ビアンエッセイ♪

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■16664 / ResNo.10)  再会
  
□投稿者/ かなう 一般♪(5回)-(2006/09/28(Thu) 03:08:41)

    ひとつめの再会は恋の目覚めと抱擁を。


    ふたつめは寂しさを。


    みっつめの再会は、
    ただ、ただ…、

    貴女への苦しさでした。




    私が貴女を好きでいた理由は今になってもまだよく解らないままです。
    私には貴女が世界一可愛い人に見えていたし、
    それが恋ゆえの盲目と言うならまさにそうでしょう。

    きっと好きになってしまう人だから
    好きになっていたんです。


    貴女が優しくしてくれた記憶は一つも私から零れ落ちる事なく私の中にあります。

    けれど、
    それは私が貴女を想う心より、貴女と一緒にいられた少女時代そのものの瞬ゆさでした。

    私は貴女と一緒にいたあの頃の自分を好きでした。
    あの頃、私は貴女を慕ってはいたけれど
    恋してはいなかった。

    私は子供でしかなかった。

    私は人を亡くし、
    心を閉じ込めて、貴女すら捨てて
    最愛の記憶だけを抱いて、学校を辞め、
    友達とも連絡を絶ち
    耐え切れない喪失のなかですべてから逃げて生き延びた。

    それくらい幼かった。


    貴女との再会が私を蘇生させたんです。
    でも、
    貴女は最愛ではなかった。
    最愛は亡くしたあの人
    一人きりです。

    貴女も愛していた
    あの人です。

    貴女との再会は私に記憶を呼び起こさせ
    涙と抱きしめてくれた体温が私を戻してくれました。


    貴女の記憶に在った
    その私が、
    私を私が思い出す熱となったんです。


    私は一人を亡くしたけれど、もう逢えないけれど
    生きていけるんだ
    生きなきゃいけないんだと思えたのはあの再会の夜でした。


    私は貴女を愛しはじめました。
    恋慕い、焦がれました。
    それは
    最愛だった一人だけの一人にすら感じた事のない、
    欲でした。


    だけど絡まった現状の糸は鞠玉の様に解ける事はなく。

    私は貴女を諦めようとしたのです。
    他の人に惹かれ、
    過ごし、

    そしてすぐに飽きました。


    結局は貴女でした。


    貴女をやっぱり好きでした。





    それでも、
    私はついに理解しました。


    貴女は
    私を選ばない。


    貴女は貴女だから。

    私も私でした。


    もう本当にさよならです。

    好きでした。

    好きでしたよ。



    貴女はやっぱり世界一可愛いく見えるけれど

    この想いを
    此処に置いていきます。



    いつか、

    また逢えた時
    貴女が私を見てくれたなら私の最高の仕事を貴女に見せてみせます。

    私はそれだけで
    きっと嬉しい。


    だから、さようなら。

    大好きでした。




    End


    最後まで読んで下さってありがとうございました。

    次のお題は
    「How To Love」でお願い致します。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16666 / ResNo.11)  「How to love」
□投稿者/ ゆう 一般♪(1回)-(2006/09/28(Thu) 22:29:56)
    どうしたらいいのか分からず
    戸惑いながら押したダイヤルボタン。


    受話器の向こうの君がなにを言っても、素直に聞けなかった。
    それでも焦点のずれたり、かすったりの会話が延々と続く。
    私が話す内容も、中身がなくなってきていた。


    そうして声がかすれて、
    最後の最後に言ったのは、


    「ありがとう。」


    いつの間にか、涙は乾いていたから。




    ☆次は「背中あわせ」でお願いします☆

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16674 / ResNo.12)  背中あわせ
□投稿者/ 金丸 ファミリー(185回)-(2006/09/29(Fri) 20:16:30)

