ビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■16951 / ResNo.40)  ゆららさん♪
  
□投稿者/ 昴 ベテラン(245回)-(2006/10/17(Tue) 00:52:58)
    えーっと、ゆららさんは昴の愛人28号っと

    なるほどф(..)メモメモ

    …なんてネ(笑)


    何を仰いますやら

    ゆららさんは良い読者様ですよ


    昴のお話と一緒にドキドキしたり切なくなっ下さって…


    ゆららさんの大好きを態度で表すと…

    頭ナデナデって感じでしょうか(笑)


    ではでは、またお待ちしていますね

    ('-^*)/

引用返信/返信 削除キー/
■16952 / ResNo.41)  外伝 第6章 2
□投稿者/ 昴 ベテラン(246回)-(2006/10/17(Tue) 00:54:08)

    『ねえ愛純

    次の土日に何か予定はあるかしら?』




    今週の週末は…



    舞と遊園地の予定


    だけど卒業が近くなった

    この上級生の希望に

    出来るだけ応えてあげたい



    「ううん別に



    どうかしたの?」


    微笑んで答える



    『卒業記念じゃないけど


    愛純と小旅行がしたくて



    ねえ

    温泉に行かない?』


    「うんOK


    詳しいことは後で教えて」



    教室に着いたら

    舞に謝ろう

    ゴメンって







    舞はすぐに解ってくれた


    物わかりがよくて助かるけど


    その分だけ

    舞に甘えすぎてるかも知れない




    昼休み

    食堂のいつもの席に

    いつも通りに座り

    微笑んでいる誠




    「お待たせ


    それで小旅行って」


    『食べながら話しましょう



    一泊二日なのだけど


    おうちの方は大丈夫かしら?』



    「心配しないで

    それは大丈夫だと思う


    これでも家族には

    信用されているんだから」


    冗談めかして笑顔で言うと


    安心したような微笑みをくれる




    『じゃあ

    ここなんだけど…』


    パンフレットを開いて私に見せる



    『近くにスキー場もあるけど


    そちらの方がいいかしら?』

引用返信/返信 削除キー/
■16953 / ResNo.42)  外伝 第6章 3
□投稿者/ 昴 ベテラン(247回)-(2006/10/17(Tue) 00:55:32)


    「マコと一緒なら

    どっちでもいいけど…


    出来れば

    ゆっくりまったりの方がいいかな」

    笑いながら言うと


    『じゃあ

    ここで決定ね』


    パンフレットに大きな花丸を書いていた








    誠が自家用車(クルマ)を用意して

    温泉まで出掛ける



    お母さまの通勤車(リムジン)より

    更にゆっくり出来る感じ




    道中も旅の風情だから

    誠と私は

    電車を乗り継いで

    出掛けたかったのだけれど


    電車に不慣れな二人ではと

    お互いの家族に反対されて



    解決策がこれだった



    二人共社会人になって


    家族の干渉を受けなくなったら



    その時また

    一緒に旅行しようね




    それにしても


    気になっていたのは…


    誠の態度




    朝会った時から

    ずーっと塞ぎ込んだ顔をして

    テンションも低い



    初めての旅行なのに

    楽しくないのかな?


    自動車(クルマ)に酔って

    気分でも悪いのかな?



    それなら

    そーっとしておいた方がいいのかも?



    そう思ったけど

    どうしても気になって聞いてみた



    「マコ

    どうかしたの?


    さっきから

    ずっと静かだけど」

引用返信/返信 削除キー/
■16960 / ResNo.43)  外伝 第6章 4
□投稿者/ 昴 ベテラン(249回)-(2006/10/18(Wed) 00:20:43)


    『ごめんなさい

    愛純には隠し事は出来ないわね』



    『今日の宿泊先なのだけれど…



    私の思いつきが急だったせいで

    こんなところしか用意出来なかったのよ』


    残念そうに渡したパンフレットは

    予定していた温泉地の


    誠の家の系列の


    有名な高級ホテルだった




    『祖父に

    友人と温泉に行きたいと相談したのよ


    そうしたら父が

    系列のホテル全店舗に

    娘が友人と行くから

    空き部屋状況を報告するようにと伝えたらしいわ



    事もあろうに

    今日のお部屋はここなのよ…』


    誠が指差したのは


    パンフレットの見開きの写真


    そのホテルを代表するような

    スィートルームだった



    確かに

    高校生の私達には

    不相応なほど豪華なお部屋




    「確かにこれは豪華過ぎだけど


    言わなかった?


    マコが一緒なら

    それでいいって」


    「大人の事情なんかほっといて


    そこで二人で

    ゆっくりまったりしようよ


    せっかく

    マコと一日中一緒なんだから」




    「こちらこそ

    ごめんなさい


    マコの気持ちに気づかなくて」



    微笑みながら言うと


    誠の頬に涙が一筋光った

引用返信/返信 削除キー/
■16961 / ResNo.44)  外伝 第6章 5
□投稿者/ 昴 大御所(250回)-(2006/10/18(Wed) 00:23:40)


