ビアンエッセイ♪

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Nomal お題小説 G /映美 (07/10/01(Mon) 09:50) #20117
Nomal 約束 /薫 (07/10/01(Mon) 18:36) #20118
Nomal 一途 /あさき (07/10/02(Tue) 03:35) #20120
Nomal しばしお別れ /昴 (07/10/03(Wed) 10:18) #20126
Nomal 秋風 /水色 (07/10/05(Fri) 02:18) #20129
Nomal ボーイッシュなのに乙女なあなた /鷹司悠悧 (07/10/05(Fri) 17:50) #20134
Nomal 月の光 /なお (07/10/07(Sun) 08:14) #20139
│└Nomal なおさんへ。ちょっと気になったので。 /読者 (07/10/07(Sun) 16:38) #20141
Nomal えーっと、、、 /環 (07/10/13(Sat) 08:49) #20167
Nomal 部活 /環 (07/10/13(Sat) 09:19) #20168
Nomal 春風 /金丸 (07/10/16(Tue) 02:28) #20184
Nomal 『逢えない夜』 /昴 (07/10/16(Tue) 12:21) #20187
Nomal 眠れない夜 /佐委 (07/10/17(Wed) 00:24) #20190
Nomal 『君の音』 /昴 (07/11/01(Thu) 00:40) #20253
Nomal 立冬 /まお (07/11/15(Thu) 00:11) #20293
│└Nomal 足跡 /れい (07/11/16(Fri) 14:09) #20295
│  └Nomal ジャム /肉食うさぎ (07/11/16(Fri) 23:02) #20296
Nomal X'masにバイト /胡桃 (07/11/17(Sat) 01:15) #20297
Nomal クリスマスキャロル /鷹司悠悧 (07/11/25(Sun) 16:25) #20318
Nomal 甘い冬 /金丸 (07/12/01(Sat) 03:19) #20331
Nomal /けい (07/12/01(Sat) 06:23) #20332
Nomal また出会えたら /なつ (07/12/01(Sat) 15:34) #20333
│└Nomal /海烏 (07/12/09(Sun) 10:31) #20352
Nomal /姫菜 (07/12/10(Mon) 00:03) #20353
Nomal 消えない跡 /Kaoru (07/12/11(Tue) 21:16) #20359
Nomal 煙り /金丸 (07/12/12(Wed) 00:49) #20361
Nomal ストラップ /さやち (07/12/22(Sat) 21:31) #20429 完結!
Nomal 『年の瀬』 /昴 (07/12/29(Sat) 03:07) #20436
Nomal 行く年来る年 /アイズ (07/12/31(Mon) 18:43) #20440
│└Nomal 初詣 /みん♪ (08/01/02(Wed) 04:57) #20442
Nomal 『おみくじ』 /昴 (08/01/06(Sun) 02:08) #20443
│└Nomal 冬休み /みん♪ (08/01/06(Sun) 23:00) #20445
Nomal /金 (08/01/08(Tue) 03:06) #20448
Nomal コート /映美 (08/01/09(Wed) 20:12) #20451
Nomal 最終便 /8/14 (08/01/29(Tue) 05:51) #20512
Nomal バレンタインデー /唯 (08/01/29(Tue) 20:11) #20528
Nomal 真冬のデート /壱也 (08/01/31(Thu) 17:04) #20533
Nomal 硝子ケース /カンナ (08/02/03(Sun) 01:33) #20542
Nomal 想い出のCD /匿名希望 (08/02/05(Tue) 18:45) #20548
Nomal ハニー /姫菜 (08/02/20(Wed) 00:57) #20584
│└Nomal 鳥籠 /チョビ (08/02/21(Thu) 23:44) #20599
Nomal OL /うろ (08/03/20(Thu) 03:13) #20741
Nomal /季璃子 (08/03/26(Wed) 20:14) #20756
Nomal 春色 /うろ (08/05/09(Fri) 00:13) #20820
Nomal 見えていたもの /春雪 (08/05/10(Sat) 00:55) #20822
Nomal 春が終わって /藍’s (08/05/25(Sun) 19:18) #20848
Nomal 『あたたか〜いのみもの』 /昴 (08/07/19(Sat) 01:48) #21006
│└Nomal 熱帯夜 /匿名 (08/07/19(Sat) 02:44) #21007
Nomal 背中 /葉っぱ (08/07/19(Sat) 12:33) #21011
Nomal 予約 /つちふまず (08/07/29(Tue) 11:03) #21022
Nomal お題 /つち (08/07/29(Tue) 13:18) #21023
Nomal 成田空港 /蒼 (08/08/06(Wed) 22:16) #21042
Nomal 七夕 /空青 (08/08/07(Thu) 08:40) #21043
Nomal ペット /Kaoru (08/08/07(Thu) 15:14) #21045
Nomal ショップ店員 /かなう (08/08/27(Wed) 04:23) #21083
│└Nomal 君のこと好きだから /匿名 (08/09/02(Tue) 22:54) #21089
│  └Nomal 秋の空 /ポニョ (08/09/05(Fri) 22:22) #21092
Nomal 愛知万博 /ミキ (08/12/06(Sat) 14:18) #21193
│└Nomal クリスマスに贈りたいもの /しろく (08/12/31(Wed) 05:28) #21209
Nomal 『カメラマン』 /上月 (09/01/04(Sun) 23:24) #21221
│└Nomal 手紙 /田村 (09/01/15(Thu) 01:15) #21230
Nomal 記憶 /なつき (09/03/01(Sun) 21:03) #21270
Nomal 年上 /爽 (09/03/01(Sun) 23:35) #21271
│└Nomal /Ryou (09/03/05(Thu) 15:37) #21275
│  └Nomal 太陽 /とろろ (09/03/10(Tue) 23:01) #21283
Nomal 『花束』 /上月 (09/03/15(Sun) 00:30) #21295
│└Nomal 残されたもの /Ryou (09/03/19(Thu) 14:45) #21305
Nomal さよなら /薫 (09/03/26(Thu) 08:03) #21320
Nomal 桜吹雪き /麒麟 (09/03/27(Fri) 01:53) #21321
Nomal バカ犬 /花子 (09/03/27(Fri) 03:49) #21322
  └Nomal エイプリルフール /イチカワ (09/03/29(Sun) 13:51) #21324
    └Nomal お詫びと次のお題 /イチカワ (09/03/30(Mon) 03:31) #21327


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■20117 / 親階層)  お題小説 G
□投稿者/ 映美 ベテラン(227回)-(2007/10/01(Mon) 09:50:34)
    スレッドが一杯になりましたので新しく立てさせて頂きました

    次のお題【約束】でお願いします^^
[ □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20118 / 1階層)  約束
□投稿者/ 薫 一般♪(3回)-(2007/10/01(Mon) 18:36:32)


    …10月1日…


    本来ならば浮かれてるはずの今日。


    小雪とあたしの一年記念日

    高一の時に片思いしてから、高三の今日まで想ってきた。


    まさか小雪からの返事が二年後、


    お付き合いOKです

    だなんて。


    夢にも思わなかった。


    あの日から、あたしの世界は見違える程まぶしくて、毎日の学校も楽しかった。

    約束を覚えてますか?


    もし付き合っていても、
    付き合っていなくても、


    一年後の10月1日。


    告白したあの場所で祝おう?


    出会えた事にさ。




    そして今日がその一年後の10月1日。



    あたしたちはとっくに別れてて、でもあたしはあの場所でこれを書きながら待っている。





    次のお題は



    一途


    です。

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20120 / 1階層)  一途
□投稿者/ あさき 一般♪(1回)-(2007/10/02(Tue) 03:35:12)
    彼女を想い続けてはや6年…
    彼女は全く気が付かない(笑)
    二人で飲みながら、
    あさ「ゆう好きだよー!」

    ゆう「ありがとー!」

    あさ「付き合おっか!」

    ゆう「んーいいよ!付き合おっか(^-^)」

    またはじまった…のりですぐこーなる。。。

    ぼくは意を決して、

    あさ「ゆう…。」

    ゆう「んー?」

    チュッ


    ゆう「…えっ、えーっ!」

    あさ「おれ本気なんだけど。六年もまってた。」

    ゆう「…そーなの?」

    あさ「おれ一途だから。」

    ぼくは二回目のキスをした。
    今度は長いのを…

    ゆう「あたしさ、あさの事すきかも。」

    あさ「えっ?これはのりじゃない?」

    ゆう「のりじゃないよ。」

    チュッ


    ぼくの一途な想いはこうしてかなった。










    つぎは「しばしお別れ」でお願いします。

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20126 / 1階層)  しばしお別れ
□投稿者/ 昴 大御所(410回)-(2007/10/03(Wed) 10:18:51)

    デートの日

    今日もそろそろ時間だね


    貴女を駅に送る


    次のデート迄は
    しばしお別れ


    「さよなら」でもなく
    「またネ」でもなく

    「行ってらっしゃい」

    『えっ?行ってらっしゃい?』

    「うん。行ってらっしゃい」

    貴女の居場所は私の胸だから
    次に帰って来る迄

    行ってらっしゃい



    ***********
    Next『秋風』

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20129 / 1階層)  秋風
□投稿者/ 水色 一般♪(1回)-(2007/10/05(Fri) 02:18:57)
    2007/10/05(Fri) 02:25:03 編集(投稿者)


    10月になって、秋風が吹いている。

    ちょっと肌寒くなって。

    ちょっと半袖を着る機会が減って。

    ちょっと君のことを思い出して。

    そろそろさ、

    忘れられるかと思ったんだよ。

    物理的な距離も置いて、君を忘れるために心の距離も置いて。

    友達以上恋人未満の関係に耐えられなかったから。

    でも今日久しぶりに君からのメールがきた。


    私のこと彼氏だなんて言わないでよ。

    自分のこと私の彼女だなんて言わないでよ。

    携帯変えてから一番最初にメール送ったとか、返信したとか。

    今度ある友だちの集まりにどうしても行けないのに、来てって何回も言ったりとか。

    冗談でもそんなメール送らないでよ。

    必死に忘れようとしていたこの気持ちを思い出させないで。

    メールしながら、泣きそうになんかさせないで。



    秋風は少し冷たい。
    でも日差しはまだ夏の名残りを見せている。


    心の奥にこびりついて、取れそうにもないものが恋というんだったら、私は君にずっと恋してる。




     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    ノンケって怖いですね。
    感想などがあれば、メールからお願いします

    お次は
    「ボーイッシュだけど乙女なあなた」
    でお願いします
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20134 / 1階層)  ボーイッシュなのに乙女なあなた
□投稿者/ 鷹司悠悧 大御所(326回)-(2007/10/05(Fri) 17:50:52)
    空が高くなって…風の匂いも秋…