    背中伝わる温もりに

    安らぎと幸せを感じる


    けど

    君と私の視線は

    交わることもなく反対へ向かう



    木漏れ日の中

    太陽照る中

    落ち葉舞う中

    雪揺らぐ中


    私と君は背中あわせ。


    鼻歌混じり

    お互いを背中で抱きしめる。



    『気持ちいいね。』

    『今度どこ行こうか。』


    『来月いつ逢おうか。』


    『あ、雲綺麗。』


    『ホラあっち見て。月も綺麗。』



    視線交わることなくとも

    背中に温もりがある



    『ねぇ』

    『んー?』

    『待たせてゴメン。』

    『んー。いいよ。』


    君の死角で


    私は


    優しく笑う





    ----------------------------

    次のお題は

    『時計』

    でお願いします

    (携帯)
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■16682 / ResNo.13)  時計
□投稿者/ 蓮 一般♪(6回)-(2006/09/30(Sat) 20:01:03)
    「あれ、おソロじゃん?」

    君と、友達の腕とにはまっている色違いの時計。

    「うん、誕生日にもらったんだ」

    笑って言う君。あぁ、そうかと、後から話を聞いて納得した。



    私は、君の一番でありたい。

    それは『恋人』としてではなく、『友達』として。

    それはずっと昔に誓ったことだから。今さら覆ることなどない。

    『今』だから、お互いが悟った後だから、余計に。


    君とは刹那的な付き合いはしたくないんだ。終わりがあることをよく分かっているから。

    一度超えてしまえば、もう後には戻れない。

    それはお互いが一番分かってる。


    だけど、なんだろう。この気持ちは。

    私のモノでもないのに。

    君を奪われた気がするよ。


    君は私が一番だと言ってくれたけど、だけど、

    なぜか、不安が残る。


    でも、でも。

    君を信じてるから。



    ***********************

    次は『隣の席』でお願いします。
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■16691 / ResNo.14)  隣の席
□投稿者/ さぼ 一般♪(1回)-(2006/10/01(Sun) 10:05:57)
    がたっ

    隣の席から聞こえる、椅子をひく音。
    あぁ、今日も数学の時間は寝るのか
    と、隣を見ると案の定机に突っ伏して動かない。いつもこうだ。むしろ彼女の寝顔を見るのは習慣になっている。
    授業を聞こうと、黒板に向くと、隣から手がのびてきて、さらさらと何かをノートに書いた。
    ノートを見ると

    『寝顔を見るのが趣味なのか、私を見るのが趣味なのか、わからないよ?』

    顔に血が溜まっていくのが分かった。

    ==================

    お粗末でした。
    次は『ストレス解消』で

    (携帯)
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■16733 / ResNo.15)  ストレス解消
□投稿者/ 蓮 一般♪(7回)-(2006/10/06(Fri) 23:08:45)
    ねぇ・・・。お願いだから、全部溜めないで??

    あんたっていつも、ギリギリまで溜め込んで、一杯一杯になって、

    そこまでならないと話してくれないんだから・・・


    私は怒鳴られようが、切れられようが、なじられようが、絶対嫌になんかならないよ。見捨てたりなんかしないよ。

    だって、私はあんたの事、好きだもん。

    大好きだもん。


    同じスポーツをする仲間として尊敬してる。プレーに憧れてる。惚れてる。

    友達として、同じ人間として、大好き。あんたの全てに惚れてる。


    そんな人を嫌いになれる?見捨てれる??

    そんなわけないじゃんか。


    私は自分自身に、ずっと前から誓いを立ててるんだよ。

    絶対にあんたを裏切らないって。

    世界中の誰もがあんたを否定しても、絶対に私だけは肯定し続けるって。



    だから私には、思いっきりぶつけていいよ。当たっていいよ。

    それが八つ当たりでも、私は苦でもなんでもない。


    ストレス解消って大切だよ??

    お願いだから、溜めないで。

    適度に吐き出してね?


