ビアンエッセイ♪

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Nomal Misstake /咲 (06/11/17(Fri) 14:57) #17256
Nomal 始まり /咲 (06/11/17(Fri) 18:00) #17259
Nomal 巡り合わせ /咲 (06/11/18(Sat) 08:27) #17260
Nomal 巡り合わせ〜だけど〜 /咲 (06/11/20(Mon) 21:29) #17290
Nomal 届かない手 /咲 (06/11/30(Thu) 04:59) #17374
Nomal 届かない手〜まさか〜 /咲 (06/12/02(Sat) 09:22) #17396
Nomal おもしろい! /黄泉 (06/12/02(Sat) 19:57) #17397
Nomal 黄泉さん /咲 (06/12/02(Sat) 22:48) #17398
Nomal 忘れ物 /咲 (06/12/08(Fri) 00:48) #17428
Nomal 忘れ物〜心の内〜 /咲 (06/12/09(Sat) 16:42) #17445
Nomal ひととき /咲 (06/12/11(Mon) 20:40) #17453
Nomal ひととき〜ホントは〜 /咲 (06/12/12(Tue) 12:54) #17454
Nomal 疑問 /咲 (06/12/19(Tue) 06:23) #17498
Nomal 疑問〜強まる欲望〜 /咲 (06/12/19(Tue) 11:20) #17499
Nomal Ring /咲 (06/12/28(Thu) 06:30) #17560
Nomal どうもです(・∀・)ノ /咲 (06/12/28(Thu) 13:12) #17561
Nomal 好き!!! /S (06/12/31(Sun) 06:29) #17575
Nomal こんにちわ(*・ω・) /黄泉 (06/12/31(Sun) 13:32) #17578
Nomal Ring〜ささやかなPRESENT〜 /咲 (06/12/31(Sun) 16:23) #17579
Nomal Sさん、黄泉さん /咲 (06/12/31(Sun) 16:30) #17580
Nomal 夜中の教会 /咲 (06/12/31(Sun) 23:44) #17586
Nomal 夜中の教会〜結婚式〜 /咲 (07/01/01(Mon) 06:03) #17588
Nomal 初夜 /咲 (07/01/04(Thu) 23:44) #17605
Nomal 初夜〜このまま〜 /咲 (07/01/15(Mon) 06:08) #17669
Nomal 二人…そして三人 /咲 (07/01/18(Thu) 14:24) #17702
Nomal 二人…そして三人〜現実〜 /咲 (07/01/23(Tue) 21:08) #17780
Nomal サミット /咲 (07/01/29(Mon) 06:13) #17812


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■17256 / 親階層)  Misstake
□投稿者/ 咲 一般♪(10回)-(2006/11/17(Fri) 14:57:01)
    その人は

    睫毛が長くて

    目が大きくて

    鼻筋が通ってて

    仕事ができて

    なにもかもそろった人…


    そんな人を愛してしまった
    そんな私の


    Misstake

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17259 / 1階層)  始まり
□投稿者/ 咲 一般♪(11回)-(2006/11/17(Fri) 18:00:43)
    いつもそうだった…
    誰かを好きになるときは…



    始まりはいつも突然だった…


    でも今回は貴女が私に声を掛けたことだったね

    どうして私に?




    Start

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17260 / 1階層)  巡り合わせ
□投稿者/ 咲 一般♪(12回)-(2006/11/18(Sat) 08:27:48)
    自殺を図ってしまうかもしれない…



    そんな事が理由で友達に会いにいこうとしてるなかなぜかこえをかけた貴女



    一緒に働きませんか?


    そんなありふれたキャッチにのこのこ付いていってしまった…
    第一印象で多分この人を好きになる予感がしてしまったからだと思ったからだ。
    なぜだかいきなり面接

    結果は…


    採用


    でもね…


    知らなかったんだよね…。まさかもうすぐ結婚して私の親戚になるなんて…。

    結婚って言う事で籍を変えること自体嫌だったのに…

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17290 / 1階層)  巡り合わせ〜だけど〜
□投稿者/ 咲 一般♪(13回)-(2006/11/20(Mon) 21:29:14)
    最初に貴女を声を掛けたときこれはチャンスだと思った…。キャッチはお客さんだけじゃないからね。
    増員って言ってスタッフも入れなきゃならないし…。

    そんな中声を掛けた時、求職中ですとの事。


    チャンスだと思った。お客さんで出来ないのなら、増員しかないと…。


    一緒に働きませんか?