    「今年は色づくのが遅そうだよねぇ…12月初めだってさ」

    毎年2人で歩く有名なる銀杏並木を見つめる…


    「ムードに浸って空なんぞ見上げてると転ぶぞ」

    深くて低い声でいつものように少し戯れながら、貴女が真紅の車のドアを開けて乗り込む

    相変わらずの綺麗系お兄のメンズスーツ…サングラス…

    見慣れている筈なのに見惚れてしまう

    まったく…
    最先端のまっとうな仕事をしているのに
    ほとんど高級ホストにしか見えないんだって…

    かっこ良過ぎて…危険な程セクシーな……元恋人


    久しぶりに貴女と2人で待ち合わせた午後


    「…今年も又見に来れるかな…?」

    遠ざかっていく銀杏並木
    運転する君の長い指を見ていた…

    「熱愛の彼女と来なくていいのか?」
    いつもの、女の心を惑わす微笑みで流し見る

    君と2人で…そう言ってないのに解るんだ…

    「それは別物…君とは毎年来てるからさ…散歩しようよ今年も」

    「良いよ…」

    あっさり応える君に笑顔を向ける…

    「いつもの店のテラスでワイン飲んで歩こう……泣かせてみたいな…」
    「泣かせる…?」
    「もう一度抱き締めたいんだ…」

    もう君は何も言わず、シャープにハンドルを切る

    「酔って僕に縋って泣いた君が忘れられないからさ…」
    「るせぇ…」

    一瞬…
    綺麗だからこそ冷ややかに見える横顔が朱色に染まった…

    ほんの一瞬…別人になった君…
    サングラスで隠した君の目が見えるようだった


    あれは…僕達がお互いしか見えない位愛し合っていた頃…
    或る事で酷く傷ついてしまった貴女が初めて人前で泣いた夜



    知ってるよ…
    君は誰よりも大人で、冷たい位理性が強くて…
    傲慢な程自信に満ちていて
    誰よりも気障で男前でかっこよくて…


    でも…時にほんの一瞬だけ…可憐な程の無垢な心を見せてくれる…


    共通の友達が飲んでる時に言ってたっけ…

    ボーイッシュなのに抱くと乙女になる奴って、そのギャップがたまんねぇよな…


    それなのかもね…
    君は…
    男前でボーイッシュなのに乙女なあなた……少年のような乙女……

    抱くと乙女…それだけは完璧違うかもだけど…


    横顔を見ながら、小さくクスッと笑ってしまった

    「何企んでる?」
    冷ややかな声に、2人にしか解らない合図だった投げキスの真似をして見せる
    「ちょっとね…妄想の世界へ」

    「妄想ねぇ…お前と妄想は永遠の仲だな」
    「愛し合ってるから妄想と…」


    黙って流し見た君の…
    いつものセクシーな微笑みを見つめていた…



    誰も知らない…

    戯れの恋人には決して見せないあんな表情…

    僕だけにしか見せない…
    僕だけが知ってる…




    だから…


    別れて…友達になってもう何年も経つのに…




    今も貴女から……離れられない…
    きっと永遠に………






    次は
    ---月の光---

[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / ▼[ 20141 ]
■20139 / 1階層)  月の光
□投稿者/ なお 一般♪(1回)-(2007/10/07(Sun) 08:14:42)
    月明かりに照らされたベッドに寝ている君。
    懐かしさを感じるピアノの曲をBGMに…


    大学三年の秋に君と出会った。
    私がピアノを弾いていた部屋へ突然君が入ってきたのだ。
    偶然の出会いから毎日のように君はやってきた。
    わたしたちはいつしかお互い好意を抱くようになった。

    私が部屋にはいるとうたた寝をしている君。
    部屋の明かりを消し隣へ…
    おもわず君の頬へ手が伸びた。そっと頬を撫でると不意に君の手が私の手をつかむ。
    寝たふりをしていた君に私はまんまとはまったのだ。
    そして君の唇が私のそれにふれた。



    このときから五年が過ぎた。
    私たちはとっくに恋人ではなくなっている。

    ただ、満月の夜だけをのぞいて…






    駄文住みません。
    つぎは「部活」でお願いします

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20139 ] / 返信無し
■20141 / 2階層)  なおさんへ。ちょっと気になったので。
□投稿者/ 読者 一般♪(1回)-(2007/10/07(Sun) 16:38:50)
    お題小説なんで、前の作者が出したお題はきっちり入れるのが、お約束のマナーだと思うんですけど。
    みんなそうしていますよね?
    編集されてみたらどうでしょう(^-^)
    この文は後で消しますね。

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20167 / 1階層)  えーっと、、、
□投稿者/ 環 一般♪(1回)-(2007/10/13(Sat) 08:49:05)
    なおサンは直接入れてなかったけど、

    なんとなーく題に沿った形になってるから

    いいんじゃないかなって思うよ。

    これでお題が止まっちゃうのやだし、

    つづけて書きます。

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20168 / 1階層)  部活
□投稿者/ 環 一般♪(2回)-(2007/10/13(Sat) 09:19:34)
    2007/10/13(Sat) 09:24:27 編集(投稿者)

    あたし竹田夏美は部活のミサキ先輩に恋してる!

    ミサキ「なっちゃーん!」

    先輩はあたしを見つけて手を振ってくれてる。行くしかないなっ!(笑)今日こそチューしちゃう!

    なつ「センパーイ!」

    ガバッ

    ミサキ「ちょっ、夏…みんな見てるから…///」

    なつ「見せつけちゃいましょー♪あっ、そうだ!」

    あたしは先輩の手を引いて人気のない図書館の階段へいった。

    なつ「ここなら見られませんよー!」

    あたしは今度は優しく抱きしめた。いつもと違う状況って気がついたみたい。

    ミサキ「夏…なんか変だよ、どーしっ…」

    先輩が言い終わる前に唇を塞いじゃった…なにも言わないからそのまま深くする。先輩は舌を絡ませあたしにしっかり答えてくれた。

    ミサキ「やっとできた。」

    なつ「えっ!?」

    ミサキ「ちょっと待ってたよ。」
    先輩はニッと笑ってあたしにキスをしてきた。
    とっくに両思いだったんだね♪












    駄文でごめんなさい!
    つきは、「春風」でお願いします。

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20184 / 1階層)  春風
□投稿者/ 金丸 大御所(403回)-(2007/10/16(Tue) 02:28:03)
    春風よ

    どうか私の願いを届けて欲しい

    夏風よ

    どうか喜びを連れてきて欲しい

    秋風よ

    どうかあの人の願いを聞いてほしい

    冬風よ

    どうか二人に温もりを抱かせて欲しい-



    春の風は好きになれない。
    いくら願い乗せても気ままな風は聞いてはくれなかった。
    冬の風より冷たいそれは私の頬に幾度涙を流させたろうか。
    虚ろいやすい空を操る姿は、叶わないだろう失望の願いを優しく見守っているだけのような気がしてならなかった。

    物心ついてから春は願いに満ちていた。
    色付いていく景色と共に願いも強くなっていった。

    叶わない

    そう解りながらも願わずにはいられない春

    命の息吹きと共に生まれ

    桜が散る頃涙を流す

    息吹きも花の吹雪も涙も願いも

    優しく見守りながら

    優しく頬を撫でるようにいく風を

    私はいつも待ち焦がれながら

    さようならを言える日を探している



    -------------------------------------

    春生まれなんです(笑
    誕生日はいつも何もなくて色々憂鬱でした(笑

    次のお題は

    『逢えない夜』でお願いします

    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20187 / 1階層)  『逢えない夜』
□投稿者/ 昴 大御所(412回)-(2007/10/16(Tue) 12:21:29)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    逢えない夜
    せめて心は繋がるようにと
    メールを送る


    逢えない夜
    せめて声が聞きたいと
    電話をかける


    逢えない夜
    それでも逢いたくて
    夢に見る


    離れて暮しても
    心はいつも一緒

    そう言っても


    逢えない夜
    少し寂しくなるのは
    今が秋だからかな?



    ***********
    Next『眠れない夜』



    (携帯)
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / 返信無し
■20190 / 1階層)  眠れない夜
□投稿者/ 佐委 一般♪(1回)-(2007/10/17(Wed) 00:24:24)
    「こんな夜だったっけ…」

    明かりの無い部屋で

    月夜のうっすらとした明るさの中

    静かに思い出す




    〜〜〜♪〜♪

    携帯の着信

    付き合って数ヶ月の彼女からの電話

    素早く携帯を手に取り、逸る気持ちを抑えて通話を押した

    「お疲れ、美奈。今日は早かったんだね」

    「あのさ…」

    テンションの高い私とは対照的に

    美奈は疲れとは違う暗さを含んだ声で言葉を詰まらせた

    「…ん?仕事で何かあった?」

    「ううん、仕事は普段通りだよ」

    「じゃあ、何?」

    嫌な予感がした…

    いつもは私より遥かに高いテンションの美奈がやけに落ち着いてる

    こんな美奈を私は知らない

    「亜紀、…別れて」

    私の思考が止まった

    …美奈、今なんて言った?


    「……なに、言ってるの?」

    「もう、私は決めたから」

    美奈のハッキリとした声で

    止まっていた思考が動き出す

    携帯を握る手が汗をかいてる

    「冗‥談…じゃないんだね?」

    「うん。私は、亜紀とはもう付き合えない」

    「……」

    言葉が見つからない

    普通は怒ったり、泣いたり、縋り付いたりするんだろうけど…そんなことすら思いつかない

    「…もう連絡しても、返事返したりしないから」

    「わかった」

    「うん、じゃあね」

    何か言うことないの?

    頭の隅では冷静な自分

    「美奈!」

    「…何?」

    「今まで付き合ってくれてありがとう」

    私ね口から紡がれた美奈への最後言葉はそれだけだった


    通話を切ってから思ったのは

    会わずに別れられる手軽を可能にする携帯端末のバッテリーの熱さ

    言葉の出なかった自分への呆れ

    終わりをどこか納得してしまう思考

    彼女の性格・考え方・仕事の目標、怒りなど無かった


    だけど、それから数十分後―…

    頬を伝うモノに気づいてから、失ったモノの多さを知り悲しいという自分の心を知った

    ねぇ、美奈

    貴女は、私に知らない物を沢山…教えたね

    会える事の喜び

    一緒にいる楽しさ

    電話の待ち遠しさ

    抱き合うことの意味
    キスの感触

    人の温もり





    こんな肌寒い夜風の月夜は


    貴女を思い出す


    ――それは、眠れない夜の始まり…


    *****
    初めて書いたのでダラダラと無駄に長くなってしまいました(^_^;)

    次は
    「君の音」

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20253 / 1階層)  『君の音』
□投稿者/ 昴 大御所(415回)-(2007/11/01(Thu) 00:40:36)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    2007/11/08(Thu) 21:50:41 編集(投稿者)

    携帯の個別着信音

    君の好きな曲のサビを歌う
    君のメールの着信音

    一番よく聞く君の音


    同じ曲の着メロ
    歌声がないから君の声が聞ける
    君の電話の着信音

    嬉しくて
    ちょっと照れ臭い君の音



    デートの日
    私の腕の中で君が鳴く

    誰よりも愛しい君の音


    ベッドの中
    私の指と君の蜜が奏でる水音

    一番聞きたい君の音


    ***********
    Next 『立冬』


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▲[ 20117 ] / ▼[ 20295 ]
■20293 / 1階層)  立冬
□投稿者/ まお 一般♪(1回)-(2007/11/15(Thu) 00:11:31)
    こないだまで
    涼しくて虫の声が鳴いてたのにさ


    寒いって思ったら 今日は立冬だったんだ


    『柚子湯に入って南京食べてるのかな?アイツと一緒に』


    何を思ったかそう口走ってた


    『ん? 何言ってるの?』


    『それ 立冬じゃなくって冬至でしょ?』


    またやっちゃったよ


    クールとか落ち着いてるとか
    そんな風によく言われるけど


    ホントは結構ドジなこと バレちゃってるね


    『…って それよかさ…一緒に?アイツとって誰のことよ??』


    ふっとこぼした言葉から
    また ご機嫌斜めな君


    『ちがうんだってば それはね えっと〜(汗)』


    焦って もつれてる私に君が笑う


    『やっぱあなたってドジなんだから(笑)』



                


    *****************************


    次は 『足跡』でお願いします。



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▲[ 20293 ] / ▼[ 20296 ]
■20295 / 2階層)  足跡
□投稿者/ れい 一般♪(12回)-(2007/11/16(Fri) 14:09:13)
    私たちは、誰も歩いたことのない道を行こう。
    そこに二人の足跡を残していこう。
    それはきっととても不安な道で、向かい風も強い。
    二人で逃げ出したくなるかもしれない。
    それでも決して誰かがつけた足跡だらけの道を行ってはならない。
    流されてはならない。
    強く願い信じ続けて歩いていけば、必ずその先に…。