    ****************************

    次は『すれ違い』でお願いします。
引用返信/返信 削除キー/
■16736 / ResNo.16)  すれ違い
□投稿者/ 映美 一般♪(31回)-(2006/10/07(Sat) 01:32:31)
    それは小さな諍いで、はじまった


    『どうしてわかってくれないの?』


    背をむけ 反対ホームへ駆け出す私


    電車に乗り込むまでに腕を掴んでくれる


    そう思ってた・・・


    発車のベルが鳴り響く 閉まるドア


    乗り込んだ車内の暖かい空気に


    雨にぬれたつま先が冷たい・・・


    反対ホームに滑り込んだ電車


    その電車に貴女は乗るはず



    動く窓に貴女の姿探すけど・・・見えない


    すれ違い・・・


    電車も心も・・・(涙)


    訊き慣れた音楽が手に持った携帯から流れる


    貴女からのメールだった


    『追いつけなかったよ^^; 次の駅で待ってて・・・』



                 ・・・to be continue



    次は【腕枕】でお願いします。



引用返信/返信 削除キー/
■16768 / ResNo.17)  腕枕
□投稿者/ 昴 ベテラン(231回)-(2006/10/09(Mon) 00:47:05)


    次の駅で降りて

    次の電車を待った


    貴女は…

    私が乗ったのと同じ車両に居たから


    すぐに見つけて

    そして乗り込む


    私の駅で降りる



    いつもはくすぐったいって嫌がるけど…

    今日は腕枕をねだっても

    いいでしょ?





    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

    次は【安らぎ】でお願いします。

    (携帯)
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■16774 / ResNo.18)  安らぎ
□投稿者/ 北原 一般♪(6回)-(2006/10/09(Mon) 16:14:20)
    『ねー、センパイ。』
    『おー、なんだね?後輩くん。』

    『センパイは、あたしといてドキドキしたりする?』

    『うーん…』

    『しないの?』

    『しないねぇ。』


    『…』


    『酷い。最低。鬼畜。変態。』

    『なっ!ちょ、ちょ、待ってよ!』

    『なに…。』

    『なんで怒る?』

    『…、…』

    『なんで泣くの。』


    『だって、』

    『ドキドキ、しないんでしょ?』

    『…』


    『好きじゃ、ないんじゃん。』


    『…』


    『あのさ。』

    『はい…』


    『ドキドキするから好き、ってわけじゃないんじゃない?』

    『はい…』

    『あたしはあんたといると落ち着くけど。』

    『なんつーか、安らぐ?、と思うの。』

    『はい…』


    『それに。全くドキドキしないわけじゃないよ。』

    『ほぇ?』

    『…っちょ、センパイっ。んっ…』


    ――――ったく。そーゆー顔されると、たまんないんだってば。―――――






    ************ありがとうございました(*^_^*)
    次は『お月見』で☆

    (携帯)
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■16785 / ResNo.19)  お月見☆
□投稿者/ 咲蘭 一般♪(1回)-(2006/10/09(Mon) 22:22:18)
    お題小説ラリーとは粋な〜項目みっけ〜
    始めての投稿させてくださいな (*^-'*)>





    お月見かぁ〜〜〜

    思い出すなぁ〜〜〜

    君はあのとき メールくれたね
    あの日のメールは画像付き 画像は月(つき)ウケネェ〜(爆)
    満月みて大騒ぎの君
    ねぇー、見てる ねぇー、見えてる?今夜 お月見しよー。
    仕事まだ、おわらないから 無理だよー。
    じゃあ メールでお月見しよう
    月にピースしてる画像に書いてたメッセージ
    「今夜なら狼になってもいいのにさ。」
    なりたかったよ   
    でも君はもういないんだよ。
    お月見かぁ〜〜
    君は 今頃また誰かに画像メールしてんのかな
    月にピースなんかしちゃってさ。






    お粗末でした<(_ _)>
    次の題「目隠し」でよろしく☆





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