ビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

ツリー一括表示

Nomal SとM(仮題) /ゆい (20/11/17(Tue) 16:53) #22393
Nomal Re[1]: SとM(仮題) /ゆい (20/11/17(Tue) 17:20) #22394
  └Nomal Re[2]: SとM(仮題) /ゆい (20/11/17(Tue) 17:57) #22395 完結!


親記事 / ▼[ 22394 ]
■22393 / 親階層)  SとM(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(7回)-(2020/11/17(Tue) 16:53:48)
    官能的な文章に挑みます。苦手な方はここから先は読まないでね。
    -------------------------------------------------------------

    「痛いからそれはやめて欲しい。」
    Sが激しく動かすから、言った。
    「どうして?旦那さんとは楽しんでるでしょう?」
    「…。」
    また始まった。Sは機嫌が悪いみたい。何か答えないと。
    「そういうの使わないし、旦那とは冷めてる。」
    「冷めてなかったら、抱かれてない?」
    「違う。私はSが好きだよ。」
    「好きなのに、気持ち良くないの?」
    答えれば答えるだけSは機嫌が悪くなる。
    どうしよう。ここ何日か連続で続いてるから、私、少し疲れた。
    「やっぱ、男の方が良いもんね。」
    そう言うと、Sは電池で動く小さな器具を壁に投げつけた。
    「大きな音をたてないで、お願いだから。隣の部屋の人が気にする。」
    「あ、そう。」
    そう言うとSはキッチンの方へ行ってしまった。
    きっとお酒を飲もうとしてる。
    嫌な予感がする。Sがお酒を飲むとロクな事がないから。
[ □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 22393 ] / ▼[ 22395 ]
■22394 / 1階層)  Re[1]: SとM(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(8回)-(2020/11/17(Tue) 17:20:54)
    Sがいないベッドは寒いから、私は下着とパジャマを着た。
    Sは私に背中を向けて、何か飲んでる。
    出会った時はこんなんじゃなかったのに。
    私が悪いのかな。
    でも、もう終わりかもね。何を言っても聞いてくれない。
    Sの背中がさよならって言っている気がする。
    「M。」
    急に呼ばれたから、ビックリした。
    「何?」
    「私の事、好き?」
    さっき、私、言ったと思う。同じ事を答えるの?
    「好き。」
    Sが私のいるベッドに来た。片手にはお酒を持ってる。
    「ごめんね全部。怒ってる?」
    「別に。」
    「私もMが好き。」
    Sが私のパジャマを脱がし始めながら言った。
    これ、反則なんだよね。
    それに優しく触ってくれる。
    「何本でイく?」
    「2本が好き。」
    「じゃあ、2本でするね。今日は人差し指と中指。」
    時間は計ってないけど、私は5分後くらいには、大満足してしまった。

[ 親 22393 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 22394 ] / 返信無し
■22395 / 2階層)  Re[2]: SとM(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(9回)-(2020/11/17(Tue) 17:57:47)
    私は抱き合って眠りたいのに、Sは行為が終わると直ぐにベッドから離れる。
    タバコの匂いがする。
    あれだけ、やめてと言ってるのに。
    そして、また私に背を向けてお酒を飲み始めた。
    黙ってる時のSは何を考えてるんだろう?
    本当に私の事が好きなのかな。
    「M。」
    それ、やめて。ビックリするから。せめて、“ねぇ”を付けて。
    「うん。」
    「どうして、どうして僕達は出会ってしまったんだろう。」
    「それ、知ってる。ユーミンでしょ。」
    Sは直ぐに返事をしなかった。
    ん?続きは“二度と会えなくなるなら”じゃない?
    一瞬、怖くなった。
    Sの背中が少し震えてる。
    泣いてるの?
    「S、泣いてるの?」
    「泣いてない。」
    「何かあるなら、言って。」
    「何もない。」
    「…。」
    少しの沈黙の後、Sが呟いた。
    「離れないで欲しい。」
    「離れないよ。」
    「本当?」
    「本当。だから、少し眠って。」
    Sがベッドに来たから、私も眠った。
    これも、反則だよ。いつも優しくして欲しい。
    でも時には反則も許さないと。
    私は側にいたいから。

完結!
[ 親 22393 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/


Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -