ビアンエッセイ♪ [One Tree All Message]

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I love only you /琉維 (08/04/13(Sun) 14:13) #20785
`├` NO TITLE /琉維 (08/04/13(Sun) 14:33) #20787
`├` 第一章‐淡く切ない恋‐　Prologue /琉維 (08/04/15(Tue) 15:05) #20793
`├` 楽しみ /ざく (08/04/27(Sun) 22:46) #20810
`├` ざくさんへ(≧▼≦) /琉維 (08/04/29(Tue) 09:59) #20813
`├` 第一章‐淡く切ない恋‐① /琉維 (08/05/09(Fri) 15:32) #20821
`├` 第一章‐淡く切ない恋‐② /琉維 (08/05/22(Thu) 15:40) #20832
`├` 第一章‐淡く切ない恋‐③ /琉維 (08/06/06(Fri) 13:15) #20890
`├` 第一章‐淡く切ない恋‐④ /琉維 (08/07/06(Sun) 09:06) #20979
`├` 第一章‐淡く切ない恋‐⑤ /琉維 (08/11/03(Mon) 15:27) #21167
`│└` 続き楽しみです /鶴 (08/12/01(Mon) 23:16) #21183
`├` こんにちは(・∀・)ﾉ /琉維 (08/11/03(Mon) 15:40) #21168
`├` NO TITLE /あ (08/11/03(Mon) 20:38) #21169
`├` あさんへ /琉維 (08/11/04(Tue) 09:30) #21170
`├` NO TITLE /ざく (08/11/27(Thu) 01:32) #21182
`├` 鶴さんへ /琉維 (08/12/02(Tue) 09:18) #21185
`├` ざくさんへ /琉維 (08/12/02(Tue) 09:05) #21184
`└` 第一章‐淡く切ない恋‐⑥ /琉維 (08/12/05(Fri) 13:03) #21190

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■20785 / 親階層)

　I love only you

□投稿者/ 琉維一般♪(1回)-(2008/04/13(Sun) 14:13:51)

2008/12/04(Thu) 12:05:40 編集(投稿者)

あの日、

初めて君を見た時から、

きっと好きになっていたんだって思うんだ。

君の事を好きだと自覚するのは、

もうちょっと先の話なんだけど……。

(携帯)

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■20787 / 1階層)

　NO TITLE

□投稿者/ 琉維一般♪(3回)-(2008/04/13(Sun) 14:33:57)

2008/04/15(Tue) 15:17:22 編集(投稿者)

初めて書くので至らない点があるとは思いますが、お付き合いください。

(携帯)

[ 親 20785 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 20785 ] / 返信無し

■20793 / 1階層)

　第一章‐淡く切ない恋‐　Prologue

□投稿者/ 琉維一般♪(4回)-(2008/04/15(Tue) 15:05:52)

2008/04/30(Wed) 12:34:57 編集(投稿者)

　｢好きだよ。｣

　｢愛してる。｣

なんて、友達とかによく冗談で抱きついて言い合ったりもしたけど、君にだけは言いたくなかったんだ。

僕が誰かにそういう事するたびに君が傷ついた顔しているのには気付いていたけど…。

でも本気で好きになった君だから冗談でもそんな事を簡単に出来なかった。

それに君は普通に男性と付き合っていたから、僕は君の変化に気付いていない振りをした。

そのほうが自分達の為にいいんじゃないかって思ったんだ。

結局それが自分達の首を絞めることになるなんて思ってもいなかった。

あの時までは………。

(携帯)

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■20810 / 1階層)

　楽しみ

□投稿者/ ざく一般♪(1回)-(2008/04/27(Sun) 22:46:02)

作品楽しみに待ってます
(*≧∀≦*)

(携帯)

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▲[ 20785 ] / 返信無し

■20813 / 1階層)

　ざくさんへ(≧▼≦)

□投稿者/ 琉維一般♪(5回)-(2008/04/29(Tue) 09:59:58)

こんな拙い文章を楽しみにして頂けるなんて思ってもいなかったです(*^□^*)有難うございますm(__)m

ゆっくりになるとは思いますがこれからも書いていきますのでよろしくお願いします(≧ω≦)

(携帯)

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■20821 / 1階層)

　第一章‐淡く切ない恋‐①

□投稿者/ 琉維一般♪(6回)-(2008/05/09(Fri) 15:32:33)

今日は中学の入学式で、こういう堅苦しい事が嫌いな僕にとっては退屈としか言いようがなかった。

そんな退屈な式も終わり、早く帰って寝たいと思っていた僕は、

「芹澤さんってカッコイイね。」
「琉維って名前芹澤さんに凄く合ってる。」
「琉維って呼んでもいい？芹澤さんだとなんかよそよそしい感じがするし。」

と、クラスの子達からの質問攻めに早速足止めをくらった。

(携帯)

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■20832 / 1階層)

　第一章‐淡く切ない恋‐②

□投稿者/ 琉維一般♪(7回)-(2008/05/22(Thu) 15:40:32)

2008/12/04(Thu) 12:30:28 編集(投稿者)

僕はその質問に対して、

「ありがとう。でも全然カッコ良くなんかないよ。
　君達の方が可愛くて魅力的だと思うしね。」
「自分もこの名前凄く気に入ってるんだ。
　こんないい名前付けてくれた両親に感謝しないとね。」
「いいよ。みんなの好きなように呼んでもらって構わないからさ。」

ニッコリ微笑みながら返事を返すと、何故かみんなの顔が赤くなった。

何で急に顔が赤くなったのか考えていた時、

「琉～維～～～！！」

後ろから僕の名前が呼ばれて振り返ろうとしたが、それよりも早く、

　ガシッ！！！

と、走ってきた勢いのまま誰かが抱きついてきた。

「うわっ！！！」

突然の出来事に反応が遅れてまともに衝撃を受けてしまった。
何とか倒れず持ち堪える事が出来たが、危険な事に変わりはない。
僕の知る限りこんな事する奴は一人しかいないので、

「香織！急に抱きつくのは危ないから止めろって、いつも言ってるだろ。」

振り向きながら注意をしたら、少し口調がキツくなってしまった。だが、

「だって入学式が終わったら迎えに来るって言ったのに、
　なかなか来ない琉維が悪いんじゃん！！
　琉維に変わって折角私が迎えに来たのにそんな言い方しなくてもいいじゃんか！！！」

何故か逆に怒られてしまった。この理不尽な怒りを顕にしてるのは、
小学生の時に隣の家に越して来て以来の親友で木崎香織という。

越して来た香織が通う新しい小学校は、僕と一緒でクラスも一緒、
なんと席は僕の隣だった。

僕達はいつも一緒にいるようになった。登下校や教室では勿論、
休みの日ですら一緒に過ごしていた。

何故僕が香織に対してそこまでするのかというと、
僕と香織の両親に聞かされた事実と、どうしてもと頼み込まれたからだ。

(携帯)

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■20890 / 1階層)

　第一章‐淡く切ない恋‐③

□投稿者/ 琉維一般♪(8回)-(2008/06/06(Fri) 13:15:31)

2008/12/04(Thu) 12:31:49 編集(投稿者)

それは香織達が越して来て１ヶ月が過ぎ、僕と香織の家族が一緒に夕飯を食べた日の事だった。

ご飯を食べ終えて皆で話をしていた時、僕の妹達が香織を連れて２階に上がって行った。
妹達は凄く香織に懐いていて、僕抜きで遊ぶ事が多かった。

だから僕がいなくても別にいいだろうと思い、自分の部屋に戻ろうとした時、

「琉維、大事な話があるからこっちに来なさい。」

僕は父さんに呼び止められて振り返ると、
真剣な顔した僕の両親と悲痛な顔した香織の両親がいた。

普段ふざけてばかりの両親が真剣な時、
今から真面目な話をするというサインだったりする。
だから僕も父さんの正面に座り、真剣に話を聞く姿勢になる。

「話っていうのは香織ちゃんの事なんだ。」

父さんは僕がソファに座ったのを確認し、早速話を切り出した。

「香織さんの事？何かあっ……た………って、
　まさかこんな時期に越して来たのと関係あるんじゃ！？」

僕がそう聞くと、

「琉維、これから父さん達が話すことは全て真実だ。
　信じられないかもしれないが最後まで落ち着いて聞いて欲しい。」

父さんの有無を言わせぬその雰囲気に僕はただ頷くしかなかった。

(携帯)

