| 私の車によりかかり、寝ていた。 近寄り頬を触った起きない。 まわりを確認したホッぺにキスをした。 『初めて先生からしてくれたね』 やられた寝たふりだった。 どっちが大人かわからない。 だが、今日はお祝いの日。しかも、すごくプレゼントがうれしかった。 「送ってってあげる」 『ん、ありがと。』 車に乗り込んだ。 「ありがとう本当にうれしい」恥ずかしかったけどがんばって言った。 『約束、ピンキーリングは小指につけるから約束を守るんだよ。』無表情に言った。 「なにを約束するの?」 『言わない。けど守って』 「分かったわ。」 その約束は私たちにとって重大な事だったあとになって気付いた事。 あと、冬休み多分バイトしてたんだな。 だって値札がついていた。おこずかいじゃかえない額だったから。 こんなにもうれしいプレゼントは初めてだった。 こんなにもうれしい誕生日は初めてだった。 あきは手を伸ばしてきた、私と絡み合った手。 なんでよ!!もうついちゃった! 『ありがと、また明日だね』 あと少しだけいたいでも、「うん、ありがと。」 ガチャン! あーー淋しい。 トントン 横を向いた。アキが首もとから何かを取り出した。 ぺ・ア・だ・よ ネックレスのチェーンに通していた。
(携帯)
|