ビアンエッセイ♪

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Nomal お題小説D /のん (06/05/22(Mon) 02:19) #14598
Nomal /のん (06/05/22(Mon) 02:30) #14599
Nomal 髪の毛 /ひとみ (06/05/24(Wed) 01:30) #14637
Nomal 旅行 /かなう (06/05/25(Thu) 00:15) #14646
│└Nomal ランチタイム /さぼ (06/05/25(Thu) 00:33) #14650
│  └Nomal 食後休み /のん (06/05/26(Fri) 00:39) #14674
│    └Nomal ぬいぐるみ /昴 (06/05/26(Fri) 06:27) #14676
Nomal 寝顔 /エビ (06/05/27(Sat) 09:00) #14702
Nomal 魅惑のクチビル /siva (06/05/28(Sun) 14:14) #14732
Nomal 昨日見た夢。 /空青。 (06/06/14(Wed) 01:30) #14992
│└Nomal 着信音 /昴 (06/06/16(Fri) 00:44) #15020
│  └Nomal    タ ヌ キ /ゆらら (06/06/17(Sat) 21:15) #15040
Nomal 無防備な笑顔 /RUNA (06/06/23(Fri) 18:37) #15108
Nomal 先生 /かなう (06/06/23(Fri) 22:46) #15110
Nomal 先生2 /かなう (06/06/23(Fri) 22:58) #15111
Nomal 夏ミカン /レン (06/06/24(Sat) 00:30) #15113
│└Nomal 『泣き顔』 /ゆらら (06/06/24(Sat) 10:29) #15118
│  └Nomal うわぁー!うそぉー! /ゆらら (06/06/24(Sat) 10:42) #15119
│    └Nomal おんな /昴 (06/07/09(Sun) 23:06) #15268
Nomal /C (06/07/10(Mon) 02:23) #15271
Nomal /ハル (06/07/10(Mon) 05:39) #15272
Nomal /乃亜 (06/07/10(Mon) 18:44) #15274
Nomal 香水 /アイズ (06/07/10(Mon) 23:58) #15279
│└Nomal あの日 /昴 (06/07/11(Tue) 00:44) #15280
│  └Nomal 八重歯 /ゆらら (06/07/11(Tue) 17:24) #15282
Nomal 欲情 /戌子 (06/07/12(Wed) 21:43) #15296
Nomal 浴衣 /ひとみ (06/07/13(Thu) 21:53) #15306
Nomal 花火 /金丸 (06/07/13(Thu) 23:59) #15308
Nomal まつ毛 /ゆらら (06/07/15(Sat) 01:39) #15327
Nomal 切ない /アイズ (06/07/16(Sun) 00:44) #15337
Nomal 化粧 /みり (06/07/17(Mon) 00:17) #15345
Nomal 改札口 /やよい (06/07/17(Mon) 18:34) #15349
Nomal 夏休み…。 /戌子 (06/07/18(Tue) 19:51) #15354
│└Nomal /春樹 (06/07/18(Tue) 21:32) #15360
Nomal 星空 /ゆらら (06/07/19(Wed) 17:33) #15376
Nomal あいまい /よっしー (06/07/25(Tue) 11:31) #15467
Nomal 晴れ雨 /金丸 (06/07/25(Tue) 14:45) #15471
Nomal /やよい (06/07/26(Wed) 02:42) #15480
│└Nomal たばこ /昴 (06/07/26(Wed) 03:19) #15481
Nomal /かなう (06/07/27(Thu) 18:14) #15489
Nomal /mama' (06/07/28(Fri) 01:37) #15490
Nomal 夏休み2 /ゆらら (06/07/28(Fri) 14:00) #15491
│└Nomal 開放感 /昴 (06/08/06(Sun) 18:20) #15653
│  └Nomal かき氷♪ /しゅう (06/08/08(Tue) 16:52) #15712
│    └Nomal ベンチ /みん♪ (06/08/09(Wed) 12:54) #15749
Nomal 風鈴 /ゆらら (06/08/12(Sat) 01:16) #15801
│└Nomal ほおずき /昴 (06/08/14(Mon) 15:33) #15891
│  └Nomal doors /れい (06/08/21(Mon) 21:49) #16063
Nomal 本日は晴天也 /えもん (06/08/21(Mon) 22:48) #16066
Nomal 暑中お見舞い申し上げます /朱 (06/08/21(Mon) 23:51) #16068
Nomal バスケ /かなう (06/08/24(Thu) 01:33) #16097
Nomal 適性・不適性 /ゆらら (06/08/28(Mon) 21:57) #16182
Nomal 宝石 /春樹 (06/08/28(Mon) 22:45) #16187
Nomal 親友。 /ぽち子♪ (06/08/29(Tue) 00:54) #16196
Nomal 無責任 /さぼ (06/08/29(Tue) 02:28) #16198
Nomal 赤面 /ひとみ (06/08/29(Tue) 11:41) #16216
│└Nomal 寝息 /nano (06/08/29(Tue) 15:24) #16217
Nomal /春樹 (06/08/29(Tue) 16:25) #16219
│└Nomal ストラップ /れい (06/08/30(Wed) 00:37) #16227
Nomal /金丸 (06/08/30(Wed) 01:24) #16230
Nomal 黒髪 /KOU. (06/08/31(Thu) 03:44) #16251
Nomal 独占欲 /リモコン (06/08/31(Thu) 22:25) #16269
Nomal 夏の思い出 /ミニマム (06/08/31(Thu) 23:40) #16271
Nomal スニーカー /オーレ (06/09/02(Sat) 04:02) #16280
Nomal 賞味期限 /エビ (06/09/02(Sat) 12:37) #16281
│└Nomal /昴 (06/09/02(Sat) 15:07) #16287
Nomal ありがとう /乃亜 (06/09/02(Sat) 15:22) #16288
Nomal マンション /薫 (06/09/02(Sat) 22:09) #16290
Nomal /ゆらら (06/09/03(Sun) 16:32) #16301
Nomal 誰も居ない海 /ГЯУ(フライ) (06/09/03(Sun) 17:34) #16302
Nomal 手紙 /春樹 (06/09/03(Sun) 20:25) #16303 192503_1156924216.png/12KB
│└Nomal 憧れ /昴 (06/09/03(Sun) 22:10) #16304
Nomal 失神 /ゆらら (06/09/05(Tue) 18:53) #16322
Nomal あなたに逢いたいのに… /かなう (06/09/06(Wed) 02:05) #16326
Nomal 記念日 /金丸 (06/09/06(Wed) 17:35) #16331
Nomal 紅葉 /つちふまず (06/09/06(Wed) 22:28) #16335
Nomal 言葉にならない /ルー (06/09/07(Thu) 08:19) #16339
│└Nomal 駐車場 /チョビ (06/09/07(Thu) 09:28) #16340
Nomal /金丸 (06/09/07(Thu) 19:39) #16343
│└Nomal 合縁奇縁 /昴 (06/09/10(Sun) 02:10) #16357
Nomal 秋空 /惠 (06/09/10(Sun) 05:30) #16358
Nomal 午前5時 /哀 (06/09/10(Sun) 09:44) #16364
Nomal 印象 /とーる (06/09/10(Sun) 16:18) #16365
│└Nomal Dear /蓮 (06/09/10(Sun) 21:16) #16368
Nomal プリクラ /朱 (06/09/11(Mon) 22:39) #16390
Nomal (削除) / (06/09/12(Tue) 02:17) #16402
│└Nomal ズルさ /蓮 (06/09/12(Tue) 21:24) #16414
Nomal 手に入らない /PON (06/09/13(Wed) 18:21) #16424
Nomal あなた /みどり (06/09/13(Wed) 23:30) #16427
│└Nomal たまごやき /昴 (06/09/15(Fri) 00:22) #16450
Nomal 映画 /ミニマム (06/09/15(Fri) 00:47) #16451
Nomal シーツ /映美 (06/09/15(Fri) 04:14) #16463
Nomal 伝言 /エビ (06/09/15(Fri) 16:03) #16465
Nomal 愛してる /つちふまず (06/09/15(Fri) 20:38) #16467
Nomal 肩こり /ハッカ (06/09/16(Sat) 10:33) #16478
Nomal バス停 /たけのこ (06/09/18(Mon) 00:13) #16521
Nomal バス停 /たけのこ (06/09/18(Mon) 00:34) #16522
Nomal 男性募集 /郁恵 (12/05/17(Thu) 12:46) #21527


親記事 / ▼[ 14599 ] ▼[ 14637 ] ▼[ 14646 ] ▼[ 14702 ] ▼[ 14732 ] ▼[ 14992 ] ▼[ 15108 ] ▼[ 15110 ] ▼[ 15111 ] ▼[ 15113 ] ▼[ 15271 ] ▼[ 15272 ] ▼[ 15274 ] ▼[ 15279 ] ▼[ 15296 ] ▼[ 15306 ] ▼[ 15308 ] ▼[ 15327 ] ▼[ 15337 ] ▼[ 15345 ] ▼[ 15349 ] ▼[ 15354 ] ▼[ 15376 ] ▼[ 15467 ] ▼[ 15471 ] ▼[ 15480 ] ▼[ 15489 ] ▼[ 15490 ] ▼[ 15491 ] ▼[ 15801 ] ▼[ 16066 ] ▼[ 16068 ] ▼[ 16097 ] ▼[ 16182 ] ▼[ 16187 ] ▼[ 16196 ] ▼[ 16198 ] ▼[ 16216 ] ▼[ 16219 ] ▼[ 16230 ] ▼[ 16251 ] ▼[ 16269 ] ▼[ 16271 ] ▼[ 16280 ] ▼[ 16281 ] ▼[ 16288 ] ▼[ 16290 ] ▼[ 16301 ] ▼[ 16302 ] ▼[ 16303 ] ▼[ 16322 ] ▼[ 16326 ] ▼[ 16331 ] ▼[ 16335 ] ▼[ 16339 ] ▼[ 16343 ] ▼[ 16358 ] ▼[ 16364 ] ▼[ 16365 ] ▼[ 16390 ] ▼[ 16402 ] ▼[ 16424 ] ▼[ 16427 ] ▼[ 16451 ] ▼[ 16463 ] ▼[ 16465 ] ▼[ 16467 ] ▼[ 16478 ] ▼[ 16521 ] ▼[ 16522 ] ▼[ 21527 ]
■14598 / 親階層)  お題小説D
□投稿者/ のん 一般♪(3回)-(2006/05/22(Mon) 02:19:33)
    最後うまくのらなくて、ゴメンなさい。
    新しくたてます。
[ □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / 返信無し
■14599 / 1階層)  
□投稿者/ のん 一般♪(4回)-(2006/05/22(Mon) 02:30:03)
    耳元でささやかれる小さな声は絆という小さな幸せを運ぶ。
    だけどあたしは少しだけ内緒話が苦手なんだ。
    なぜって。
    それは左耳が聞こえないから。
    ほんとに小さな頃からだから聞こえないのが当たり前。
    右耳だけで困ることはほとんどない。
    でも左からささやかれる小さな声だけは聞こえないことを自覚する。
    もちろん彼女は知っている。
    いつも自然にあたしの右に立つ優しい彼女。
    それなのに、彼女は左でささやいた。
    「え、なんて?聞こえない」
    「あっゴメン。でもやっぱり秘密」
    間違えたふりをする。
    でもあたしは知っている。
    わざとだっていうことも。
    小さな声の内容も。
    彼女の読んでる雑誌の小さな記事を読んだから。
    『愛の言葉は左から』



    初めてでレスうまくいかなくてすいませんでした↓
    みなさんうまくてビックリです☆
    次のお題は、「髪の毛」でお願いします。


[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / 返信無し
■14637 / 1階層)  髪の毛
□投稿者/ ひとみ 一般♪(2回)-(2006/05/24(Wed) 01:30:17)
    あなたは私の長い髪が好きって言うよね


    私はあなたの短い髪が好きだよ


    これから暑い夏が来て、この長い髪がすごく邪魔になると思う…けど、あなたがこの髪型好きだから、首にあせもが出来ても、がんばるよ(笑



    たかが髪型だけど、お互いに一番好きな相手の髪の毛…


    それをまもってる…ただそのことが嬉しい



    私は夏がまんするから、あなたは冬寒くてもがんばってね!!



    fin



    次は『旅行』で♪♪か

    (携帯)
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / ▼[ 14650 ]
■14646 / 1階層)  旅行
□投稿者/ かなう 一般♪(1回)-(2006/05/25(Thu) 00:15:05)

    一年のほとんどが旅行状態。そんな感覚になるような出張ばかりの仕事をしていると、ホテル暮らしがもちろん多くなっていく。

    部屋では夜、一人。
    体温の無い部屋は寒い。

    ホテルの部屋がいつも寒く感じるのは、

    逢いたい子の体温を思い出してるからなのか、
    単純に私が寂しいだけなのか。


    あぁ、でも素直に思うよ
    寒い部屋で
    隣に君がいたら抱きしめて眠りたいと。


    そんな幸せは叶わないままで、
    今日も旅先で眠りにつく。


    一人で。
    少し寂しいけれど
    君を想ってる。


    End

    次のお題は
    「ランチタイム」で☆

    (携帯)
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14646 ] / ▼[ 14674 ]
■14650 / 2階層)  ランチタイム
□投稿者/ さぼ 一般♪(41回)-(2006/05/25(Thu) 00:33:03)
    「おっひる。おっひる〜」

    それはそれは嬉しそうに、なんだかよくわからない唄を歌うのは、私の隣の席の人。


    「お昼はお〜いし〜い。お〜いし〜ぃお昼〜」


    それはそれは嬉しそうに、なんだかよくわからない柄の包みを開ける。


    「今日は〜・・唐揚げ!ぃやっほう!」


    それはそれは嬉しそうに、唐揚げをおはしでつまむ。

    ふ・・と動きが止まった。


    「・・・・どったの?」

    「・・・は?」

    「さっきからず〜っと見てる。お昼・・・無いの?」



    どうやら私は無意識に彼女を見つめていたらしい。
    彼女は不思議そうに私を見て、見当違いな質問を投げかけてくる。


    「いや。あるっていうか、いや無いのか。買うの。これから」

    「ほぅほぅ。でもすぐ行かないと無くなっちゃうよ」

    「ぁ〜・・・無くなったらコンビニでも行くよ」

    「そ〜?」


    彼女はそう言うと、なにか悩むように唸って

    新たに唐揚げを一つ摘むと


    「この唐揚げを差し上げてしんぜよう。自信作。」

    「・・・え?んむ」


    口に無理矢理押し込まれた唐揚げ。

    本当においしいから

    「おいし・・・」

    むぐむぐいいながらこぼすと


    「でっしょ〜?」

    それはそれは嬉しそうに、彼女は笑うのだ。

    そして不覚にも、私は彼女に恋をした。



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    おそまつさまでした。
    次の御題は『食後休み』で。
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14650 ] / ▼[ 14676 ]
■14674 / 3階層)  食後休み
□投稿者/ のん 一般♪(5回)-(2006/05/26(Fri) 00:39:08)
    「食べてすぐ寝ると牛になっちゃうよ?」

    笑う彼女のひざの上。

    別にいいや。

    牛になっても。

    一緒にいてくれるって信じてるからね。

    あっ。

    でも…。

    「じゃぁ運動しようか」

    牛にならない努力のうち。

    食後のデザートの味がする彼女の唇。

    あたしの食後のデザート。

    いただきます。

    ほんとの食後休みはもうちょい後でね。




    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
    ちゃんとつながってよかったです!
    次は「ぬいぐるみ」でお願いします♪



[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14674 ] / 返信無し
■14676 / 4階層)  ぬいぐるみ
□投稿者/ 昴 一般♪(13回)-(2006/05/26(Fri) 06:27:19)
    ほら

    ダメだってば…


    ホントはイヤじゃないけど

    一応言ってみる


    物足りなくなったら

    どうするの?

    貴女はそうして

    すぐ私を後ろから抱きしめるけど…

    先に進む気がないなら

    止めて欲しい時もある


    まったく

    私は貴女のぬいぐるみでも
    抱き枕でもないんだから…




    こちらにも初参加させて頂きました。

    次は『寝顔』でお願いします。

    (携帯)
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / 返信無し
■14702 / 1階層)  寝顔
□投稿者/ エビ 一般♪(39回)-(2006/05/27(Sat) 09:00:50)
    “オチそう”




    ただ。



    それだけでいいのだ。






    決まって夜中だから実にタチが悪い。



    すぽるとも終盤に差し掛かった頃─



    ブルブル…。


    充電器に差した携帯が震え出す。


    「誰だ?」


    なんて疑問はポーズに過ぎない。


    もう分かってる。


    こんな時間だ。



    彼女が電話をかけてくるのは。




    いつもこんな時間だ。





    「どしたの?」


    「んー…」


    「何かあった?」


    「んー…」


    何も答えない彼女だけれど。


    彼とモメたんだろうなということは、
    容易に察しがつく。



    「大丈夫?」


    私はベッドを抜け。


    「眠れそう?」


    壁のフックに引っかけた帽子を被る。



    「泣いてない?」



    「んー…、泣いてないけど…」



    「ん?」





    「オチそう…」





    その時私はもう車のキーを握っていて。


    玄関へ向かって歩いていて。


    スニーカーの紐を結びながら彼女に伝えた、





    「今から行くよ」






    “オチそう”


    ただそれだけでいい。


    “逢いに来て”


    なんて要らない。





    私に電話をかけてくる時の彼女のベクトルはいつも。









    もう知ってるから。






    夜の道は静かでいいなと。





    ひとり思う。









    狭いベッドで─




    小さな彼女を後ろから抱きしめる。


    小さな彼女は。


    「タクミ、最低なんだよ」


    彼の愚痴を吐きながら。


    涙で身体を揺らす。




    「そっか…」



    そうか。


    駄目か。



    欲しいと言うから。




    タクミを彼女にあげたのに。





    駄目、か。








    30分か1時間か─



    眠った彼女。



    こうして眠りについた穏やかな寝顔を。



    もう何度見てきただろう。






    その時ふと─



    ベッドの脇にあった彼女の携帯が。



    暗い部屋で光った。






    着信:







    タクミ。









    私はベッドを抜け。




    彼女の手に携帯を握らせ。






    帽子を被り。










    車のキーを持った。







    fin.