    ――――――――――
    次は「ジャム」でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 20295 ] / 返信無し
■20296 / 3階層)  ジャム
□投稿者/ 肉食うさぎ 一般♪(1回)-(2007/11/16(Fri) 23:02:12)
    「苺ジャムが切れた?」


    深夜2時。
    携帯電話に心底呆れたように溜息を吐いた。

    深夜2時。

    深い睡眠に入ろうというときに、いきなり鳴り出した携帯に出れば
    いきなり言われた

    「苺ジャムが切れた」

    の一言。

    そんな事私の知ったこっちゃねぇ。

    こちとら毎日学校とバイトで忙しいんだ。
    文句の一つも言おうと電話の相手に話しかける

    「あのね。なんでんなことで電話してくるのさ」

    『・・・・・・・・・・・・・・。』

    「私はね、眠いの。わかる?明日も1限からなんだよね。」

    『・・・・だって。今日は誕生日でしょう?』

    「・・・は?」

    『朝に必要だと思ったんだけど・・。いらないならいいや』


    つまらなさそうに呟いて、電話は切れた。


    しばらく考えて、私は布団から起きると、ジーンズとパーカーを着て、首にはマフラーを巻いた。

    そして財布と携帯。
    バイクの鍵をつかむと、扉に向かった。


    (・・・確か近くのコンビニに苺ジャムが売ってたはず)




    今日は誕生日。


    私の好きな彼女のケーキには、苺ジャムが最高に合うのだ。











    ***********************
    お粗末様でした。

    次は「クリスマスにバイト」でお願いします。
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20297 / 1階層)  X'masにバイト
□投稿者/ 胡桃 一般♪(1回)-(2007/11/17(Sat) 01:15:35)

    街はX'mas一色。

    そして、今日はあたしが看護助手としてバイトしている小児科病棟もX'mas。


    「メリークリスマス♪」

    小児科病棟には短期の入院で済む子供もいれば、長期入院しなくてはならない子供…色んな病を抱えた子供達がいる。

    本当は家に帰って自由にX'masを過ごしたいが、それが叶わない子供の為にこうしてX'masパーティーをやっているのだ。

    X'masだけは、子供たちに病気の事も嫌な事も忘れて欲しいという願いを込めてこそこそ練習してきたX'masソングをナース達は歌う。



    *****


    「お疲れ様です☆」
    「パーティー大成功でしたね♪お先に失礼します!」
    「…あれ、胡桃さんなんでサンタの衣装でコート羽織っちゃうんですか?」
    「まだ一緒にクリスマスを一緒に祝いたい人が残ってるんですよ♪この衣装スカートだからコート着れば見えないからそれを利用します(笑)では、よいX'masを!」

    バイトを終えた私は、真っ先に愛しい恋人の元へ向かう。

    ピンポーン♪

    インターホンを鳴らすと、顔を出した恋人に抱き着いた。

    「バイト終わったV」
    「お前、まず一声がそれυ??」
    「アハハ、失敗した(笑)MerryX'mas♪」
    「はいよ、メリクリ(笑)寒いから上がれよ☆」

    家に通してくれた恋人に、私はコートを脱いでみせた。

    「見て見てV可愛い??」
    「お前なぁ…コスプレしなくてもいいから、わざわざ(笑)」
    「むぅう…↓」
    「サンタよりも白衣着てるお前が見たかったよ」

    ボソリと呟いた恋人に、思わず抱き着いた。

    MerryX'mas♪


    次は「クリスマスキャロル」で♪

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20318 / 1階層)  クリスマスキャロル
□投稿者/ 鷹司悠悧 大御所(328回)-(2007/11/25(Sun) 16:25:37)
    2007/11/25(Sun) 17:24:33 編集(投稿者)


    人の目を避けて...
    君の指先にそっと触れる...

    愛している…

    一瞬見詰めあった眸の中に...
    この想いを感じてくれた...?

    この指先が...火のように熱いことに...
    僅かに震えていることに...
    気付いてくれた...?


    「ふぅ〜ん…今年のクリスマスも予約済みなんだ…」

    女の子らしいお客が、つまらなそうにカクテルを飲み干す...
    時々見かける君目当ての子

    「決めてるんです。イブは親友と過ごすって…」

    君が低い声で応えている...



    親友......

    そう…去年のクリスマス…僕と君は親友だった……


    君の目が僕を微かな一瞬見つめ...そっと伏せられる...


    もう親友ではない...僕と君は愛し合ってしまった......
    こんなにも...
    焦がれるほどに君を愛してしまった......

    この...愛の重みを...
    受け止めてくれている証が欲しくて...

    夜の闇と...甘美に揺れるほの灰いクリスマスキャロルの灯りに紛らせて
    表情を取り繕い...

    今夜も
    硝子越しに君を見詰めている......





    次は
    ---甘い冬---

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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20331 / 1階層)  甘い冬
□投稿者/ 金丸 大御所(412回)-(2007/12/01(Sat) 03:19:06)
    もうすぐ

    付き合って初めてキスした日


    そして

    大事な物を落とし無くした日


    幸せの絶頂から

    奈落の底へ


    幸せを感じた分
    こんなことになるの?と
    不安の渦と
    悲しみの沼に巻き込まれ沈んだ

    あれから一年

    甘い甘い夜

    辛く悲しい夜

    24時間もしない内に

    訪れた対極



    お前だけしか目に入らなかった

    お前の温もりしか要らなかった

    今でも思い出すと苦しい程に切なくなる




    戻ってきて欲しかった

    握りしめこの胸に強く押し付けたかった

    壊れる程君を探した



    あの2つの夜

    24時間の中の2つ


    君は何より優しかった

    君は何より温かかった

    甘い夜も

    辛辣の夜も



    君が居た



    ----------------------------

    次は

    『夜』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20332 / 1階層)  
□投稿者/ けい 一般♪(1回)-(2007/12/01(Sat) 06:23:13)
    夜寝るときは

    必ず君の名前を呼ぶ。

    届かない声は

    むなしく暗やみに消える。

    何度となく願った。

    知らせが嘘であることを

    また君の笑顔を

    君の体温を

    感じることができないか…と。

    二度と耳に届くことのない

    君の声を思いだし

    僕はまた涙を流す。

    もしも願いが叶うならば

    僕は迷いなく君を…






    次のおだいは「また出会えたら…」でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / ▼[ 20352 ]
■20333 / 1階層)  また出会えたら
□投稿者/ なつ 一般♪(1回)-(2007/12/01(Sat) 15:34:28)
    2007/12/01(Sat) 15:36:31 編集(投稿者)

    また出会えたら




    プラズマテレビに手を触れて



    君のぬくもりを感じようと必死





    アナウンサーの淡々とした声からは安易には想像できない壮絶な内容に





    見ている目はつぶされたように暗くて




    サイレンのような耳鳴りが襲った





    『……また出会えたら』






    その髪に触れて、肌を感じて…





    叶うわけないその欲望に





    テレビにかじりついて泣き崩れるしかない





    もし出会えたら






    …また、出会えたら…







    ………………………………

    NEXT: 光

    (携帯)
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▲[ 20333 ] / 返信無し
■20352 / 2階層)  
□投稿者/ 海烏 一般♪(1回)-(2007/12/09(Sun) 10:31:38)
    自分で殻に閉じ籠り
    暗闇に居るつもりでも
    君の声は
    わずかな隙間から届く
    光のようで
    眩しくとも
    私を温めてくれる


    全然、小説になってませんね。
    お目汚し失礼しました。
    次のお題は『雪』でお願いします。


    (携帯)
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■20353 / 1階層)  
□投稿者/ 姫菜 一般♪(1回)-(2007/12/10(Mon) 00:03:29)

    「雪ん子みたい」
    貴女が、震える私に掛けてくれた言葉。

    私はエッ?って聞き返して…気が付いたら、抱き締められていた。


    「溶かしてあげる…」


    凍り付いてた心に熱を与えるには、貴女の心は充分過ぎて…

    声を挙げて泣いた。


    「雪解け水だね」


    そっと囁いて、優しく頭を撫でる貴女…
    全てを包む大地みたい。

    貴女に染み込むのは、心地良いね…。


    私の雪を汚しても良いのは、これからもずっと



    貴女だけだよ…。



    †††††††
    初めまして。今までコッソリ拝見していたのですが、参加させていただきました☆
    恋人が居なくて寂しいので、こんな人が現われたらなぁ…って書いてみました。

    次は『消えない跡』でお願いします♪


    (携帯)
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■20359 / 1階層)  消えない跡
□投稿者/ Kaoru 一般♪(1回)-(2007/12/11(Tue) 21:16:32)
    2007/12/11(Tue) 21:18:08 編集(投稿者)


    高校生の時の恋は

    淡く切なく…

    時に苦しく、悩み

    今思い出しても

    泣きそうだった。


    君に出会えた事を

    あたしは【運命】だと感じた。

    君があたしに与えたものはたくさんの温かさと、優しさ。

    それなのに…

    あたしは君に裏切りと、悲劇を与えてしまった。


    あたしが君を愛してしまったから。

    君が泣き、堕ちていく事になったんだ。


    ごめんね。。


    心に残った跡は


    一生消えない。



    ************

    下手ですいません。


    NEXT【煙り】

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20361 / 1階層)  煙り
□投稿者/ 金丸 大御所(419回)-(2007/12/12(Wed) 00:49:32)
    いつか誰かに聞いたことがある

    煙草を喫むのが上手い人の煙りは

    いい匂いがする


    煙草が臭いのは喫むのが下手だからだ と



    最近職場で煙草のいい匂いがすると振り返ると

    大体は年輩の人が喫む煙草だったりする


    その煙草に合った喫み方が出来る人は

    狭くなる煙草社会にどれだけ居るのだろうか


    ふと思い出す


    そういえば昔は香った君の煙草の匂い

    味が変わり、また元に近くなったのに

    最近あまり香らない


    私の煙草も甘い匂いが割りと強いのに

    全然香らない



    私も君も

    忙しく煙草を喫むことが多くなったからだろうか


    昔の匂いが恋しくて焚く君の煙草

    あの時の匂いとも

    今の匂いとも違って

    余計切なくなっていたのは

    このせいだったのか



    甘い甘い

    煙草の煙り



    甘い思い出と

    苦い切なさ


    記憶と交ざる

    あの香り




    煙草がやめられないのも

    煙りが恋しいのも


    記憶の根に香りがあるからかもしれない。





    ------------------------------


    煙草をやめられない言い訳です。笑

    次のお題は

    「ストラップ」

    でお願い致します

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20429 / 1階層)  ストラップ
□投稿者/ さやち 一般♪(1回)-(2007/12/22(Sat) 21:31:45)
    尊敬して ずっと憧れていた あなたに

    やっとここで会えたのに


    煙草を吸う姿は

    もう見る事が出来ないんでしょうか?

    お願いだから 余り遠い所には行かないで

    ストラップだけ 此所に置いて行かないで

    いつかまた 此所に戻ってきて下さいね。

    絶対に 私は あなたを


    忘れずに この場所で

    待っています。

    ====================
    次は『年の瀬』で。




    (携帯)
完結!
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20436 / 1階層)  『年の瀬』
□投稿者/ 昴 大御所(421回)-(2007/12/29(Sat) 03:07:04)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    「本年は大変お世話になりました

    来年も宜しくお願い致します

    よい年をお迎え下さい」


    今日は仕事納め

    普段の「お先で〜す」とは打って変わって
    神妙な面持ちで挨拶を交わす



    明日からの長期休暇

    家の大掃除も手伝わなきゃいけないし

    年賀状も書かなきゃ


    あっ
    おせちの煮物の野菜を買いに行かなきゃ



    なんか普段通りに
    会社で仕事をしてる方がマシなような気がして来た



    久しぶりの長い年末年始休

    社会人は冬休みって呼ばないよ



    一年を振り返って


    いい年だったなぁ
    彼女も出来たし


    新しい一年を想う


    彼女と仲良く過ごすゾ!



    まあ
    年の瀬の慌ただしい時に
    小説書く時間があるんだから
    ヨシとするか



    さてさて

    皆様はいかがお過ごしですか?


    新しい一年が
    素敵な一年になりますように



    **********

    Next『行く年来る年』




[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20117 ] / ▼[ 20442 ]
■20440 / 1階層)  行く年来る年
□投稿者/ アイズ 一般♪(1回)-(2007/12/31(Mon) 18:43:29)
    紅白も見終わってコタツの上に置いてあるミカンをひとつ取る
    視線をケータイにチラリ

    『年賀メール送っていいのかって聞いただけなのに…』

    あと10分で年を越すのに未だにメール着信音は鳴らない
    本当に目まぐるしく急がしいのか、またまたシカトに決め込んだのか…
    そりゃあ、相手がクライアントだっていうこと、立場の違いくらい念頭に入っている

    けど…

    『どうしても、気になっちゃうんだからしかたないじゃんか!』

    スジを取っていたミカンから果実汁が飛び出す

    『まぁ、いいけど…』

    そう諦めた瞬間…

    聞きなれたメール着信音

    き、き、来た!!

    開けてみると、絵文字たくさんな「あけおめメール」

    時間は12/31(Mon)23:59

    『あ〜…お、おしい…ははw』

    サプライズのつもりか、そんな所にまたちょっと心が奪われていく
    来年は良い事がたくさんありそうだ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    皆様良い年を

    お次は「初詣(はつもうで)」
[ 親 20117 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20440 ] / 返信無し
■20442 / 2階層)  初詣
□投稿者/ みん♪ 一般♪(1回)-(2008/01/02(Wed) 04:57:26)



    除夜の鐘を聞いたあと―





    毎年決まったテレビをみて―






    毎年決まった時間に電車に乗り―






    今年も母と初詣に♪







    父が生きていた頃と変わらない私達の毎年の行事。






    【この行事がいつまでもいつまでも続きますように】




    これが私の願い…







    そして歳を重ねるごとにわかってきた事は、






    このひとときが母と一緒にいられる幸せを感じる瞬間だという事…







    来年も、
    このしあわせを感じる事ができますように…






    ★〜★〜★〜★〜★〜★〜

    あけましておめでとうございます。


    今年はまた長編に挑戦できたら…と思っています。



    お次は―

    『おみくじ』で (*^^*)

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / ▼[ 20445 ]
■20443 / 1階層)  『おみくじ』
□投稿者/ 昴 大御所(422回)-(2008/01/06(Sun) 02:08:15)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/



    初詣で神社に行きました


    神様にお参りをしたあとで
    おみくじを引きました


    次のマークの中で好きなマークを選んで下さい


    ☆ ★ ○ ◎ ◇



    選びましたか?


    選びましたね?








    では結果発表です


    ☆…大吉
    恋愛も仕事(勉強)も全て順調です
    ただ過信に気を付けましょう


    ★…中吉
    仕事(勉強)は順調
    恋愛は待っていてはダメ
    想いは口にしないと伝わりません


    ○…小吉
    現状維持
    自分から動かないと相手は変わりません


    ◎…大吉
    恋愛も仕事(勉強)も順調
    健康管理は貴女次第


    ◇…吉
    幸せを掴むには努力が必要です
    他人を羨むだけでは何も変わりません



    さてさて皆様の結果はいかがでしたか?


    今年一年
    皆様に幸せが訪れますように



    **********

    Next…『冬休み』



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▲[ 20443 ] / 返信無し
■20445 / 2階層)  冬休み
□投稿者/ みん♪ 一般♪(2回)-(2008/01/06(Sun) 23:00:05)


    今年の冬休みは―



    あなたと過ごす事ができたからとても幸せだった。






    あなたの住んでる場所で



    あなたの家で



    あなたの友人に囲まれて



    あなたの匂いに包まれて
    眠ることができた…






    でもなぜだろう―



    あなたと見ていた未来図が涙で見えなくなったのは…





    でも私―



    本当にしあわせな冬休みを送りました。






    だから…ありがとう
    大好きなあなたへ





    ★〜★〜★〜★〜★〜★〜

    次は…『鈴』で


    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20448 / 1階層)  
□投稿者/ 金 一般♪(1回)-(2008/01/08(Tue) 03:06:31)
    君がふざけて野良猫に着けた首輪

    君の持っていた鈴とお揃いだと

    上機嫌で言っていたあの首輪

    野良猫は嫌がりもせずに成すがままだったね


    君と別れてしばらく経った

    猫は相変わらずアパートを横切る

    目が合うと『なぁー』と鳴く

    鳴き声に混じり鈴が鳴る


    『もう、来ないよ。』

    猫は返事をする

    『なぁー』

    小さな鈴の音が鳴る



    私がこいつの首輪を外さないのは

    多分、鈴の音が恋しいからだろう



    次に会ったら

    外してあげるよ

    君も割りと気に入ってるだろうけど

    その音は

    寂しいからね



    ----------------------------------------
    次のお題は『コート』でお願いします

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20451 / 1階層)  コート
□投稿者/ 映美 ベテラン(239回)-(2008/01/09(Wed) 20:12:47)
    2008/01/09(Wed) 23:50:35 編集(投稿者)



    初雪予報が出た朝…


    クローゼットのなかで出番を待っていた…
    キャメル色のあのロングコートをとりだしてみた


    『今年の冬は例年より寒さ厳しいらしいよ…だからロングコートにしたら』


    出逢ったはじめての冬
    新しいコートを探す私に
    貴女が選んでくれた キャメル色のロングコート


    ハンガーから外して羽織ってみると
    貴女と過した…冬の香りが残っていた


    やはり もう着れない…


    貴女との思い出詰ったコート
    ハンガーに掛けなおし
    もう一度 クローゼットの奥にしまった



    木枯らし一番が吹いたあの日
    貴女との恋にピリオドを打った


    貴女が隣にいなくなって
    迎えるはじめての冬

    あのコートの暖かさだけでは
    私のこの凍えそうなハートは
    包むことはできない…


    今年の冬は、また寒くなりそうね…

    私には、新しいコートが必要

    今度は自分で選ばなきゃ…



    *************


    次のお題は『最終便』でお願いします^^


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■20512 / 1階層)  最終便
□投稿者/ 8/14 一般♪(1回)-(2008/01/29(Tue) 05:51:39)
    「忙しい。婚約している。彼女が焼くから連絡しないで。」

    そんなメールが返ってきた。

    予想してもいなかった言葉の羅列と彼女の短文が

    私の頭の中をちらっと一瞬唖然とさせた。

    確かに私も最後に、はっきりと決着を付けようとの意味で

    今回勇気を出してメールというアクションを起こしたのだけれど。

    確かに私的には友達にはなれるけど恋人にはなれない人だった。

    そして彼女的には友達として付き合うのには私は微妙なラインだったようで

    結局別れるしかない出会いだったんだとメールを読み返していくうちに

    素直に思えた。

    彼女はあまのじゃくな性格で切ない少年のような人だった。

    だから心から彼女の望む愛を与えてくれる人と幸せになって欲しいと望んでいた。

    「婚約おめでとう!彼女と幸せに♪ばいばい。」

    私は本心からそう思い安堵感と微笑ましい気持ちを込めてメールを送信した。

    彼女からの返信は無かった。

    私は彼女の望み通りに連絡を絶つべくメルアドと電話番号を

    そっと消去した。

    そしてこのメールが私と彼女の最終便となった。


              次のお題は「バレンタインデー」でお願いします。



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■20528 / 1階層)  バレンタインデー
□投稿者/ 唯 一般♪(2回)-(2008/01/29(Tue) 20:11:59)

    バレンタインデー
    好きな人にチョコを送って告白する日

    私が毎年、貴女に送ったのは 手作りじゃないチョコ。
    それでも貴女はよろこんでくれた
    でも貴女は、あの彼女からも毎年貰ってたんだ
    それも手作りチョコ。
    知ってたよ ずっと前から。
    私は貴女の一番じゃないこと。
    私は貴女のひと時の逢瀬の相手だったんだ。
    器用に恋をいくつもしてた ずるい貴女。
    それでもずっと好きだった。
    いつか一番になれると信じて待っていたんだ。

    私が彼女の存在を知らないとでも思ってた?
    彼女と写った画像を友達だといって送ってきたあの日。
    あの日から私の心は壊れたんだ。
    知らないふりするのも。 待つことも。 貴女を好きでいる自分に疲れたんだ。
    あの日から。

    今年は楽でしょう もう私に気を使うことも。
    無理して逢いにくることもしなくてすむ。
    私のあげたチョコを義理チョコだと
    彼女と一緒に食べなくてもすむことでしょう。
     
    今年のバレンタインデーは
    甘い手作りチョコを食べて
    「君が一番好きだよ」と彼女に囁くんでしょう。


     next 「真冬のデート」

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■20533 / 1階層)  真冬のデート
□投稿者/ 壱也 ちょと常連(55回)-(2008/01/31(Thu) 17:04:44)


    寒い季節になり、雪がチラホラ降っていた。

    雪国だから、気温1度とか当たり前で、吐く息は真っ白で。


    「寒いから車戻ろうよ?」
    彼女はそう言うけれど

    『こうしたら暖かい』

    腕を組んで、ポケットの中に二人の手を入れる。


    絡まる指に、カチッと重なるペアリング。


    『繋がってる気がするでしょ?』


    「うん…繋がってる」


    寒いから、鼻を真っ赤にする彼女に、マフラーを付ける。


    「いいよぉ…」


    『せっかく編んだんだから二人で使おうよ♪』


    彼女がクリスマスプレゼントに手編みのマフラーをくれた。


    そのマフラーを二人の首に巻けば、もっと繋がれる。

    中々会えない遠距離恋愛だから…会えた日は近づきたいんだ。


    真冬は私たちを結ぶ素敵なデートにしてくれる。


    END






    NEXT:硝子ケース

    (携帯)
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■20542 / 1階層)  硝子ケース
□投稿者/ カンナ 一般♪(1回)-(2008/02/03(Sun) 01:33:46)
    雑貨店で見つけた 小さな硝子ケース。

    キレイなペイントの配色に魅かれて衝動買をした

    何を入れようか迷った私はふと思いついた。

    あの日、はずしたまま引き出しの中で眠っていた指輪。

    それはペアリングの片割れ ふたりの婚約指輪だった。

    この指輪を硝子ケースにしまっておこう。


    『結婚しようか。』
    「バッカ〜 女同士で結婚なんてできないじゃん」
    『できるさ。するんだよ〜!』
    「絶対?じゃあ大人になるまで待っててくれる?」
    『うん 待ってるよ。』

    記念日に貴女が買ってくれたペアリング
    片割れを婚約指輪だよと私の指にはめてくれた。

    あれから5年。大人になった私は約束どうり
    貴女へ向かうべく仕事も選んで準備してた

    なのに どうしてなのか
    ふとしたことがきっかけで 心に亀裂ができたふたり。

    会話も顔を合わすこともすくなくなっていく日々

    ふたりの記念日が近いある日

    約束破ることになってごめん 貴女からメールがきた。

    ショックで何日も泣いた。

    嘘 冗談だよね 
    待ってもこないメールに鳴らない携帯を握りしめてた辛い日々。
        
    数ヶ月後 私は薬指から婚約指輪をはずした。

    さよならした季節もいつしか 雪が舞う季節になった。

    ケースにしまった指輪をもういちど出してはめたみた。

    私たち 未来を約束するにはまだまだお互い子供だったんだ。

    でも、やっぱ 待っていたいんだ。 

    いつか もっと成長した大人のふたりで再会して

    そんなこともあったっけーって笑い合える日がくることを。

    お待たせ 迎えにきたよ!と笑う貴女をたとえ夢でもずっと待っていたい。

    それまでちゃんと指輪は硝子ケースに大切にしまっておくよ。

              -END


    次は「想い出のCD」でお願いします。



    (携帯)


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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20548 / 1階層)  想い出のCD
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(8回)-(2008/02/05(Tue) 18:45:24)
    大した想い出なんてないけれど…

    一枚だけ貴方がくれたCD

    「さゆみベスト」
    と書いて渡してくれた貴方が好きな曲集

    大事にしてたけれど…
    これを聞くたびに泣けてくる。

    切ない歌詞

    「さゆみは君への想いをアルバムにしてみました」と
    照れ臭く笑った顔が
    今でも忘れられないよ。

    今は貴方は誰を想い
    聞いているのですか?



    -end-

    次のお題は「ハニー」でお願いします。
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▲[ 20117 ] / ▼[ 20599 ]
■20584 / 1階層)  ハニー
□投稿者/ 姫菜 一般♪(1回)-(2008/02/20(Wed) 00:57:28)

    店の少し奥まった席に、二人肩を並べて座る。
    私は初めてのBarに緊張して、あまりアルコールには口をつけないでいた。


    何故か貴女は黙っていて…気付いたら、かなりの量を飲んでいた。

    ハッとして、貴女のグラスを持つ手を止める。

    私は腕をソッと撫でられ、何か言いた気な視線に捕らわれた。


    すっかり酔いが回った貴女が、私の耳元で意地悪く…でも少し甘えた声で囁く。


    「ハニー…」



    低めの掠れた声。

    やっと喋ったかと思えば…
    それは反則。



    誘惑に負けそうになりながらも、ワザと素っ気なくあしらった。


    貴女は拗ねた顔をしながら、御機嫌を伺う為に試行錯誤。

    髪の毛を引っ張ってみたり、頬をつついてみたり…。


    ねぇ、何だか子供みたいだよ?



    思わず吹き出しそうになった。
    いつもは強気な貴女が、

    可愛く見えた瞬間。


    もっと、こうして居たいな…。


    いつも私にイジワルしてるんだから…
    少しくらい、仕返しをしたって良いよね?


    だから…
    もうちょっとだけ、拗ねた貴女で居て?


    ねぇ?私の可愛い
    ハニー…Chu♪



    †††††††††

    次は『鳥籠』
    で、お願いします。

    (携帯)
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▲[ 20584 ] / 返信無し
■20599 / 2階層)  鳥籠
□投稿者/ チョビ 一般♪(1回)-(2008/02/21(Thu) 23:44:59)
    毎日空を見上げていた。

    私の見えない空を飛ぶ、あなたが欲しいと思った。

    手に入るわけはないと思っていたあなたが、私の家に来てくれた。


    近づけは、指先に飛び乗って、私の前で歌ってくれる。

    私の部屋のお気に入りの片隅で、君はいつも楽しそうに鳴いてくれた。

    私が作った不器用な君の部屋を、目を輝かせながら喜んでくれた。

    君がいつでも大空を飛べるように作った、屋根のない・・・小さな鳥籠。


    ほんとはずっと籠の中にいて欲しくて。

    空を飛ぶあなたを欲しがったのに、
    私はあなたに、飛ばない籠の鳥を望んでしまった。


    ある日、君は大空へ羽ばたいて。

    私はまた、空を見上げた。

    部屋には、ゆがんだ空の鳥籠。

    捨てることも出来ずに、まだあるんだ。


    *****************
    次は「10年先に」でお願いします。
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20741 / 1階層)  OL
□投稿者/ うろ 一般♪(1回)-(2008/03/20(Thu) 03:13:22)
    あなたは

    とても綺麗な人でした

    あたたかい太陽と仲良くなって

    優しい空気に包まれていました


    あなたは

    猫に挨拶をします

    『よっ。元気か猫。』

    ニカッと笑った後

    優しく微笑みます


    私は

    時々そんなあなたを見掛けると

    いい天気ですね

    そんなありがちな言葉を口に出してしまいたくなります


    お昼は時々この公園

    見掛けると

    店番をバイトの子に頼んで

    急ぎ足



    私はしがない花屋

    小さな花屋

    小さい私の城に

    一度だけ来たあなた

    店の中をぐるっと回って

    角の小さな鉢植えに僅かに触れて

    すぐに外に出ていった


    そしたら

    風で倒れた苗を直してくれた

    『あなたは強いね』

    そう呟いていた


    私はなんだか温かくなって微笑んだ


    近くのビルのOLさんだろう

    キチンとした制服で

    カーディガンを羽織ってた



    あなたは多分

    とても優しい人

    あたたかさが溢れて

    私にまで伝わってくる



    あなたに似合う花を探しておこう

    もう一度

    私の小さな城で会えたら

    手渡そう


    この前はありがとう

    そんなこと言ってみよう

    あなたのように優しく笑いながら

    困った顔にしてみよう





    end.

    次の題目は-旅-でお願いします。

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■20756 / 1階層)  
□投稿者/ 季璃子 一般♪(1回)-(2008/03/26(Wed) 20:14:25)


    あなたの街までひとり…旅をしたあの日
    改札の向こうに迎えてくれるはずない笑顔を探した

    私ったら いるわけないのに…

    送迎の人で賑う改札を抜け歩き出すと
    いらっしゃい よくきたねと季節の風が頬を撫でて迎えてくれた

    微かに漂う海の香りが懐かしい…
    心のどこかであなたに会える偶然を期待しながら
    ふたりで歩いた想い出の街を 私はただ…ただひとり彷徨い歩いた

    …来るのが遅すぎたね 

    あなたの声が聞こえた気がした

    …ごめんなさい

    心の中の迷路からなかなか抜け出せず
    あの日 あなたに向かう最終電車に私は間に合わなかった

    この駅に降り立つのがもう少し早かったら
    きっとあなたは笑顔で迎えてくれたはず…

    何度 時を戻してと悔やんだことでしょう

    いつもあなたがいた右側には、肩を落とす自分の影だけが揺れる
    容赦なく進む時間の流れを感じた

    立ち止まり見上げた空の青さに
    後悔は先に立たず…さあ歩きなさいと背中を押された

    そうね…前に進まなきゃ 歩かなきゃ
     
    あの日 あなたがくれた幸せ行きの切符を握りしめて
    思い出の街から私はまたひとり…旅に出たのだった





    ・・・・・・・・・・・・・・・・・


    次は『春色』でお願いします

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■20820 / 1階層)  春色
□投稿者/ うろ 一般♪(1回)-(2008/05/09(Fri) 00:13:58)
    『春色って何色?』

    『ピンクとか…黄緑とか…かなぁ?パステルカラーとか。』

    『そうなの?』

    『花とか新芽とか柔らかいイメージなんじゃないかな。』

    『…ふぅん。もっと違う色かと思った。』

    『え?』

    『残酷で寂しい色。』

    『なんで?』

    『花はいつか散っちゃうし、曇りかちだし、風が優しいから。』

    『優しいのに?』

    『優しいのって残酷だよ。寂しくなるから。』

    『それは何色?』



    『それが春色だよ。』




    ==================


    次のお題は『見えていたもの』

    お願いします

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20822 / 1階層)  見えていたもの
□投稿者/ 春雪 一般♪(1回)-(2008/05/10(Sat) 00:55:42)
    2008/05/10(Sat) 00:59:42 編集(投稿者)

    ・・・カチャカチャ。

    「あーこんなにしてたんだなぁ」

    寒さの少し緩くなった夜に前の携帯を取り出して受信メールを覗く。

    「・・・900件か 笑」

    もぉ消えたのもたくさんあるだろう。

    毎日、朝の『おはよう』から夜の『おやすみ』まで授業中もずーっとしていたんだから。

    「なのに・・・なんでこんなんになっちゃったんだろうな・・・」






    いつも隣には君がいた。

    頭の中にもいつも君のことがあった。

    日に日に距離が縮まり、二人でいることも多くなった。



    そんなのとき訪れた警告。

    二人の距離が近すぎると・・・

    私が先輩で君が後輩だったから?

    君が有望な選手だったから?


    警告がなされた日から・・・私はすごく怖かった。

    君と居られなくなるのがとても怖かった。

    君は「二人で乗り越えましょう」と言ってくれたけど私はうなずけなかった。


    私には『背を向け合った二人』が見えていたから。

    と同時に『泣いて苦労している君』も見えた。

    だから「さよならだね」と嘘を付くことしか出来なかった。



    君にはきっと『いつまでも笑いあってる二人』が見えていたんでしょ?

    少なくとも二人だけはそうありたいと思っていたんだよね。

    私にだって同じものが見えていたんだよ?

    二人だけでもいいって思ったよ?



    けど有望な選手をひとりのわがままで潰すわけにはいかなかったんだ。

    君がこんなことで泣かせられるのを見たくなかったんだよ。




    ごめんね。

    不器用で。

    こうするしかなかったんだ・・・








    ・・・ツー・・・

    「・・・何・・・泣いてんだかッ」





    あの時、見えていたものをちゃんと信じていれば・・・

    きっと二人は・・・







    ≫駄文すみませんでした。
     タイトルにあっているか心配ですが。
     自分の心の中にあるものを書かせていただきました。
     

    →次は『春が終わって』でお願いします。
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■20848 / 1階層)  春が終わって
□投稿者/ 藍’s 一般♪(1回)-(2008/05/25(Sun) 19:18:19)
    前略
    暖かい日から暑い日に変わろうとしている季節、お変わりありませんでしょうか?
    お久しぶりです。というか、この間、会ったばっかりだけど
    学校で知り合ってから、もう何年になるかわかりませんが、今でも貴女からのお誘いは、すごく楽しく、また学生気分に戻れます。私が仕事でうまくいかなかった時に有無言わさず、託児所から直接子供と一緒に来てくれて、御飯食べながら話を聞いてくれたことがありましたよね。あれは本当に嬉しかったよ。
    そんな貴女に二つばかし言いたい事があります。

    いつもありがとう!私は今でも貴女のことが大好きです。
    だから、抱え込まないでちゃんと不安なこととか話してください。

    直接言うのは、恥ずかしいので文面にて

    なお、読んだ後で残されても困るので、捨ててください

    じゃまた来週、いつものファミレスで
    敬具

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    次は季節はずれに「あたたか〜いのみもの」
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▲[ 20117 ] / ▼[ 21007 ]
■21006 / 1階層)  『あたたか〜いのみもの』
□投稿者/ 昴 大御所(438回)-(2008/07/19(Sat) 01:48:50)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    「アヂー」

    「ただいま♪

    今日も暑かったね」


    『お帰りなさい♪
    うん♪
    暑かったね』



    「冷たいビール飲みたいよぉ〜」

    「えっ
    これなの?」

    出て来たのは
    あたたか〜いのみもの

    ってか
    熱いスープ


    『冷たいものばかりは身体に毒よ』

    『暑い時には
    熱いものを摂って
    汗をかいた方がサッパリするわよ』


    そうか
    わがままな私を気遣ってくれる貴女の優しさ


    愛されてるって実感するよ




    *********
    Next 『熱帯夜』




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▲[ 21006 ] / 返信無し
■21007 / 2階層)  熱帯夜
□投稿者/ 匿名 一般♪(1回)-(2008/07/19(Sat) 02:44:14)


    眠れない夜を
    暑さのせいにする。


    何度も寝返りを打ちながら

    繰り返し繰り返し、



    それは全てありがち。





    思い出せない事を認めてさえ
    消えない何かがあって

    例えばそこへ引き返したとしても
    連れ立つものは見つからないと分かっているのに…。




    まだ静かな夏の始まり。

    ほのかな白いカーテンが静かに揺れる。




    …私はそのうち眠りに就き

    また明日を迎え



    1日を思い返すことに疲れた時

    ひっそりとあなたを思い出すんだろう。



    あなたは過去に戻ろうとする私を

    静かに遠ざける。



    涙を拭ってくれる訳でもなく
    触れてくれる訳でもなく


    いつの間にか果てしなく
    私から遠くなる。








    ☆次のお題は「背中」で。

    (携帯)
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■21011 / 1階層)  背中
□投稿者/ 葉っぱ 一般♪(1回)-(2008/07/19(Sat) 12:33:22)
    「元気で!」と彼女が最後に言った
    私は扉の前に一瞬立ち止まり何も言えず扉を開け出ていった

    彼女は最後に、何も言えなかった私の背中を見て
    何を思っていたのだろう

    私の本当の気持ちを知って苦しんだだろうか

    職場の同僚達に挨拶をした後彼女は転勤していった

    彼女の転勤を優先させてしまった私は後悔した
    「仕事は大事だから」と
    それなのに最後の日になって、私は彼女に居て欲しいと言ってしまった
    最後の悪あがきだろうか

    私は苦しんだ。自分でまいた種に苦しんだ
    「あほやなぁ・・・」

    しばらくして彼女の転勤先へ、お客として行ってしまった
    忘れる事ができなかった彼女

    彼女が偶然出かける所に出くわした

    「ああ! なんでいるの?」
    私は何て言い方してるのだろうと思いながらもタイミングの良さに
    びっくりした

    「な、なんでいるのって?・・」

    と一言いって私の横を通り過ぎていった
    その背中は何だか、嬉しそうな悲しそうな
    だけどきっとこれからまた何かか始まるんだと

    そんな予感が過ぎった



    ☆☆次は【予約】でお願いします

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■21022 / 1階層)  予約
□投稿者/ つちふまず 一般♪(1回)-(2008/07/29(Tue) 11:03:08)
    身勝手に照りつける太陽の季節。


    「一緒に行こうよ」


    「えっ?」


    「田舎」


    明日から早めの夏休みを取るという彼女に、
    何故か同行する事になった週末。


    「ほんっっとに何も無いからね。」


    念を押された新幹線の車内。


    友人の祖父母は東北だと聞いた事はあった。
    まさか伺う事になるとは。


    嬉しい◎


    在来線を乗り継ぎ、
    バスが辿り着いた先。


    「よくまぁこんな遠くまで」


    ばあちゃんと。


    「スイカが冷えてんぞー」


    じいちゃん。


    わ。
    わわわわ。
    わーお!!


    リアル田舎(嬉々)


    案内された家は、
    かなり大きく。

    古くは商人だったと言う彼女の視線の先には大きな蔵があった。


    井戸だ。
    縁側だ。


    田舎だ!(意味不明)


    庭には都会では見られない大きさの向日葵と。
    蕾を休めている朝顔。


    「素晴らしい…」


    うちわでパタパタと仰ぎつつ。


    甘いスイカを頂きながら。


    私は感動すら、
    覚えていた。


    「変わってるよねぇ」


    彼女は笑いながら、
    金髪に近い色の髪を結っていた。


    「何か手伝う事ないの?」


    ほら野良仕事とか。
    (わくわく)


    「着いたばかりでしょ。今夜は祭りだから。もう少ししたら行こ。」


    「なぬ?祭?」


    「大した祭じゃないけど」


    「行く!行くよ!」


    虫除けのスプレーを念入りに施した彼女と。


    お便所サンダルを借りた私。


    夕暮れの砂利道を通って、神社さんまでの道のりを歩く。


    「真っ黒だね。」


    私の腕を撫でる彼女の手が。


    何かくすぐったくて。



    彼女は─


    年にいっぺんは、
    祖父母の住まうここに遊びに来ると言う。


    律儀な子だ。


    加えて美人◎


    首から覗くうなじをぼんやり眺めていると、


    し。しまった!


    浴衣を着てもらうべきだった…。


    普段は都内で水商売をしているんだから、
    似合わないはずがない。


    そんな下心は、
    まぁおいといて。



    「りんご飴買って♪」



    屋台にはしゃぐ彼女を見て、


    申し訳ない位ときめいた。




    神社さんからの帰り道─


    真っ暗だからと、
    繋いだ手と。




    何となくキスを5分位交わした事実もまぁおいといて。




    いい時間を過ごせました。



    疲れが取れたよ。




    来年も予約しよう。









    ありがとうね。





    (携帯)
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■21023 / 1階層)  お題
□投稿者/ つち 一般♪(1回)-(2008/07/29(Tue) 13:18:09)
    出し忘れました↓
    次は…、



    「成田空港」



    で(^O^)





    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■21042 / 1階層)  成田空港
□投稿者/ 蒼 一般♪(1回)-(2008/08/06(Wed) 22:16:39)
    2008/08/06(Wed) 22:20:30 編集(投稿者)

    「すっごい広いっすね、ここ!」

    吹き抜けからカウンター階が見渡せるベンチ。
    待ち合わせた彼女の第一声がこれ。
    「そう?」
    「いやだって、これがほんの一部で、チケットないと入れない部分がこれよりはあって、で、もういっこターミナルってあるんじゃないでしたっけ?なまら広いでしょー!?」
    うーむ、私も初めてここに来た時にはそう思ったのかなぁ?
    海外に行くのにも、この空港にもすっかり慣れちゃったから、もう覚えてない。
    はて。
    「…あれ?海外初めてじゃないって言わなかったけ?」
    「あ、ありますよ。ちょっこーびんだったんで、ここには来てないです。」
    だから、すごい新鮮です、と彼女は少し冷静に戻って言った。


    少し買いたすから付き合って、と言って立ち上がった。
    ごろごろごろごろごろ……二人並んで大きいスーツケースを転がし歩く。
    「そういえば、よかったんですか?」「え、何が?」
    「フライト10時だから、こんな時間から来なくてもよかったんじゃないのですか?仕事、きついとか言ってたのに。」
    「ん?大丈夫だよ」
    「え〜信用できないですよ」
    「そしたら、数時間は一人でいることになってたんだよ?」
    「それはそれでかまわなかったですよ。帰ってからまたハードになったらせっかくのリフレッシュの意味ないですよ。」
    「大体は片づけたから。」「それならいいのですが…」

    半分、嘘。
    彼女の成田着が結構早めだと知り、半ば強引に休みを一日プラスした。
    だってさ、たまにしか会えないキミとのせっかくの旅行。
    『たかが数時間』でもそっちのほうが大事だよ。

    「とりあえず、買い物が終わったら、フライト前に一杯!」
    「やっぱり和食にする?」「いいですねー日本酒でいきましょう。」
    ごろごろごろごろ……


    次は、「たなばた」で。
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■21043 / 1階層)  七夕
□投稿者/ 空青 一般♪(1回)-(2008/08/07(Thu) 08:40:58)
    「あっ笹。
    もうすぐは七夕だね」

    そんな会話でフラッシュバックした過去。





    デパートの笹に願いを書いて吊した

    「ねぇ、かな♪なんて書いた?」

    「秘密〜♪」

    見せてくれないまま吊した短冊を本当は見ちゃったんだ


    『よしみとずっと一緒にいられますように…』



    ねぇ知ってた?
    その時の私の願いを貴方は知っていたのかな?



    『かなの願いが叶いますように…』



    「行くよ」
    そぅ言って差し出された手を握れたあの頃。

    手を繋いだら天の川だって渡れる気がした。





    願いは私が叶えなかった。
    相変わらず冷たいを私は一人握る。




    「どうしたの?」
    心配そうに覗き込む友達に

    「なんでもないよ」
    微笑み返す

    「願い事書こうか」

    と短冊を一枚選んで手渡してきた

    呆れながら願いを書いた





    『貴方が、幸せになれますように…』


    笹に吊すと見慣れた文字の短冊を見た

    『君が笑っていますように…』



    友達はただ微笑んでいた。
    知ってたんだね…
    ありがとう…


    願いは叶うだろうか?
    私は今年こそは…と天の川に願いを託した。






    駄文ですみませんm(__)m


    次は…
    『ペット』
    でお願いします(*^∀^*)

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■21045 / 1階層)  ペット
□投稿者/ Kaoru 一般♪(33回)-(2008/08/07(Thu) 15:14:07)


    犬好きの君と、動物嫌いの私が一緒に住む事が間違いだった。

    「犬飼いたい!」


    ある日の晩、提案されたペットを飼うという内容に私は愕然とした。


    『はぁ!?動物嫌いなん知ってるやろ?』


    「だから、何?」


    『いや、だから何?じゃなくてさ。無理っしょ』


    ため息をつきながら君を見ると、また得意の涙目。


    『今回ばかりはだーめー』


    君は思い通りにならないと、すぐ泣き出す。


    同棲する前から知ってた事だけど…さすがにペットは。。


    「別にアレルギーとかじゃないじゃん!ただ嫌いなんでしょ!」


    『昔噛まれたの!トラウマなんだよ!』


    「……ユウのバカ」


    !?


    そう呟いた瞬間、黒の首輪を巻かれた。


    『な、なんだよ!?これ!』


    「犬飼えないなら、ユウを飼っちゃうんだから♪」


    おいおい!!


    「犬飼うか、大人しくペットになるか?選択肢は一つだよ♪」

    結局、私はいつも君の言いなりだね。。(泣)


    『どっちも嫌だーー!!』



    次は『ショップ店員』で♪

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▲[ 20117 ] / ▼[ 21089 ]
■21083 / 1階層)  ショップ店員
□投稿者/ かなう 一般♪(1回)-(2008/08/27(Wed) 04:23:25)

    仕事終わりが8時

    定時の6時に帰れたのは果たして最後いつだったか…、


    PCを落として帰り支度、ここでもたもたしていたら部長に捕まって飲み会コースになってしまう。


    「お疲れ様でしたー」


    笑顔で職場から脱出し、ヒールをカンカン鳴らしながら走る
    職場から15分ほどの場所にあるセレクトショップ
    大変素晴らしいことに此処は夜9時半まで営業してる。
    残業が多く、休みに家から出る気力もない私は仕事帰りに一時間だけ服を見れるこの店が好きだ。


    「到着!!」


    着いて間もなく小さいあの子が寄ってくる。


    「あー、お姉さん来たー♪」


    いらっしゃいませー、もなくこのショップで1番可愛いであろう彼女がニコニコと笑う。
    本当、顔文字みたいな笑顔。


    毎度の事なのでバックヤードに鞄を預かって貰い、彼女に服を見立てて貰う。
    私がこの店に来る理由は営業時間ばかりではない、うまいのだ
    彼女の選ぶ服が。
    身長が170ある私はヒールをはけば男性社員を見下す視野を誇る長身だ。
    骨っぽい体格なので痩せている割にガタイが良い。
    しかしもちろん女だから骨盤が出ている。
    ジーンズを切った事は一度もなく、むしろレディースでは丈が足りない事が多い。
    メンズのパンツでは骨盤がぶつかって痛い。
    どうにも着れる服が限られる。


    そうゆう悩みを解消し、いつも似合う服を選んでくれる。
    私専任のスタイリストみたいな気分かもしれない。
    それプラス可愛いのだからなんの文句もない。
    ◎レベルだ。


    「お姉さんは背高いからいーなぁ」


    頭一つ下から私を見上げて服を当てながら彼女が呟く。
    よくないんだが…。
    似合う服限られるし、男扱い受けるし、本当は可愛い路線になりたかった…。
    そう、この子みたいに。
    可愛いくて憧れる。


    「私は君みたいに可愛いのがいーよ」


    思ったまま口にしたら、みるみる彼女の顔が真っ赤に。


    あれ?


