ビアンエッセイ♪

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■17667 / ResNo.30)  昴さん^^
  
□投稿者/ 映美 常連♪(132回)-(2007/01/15(Mon) 01:43:55)
    昴さん^^

    ご心配ありがとうございます
    もう・・・大丈夫です^^

    昴さんの近況は、時々拝見しに
    伺っています^^
    相変わらず お仕事お忙しいみたいで・・・
    寒い時期 お身体に気をつけてくださいね

    睡眠はお得意なB型さんだから
    たくさんとってらっしゃるみたいで
    それは安心してますけどね^^
    でもちゃんとお布団で寝てくださいね(笑)

    いつも お言葉本当にありがとうございますm(__)m

                  映美

引用返信/返信 削除キー/
■17668 / ResNo.31)  【〜それぞれの愛〜意外な繋がり】B
□投稿者/ 映美 常連♪(133回)-(2007/01/15(Mon) 01:49:23)
    2007/03/13(Tue) 19:58:20 編集(投稿者)

    ・・・リツコって


    (人違いだろうか でも もしかして・・・)


    ミチコの電話の相手(リツコ)がどうしても気になった
    私はベットから降り階段を駆け下りた


    『ミチ姉〜待って〜〜!』


    玄関から、今出ようとしてるミチコを呼び止めた


    『あら エミーどうしたの そんなに慌てちゃって〜?』


    『ねぇ〜ミチ姉ちょっと訊いていい? いまの電話の相手って?』


    『えっ 仕事関係の人よ どうして??』


    『リツコさんていう人なの?』


    『うん そうだけど? エミ リツコを知ってるの?』


    ミチコは首を傾げる


    『そのリツコさんは、カメラマンで・・・写真展なんかも開いてた人じゃない?』


    『うん そうよ〜! エミとリツコ 知り合いなのか〜 びっくりだね・・・』


    『ううん 私はリツコさんとは、リツコさんの友人を介して知り合ったの』


    『そうなんだ〜 でもそんなに慌てて降りてきて聞く程 気になる人なの?(苦笑)』


    ミチコは私の狼狽する目に何かを察し 少し間をおいて訊いた


    『ねっ 友人って・・・もしかしてリツコのルームメイトだったルナさん?』


    『えっ〜ミチ姉 ルナも知ってるの?』


    ミチコの言葉で また私は混乱した
    (ルームメイトってことは・・・・一緒に住んでいたってことよね)


    『うん ルナさんとは、リツコの紹介でね タウン誌のブライダルの特集記事で取材
    受けてそれで2度ばかり会ったことあるのよ・・・』


    次の言葉が・・・出てこなかった 
    呆然とする私に ミチコは意味ありげな言葉を残した


    『しかし世の中狭いね〜(笑)でも・・・どんな出逢いにも
    出逢った意味は必ずあるのよネ・・』


    『・・・・』


    沈黙する私から視線を逸らし ミチコは腕時計で時間を確認する


    『あっ〜いけない マジ行かなきゃ〜!またゆっくり話そう エミ〜♪』


    『ごめんね ミチ姉〜 忙しいのに引き止めちゃって・・・』


    手を振り慌しくミチコはドアの外へ消えた・・・




    部屋に戻り・・・
    ドレッサーの前に座り鏡に自分を映してみた

     
    ミチ姉とリツコさん
    ましてルナまで知り合いだなんて驚きだった
    冷静に考えれば 仕事の繋がりなら3人共通する点は納得できる


    ・・・そんなことはどうでもいい


    ショックだったのは・・・
    リツコとルナが一緒に住んでいたということ


    きっと恋人同士だったに違いないよね
    もう終った恋なんだろうけど・・・

    それでも 二人は今でも友人関係でいる


    ・・・別にいいじゃない?
    ・・・ルナは今、わたしといるんだもの


    心の中で自問自答してみる
    だか・・・どこか割り切れない
    湿ったこの気持はなんだろう


    ルナがリツコを見る穏やかな瞳
    リツコがルナを語ったあの熱い瞳


    思い出すと・・・
    なんだかわからず涙が溢れた・・・


    私は ルナを心から愛している


    たとえ出逢って過した時間はまだ短くとも
    この深い底知れない想いは誰にも負けない


    ルナも私を愛してくれていると感じている


    でも・・・不安なの


    ルナ・・・
    あなたに時々感じる・・・なにかの影に
    あなたを奪われそうな気がしてならないの




引用返信/返信 削除キー/
■17684 / ResNo.32)  【〜それぞれの愛〜リツコ】C
□投稿者/ 映美 常連♪(134回)-(2007/01/16(Tue) 02:09:16)
    2007/03/13(Tue) 20:00:39 編集(投稿者)