    お次の題は…。



    『魅惑のクチビル』でよろしく(笑)





    (携帯)
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / 返信無し
■14732 / 1階層)  魅惑のクチビル
□投稿者/ siva 一般♪(1回)-(2006/05/28(Sun) 14:14:46)
    今日は飲み過ぎた…。

    友達4人で飲み明かそうとラブホに流れ混むまで、初対面が二人もいたし、盛り上げようとして何度もグラスを一気に空けたせいで、かなり視界が揺らいでる。

    やっと、一人が寝つぶれ、元々連れだった子がシャワーへ。
    もう一人は明日は朝から仕事だし、もう自分の役目は終わりだよね…。

    安心して、軽く意識が遠のきそうになり、ふと気づく。
    あれ、もう一人がいない…?

    ぼんやりした視界のまま辺りを見回してみると、いた。すぐ隣に。

    “あれ、こんな近かった…?”

    距離を確かめる様に、手を伸ばしただけなのに、何故か近付く、顔。
    近付いたのか、近付けたのか…?魅惑のクチビルはそこにあった。


    “ヤバイ”

    このまま流される事より、このクチビルにヤラレてしまうことが。

    “友達の友達だよ?”

    そんな事位では逆らえない、このクチビルに。

    軽く触れる。

    “ヤバイ”

    止まらない。止められない。

    確かめる様に、何度も軽いkissをする。

    “止まらない”

    魅惑のクチビルが。もっと、って言ってる……。



    ***

    初めまして。前から書いてみたいと思い、初カキコです。

    次は、「昨日見た夢」でお願いします。

    (携帯)
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / ▼[ 15020 ]
■14992 / 1階層)  昨日見た夢。
□投稿者/ 空青。 一般♪(1回)-(2006/06/14(Wed) 01:30:04)
    2006/06/14(Wed) 01:33:56 編集(投稿者)

    夜、寝る前にフと彼女にワガママを言ってみた。

    『ねぇ…なんか話しして…?』

    彼女はちょっと悩んでから

    「ん〜…じゃあ昨日見た夢の話をしようか。」

    と微笑んでくれた。


    彼女した話は大まかに言うと…

    迷子になった猫を拾った人と、その猫の本当の飼い主が恋に落ちて…同棲して…みたいな話。
    そりゃ喧嘩も、すれ違いもあるけど猫が取り持った恋だから…猫が仲直りのキッカケになって…みたいな恋愛なのね。

    そんで、ある日。
    1人で買い物に行った帰り道…猫が引かれてるのを見るの。その猫はあまりに自分の飼っている猫に似ていて…家に帰ったら猫はいなくて…。

    猫がいなくなった2人はボロボロで…喧嘩をしても仲直りのキッカケがうまく掴めなくて、そのまますれ違ってしまうの。
    そんで、片方は猫のように相手が自分の目の前から急にいなくなってしまう事を恐れて、手紙を書いて出ていくの。


    “貴方と過ごした日々は幸せ過ぎて、
    あの日々が夢じゃないのなら…
    これ以上の幸せは夢でしか味わえないでしょう”

    って…




    そこまで聞いて私はいつしか眠っていた。
    彼女の昨日見た夢の結末は知らない。
    もしかしたら、彼女の作り話かもしれないし、彼女の過去なのかもしれない。
    だけど、彼女は今の隣にいて微笑んでいてくれる。

    昨日見た夢なんてどうでもいい。
    夢見る明日が大事。

    だから、明日も側にいてね?

    ねっ、成ちゃん☆







    ◇◆◇
    意味不な文ができました(-_-;) 笑
    すみません(ノ_<;)

    そんなわけで次は“着信音”で☆彡
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▲[ 14992 ] / ▼[ 15040 ]
■15020 / 2階層)  着信音
□投稿者/ 昴 一般♪(36回)-(2006/06/16(Fri) 00:44:16)
    ピコピコ

    うん

    ちょっと鬱陶しい


    メール打ってるの?

    ピコピコ


    キー操作音止めてくれない


    もぉ

    ちょっと貸して



    メニュー画面を開いて


    携帯なんてサ

    大抵同じような



    キー操作音オフ


    相変わらず機械音痴だね



    携帯を使いこなせてないんじゃないの?


    個別着信音って知ってる?


    一緒にいる時には

    鳴らないし


    『彼女からメールだよ!』

    アニメの主人公の

    その声を聞くと


    私がどれだけドキドキしているかなんて

    知らないんでしょう?


    いつも傍に居て


    居られない時は…


    メールして


    あの着信音を聞いた時のドキドキ


    ホントは…


    好きなんだ




    §§§§§§§§§§§§§§


    意味不明ですいません


    次は…

    『タヌキ』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 15020 ] / 返信無し
■15040 / 3階層)     タ ヌ キ
□投稿者/ ゆらら 一般♪(1回)-(2006/06/17(Sat) 21:15:21)
     
    「ほら、出来たよ。」と大き目の手鏡を私に渡す貴女。 
    「何これ〜!パンダじゃん!もうっ!あんまり〜!ひどい〜!」と貴女の背中を  両手でぺちぺちと軽く怒りながら叩く私。叩かれながらも嬉しそうに笑う貴女。「もういい!自分でやるから!」と私は洗面所に行き白黒の面白パンダ顔にされた メークを、クレンジングで洗い流す。

    「遅刻した罰だよ・・」と急な声に振り向く私。いつの間にか後ろに立って居た貴女は、にやりと微笑みながらそう言った。
    「遅刻って・・だからこっちに来てもらったんじゃない・・。お昼も作ってあげたでしょ?スパゲッティー・・」私はタオルで顔を拭きながら、ぶつぶつと答えた。「駅に10時待ち合わせで待ちぼうけさせておいて、2時間勝手に時間延長されたあげく、こっちに来て!だもんな・・おまけにレトルトのルーを、茹でただけのパスタにかけるだけで、作ってあげたなんてねぇ〜」「うるさいっ!時間が無かったんだからしょうがないでしょ!第一、人の顔にいたずら描きなんて子供みたいな事するから遅れるんだよぉ!」「うわぁ〜責任転換・・自己中・・」と自己弁護ばかりする私に、からかうのが楽しいような顔つきで貴女は言った。

    「もう〜素顔なんだから・・あっちに行ってて・・」少し照れた私は貴女をリビングに追い払った。「・・素顔・・可愛いのに・・」聞こえるか聞こえないかの呟きで去り際に貴女が言った。(あっ又始まった・・貴女の思わせぶり攻撃・・)私は素知らぬふりで洗面所の鏡を見ながらメークを始めた。「メーク完了〜!」私はいそいそとリビングに戻った。「どう?いんちき美容部員さん♪」私は自慢げに貴女の顔の前に自分の顔を突き出して見せた。「普通かな?でも私の部下だったら練習し直させるわ・・猛特訓かな・・その仕上がりじゃ・・」冷めた口調で適当そうなコメントを嫌味たっぷりに言う貴女。「本職なのに女性の一番大事な素肌にパンダの落描きをして遊ぶ美容部員にはそんな事、言われる筋合いはな〜い!」負けじと私も軽く軽口を返す。

    「で、そっちなら正解だったんだ。動物メーク・・」貴女がぼそっと呟いた。「動物メーク〜?何よそれっ?」私はあわてて聞き返す。貴女はにっこり微笑んで「タヌキメークでしょ?それっ♪」まんまる顔でまんまるお目目を見開いて、あんぐりしている私を貴女は楽しそうに見ている。「もうっ!今日は行かない!カラオケ!」すねた私に貴女は顔を近付け甘くささやく。「聞かせてよ・・声がかすれるくらいに限界までいった貴女の声を・・」(あっ・・又)そう、貴女は思わせぶり名人・・。恋人も親友も作らないクールな女(ひと)。私は貴女の友達の1人な存在なだけ・・。だからどきっ・としたとしても絶対言っちゃいけない・そんな存在。「またぁ〜安くあげようと思って・・。オールナイトで歌いまくるつもりなんでしょ?今日も。」「ご名答〜♪」と明るく笑う貴女。私は心のどきどきをはぐらかすように、茶化すように、冗談めかして貴女を責める。

    すっくと立ち上がって玄関で靴を履き始める貴女。揃えてあるサンダルをちらっと見て「あれっ?白?ピンクの方がいいよ〜この前のやつ・・」と貴女は言うと私のシューズBOXからお気に入りのピンクのサンダルを見つけ出して玄関に揃える。「履きたいの〜?履いていいよ・それっ・・」私も玄関まで来て、からかうように微笑みながら貴女に声をかけた。「ば〜か・・サイズ違うじゃん・・」一瞬、照れたような顔をして下を向いた貴女。「ほらっ・・遅れるから。もう出るよ・いい?」先を急ぎ玄関のドアを出て行く貴女。「待ってよぉ〜」と声をかけ、私も部屋を出てドアの鍵を閉めた。少し歩くのが速い貴女の腕を捕まえて、自然にそっと腕を組む私。「暑いってばぁ〜・・」言葉とは裏腹に照れながらも、まんざらでも無い貴女。「・・仕返し・・」そっと呟く私。「えっ・・?何・・?」聞き返す貴女。「ううん・何でもない♪」満面の笑みの私。(思わせぶり攻撃返しだもん・・)

    まるで、キツネとタヌキの化かし合いのように、思わせぶりな会話をしながら、貴女と私は歩いている。いつも・そんな感じで・・。さて、正体を現すのはいつ?どっちかな?







    すいません。お初なんで長文・改行下手、色々、大目に見て下さい〜。お題小説も大好きで、今まで楽しく拝見してたので、つい思わず参加しちゃいました。
    次のお題は、「無防備な笑顔」でお願いします。
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15108 / 1階層)  無防備な笑顔
□投稿者/ RUNA 一般♪(1回)-(2006/06/23(Fri) 18:37:58)
    ほら、また始まった。


    そんな怒んないでよ、

    さっきしゃべってたのただの友達だよ?

    もう涙目になってんじゃん。



    「ごめんね?」



    だからあたしは
    優しく抱きしめて
    おでこに軽くキスをする。


    すると


    君は小さくうなずいて
    困ったように笑う。

    いつものパターンなのに..

    ん―…だいぶハマっちゃってるな、あたし。


    君のやきもち焼きなトコも、

    子供みたいな泣き顔も、

    そのあたしにしか知らない無防備な笑顔も、


    全部愛してる。


    もう
    あたしの心もカラダも全部


    あなたのもの。


    ------------------
    初参加のRUNAです。初めてかいたんでかなリの駄目文ですが読んでやって下さい((笑

    次は「先生」で♪笑。あリがとうございました。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15110 / 1階層)  先生
□投稿者/ かなう 一般♪(2回)-(2006/06/23(Fri) 22:46:41)

    五年前に私が居た場所へ、偶然にも仕事へ赴いた。

    母校の大学。
    変わらない景観と古びた壁が懐かしい。
    よく座った図書館へ抜けるホール沿いのベンチ。


    ふと、声をかけられた


    「教員の方、ですよね?」

    細い声

    振り向くと小柄な女の子が私の顔を覗くように見ていた。


    ―違います。


    何故か、私はそれを言わず頷いてしまった。

    スーツに眼鏡、首から下げたパスは確かに職員に見えるだろう。

    「何か?」

    教室が解らないのかな、

    「あの、私…」

    「ん?」

    「先生の講義取りたいんです」

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15111 / 1階層)  先生2
□投稿者/ かなう 一般♪(3回)-(2006/06/23(Fri) 22:58:09)

    「え!?」

    じ…っと私を見る彼女の大きな眼を私も見つめ返しながら、「?マーク」が頭に走りまわる。

    ―私、此処の先生の誰かに似てるのかしら

    咄嗟に思いついたのはそれくらいだった。


    「えーっと」


    ***



    「一目惚れにしては大胆とゆうか、解りにくいというか…」

    「だって、逃がしちゃいけないって必死だったから」


    そんな、私と彼女。



    End


    文章が二分割になりすみません。次のお題は
    「夏ミカン」でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 15118 ]
■15113 / 1階層)  夏ミカン
□投稿者/ レン 一般♪(1回)-(2006/06/24(Sat) 00:30:57)

    夏ミカンを見るといつも思う。
    「良いなぁ…」

    「…何?」

    私は昔からミカンが大好きだった。
    大学で知り合った大好きな貴女にそれを話したら
    「じゃあ、夏は食べられないね」
    って言われてしまった。

    いつもの貴女の意地悪。
    「でも大丈夫。
    夏には夏ミカンがあるから!」
    そう言ったら普段あまり笑わない貴女は綺麗な笑顔で微笑んでくれた。

    それから彼女は夏になると必ず夏ミカンをもって来た。



    私が欲しがる事を分かっていて。




    それって…



    期待しても良いって事?



    「一粒ちょうだいvV」

    「…仕方ないなぁ〜」

    いつもの会話が為されて優しい貴女は夏ミカンを半分くれた。
    まだ旬ではないそれはそれなりに酸っぱかった。
    でも貴女の顔を見れば自然に笑ってしまう。


    「美味しいね」

    「そう。良かったね」


    どんなにそっけなくても
    いつも一緒にいるのを許してくれるって事は…
    夏ミカンを毎年お弁当と一緒に持って来てくれるのは…――


    期待しちゃうよ?

    いつか必ず

    「大好きだよ」

    って笑って言って、思い出の夏ミカンを彼女に送ろう。


    ******

    初投稿です。
    駄文&長文申し訳ない!!
    いつも楽しく読ませて頂いています♪

    次のお題は『泣き顔』です☆



    (携帯)
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▲[ 15113 ] / ▼[ 15119 ]
■15118 / 2階層)  『泣き顔』
□投稿者/ ゆらら 一般♪(2回)-(2006/06/24(Sat) 10:29:34)
    「又、泣いてんの?」

    キッチンから白いマグカップ2個を持って

    私が彼女に声をかける。「だって・・だってネロとパトラッシュが・・」

    と泣き顔で真剣に私に訴える彼女。(何度目なんだよ・・これ。今日見たの・・)

    と思いながら(それも名場面の繰り返し箇所ばかり・・)

    「確かに可哀想だけど・・」とゆっくりと隣に座りマグカップを彼女に渡す私。

    「そうでしょ!そうだよ〜絶対・・」

    泣きじゃくりながらも、手渡されたマグカップのココアを彼女が

    一口含んで言った。「美味しい・・。」

    何気に横を見ると、テッシュペーパーでかんだ鼻の頭が、ちょっと赤かった。

    泣き顔も可愛い・・。

    「ねっ・もう落ち着いたでしょ?今日は散々もうDVD見たし・・

    この後は、どこに行こうか?」さすがにもうDVDには、飽き飽きしていた私は

    外に行こうと彼女を誘った。

    「いやっ!もっと見る!」すねたように口を膨らませながら彼女が言った。

    「何で?一緒に居るのに君は、DVDばっかりじゃん!何しに来たの・今日!」

    ちょっとイラつき気味で、彼女の顔を強く見つめる私。

    えっ・・DVD、見に来たんだよ。だって私のとこ、

    今、修理中で見れないから・・」悪びれる様子も無く彼女はさらりと言った。

    「あっ・そう・じゃあ、DVD、見せてくれる女(ひと)なら

    誰でも良かったんだ!」私は急に立ち上がり、冷たく言い放ち

    その場を離れようとした。

    何も答えず、下をうつむき、無言でいる彼女・・。



    「いいよ・・分かった。好きなだけ見てってDVD!1人でね・・じゃあ」



    「1人じゃないからいいんじゃない!

    貴女とだから泣き顔も見せられるのに・・」と玄関に向かおうとした

    私の腕に、走って来た彼女が、背中側から、しがみついた。

    「えっ・・?」振り向くと彼女は、ほほを染めて小さく震えながら

    泣いていた。

    (泣き顔を見れる特権は・・それは私に有るんだ・・)

    私は心の温度が、急激に上がり、『にまっ』とした微笑みを浮かべた。


    「やだなぁ〜、ちょっと怒ったふりしただけだよ・・今度は何見ようか

    DVD、二人で♪」

    私は、ありったけの笑顔と優しい声で彼女に話しかけた。

    「うん!冬ソナがいい・・恋愛物だし・・」彼女も微笑んだ。

    そしてテレビの前に二人で又、仲良く座った。

    (冬のソナタね・・又、名場面だけ見るんだよね・ずっとエンドレスで・・)

    「で、何話から見るの?」

    「全部〜!」

    「えっー!全部って全20話だよ・・徹夜でも見きれないってば・・」

    「だって、貴女のおすすめでしょ?忘れた?」

    「まぁ・・そうだけど・・」私はDVDをデッキに入れ、再生ボタンを押した。



    白い雪の中で戯れる恋人達の映像が、鮮明に映し出された。


    (やばい・・思い出した。これは・・)


    「確か言ってたよね?切なくって、泣いたって?これだけは・・」



    可愛い彼女が一瞬、悪魔のような微笑で、意味有り気に私に言った。

    「音楽聴いただけでね〜条件反射だっけ?まるでパブロフの犬だよね?それっ」

    又、意地悪く彼女は微笑んだ。

    (犬〜?あっー!ネロ、パトラッシュ、さっきは文句言って悪かったよぉ〜

    フランダースの犬、助けてくれぇ〜!)

    そして最後まで見せられた私は、みっともない程、号泣させられた。

    そして彼女は言った。

    「泣き顔も、可愛いね・・おあいこ・・♪」満足そうに微笑む彼女。


    ウォ〜ン・・。私は犬になった・・。この日だけは彼女のわがままに

    付き合ってあげる犬に・・。


    (泣き顔なんて、だいっ嫌いだぁ〜!ウォ〜ン!)


    私の心の雄叫びが、虚しくひびいた・・。
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▲[ 15118 ] / ▼[ 15268 ]
■15119 / 3階層)  うわぁー!うそぉー!
□投稿者/ ゆらら 一般♪(3回)-(2006/06/24(Sat) 10:42:40)
    すいません。又長文で。その上

    文章あげるのに必死で舞い上がっちゃって

    肝心のお題を書くのを忘れてました・・。(ばかだ自分・・。)

    でも小説、楽しく続いてて嬉しい限りです。

    では次のお題は 「おんな」 でお願いします。


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▲[ 15119 ] / 返信無し
■15268 / 4階層)  おんな
□投稿者/ 昴 ちょと常連(69回)-(2006/07/09(Sun) 23:06:23)
    数え切れない程に

    肌を重ねても

    貴女の指に翻弄される


    誰に抱かれるよりも

    貴女の指が私を狂わせる


    貴女の腕の中で

    おんなになれる


    貴女だけの

    おんなになる



    §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§


    やっぱり私が書くとエ〇いですね(汗)

    しかも短いし(爆)


    次は『月』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15271 / 1階層)  
□投稿者/ C 一般♪(1回)-(2006/07/10(Mon) 02:23:49)
    夜が私を隠してくれると思い込み、
    夜に逃げた日。



    月とゆう綺麗な光りに私の隠れ家はなくなった。


    異性愛も
    同性愛も



    きっと、同じ。


    アホか利口のどちらかだ


    どちらもなくてはならない



    月と太陽と一緒で。


    月の光りのようになりたいと思ったあの日



    けれど太陽を拒む必要はなかったんだ



    月の光りを私は越えたい。


    ***********

    次のお題は『証』でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15272 / 1階層)  
□投稿者/ ハル 一般♪(7回)-(2006/07/10(Mon) 05:39:34)
    証―アカシがほしいとその人は言った。


    次の日、明石焼き(アカシヤキ)を買っていったら不満げに苦笑ってたけどすべてを平らげると満足げに美味しかったと本当に笑顔だった。


    それでいいじゃないかと私は思う。


    こんなにも素直な笑顔なあなたとそれをみて上機嫌な私がここにいる。
    これ以上の証なんてそうそうない。

    すっごく好き同士でとても離れがたい二人だから。とにかく、そう。愛し合ってしまっているから、そんな明白なコトに証拠もなにもないんじゃないかと思いながらやっぱりあなたの笑った顔と驚いたが顔が好きな私は後片付けをし始めた彼女に隠れて机の下に明石焼きのついでに買ったベタな揃いのリングを潜ませる。
    渡す時の事を考えて心底ワクワクしながら待つ私は本当に本当に彼女の事が好きなんだなぁと他人ごとのように再確認したんだ。

    こんなものが証になるなんて思っちゃいなかったけど、恭しく渡したそれをあんまり大事そうにあなたが扱う。それがあんまり愛おしくてこの指輪を見る度に思い出してしまうだろうから本当になんだか証みたいじゃないかと思わず笑った私だ。




    NEXT「雨」




    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15274 / 1階層)  
□投稿者/ 乃亜 一般♪(1回)-(2006/07/10(Mon) 18:44:55)


    また今日も雨・・・

    なんか、あなたに会いたいと思う日に限って天気が悪いから今日はダメよって言われてる気がして…



    会いたい…会いたいよ


    会いたいあなたに…





    ふと顔を思い出すと、あなたの綺麗な横顔を思い出す…

    時に寂しそうな孤独な顔立ちもあたしは、たまらなくみとれてしまう…





    今日は電話で我慢しようかな?
    それとも家に駆けつけようかな…




    そんな事を考えるだけで嬉しくて…楽しくて気分が良くて…




    「好き」



    あなたが大好き!









    次は『香水』で・・・

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 15280 ]
■15279 / 1階層)  香水
□投稿者/ アイズ 一般♪(2回)-(2006/07/10(Mon) 23:58:16)
    香水の匂いは苦手だ

    特に匂いのキツイ所はその場から逃げ出したくなる

    でも…

    化粧品売り場にいるあの人を見かけないと
    なんだか一日のやる気が出なくて
    只今、奮闘中なワケです凹


    というわけで、お次は「あの日」をよろしくっすw
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 15279 ] / ▼[ 15282 ]
■15280 / 2階層)  あの日
□投稿者/ 昴 ちょと常連(70回)-(2006/07/11(Tue) 00:44:55)
    随分と時間が経つのに
    今でもあの日のことを覚えている

    学校を卒業してまもなくに父を亡くして
    何をするでもなく数ヶ月ブラブラしていたら
    父のいた会社が形ばかりの面接試験

    入社して配属されて

    課長が説明をしている時に
    お茶を入れてくれたんだよね


    ストレートのど真ん中

    理想の具現化


    完璧な一目惚れで…

    自分の顔が赤くなるのを自覚したけど

    入社2日目にそれはマズいとちょっと焦った

    あの日からだよ


    随分と時間が経って
    お互いに大人と呼ばれる年齢になったけど


    今でも

    好きだよ


    きっと

    これからも


    あの日からずっとネ



    †††††††††††

    このお話しは妄想じゃなくて
    リアルだったりします(苦笑)


    次は『八重歯』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 15280 ] / 返信無し
■15282 / 3階層)  八重歯
□投稿者/ ゆらら 一般♪(4回)-(2006/07/11(Tue) 17:24:45)
    「えっ・・と好きなタイプは、どんな女性(ひと)なんですか?」と訊く彼女。

    メル友募集で知り合った彼女と、初めてのTEL中(ちゅう)。

    緊張の中(なか)の受け答え。


    「ん・・っと八重歯が可愛くて、おとなしい感じで清楚な娘(こ)かな?」

    照れながら私は答えた。



    「・・・・」黙る彼女。しばし無言・・。

    (えっ?君の写メ、見ながら答えたんだけど・・。あっ・・恥ずかしかったのかな

    ・・なら私から質問を・・)

    「いつもは何してるのかな君は?」彼女の私生活が知りたかった。



    「えっ・・私・私ですか・・ん・・カラオケとか歌ってます・・はじけるの

    大好きなんで☆」と嬉しそうな声で彼女が答えた。

    (ん?カラオケ?はじける?イメージと違うなぁ〜。写メだと読書とか

    しそうな感じなんだけど・・)


    「カラオケかぁ・私も好きだよ。所で今、どんな格好してんの?私は

    白シャツに黒のタイトスカートだけど?」彼女の服装にも興味があった。



    「えっ・・私・今は黒のタンクトップにオレンジのショートパンツを

    履いてます・・。」恥ずかしそうに彼女が答えた。

    (ん?派手だよね?それに大胆な格好だ・・とても写メのブラウスリボンな

    おとなしい彼女からは想像出来ない・・。清楚はどこへ?

    まっ、そそられるけど(笑))



    「へぇ〜それって誘惑してんのかな・・?そんな無防備な格好で

    私と今、TELしてるなんて・・」私は話しているうちにだんだんと

    ムラムラしてきて電話の向こうにいる八重歯の可愛い清楚な娘(こ)を

    急に、いじめたくなった。



    「そんなぁ〜違いますぅ〜。いつもこんな格好なんです・・

    胸が大きいから開放されたくて・・」



    (ん?胸が大きい?写メの君はスレンダーでBも無いくらいなんだけど?ん?)

    私はどうも彼女との噛み合わない話に困惑した。(なんか変だな?)



    「胸大きいんだぁ〜・へぇ〜・ちなみに何カップ?」


    「いやぁ・・セクハラ・・言えません・そんなのぉ〜・・」

    彼女の恥じらいが受話器の向こう側から伝わってきた。



    「言わないともっと過激でHな事聞くよ?いいの?」



    彼女が少し間を置いて小さく答えた。「・・Iカップです・・」



    (Iカップ〜?有りえない!写メに映ってる娘(こ)にIカップは存在しない!)

    驚きを隠せない私は、彼女を優しく問いつめた。



    「Iカップねぇ〜・・君、嘘はもっと上手につかなきゃダメだよ。せっかく

    知り合えたのに、話が全部嘘じゃ、なんかやるせないな・・その気無いなら

    電話、断ってくれれば良かったのに・・。メールでの君の性格好きだったのになぁ

    ・・残念だなぁ・・」




    「違います!嘘なんて!誤解なんです!もう一度5枚送った写メを

    見直して下さい!お願いします!」


    彼女が必死で私に哀願した。



    (写メねぇ〜)さっきまで見てた携帯をもう一度見直す私。


    (1枚目・2枚目・3枚目・4枚目と・全部Iカップじゃないじゃん!で5枚目

    ・・ん?気付かなかったけど、プリクラツーショット・・ん?これは!)




    「ごめんなさい。私の写メ、1枚しか送らなくって・・。

    しかもプリクラツーショットのやつなんて・・。」

    ちょっと涙声で鼻をすすりながら彼女が切なそうに言った。



    やっと事情が分かった。




    「で、ここに映ってる4枚の写メの娘(こ)は誰なの?」



    「姉です・・。送るの恥ずかしくて・・だから5枚目にそっと忍ばせました。

    勘違いさせて、ごめんなさい。もう、私の事は無かった事にして下さい。

    じゃあ・・」彼女が電話を切ろうとした。




    「待って!」私が声をかけた。「えっ・・」驚く彼女。




    「やっと本物に出逢えたというのになんでバイバイなの?

    逢いたかったのはメールでやりとりしていた君で、影武者じゃないよ。

    ねっ・隠れてばかりのお姫様・・」



    「「私でいいんですか・・」彼女が嬉しそうに涙声ながらに言った。




    「私はマリリン・モンローが本当はタイプなの・・。肉感的でムチムチしてて

    おっぱいが大きくて・・セックスシンボルになるような・・でも

    あどけない顔した女の子・・。まさに君じゃん。5枚目に映っていた女の子・・」



    「うっ・・うっ・・」彼女は又泣いていた。ほっとしたのと嬉しかったのが

    交ざりあったような涙声で・・。


    「そうそう、新しく写メ送って。今度は胸をよせて女豹の悩殺ポーズなんかを

    ビキニ姿で・・」


    「・・やっ・・Hっ・・」彼女が恥じらいながらも即答した。私は笑った。


    「今度、逢おうねっ・・」


    「・・はいっ・・☆」嬉しそうに彼女の声も微笑んでいた。


    私は、あらためて5枚目の写メに目を落とした。




    (八重歯シスターズじゃん。二人・・)本物の彼女の八重歯も可愛かった。




    私達の恋が始まった。




    そして逢った時、少し照れ屋でお騒がせな彼女の八重歯が、小悪魔みたいに



    きらりと光っていた・・。









    又、長文になってしまいました。


    次のお題は「欲情」でお願いします。
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15296 / 1階層)  欲情
□投稿者/ 戌子 一般♪(1回)-(2006/07/12(Wed) 21:43:48)
    酔っ払ったあんたがあまりにも甘えてきて

    「一緒に寝よ?」

    とか

    「チューして?」

    とか言ってくるから
    ムカついて


    『襲うよ?』

    って真顔で言ったのに

    「いいよ」

    なんて返すから…


    思わず

    『なんで?』

    って聞いていた。

    「うちは沙織の事好きだから…」

    って答えやがった。

    ―嘘でしょ?
    だって、あんたノンケじゃん…

    「だけど…うちも沙織も女だから…結婚とか出来ないし…」

    ってボロボロ涙を流したね。


    私は、ずっと前からあんたが好きなんだよ。
    その涙にすら欲情するぐらいね。


    最後にもぉ一度だけ聞こう。



    『私は…マナが好きだよ。
    だから…
     襲っていい?』



    「狼みたいだね。」

    笑って答えたあんたの唇を奪った。



    そういえば、あの日は満月だったなぁ…
    なんて、フと思い出したよ。

    だから…私は満月の日に欲情するんだね。





    さぁ、今夜は満月だから…
    隣に居るあんたにこの思い出話を聞かせてやろう。


    もちろん最後は…



    『襲うよ?』

    って言ってやろう。







    お粗末様でしたm(_ _)m
    次は『浴衣』でお願いします(・∀・)ゞ

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15306 / 1階層)  浴衣
□投稿者/ ひとみ 一般♪(1回)-(2006/07/13(Thu) 21:53:29)
    暑くなって


    だるくなって


    バテバテなこの季節




    楽しみなのは海にスイカに花火!!


    そして忘れちゃいけない夏ならではの服



    浴衣



    浴衣は着るのも楽しいけど、もっと楽しいのは…



    相手の反応



    浴衣を着て、花火を見て、……




    さ、浴衣着るまでに痩せるぞ(笑




    fin



    次は『花火』♪

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15308 / 1階層)  花火
□投稿者/ 金丸 ちょと常連(54回)-(2006/07/13(Thu) 23:59:44)
    2006/07/14(Fri) 00:03:13 編集(投稿者)

    うだる暑さに

    人混み

    お囃子が軽快に響いて

    ソースの匂いや

    綿菓子の甘い匂いに混じって


    香ってくる香水


    「あっちぃーマジやってらんね」

    「本当にね」


    人混みを抜けて

    虫の歌が響く路地に座った


    風上は君で

    風下は私。


    涼しくはない風だけど

    薄くなった香水が香ってくる


    「はい」

    君は手を出して

    「ん?」

    私は何もないその手を見つめた

    「手」

    「え?」

    少し呆れた顔で

    「手っ。」

    「暑いよ?」

    「お手!!!」

    「はい」


    少し汗ばんだ手を重ねると

    人々が沸き立つ声

    すぐさま心臓に響く爆音が届く





    少し

    強く握り締めた


    何も言わず


    ただ


    離れがたいと言うように

    少し

    握り締めた



    ただそこには



    儚く光る

    花の世界




    切ない

    火の華が咲き誇り


    君の横顔に


    華の色が映る




    fin.

    -----------------------------
    初めてお邪魔しました。
    次のお題は

    まつ毛 でお願いします


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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15327 / 1階層)  まつ毛
□投稿者/ ゆらら 一般♪(5回)-(2006/07/15(Sat) 01:39:22)
    「痛っ・・。目の中にまつ毛がぁ〜!痛い〜っ!」


    そういうとリアクションの大きい彼女は、バッグから目薬と手鏡を

    手際よく取り出して自分の瞳に目薬を一滴落とした。

    涙なのか目薬なのか分からないものが、痛がる彼女の頬に

    ひとすじ、つたわった。

    「痛いの治まった?」優しくクールに訊く私。


    「うん。もう大丈夫。大騒ぎしてごめんねっ・・。」



    明るく屈託のない笑顔で私に微笑む彼女。確かにカフェテラスで

    騒がれるのは他の客の手前、正直ちょっと恥ずかしかったりする。

    だがリアクション芸人のようにハプニングが何かと多い彼女と居ると

    それが自然で当たり前のように思えてくるから不思議だ・・。

    単なる「慣れ」なのだが・・。



    「ん・・ここ・・」彼女がいきなり私の口元に指でふれた。

    「何っ?!」私は驚いてテーブルからとっさに立ち上がった。

    何事かと凝視する周りの視線の数々。

    (やばいっ!何やってんだろう私・・)

    ゆっくり席に座り直す私。

    「どうしたのぉ・ここ・ついてるよ・・って・ケチャップ・・」

    彼女が天真爛漫に微笑みながら自分の口元を指差して説明した。

    「ああっ・・ケチャップ・・ケチャップね・・なんだ・・あはは・・」

    急いで口元をぬぐう私。

    「一緒だね・・大騒ぎしちゃう癖・・なんか・嬉しい・・。」

    無邪気に微笑む彼女。美味しそうにカルボナーラを食べている。

    (あ〜あ・・可愛いなぁ・・。その無意識に人をどきどきさせる

    君の癖、治してもらえません?

    どきっ・・とさせたいのはこっちの方なのに・・)




    遅めの夕食が終って二人は化粧室に向かった。



    大きな鏡の前で私が化粧直しをしていると私の横顔を同じく

    化粧直しをしながら見ていた彼女が、まじまじと覗き込み



    「まつ毛長くて綺麗だね。・・好きだな・君のまつ毛・・。」と

    彼女が憧れの表情とまなざしで柔らかく言った。

    突然、顔が真っ赤になる私。耳たぶまでもが赤くなった。

    固まって何も答えられないままでいる私とは対照的に

    てきぱきと化粧直しを終え出て行こうとする彼女。

    「ん?まだぁ〜・・?」

    急いで化粧ポーチに化粧道具を詰めバッグを閉じる私。

    「ううん・・行こう。」

    私は彼女の手を引いて見送る駅まで歩いていた。



    最終電車待ちの田舎の駅には、人は私達二人しか居なかった。

    月夜の明かりだけが二人を照らしていた。



    「駅に着いたね♪じゃあ・・」彼女が言った。

    (今日もどきどきさせられっぱなしだった・・ここは思い切って・・)

    私は彼女を抱きしめそっと彼女の唇にふれ離れた。

    (どーだ!驚いただろ〜!どきどきした?)

    彼女は目をぱちくりさせ、きょとんとした顔でしばらくいたが

    にっこりと微笑み私にそっとキスを返した。

    (うそぉ〜!驚いたのはこっちだった。)

    焦りまくる私に彼女がしれっと言った。



    「さよならの挨拶でしょっ☆外人さん達がよくしてるやつ☆」

    彼女の有りえない程の天然さとあまりのおおらかさをどうにかしてくれ〜と

    私は心の中で叫んでいた。拍子抜けする私。

    次の瞬間、「痛っ・・」

    「どうしたのぉ?」「逆さまつ毛が目に入ったみたい・・」

    と言った私に

    「はいっ☆」っと目薬と手鏡が彼女から差し出された。

    逆さまつ毛が無事取れたその時

    「濡れたまつ毛も素敵だね・・」と

    目薬で濡れた瞳をしている私に彼女が言った。


    「・・好きなのは、まつ毛だけ・・?」


    彼女への色んな思いが交差して、思い余って切ない声で私は呟いた。


    「まつ毛だけじゃないよぉ・・好きだよ貴女ごと・・☆」


    私は嬉しかった。彼女の「好き」は私の「好き」とは種類が違うけれど

    それでも「好き」と彼女の口から言われて今は満足だった。


    「まつ毛の手入れ、しなくちゃね♪君の好きなまつ毛だから・・」


    「うん☆」彼女は無邪気に微笑んだ。

    そして改札口の中へと入っていった。

    (君の濡れたまつ毛や濡れた瞳は私の腕の中で泣いた時、見せてほしいな・・)

    言ってはいけない言葉を飲み込みながら、

    私は帰って行く彼女に手を振った・・。

    彼女の好きな「まつ毛」を濡らして・・。









    またまた長文になっちゃいました。



    次のお題は「切ない」でお願いします。


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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15337 / 1階層)  切ない
□投稿者/ アイズ 一般♪(3回)-(2006/07/16(Sun) 00:44:36)
    「もう当分戻ってこないから」

    そう貴女は言い、何も答えなかった自分。
    直接「好き」とは言わなかった単なる先輩後輩の関係

    毎回、部活終了後に花火大会に繰り出してた頃
    ずっと続けばいいのに、と思ってたけど

    互いに違う道に歩んでる今日。
    今年は1人で見ることになりそうだ。



    お次は「化粧」よろしくお願いします。

    タチさんって普段は化粧するんでしょうか?(素朴な疑問)
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■15345 / 1階層)  化粧
□投稿者/ みり 一般♪(1回)-(2006/07/17(Mon) 00:17:44)
    いつもの時間に目が覚めちゃう。

    でも


    でもね?


    今日は、デートなの


    しかも




    初デートなんだからっ!!


    そりゃ、仕事の時とは
    気合いの入り具合が違うんだからねっ!?