    その結果私が面接する事になった。パートの私に正社員の採用を任せると…。




    問題無さそんなので採用した。






    でも…思いもしなかったんだよね…。まさか貴女が親戚になるなんて…。まさか貴女に恋をするなんて。

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17374 / 1階層)  届かない手
□投稿者/ 咲 一般♪(14回)-(2006/11/30(Thu) 04:59:26)
    2006/12/02(Sat) 08:45:40 編集(投稿者)

    入社日に備えて必要な物を揃えるため買い物へ出かけた。
    そんな中私に声を掛けた人のことを思い出す。

    その人の名前は…
    藤木好美さん。
    心の中で好美さん、と呼んでみる。実際に呼べないことが少し残念だった




    買い物から帰ってみたら母が私に嬉しそうな顔で私に「今度親戚になる人がいるの!悟が結婚するでしょう」
    「歳は上だけど妹になるのよ!」




    そんな母の後ろに立っていたのは他ではない好美さん。




    びっくりしている私に好美さんは余裕の笑顔で「宜しくね」




    だって…





    私は今すごく顔が引きっているのだろうそんな私がやっとの思いで言った言葉は「こちらこそよろしく」


    どうして?ってゆう言葉しか出てこない。

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17396 / 1階層)  届かない手〜まさか〜
□投稿者/ 咲 一般♪(15回)-(2006/12/02(Sat) 09:22:08)
    2006/12/02(Sat) 09:27:14 編集(投稿者)

    今、結婚しようかどうか迷ってる…。なぜなら面接した子のことのがちらほらと浮かんできてるからだ。




    いつもそうだった。
    家族を紹介すると言われてその妹と関係が出来てしまったり、その姉と関係が出来てしまったりして…。結局は




    破談




    声を掛けた時点でこの子と関係を持ちたいとそう思った。職場恋愛ならいいかなって、二股ってことになるけど、いいよね?




    今回はそれだけで留まると思ったのに…
    今回こそはと思ってたのに



    義母になる人に「こんど姉になる人を紹介するわね」と言われてその人を紹介して頂くことになった。
    どんな人だろう…
    今までの事を踏まえて、とにかく冷静に…。そして、干渉せずに…。
    それで失敗してきたのだから…。だから今回こそは…。




    でも…。




    紹介されたのは、今度同じ職場で働くことになった…。




    私が面接し、職場恋愛ならいいかなって思った子…。




    まさかね?嘘でしょう?


    届くと思ってた手が届かない手にかわってゆく…。







    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17397 / 1階層)  おもしろい!
□投稿者/ 黄泉 一般♪(1回)-(2006/12/02(Sat) 19:57:00)
    すごくいいストーリーですね(´∀`)
    これからの更新楽しみです!
    頑張ってください!

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17398 / 1階層)  黄泉さん
□投稿者/ 咲 一般♪(16回)-(2006/12/02(Sat) 22:48:43)
    有難うございます゚+。(*′∇`)。+゚これからも頑張ります

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17428 / 1階層)  忘れ物
□投稿者/ 咲 一般♪(17回)-(2006/12/08(Fri) 00:48:01)
    とうとう初の出勤日になった。



    昨日の事が頭の中でリアルに再現する。



    指定された時間に新しい職場に着く。
    今日から上司になる人と先輩になる人に挨拶をした。


    勿論、藤木さんにも…。



    今日から宜しくお願い致します。




    ええ。宜しくね。


    今でも藤木さんは余裕の笑顔で私にそう返事をした。



    何故そんなに笑顔でいられるのか?
    分からない。




    でも、だから知りたくなる。




    そんな事を考えているなか。私に耳打ちした。



    私達が親戚になる事は、黙っていましょうね。

    甘い香り。


    高い声。




    しびれそうになる。




    タイムカードを押し仕事が始まった。




    先輩に教わった事を忘れないようにメモにとっていく。




    教わるのに必死になって、あっと言う間に時間は過ぎ、帰る時間になった。




    帰り支度をして職場を離れた。




    帰宅中に忘れ物に気付いた。
    メモ帳だ。
    店舗に戻ることにした。




    戻ってみたら、藤木さんがいた。
    どうやら、一人みたいだ。

    すみません。忘れ物しちゃって…。




    メモ帳を取り、帰ろうとすると…。




    ねぇ?




    ここ、辞める気ない?




    藤木さん?

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17445 / 1階層)  忘れ物〜心の内〜
□投稿者/ 咲 一般♪(18回)-(2006/12/09(Sat) 16:42:23)
    2006/12/09(Sat) 16:49:26 編集(投稿者)

    昨日の事を踏まえて出勤してこないだろうと思った。実際にその方が私は楽だ…。






    でも、結果は違って…






    お早うございます。今日から宜しくお願い致します。






    彼女は出勤してきた。
    私は今どんな顔をしているのだろう?










    こんなことのために、練習した笑顔、口振り。







    彼女にはどう映っているの?










    これからどう接するの?






    そんな事を考えて、1日が過ぎた。






    事務所スペースで仕事をしていると、彼女が引き返してきた…。







    忘れ物をしたと。








    初めて、二人きりになる。





    よく見てみたら、整った顔をしている。




    ふいんきで関係を持ちたいって思ったけど…。











    改めて関係を持ちたいって、そう思うようになった。






    でも、そんなことかなうことなど…。






    辞めさせるしかない…。





    辞める気ない?
    って聞いてみた。そしたら、彼女は…。







    は?という顔をしている。





    でも、その困惑の顔を、私の手で喜びの顔にしてやりたいと思った。







    触れてみたい…。
    心からそう思う。







    だけど…。そうはいかない。






    天使と悪魔が行き交う。







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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17453 / 1階層)  ひととき
□投稿者/ 咲 一般♪(19回)-(2006/12/11(Mon) 20:40:46)
    2006/12/11(Mon) 20:48:17 編集(投稿者)

    少しの間、があった…




    なんて答えていいのか、が分からない。




    ゆっくり息を吸って答えようとした時、貴女の目の色がかわっていた事に、今、気付く。

    必死だった…。

    また、暫しの沈黙。
    でも、この空気は嫌いではない。
    むしろ、落ち着く。







    でも、そんな私と貴女の間にある隔たれた壁が、無性に虚しい。






    どうして、貴女が選んだのは…。






    どうして悟?


    少したってから、私は…

    どうしてほしいですか?
    と、答えた。
    また、貴女の目の色が変わる。






    どうして?
    って、好美さん。いや藤木さんが言った。
    藤木さんが一歩ずつ近づいてくる。

    私の頬に両手をあてて、






    どうして?貴女が悟さんの姉なの?!

    私にしがみつき、泣いた。




    でも、私も泣いていると思う。


    プライベートの時にしているマリッジリング。





    好美さんの左手を手に取り、薬指からそのリングを外し私達は今、その先に待っているひとときを迎えようとしている。

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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17454 / 1階層)  ひととき〜ホントは〜
□投稿者/ 咲 一般♪(20回)-(2006/12/12(Tue) 12:54:35)
    2006/12/12(Tue) 14:39:15 編集(投稿者)

    少しの間があった。
    だけど心地いい。


    でも…




    貴女は
    どうしてほしいですか?
    って聞いて来た。

    分からないの?






    私はこんなにも苦しんでいるのに…。
    こんなにも貴女に触れたいのに…!






    一歩ずつ近づく。

    貴女は、どうしていいのか分からないって顔をする。





    触れてみたい
    その肌に両手で触れてみた…

    貴女は私の左手をとり、マリッジリングを外した。同じ気持ちだったと、思っていいの?







    どっちが先かわからない。
    だけど、お互いの唇が、確実に近づいていている。




    ホントは…






    こんなはずではなかった。
    今回こそは、と思ってたのに…
    今私は貴女に溺れそうになっている。


    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17498 / 1階層)  疑問
□投稿者/ 咲 一般♪(21回)-(2006/12/19(Tue) 06:23:09)
    2006/12/19(Tue) 06:33:36 編集(投稿者)

    なぜ好美さんが声を掛けたのが私なのか?
    そんな事を今更になって不思議になる。
    私でなくても、たくさんの人が通る道なのに。私でなくてもいけたはずなのに。
    そんな不安感をもっていたら、好美さんがほっぺたをつねってきた。

    「これからって時にそんな顔するかな?ふつう」
    『何だか不安になっちゃって…』って苦笑いで返すと
    「何が不安なの?私とこうなることが?」
    っていきなり押し倒された。

    私はえっ!?ってなって、でも少し、いや、かなり嬉しかった。多分、今、私の顔はかなりにやけているのだろう。
    キスをして…

    二人でお互いを求め合った。




    『ん…いぃ…』
    「イキそう?」
    私の顔が真っ赤になってゆく…。

    だってさっきからすごい言葉攻め。「イキそうになったらゆって?」


    死んでもゆわない!
    って顔に出てたらしく、「ゆわないともっといじめてあげるからね」って笑顔で言われた…。
    泣きそう…。
    でも、これは嬉しい涙だし…。いいよね?




    ひとときが終わって、さっきの疑問を恐る恐る聞いてみた。
    そしたら…
    「関係を持ちたいって思ったから。」
    とのこと…。
    えっじゃぁ悟は?って聞いたら…

    「結婚願望はあまり無いの。ただ親も年を取ってきたから…。だから悟さんとは今だに関係なんて持ってないし…。いつもそうなの…。」
    「今回こそは、って思ってたのにね。」
    無理だったと、続けて好美さんは私を抱きしめた。


    『でも、少なくとも私は後悔なんてしてません。』


    そう言ってから、好美さんの頬に両手をあてて、キスをした。



    でも…この先二人に未来は無いってわかっている。でも、そんな事を無視して二人で必死になって求め合った。
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17499 / 1階層)  疑問〜強まる欲望〜
□投稿者/ 咲 一般♪(22回)-(2006/12/19(Tue) 11:20:28)
    事が終わった時に些細な疑問を次々に私にぶつけてきた…。
    でも、だんだんわいてくるのは、どうしてあの時あの道を歩いていたの?って言う疑問だ。
    それを彼女に聞いてみた。
    そしたら

    『自殺を図ってしまうかもしれないから、友達のトコに行く途中だった…。』

    なんて、不健康極まりない返事が返ってきた。

    どうして?って聞いてみた。

    『普通は聞かない質問ですね』って返ってきた。
    普通はね…。
    だって知りたいんだもんね。貴女の事。いろいろ
    だから、
    素直に知りたいからって言った…。
    そしたら、『なんとなくです』って言ってきた。
    嘘がへたねっていったら、観念したように、『前の彼女が結婚するんです。だから…』「今も引きずってるの?」って考ないで、突発的に言ってしまった。
    そしたら…。
    『引きずってたらこんな関係にはなりませんよ?でもついこないだまで引きずってたのに、嘘みたいですね…。』って笑って、幸せなのか、悲しいのかわからない笑顔で答えた。
    出来れば幸せであってほしい。
    出来れば貴女と私一緒がいい。膨らみだすのは、私の願望ばっかり。
    貴女はどうなの?
    私ばっかり求めているようで、悲しくなる。
    でも、そんな中『悟とどうするの?』って聞いてきた。さっきのほとぼりから少しも色褪せない顔で…。
    「妬いてる?」って聞いてみたら、目を泳がせていた。



    可愛いい。




    抱き寄せて、もう一度今度はさっきより彼女の身体をほてらす。


    でも…。
    そう言うときに限って…。
    チャラリラリン〜♪
    悟さんの着信音。
    出ないわけにはいかない…。
    普段ならもうとっくに仕事が終わっている時間だ…。

    でも…


    少しの今、少しの猶予をください。


    『いいの?』




    「うん。いいの。今はこっちのが大事。」


    『スケベ』


    嬉しいくせに…。


    首筋にキスマークをつける。私には付けらんないねって悲しそうな瞳で言った。

    私が付けてもいいよって言った。
    えって顔で私を見る。




    多分私はこの時点で悟さんとは別れるつもりだったんだろう。




    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17560 / 1階層)  Ring
□投稿者/ 咲 一般♪(23回)-(2006/12/28(Thu) 06:30:11)
    2006/12/28(Thu) 17:17:33 編集(投稿者)
    2006/12/28(Thu) 11:12:03 編集(投稿者)
    2006/12/28(Thu) 06:33:39 編集(投稿者)