    「お、お姉さん照れるじゃないですか!!」


    「前にも話したけどたぶん私のが年下だよ?」


    「お姉さんはお姉さんて感じだからいいんです」


    そんな自信満々に言われてもなぁ…苦笑。


    私、この子好きなんだけど
    大丈夫かなー、




    私、ネコだよこう見えて(笑)




    End




    久しぶりに参加しました。
    次のお題は「君のこと好きだから」

    (携帯)
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▲[ 21083 ] / ▼[ 21092 ]
■21089 / 2階層)  君のこと好きだから
□投稿者/ 匿名 一般♪(1回)-(2008/09/02(Tue) 22:54:24)


    鞄を蹴飛ばして仰向けにゴロリ。


    モヤモヤはちっとも治まらない。




    今日諦めたこと。

    その1、大好きなチームが勝ったのを見てのハグ。

    その2、その3…


    何も押し出さない弱い溜め息。
    それすらも駄目な感じだ。




    そんな所に彼女からのメール。


    すぐ返信。
    これ基本。


    迷っても返す。
    それが彼女の捕まえ方。



    空回りばかりで
    歯車がすり減ってしまいそう。


    もがくこともかなわない。



    君を追うだけでは
    馬鹿みたいに何もない。








    言っとくけど、

    君のこと好きだから。








    ☆次のお題は「秋の空」で。

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■21092 / 3階層)  秋の空
□投稿者/ ポニョ 一般♪(1回)-(2008/09/05(Fri) 22:22:32)
    あぁ、またこの時期がきた





    空を見上げ

    ふとため息をする

    懐かしい風景が頭をよぎる



    「そら、さん」

    と初めて呼ばれた


    あの時から私は


    恋に墜ちた




    もう今は聞こえない声


    秋の空は胸に染みて


    虫の声だけが



    毎年 記憶を思い出させる





    次は「愛知万博」で

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / ▼[ 21209 ]
■21193 / 1階層)  愛知万博
□投稿者/ ミキ 一般♪(1回)-(2008/12/06(Sat) 14:18:21)
    2008/12/06(Sat) 14:48:27 編集(投稿者)



    3年前の夏

    君に出逢ったのはあのパビリオン

    アジアの香油が薫る土産店
    隣に立つ君が私に声をかけたのが始まりだった


    「この香りちょっときついよね〜」

    「えっ?」

    目が合った私に驚いた君

    「あっ ごめんなさい 友人だと思って…」

    どうやら話しかける相手を間違ったらしい

    その場は、やりすごして
    別のパビリオンで こんどは私が

    「ここ待ち時間長いね〜、どっか他にいこうか?」

    「えっ??」

    隣で目が合ったのは さっきの君

    「あっ ごめんなさい」

    てっきり隣にいるはずの友人に話しかけたつもりだった

    友人は案内図の看板前にいつのまにか移動していた

    苦笑いを交わす君と私


    「あの〜たしか さっきも ○○館で逢いましたね?」

    君はクリクリした目で私を見つめる
    よく見るととても可愛い人だなとあらためて思った

    初恋の彼女に似てるな〜
    不思議な縁を感じた



    「また逢いましたね(笑)」


    そんな会話がまた3度目


    インフォメーション前
    はぐれた友人を探す君とまた逢った



    「お互いの友人、ほんとせっかちで困るね(笑)」


    はぐれた友人のおかげで君とメルアド交換できて

    いまはこうして 今 隣にいる君


    あれは3年前の夏
    「愛知万博」から始まった恋だったね



    ***************



    次のお題は  
    「クリスマスに贈りたいもの」でお願いします。




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▲[ 21193 ] / 返信無し
■21209 / 2階層)  クリスマスに贈りたいもの
□投稿者/ しろく 一般♪(1回)-(2008/12/31(Wed) 05:28:22)

    クリスマスに贈りたいものなんて選べなくて

    分かんなくて

    そんなんしてたらいつの間にか終わっちゃって。


    「……ほんっとーにごめんなさい」

    『………』


    カフェで蛇に睨まれたカエル状態

    飲みかけのコーヒーはもうとっくに冷めちゃった

    熱々のが好きなんだけど…


    でもそんなこと言ったら今にも噴火しちゃいそうで
    冗談交じりに出かけた言葉をグッと飲み込んだ。




    っておい。

    付き合ってるカップルなら怒られるの分かるケド

    そーいや付き合ってないでしょ?ウチら

    まだ友達同士なのに。


    「なんか恋人同士みたい…」


    怒りモードの彼女にそっと呟いた一言


    『何それ(笑)』


    あ、やっと笑った

    でも笑った理由がこれって

    本気で好きになってる自分としてはちょっとショックかなあ。
    <何それ>って


    『あたしは本気でアンタのこと考えてプレゼント買ったんだよ』

    まだ怒りモードが残ってるオーラで手渡された包み紙。


    そっと開けてみると

    「まじで?」


    アタシが半年前から憧れていたカメラだった

    一緒にいるときに飾ってある店の前を通って「いいなあ」って言った一言
    覚えててくれたんだ


    うわあ
    やっぱ好きだ

    何言われても
    冗談に思われても
    どう思われても

    プレゼントよりも覚えててくれたことに胸がいっぱいになって。


    そしてついこぼれてしまった一言。




    「好きになっちゃいそうだよ」


    言った後に慌てて笑顔を作って冗談っぽくごまかした



    無言


    無言



    ヤバイ。



    『……は?』


    ヤバイ




    『あたしはとっくにアンタのこと好きなんだけど』







    ……伊勢丹でも三越でもどこにでもお供します。




    次は【カメラマン】で♪

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▲[ 20117 ] / ▼[ 21230 ]
■21221 / 1階層)  『カメラマン』
□投稿者/ 上月 一般♪(1回)-(2009/01/04(Sun) 23:24:51)
    君が過去になるのが嫌で

    アタシは君を撮らなかった





    怖かったんだ




    残しておきたいのに


    一枚増える度


    君との時間が短くなる気がしてた




    だから




    君と一緒に撮る時も


    君の背中撮る時も


    アタシはなんだか


    すごく寂しくなって


    過去になりたくないって


    少しだけ呟いた




    居なくなるのが怖くて

    居れなくなるのが怖くて

    アタシはいつも

    泣きそうになりながら

    君を撮ってた





    何が正しくて

    何が間違ってて

    わからなくて

    寂しくて

    嬉しくて

    なんだかいつも迷って撮ってた






    この場所に戻ることは出来ないと

    そう思って撮る写真は

    必ず想いが滲み出る



    アタシはアルバムを開けない

    カメラマン






    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    次のお題は『手紙』でお願い致します。

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▲[ 21221 ] / 返信無し
■21230 / 2階層)  手紙
□投稿者/ 田村 一般♪(1回)-(2009/01/15(Thu) 01:15:25)
    2009/01/15(Thu) 08:26:57 編集(投稿者)

    私が書いた手紙の内容は
    さんさんたるものだった。


    バカみたいに何度も綴られた
    「愛してる」


    こんな物を読んだって
    きっと彼女は喜ばない。


    『サムッ』
    と言いながら
    肉厚な唇の端を上げ
    微妙な顔で微笑む
    彼女の姿が容易に想像できた。


    だから私は
    私の想いの丈を込めた
    この手紙達を
    最後の最後まで
    彼女に渡す事はなかった。



    私は私の勝手な想像で
    彼女が欲する言葉をしまい込み
    いつしか
    彼女から笑顔を奪ってしまっていた。


    けれど私は
    私の「愛してる」
    という一言で
    彼女を縛るのが嫌だったんだ。

    いつも自由でいて欲しかった。

    私も自由でいたかった。


    だから私は
    自分の気持ちを伝える手段を
    持たなかったんだ。


    バカみたいな悪循環。


    後悔しても今更。



    そう
    これはもう終わった恋の話。



    私は私の気持ちを
    捨て去るように
    渡せなかった手紙たちを
    丸めてゴミ箱に捨てた。




    あれから六年

    記憶は未だ
    捨て去れないままなのだけれど。



    -----------------

    次のお題は『記憶』でお願いします。
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■21270 / 1階層)  記憶
□投稿者/ なつき 一般♪(1回)-(2009/03/01(Sun) 21:03:49)
    彼女と始めて会ったのは五年前

    自分より三つ上のその人は自分よりずっと大人びてみえた

    かっこいい
    でも
    女らしい

    いわゆるセクシーという単語が似合う人だったと思う


    そんな私も今や記憶にある彼女より年上だ

    その当時『こうなりたい』と描いた彼女に少しでも近づけているのだろうか

    賢く
    強く


    今も私は記憶の中の彼女をなぞって生きている

    もう会うことのない愛しい人―



    次のお題は『年上』でお願いします


    (携帯)
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▲[ 20117 ] / ▼[ 21275 ]
■21271 / 1階層)  年上
□投稿者/ 爽 一般♪(1回)-(2009/03/01(Sun) 23:35:06)
    『そーたん?』

    上目遣いで甘えてくる君に
    いつも心を奪われてたよ。
    毎日一緒に帰って、週末には1日中抱き合って…‥


    初めて幸せってこういうのなんだなって思えた。



    君から別れを告げられた時
    『分かった。』

    なんて物分かりのいいフリしたね。



    本当は…行かないでって
    離れないでって叫びたかった。
    ずっと一緒に居るって…
    好きだって昨日まで言ってくれてたじゃん。


    …あの言葉は嘘だった?




    『爽は女だから。先がないから…』


    そんな事最初から分かってた事じゃないの?
    うちらの1年はなんだったの?
    好奇心?本気だった自分が馬鹿だった?



    この感情をどうしていいか分からなくて…
    毎日泣いて過ごした。


    年上だから物分かりのいい大人のフリして…
    強がっていただけだった。


    3年経った今でも君への気持ちを拭い切れて居ないけど…
    時間が解決してくれるって本当だね。
    次に進もうって前向きになれてる。


    君に惹かれて
    君と過ごした日々は
    今も忘れられない思い出。

    会えなくても、君の心の中に私が残っていなくても
    いつも君の幸せを願ってるよ。
    これからもずっと…‥





    あー長くなってしまいました(^_^;
    次のお題は『桜』

    (携帯)
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▲[ 21271 ] / ▼[ 21283 ]
■21275 / 2階層)  
□投稿者/ Ryou 一般♪(1回)-(2009/03/05(Thu) 15:37:46)
    「春なんて嫌い」

    卒業間近に君はそんなことを言った。
    私は「どうして?」と聞き返す。いつものように。
    君は、私を睨み…ふてくされた顔をして、私を殴る……フリをする。
    私は、わざと殴られたリアクションをして応える。
    そして、君はフンとそっぽ向く。

    ―まぁ…聞かなくてもわかるけど…。

    私は、君の横顔を見ながら思った。

    君が春が嫌いなのは、別れの季節だから。
    とくに今年は、卒業という節目の時。
    私たちは、お互いこれから別々の道を歩む。
    ずっと、そばにいた…友達として。
    でも、これからは離れ離れになる。


    それともう一つ、コレが決定的。
    君の恋人が春に亡くなったから―


    私は君の頭を撫でる。―と、次の瞬間、君はその手を掴んで…

    「桜が咲いたら…あんたのところに見に行くから」

    まっすぐに私を見て言う。強い口調で。

    ―春は嫌いと言ったくせに…ほんと素直じゃない。

    「どうぞ。私の大学の周り桜並木だから。」

    いけしゃあしゃあと応える私に君は、私の手を乱暴に離し

    「ちゃんと、案内してよね。」

    といいながら。またそっぽ向く。

    「はいはい。」

    離された手を私は、ぎゅっと握る。


    ―素直じゃないのは…私も同じか。


    桜が咲く頃、君がちゃんと私の元へ会いに来てくれたら…


    その時、言えるだろうか。


    君は春が好きになれるだろうか。









    次のお題は「太陽」
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■21283 / 3階層)  太陽
□投稿者/ とろろ 一般♪(1回)-(2009/03/10(Tue) 23:01:13)
    太陽のように笑って




    太陽のように優しく 




    太陽のように温かく




    太陽のように安心感を与えてくれた




    そんな私が1番愛した瑞希










    「わぁー、今日も晴天だよ、瑞希!」


    病室の少し染みが付いて黄ばんだカーテンを開ける。
    外からは新鮮な明るくて爽やかな、温かな光が部屋に差してきた。


    ベッドには管や機械に繋がれた恋人・・・瑞希。意識はない。
    1年前に交通事故で意識を失ってそのまま。


    前のように笑ったりもせずに・・・・ただ目を閉じてギリギリ機械に生かされてる姿は痛々しい。





    「ねえ・・・・・また笑ってみせてよ、瑞希?」


    そういってほんのり温かい右手を握る。






















    それから3ヵ月後、その病室には花束が寝ていた。





    お次は『花束』でお願い致します。






















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▲[ 20117 ] / ▼[ 21305 ]
■21295 / 1階層)  『花束』
□投稿者/ 上月 一般♪(1回)-(2009/03/15(Sun) 00:30:24)
    一輪の花さえ

    贈れないアタシが

    あなたに花束など渡せる理由-ワケ-がなかった








    とある知人の娘さんのバースデーパーティーに呼ばれ

    手持ち無沙汰なアタシは花束を買うことにした

    ラティーナの娘さんはテレビにも出た美人な方で

    似合うように薔薇の花束にした


    花束を担いで歩いていると皆が皆見たり振り向いたり

    花束に不釣り合いな男の子

    のような女


    パーティー会場に着くと友人であり主役の母であるフランシアが出迎えてくれた

    時間が経ち

    主役のアンジェラが来た

    まだ満開ではない薔薇がよく似合う

    上品な可愛い女性だった

    アンジェラは『ありがとう』と抱きしめてくれた

    アタシは『ただの気持ちです』と笑ってみせた





    愛した人にも贈れない花束を

    あたしは見知らぬ女性に贈った


    その皮肉さを鼻で笑いながら


    花屋の言葉を思い出した



    『薔薇は水切りすると長持ちしますよ』



    切り花は

    いずれ枯れゆく

    それは必ず

    訪れるもので













    次は[残されたもの]でお願いします

    (携帯)
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▲[ 21295 ] / 返信無し
■21305 / 2階層)  残されたもの
□投稿者/ Ryou 一般♪(2回)-(2009/03/19(Thu) 14:45:15)
    2009/03/19(Thu) 14:47:25 編集(投稿者)
    2009/03/19(Thu) 14:47:09 編集(投稿者)

    今は亡き彼女の最愛の人へ―


    貴方が残した彼女は、今もちゃんと生きています。
    今年、貴方の年を越えることにとても胸を痛めていました。
    貴方が彼女に残していったものは、あまりに大きく、今の彼女は貴方が生んだものです。
    貴方の話をしている時の彼女は、とても幸せそうです。
    見ていると、私は穏やかになり…少し、ほんの少しだけ切なくなります。

    彼女のそばに貴方が居てくれたらどんなに良かったか。
    私は、女で、あなたのように優しくない。
    まだ、全然子供で…。
    本当に貴方がそばに居てくれたら…。
    分かってるんです。
    そんなこと出来ないって。もう居ないって。
    それでも考えてしまいます。
    彼女は、今を見ていないから。彼女の中にはいつも貴方がいるから。



    『匂いとか肌の感触とか…やっぱり、女の人なんだなぁ…』


    貴方が残した彼女を好きになった私は…どうすればいいのでしょうか?



    『××と重ねてた…すっごく、似てるの…貴女が』



    貴方の残したもの―それは、私の最愛の人。


    次のお題は『さよなら』
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■21320 / 1階層)  さよなら
□投稿者/ 薫 一般♪(1回)-(2009/03/26(Thu) 08:03:16)


    春は別れの季節だってね


    私は出会いの季節だと思ってたけど


    卒業式とかあるもんね


    それに…離任式。


    大好きな担任の名前を新聞で見つけた時、私は口が塞がらなかった。


    何で…?


    そりゃそうか、もう8年もあの学校に居たからね。


    年がだいぶ離れてたけど


    私は先生が好きで


    それは恋だったのか、今思えばよく分からないけどさ。


    だけど先生が居たから学校に通えてたし、悩んだ時は、友達以上に心配してくれたよね。


    また違う学校で、新しい教え子と仲良くね?


    さよなら、先生。


    私、就職して頑張ってるよ。


    先生に出会えて良かった。。




    次のお題は『桜吹雪』でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / 返信無し
■21321 / 1階層)  桜吹雪き
□投稿者/ 麒麟 一般♪(1回)-(2009/03/27(Fri) 01:53:24)
    去年は一緒に桜をみたね。そばも食べて。

    今年はキミは誰と桜を見るのかな。

    全ては自分が招いてしまった結果。決めた決断。
    キミが近過ぎて、大事にされ過ぎて、きっと麻痺していたんだと思う。

    年上だったキミに甘えていた。
    変えたかった。甘過ぎる自分。

    桜吹雪きの向こうにキミがいたらと願ってしまう。


    次は『バカ犬』でお願いします。

    (携帯)
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▲[ 20117 ] / ▼[ 21324 ]
■21322 / 1階層)  バカ犬
□投稿者/ 花子 一般♪(1回)-(2009/03/27(Fri) 03:49:05)
    散歩の途中ちょっとした喧嘩。

    不機嫌な君は、いつもの角を曲がると早足になった。

    待ってよと声をかけても
    君はふりむきもせず 知らない路地に入り込む

    私は路地の前で立ち止まる
    追うと行き違いになるかもしれない

    そう思った私はいつもの場所で君を待った。


    迷子になった君は

    迷路の中でやさしい人に出会う
    そのひとに惹かれて君はついていく

    待っている 私のことなど忘れて。

    君はその人のもとに居候。

    絶対戻る
    そう信じて私はあの路地で毎日君を待った

    しばらくして

    やさしかったその人に
    君は冷たく追い出された

    行き場所なくして 
    君はまた迷路の中

    ほら。ごらん
    君を飼いならすのは
    私しかいないんだから。

    待ってたよ 

    あの場所まで迎えにいくから

    帰っておいで バカ犬。。






    次は『エイプリルフール』で



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▲[ 21322 ] / ▼[ 21327 ]
■21324 / 2階層)  エイプリルフール
□投稿者/ イチカワ 一般♪(1回)-(2009/03/29(Sun) 13:51:45)
    それは些細な行き違いが発端だった。

    これまで何度となく繰り返された、言葉の応酬。


    仕事帰りで疲れた声をしたアヤノさん。

    春期講習期間中だからだろう。

    ここ数日、彼女は忙しくて。

    デートはおろか、

    電話しても途中で眠りこける有様だった。


    しょうがない。

    分かってる。

    元々私も生徒だったんだ。

    彼女の生活はよく分かっている。


    授業が無い時間も、

    生徒たちからの質問に極力対応し、

    常に生徒たちがその周りを囲んでいるような、

    生徒からの人気も抜群の、

    面倒見がよく、熱心で、

    優しくきれいな先生。


    そんな先生が、私は大好きで。

    気付いたら、恋をしていた。


    いつもいつも先生の周りを付いて回って。

    志望大学にも合格して。

    そして、卒業を待って、

    プライベートで遊びに連れて行ってもらって。


    そうして、デートを重ねていって、

    告白をし、幸運にも付き合うようになって、

    もうすぐ半年になる。



    付き合う前に、言われた言葉。


    「カオリ、知ってると思うけど。

    私、こういう生活だから。

    あんまりデートもしてあげられない。

    でも、大事にする。

    それでも、いいかな。」


    そんなの、分かっているつもりだった。


    それでも、「大事にする」が嬉しくて。

    その台詞はよく覚えている。




    …弱いのは、私の心だった。

    分かっているのに。

    寂しさがエスカレートして。

    押し潰されそうになることに耐え切れなくて。

    つい出てしまった、強がり。


    「サークルの先輩に、告白されちゃった。

    先輩、私と遊んでくれるし、結構イケメンだし、

    ちょっと、付き合ってみようかなと思う」


    告白されたのは、本当。

    でも、私は全く付き合ってみようなんて、思えなかった。

    アヤノさんが好きだから。アヤノさんしか見ていないから。


    だから、アヤノさんに言って欲しかったんだ。


    「そんな莫迦なこと言ってないで。

    カオリは私のものなんだから、私だけを見てなさい」


    でも、電話の向こうの

    彼女の口から漏れたのは、

    乾いた一言だけだった。


    「…勝手にしたら」


    あまりにも冷たい一言に、

    つい私もムキになってしまう。


    「じゃあ勝手にする…」


    違う。そうじゃない。

    勝手にしたいんじゃないの。

    あなたに、甘えたいだけなの。

    あなたに、私じゃなきゃだめでしょう、って

    優しく諭して欲しいだけなの。


    ね、いつもそうでしょう。

    そうやって、

    最後は困ったような顔で、

    しょうがないなあ、って。


    私のことを抱きしめてくれるんでしょう。



    私とアヤノさんの構図は、

    いつもそうだった。


    甘える私、

    甘やかしてくれるアヤノさん。


    その優しく、心地よい関係に

    包まれているのに慣れてしまって

    それが如何に貴いかなんて、

    忘れてしまっていた。


    今日のやり取りも、

    そうやって、いつもの甘やかしてもらう一環だったはずなのに。


    それをするために、

    あまりにもアヤノさんは疲れすぎていて、余裕が無かったし、

    私は寂しさに押し潰されそうで、余裕が無かった。



    意図していた会話にならず、

    余裕の無いアヤノさんをつい責めたくなってしまう。


    「ね、アヤノさん。まさか信じてないよね」


    声が、つい乾いてしまう。


    「何?」

    「今日、4月1日だよ」


    「…嘘なの?」

    「嘘だよ」


    ため息が電話の向こうから聞こえた。


    ――私が、そんな、アヤノさん以外の人と、付き合うわけ、無いでしょ。

    ――そっか、嘘か。ははは。信じちゃったよ。


    こういうやり取りをして、

    この話を終わらせるつもりだった。

    そして、いつもの甘い雰囲気に戻したかった。



    でも、そう切り出そうとして、


    言葉を発したのは、アヤノさんが先だった。


    「…性質が悪すぎるよ。

    ごめん、私今笑ってあげられる余裕、本当ない」


    違うの。

    そうじゃないの。


    私を、見て欲しくて。



    「ちょっと、距離置かせてくれるかな。

    私に余裕が無さ過ぎるから。

    本当、ごめん。もう、切るね」


    私が何か言葉を発しようとすると、

    それをさえぎるかのように、

    電話は切られてしまった。


    あまりの性急さに、

    私は電話を持ったまま、動けなかった。




    …そして、やっと行き着いた。


    莫迦は、私だった。


    自分を見て欲しいあまり、

    相手を見るのを忘れていた。


    彼女がギリギリの状態で頑張っていたのを知っていたのに。


    甘やかしてもらってばかりで、

    彼女を甘えさせることを、一切してこなかった。



    私以上に、彼女は今


    甘えさせてくれる腕を求めているはずなのに。



    気付いたときには、電話は切れていて。

    掛け直したけれど、電源が切られていた。



    今、電話の向こうで、

    彼女は泣いているかもしれない。

    なんとなく、そんな気がした。



    彼女にどうしたら甘えてもらえるのか、


    こんなことすら、

    今の私はどうしたらいいのか、全くわからなかった。


    半年も付き合ってきたのに。





    …今まで私は、何を見てきたのだろう。



    私はただ一人、

    なんだか悲しくて、

    泣くことしかできなかった。
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▲[ 21324 ] / 返信無し
■21327 / 3階層)  お詫びと次のお題
□投稿者/ イチカワ 一般♪(2回)-(2009/03/30(Mon) 03:31:33)
    すみません、
    うっかり次のお題を
    書き忘れました。


    次は…



    歓迎会



    でお願いします。



    イチカワ

    (携帯)
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