ビアンエッセイ♪

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■14747 / ResNo.30)  NO TITLE
  
□投稿者/ ! 一般♪(1回)-(2006/05/29(Mon) 00:52:34)
    あげ

    (携帯)
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■17169 / ResNo.31)  Re[2]: NO TITLE
□投稿者/ miya 一般♪(1回)-(2006/11/04(Sat) 21:05:41)
    続きがとっても気になる〜、お休み中かな??
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■17210 / ResNo.32)  miyaさんへ
□投稿者/ mama' 一般♪(1回)-(2006/11/10(Fri) 20:53:32)
    久々に見て、びっくりしました。
    中途半端になげてしまって申し訳ないやら、レス嬉しいやら・・。
    間、あいてしまいますが、ちゃんと書きますねm(__)m
    また、よろしければお待ちしてます

    (携帯)
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■17248 / ResNo.33)  わお!
□投稿者/ miya 一般♪(2回)-(2006/11/16(Thu) 18:57:25)
    はじめまして。
    続きを書いて頂けるなんて、とってもうれしいです。
    ありがとうございます。
    無理をせずに書いてくださいね。楽しみにしています。


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■17426 / ResNo.34)  スマイルストリップ 23
□投稿者/ mama' 一般♪(2回)-(2006/12/07(Thu) 18:50:26)
    言葉通り麦茶を出した。

    未樹を見ると、わかりやすく緊張してて
    つられて私も言葉をためらってしまった。

    グラスの水滴がやたらと気になるような

    イヤな沈黙。


    どうしたらいいのか・・
    何から話せばいいのか・・


    あぁ。

    そういえば、今までこういう気まずさがなかったのは、
    未樹だったから・・なんだね。
    いつも、こういう間を埋めてくれていたんだね。


    無理に笑わなくたって、つながりはちゃんと作れるし
    少し位の気まずい瞬間なんて、いくらでもなかったことにできるんだってこと。

    私さ。

    未樹と一緒にいて
    初めてわかったよ。

    未樹と友達にならなかったら、ずっと気付かなかったかもしれない。


    でもね。

    からかいながら私の髪に触れるその手の感覚は


    どうしても、思い出とワンセットなの。


    杉山先生が、
    私だけの「先生」だったときの。

    私のお姉ちゃんの

    「恋人」

    だったときの。



    (携帯)
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■17427 / ResNo.35)  スマイルストリップ 24
□投稿者/ mama' 一般♪(3回)-(2006/12/07(Thu) 18:53:50)
    2006/12/07(Thu) 22:48:41 編集(投稿者)
    2006/12/07(Thu) 18:56:24 編集(投稿者)

    杉山先生と初めて会ったのは、中二の半ばだった。
    下がる一方だった当時の私の成績。
    それにうんざりした両親が呼んだ家庭教師として、先生は現れた。


    「大丈夫。
    理子ちゃんにはさ、
    ちゃんと理子ちゃんの賢さがあるんだから。」


    自信たっぷりに言い切って笑うから、胡散臭い感じすらした。


    Be動詞

    +、−の概念


    そんなホントに初歩の初歩から、のんびりと

    授業は始まって。


    二ヶ月。


    やっと学校の進度に追いついた頃

    胡散臭さよりも
    尊敬が

    押し付けられてる感よりも
    楽しさが

    わいてきた。


    尊敬と恋心のスパイラル。


    そのゴールに、
    先に着いていたのがお姉ちゃんだったなんて、
    まるで嫌がらせみたいじゃない。

    耳に残ってるの。

    早退して、自分の部屋で寝てた私
    私に気付かず、先生と帰ってきたお姉ちゃん

    セミの鳴き声

    ベッドのきしみ

    密やかな笑い声・・


    薄い壁一枚を隔てて
    いないふりをする私は
    なんてマヌケなんだろ
    って
    思ったよ。





    未樹・・・

    私、全然

    優等生なんかじゃない。


    何もかも、
    ちっともうまく出来なかったもの。

    (携帯)
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■17436 / ResNo.36)  スマイルストリップ 25
□投稿者/ mama' 一般♪(4回)-(2006/12/08(Fri) 23:12:06)
    出された麦茶はもうぬるくて、氷なんてみる影もなかった。

    「だからね、妹なわけじゃない?私はさ。
    だからきっと
    先生も冷静になれなかったんじゃないかなって・・。

    だから・・未樹が気にやむ必要ないんだよ。

    未樹は関係ないのにね。」

    理子は曖昧に笑った。

    「関係ないとか言われると、ちょっと寂しいかも」

    やっと私は口を開いた。

    うん・・寂しい。

    「・・ごめん。」

    「素直だと、困るよ。」

    うん・・・困る。
    すごく困る。

    でも、泣かれるとさ
    もっともっと

    困る。


    抱きしめたくなる。


    「泣かないでよ。」


    私の手が伸びた。


    「泣かせてよ」


    ひっくひっくと、理子の背中が揺れた。


    この揺れを
    止めらるのは、


    私じゃない。



    それが
    もどかしい。


    もどかしくて
    もどかしくて


    手に力が入ったのは、

    だから・・

    だと


    思った。

    (携帯)
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■17437 / ResNo.37)  こんばんは。
□投稿者/ miya 一般♪(4回)-(2006/12/09(Sat) 00:06:08)
    更新、ありがとうございます。
    杉山先生と理子の関係が少し分かりました、切ないですね。
    秘めた想いが溢れ出しているんでしょうね。
    こういう設定には、かなり惹かれてしまいます。
    これからの3人の関係がどう変化していくのか、とても楽しみです。

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■17468 / ResNo.38)  NO TITLE
□投稿者/ りょう 一般♪(1回)-(2006/12/14(Thu) 08:16:47)
    すごいおもしろいです!切なくて泣きそうになりました。。。
    これからも頑張ってください!

    (携帯)
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■17470 / ResNo.39)  miyaさんへ
□投稿者/ mama' 一般♪(5回)-(2006/12/14(Thu) 23:55:18)
    2006/12/15(Fri) 00:08:19 編集(投稿者)

    こんばんは。
    書きますとお約束してから・・一ヶ月近くお待たせしてしまったのに
    また嬉しくなってしまうコメントを頂きまして。ありがとうございます。
    miyaさんからの言葉がきっかけで再開したというか、
    むしろ、なかったら書いてなかったと思います。
    のんびりですが、ちゃんと丁寧に進めたいな〜と思います。
    楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

    (携帯)
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