    それからと言うものなにかあっては身体をかさね続けて
    私は幸せで、これ以上無いと思っていた

    でもある日、弟の悟から相談がある
    と言ってきた。

    最近好美の帰りが遅いんだと私に言った。

    私は心臓を鷲掴みにされた気分だった。

    私たちが身体を結ぶ時は何時も仕事場だったから…

    悟は私と好美さんが同じ職場だと知っている。

    答えるのに時間がかかった
    考えた末に
    年末だからじゃない?
    と答えた
    私も忙しいし
    と付け加えて。

    悟は私と好美さんの関係など知る由もない。
    ばれてしまったらどうしようと言う事が恐ろしかった。

    クリスマスイブに私が好美さんにプレゼントするRingが目に留まった。

    揺るぎないこの気持ちはをRingにこめて

    多分、異性であって婚約者である悟には分からないであろう。

    私達はその他大勢である人達よりはるかにつながりを求めている

    友達以上に。そして悟以上に…。
    このまま思い切って言ってしまいたい

    でも…
    それすら叶わない。


    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17561 / 1階層)  どうもです(・∀・)ノ
□投稿者/ 咲 一般♪(24回)-(2006/12/28(Thu) 13:12:04)
    咲です。感想やいたらないてんがございましたらどしどし言ってくださいネ(*^□^*)へたな文面ですがご容赦くださいm(_;_)m

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17575 / 1階層)  好き!!!
□投稿者/ S 一般♪(1回)-(2006/12/31(Sun) 06:29:32)
    こうゆう物語好きです!!

    続きがかなり気になります
    頑張ってください!

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17578 / 1階層)  こんにちわ(*・ω・)
□投稿者/ 黄泉 一般♪(2回)-(2006/12/31(Sun) 13:32:53)
    久しぶりです!
    話が結構進んでてびっくり!
    でもマジおもしろいですよ(*´д`*)続き、期待してますね☆

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17579 / 1階層)  Ring〜ささやかなPRESENT〜
□投稿者/ 咲 一般♪(27回)-(2006/12/31(Sun) 16:23:23)
    もうすぐクリスマスイブ
    私はPRESENTを二つ考えなくてはならない。
    一つは悟さんに
    そしてもう一つは加奈に…いろいろ考えて悟さんにはハンカチを
    そして香奈には…。

    香奈にはRingを私の者だと、そういう心をこめて
    喜んでくれるだろうか?




    クリスマスイブ当日になった。




    悟さんの誘いを蹴って香奈とイルミネーションの街をデートする。
    街は綺麗で、香奈の美貌を映し出してるみたいだった。
    予約しているレストランに入り、コースを頼み、シャンパンで乾杯した。
    そして香奈にクリスマスプレゼントのRingを渡す。

    香奈はとても嬉しそうにして満面の笑みを私にくれた。

    そして香奈が私に綺麗に包装している包みを出してきた。
    香奈から私へのPRESENTだ。
    何が入っているのだろう…?
    期待に胸を弾ませ包みを開けてみると…。




    Ringがそこに有った。

    涙が溢れてくるのが分かる。それほどに嬉しいのだ…。
    今までにもらったPRESENTよりはるかに嬉しかった。
    サイズなど何も言っていない。
    けれど、香奈は7号でぴったりだよね?ってゆってきた

    満足そうに香奈は笑っていて、そして…




    そして、香奈は私の薬指にRingをはめてくれた…
    そして、ディナーを食べ終えて、香奈は行きたいところがあるといってきた。




    タクシーで移動してついた先は教会だった。
    シスターに何かを話し、私達はこちらですよと言われたところへ向かった。

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17580 / 1階層)  Sさん、黄泉さん
□投稿者/ 咲 一般♪(28回)-(2006/12/31(Sun) 16:30:49)
    感想有り難うございます。(o‘∀‘o)頑張って書くので応援してくださいネ。o(^∇^o)(o^∇^)oよろしくお願いします☆

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17586 / 1階層)  夜中の教会
□投稿者/ 咲 一般♪(29回)-(2006/12/31(Sun) 23:44:44)
    2007/01/01(Mon) 05:34:54 編集(投稿者)

    タクシーを降りて教会のなかに入った
    シスターに『頼んでいたものをお願いします』と言って部屋に好美と二人で入った。
    頼んでいたのは二つのウエディングドレス


    好美に『どっちのウエディングドレスがいい?』と聞いて好美が選び私は好美が選ばなかった方を着た
    好美にじゃぁ着替えてねと言った
    好美はえって顔をしている

    そんな好美を見て私は
    『二人で結婚式を挙げよう』と言った
    ささやかだけどねと言って
    好美は想像していなかっと言う顔をしている。
    でも嬉しそうだった

    それがとても嬉しかった
    好美が着替えて、それがよくにあってて私のお嫁さんになった。
    シスターが来てそろそろよろしいですか?と聞いて来た私は『はい』と答えて教会に続く扉を開けた。

    牧師さんの前に二人でそろって歩み寄り




    牧師が好美に《健やかなる時も病めるときも共に歩む事をを誓いますか?》と聞いた
    好美は
    「はい。誓います」と言った
    私の番が来た。
    牧師さんは好美と一緒のことを聞き

    私も『はい。誓います。』
    と言って、牧師さんが《それでは、誓いのくちずけを》と言い
    教会で、牧師の前で口付けをした。
    まるであたかも普通のカップルのように。






    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17588 / 1階層)  夜中の教会〜結婚式〜
□投稿者/ 咲 一般♪(1回)-(2007/01/01(Mon) 06:03:26)
    2007/01/01(Mon) 18:06:20 編集(投稿者)
    2007/01/01(Mon) 06:11:49 編集(投稿者)
    2007/01/01(Mon) 06:09:55 編集(投稿者)
    2007/01/01(Mon) 06:08:59 編集(投稿者)

    ついた先は教会。香奈がシスターと話をした後私のところにシスターと一緒に来て、部屋に通された。

    通された部屋には二つのウエディングドレスが有った。




    香奈が『どっちのドレスがいい?』と聞いてきた。
    私はクリームいろのウエディングドレスがいいと言った。
    そして香奈は選ばなかった方のドレスを着た。

    よく似合っている。まるで香奈の美貌を引き立てるかのように

    私がぼーと香奈に見とれていると、香奈は『着替えてよ』と言った。




    着替えて香奈の前に立った。
    メイクさんに髪とメイクをしてもらう香奈は髪を上げても綺麗だ

    キョトンとしている私を見て香奈は『綺麗だよ』と言ってくれた。


    そして香奈は『二人だけだけど結婚式を挙げよう』と言ってくれた。



    どんなに嬉しかったことだろうか。


    二人で並んでバージンロードを歩いていく。

    牧師さんの前に二人で並んで立った。牧師さんは、私に《健やかなる時も病めるときも、共に歩める事を誓いますか?》といい、私は泣きながら「はい。誓います」と言った。
    そして香奈にも同じことを言い、香奈も、『はい。誓います。』といった。
    牧師さんが《それでは誓いのくちずけを》と言い
    香奈は私のベールを上げてくれて、私は香奈のベールを上げ、誓いのくちずけをした。

    二人だけだけどこんなにも幸せだと、そう言うことなど思ったことはない




    香奈は私に数えきれない幸せをくれる。

    マリッジリングをこんなにも愛しいと思ったことなどなかった。



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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17605 / 1階層)  初夜
□投稿者/ 咲 一般♪(32回)-(2007/01/04(Thu) 23:44:25)
    2007/01/04(Thu) 23:55:56 編集(投稿者)
    2007/01/04(Thu) 23:53:40 編集(投稿者)
    2007/01/04(Thu) 23:53:04 編集(投稿者)

    結婚式をおえて都内のビジネスホテルに入った
    戸籍上は夫婦ではないが、私達は夫婦だ


    私が予約していた部屋に向かう


    今日のこの日が初夜となる



    私達はお互いにお互いを尽きる迄求め合った。


    どれだけ愛せばいいのだろう?

    でも、どれだけ愛しても足りない気がする。
    好美はいつでも泣いていた…


    その涙は嬉し涙だろうか?
    それとも…


    いや、こんな夜にそんな涙はないだろう。

    自分に言い聞かせて好美を愛した。

    私も好美を愛した。

    朝まで私達は溶け合って、そのたび好美の身体はしなってゆく


    好美の手唇華奢な身体どれもがわたしを満足させた。

    私も好美を愛した。
    私の手と唇と身体を使って。


    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17669 / 1階層)  初夜〜このまま〜
□投稿者/ 咲 一般♪(33回)-(2007/01/15(Mon) 06:08:45)
    朝まで私達は溶け合った。そして初めて二人で朝をむかえた。
    そのことがとても嬉しい
    香奈は眠気がまだ残っていて、もう少しだけといって、と甘えてきた。
    愛しいと思った。
    このまま二人で消えてしまいたい。
    そして二人で細々と暮らしたい。
    そんな無茶なことを思ってしまう。
    だけどそれは叶うはずがない。
    私には婚約者がいると言うレッテルみたいな十字架を背負っている。

    泣きたくなる。昨夜嬉しすぎてずっと泣いていた。
    でも、今は違う意味でまた泣きたくなる。




    神様、今一つの幸せをください

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17702 / 1階層)  二人…そして三人
□投稿者/ 咲 一般♪(34回)-(2007/01/18(Thu) 14:24:25)
    嘘が上手くなったのは…何時からだろうか?

    多分好美を愛した時からだと感じる。そんな一瞬を今迎えた。




    悟が【好美が最近どうしてるか知らない?】って聞いてきた。

    一瞬心臓が止まると思った。
    けれど、私は『仕事で忙しそうだよ』と言った。
    何食わぬ顔で…。
    よくそんなことを言えたものだ。
    平気な顔をして…。
    悟は、勿論好美を愛している。
    でも、私も好美を愛している。
    その事実は変わらない。
    でも、悟は【今度好美と話し合いたいんだ。その際に姉さんも立ち合ってほしいんだ。】
    と言ってきた。

    二人で話をしてほしいといっても、悟はどうしてもと言った。



    三人で話を進めるとのことを母も同じ意見だった。




    そして、三人での小さなサミットを進めることとなった。


    私と好美は、バレルのは時間の問題だね。と言っていた。
    どうなるのか?
    このサミットは。




    私と好美次第だ。

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17780 / 1階層)  二人…そして三人〜現実〜
□投稿者/ 咲 一般♪(37回)-(2007/01/23(Tue) 21:08:44)
    香奈の家に向かう、
    三人での話し合い…。

    この間香奈と悟さんに言われた

    話し合いたいと。
    私は、私のなかではもう香奈を選ぶと決まっている。
    それは香奈も同じ意見で、私を一生愛してくれるといってくれた

    どう話をしようか?
    もう嘘なんてつけない…。
    この気持ちを偽りたくない。
    だから話を付けよう。




    香奈の家に着いた。
    今回で二回目だ。最初の再会には私を悩ましたものだ。
    でも今回は違う。
    決心を胸に、この気持ちを素直に。



    私は深呼吸をして、インターホンを押した。

    ピンポーン♪

    『いらっしゃい。上がって?』
    香奈に案内をしてもらって、部屋に通してもらった。
    『悟がもう少しで帰ってくるからね。』
    待ってもらっていいかな?と続けて私に問い掛けた。
    その表情は固まっている。
    たぶん私も。



    このまま二人で消えてしまいたい。
    私は自分の気持ちを素直に言った。

    そうしたら、香奈は…
    香奈は私の気持ちを受け入れてくれるといった。
    でも、その代わりちゃんと悟さんと話をしようと言った。
    うん。と答えて、二人で悟さんを待つことにした。


    30分ほどして、【ただいま】
    悟さんが帰って来た。

    (携帯)
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▲[ 17256 ] / 返信無し
■17812 / 1階層)  サミット
□投稿者/ 咲 一般♪(38回)-(2007/01/29(Mon) 06:13:41)
    いつからか分からない
    だけど好美を愛している。

    ただの自惚れだとわかっているけど好美も私を愛していてくれる
    悟には悪いけど、私たちは本気だ。
    サミットが開かれた。
    三人だけの小さなサミット。
    私は意を決して悟に
    『私達は結ばれている』
    と、伝えた。
    悟は【なんとなくそうだと想像していた】
    と言って、言葉に詰まっていた。
    嘘になるけど、私達はもう、すでに一緒に住むと、マンションも手配していると言った。
    悟はどう答えていいのか分からないと言う表情をしていた。
    好美が口を開く。


    「ごめんなさい。悟さん。私達はもう嘘なんてつけない。本当のことを言えば私は悟さんの事なんて考えていなかった。」
    そして香奈が私の恋人だと言った。
    私達はただすみませんと言うしかなかった。
    だけど、私も、そして好美もこの決意に嘘はなかった。
    偽らないこの気持ちは、どう表現していいのか分からなかった。
    悟がまた口を開く。
    【僕はどうしたらいいんだ?】
    分からないと言って、私達に返答を求めて来た。
    私は素早く『好美との事は無かったことにしてほしい』と言った







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