    夕方 帰社し書類に目を通していた時
    ルナの携帯が鳴った・・・


    相手はリツコだった・・・


    『あ〜リッコ♪ この前 写真有難うね!助かったよ
    おかげで経費も浮いたことだし・・・お礼に食事ご馳走しようかな〜』


    『そんなのいいのよ〜私とルナの仲じゃない 
    う〜ん でもご馳走は・・・してほしいかも(笑)ねぇ〜ルナ 何時に終りそう?』


    リツコに待合せの場所と時間を告げ電話を切った


    エミとのデートをお預けして リツコと会うのは少し気が引けたが
    リツコには先日借りた 写真の返却と仕事の用件もあった。


    (仕事がらみでもあるし・・・今夜は許してね エミ)
    携帯のエミのメール画面に詫びた


    リツコは珍しく和食の店へと誘った


    この店は仕事で訪れて、湯葉を使った料理が美味だったと
    メニューを開き 得意気に料理の詳細をリツコは説明してくれる
    リッコの大きな瞳と形の良い唇が忙しく動く


    (昔からリッコのこの表情は変わらないな〜)
    頬杖をつきながらルナは微笑んだ


    『やだぁ〜ルナったら なんだかあきれた顔してない?
    おしゃべりだなぁって思ってるんでしょ(笑)』


    『ううん あきれてないよ〜 物知りのリッコには随分
    いろんなこと教えてもらったなぁって思ってたの(苦笑)』

     
    頷き見つめるリツコの瞳に・・・ルナはふっと昔のふたりが過った
    慌てて目を逸らし話題を変えた


    『そ、そうだ リッコ エミにコーヒーご馳走してくれたんだね〜ありがとう・・・』


    『うん 偶然見かけたの 思わず声かけちゃったぁ ルナの彼女なら是非お話したかったしね(笑)』


    馴染まない座布団に足を崩し リツコに問いかける


    『で・・・何話したの?』


    そんなルナの様子に
    私も、正座は苦手〜とリツコも足を崩す


    運ばれた お茶を一口飲みリツコが口を開く


    『何 話したのかな〜? 
    え〜とルナとの出逢いとか・・・あとは私の失恋話とか・・・(苦笑)』


    『失恋話って?もしかして・・・コウジのことも話したの?』


    『うん そうよ いけない?』


    リツコの瞳が少し曇る


    『う、ううん リッコの恋話だもん 自分で話したんだから別にいいんじゃない〜』


    そういう ルナの言葉に
    リツコは視線を落とし ポツリと答えた


    『私の好きになった人って なぜそんな人(同性愛者)ばかりなのかな・・・』


    リツコは悲しげな瞳でルナを見つめた・・・



引用返信/返信 削除キー/
■17691 / ResNo.33)  【〜それぞれの愛〜リツコ】D
□投稿者/ 映美 常連♪(135回)-(2007/01/16(Tue) 23:32:15)
    2007/03/13(Tue) 20:01:20 編集(投稿者)





    リツコの瞳になんて答えていいのか
    ルナは頭の中で言葉を探した


    気まずい空気が二人の間に流れた


    『リッコ・・・あのさ・・・』リツコに話しかけた時


    コンコンとノックの音がした


    〜お待たせしました〜
    和室の障子が開き注文の料理が運ばれた


    『いい匂い〜おいしそう〜♪ さぁ〜ルナ 食べよっ(笑)』


    いつもの笑顔に戻り箸を取るリツコ


    ・・・・よかった 
    でも 今日のリッコはなんだか様子が違う
    気のせいだろうか


    にこやかに料理に箸を運ぶリツコの口元を見つめた




    食事が終わると・・・
    近くにお薦めのcafeがあるとリツコが誘い移動した


    JAZZのスタンダードナンバーが低く流れている店内
    スモークブラウンの照明が漂う珈琲の香りによくマッチしている


    『ここもね 私のお気に入り店なの ここのブレンド美味しいのよ・・・』


    『ねぇ ここ禁煙席じゃないよね?』


    ルナは取り出したタバコを指に挟んで周りを見回す


    『大丈夫よ・・・ハイ どうぞ〜♪』


    リツコが後ろのテーブルの灰皿を取りルナの前に置いた


    『サンキュー 相変わらず気がつくね リッコ〜』


    『どういたしまして〜(笑)でも火までは点けてあげないよ〜』


    『あたりまえじゃん・・・』


    ルナは笑いながらライターを指で弾いた 


    テーブルに置かれたカップから香ばしい湯気が立ち昇る
    タバコの煙を手で追いカップに鼻を近づけた


    『なんだか この香り 懐かしく感じる・・・
    リッコ あの頃 よくコーヒー立ててくれたね・・・』


    『うん・・・美味しいって言ってくれる ルナの顔を眺めるのが楽しみだった・・・』


    目の前のリツコの視線を熱く感じる 
    ルナはタバコの煙の流れる先を追った


    『最近ね エミが言うの 身体によくないからあまり煙草吸うなって(苦笑)』


    『ふふっ そうなの〜まるで女房ね・・・ルナの恋女房エミ〜♪・・・ってなんか演歌みたいね(笑)』
    自分の表現が可笑しいとリツコは口元を押さえて笑った


    『あっ そうだ〜思い出した! 今日ね仕事でミチコさんと一緒だったの
    それでね〜驚いたことにミチコさんって・・・エミさんのいとこなんだって〜』


    『ミチコさんって?』


    『ほら〜もう一年くらい前かな〜?ルナが扱った特集記事で私が紹介した企画会社の人』


    『企画?・・・あ〜 思い出した! あの司会者の人ね♪』


    ルナの脳裏にミチコの顔が浮んだ 
    (あの人がエミのいとこだなんて驚きだ・・・)


    どうしてかな・・・
    ルナは頭の中で相関図を描いてみた
    エミと出逢って不思議と身近な繋がりが二人の間にあることに気づく


    実は、仕事で一緒した後に
    ミチコとはあるBarでも偶然会ったことがあった


    そのBarとは・・・とある“レディース・バー”だった



引用返信/返信 削除キー/
■17693 / ResNo.34)  はじめまして♪
□投稿者/ 都 一般♪(1回)-(2007/01/17(Wed) 17:07:51)
    感想書くの始めてです。
    ズット毎回楽しんで読んでま〜す♪
    映美さんの文章とこの物語がまるでテレビドラマ見てるみたいで落着いた大人の恋愛って感じがとても好きデス☆
    更新楽しみに待ってます〜ワクワク(^O^)






    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■17696 / ResNo.35)  映美さん♪
□投稿者/ 昴 大御所(313回)-(2007/01/18(Thu) 00:47:52)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    小説の更新が好調だから
    本当に、もう大丈夫みたいですね

    登場人物が増えて・・複雑に絡み合って
    頭の中に人物相関図を作りながら読んでます^^

    昴の方も人数増えて来て
    自分の為に本気で人物相関図作らなきゃって思ってますよ(汗)

    執筆も体調管理も・・頑張ろうネ、お互いに
引用返信/返信 削除キー/
■17709 / ResNo.36)  都さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(136回)-(2007/01/19(Fri) 03:28:19)
    都さん^^ 
    温かいお言葉とコメントありがとうございます

    筆者は大人の切なく哀しい恋を描きたいと投稿しました
    このような大きなサイトで、ちょっと冒険したかなとか^^;
    毎回不安な思いで書いていました
    でも こうして書き綴っていけるのも
    都さんや皆様のお言葉が私を支えてくれてこそです
    本当に感謝していますm(__)m

    少し長い物語になっていますが・・・更新頑張っていきます^^
    又 読んで頂ければ嬉しいです ありがとうございましたm(__)m


                    映美
引用返信/返信 削除キー/
■17710 / ResNo.37)  昴さんへ^^
□投稿者/ 映美 常連♪(137回)-(2007/01/19(Fri) 03:31:25)
    昴さん^^

    もう随分 昴さんとは長いお付き合いになっていますね
    小説が長くなればなるほど^^
    昴さんが身近に感じてきます

    人物相関図を執筆用に私も作っていますよ^^

    ふと、相関図を眺めてて・・・登場人物の
    各々キャラが個性的なのでそれぞれの
    物語を単独で書いても面白いかなと
    思ったりもして^^
    どうしましょう・・・ 
    また、どんどん物語が長くなりそうです(笑)

    夢中で書いてると 今夜もまたこんな時間に^^;
    そろそろ夢の中に入ります・・・おやすみなさい


                     映美
引用返信/返信 削除キー/
■17711 / ResNo.38)  筆者より
□投稿者/ 映美 常連♪(138回)-(2007/01/19(Fri) 03:37:16)
    いつもご愛読頂きありがとうございます
    とんでもなく長い物語になっています ルナ&エミですが^^;

    最初からご覧頂いている方ならお気付きだと察しますが
    PartTではエミの視点を中心に物語を描いていましたが

    このPartUでは、ルナとエミを取巻く両サイドの登場人物
    各々を(もちろん主人公と絡めて・・)クローズアップして
    描いていきます 
     
    ルナとエミと登場人物の繋がりを明確に読者様にお伝えしたい
    その目的が第一なんですが・・・
    筆者自身が書いてるうちに各々の人物キャラに興味を抱き(笑)
    Story展開の構想が広がったこともひとつの理由です^^

    拙い筆者の長編ですが・・・
    最後までもう少しお付き合いください 

    よろしくお願いいたしますm(__)m

                        映美
引用返信/返信 削除キー/
■17712 / ResNo.39)  【〜それぞれの愛〜リツコ】E
□投稿者/ 映美 常連♪(139回)-(2007/01/19(Fri) 03:48:15)
    2007/03/13(Tue) 20:01:58 編集(投稿者)

    (しかし・・・意外な繋がりね・・・)


    煙草を取り出すルナにリツコがすかさず言った


    『ルナ 吸いすぎは身体によくないよ!・・・って・・・エミさんの代わりに忠告よ(笑)』


    『はいはい〜(苦笑)これ1本で終わり 今日はもう吸いません〜』


    タバコケースをバックにしまうルナの指先をリツコが見つめる


    『ミチコさんね ルナとエミさんの事ちょっと勘付いてる感じだった・・・』


    『うん・・・だろうね 別にいいよ・・・悪いことしてるわけじゃないし(苦笑)』


    ルナはレディース・バーでグラスを傾けて
    語りあったミチコの顔を再度思い浮かべた


    ♪〜


    ルナの携帯が鳴った  エミからのメールだった


    煙草を灰皿でもみ消しながら目を通した
    メールの内容にはミチコのことも書いていた


    ルナは返信の言葉に迷った・・・
    ミチコのことをリツコに訊いたと書けばまた
    こうして一緒にいる経緯から説明しなくていけない


    《エミ・・・あとで電話で話そう》 そう一行書いて送信した


    隣で同じく携帯を開いていたリツコがルナに問う


    『ねぇ 今からルナの部屋に寄ってもいい?』


    『う、うん いいけど?どうしたの・・・』


    『ほら 預かってもらってるケースあるでしょ?その中に探したいものがあるの
    その用件で、ルナに電話したのにご馳走で・・・すっかり忘れてた(笑)』





    ルナの部屋の前
    鍵を取り出すルナに・・・リツコは呟く


    『この部屋のスペアキー処分しちゃった・・・。
    だからもう勝手にはこれないね ルナ』


    ドアを開けると同時にルナが答えた


    『勝手にくる理由もないでしょう・・・』


    『冷たいのね ルナ・・・(苦笑)』


    このルナの部屋を2年前までふたりでルームシェアしていた
    2年前リツコは部屋を出た
    出た理由のひとつは仕事場の移動で通勤が不便になったこと 
    そしてもうひとつの理由は恋の結末だった


    『リッコ 適当にしてて・・・仕事の件で電話しなきゃだから・・・』


    ルナが電話している間
    リツコは懐かしそうに部屋を眺めてまわった
    洗面とシャワールームの狭い空間に立ったとき
    鼻先を霞めるやわらかい香りがした


    リツコはふっと思い出した


    ・・・そうだ あのコロンまだあるかな?
    (ルナのことだからきっと処分してないよね・・・)

    洗面台の下の扉を開いてみた


    ・・・あった あった♪


    ピンク色の小瓶を手にとって見た
     

    ・・・もう 捨てなきゃね どうしょう持って帰ろうかな?


    リツコが思案しているとき
    ルナのいるリビングから電話のコール音がした


    ・・・もしもし あっ エミィ〜♪ 
    うん ごめんね 今帰ったとこなんだ


    エミと話すルナの声が聞えた


    リツコは手に持ったピンクの小瓶を
    元に戻し静かに扉を閉めた・・・



引用返信/返信 削除キー/

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