    ふんわりチークにピンクのグロス☆キラキラパウダーもオンしちゃって(笑)
    ちょっと甘めの香水もプラスして・・・・



    ワンピにウエッジソールのサンダルにカゴバック



    ちょっと 完璧ぢゃない?



    って、マスカラのダマもチェックして


    いざ、出陣っっ(笑)



    あなたに
    可愛い
    って、言ってもらいたくて、頑張っちゃう

    AM11:20

    賞味3時間オーバーかかっちゃっ(笑)




    fin


    次は、「改札口」でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15349 / 1階層)  改札口
□投稿者/ やよい 一般♪(1回)-(2006/07/17(Mon) 18:34:13)
    土曜日の夕方は観光地だけあって人が多いい。



    小田急線の改札口前




    あなたを待ってる時間は大好き。



    ―18:15着



    ケンカしちゃった日は



    なんだか早く会いたくて


    内心ビビってるけど



    なんか針の進みが遅いんだよね。



    けどね大体は幸せだよ



    通り過ぎる人みんなが



    幸せでありますよーに



    なんて考えてみたりさ。


    仕事帰りの人、
    遊びに行く人、
    さよならする人、
    手をふる人、



    恋人を待つ人。



    みんなはこの改札口ってゆう境界線で何を思い、出入りするんだろう。




    「おまたせ、待った?」
    「ぜーんぜん。」




    繋いだ手を離さないように



    改札口から二人歩き出した。



    ***********

    次のお題は
    「夏休み」

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 15360 ]
■15354 / 1階層)  夏休み…。
□投稿者/ 戌子 一般♪(2回)-(2006/07/18(Tue) 19:51:04)
    ねぇ…アナタと出会ったのはいつだか知ってる?
    私は、出会った時のアナタと同じ年になったんだよ?

    そんな長い年月がたったんだよ。




    初めてアナタのお家に泊まりに行って帰り際にほっぺにチューした冬休みとか…

    泣きながら電話したら駆けつけてくれた春休みとか…


    あぁ、酔っ払ってキスして泣きながら好きだと言った夜もあったね。




    でもね、月日を追っていくと、何故か夏休みだけ思い出がないんだよ…。
    だからさ…今年の夏休みは2人でどっか行きませんか?


    海でも行って
    2人ではしゃいでみませんか?

    私と2人きりじゃイヤですか?
    私はアナタと2人思い出が欲しいんです。


    だから…今年の夏休みは2人で休みを合わせて海に行きましょう。
    もちろん。泊まりで…


    あっ、ワガママですか?

    でも、許して下さい。

    この間のリンゴ飴分のワガママです☆





    fin




    なんか…ねっf^^;
    すいませんm(_ _)m
    次は『涙』でお願いします☆

    (携帯)
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▲[ 15354 ] / 返信無し
■15360 / 2階層)  
□投稿者/ 春樹 一般♪(2回)-(2006/07/18(Tue) 21:32:32)
    君の涙を見ると、変な気を起こしそうだ。

    いつもは強がりで、かっこよくて、大人びた君が、

    脆くて、可愛くて、子供のように泣きじゃくる。

    「私の前では、強がらなくてもいいよ?」

    抱きしめたい。

    そんな衝動に駆られる。

    でもダメなんだ。この距離が一番だから。

    近づきたいと願ってはいけない。

    君を手にしたいと思ってはいけない。

    「ありがとぉ・・・」

    目をこすり、小さく頷く君。

    あぁ、なんて愛おしいんだ。

    そっと頭を撫でてやる。

    それが私にできる、ギリギリの行為。

    抱きしめたい。

    でも出来ない。

    君が望むから、私はこの距離を保ち続けるよ。


    ・・・・・・fin・・・・・・


    お初です!!
    よく内容が伝わりにくいモノになってしまいましたが・・・汗;;

    次は『星空』でお願いします。

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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15376 / 1階層)  星空
□投稿者/ ゆらら 一般♪(6回)-(2006/07/19(Wed) 17:33:00)
    見て・・星が一杯・・綺麗・・」


    彼女が上を向いて瞳を輝かせながら嬉しそうに呟いた。


    「危ないよ。道路に出ちゃ・・」


    私は星空に夢中になって知らぬ間に道路に飛び出していた


    彼女の柔らかな体をぐっと引き寄せ、抱きしめた。


    「あっ・・ありがとう☆」


    何も勘ぐりもせずに無防備に微笑み、お礼を言う彼女。


    私はゆっくりと彼女の温かみからそっと、体と手を離した。


    わたしの両手に残る彼女の体温と柔らかさの


    感覚がめまいを起こしそうな程、私をとらえて離さなかった・・。




    (今ここで本気で抱きしめたら、君はどう思うだろうか・・?)


    確たる欲情を強く感じながらも、愛しいと思う気持ちが勝って(まさって)


    何も出来ずにただ、たたずんでいた・・。





    「願い事・しないのぉ・・?」不意に彼女が私の顔を見つめた。


    「えっ・・願い事・・?何で・・?」


    「だって・星に願いを・・っていうでしょぉ?だから・・」


    「それは流れ星じゃない?願い事を叶えてくれるのは・・?」


    「でもぉ・・あんなに降る程沢山有るんだし・1つくらい


    きいてくれるかもよぉ願い事・・?だって流れなくても星は星だし・・」


    彼女が無邪気にアバウトな自論を説明し、私は心の中が急に温かくなって


    ふっ・・と笑みがこぼれた。



    「そっか・・叶うかもね・・。で何をお願いしたの?」


    「やだっ・・言っちゃったら・お願いになんないから・・・もぉっ・・」


    彼女が少し口をとがらせて言った。二人で星空を見上げた。




    (どうか彼女とこうしてずっと一緒にいられますように・・)



    私は目をつぶり真剣に星にお願いをしてみた。



    「ねぇ・・何をお願いしたのぉ・・?」甘えたような声を出し


    すり寄って来る彼女・・。


    「ナイショ・・。」人差し指を口に当て私は微笑みながらそう答えた。



    ちょっとつまらなそうな顔をする彼女。


    「願いが叶ったら教えてあげるよ・・ねっ・・」


    私は彼女の頭を優しく撫でた。


    「・・うん☆」しばらくして彼女もにっこり微笑み、うなずいた。




    「酔ってるからかなぁ〜・夜風が気持ちいい・・」



    急に風に当たるように両手を広げて、風に身を任せる彼女。



    「あっ・・危ないから・・。又出ちゃうよ・道路に・・」



    私は彼女の体を再び抱き止めた。



    「大丈夫・・だって貴女が守ってくれるもん・・いつも・・」




    私の胸の中で可愛らしい甘い息を吐きながら、嬉しそうな笑顔で


    私をじっと見つめる彼女・・。


    思わず抱きしめる手に力が入る私・・。


    「1個だけ教えてあげるねっ・・貴女とずっとこうして


    一緒にいられるように・・ってお願いしたのぉ・・」と、


    うるんで熱を持った瞳で彼女は無垢にささやいた。


    わたしは一瞬どき・・っとして胸が熱くなった。



    「酔い過ぎ・・ほらっ・・しっかり立って・・」


    「・・うん☆」あふれ出してしまいそうな自分の心を彼女に


    精一杯悟られないように、わざとクールに話す私。




    「ずうっーと一緒だよぉ〜。ねっ?ずうっーと私の一番星でいて・・。



    ずうっーとこのままの関係で・・」酔っ払って甘え続ける彼女。



    「・・何言ってるか分かってんの・・?もうっ・・誤解されるよ・・。


    酔ったいきおいでそんな事言って・・。男だったら誘ってるって


    思っちゃうよ・・?いいの・・?」心臓が飛び出しそうなくらいに


    どきんとしたままで私は彼女に焦って言った。




    どうやら私のささやかな「星に願いを」は、叶ったようだ・・。



    嬉しくて顔がほころんでいるのが自分でも分かる・・。



    「・・寝てんのかよっ?」照れて目をそらしていた私が腕の中にいる



    彼女を見ると安心した幼子のような顔で、私に体を預けきったままで



    すやすやと眠っていた。(いいよ・・君が望むなら・・このままの関係で



    ・・生殺しでも・ずっと・・)



    彼女の寝顔を愛しく見つめ、私はそのまま彼女をしっかりと



    ずっと抱きしめていた。





    「・・さんきゅ・・」私は星空に呟いた。




    優しく微笑み返すかのように、星空がきらきらと輝いていた・・。










    次のお題は「あいまい」でお願いします。
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■15467 / 1階層)  あいまい
□投稿者/ よっしー 一般♪(3回)-(2006/07/25(Tue) 11:31:24)

    「あれ、今帰るとこ?」
    「うん」
    「じゃあ、そこまで送ってく」
    「ありがと」


    夏の風が彼女の髪をゆらす
    華奢な首筋がのぞく
    彼女の荷物を半分持ち、たあいの話をしながら並んで歩く

    ふと空を見上げると、とてもきれいな夏空で

    「この空好きだな」

    彼女は何も言わず、空を見上げた
    ―なぜか、切なそうに。

    制服を着た小柄な彼女は、とても空に映えて見えて…

    ――『愛しい』と感じた。



    友達以上、恋人未満。

    いつもあいまいなとこにいる私たち。

    でもこんな風にして、あなたを感じていられるのなら。

    あなたを『愛している』と痛感してしまったから。

    あいまいも、悪くは、ない。

    本気でそう思った
    ある夏の日




    初投稿です。・゚・(ノД`)・゚・。
    次は「晴れ雨」でお願いします


    (携帯)
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■15471 / 1階層)  晴れ雨
□投稿者/ 金丸 ちょと常連(69回)-(2006/07/25(Tue) 14:45:43)

    空は明るいのに

    パラパラと雨が降る。


    私のハンチングをかぶったアナタは

    隣で同じ速度で歩いている



    ちょっと買い物。


    行く前に

    「どうする?」

    「寝てていいよ」

    「一緒に行きたいのか行きたくないのか」

    「…じゃぁ行こうか」

    ニヘリと笑って答える私に

    フフンと笑い着替えるアナタ。

    「髪の毛ボッサボサやな」

    黒い綺麗な髪をかきあげたアナタに

    壁にかけてあったハンチングを被せる。

    「よしっ」


    玄関をあけたら

    外は

    晴れ雨。

    少し涼しい

    晴れ雨。


    アナタの姿がよく見えて

    肌に落ちる雨が心地いい。



    「雨は好きだよ」

    「うん」



    -------------------------------

    次は「枕」でお願いします

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 15481 ]
■15480 / 1階層)  
□投稿者/ やよい 一般♪(2回)-(2006/07/26(Wed) 02:42:18)
    「どうしたの?」
    「イヤなんにも。」


    君は首を傾げながら、缶ビールを飲んだ。

    うちわを仰ぎながら。



    「やっぱ、変だ!」


    私の右手をひっぱって、顔が近づいた。


    「やーめろって。」


    ソファーから降りて


    遠退いてしまった。


    やっちゃった‥


    完全にきれてるよ。


    「ちが‥!」
    「いーよ?帰れば。」



    背中を向けられた


    完全にスネ夫君だ。



    「違うの、聞けって。」

    じめじめして熱い陽気でさ、


    急いで来たからさ


    「汗臭いから!やじゃんか‥。」


    一日さ汗すごかったし‥

    いやじゃんか、


    汚いとかさ思われたら。


    「仕方ないね、××したら許す。」



    君は少しまだ怒ってるように言ったんだ。



    ***********

    次のお題は
    「たばこ」

    でお願いします。

    (携帯)
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■15481 / 2階層)  たばこ
□投稿者/ 昴 ちょと常連(85回)-(2006/07/26(Wed) 03:19:31)
    君に会うまでは

    たばこなんて吸えなかったんだ


    他人の吐く煙…副流煙ってヤツ?


    それを避けて通る位に

    全然ダメだった



    仕事が終わって

    「お茶飲みに行こうよぉ〜」

    誘ったんだ



    『たばこを吸うなら

    付き合ってあげる』

    全くダメなのを知っていて

    君は悪戯っぽく微笑んだね



    「吸ったらぁ〜」

    売り言葉に買い言葉


    それが私の

    たばこの吸い始め





    君は姓を変え

    妊娠して

    さっさとたばこを辞めた


    『ごめんね。ひとりだけ』


    禁煙を知らせる言葉の後に

    続いていた君の手紙






    私は禁煙に挑戦したこともなく

    完璧にニコチン依存症



    今でもね

    たばこを吸いながら


    あの頃の君を思っているんだ




    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


    またまたリアルな思い出話でした(汗)


    次は『雷(かみなり』でお願いします

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■15489 / 1階層)  
□投稿者/ かなう 一般♪(1回)-(2006/07/27(Thu) 18:14:50)

    響く雷鳴が好きで、

    好きで堪らない。


    世の中に雷が好きな女がどれくらいいるのかなと思う時がある。

    豪雨と雷鳴が雲の隙間を縫うようにきらめいて、
    絶え間無く絶叫の末魔のように鳴る空を見る度に。

    私はあの光が好き。
    轟く心臓に響く音も。


    けどね、一番楽しいのは
    雷を恐がる君なのよ。


    私、意地悪だから
    両方見てたいの。


    恐がる貴女と、

    素敵な雷の絶叫を。




    End


    次は、「氷」でお願いします。

    (携帯)
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■15490 / 1階層)  
□投稿者/ mama' 一般♪(1回)-(2006/07/28(Fri) 01:37:02)

    昔習ったの。

    とおくのお池の
    こおりの上を
    おおきな
    おおかみ
    とおづつ
    とおった。

    「お」が入るパターンの覚え方。
    じゃっかん、うろ覚えだけど。


    「とうく」
    って発音するのにね。

    でも
    「おおさま」
    っては、書かないんだってね。


    そんなパターンなんて、どうでもいいじゃない。
    くだらない理由しかないんでしょ。


    「こおり」
    って旗が店先に翻ってたから、そんなことを思い出してしまった。


    それ位さぁ。
    漢字で書こうよ…
    普通は、そうでしょうに。


    あぁ…違うんだって。
    普通とかも…
    どうでもいいじゃない。


    でもさ。
    やっぱり、あのタイミングで「彼女できた」は一般的になしだよね。
    ありえないって。


    …違うだろ。

    パターンとか普通とか一般的にとか、
    そういうんで、気になってた訳じゃない。


    理由も理屈もない。


    パターンとか普通とか一般的にとか

    理由とか理屈とか

    そんなこと考えながら
    あの笑顔を思い出してた訳じゃない。
    虚ろな期待をしてた訳じゃない。


    ただ、漫然と日常の大半を占めてただけ。



    まだ始まったばかりだもの。


    失恋を自覚した夏。


    取りあえず
    氷食べて、


    頭冷やして…


    さて…そろそろ梅雨も明けるらしいしさ。



    ノロケバナシに突っ込み入れて
    憂さもはらして


    次の出会いでもね…
    探しに行こうか。




    ん…次は、
    『夏休み』
    で。




    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 15653 ]
■15491 / 1階層)  夏休み2
□投稿者/ ゆらら 一般♪(7回)-(2006/07/28(Fri) 14:00:45)
    「ねぇ〜夏休みだね。どっか行こうか?海?プール?それとも小旅行でも・・」


    「・・行かない。って言うか、もう8月31日。宿題やんなきゃだめでしょ?


    面倒くさいからって現実逃避するなっ・・ほれっ・・続きやるっ・!」



    私達は彼女の部屋で夏休みの宿題を片付けようと頑張っていた。



    最後の追い込みっていうやつ・・。でも私は気乗りがせずに机の上に



    置いてある甘いお菓子ばかりを、ただひたすら口に運んでいた。



    「お菓子ばかり食べてないで、ちゃんとやんなさい!」



    まるでお母さんのような口ぶりの彼女。



    「へ〜い。ママ。お腹すいたぁ〜。おっぱいちょうだ〜い・・」



    私は茶化すように彼女の胸に両手をのばした。



    ぺっしーん!私の手を無言で叩き振り払う彼女・・。



    「痛ってぇ〜・・」



    「遊んでばかりいるから・・。ほらっ



    終わらせる為に来たんでしょ?宿題・・」



    彼女はもろともせずに、ひたすら宿題に取り組んだ。



    「ねぇ〜ちょっと休憩しようよぉ・・」



    「休憩ばっかじゃん・・さっきから。だ〜め。やるの!」



    「だって夏目漱石の「こころ」なんて暗くて、こんな暑い日に読んでらんない!」



    「クーラー入ってるでしょ・ここ。それに読書感想文なんだから



    読まなきゃ書けないよ。」冷静な彼女は涼しい顔で私の駄々を一喝した。



    「いいもん!あとがきだけ読んで感想文、書いてやる!」


    「こらぁっ・・もぉっ・真面目にやる!ばれるよ!そんなの・・」


    彼女が軽く私の頭を叩いた。




    「痛ったーい!」私は頬を押さえ痛い顔をした。



    「そんなに強く叩いてないでしょ・・。もう大げさなんだから・・。



    ましてや叩いた場所、違うし・・。」



    「違うっ!歯が痛いのぉ!」急に涙目になる私。



    「・・天罰だな・・真面目にやらないから・・それっ・・。」


    彼女はクールにつぶやくと、キッチンから何かを持って来た。


    「ほれっ・氷。」彼女が一口大のブロック氷を私の口の中にぎゅっと押し込んだ。


    「うがぁ?」


    「麻痺させんの・・。」


    「はるふぉろ・・あひぃがほぉ・・。」


    口一杯の氷に口を占拠され、よくしやべれない私。


    なるほど、ありがとと言ったつもり・・。


    「ん?何っ?痛み、治まったの・・?」私をクールに見つめて


    心配そうに訊く彼女。


    「ん・・ひびへへう・・」又ちゃんと言葉にならない私。


    痺れてると答えているはず・・。



    「えっ・・?何っ・・?」ちょっと戸惑ったような笑みを浮かべて


    聞き返す彼女。「会話にならないじゃん・・。仕方ないなぁ・・」


    急に思い立ったように彼女もグラスに入っていたブロック氷を


    自分の口の中にそっと放り込んだ。



    「ふめはぁーい・・」彼女も私と同じように言葉にならない言葉を発していた。


    たぶん、冷たい・・と言ったのだろう。



    そして意味不明な会話に二人は微笑んだ。




    突然、歯が痛くなった私の為に応急処置の痛め止めとして、とっさに


    氷を持って来てくれた彼女との予期せぬ氷頬張り大会・・。


    ずっと氷の冷たさに必死に耐え、痛くもないのに私に


    合わせてくれている彼女が愛しくて、私はその優しさに胸が熱くなり


    嬉しくてたまらなかった。



    氷は冷たくて口の中が痺れまくって麻痺して痛みは一応治まった。


    でもこの胸の火照り(ほてり)は逆に熱く脈打って激しい鼓動となって


    彼女を見つめていた・・。



    (君の体でクールダウンさせてくれないかなぁ・・私の火照りを今ここで・・)



    そう思いながら私は、自分の口の中で溶けてなくなった氷の補充を


    彼女の口の中に指を入れて、彼女の液の味がする溶けて滴(しずく)が


    したたり落ちている小さくなった彼女の氷を自分の口へと運んだ。




    「・・やっ・・何っ・・?」


    「・・間接キッス☆」


    「ばっかじゃないの・・もぉっ・・」


    あきれ顔で冷たく言う彼女に、私はおどけてみせた。



    「もう、大丈夫だよ〜ん。」私は彼女の肩を抱き寄せた。



    「こらっ・・ふざけんなって・・。ほらっ・宿題・宿題。」



    せかすように言った彼女は、私の手から離れた。




    氷は冷たいはず・・でも私の中の彼女の氷は、一見彼女のように



    冷たくて、実は凄く甘く、彼女のように温かかった。



    「はいっ。宿題の続きしようね〜☆」又彼女の悪魔の囁きが始まった。



    「あっ・・痛いっ。又歯が・・」私は頬を再び押さえた。



    「そんな下手な女優はいりません。真面目に宿題をする学生に会いたいです。」



    彼女は気にもせず、しれっと言い放ち、もくもくと読書を続けた。



    私も仕方なく素直に本を読み出した。


    何気ない彼女とのいつもの「じゃれあい」


    どこにも行かなくてもそこに彼女が居れば、そこは私の心の休み場所。


    どこよりも楽しくてきらめいてて、まるで夏の陽射し(ひざし)のように


    刺激的で、夏の夕暮れのように切なさがある。


    そんな彼女が私は好きだ・・。



    そしてこんな夏休みも悪くはないと思った・・。






    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    次のお題は「開放感」でお願いします。
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▲[ 15491 ] / ▼[ 15712 ]
■15653 / 2階層)  開放感
□投稿者/ 昴 ちょと常連(96回)-(2006/08/06(Sun) 18:20:21)
    暑い…暑い…暑い…暑い…


    週末をだらだらとエアコンの効いた部屋で過ごした私には


    平日の屋外作業は辛すぎる
    そりゃあ一応日陰だけどさ



    通勤のちんたら自転車を漕ぐ私の横を

    颯爽と駆け抜けて行く女子高生とも出会わないし


    街中や水辺では
    夏の開放感に露出度の高くなった少女達


    いいなぁ。遊びたいなぁ

    あと一週間我慢して
    お盆休みにはうーんと遊ぶんだぁ〜


    私も夏の開放感に身を任せて


    ・・・・・・・・・・・・・

    next 『かき氷』

    (携帯)
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▲[ 15653 ] / ▼[ 15749 ]
■15712 / 3階層)  かき氷♪
□投稿者/ しゅう 一般♪(1回)-(2006/08/08(Tue) 16:52:27)
    「ね〜wかき氷って言ってよ!」

    さっきからずーっとお願いしてるのに、シカトかよ!?

    「ね〜ってば!!・・・ぅゎー先輩シカトしちゃうんだぁ。」

    ぁーぁ、と小さく呟きながら諦めかけると

    「イヤです。シカトじゃないです!・・・イジメですか;??」

    と、頬を膨らませて半ばすねぎみの君が振り返る。

    「イジメじゃないし!ただ言って欲しいだけじゃん♪・・・ほら、早く!」

    軽くガンつけた後、諦めたようで

    「・・・かきごぉーでぃ・・・・んー(怒)」
    「でました!(笑)やっぱウケル〜!!!・・・・ってイテテ!痛いって!ゴメンてば〜」

    自分がわざと言うのしってるからその後復讐されるし。。。
    後輩のくせに!!

    「・・・聞こえてます(怒)!先輩なんだからもっと労ってくださいよ!!」
    「ぁはは;・・・ゴメンA;」



    うちが片思いしてる後輩との日常の出来事でした。
    くだらなくってすいません^^;

    次は『ベンチ』でw


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▲[ 15712 ] / 返信無し
■15749 / 4階層)  ベンチ
□投稿者/ みん♪ 一般♪(2回)-(2006/08/09(Wed) 12:54:23)

    「なんで、そんな靴はいてくるんだよ〜っ!」




    「だって…………」




    私の右足は、かわいそうなほど赤くなりプクっと腫れているようにみえた。



    さんざん我慢をしたけれど、もう限界(涙)



    痛さのあまり座り込んだ。

    あるショッピングモールでの出来事。



    あなたにみせたくて買った黒い涼しげなヒール。



    でもー


    ほんとに痛くてもう歩けないかも…(大涙)




    そんなとき、



    「ほれっ、あそこに座ろう」



    あなたが木のベンチを指差した。



    「ちょっと休んでなよ」


    そういっていなくなったあなた。




    数分後、あなたの手にはビーチサンダル。




    それが私の一足早い夏の始まりでした♪




    ★〜★〜★〜★〜★〜★〜


    みんです♪


    ひさしぶりに挑戦してみました(*^^*)



    次回はー



    「風鈴」でお願いします♪




    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 15891 ]
■15801 / 1階層)  風鈴
□投稿者/ ゆらら 一般♪(12回)-(2006/08/12(Sat) 01:16:40)
    「ねぇ・・浴衣着てみたの・・似合う?」

    彼女がお酒の仕度を整えた後、ソファーに座る私の横に

    浴衣の裾を整えて、ゆっくりと座ってそう言った。

    「縁日でも有るの?花火大会は来月だし・・」

    私は、素っ気無く答えて彼女の方を見ずに、おぼんに置かれた冷酒のグラスを

    ぐいっ・・と飲んだ。

    「・・夕涼み・・。日本情緒があっていいじゃない・・?嫌い?浴衣?」

    「・・嫌いじゃないけど・・」

    私は照れて焦る気持ちを見透かされないように、彼女と視線をはずして

    又、冷酒をぐいぐいと喉奥に入れるように飲んだ。

    「ふふっ・・あまのじゃく・・☆」

    彼女は、そっと呟き微笑み、彼女も冷酒のグラスをかたむけた。

    キンキンに冷やされたグラスから滴り落ちるしずくが

    彼女の浴衣の胸元に落ちた・・。

    「・・冷たい・・」そっと手でぬぐう彼女・・。

    髪を結い上げアップにし、衿抜き(えりぬき)をして白い首筋を

    見せている彼女の姿と風情(ふぜい)に私は、視線が釘付けになった。

    そっと彼女の後れ毛(おくれげ)に手をのばし、触れようとした時

    「チリリーン」とどこからか風鈴の涼しげな音色(ねいろ)が・・。

    一瞬にして手を引っ込める私・・。

    「あらっ・・風鈴・・。夏って感じね・・。風流・・。お隣さんかしら・・?」

    彼女は柔らかに微笑み私にそう言った。

    その笑顔に私は、堪らなくなり、気持ちを抑える為に

    又、冷酒をグビグビと、あおるように飲み干した。

    彼女が少し氷の溶けた私の空いたそのグラスにそっと冷酒を注いだ。

    「・・そんな飲み方して。・・お酒はもっと味わって飲まなきゃ・・。ねっ・・」

    諭すように彼女が私のグラスを持つ手に自分の両手を添えて柔らかく包んだ。

    「・・優しいね・・」私は彼女の顔を悩ましく見つめた・・。

    少し恥じらい瞳をそらし、そっと添えていた両手をゆっくりと彼女が離した。



    「風鈴の音色が小さく響いて、気持ちいい・・。音は高めなのに

    可愛い鈴のような音がして、その上涼やか・・。ずっと聴いていたいな・・。

    貴女も好き?風鈴の音・・?」「・・ああ・・好きさ。」「私よりも・・?」

    彼女と私に流れている見えない熱い空気を意識するかのように私は答えた。

    でも最後に付け加えた彼女の言葉の意味がよく分からなかった・・。



    「・・・・酔ったみたい・・」無言のまま暫く時間がたって彼女が急に

    熱を帯びた瞳と艶やかな声で私にささやいた。

    そして私の肩にそっとしなだれかかり、ゆっくりと足をくずした。

    その拍子に彼女の浴衣の裾が乱れて白い素足がちらりと覗いた。

    その彼女の言葉と姿が合図のように、私の中に押さえ込まれていた理性は

    欲情という激流に飲み込まれた。

    そして彼女の肩を抱きよせ、体ごと向き合い、強く見つめ合って

    顔を近付けた。そして何も言わずに唇を深く重ねた。

    彼女は私を受け入れ、目をつぶったまま、恥じらいながらも私の唇の激しい求めと

    動きに合わせ耐えながら、初めての触れあいに呼吸で答えていた。

    何度も唇を深く奥まで求め合っては唇を離し、又求め合う。

    それの繰り返しだった。

    一瞬、息苦しいような表情を度々見せながらも、彼女の中の「女」が

    「感じている事」を如実に表情で知らしめてくれているので私には嬉しかった。

    私は彼女をソファーに押し倒し、浴衣の胸元を大きく開いて

    彼女の胸を覆っていた布を上にずらして彼女の豊かで掴みがいの有る白い胸を

    ゆっくりと揉みしだいて、震えている乳首を舌で愛撫した。

    敏感に体が反応し無意識に体をくねらす彼女。

    「・あっ・・ん・ん・・あっ・・ん・・」声を漏らさないように唇を噛んで

    耐えている彼女の吐息交じりの小さな声が私には、

    さっきから聴こえる風鈴の音と重なりあって心地良く響いていた。

    私の執拗な責めを胸に受け、愛撫され続けた彼女は、堪りかねて何度も

    風鈴のように小さな音色を響かせては、恥ずかしそうに鳴った・・。

    私は浴衣の裾を太ももまで捲り(めくり)彼女を包む湿り気の有る小さな布を

    ゆっくりと剥ぎ取り、彼女の秘所である割れ目の中に舌を忍ばせ激しく泳がせた。

    彼女は、もっと、かん高く音の乱れが激しく狂ったように鳴る風鈴へと

    音色を変えていた。私はその割れ目の中の奥に、今度は指を、泳がせた。

    ぴちゃぴちゃと彼女の中から聴こえてくる艶めかしい水音(すいおん)と

    激しく鳴り響く風鈴のような彼女の音色に、私はたまらなく高揚した。

    私は、薄っすらと桃色になり汗ばんだ彼女の体温を感じたくて

    裸体で覆いかぶさりながら、又、唇を重ねた。

    秘所の割れ目の中で指は泳がせたままで、片方の手で乳房を強く揉んだ。

    両方の刺激に耐えきれず、なりふり構わず甘い声で鳴きだす私の風鈴。

    指の泳ぎが速く激しくなるにつれ、私の風鈴は激しく高い不規則な音色を

    さっきよりも速く狂ったように激しく息づき打ち鳴らし、体をしならせ

    乱れまくった呼吸を響かせて、絶頂の高みに昇り(のぼり)、ぱたっと

    鳴らなくなった。

    私は彼女の顔を優しく撫でて、気を失ったように横たわっている彼女に

    声をかけた。「いい音色だったよ・・。愛してる。」

    彼女はうっすらと気だるい瞳を開け、恥ずかしそうに頬を赤らめて頷き

    嬉しそうに微笑んだ。

    その後、私の風鈴は、季節に関係無く、私が聴きたい時にいつでも

    鳴り響いた・・。

    そう私だけの為に鳴るただ一つの大切な風鈴・・。

    そして今夜も、私の部屋では悩ましげな甘美の音色を響かせる風鈴が

    甘く鳴っていた・・。



                      END
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    又、いつものごとく長文になってしまいました。
    いつもは「恋人未満の関係」を描いていますが
    実は「官能もどきな物」も書いたりします・・。
    今日は私の中では、夏の風物詩・情緒編でした。


    書くの遅いからもうお題が変わっていたら、どうしょう・・(笑)
    そうしたら、「風鈴」が、だぶっちゃうかもしれないけど
    「ごめんなさい。」という事でよろしく・・。


    次のお題は、「ほおずき」でお願いします。


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▲[ 15801 ] / ▼[ 16063 ]
■15891 / 2階層)  ほおずき
□投稿者/ 昴 常連♪(124回)-(2006/08/14(Mon) 15:33:23)

    チッ


    思わず舌打ちした




    ほおずき市で買った
    ほおずき一鉢



    ほおずきを鳴らしてみたくて


    その前に

    種を出しているんだけど


    また破いちゃった





    プッ


    隣で見ている君が笑う


    『らしくないネ


    私の乳首だと思って

    優しく摘んでみてよ』


    「えっ( ̄口 ̄)

    乳首こんなにデカかったっけ?」


    『ちがっ…(///)

    もぉう……ば…か』

    冗談を言い合いながら

    ほおずきを弄ぶ



    妖しい視線で

    ほおずきを見つめ

    上気する君



    君が視覚的刺激だけで

    イッた頃


    ほおずきから種が

    スルッと抜けた



    「オッ



    サンキュー」




    『お礼はちゃんとして!』


    ほおずきの代わりに

    乳首が口に入れられて




    ほおずきを鳴らす代わりに


    君が鳴いた




    ・・・・・・・・・・・・

    やっぱりエロいし…(爆)


    次は『扉』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 15891 ] / 返信無し
■16063 / 3階層)  doors
□投稿者/ れい ちょと常連(84回)-(2006/08/21(Mon) 21:49:16)
    其処に辿り着けば、君に近付けると思っていたんだ。

    其処に立てるようになったなら、君に認めてもらえると思っていたんだ。


    其処への道程は思いの外険しくて。

    ぼくは何度も挫けそうになったけれど。


    やっと辿り着いたんだ。

    やっと君に並べたと思っていたんだ。



    でもぼくが其処に、

    君がかつて立っていた場所に、

    立てるようになった頃には、


    もう時は遅すぎて。



    あの時ぼくは其処に立つには早すぎて。

    君に並んで立つほどの勇気もなくて。


    ぼくは其処に辿り着いたのに

    君へと続くその扉は、

    既に固く閉ざされていた。


    今のぼくには、遅すぎたんだ。



    ねえ、ぼくはどうしたら良かったんだろう。

    ねえ、ぼくは君に何をしてあげられたんだろう。


    君との未来は、ちゃんと用意されていたのかな。

    ぼくが間違わなければ、

    君は僕の隣で、今も笑っていてくれたのかな。





    ぼくは君への想いを胸に、

    新しい扉のドアを開ける。



    君はもう、此処にはいないけれど。


    それでも君がぼくの中で笑いかけてくれるから。






    *********

    Next...「本日は晴天也。」
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16066 / 1階層)  本日は晴天也
□投稿者/ えもん 一般♪(1回)-(2006/08/21(Mon) 22:48:38)
    「また雨だ…。」

    私と彼女は二人揃って雨女。遊びに行く時はたいてい雨が降る。

    「ほら、入りな」

    大きめの傘の片側に促す。

    ぎゅっと腕を掴むように組んでくる彼女。

    傘を前に少し傾けて。

    傘のしたで顔を近付けて。

    愛を囁き合おう。

    ほら。ね?
    雨の日も悪くないでしょ?

    君の笑顔が私の心を照らす。

    …本日は晴天也。


    ╂╂╂╂╂╂╂╂╂╂╂╂駄文失礼しました。

    次は「暑中見舞い」でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16068 / 1階層)  暑中お見舞い申し上げます
□投稿者/ 朱 一般♪(1回)-(2006/08/21(Mon) 23:51:31)
    暑中お見舞い申し上げます。


    今年もあなたが生まれた季節がきました。


    あなたは元気ですか?







    駄文すいません(^^;)

    次はバスケで!

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16097 / 1階層)  バスケ
□投稿者/ かなう 一般♪(2回)-(2006/08/24(Thu) 01:33:47)

    女子バスケ部所属。
    髪はつねに短く
    すらりと伸びた手足はいかにも体育系。
    ジャージが制服の正統派。

    何処の学校に一人は必ずいたのかもしれないそんな存在は、校舎の中ではつねに目立ち映えていた。


    バッシュは紐を繋いでバックと一緒によく肩から担いで持っていたね。



    膝を痛めたから辞めただと人づてに聞いたのは、
    夏も終わりの頃。


    一言も言葉は交わさずに
    ただ視線でだけ追った姿は、今も暮れる夏に思い出します。

    きっと今、姿を見ても気づく事すら出来やしない。



    End

    次のお題は
    「適性、不適性」

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16182 / 1階層)  適性・不適性
□投稿者/ ゆらら 一般♪(31回)-(2006/08/28(Mon) 21:57:57)
    「あっ・・はぁっ・あん・ん・・いい・・っ

    ・・ん・・もっと・・し・・て・・ん・・」


    君は私の要求に応える(こたえる)ように、いっそう激しく


    濡れた舌を動かし、私の茂みの奥へ奥へと舌を深く沈めては


    私のしたたり落ちる愛液を必死に舐めとりながら


    私の愛液にまみれ、顔を左右に揺らして激しい振動を舌と指で


    ぴちゃぴちゃと音を立てながら淫靡なまま強く奥の奥まで伝えていた。


    「・・いいっ・・す・き・っ・・・あっ・・それっ・・

    あんっ・ん・・ゆ・びっ・・あっ・・ん・・あん・・」


    私は君の頭を両手で深く強く押さえ込み狂ったように


    体をくねらせ君の顔を私の太ももで挟み込んだまま息で喘いでいた。


    ねっとりとした汗を飛び散らせては、私は髪を振り乱し


    何度も体を弓なりにして、これ以上反れない程上体を反らし


    恍惚の微笑みを浮かべて、ベッドにぐったりと音も無く


    沈み込んだ・・。


    「・・だ・め・も・・う・い・ま・・やっ・・」


    君がまだ名残り惜しそうに私の愛液を舐め続けていた・・。


    「・・ん・・んん・・だ・・め・・クリ・・あっ・・ん〜・・」


    苦悶の表情を浮かべながらも愛されている余韻に酔う私・・。


    「好きだよ。今日は、帰らないで。」


    私の重量感の有る柔らかい胸を、君の両手と指先がしっとりと愛撫する。


    「・・あん・・だ・め・・か・・え・・る・・あ・・あ・あ・・・ん・・」


    そう言うと私はゆっくりと君の愛撫からすり抜け、


    気だるく起き上がり、床に散らかった服達を拾い集めて、


    淡々と着ていった・・。


    帰したくない君が、後ろから私を愛おしそうに抱きしめる。


    「好き。」素直な反応。そして素直なキス。「愛してる。」


    そして素直な言葉で君は私を心地良く包む・・。


    二人はあるサイトで知り合い、そのサイトの適性テストの相性が


    最高だったので付き合う事にしたと君は無邪気な顔をして


    初めて会った時に、嬉しそうに私に語った・・。


    君の「理想の彼女としての適性」に私が、たまたま合った


    ただ・それだけの偶然・・。


    要は、お遊びのはずの適性テストだった・・。



    「趣味も性格も体の相性も最高!」君はいつもそう言いながら


    幸せそうに笑う・・。


    本当の私を、知らないまま・・。


    趣味も性格も体の相性も最高・・。


    でも一番大事な適性が本当は合っていないのだ・・。


    なぜなら、私は君を「愛していない・・。」


    そう、君の彼女としては、致命的に「不適性」な女・・。


    私には他にずっと愛している女性(ひと)がいる・・。


    ずっと報われなくて一生「好き。愛してる。」を聴けない相手・・。


    素直とは無縁のクールな女性(ひと)・・。


    だから切なくてつい、素直が武器の君とそのサイトで出会ってしまった・・。


    「好き。」って素直に言ってくれる、


    ただその素直な言葉を聴かせてくれるから


    私は君と体を幾重(いくえ)にも重ねる・・。


    まるで君の最高の彼女のように・・。


    君の「適性」を満たしているふりの、



    でも本当は満たしていない「不適性」な女の顔を隠し


    私は君の部屋を出た。「愛してるよ☆」と、くちづけをして・・。


                           

                            END

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    最近特に、ただのコメント・ストーカーなんだこの人?と
    思われてしまいそうな程「小説」を書いていなかったので
    久々に書いてみました。
    やはり長文になりました・・。一応官能を絡めてみましたっ☆

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    では、次のお題は「宝石」でお願いします。
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16187 / 1階層)  宝石
□投稿者/ 春樹 一般♪(1回)-(2006/08/28(Mon) 22:45:11)
    うーん。何に例えたらいいのかな。

    ダイヤ?ルビー?エメラルド?

    いや、それともサファイヤかな?


    うーん。どれも違う。なんか、しっくり来ないな。


    ・・・・・・・・・(42分後)

    あっ!!!わかった!!!


    そう、君は、どれでもなかったんだ。

    磨いたらどれだけ光るか見当もつかない、おっきな原石。

    まだ磨かれていない、原石。


    ふーっ。すっきりした♪



    これから君が美しく輝くための、道具は全部そろってる。

    だから。ね?


    私に磨かせてね♪



    ***************END***************


    宝石と聞いて浮かんだ文章です。

    次は、『親友』でお願いします。
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / 返信無し
■16196 / 1階層)  親友。
□投稿者/ ぽち子♪ 一般♪(1回)-(2006/08/29(Tue) 00:54:55)
    なんで、私と貴方は“親友”なのかな?
    …女同士だから。


    酔っ払ってキスをしたあの夜にそぅ決めた。
    同性だから“親友”で、
    彼氏が出来ても
    結婚しても“親友”でいよう。

    そぅやって2人で決めて泣きながら笑った。
    私にとっては、その夜が一番明るくて暗い夜だったよ。




    今でも、貴方を想って泣く夜はあるけれど…貴方と決めた約束を覆せるほど私には力がないから…。
    “親友”の貴方を心配して過ごす毎日です。

    また、そのうち、飲みに行こう。お互い愚痴でも言いながら…歌おう!!

    それまでに私は女を磨くから…決めた約束は貴方が覆して下さい。


    無責任な“親友”より☆







    ★☆★
    …実話かも(笑)
    次は『無責任』で(*^皿^*)

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16198 / 1階層)  無責任
□投稿者/ さぼ ちょと常連(67回)-(2006/08/29(Tue) 02:28:05)
    「無責任だよね」

    「・・・・・・・は?」

    何をいきなり言うんだ。
    この人は。
    私を見つめて、また一言。
    「無責任」

    「や、や、意味が分からないんだけど」

    正直な感想。
    それを聞くなり、彼女は思い切り顔をしかめた。
    盛大に溜息を吐くと
    ギロリと私を睨み上げる。

    「昨日。何しましたっけ?」
    「仲良く酒盛りしてたよね?」

    「貴女潰れたよね?」

    「そういや、そんな気も・・・・」

    「へぇー?」

    そう言いながら、彼女は長い髪を軽く上げた。
    白い首には赤い跡

    「ぁー・・・」

    「無責任」

    「・・はい」


    次は赤面で

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 16217 ]
■16216 / 1階層)  赤面
□投稿者/ ひとみ 一般♪(4回)-(2006/08/29(Tue) 11:41:44)
    初めて会ったあの日、恥ずかしがり屋のあなたは顔を赤面させて私とろくに目も合わせてくれなかったね。


    そんなあなたがかわいくてたくさんいじったっけ…♪


    初めて一緒に寝た日、あなたは今までの人格が180度変わってベッドで腕枕の準備をして待ってたね…!!



    赤面したのは私…(/ω\)そのまま甘い夜を過ごしたね



    初めて二人で一夜を共にした日、二人共赤面…



    恥ずかしいような嬉しいような…とても心地良い朝だった



    あの日があったから今の私達がいる。



    今、とても幸せです



    fin



    次のお題は『寝息』で♪♪

    (携帯)
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▲[ 16216 ] / 返信無し
■16217 / 2階層)  寝息
□投稿者/ nano 一般♪(1回)-(2006/08/29(Tue) 15:24:39)

    「ねぇ」

    「ん、んー・・・?」

    「ねぇ、起きよう?」

    「んー。。。」


    はぁ、駄目だこりゃ。
    アイスを買って帰ってきたら、貴女が居た。
    ていうか、寝てた。

    「おーぃ。何しに来たのー?」
    「・・・・・(すぅすぅ)」

    なんだ、その健やかな寝顔といい寝息といい!!!
    襲われたいの!?

    って私ネコなんだけどね。

    「み・・く・・。」
    (起きた!?)
    「すぅ〜・・・」

    (ガクっ)

    今日は貴女の健やかな寝息に免じて、一緒に添い寝してあげるね。





    *******************

    初カキコ、駄文ですいません(汗


    次は「波」でお願いします。


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▲[ 14598 ] / ▼[ 16227 ]
■16219 / 1階層)  
□投稿者/ 春樹 一般♪(2回)-(2006/08/29(Tue) 16:25:23)
    2006/08/29(Tue) 23:24:36 編集(投稿者)

    自分の中で・・・『波』ってあるよね。


    大好きな大好きな親友。

    大切な大切な親友。

    愛しい愛しい親友。


    いつもは、ね。普通。〜〜〜な感じ。

    でも、時々、ね。WWWな感じ。激しい(笑)


    友達なんだけどなぁ。うん。そう決めたのに。

    あいつとの『始まり』はもちろんあったけど、『終わり』は作りたくないから。


    だから、『親友』。

    なんだけどなぁ〜〜↓


    どうも上手くコントロール出来ないのよ。波を乗りこなせない(笑)


    「うちらって、何で付き合わなかったんだろね?笑」

    『フッ・・・今さらゃんな笑』


    嬉しいけど、その台詞は切ないよ。


    『だって、付き合っても、どうせあんま今までと変わらんやぁ??笑』

    「フッ・・・そおだね笑」


    言ってやった。言ってやった(笑)

    だから、このままでいいんだよ。

    うちらはこのまま、『親友』として、お互いの1番で居続けよう?

    うちらの愛は永遠だよ(笑)



    でも、でもでも・・・

    たまに哀しくなる。



    でも、でもでも・・・

    あんたと『終わり』は作りたくないから。頑張るよ。



    どうせ私の想いに気付いてんだろうけど(^^;)



    私にはね。夢があるの。


    何年後かにね。友達同士、めったに連絡とらないくらいの年になった時にね。

    それでもね、うちらは月1くらいで、どっかに行くの。

    いや、もっと多いほうが嬉しいけど・・・やっぱ、大人になったらそうはいかなそうじゃん。

    それは旅行でも、買い物でも、カラオケでも、ご飯食べに行くでも、お茶するだけでも。

    お互いがね、『時間作って』でも会うんだ。


    それって、さ。やっぱ、『特別』ってことでしょ??

    そうなれたらいいな〜って、夢があるの。



    だから、ね。

    誘惑の波になんか負けません!! 頑張りま〜す★



    ********** FIN **********

    なんかダラダラ&話それてますが↓

    次は【ストラップ】でお願いします。
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▲[ 16219 ] / 返信無し
■16227 / 2階層)  ストラップ
□投稿者/ れい ちょと常連(92回)-(2006/08/30(Wed) 00:37:18)
    携帯ってさ、いつも「携帯」するじゃない?

    だから、携帯につけるストラップは、常にあなたと一緒なわけで。


    ね、すごくね、悩んだの。


    だってほら、誕生日にアクセサリをあげられるくらい、

    親しいわけでもない私たち。

    それでも私はあなたとの距離を縮めたかったから。



    携帯にはさ、役割があって。

    誰かと繋がるための、連絡手段なわけじゃない?

    人恋しいなと思ったときに、まず見るのは、携帯でしょう?


    そのときに、

    誰かにいてほしいな、そう思ったときに


    想いを馳せる相手が私であってほしいなと思って、

    何かあったときに、連絡が来るのが私だったらいいなと思って、


    プレゼントしました。



    気に入って、貰えたかな。


    私とあなたの距離が縮まることを願って…――。



    ::::::::::::::::::::::::::

    NEXT  「青」
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16230 / 1階層)  
□投稿者/ 金丸 常連♪(143回)-(2006/08/30(Wed) 01:24:58)

    青い風が見えるような

    貴女の周囲は

    深い青のような


    静けさと

    厳しさと

    落ち着きと

    優しさがあります


    時折見せる

    貴女の背中の

    赤にも似た

    深い深い青は


    時折見る

    私の目を奪います


    凛とした青い貴女は

    悲しみも教えてくれ

    厳しさも教えてくれ

    とてもあたたかい



    そんな


    青。


    透明に近くて


    何にも染まらぬ


    凛の青



    だから

    白がよく似合う



    白いブラウスをはためかせた風は


    確かに青だった


    その光景が

    余りに私の目を奪い


    貴女の表情に気づかなかった





    ************************************

    つぎは『黒髪』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16251 / 1階層)  黒髪
□投稿者/ KOU. 一般♪(20回)-(2006/08/31(Thu) 03:44:17)

    「ハッピーバースデー♪」

    綺麗な花束を持って彼女がやってきた。

    「何、その髪…。」

    「こら、ツッコむ所おかしいだろ(笑)」

    「だってあんたが黒髪にするなんて私が禁煙するぐらい信じらんないよ。」

    「さすがにオレンジ頭じゃどこも雇ってくれなくてね。」

    はい、と差し出されたのはいつかに彼女と見たキラキラ輝くネックレス。

    「…バイト、掛け持ちしてたの?」

    「誰かさんがクソ高いネックレスを欲しがるから。」

    「……。」

    「なかなか会えなくて寂しかったでしょ?」

    「…浮気してんのかと思ってた。」

    「ばーか。」

    優しい腕に包まれながら久しぶりに見る彼女の顔はどこかとても大人びて見えた。

    「さつき、黒髪似合うね。」

    「こっちの方が好き?」

    「うん。綺麗。」

    「おや、珍しく素直。」

    「だって本当の事だもん。」

    「こりゃまた素直(笑)」

    「ずっとそのまんまでいてよ。」

    「はいはい。了解しました。」


    派手好きな貴方はいつも明るい髪の色。その貴方が髪の毛を真っ黒に染めてまで私が年を重ねる事を祝ってくれた。


    会えなくて不安だったけど、

    そんな不安は今この瞬間消えてなくなった。

    あぁ、愛されてるなぁって、実感。

    と、同時にさらに貴方を愛してしまった。


    「そうそう。黒髪にしたら意外に好評で誘惑されまくりで困っ…」

    「やっぱ染めて!」

    「ウソだよん(笑)」

    「……(怒)」

    黒い髪の色で大人びて見えるけど中身はガキのまんまの彼女。


    でもまぁそんな彼女だからこそこんなにも愛しいのかも…。ね(照)


    ****************


    眠れないのでつらつらと書かせて頂きました(^^;)

    次のお題は「独占欲」で♪



    (携帯)
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■16269 / 1階層)  独占欲
□投稿者/ リモコン 一般♪(1回)-(2006/08/31(Thu) 22:25:36)
    あぁ、あの着信音が聞こえるたびに苛立つ。

    ねぇ、一体誰とメールしてんの?
    いーかげんやめてよ。携帯真っ二つにするよ?

    そんな事を思いながら、あなたの横でビール飲んでる私。

    あなたの手のひらの中の機械にも、その向こうの誰かにも苛立って仕方ない。

    あなたに好きだって伝えられないヘタレな私なのに、独占欲だけは一人前。
    せめて一緒にいる時だけでも、私だけのものになってよ。

    そんな自分勝手な想いを、今日もビールと一緒に飲み込んだ。



    お邪魔しましたm(_ _)m
    次のお題は『夏の思い出』でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16271 / 1階層)  夏の思い出
□投稿者/ ミニマム 一般♪(1回)-(2006/08/31(Thu) 23:40:37)
    アナタとは。



    秋に出会い、

    寒い冬に何度も肌を重ねた。


    寒がりな私が、温かさを求めて、一緒にいた。


    そんな自分勝手な恋だったから、


    春が来るまえに終わった。


    だから。


    夏のアナタを知らないの。



    夏の思い出は、別のヒト。




    ★お次は『スニーカー』で、お願いします!

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16280 / 1階層)  スニーカー
□投稿者/ オーレ 一般♪(1回)-(2006/09/02(Sat) 04:02:08)
    2006/09/02(Sat) 04:36:44 編集(投稿者)

    「ねぇ」


    「ん?」


    「それさぁ」


    「うん」


    「もう捨てたら?」


    あたしが指差したのは
    彼女の足元


    「何で?」


    「何でって汚いじゃんそれ」


    彼女は自分の足元を見つめた後
    あたしの顔を見て
    また足元に視線を落とした


    「捨てられないんだよね」


    「新しいの買ってあげるからさ」


    「それでもきっと捨てらんない」


    「そんなに大事なの?」


    「大事だよ」


    間髪いれず返ってきた答え
    彼女がそんなにまで大事にしてる理由

    あたしは忘れていたんだ

    彼女はあたしの方をじーっと見つめ


    「これのおかげでアナタに出会えたからさぁ」


    そう言って、眩しいぐらいの笑顔を浮かべた彼女

    あぁそうだった
    初めて会った時、あたしは彼女のこの笑顔に見とれたんだ

    とあるシューズショップで見つけたずっと欲しかったスニーカー

    だけどサイズが無くて
    その時の店員さんが今あたしに笑いかけてる彼女だった

    そして、彼女が履いてる履き古したそれは
    さっき捨てればと言ったそれは
    あたしが断念したスニーカー


    彼女にあたしもいっぱいの笑顔を返し


    「それ、あたしも欲しかったな」


    「残念」


    2人して
    めいいっぱい笑った


    ごめんね忘れてしまって
    これは言い訳なんだけど
    ちょっとした言い訳なんだけど


    あの時より、今の方が幸せすぎて
    ちょっとだけ忘れてただけなんだ


    もう1つ忘れてた
    彼女は何でも大事にする人だった
    スニーカーもそしてあたしも


    小さな声で呟いたごめんねは
    笑い声に掻き消されたけど
    きっと彼女には届いてるはず

    だって、笑顔が眩しかったから




    失礼しました(*_ _)
    次は→「賞味期限」で。



    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 16287 ]
■16281 / 1階層)  賞味期限
□投稿者/ エビ ちょと常連(89回)-(2006/09/02(Sat) 12:37:47)
    Thanks , maman─



    「死にゃしないわよ」


    が口癖だったあなたのおかげで、私の消化器官は頑強に鍛えあげられました。


    2006,8,--


    今もそんな印字なぞ気にすることなくやっている私ですが。
    食アタリを経験したことは、一度もありません。







    …でした。







    彼女に逢うまでは─







    「お待たせ」


    約束の時間からは早2時間が過ぎているというのに、
    やって来た彼女が言ったのはその一言。


    「いいえ」


    「旦那がしつこくてね」


    「…………」



    “言うか?普通”
    そんなセリフも彼女は言ってはばからない。



    助手席に乗る10年上の彼女を乗せ、私の車は走り出した。




    旦那持ち。
    賞味期限切れスレスレのワガママ年増。


    冷静な分析も─


    繋がらない携帯。
    平日の僅かな時間に限られた逢瀬。


    辛いと感じる事さえも─





    キーっ。



    彼女といると忘れてしまう。




    止めた車。
    虹色の橋がかかる海辺の倉庫で。
    彼女に覆い被さる。



    「…………」


    吸っても舐めても絡めても、息遣いひとつ変えない彼女。
    余裕たっぷり。


    ムカつくからシートベルトを外し手を伸ばす。


    薄いニットの裾から手を入れ。
    腰近く、彼女の地肌に触れるのが一番好きだ。



    何でって?─



    隠せないから。


    失われつつある肌の張りや、微妙なたるみは。
    強気な彼女にあって唯一20代の小娘に負ける部分…、





    「今、年齢は隠せないなって思ったでしょ?」


    体を離し、彼女が私の顔を包む。



    ………あら。



    「いや、はは…」




    「賞味期限て。その期間を過ぎて食べたら責任は取れませんって意味なのよ」


    知ってる?と、
    耳元で囁かれる。



    「…知ってる」



    「私は、やましさなんて感じない」



    「…知ってる」



    彼女に法律は適用外。




    「やめとけば?」




    不敵に笑う、
    極めて危険なこの食品には。



    責任もない、人を傷つける事にやましさもない。







    なのに─







    「…やめないで」







    こうして今日も、
    私は彼女に空腹を満たしてもらう。




    腹痛に変わって胸が小さく痛み出すのは。







    決まって何日か後だ。








    fin.






    お次は…「罠」で♪





    (携帯)
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■16287 / 2階層)  
□投稿者/ 昴 ファミリー(172回)-(2006/09/02(Sat) 15:07:16)
    好きだ

    …と言わされた


    その瞳に飲み込まれ

    口走っていた



    その女性(ひと)は北新地のクラブのホステス


    ヘルプ専門の駆け出しのおなべが

    叶う相手じゃなかった



    その女性(ひと)の最大の罠が

    その躯で


    昼間の太陽に当たらない

    白く肌理(きめ)の細かいその肌は私の躯を溺れさせた


    気が付くと

    その女性(ひと)の所有物になっていた


    でもね

    今だから言えるよ


    あの時

    罠を張ってくれてありがとう

    楽しい2年間だったよ


    ・・・・・・・・・・・・・

    次は『ありがとう』でお願いします

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■16288 / 1階層)  ありがとう
□投稿者/ 乃亜 一般♪(1回)-(2006/09/02(Sat) 15:22:11)

    貴女と出会ってまだ日の浅い何ヶ月間…


    何日に一度返ってくるか分からないメールのやりとり…
    貴女はいつも仕事が忙しいから仕方ないと思いつつ私は寂しい…辛いと心からそぅ思ってた…


    貴女と出会うまでのあたしの毎日に華は無く刺激もない平凡すぎる何でもない毎日だった…


    でも貴女に出会った…


    何でもない毎日が甘い幸福な時間になっていった…
    会えなくても連絡がとれなくても寂しくても貴女の事を考えてるだけで笑みがこぼれてしまうほど私の心はそれだけで満足。


    好き…



    甘えたい…触れたい…触れてほしい…


    何だか考えれば考える程胸がキューンとなる…
    会いたいよ…会って思い切り抱き締めてほしいよ


    こんな感情初めてかもしれない…貴女に出会えてよかった…


    今はただ、そんな気分を味合わせてくれてる貴女に一言が言いたい…


    「ありがとう」


    一応現の話です♪

    次は「マンション」で☆
    乃亜

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■16290 / 1階層)  マンション
□投稿者/ 薫 一般♪(1回)-(2006/09/02(Sat) 22:09:27)
    二人の愛の巣でもある、このマンションの一室は、時に僕を孤独にさせる。

    彼女がこの部屋に訪れるのは、決まって金曜日。
    旦那が金曜日から土曜日にかけて仕事で留守だとか…。

    所詮僕は寂しさを紛らわせる為の道具で…。

    いいよね、バイはどっちでもイケるから。

    「代わりならいくらでもいるのよ? 」

    旦那の稼ぎがいいから…このマンションだって彼女の所有物。その中で生かされる僕もまた彼女の所有物だろうね。

    そんな風に脅して…。
    僕が彼女の甘い誘いには断れない事を知っているくせに…

    そうして土曜の昼にはこのマンションの一室から彼女は姿を消すんだ…。

    乱文すみせんm(__)m

    次は【温泉】でお願いします。

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■16301 / 1階層)  
□投稿者/ ゆらら 一般♪(36回)-(2006/09/03(Sun) 16:32:47)
    夏の終わりの陽射しの名残りが、まだきつい頃、

    誰も来ない公園の大きな木の下で

    貴女は私の日傘になった・・。


    「・・やっ・・キスだけって・・」


    「言ってない・・。君の日傘だもん・・守らなくっちゃ・・」


    そう言って私に覆いかぶさってきた貴女は


    ゆっくりと焦らすように私のTシャツの中に


    手をすべらせてきて、私の胸を優しく愛撫しだした・・。


    「あっ・・ん・・だ・・め・・っ・・人が・・来る・・か・も・・


    ん・・あん・・やっ・・ん・・」


    「来ないよ・・誰も・・見ているのは、この暑い陽射しだけ・・」


    貴女はよりいっそう激しく私の唇と深く浅く呼吸し合い


    息で重なり合う。徐々に濡れていく二人の唇・・。


    貴女が私のTシャツをめくりブラを上にずらし、直接


    私の胸の柔らかさを楽しむようにしっかりと


    貴女の片手からこぼれ落ちる私の胸をわしづかみにして


    私のとがった木苺を口に含み舌で、もてあそび甘噛みした・・。


    「・・ん・・ん・・はぁっ・・」私の息が乱れ整わなくなっていく。


    顔を憂いのある表情で歪め、苦悶とも喜悦とも


    分からない顔を繰り返しながら私は首を左右に振っていた。


    その様子を楽しみながら貴女が私のスカートの中に手を忍ばせて



    割れ目に指をはわし、一気になぞった。



    「ん・・ん・・・んん・・」私が思わず声を漏らす。



    「濡れてる・・雨がふったようだ・・」にやりと笑う貴女。



    「いやっ・・」恥ずかしさで一杯になる私。



    その恥じらいぶりに満足そうな笑みを浮かべて貴女は



    私のパンティーをゆっくりとおろした。



    「だめぇ・・・・」必死で押さえようとする私の両手が



    濡れてしたたり落ちている私の秘所の傘になった。



    「傘はいらないよ・・。ここまで濡れたら濡れたままで・・ねっ・・」



    貴女が私のふるえる傘をどかして顔を近付け私の秘所に顔を深くうずめた。



    「濡れて・・もっと・・ふらせて・・君の雨を・・」


    貴女が甘く囁いた。そして激しく貴女の舌と指が私の中で舞踊った。



    「んんんんん・・・・あ・・あ・・んんん・・・ん・・」


    狂おしい程、貴女の意のままに我を忘れて舞い踊りはねあがる私の体。


    記憶が飛ぶ、何も分からなくなる・・どこにいるのかも・・。


    ただ私の雨が、しとどと激しく降り続けて、やまない・・。


    貴女の動きと雨が連動して激しさは増すばかり・・。


    私の雨に濡れに濡れまくって、なおも濡れながら貴女は嬉しそうに囁いた。


    「もっと濡らして・・永遠に・・君の雨に降られ続けたい・・」


    そういうと私の濡れた秘所の奥の奥に貴女の指が



    その奥を深く探すようにすべりこんできて優しく突き指した。



    「あっ・・・・・・・・!」


    私の中で強い衝撃が脳天を直撃し動きが止められない程


    私の体は舞上がっては踊り狂ってその度濡れて


    狂ったように激しく、しなり続けた。



    そしてひくひくとした痙攣(痙攣)の後



    急に時が止まったように草むらに私は


    静に体を落とした・・。


    また貴女が覆いかぶさる・・。


    「・・もう・・だ・・め・・」


    意識のほとんど薄い私が貴女をゆっくりと拒む・・。


    「だって傘だから・・君の・・」


    私の日傘が、優しくそして妖しく微笑んだ・・。


    「・・ばか・・。」


    私は、日傘をそっと包み込むように大事に抱きしめた・・。





                         END



    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


    一応、今回も官能っぽい物にしてみました。
    日傘も傘だよねぇ〜って事で・・。
    またまた長文になっちゃいました・・。えへっ☆

    (舞月さんの「舞」も、さり気無く入ってたりする・・☆)



    次のお題は、「誰もいない海」でお願いします。
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16302 / 1階層)  誰も居ない海
□投稿者/ ГЯУ(フライ) 一般♪(1回)-(2006/09/03(Sun) 17:34:06)
    あの日、貴女に告白して、



    あの日、貴女と唇を重ねた。



    車の中で海を眺めながらいちゃいちゃして、勢いに飲まれて…



    この誰も居ない海で、



    初めて愛を知った。




    貴女と別れて一年以上経って、また、ここに来てしまった。



    誰も居ない海で…。



    忘れられない貴女を思い出しながら、砂浜に書いた。『ハートマーク』



    大好きだったよと、書いた手紙を破り海に投げ捨て、
    気持ちを閉まった。



    END
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    初めて書かせていただきました。

    一応大体実話です。

    いきなりごめんなさい。


    次のタイトルは『手紙』でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 16304 ]
■16303 / 1階層)  手紙
□投稿者/ 春樹 一般♪(3回)-(2006/09/03(Sun) 20:25:39)

    Dear: My best friend


    改めて手紙なんて、なんか照れるな;;笑

    あのね、ずっと言いたかったんだ。


    生まれてきてくれてありがとう。

    この学校を選んでくれてありがとう。

    私と出合ってくれてありがとう。


    あんたのお陰で、『今』の私がここにいるよ。


    辛い時、苦しい時、悲しい時、泣きたい時。

    いつも隣に居てくれた。

    いつもグチばっかでごめんよ↓↓

    私はこの学校で、あの人以上に大切な人に出会えるなんて思ってなかった。

    あんたはすごい女だよ(笑)

    背が高くて、カッコよくて、スポーツできて。

    あんたはね、私の親友である以前に、憧れなんだ。

    なんかあったら絶対言えよ?

    私に出来ることなら何でもしたるで!!

    これからも、ずっと、ずっと、

    1番の心友でいような☆


    From: Your best friennd


    ***********************

    実話って言うのかわかりませんが、全部実話(?)です^^;

    次は『憧れ』でお願いします。
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▲[ 16303 ] / 返信無し
■16304 / 2階層)  憧れ
□投稿者/ 昴 ファミリー(173回)-(2006/09/03(Sun) 22:10:33)
    貴女は憧れ

    貴女は夢


    貴女は憧れ

    貴女は永遠


    貴女は憧れ

    貴女は思い出



    ・・・・・・・・・・・・・・

    次は『一番』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16322 / 1階層)  失神
□投稿者/ ゆらら 一般♪(38回)-(2006/09/05(Tue) 18:53:03)
    「あ〜あ。また、失神しちゃった・・」


    彼女が私の大きめなベッドの上に横たわり、

    幸せそうな微笑みを浮かべて眠っている・・。

    そう、意識を失って・・。

    そんな時はこうやって、そぉっ〜と彼女の体を抱きしめて

    優しく髪や頬を撫でてあげるんだ・・。

    出会ったあの時と同じように・・。



    私と彼女は、ある遊園地で知り合った。

    お客とお化けとして・・。



    彼女は友達数人に連れられて、初めてのお化け屋敷に

    嫌々ながらも足を踏み入れていた。



    「は〜い。持ち場に戻りま〜す。」


    休憩から、たまたま戻って来た私に彼女が、ばったりと

    出くわしてしまい、彼女は私の姿を見た途端、大きく瞳(め)を見開いて

    悲鳴もあげられずにまるでスローモーションのように

    時を止めながら倒れて、失神した・・。


    (あ〜あ、まだ、うらめしや〜も言ってないのに・・)


    私はそう思いながら、とっさに私の腕の中に抱き止めた

    私の腕の中で眠る見知らぬ「眠り姫」をしっかりと抱きかかえ

    意識が戻るようにと優しく髪や頬を撫でながら声をかけた。


    すぐに他のお化け仲間達が(バイト仲間だが)外と連絡をとってくれた。


    私は眠り姫を抱き上げて誰もいない休憩室に運びソファーに寝かせた。

    私は、急いでお化けの格好とメイクを落して

    眠り姫が目覚めるのをひたすら待った。


    あまりに目覚めない眠り姫に私はふと、眠り姫の胸に耳をあててみた。


    心音の確認をする為に・・。


    (動いてる・・息もしてるし・・。そういえば眠り姫って王子様のキスで


    目覚めるんだっけ・・?)ほっと安堵している私の頬に突然


    強い平手打ちが入った。


    「いってぇ〜!」私は頬を押さえた。


    「何するんですか!いやらしい!人の胸に顔を乗せるなんて!」


    恥じらいながらも、睨む眠り姫。


    眠り姫はいつの間にか怒り姫へと変わっていた。


    「大丈夫だった?」どやどやと静かだった休憩室に


    彼女の友達が心配してやって来た。


    「私・・?どうしたの・・?」


    「お化け屋敷で倒れたのよ。失神したの。」


    「じゃあ・・この女性(ひと)は誰?」私を指さす彼女。


    「ばかねぇ〜。あんたを助けてくれた恩人じゃない。


    あんたを抱きしめ抱きかかえてお姫様だっこでここに


    運んでくれた女性(ひと)。カッコ良かったんだから


    まるで騎士(ナイト)だったよぉ〜。」興奮しながら


    彼女の友達は羨ましそうに語った。


    再び私の方を見つめる彼女。


    申し訳無さそうに私に声をかけた。


    「さっきは事情も分からず・・誤解してごめんなさい・・。」


    素直な瞳と素直な声で彼女が私に謝った。


    「気にしてないよ・・」私は優しく微笑んだ。


    「で、貴女は?」彼女が訊いた。


    「お化けですけど・・?」天然な私が自然と答えた。


    休憩室におっきな笑い声が響いた。


    「ありがとう☆・・よろしく・・お化けさん☆」


    彼女が楽しそうに微笑み、私に手をさし出し握手を求めた。


    私もそれに応える様にそっと握り返して微笑んだ。


    こうして二人の交際は始まった・・。






    「ねぇ〜・・もっとぉ〜・・して・・☆・・」


    いつの間にか目覚めていた私の眠り姫が私にキスをし


    又おねだりを始めた・・。


    「まだやんの・・もう充分でしょ・・。」


    「や〜ん・・。もっと・・☆ねっ〜・・☆」


    「君の方がお化けだよ・・」


    「ふふっ・・そうかもねっ・・☆」


    こうして次は私が彼女の手によって失神させられるはめになった・・。





                             END


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    〜独り言〜
    さっき書き上がり一歩手前で間違えて
    なぜかデリートしてしまった文です・これっ。
    もうショックだったなぁ〜。
    そしてもう一度、一から書きだしてようやく完成。
    いつもながらの長文でした☆



    次のお題は、「あなたに逢いたいのに・・」で

    お願いします☆

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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16326 / 1階層)  あなたに逢いたいのに…
□投稿者/ かなう 一般♪(3回)-(2006/09/06(Wed) 02:05:29)

    いつも我慢してる。


    あなたの全ては仕事。
    私はそれを邪魔出来ない。

    姿を見つけても
    駆け寄る事も自由にならなくて。

    遠目にあなたを見ては、
    諦めて、切なさを胸に溜めている。


    あなたに逢いたいの
    他の誰でもなく
    唯一人だけずっと好きな
    あなたに

    抱きたいよ
    キスしたい


    あなたとだけしたいんだ。


    あなたに逢いたいのに


    あなたに選ばれない。




    End

    次のお題は「貴女の味」でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16331 / 1階層)  記念日
□投稿者/ 金丸 ファミリー(157回)-(2006/09/06(Wed) 17:35:44)

    いつを記念日にしたらいいのかな。

    五年前出逢った日か

    それともキスした日か

    初めて君の気持ちに触れた日か

    二度目に付き合った日か…


    私が君の恋人になってから

    今日でちょうど2ヶ月

    1ヶ月目も今日も

    何にもしてないし逢ってもいない


    記念日って何のためにあるんだろう


    一年目を迎えたら

    何かしようかな。


    プレゼントって何をあげたらいいかわからないけど

    ご飯食べに行ってから

    何かあげて

    君の部屋で

    ただ一言伝えたい


    2人並んでベッドに寝て


    眠る直前

    ただ一言



    伝えたい



    記念日って


    それでいいのかな



    よくわからないよ


    私には


    君と逢う日が

    記念日で


    新しい幸せをもらうから。



    一番の記念日は


    君の寝言を聞いたあの日かな(笑)



    ------------------------------------

    次のお題は

    『紅葉』でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16335 / 1階層)  紅葉
□投稿者/ つちふまず ファミリー(169回)-(2006/09/06(Wed) 22:28:06)
    届かない人なのは、
    わかってる。


    でもここ何日か、
    調子が狂う。



    わかってる。
    理由なんて一つだけ。



    「有給たまってるし〜。消化しないのバカじゃ〜ん。」



    ヒラヒラと手を上げて、そんな事を言ってたから。


    ホワイトボードに書かれた『休』の文字。




    「頑張れよ〜派遣っ子。私の分まで♪」




    旅立つ前日─


    社内の廊下ですれ違い様に。


    小綺麗なスーツから伸びた手で、
    ポンと肩を叩かれて。


    私のTシャツから伸びた腕が指先まで真っ赤になったのは3日前。





    いいなぁ…旅行。


    誰と、
    行ってるのかなぁ…。




    トントン、と。
    コピーを終えた書類達を揃えて。


    ため息をついた。




    所詮、派遣社員─


    影の存在。


    叶うはずがない事は。


    わかってる。




    取って付けたような理由を悲観に乗せて。




    ため息ばかりを、


    今日も大きく吐いていたその時─






    ポン。


    「ただいまぁー♪」




    え。




    束ねた書類が、
    ドサッと落ちる。


    振り返ると、




    「はい、お土産。」




    胸を押された箱には。



    “紅葉饅頭”



    そう書かれていた。



    「え!あ。いつ…。」



    帰って。



    「一人だったから〜早めに帰って来ちゃったの。出社してくるあたりがバカよね〜。」


    我ながら仕事人間、と。





    …嬉しい。


    嬉しいサプライズ。




    「お、茶…入れますね。」




    「え?あーそれ…アンタにだよ。いつも頑張ってくれてっからさ。」



    ねー♪と。


    無邪気に笑われて。




    すぐにデスクに向かって行った。




    目を丸くしたままの私の腕の中には。




    赤茶色の紅葉達が笑うように舞っていて。




    「広島…、だっけ。」




    思わず微笑んだ。




    社員さんに混じって笑うあの人を見る。




    “いつも頑張ってるから…”




    背中を押される。




    もし─


    頑張っていいのなら…。




    勇気を出して、
    誘ってみようかな。




    「一緒に見に行きませんか」って。




    高い空に、
    澄んだ空に。






    秋の空に映える赤達を。




    fin.



    はいどうも(^O^)


    次は…。


    『言葉にならない』


    で(笑)




    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 16340 ]
■16339 / 1階層)  言葉にならない
□投稿者/ ルー 一般♪(1回)-(2006/09/07(Thu) 08:19:08)
    私には伝えたい事がある。

    あなたが大切だという事。




    私には伝えたい事がある。

    あなたの事が愛おしいのだと。




    でも言葉にはならない。


    本当になんて言ったらいいのがわからない。



    そんな時はそっと君を抱きしめるよ。



    それだけで君には伝わると思うから。





    私たちに言葉はいらない。

    ★End★
    久々に書きましたf^_^;
    つぎは『駐車場』で。

    (携帯)
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▲[ 16339 ] / 返信無し
■16340 / 2階層)  駐車場
□投稿者/ チョビ ちょと常連(63回)-(2006/09/07(Thu) 09:28:57)
    雨の日・・・
    授業もようやく終わって
    湿気で纏わりつく上着を脱ぎ捨て、部屋で一息。

    そこへ携帯の呼び出し音。

    「駐車場に誰かいるみたい・・・」
    震える声で、彼女からの電話。

    「大家さんに連絡するか、警察呼べば?」
    彼女のアパートまで車で10分。
    こんな雨の日は出かけたくない。

    「だって・・・何かされたわけでもないし・・・」
    消え入りそうな声で言った後、長い沈黙・・・

    ため息をひとつついて、電話を切る。
    傍らに脱ぎ捨てた上着を羽織って、車に乗り込む。

    雨の中の駐車場、彼女のアパート。
    特に怪しい人影はなかった。

    不安なのか・・・私を呼び出す口実なのか・・・

    一階のベランダから、心配そうな顔で覗く彼女。
    不機嫌そうに車をおりて、傘もささずにずぶ濡れの私。

    彼女と視線が合う。

    私は君に、なんて言ったら良い?

    ***************
    暗い話で申し訳ないです(^^;)
    実は、実話です(爆)

    次のお題は『傘』でお願いします。

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▲[ 14598 ] / ▼[ 16357 ]
■16343 / 1階層)  
□投稿者/ 金丸 ファミリー(161回)-(2006/09/07(Thu) 19:39:23)

    もう随分前のこと


    君の部屋から見た空から

    雨がパラパラと降っていて

    ため息をついた。


    「傘あるよ。」

    「んー…いいよ。小雨だし駅まで近いから。」

    「持ってけ。」

    「はい。」


    君にもらったオレンジ色のビニール傘は

    雨空を夕日に変えて

    私を子供のようにはしゃがせた



    もう随分前のこと


    あの傘は未だに

    あれから使われずに

    私の部屋にぶら下がっていて



    君は

    私の中の雨空を

    夕空に変える人



    その情景は

    優しくて

    切ない



    ------------------------------------
    お粗末様でございました。

    次は『合縁奇縁』でお願いします。



    (携帯)
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▲[ 16343 ] / 返信無し
■16357 / 2階層)  合縁奇縁
□投稿者/ 昴 ファミリー(178回)-(2006/09/10(Sun) 02:10:59)
    合縁奇縁ですか・・・
    難しいお題ですね

    此方にお邪魔させて頂いている事に
    不思議なご縁を感じます

    あの時某ランキングからMさんのサイトに出会わなければ
    あの時Cさんに書きかけの小説を読んで貰って
    背中を押されて投稿しなければ

    こうして皆さんに出会うこともなく
    それまで通りの自分だったのかなって
    お世辞でも何でもなく
    此方で沢山の方々に出遭えて良かったなって

    勿論この場を貸して下さっている綾乃様にも感謝を込めて


    *************

    小説ではなく只の独り言ですね(爆)
    次は『秋空』で御願いします

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16358 / 1階層)  秋空
□投稿者/ 惠 一般♪(1回)-(2006/09/10(Sun) 05:30:32)
    秋空


    「トモ〜はやくこい!!(`ε´)」

    部活帰り秋は僕より大分前を歩きながら叫ぶ

    空はさっきまでの夕立は嘘のように綺麗なオレンジいろをしていた…

    「秋ってホントに歩くの早いよな(>_<)」
    「そんなことない!トモがおそいの!!(-.-)」


    君は気付かない…
    僕がわざと遅く歩いていることを。

    ふたりで秋空をたのしむために…




    **************
    初めて書きました。駄文でごめんなさい(>_<)
    次は「午前5時」でお願いします☆


    (携帯)
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / 返信無し
■16364 / 1階層)  午前5時
□投稿者/ 哀 一般♪(1回)-(2006/09/10(Sun) 09:44:32)
    2006/09/10(Sun) 09:46:24 編集(投稿者)

    いつもより早く目覚めた朝…時計を見てみるとまだ午前5時だった。
    ふと、横を見ると愛しい人の姿があった。とても愛しい気持ちにさせるその寝顔。
    私は「愛してる」そぅ呟きながら愛しい人の唇に口付けをして、ベッドから出た。

    これから1年後10年後と私の隣には愛しい人の姿があって愛らしい寝顔を見ることが出来たらぃぃなと今日もまた思いを募らせていた…

    ――――――――――
    読んでくださってありがとうごさいます<(_ _)>

    次は「印象」でお願いします<(_ _)>

    (携帯)
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / ▼[ 16368 ]
■16365 / 1階層)  印象
□投稿者/ とーる 一般♪(1回)-(2006/09/10(Sun) 16:18:05)

    初めて逢ったとき、





    コイツは苦手なタイプの人間だ。





    と、思った。




    コイツには人に壁を作らせにくい何かがあると。





    だから。
    幾ら表情が、声が、瞳が。
    魅力的であろうと、近寄るまいと思ったのだ。





    だのに。




    コイツは別れ際。





    私をデートに誘ったのだ。





    そこからはもう。
    背中を軽く押されてウォータースライダーを滑り落ちるように。






    ボシャン、だ。





    まるでコイツは深いプールのように私を溺れさせる。





    だから、苦手なタイプだと思ったのだ。





    カナヅチな私はただたゆたうしか術がない。





    お次は、『Dear』で

    (携帯)
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▲[ 16365 ] / 返信無し
■16368 / 2階層)  Dear
□投稿者/ 蓮 一般♪(4回)-(2006/09/10(Sun) 21:16:02)
    『愛しい者』よ。


    永遠なんてないことくらい、知ってたんだ。

    でも、それでも、

    あなたが欲しいと思った。



    『愛しい者』よ。


    どうか私に愛を下さい。

    『刹那』なんて要らない。

    『永遠』が欲しいんです。



    『愛しい者』よ。


    どうか見過ごしてください。

    私の儚い想いなど、

    どうか見なかったことにして下さい。



    『愛しい者』よ。


    どうか誰よりも幸せに・・・


    ****************

    次は『プリクラ』でお願いします。
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16390 / 1階層)  プリクラ
□投稿者/ 朱 一般♪(2回)-(2006/09/11(Mon) 22:39:21)
    携帯に貼ってあった。


    あなたと彼女のプリクラ。


    なんて良い笑顔なんだろう。




    きっと今が幸せなんだろうね。




    良かった。
    あなたが幸せで。

    良かった。
    あなたが笑えてて。



    あなたの幸せを
    喜べる自分もまた
    今は幸せだよ。






    次は寂しさでお願いします。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 16414 ]
■16402 / 1階層)  (削除)
□投稿者/ -(2006/09/12(Tue) 02:17:11)
    この記事は(投稿者)削除されました
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▲[ 16402 ] / 返信無し
■16414 / 2階層)  ズルさ
□投稿者/ 蓮 一般♪(5回)-(2006/09/12(Tue) 21:24:24)
    君はズルい。

    何度諦めようとしても、絶妙なタイミングで希望をちらつかせる。



    君はズルい。

    魅力的なその体に、キレイに整った顔。

    誰もが惹かれるに決まってるじゃない。



    君はズルい。

    私の心を掴んだまま離してくれない。

    これから先、君以上の人に出会える自信がないよ。



    君はいつも私より先を歩いていて、いつも私を照らしてくれる。

    私は君の一挙一動で、天にも昇るし地にも堕ちる。

    君は決して手には入らない。けど、

    ずっと想っていたいよ。

    だから、ね。

    どうか変わらず君のままで居て。


    **********************

    次は『手に入らない』でお願いします。
[ 親 14598 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 14598 ] / 返信無し
■16424 / 1階層)  手に入らない
□投稿者/ PON 一般♪(1回)-(2006/09/13(Wed) 18:21:52)
    手に入らないのは
    十分、分かってる。


    あなたと話す度

    あ-この距離は縮まることはないんだろうな

    って。
    痛い程に感じるから


    あなたと話すと、

    すごく穏やかで

    すごく温かい気持ちになれる

    だけど独りふと考えた時の

    どうすることもできない現実は
    涙も出ない程
    私を切なさで締めつける

    どうすれば?
    自問自答を繰り返す

    心はいつもギリギリで

    でもやっぱり、

    私にはあなたしかいないみたい


    だから今日も――


    ――おはよ、先生。


    *********************

    半分ノンフィクションです笑

    次は「あなた」で。

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / ▼[ 16450 ]
■16427 / 1階層)  あなた
□投稿者/ みどり 一般♪(1回)-(2006/09/13(Wed) 23:30:14)
    拝啓 あなた様。

    お元気ですか?

    あなたと別れてから三年。私はあのころ夢見てた仕事の出来る女になろうと頑張ってました。

    今の私は…出来る女じゃないけど、三年前より頑張ってます。
    責任ある仕事ってやつも、上司に怒られながらやってます。
    相変わらずバカだけど、やっぱり私には頑張る事しか取り柄ないからさ。

    今、私には大切な人がいます。
    バカな私と一緒にバカやってくれる、同じくらいバカで不器用な人です。

    ありがとう。
    人を愛することを教えてくれて。
    やっと、あなたを思い出にできそうです

    どうかお元気で。
    敬具



    次は『たまごやき』でお願いしますm(_ _)m

    (携帯)
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▲[ 16427 ] / 返信無し
■16450 / 2階層)  たまごやき
□投稿者/ 昴 ファミリー(189回)-(2006/09/15(Fri) 00:22:04)
    『たまごやき』って言うよりも

    『だしまき』って感じに見えたんだよ


    だって見た目は

    『可愛い』よりも『綺麗』だったから


    でも話してみると

    その中身は

    とても『可愛い』



    だから

    軽口のように


    「いつも可愛いね」って言ったんだ

    『もっと言って』


    その反応はやっぱり『可愛い』


    女の子って

    やっぱりいくつになっても

    『可愛い』って言われたいんだね



    「おはようございます」

    声を掛けると

    その後の

    「いつも可愛いね」を

    待ってる様子も『可愛い』よ




    いつか食べてみたいよ

    君と言う『たまごやき』



    明日も待っているんでしょ

    でも

    いつもと一緒じゃなくて

    「今日も可愛いね」に

    しようかななんて思ってる



    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    次は『映画』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16451 / 1階層)  映画
□投稿者/ ミニマム 一般♪(2回)-(2006/09/15(Fri) 00:47:12)
    自分で言っちゃうと、

    とてつもなく恥ずかしいんだけど。



    あなたとの始まりは、映画のワンシーンのようだったよ。




    初めて二人っきりで遊んだ、その夜。



    寒いだろ?って抱きしめられて、
    朝が来るまで、放してもらえなかった。

    二人の間に、言葉は無くて。



    ただ、ただ。



    抱き合い、キスをしたね。



    あの始まりは、
    今まで観た、どの映画よりも


    ステキだったよ。






    ★★えー。今、思い出しても、ドキドキしてしまう、かわいい思い出でした♪お次は『シーツ』で、お願いします。★★

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16463 / 1階層)  シーツ
□投稿者/ 映美 一般♪(1回)-(2006/09/15(Fri) 04:14:00)
    あなたとシーツの海で溺れた夜

    夢中になってベットからふたり

    シーツごと落ちちゃったね

    「やっぱ、シングルは狭いよ〜」

    私の裸身をシーツごと包みながら

    苦笑いのあなた

    あなたの腕の隙間から 

    ベッドの上のブランケットを引っ張る

    「ねぇ 今夜はこのままここで・・・」

    「寝よ・・・(笑)」

    「寝ないくせに(笑)」

    ・・・こんどは落ちないように

    アナタの海で溺れないように つかまえてて





    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    『あずみ』改め 『映美』です

    お題は初投稿です。

    次は「伝言」でお願いします。




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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16465 / 1階層)  伝言
□投稿者/ エビ ちょと常連(97回)-(2006/09/15(Fri) 16:03:39)
    「はぁ…」


    夜のオープンカフェ。
    テーブルを挟んだ彼女が深いため息をひとつ。


    「メールしても返事は滅多にないし。電話は週1あるかないか。すごい素っ気ないの…」


    「寂しいんだ?」


    私の問いかけに。


    「うん…」


    彼女はベソかき顔で枝毛の先を見つめた。



    私と彼女と、彼女の彼女。
    ─トモダチ同士。


    こうして彼女の恋愛相談を聴くのは、もう何度目だろう。



    「何だかんだ言って好きなんでしょ?」


    自分がイラ立った声を発したことに驚き。
    その後で。


    「うん。好き…」


    彼女の答えに胸がチクリと痛む。


    ……ったく。


    「じゃあ頑張るしかないよ。信じて待つの。寂しい時は私に電話してくれたらいいから」


    ……ったく。



    人の気も知らないで─



    「優しいね。タカちゃんは」


    涙目で、
    彼女がやっと笑った。


    …………。


    私の気持ちに。
    私の優しさの理由に。


    彼女は気付くはずもない。




    「タカちゃんと付き合えばよかったかなー。ハハ」


    なんて無神経に、
    なんて悪戯に彼女が笑うから。


    「…………」


    私の。



    私の悪戯心にも、
    火がついた。





    「…ねぇ」


    「なに?タカちゃん」


    「今からうち来ない?」


    「うん?いいよー」



    同性。


    トモダチ。
    恋人。


    曖昧なボーダーライン。


    曖昧だからこそ─



    「行こっか」






    飛び越えるのは簡単だ。








    私が彼女に上げられるのは。


    「………っ」


    寂しさを埋める為の温もりだけ。


    「アイツ…今香港に出張なんだっけ?」


    「…やっ…ん…」


    背徳心で濡れる身体。
    抱いていても。


    本当に溢れてくるのは。




    哀しさだけだね?─





    本当は知ってる。


    アイツがコイツを、
    深く深く想ってる事。


    アイツとコイツの間に、
    私が入り込む隙なんてない事。



    知ってる。
    だから。




    …もどかしい。






    誰か、
    誰か伝えてよ。




    海の向こうに伝えてよ。






    あなたに恋焦がれるふたりが今。







    寂しさと背徳心ともどかしさに心を焦がし。









    身を寄せ合っているよ。









    fin.









    あいあーい(笑)


    次は…「愛してる」




    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16467 / 1階層)  愛してる
□投稿者/ つちふまず ファミリー(173回)-(2006/09/15(Fri) 20:38:14)
    ─例えばこういう時




    「……付いてるよ」




    笑いながらここ、と私は自分の唇の端をなぞると。




    「…えっ!あ…へへ」




    慌てて顔に居座っていた食べかすに指を。




    「取らないから。ゆっくり食べてよ」




    「うん。…うん」





    ─例えばこういう時




    こういう時なんだと。





    私は思う。







    「あれ。髪、切ったの?」



    「……昨日慌てて美容院行って来た。」





    「え。」





    「だって急に逢おうなんて言うんだもん。」







    ─例えばこういう時。




    こういう時なんだと。





    私は思う。







    「だからね、あなたはそう思うかもしれないけど、現に私はこう思った訳」




    「………。」




    「だってそうでしょ?あの時だってこうなったし。あーもう訳わかんなくなって来た」




    「………。」






    ─例えばこういう時






    こういう時なんだと。






    私は思う。







    「なんでかな」




    「………。」




    「悲しいんじゃないの。悲しいなら泣かないもん。悔しくて泣けるんだよ」




    「うん」





    「うまく行かない事、たくさんあるよね」





    「うん」







    ─例えばこういう時






    こういう時なんだと。






    私は思う。







    「おはよ」




    「あー…」




    「起きた?」





    「…うん、ありがとう」



    「電車乗るね。今日も頑張って」






    ─例えばこういう時






    こういう時なんだと。






    私は思う。









    それでも─






    「…ごめん」





    「ううん。大丈夫だよ」




    「じゃあ、ね」





    「…うん、元気で」







    きっと例えば─





    こういう時だったんだと、





    今では思う。










    いつも笑顔で言いたいその言葉を。



    いつか涙しながら叫んだその言葉を。



    言えずに胸に秘めたままだったその言葉を。



    照れながらも言ったその言葉を。





    今日も、
    今日もどこかで。










    誰かが囁いている。








    夜に呟いている─






    fin.




    …次は『肩こり』で(笑)



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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16478 / 1階層)  肩こり
□投稿者/ ハッカ ちょと常連(61回)-(2006/09/16(Sat) 10:33:10)
    「…んっ…もっと強く……」



    優しいキャンドルが揺れるベッドサイド



    アロマのいい匂い




    規則的に影が揺れる





    「……右に…ソコ、ん…上手よ…」





    乗せていたタオルを外す




    「あ〜♪気持ち良かったぁ」



    そう言って肩をバキバキと鳴らす彼女






    色気すらありません(笑)






    「最近、肩凝りひどいんだよね〜」





    夜の仕事が




    蜜事からマッサージになったのはいつだっけ?



    久しく奥には触れてない




    いつもは思わないのに



    何故か




    今日は欲情した





    「ね、えっちしてみない?」




    彼女はあくびをしてベッドサイドの明かりを消した





    ちぇ。





    ため息を吐いてベッドへ潜ると




    彼女に唇を捕まえられた





    「…久しぶりだから恥ずかしいな」




    そう笑う彼女がいとおしい



    「えっちの仕方忘れちゃってるかも」



    「じゃ一緒に思い出そうよ」




    明日の夜は





    筋肉痛でマッサージな夜かもしれないけどね(笑)




    ………………………………


    次のお題は『バス停』で★

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16521 / 1階層)  バス停
□投稿者/ たけのこ 一般♪(1回)-(2006/09/18(Mon) 00:13:54)
    まってまって
    まだ停まらないで。


    今考えてるから。
    今日こそ声掛けるから。


    運転手さん
    もっとゆっくり走って。
    遠回りしたっていいから。
    道間違えたっていいから。




    いつも見掛けるあのコ。
    笑顔の素敵なあのコ。




    信号、踏み切り
    全部赤になれ%8

    (携帯)
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▲[ 14598 ] / 返信無し
■16522 / 1階層)  バス停
□投稿者/ たけのこ 一般♪(2回)-(2006/09/18(Mon) 00:34:31)
    まってまって
    まだ停まらないで。


    今考えてるから。
    今日こそ声かけるから。



    運転手さん
    もっとゆっくり走って。


    遠回りしたっていいから。
    道間違えたっていいから。



    いつも見かけるあのコ。
    笑顔の素敵なあのコ。



    信号、踏み切り
    全部赤になれ。


    検問、バスジャック
    誰でもいいから
    このバスを止めて。



    まだ
    あのコを降ろさないで。



    いま、いくから。
    もっかい深呼吸したら、
    そしたら声かけるから。






    どうか、勇気をください。


    一言目だけでいい、
    最初の一声さえ出せれば
    大丈夫だから。

    たぶん・・・大丈夫だから。






    まってまって
    そこのバス停。

    もう少し遠くで待ってて。




    彼女の笑顔を
    もっともっと近くで見たいから。

    -------------------

    次のお題は
    『タイムリミット』で。

    投稿、失敗してごめんなさい。

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▲[ 14598 ] / 返信無し
■21527 / 1階層)  男性募集
□投稿者/ 郁恵 一般♪(1回)-(2012/05/17(Thu) 12:46:45)
http://fgn.asia/
    リッチドールの奈々子です。宜しくお願いします。( ●≧艸≦)  http://www.fgn.asia/

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