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▲[ 20785 ] / 返信無し

■20979 / 1階層)

　第一章‐淡く切ない恋‐④

□投稿者/ 琉維一般♪(9回)-(2008/07/06(Sun) 09:06:14)

2008/12/04(Thu) 12:33:39 編集(投稿者)

父さん達の話はこういうことだった。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

香織は５年生のクラス替えで、仲の良い友達とはクラスが別々になってしまったが、
それでも自ら積極的に話しかけて、友達を作っていった。

１ヶ月も経つ頃にはクラス内に幾つかのグループが出来ていた。
香織は特定のグループを作らず皆と仲良くしていた。

初めはそんな香織のことを気にもせず仲良くしていたクラスメイトが、
１学期の終わり頃から様子がおかしくなっていった。

だが、気付いた時には遅く夏休みが迫っていた。
休み中友達から誘いを受け遊んでいた香織は、
夏休みが終わる頃には皆の様子がおかしかった事など忘れてしまっていた。

２学期が始まると夏休みの出来事が嘘のように皆の様子が激変した。

挨拶は勿論、休み時間などの先生の目に付かない場所ではシカトされ続けた。
逆に授業中や先生が近くにいる時は、
必要以上に話しかけてきたりして仲の良さを強調していた。

そんな学校生活を２ヶ月続けた香織だが、とうとう限界を越えてしまい、
１１月に入ってから学校に行こうとしなくなった。

初めは体調が悪いということで学校を休んでいたが、
４日目には香織の母親が具合も良くなったから学校に行かせようとした。
すると、部屋に鍵を掛け閉じこもってしまった。

香織の初めての行動に戸惑い、夜ゆっくりと話を聞くことにした。

そしてその夜、香織から話を聞いてみると、クラスの皆からシカトされてる事を話し始めた。

先生にも何度か相談したけど先生と香織の前とじゃ、
クラスの子達の態度が全然違うので全く相手にしてくれなかった。

香織は１人でずっと、クラス内のいじめに立ち向かっていた。

香織の両親はこのまま香織を今の学校に通わせることは困難だと感じた。

それなら思い切って前々から考えていた一軒家に越して、
香織を転校させることにした。

しかし、良い物件がなくて途方に暮れていた時、
偶然僕のお父さんに会って相談してみたら、
偶々空いていた隣の家を紹介した。

そして先月、全ての手続きが終わり隣の家に越して来たところだった。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

香織の父親の話が終わり、内心予想以上の衝撃を受けている僕がいることに気付いた。

その僕に対し父さんは、

「この機会に話しておきたい事がもう一つある。
　取り敢えずお前が落ち着くまで待つから話を聞ける状態になったら教えてくれ。」

そう言った。まだ混乱している頭でなんとか一度だけ頷いた。

それから僕は頭の中を整理する為、ゆっくりと瞳を閉じていった。
その時チラッと見えた時計は８時を過ぎたところだった。

(携帯)

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▲[ 20785 ] / ▼[ 21183 ]

■21167 / 1階層)

　第一章‐淡く切ない恋‐⑤

□投稿者/ 琉維一般♪(1回)-(2008/11/03(Mon) 15:27:32)

2008/12/04(Thu) 12:35:38 編集(投稿者)

心の整理が着いたところで閉じていた瞳を開ける。
そしてどれくらい時間が経ったのかと思い時計を見るために顔を上げる。
すると自分が思ってた以上の時間が経過していた。

しかしそんなこと気にしている場合じゃないと思った僕は、
父さんに「もう大丈夫」と一言伝えた。

そしてそれを聞いた父さんは目を閉じて大きく深呼吸したあと口を開いた。

「話したい事というのは琉維、お前の事なんだ。」
「僕のこと？僕なにかしたっけ？」

僕は家族の前でだけ一人称を『僕』にしていた。
香織の両親がいるのに一人称を『僕』にしたのは、
これから長い付き合いになるだろうし、
この人達は信じられるから自分を偽る必要は無いと判断した為だ。

「いや、お前は何もしてないよ。悪いのは全部父さん達なんだ。」
「父さん達が悪い？何で？何の話をしてるの？」

僕は父さんの言いたい事が分からず首を傾げた。

「これから話す事が琉維にとってマイナスになるのは必至だ。
　だがお前なら時間がかかってもそれをプラスにする力があると、
　父さん達は信じてる。
　だから今話す事にしたんだ。」

そう言った父さんは僕を見て困ったような悲しいような顔をした。
僕は今まで父さんのそんな顔を見たことが無かったから、
これからの話の内容に言い様のない不安を感じていた。

それと同時に何故かは分からないがなんとなく、
妹達や香織にはこれから話される事を聞かせてはならないような気がしていた。

(携帯)

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■21183 / 2階層)

　続き楽しみです

□投稿者/ 鶴一般♪(1回)-(2008/12/01(Mon) 23:16:11)

面白いです
応援してます

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■21168 / 1階層)

　こんにちは(・∀・)ﾉ

□投稿者/ 琉維一般♪(2回)-(2008/11/03(Mon) 15:40:07)

お久しぶりです。
前回投稿日より約４ヶ月も空いてしまいました。
きっとこの小説を読んでくれてる方はいないでしょうが、これからはもう少しマメに投稿していこうと思ってますので、よろしくお願いします。

(携帯)

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■21169 / 1階層)

　NO TITLE

□投稿者/ あ一般♪(1回)-(2008/11/03(Mon) 20:38:08)

私は読んでますよ。続きも楽しみにしてます。
頑張ってくださいね。

(携帯)

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■21170 / 1階層)

　あさんへ

□投稿者/ 琉維一般♪(3回)-(2008/11/04(Tue) 09:30:42)

有難うございますm(__)m
これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします(*^_^*)

(携帯)

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■21182 / 1階層)

　NO TITLE

□投稿者/ ざく一般♪(1回)-(2008/11/27(Thu) 01:32:40)

更新お待ちしてますね
風邪などひかれませんように

(携帯)

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■21185 / 1階層)

　鶴さんへ

□投稿者/ 琉維一般♪(5回)-(2008/12/02(Tue) 09:18:18)

コメント有り難うございます。なんとか今週中に１・２話UP出来そうです。
応援して戴いてる鶴さんの為にも頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

(携帯)

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■21184 / 1階層)

　ざくさんへ

□投稿者/ 琉維一般♪(4回)-(2008/12/02(Tue) 09:05:26)

やっと更新の目処がたちました。今週中には１・２話UPする予定です。もう暫らくお待ち下さい。

(携帯)

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▲[ 20785 ] / 返信無し

■21190 / 1階層)

　第一章‐淡く切ない恋‐⑥

□投稿者/ 琉維一般♪(6回)-(2008/12/05(Fri) 13:03:01)

2008/12/25(Thu) 13:09:42 編集(投稿者)

僕は父さんが話し始める前にどうしても確認したい事を聞く為に口を開いた。

「ねぇ、父さん。」
「なんだ？」
「今から話すことって香織や有美・有里に聞かれちゃいけないんじゃないの？
　多分有希ねぇは気付いてると思うけどね。」

僕のその問いに父さんは勿論、母さんや香織の親まで驚いた顔をしていた。

そんな中、逸早く我に返った父さんが僕の質問に質問で返してきた。

「琉維、何故そう思ったんだ？」
「う～ん、なんとなく。
　敢えて言うなら父さんの真剣な顔と、
　香織や有美達がいなくなってから話を始めたとこかな。
　それに、父さんも母さんも家族内で秘密を作るのとか嫌いな人だから、
　有美達に聞かれてもいい話なら皆がいるときに話すと思うし。」

そこまで言うと４人は又、驚いた顔のまま固まってしまった。
そして今回は香織の父親が最初に我に返り僕に話しかけてきた。

「琉維君、否、ちゃんの方がいいのかな？」
「どちらでも良いですよ。」
「じゃあ、琉維君って呼ばせてもらうよ。
　それで琉維君は、いつ頃気付いて、どこまで知っているんだい？
　それから有希ちゃんも気付いてるというのは本当かい？」

そんなやり取りの最中に父さん達も我に返って、
真剣な表情で話をきいていた。

「いつ頃って聞かれてもはっきりとは覚えてないんだけど、
　疑問に思い始めたのは５年前の有美と有里が生まれた時かな。」

そう言うと僕は立ち上がり紙と鉛筆を用意した。
そしてその紙に『有希・琉維・有美・有里』と書き、テーブルの上に置いた。

(携帯)

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