頬が熱をもつ。

    求めないのはあなた。
    求めているのは私。



    これはたぶん恋だ。







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■13975 / 1階層)  まほうつかい
□投稿者/ ハル 一般♪(22回)-(2006/03/22(Wed) 21:03:13)
    君が笑ったら
    あったかくなった

    一緒に食べたら
    おいしく感じた

    名前を呼ばれて
    自分の名前
    好きになった

    不思議だね

    もしかしたら
    もしかしたらさ

    きっと君は
    まほうつかい



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■13978 / 1階層)  アメ降る午後
□投稿者/ ハル 一般♪(23回)-(2006/03/22(Wed) 23:45:11)
    降り出したアメにカサをさす

    並んで歩く私達は

    カサの幅だけ離れてて

    まるで1メートルの遠距離恋愛





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■13994 / 1階層)  徒ら臥し
□投稿者/ ハル 一般♪(24回)-(2006/03/25(Sat) 22:22:04)
    深夜アニメとマイナー映画

    ふかした煙草が滑稽で

    溜息ついたら煙が舞った

    月のない夜 蛍光の下

    白い毒雲踊り出す


    フトンまるめて抱きついて

    毛布一枚ひっかけて

    寒い夜にさようなら






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■14614 / 1階層)  あした天気に
□投稿者/ ハル 一般♪(1回)-(2006/05/23(Tue) 02:58:18)
    ヒトリになってしまったこの部屋で今雨音を聞いている。
    フタリであったことはなかったけれど私とあの子は確かにこの部屋に居て、私は勝手にアナタにときめいてドキドキしてそして深く考える事もなくその感情を大切に守っていた。






    「あのさ、恋人できた。」


    「まじで?へー、いつから?」


    「一週間くらい前かな。」





    頭の中が真っ白になったのは初めてだ。

    ―おめでとう。

    とウソついて初めてあのドキドキの原因がわかってしまって、でもそれは今更なんの意味もないただ苦しいだけの感情になった。気付いたらそんな感情になってしまっていた。
    アナタに向けてきた想いにやっと明確な名前がついて喜ぶまもなくそれは叶わない願いだと自覚だ。


    二人を閉じこめた雨ももう意味がない。だって片思いに気付くと同時に失恋したまぬけな私だ。




    雨が降る。
    カサのないこの部屋であなたを思えば嬉しさと悲しさ押し寄せて、ヒトリなんだとおもう。
    フタリであったことなどないのに。





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■14653 / 1階層)  晴れる夜
□投稿者/ ハル 一般♪(2回)-(2006/05/25(Thu) 10:51:43)
    ヒトリにしてしまった。
    おこがましくもそう思う。


    フタリであったことなどないけれど。
    確かにあの部屋で私は愛されていたと自惚れる。





    その日は生憎雨は降っていなくて私が止どまる理由はどこにも見当たらなかった。



    「そっか。おめでとう。」



    軽く、反応が面白そうだからとついたウソにそう微笑まれて胸が痛んだ。
    そして知った。
    この部屋でいつの間にか通じあっていた想い。
    片思いだなんて油断していた。想われているんだと安心していた。


    気付きそうなものなのに全く気にもしなかった。だって、雨が降るとなんだか機嫌が良くなって。だって、カサだってわざと買わないでいてそれで私もそうであったっていうのに。
    全く思いもしなかった。

    私もあなたを好きで居て、それで自分の想いにすら気付かないくらいそんな暇がないくらいあなたを見て居たのだ。


    あまりの恥ずかしさと純情さに赤面であんまりな純愛に鳥肌だ。




    それでもこれは気付いてしまった者の義務だからと


    ―ヒトリにしてしまったあなたに。
    ―フタリになろうと言ってみよう。



    言い訳位させて欲しい。






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■15199 / 1階層)  KISSKISS☆BANGBANG
□投稿者/ ハル 一般♪(4回)-(2006/06/30(Fri) 03:48:36)
    「すげー!」
    「器用〜」

    「まぁね。」


    昼休みのひとこま。
    デザートについてきたさくらんぼの枝を口にいれ、種を付けたままその枝を結んでみせる。それを得意気にまわりにみせているのはいつもバカをやってるクラスメートだ。
    ムダにはしゃいでる彼女を横目に単語帳を読みふける。


    ―またバカなことを。



    「きっと、キスうまいんだよ」
    「やっぱね〜ナオは」
    「ぽいもんね」

    「えへへ〜」



    相変わらずのナオのヘラヘラ笑いと緩んだ口に二個目のさくらんぼが入るのがみえた。



    ―くだらない。





    放課後の更衣室。

    「んっ。」

    深い口づけに息が上がる。ゾクゾクと背筋を這う快感にしゃがみ込みそうになるのを必死に耐えた。
    時折、余裕そうな瞳と目が合えばこみ上げるのは恥ずかしさと悔しさだ。


    「気持ちいい?」

    「…。」


    余韻にとりつかれ、羞恥から何も言えず相手にもたれ掛かる。少し前まで自分に快楽を与えていた唇が耳元で言葉を紡ぐ。



    「ねぇ、気持ちよかった?ナオ。」


    「・・うん。」



    さくらんぼの枝を口で結べるとキスがうまい。このくだらない通説は彼女の舌によって見事に覆された。




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■15227 / 1階層)  視力2.0
□投稿者/ ハル 一般♪(5回)-(2006/07/04(Tue) 00:22:49)
    自転車で近所を走っている時あなたをみかけた。

    いや、正確にはあなたに似た人だった。

    もちろん後ろ姿以外はあなたに似てもにつかないんだけどそれでもこの高鳴る胸はあなたに向けたものだ。


    すっごくドキドキしてしまったんだ。


    紛い物でこんなにときめくなんて、なんて楽しい人生だろうとあなたの偽物を見る度思う。
    そしてどうやら目が悪いらしい私は眼鏡を真面目に物色しながら、またあなたの影を捜す。
    そして勝手にドキドキするんだ。


    あなたを好きになって良かったなんて。
    本当に勝手に思いながら



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■15253 / 1階層)  垂れ流し
□投稿者/ ハル 一般♪(6回)-(2006/07/07(Fri) 20:23:39)
    私を取り巻くすべてのものがあんたに繋がってるって最近気づいたマヌケな話人に聞かれて気づいたよ例えば乙女チックなマンガだとか甘ったるい歌詞の曲だとかとにかく人に言わせれば私には似合わないようなモノに囲まれた生活だ言われて考えたよなんだってこんな心惹かれてしまうのかをそしたら答えは三秒ででた取り巻くすべてはあなたにつながっててそれにしがみつくみたいに生きてる私なのだ

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■15508 / 1階層)  幸福人ラーゲル
□投稿者/ ハル 一般♪(8回)-(2006/07/29(Sat) 22:10:11)
    軽く握ったこぶしから親指をたてて人差し指を伸ばしてゆっくりこめかみにあてる



    ーっばん!




    頭ん中と右手で作り上げた銃は虚しく落ちた。
    なにも打ち抜きはしないそれを大切にしまうみたいに足の間に挟み込んだ。


    体育座りみたいな格好でコロンと横になる。
    目を瞑り、エアコンで冷え切ったフローリングに体を押しつけていると冷たい手が伸びてきた。




    「ねぇ、寒くない?」


    「しーっ。今死にかけ中。」


    「あっそう。」



    彼女がすりよせる体から伝わる温度にまだ死にはしないと思う。
    ふと、二人でみた映画を思い出し問いかけた。



    「私が死ぬまで愛してくれますか?」


    「死にかけてんじゃないの?」


    「いいから。
    愛してくれますか?」


    しょうがないなと彼女が腕を回し、私は包まれた。


    「いいえ。私が死ぬまで愛します。」



    幸福に包まれた。
    そして思った。このバカみたいに寒くした部屋で他人が聞いたら呆れそうなバカな事をできるのはアナタだけだから、二人で在れてよかったと思った。









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■15800 / 1階層)  垂れ流し2
□投稿者/ ハル 一般♪(9回)-(2006/08/11(Fri) 23:54:52)
    いつもは忘れているはずの感情溢れ出して何も喋れれなくなってしまったんだと思うけど実際その時はしゃべる相手がそばにいなくてホントに何も喋れなくなっていたのか今となって分かることではないからそういうことにしといてとにかく!溢れだしたんだいっぱいの感情たくさんの色が渦巻いて混ざって何もかも黒に近くて涙出そうになってメガネの上から目をこすろうとして笑えなくて悲しかったんだっていつか伝えられたらと思うよあなたに向けたたくさんの色は混ざり合って溶け合ってもう私にもわからないから全てを見せるよ黒に近いそれからあなたに贈るのは私が持ってるあなたの為の色だから



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