    自動車(クルマ)が静かに


    目的地の

    そのホテルの扉(ドア)の前に停まった



    運転手(ドライバー)よりも先に

    ドアボーイが自動車(クルマ)のドアを開く



    『いらっしゃいませ

    お待ち致しておりました

    お嬢様』



    そんな大人達の

    表面上の出迎えの挨拶に


    一瞬だけうんざりと言った顔をして


    すぐにニッコリと微笑む誠




    「お世話になります」

    ドアボーイに荷物を預け

    後に付いて歩く





    最上階がスカイラウンジ

    早く言えば…

    BARになっていて



    その一階下の

    フロアの大半を占める

    その部屋に着いた



    丁寧に室内の説明をしているけど


    半分位聞いて

    「ご苦労様

    ありがとう」

    と微笑み

    部屋から追い出すように下がらせた



    『愛純

    ごめんなさいね


    もっと和風な方が良かったわね』


    せっかく二人っきりになっても

    誠はまだそんなことを言っている



    「その分

    プライバシーも

    セキュリティーも万全でしょ



    素敵なお部屋だね


    今日は

    マコのおじい様とお父様に

    甘えさせて頂くことにしようよ」


    窓に近づき

    眼下の景色を眺めていると


    『ありがとう』

    誠に後ろから抱きしめられた

引用返信/返信 削除キー/
■16979 / ResNo.45)  外伝 第6章 6
□投稿者/ 昴 大御所(251回)-(2006/10/19(Thu) 23:57:30)


    誠との甘い時間が始まる



    ♪プルプル


    そんな時間を邪魔するように

    室内の電話が鳴る


    「はい」


    『お寛ぎのところを失礼致します


    私、当ホテルの支配人をさせて頂いております高瀬と申します

    これからご挨拶に伺わせて頂きたいのですが宜しいでしょうか?』


    誠の来訪に余程慌てているのだろう

    私が誠本人かを確認することさえ忘れている



    「少々お待ち下さい」


    「マコ

    ここの支配人さんが

    この部屋に挨拶に来たいって」

    手で受話器を塞いで言う


    『うん

    ありがと』


    『はい

    お電話替わりました



    はい


    それは構わないけれど




    わかったわ


    はい』


    受話器を置く


    『ごめんなさい



    だから

    ここはイヤだったのよ…』




    コンコン

    まもなくノックの音がした




    誠が直接扉(ドア)に向かう




    扉(ドア)の向こうには

    深々と頭を下げた初老の男性



    『失礼致します


    先程ご連絡を差し上げました高瀬で御座います


    この度は…』


    長々としている社交辞令を

    誠が我慢しているのが解る

引用返信/返信 削除キー/
■16981 / ResNo.46)   外伝 第6章 6 昴さんへ☆
□投稿者/ ゆらら ちょと常連(58回)-(2006/10/20(Fri) 01:53:43)
    うん。私も誠ちゃんと一緒の気持ち。。。心の声は。

    「来なくていいよぉ〜支配人〜。」もう〜。ぷうっ(・ω・)

    早くいちゃいちゃさせてあげたい〜♪昴さんもだよねっ?

    ちゃんと音読してますよぉ〜毎回☆続き楽しみにしながら♪

    寒くなったので温かくしてお過ごし下さいねっ☆
引用返信/返信 削除キー/
■16982 / ResNo.47)  NO TITLE
□投稿者/ ゆき 一般♪(3回)-(2006/10/20(Fri) 18:36:31)
    以前、名前の応募をさせて頂いたゆきです☆
    毎回ドキドキしながら読ませてもらってます♪
    マコちゃんのキャラを勝手に“押せA↑↑強気なお嬢様”と思い込んでたんだけど、全然違いましたね(^o^;
    どんでん返しがあるのか?!と思ってましたがちょっと切ない雰囲気もありつつ‥マコちゃんのコトをもっと知りたくなってきました☆
    更新楽しみにしております♪
    頑張って下さいね\(^O^)/

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17029 / ResNo.48)  ゆららさん♪
□投稿者/ 昴 大御所(252回)-(2006/10/23(Mon) 23:31:52)
    誠と愛純の二人が

    いちゃいちゃするには…もう少しかかるかな?(苦笑)


    ( ̄口 ̄)えーっ
    ゆららさん一人で音読しているんですかぁ〜
    昴の耳元で朗読して欲しいのに…なんてネ(笑)

    随分涼しくなってきましたので

    ゆららさんも風邪などひかれませんように

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17030 / ResNo.49)  ゆきさん♪
□投稿者/ 昴 大御所(253回)-(2006/10/23(Mon) 23:48:47)
    お久しぶりですね。

    ゆきさんに頂いた『マキ』はメイド長に頂きましたが

    今日はちょっとメイド長のご紹介をしますね…
    本編にはよく出て来たのに
    外伝で未だ出番のないメイド長ですが…

    昴の中のイメージでは『アルプスの少女ハ〇ジ』の『ロッテンマイヤーさん(←記憶が少し不確か)』を優しく柔らかくしたような雰囲気で…

    このメイド長がいなければ
    『ウチの屋敷はまわらない』と
    ご主人様(薫)から信頼を受けていて

    ご主人様(薫)と奥様(花純)の間を陰で取り持っていた女性です

    今後、お屋敷を舞台にする時は
    必ずそのお名前を使わせて頂きますので…


    最近更新がゆっくりで…ごめんなさい

    お楽しみ下さいね


             昴

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/

<前のレス10件 | 次のレス10件>

スレッド内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 >>

このスレッドに書きこむ

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -