ビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■16480 / ResNo.70)  皆さんへ─
  
□投稿者/ エビ ちょと常連(98回)-(2006/09/16(Sat) 12:05:21)
    昴さん─

    初めましてご主人さま(笑)
    お名前はよく存じ上げておりました。
    エビです。
    “罠”は昴さんが続いていただいたんですねー。光栄です♪
    「パンダと虎」は今でも時々ご感想を頂き。
    しっとりよりお笑い系だなと。
    自己を振り返る次第でございます(笑)
    ありがとうございました。


    たこさん─

    Toたこさん、
    Fromえび。
    イカさんが揃えば完璧…(笑)
    初めまして。
    長らくお目に留めていただいていたようで嬉しいです。
    一年って早いなぁと思う今日この頃…。
    何せまだまだ子供ゆえ、ジタバタしてる事も多いんですが(あれま)
    過ぎていく時間を大切にしていきたいなと。
    思っています。
    ありがとやんした♪


    皆さんへ─

    小説ちょくちょくアップしています。
    まとまりが無く申し訳ありませんが…。
    1〜番号のふってあるものは順に読んでください。
    宜しく♪




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16481 / ResNo.71)  でへ♪
□投稿者/ エビ ちょと常連(99回)-(2006/09/16(Sat) 12:08:25)
    んー……。
    ん。んん…。


    眠っているベッドの端が沈んだ事に気付いて目を開ける。


    そっとそっと。
    私を起こさないように布団を抜けていく彼女の背中。


    7時?8時?
    ふたり、明け方近くまで戯れに興じていても。
    彼女はいつもこうして私より先に起きる。


    …………。


    かすかな物音。


    パタン─


    冷蔵庫から冷たいお茶を出し。


    シュ─


    煙草に火をつけてる。



    寝ぼけた目を頑張って開くと…。


    座椅子に座る彼女は。
    天井に向かいふわっと煙を吐いていた。



    私と一緒にいる時には見せない、
    静かな瞳。静かな横顔。


    …………。



    何を。
    考えてるのかな。


    な。



    かまって欲しいなー。


    なー…なんて。



    パフパフ─


    枕の空いている部分を叩く。



    「ん?」


    気付いた彼女がこちらを見て煙草を消す。


    「おはよ」


    優しい声の後で。
    おでこに感じる、
    掌と唇の感触。



    そこには、いつもの笑顔と温かい声がある。



    …んふー。



    怠惰な朝─



    “おはよう”を心の中で呟き。
    ニヤつく私の顔。



    「おいで」


    ベッドの中、
    広げられた腕に吸い込まれるように頭を埋めると。



    ………んふ。


    また自然と眠くなって。
    …くるけれど。



    腰の辺りや胸に伸ばされた手に。
    身体は正直で─



    朧げな意識の中。
    定まらないキスを交わし。


    胸元に移動してきた彼女の頭を抱く。



    怠惰な朝─



    言葉少なに身体の欲求に身を任せ。
    白のブラインドから差し込む光を裸身に浴びながら。



    私は吐息を吐く。







    もそもそ…。


    昼前に届く時間。
    二度寝から先に目覚めるのもやっぱり彼女。



    「うん」


    「ん」


    「ん〜」


    「ん〜…」


    うん、とか。
    ん、で。
    会話が成立するのは私も不思議で。


    不思議な事は何だって答えを見つけたくなる私だけれど。



    怠惰な。



    怠惰な休日の朝─



    回らない頭で想うのは、これが精一杯。







    もう。








    もう離したくないよ。








    「お腹減った」


    私が言うと。


    「はーい」


    いそいそとベッドを出てキッチンに立つ彼女。





    パンを焼く彼女の横顔に─










    デヘ(謎)(赤)(幸)







    fin.





    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16482 / ResNo.72)  1─Mail from
□投稿者/ エビ 常連♪(100回)-(2006/09/16(Sat) 12:12:39)
    「……デヘ」


    「……ちょっと」


    「今日も綺麗やわぁ」


    「ちょっと聞いてんの?」


    「こんな綺麗な人が世の中におるねんなぁ」



    ─ムカ。



    「ちょっと!人の話聞いてんの!?」
    ドンっとテーブルを叩く。


    「んー?」
    とこちらを向いた彼女の顔は。
    伸びきった鼻の下、
    ぬけさく先生みたいな三角目…。



    「何だらしない顔してんのよ!」


    キー!!


    「きゃあああ…」


    助けてぇ〜、
    鬼嫁がイジめる〜、と。


    ゆり子さぁ〜ん、
    と。
    ブラウン管の中の想い人に助けを求めた。






    「バカでしょホント」


    翌日、職場の昼休み─


    サンドイッチを食べながら、同僚ミチルに同居人の愚痴を漏らす。


    「まぁねー。ゆり子さんの熱狂的なファンの男って多いしねー」


    ミチルは紅茶をすすりながら笑う。


    「ま、ね」


    男…ではなかったりするんだけど。


    「でも同棲生活上手くいってんじゃん?平和な匂いがプンプン」


    ミチルは笑うけど。


    「そーでもないよ。何かどんどん緊張感なくなってきて」


    「そなの?」


    「カノ…、彼、昔はすっごいスマートで頭も良くて素敵に見えたのに…」


    「最近は?」


    「“ゆり子さんからメールが欲しい!”ってわめいてた」


    「ハハ。バカだねー」


    でしょ?
    「私が言っても聞きそうにないし」


    「じゃあここは…」


    ん?


    ミチルは私の耳元でゴニョゴニョ…。







    ヒロさんへ─

    たまには家のことを手伝ったり、彼女さんを大切にしなきゃ駄目ですよ?
    家の中でもちゃんと身だしなみに気を遣って…。


    ゆり子。




    バカにつける薬は、
    バカメール。
    (どうだコノヤロ)






    「ただいま」


    その夜帰ると─



    珍しく私より早く帰宅していた彼女、
    ご自慢のシャツを着てパスタを茹でていた。


    いつもジャージなのに…。
    日本人なら白米だろ、が口癖のくせに…。



    その更に夜─



    久々にムード満点で迫ってきた彼女。




    「好きだよ」




    似合わない標準語は、ま、まぁ許すとして。
    (ちょっとクラっときたし)





    「好きだよ、ゆり子さ……」





    さすがにそこは。






    「何ですってぇ?」


    キー!!





    「きゃあああ…」









    グーとパーで殴っておきました。









    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16483 / ResNo.73)  2─Call to
□投稿者/ エビ 常連♪(101回)-(2006/09/16(Sat) 12:17:09)
    「お疲れ様でしたー」


    「お疲れ」



    PM7:00─


    定時より2時間が過ぎているけれど、ちょうどいい。
    ソワソワ待つよりはずっといい。


    着替えを済ませ地下鉄に乗り。


    ふと─


    ランチタイムを一緒に過ごした同僚の顔を思い出す。


    幸せな夕食を囲んでいるであろう姿を想像して。
    胸が暖まった。





    「……だいま」


    返事のない呟きを発し、暗い部屋の電気をつける。


    ─シュ


    缶ビールの蓋を開け一口舐めたら。





    ……RRR



    早めに電話しておこう。



    ─毎度ありがとうございます。



    私の恋人はよくモテるけど。



    ─かしこまりました。今夜10時ですね。



    電話をすれば、
    必ず駆けつけてくれるから。









    ピンポン─



    「どうぞ」



    「お邪魔します」



    その夜の彼女は、
    大きくスリットの入ったワンピース姿。


    …幼い顔に酷く似合わない華美な服。


    店の方針を恨みたくなる。



    「よかったらビール飲んで」


    「ありがとうございます」


    彼女と私、
    部屋のソファに腰かけるが。


    「…………」


    「…………」


    「シャワー浴びてくるね」



    この部屋での逢瀬はもう両手に届き。


    やましさから来るぎこちなさや妙な雰囲気作りは、不要なものになった。



    サー…。


    不要になった事は、
    良いのか悪いのか。


    熱いシャワーを浴びて思う。



    客。
    商売。
    お金。
    仕事。


    客観的事実と。



    私の中に生まれ始めた気持ち。






    「お待たせ」


    シャワーを出て部屋に戻ると─


    「…………」


    ベッドの縁に座り俯く彼女がいた。



    「どうしたの?」


    声をかけると。



    「……みたい」


    「ん?」


    「なっちゃった、みたい。予定より。大分早くて」


    申し訳なさそうにそう答えた。



    ………。



    「ごめんなさい」


    「んーん」



    嬉しくて。
    愛しくて。







    「ねぇ、肉じゃが余ってるんだけど。一緒に食べない?」






    その日初めて─


    彼女は家族の話をしてくれた。
    高校生になる妹がいるんだ、と。


    その日初めて─


    彼女は私の名前を呼んでくれた。
    ミチルさん、と。





    来週─





    ご飯に行こうと。






    約束をした。








    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16484 / ResNo.74)  3─Perfume of
□投稿者/ エビ 常連♪(102回)-(2006/09/16(Sat) 12:20:48)
    「茜ー。ご飯行こー」


    彩からの誘いに。


    「ういー」


    と返事をして席を立った。


    カチャカチャと鳴るお弁当を下げ、向かう先。


    定番の屋上?
    残念。うちの学校屋上の扉にはデカい鍵。


    中庭のベンチ?
    残念。二年の私達にあの特等席に座る権利はまだない。


    グラウンド。
    その端の、
    大きな藤の木の影で。



    シュポ─


    まずは火を灯す。


    彩がふぅっと吐いた煙は太陽の白に交じり消え。
    私がふぅっと吐いた煙は砂の茶色によく映えた。




    「食べよっか」


    「うん」


    「茜のお弁当っていつも美味そうだよね」


    彩は羨ましそうだ。


    「そうかな」


    「色とりどり。お姉さんが作ってくれてるんだっけ?」


    「うん」


    「優しいー」


    「…そかな」



    ─デリヘルのバイトとかしちゃってるんだけどね。



    「あ、でも最近の姉ちゃんさ…」


    「ん?」


    「ん、何でもない」


    「何よー。ふふ」



    最近、さ。
    よく笑うようになったんだよね。







    藤の花が風に揺れ、
    彩の顔に影を落とす。


    大きな木にもたれていると、背中からエネルギーが伝わってくる気がして。


    「…………」


    「…………」



    気がつけばふたり、
    目を閉じていた。



    「彩とよく来たよねー。ココ」


    「うん」


    バカだなと思う。


    「彩の背中に毛虫落ちてきた時もあったっけ」


    「ハハ。あれはビビったー」


    バカだよ。


    「…………」


    「…………」



    口を突く言葉は、
    “最後”を意識させるものばかりだ。




    「彩。さ…」




    「ん?」





    「…………」


    「…………」



    ─その手を。



    「…………」


    「…………」



    ─握りたい。







    「彩、私さ…」




    お互い踏み込む事はできないだろうって、分かってたから。



    キーンコン─



    鳴り響いたチャイムも。


    言えなかった、
    “忘れないで”も。
    “手紙書くね”も。



    踏み込む事はできないだろうなって分かってたから。


    分かってたから。





    分かってたから、
    平気なのに─










    あの日からも変わらず。



    私の昼食の場所は
    藤の木の下。





    青空に溶けるSevenStarsの白い煙。






    何もかも。







    彩が教えてくれた。







    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16485 / ResNo.75)  4─Fool with
□投稿者/ エビ 常連♪(103回)-(2006/09/16(Sat) 12:24:08)
    「あ、カテキョの時間」


    午後4時。
    そろそろ準備を始めなければ。


    「えーもう?」
    名残惜しそうに私の胸に触れてくる太い腕。


    「も1回シたいー」
    私の足の間に挟みこまれるすね毛の足をほどいて。


    「ダーメ。時給オイシいの」


    ラブホを出た。



    「じゃね」


    彼と別れターミナル駅に向かう。


    大学で授業を受けている時間とセックスに費やしている時間、
    果たしてどちらが長いんだろうとボーっと考えながら。


    快速を待つホームで─



    ひとりの少女に目が留まった。


    私が教えている生徒とは別の制服に身を包んだ女子高生。



    ……おいおい?
    飛びこんじゃ駄目よ?


    そうツっこみたくなるような目で。
    見つめる先。
    手元には。
    一通の白い便せん。


    ………?


    少女はキュっと唇を噛み。
    てく、てく…。



    ストン─



    丸めた手紙を、
    駅のゴミ箱にin。



    …あれま。
    ラブレター?
    渡せなかった手紙?


    小さなイタズラ心
    、ゴミ箱の前を通る時そっと一瞬中をのぞいてみる。


    便せんの表には。





    “茜へ─”



    そうあった。







    分かんないなぁ…。
    あー分かんね、
    最近の女子高生。


    カテキョ先の家へ向かう5分の道のり。
    そんな事を思いながら小さな石を蹴る。



    ピンプン♪



    「あ高瀬先生。今日お母さんいないんです」


    「そなの?」



    トントン、
    二階への階段を昇りながら。
    私が受け持ったこの子は分かり易い子でよかったなと思う。


    品行方正、
    成績優秀。


    ああ楽チン。





    「じゃあ英語から始めよっ…」
    か?


    「先生」


    「?」


    「キスマークついてる」


    「!?」


    「嘘」


    クスクスと笑い、
    ベッドに座るその子は…。


    「でも男クサいのはホント」


    その子は…。


    「止めてよね。ここ来る前にヤってくんの」


    その、子は……。






    「欲情すんじゃん」




    そう言って私の耳たぶを噛んだ。








    あー、
    分かんない。




    さっぱり分かんない。最近の高校生。








    こんな撫で方。


    こんな挿れ方。


    こんなかき回し方。


    こんな舐め方。


    こんな絡め方。





    こんなキス。







    「………っ」








    私はまだ教えてない。









    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16486 / ResNo.76)  5─Silence is
□投稿者/ エビ 常連♪(104回)-(2006/09/16(Sat) 12:28:37)
    「乾ぱぁぁぁい」


    ガチガチとぶつかる3つのジョッキ。


    「じゃあ…。改めて自っ己紹介〜!」


    私の隣、友人のケイがハイテンションな声を上げた。


    「じゃあ私から。ケイです!24」


    ……ん?私?


    「タエ。同じく24」


    私達ふたりの顔を優しく見つめながら、向かいの彼女。


    「ユリ。歳は…。キミ達よりはだいぶオバさんかな。ふふ」


    長い睫毛を揺らす。


    「とーんでーもなーい!」


    ぶんぶん首を振るケイ。


    「ユリさんがこんな綺麗な人だったなんて…。鼻血出そうになりまつた。ナハハー!」


    ケイの言うことは正しい。


    出会い系。
    初飲み。
    2対1。


    今夜彼女が現れた時…。


    その巻髪に、
    その泣きボクロに。
    年上女の圧倒的な色気に。


    “ごくり─”


    私もケイも唾を呑んだ。



    是非とも一度お手合わせを願いたいのは、ケイ然り。私然り。


    まぁ正直。
    ケイに負ける気はしてないけど?





    「ユリさん営業されてるんだ〜。スゴいなぁ」


    「ふふ」


    「でもこんな綺麗な人に進められたらツボでも何でも買っちゃう!」


    「ケイちゃんてば」


    会話はケイのペース。
    これは想定内。



    「タエちゃんは大人しいのね。普段何してるの?」


    ほらね?
    お酒をくゆらせて時折微笑を浮かべていれば、興味はあちらから示してくれる。


    「バイトしながら音楽やってる。妥協した社会人にはなれない」


    ジンライムの氷をカランと鳴らして目線を落とせば。


    「そうなんだ…」


    完璧。


    肘をついた手に顔を乗せ私を見つめてる。


    …言うだろ?ケイ。


    沈黙は金なり。
    黙する事以上に、
    人を惹きつけることはない─


    ってな?



    その後も会話は。
    ケイ6、彼女3、私1。
    そんなペースで進み…。



    「トイレ〜」


    ケイがトイレに立った。



    ちゃー…。
    ンス。



    あくまでクールに、
    言葉は少なく。


    「………」


    「………」



    絡みつけ視線。



    「ねぇ、タエちゃん…」



    ほらキタ。



    今夜はこれから駅前のラブホ?




    「あのね…?」




    悪いねケイ。
    彼女頂くよ。







    「今ドキ流行らないわよ?カッコつけるの」





    …へ。






    「今夜はケイちゃん。頂くわね」








    Silence is,






    Gold?




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16487 / ResNo.77)  6─Because of
□投稿者/ エビ 常連♪(105回)-(2006/09/16(Sat) 12:32:24)
    5杯、否。7〜8杯は呑んだな。ああ呑んだ。
    それから…。
    あの子を送ろうと家まで行ったんだ。ああ行った。
    ほいでお茶くらい飲んでってって言われて部屋に上がって…。


    ん、上がったな。


    したらあの子“眠ーい”なんてベットに転がり始めたんだ。


    頬はほんのり赤くて、
    唇は濡れてて…。



    ガバチョ!



    ああ。
    いったな。



    やっちゃったよ。




    はぁ………。





    ダルーい身体を抱えて家に帰る途中。


    “今日何時にする?(ハート)”


    書いたメールと気分の重さのギャップにため息をつく。


    浮気明けの今日は、
    彼女と逢う予定。



    “何でもない日にデートをドタキャンしても、今日はちゃんと逢う理由”




    「はよ」


    「ふふ。おはよ」


    シャワーと着替えと、
    ファブリーズ代わりに香水を振って他の女の匂いを消し。


    彼女の家にやってきた。


    「何か食べる?」


    「んー、いいや」


    「昨夜は遅かったの?」


    ─心拍数が10上がる質問。


    「いや、ずっと寝てたよ。ユリは遅かった?」


    「友達二人と飲みに行ってた」


    コーヒーを作るユリの背中は、そう答えた。


    「そっか」


    “友達って誰?なんて今日は訊かない理由”



    「ユーリー…」


    「あら。甘えんぼね」


    “いつも以上にゴロゴロと甘える理由”



    「ユリ─」


    「ん…もう…。いきなり?」


    “いつもより優しく”
    “いつもより激しく求めてみる理由”




    理由。



    それは─






    贖罪。




    自分のやましさを消したいから、いつもより優しくなる。


    笑顔を見ることで相殺する後ろめたさ。



    “浮気”
    それは─






    罪と贖罪の、終わりなき旅。








    「あ」



    ん?



    「何。この背中の引っかき傷」



    ………え。



    「真新しいんですけど」



    …………。





    忘れてた。






    旅に終わりは必ずやって来る事。







    「何してたの?昨日」



    額に突きつけられた銃口。



    領海を犯しロシア船に囲まれた私に、
    逃げ場はない。







    何を、
    していたか、
    って…………?







    カ。








    カ…。











    「カニを穫ってただけなんですぅ…」









    つづく。


    かも(笑)




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16493 / ResNo.78)  
□投稿者/ ちび 一般♪(4回)-(2006/09/16(Sat) 16:13:16)
    2006/09/16(Sat) 16:15:17 編集(投稿者)

    『ピンプン♪』



    ───?




    えーっ!

    ピンプンなの―?



    と、変なところに反応した、ちびです。

    すまん。バカで。



    ★祝『つちエビ』ちゃん再結成★

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16509 / ResNo.79)  お二方へ
□投稿者/ リトルK 一般♪(1回)-(2006/09/17(Sun) 06:09:09)
    どもどもm(__)m投稿が二回とも文字化けして削除もできなくてテンパったリトルです(笑)これも化けたらイヤだなぁ(*_*)
    ともあれ。
    歯車はまた、廻り始めたようですね。
    これからもその歯車が廻り続けることに、ささやかな祝福とエールを。
    リトルでしたm(__)m

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/

<前のレス10件 | 次のレス10件>

スレッド内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 >>

このスレッドに書きこむ

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -