ビアンエッセイ♪

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Nomal ○前書き○ /ウォータァ (07/12/08(Sat) 19:51) #20347
Nomal 四角いハート /ウォータァ (07/12/08(Sat) 20:25) #20348
│└Nomal ウォータァさんへ。 /きゅん (07/12/11(Tue) 03:49) #20356
│  └Nomal きゅんさんへ /ウォータァ (07/12/15(Sat) 19:32) #20404
Nomal 四角いハート /ウォータァ (07/12/15(Sat) 19:25) #20403
Nomal 四角いハート /ウォータァ (07/12/21(Fri) 23:08) #20426
Nomal 四角いハート /ウォータァ (07/12/22(Sat) 02:20) #20427
Nomal 四角いハート /ウォータァ (07/12/24(Mon) 07:54) #20433


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■20347 / 親階層)  ○前書き○
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(1回)-(2007/12/08(Sat) 19:51:00)
    小説書く経験はあまりないけど頑張って書くので
    なんとなーく見てくれると嬉しいです vvv★
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▲[ 20347 ] / ▼[ 20356 ]
■20348 / 1階層)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(2回)-(2007/12/08(Sat) 20:25:54)

    ハートの形は人それぞれ

    例えば比較すると
    愛を育む恋人同士と、片思いしてる今の私みたいな子。

    二人で作るハート、愛の形はとっても綺麗に見えて羨ましい事この上なく・・
    私といったら歪できっと、なんじゃこりゃ?な創作物
    ハートの原型さえなく、そのピンク色の物体を私は抱えあげてオロオロするばかり
    どんなに手を加えたって変な物になっていく。
    でも、どうにもならないからって投げ出したりしないよ

    だって
    そのまま放置されたハートがどうなるか知ってる?


    ハートは心の一部。

    きっとヒビ割れてそこから
    小さなバラの花が咲くから

    愛してほしいとトゲいっぱいの小さな小さなバラの花が…
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▲[ 20348 ] / ▼[ 20404 ]
■20356 / 2階層)  ウォータァさんへ。
□投稿者/ きゅん 一般♪(1回)-(2007/12/11(Tue) 03:49:19)
    なんか切なくてきゅんとなりました。
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▲[ 20356 ] / 返信無し
■20404 / 3階層)  きゅんさんへ
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(5回)-(2007/12/15(Sat) 19:32:37)

    ありがとうございます。

    自分がこうだったらー・・とよく考えますね
    まだ、未熟で更新も遅いですが
    自分の書きたいもの、書こうと思います。


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▲[ 20347 ] / 返信無し
■20403 / 1階層)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(4回)-(2007/12/15(Sat) 19:25:04)
    2007/12/15(Sat) 19:25:54 編集(投稿者)
    2007/12/15(Sat) 19:25:44 編集(投稿者)

    いつも側にいる

    …って、ちょっとツライ。


    愛してるし、これが恋だと確信しているけれど
    実らない思いを前にして私はどうしようもなく佇んでる。


    「奈々野ぉ?今日の晩御飯何にしようか?」
    「…青汁」
    「バカッ(バシ)」

    投げつけられたクッションをうまくキャッチしてそのままお腹の下に下敷きにする。
    ソファーに寝そべった私は今から食べる晩御飯のことより、エプロンを身に着ける真央ネェの事ばかり気になっていた。

    真央ネェはピンクがとっても似合う。
    ハタチ過ぎててお酒も飲める年になったけど、行動や容姿はまだまだ子供っぽいし、ヌイグルミとか集めたりしちゃってる。
    でも、たまに三日月目で笑うその瞳の奥は、月夜に照らされた水面の様に黒く、キラキラ光輝いてて、初めて会った時は動揺して、多分私、凄い目つきになってたんだと思う。
    真央ネェを怖がらせてしまった。


    真央ネェは私のお姉ちゃん。

    真央ネェは私のお姉ちゃん。


    四年前、私のお姉ちゃんになった。
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▲[ 20347 ] / 返信無し
■20426 / 1階層)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(6回)-(2007/12/21(Fri) 23:08:29)
    「小川真央って言います。初めましてっ」

    「・・・」




    睨み付けることなかったよなぁ…

    テレビそっちのけでソファにうつ伏せになり、目を瞑る。

    (あ…なんか寝そぉー…)
    テレビから流れる流行の曲。
    けれど、私の頭の中は
    あの日の懐かしい蝉の鳴き声が聞こえ始めていた。



    ・・・・・・





    (…なぁーは良いこだぁ…)






    ・・・・・・・





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▲[ 20347 ] / 返信無し
■20427 / 1階層)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(7回)-(2007/12/22(Sat) 02:20:36)

    夕焼け空に高らかと鳴く蝉の声
    遠くでカラスの群れが彼方夕闇へと途切れる頃
    折れ曲がった腰を支えるようにゆっくり、のんびり歩いてくる一つの影。
    それが、ばーちゃんだった。


    「なぁーご飯だよ」


    昔から人見知りが激しく一人で遊ぶのが好きな内気な私。
    父親もいないし母親もいなかった唯一の頼りが、ばーちゃんだった。

    「手ぇ洗っといで、今日は楽しかったかい?」

    ごつごつシワだらけのの手
    大きくて温かくって、陽だまりみたいにころころ笑ってた。

    居間でお茶を飲むばーちゃん

    テレビ見てはしゃぐばーちゃん

    白髪交じりのばーちゃん



    よく、頭を撫でてくれた。



    大好きなばーちゃん

    「なぁーは良いこだぁー、えらかったなぁ」

    (ばーちゃ・・・)


    「あはははははっ」


    (!・・・)
    けたたましくブラウン管から流れてくる笑い声に私ははっとして飛び起きた。

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▲[ 20347 ] / 返信無し
■20433 / 1階層)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(8回)-(2007/12/24(Mon) 07:54:51)

    「奈々野…?大丈夫?」

    「ん…平気。」

    あぁ、寝てたんだっけ…。


    私を半ば半強制的に夢から断ち切らせたテレビに少し腹が立ちながら、だらしなく体を起こしてぼーっと天井を眺めた。
    そんな私を心配したのか、真央ネェは手元にあったタオルで手早く手を拭くと足早に駆け寄ってくる。

    「奈々…」

    「ばーちゃんと会ってきた。」

    真央ネェは私に異変があるとすぐ風邪じゃないかとかって心配してくれるから
    心配させないために真央ネェの顔を見てにっこりと笑う。

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