ビアンエッセイ♪

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■17648 / ResNo.10)  みぃさんへ
  
□投稿者/ 花恵 一般♪(9回)-(2007/01/12(Fri) 21:27:27)
    ありがとうございます!すごくうれしいです。
    もう、泣いちゃってます。
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■17653 / ResNo.11)  ブルーオンピンク8
□投稿者/ 花恵 一般♪(10回)-(2007/01/13(Sat) 14:43:44)
     ・・恥ずかしくて顔を覆ってた両手を利香ちゃんの手がそうっと左右に広げます。
    涙目・・紅潮した頬・・・かくかくと震えてるあたしの体・・
    ささやくように「まじ?キスで逝っちゃったの?・・」利香ちゃんの息も
    あがってて、やっぱり少し赤くなってる。
    「・・・すげ・・・興奮する。ほんとかよ。・・」

    「うぅ・・」
    あたしもこんなのはじめて・・・といおうとしたそのとき・・・
    「電話だよ!早くでなよ!」・・お笑い芸人の声。ママからの着信音・・・
    息を整え受話器を耳に当てました。

    「・・ママ?」

    受話器の向こうはパーティ会場。ざわざわとにぎやかな音
    ママじゃない声が遠くで「・・・だいじょうぶよぉ・・まだゆっくりしてなさいよ」
    利香ちゃんのママのろれつの回らない声です。

    「いえ、子供もいるし・・今日のところは・・・・・あ!知恵?・・ごめんね。
    ママ酔ってるみたい。でてきてちょうだい。なかなか帰れそうにないの」
    「わ・・わかった。」

    ブラウスをきて髪を整え利香ちゃんが差し出す香水をからだにふりまく。
    バーバリーのベビータッチ。「あんたのにおい・・」
    やめて・・離れたくなくなる・・そんな風に耳元でささやかないでほしい・・・
    こんな風に誘惑する相手はわたしだけじゃないんでしょ?・・・
    パタパタとわざとあわただしくリビングへむかう。

    ドアをあけるともう目が点・・大人の酔っ払いだらけ
    部下が部長さんのネクタイ頭にまいて「こらぁ!ぶー!!!」
    「すずきくぅん!!ごめんちゃあいい」

    「君だけが君だけがたよりなんだよぉ・・利香は娘の利香は・・僕を嫌っちゃってるの」
    初めに会った時とは一変、利香ちゃんのパパ、社長さんもへべれけで帰ろうとするパパに
    取りすがり・・ネックレスの留め金が前後ろになったママが
    必死で携帯でタクシー呼んでる脇で、利香ちゃんのママが「パトカーでも救急車でも
    よんでみやがれ!!わかってんのか!ごぉらぁ!!逃げるな!帰るな!」なんて叫んでる・・

    挨拶どころではなく酔っ払いたちを振り切り三人でタクシーにのってほっとして・・
    ・・(メアドも携帯の番号も・・聞けなかったな。)
    制服にのこった香りくんくんしながら、考えるのは利香ちゃんのこと。
      (聞いてもくれなかった)
    ・・・もちろん、次があるのかなんて・・・期待しないほうが幸せってこと?
    今は何も考えられない・・・


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■17654 / ResNo.12)  NO TITLE
□投稿者/ 世羅 一般♪(1回)-(2007/01/13(Sat) 16:05:00)
    可愛い汨アき楽しみにしてます
    頑張ってください

    (携帯)
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■17655 / ResNo.13)  世羅さんへ
□投稿者/ 花恵 一般♪(11回)-(2007/01/13(Sat) 19:17:31)
    ありがとうございます。
    頑張ってといわれると、ホントに頑張れちゃいます。
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■17656 / ResNo.14)  ブルーオンピンク9
□投稿者/ 花恵 一般♪(12回)-(2007/01/13(Sat) 20:14:30)
     『こんなのへんだよ、やめようよ』
     『スカートめくるのやめてくれない?』
     『変態』『セクハラ!』

    ・・・・神様あの日私がいった言葉全て取り消したいの!
    この次があったら・・もっと大人のあたし。そう、下着だってもっと貴女をキュン!
    とさせるような・・黒のレースとか?・・・・そして自分からプロのストリッパーの
    ように、誘うようにブラウス脱いで・・・キスを・・・もう一度ちゃんと・・

    「・・・輩!!」

    「!!?先輩!!」
    「知恵!!!」

    「・・へ?」

    「気持ち悪いなぁ・・なに一人でくねくねしてるんです?」
    「・・ねぇ・・ほんとに大丈夫?」

    ここは学校(泣)音楽室。休日あけで月曜日。
    ピアノの前に座ったあたしは、ショパン「別れの曲」なんか弾いてそしてまた
    土曜に会った利香ちゃんのことかんがえてたみたいです。
    怒ってるのは後輩の蜜柑、まじであたしの頭しんぱいしてるのは大親友の由香里。
    「こほん。気持ち悪いとは言葉を慎んで頂戴。蜜柑ちゃん。作曲コンクールの
    構想を練っていたのよ。今朝顧問の綾香先生から打診があったの。参加しないかってね。」
    後半は本当。でも由香里にはへたなうそつけない。やっぱり疑い深そうな表情で
    あたしをみてる・・
    「その曲ってぇ、あはーん・・うふーんみたいな、色っぽい曲なんですか?
    先輩?」
    あちゃぁ・・こっちの後輩もあなどれない・・こわいこわい・・
    「蜜柑ちゃん・・表現がちょっとはしたないわ・・でもそう・人としての情感を
    前にだしてみたいというのは、たしかにあるわね。・・・さ、今日は部活がなかったのよね。ママから今日は迎えにこれないってメールがあったの。あたし、電車でかえるわ。」
    「それなんだけど、蜜柑のママがあたしたちもおくってくれるっていうの。
    迎えまでお茶してない?」
    「するする!!抹茶ゼリーも食べたい!!」
    「・・・」

    いつもの知恵だ・・・とあきれたような二人の表情はみないふり。
    スキップして校舎をでると、ちょとだけざわついてる校庭。
    駐車場の真ん中にピンクのコンバーチブル!
    守衛さんとなにやら話しをしている目立つ女性・・・あれは・・

    気がつくとあたしは涙ぐんでた・・

    「・・・先輩?」

    「ごめん、ふたりとも。一緒に帰れない・・」

    「知恵?」

    走っていました。会いたかった人。まだ二日しかたってないのに・・
    苦しいほど焦がれていた人・・・

    「利香ちゃん!!」
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■17664 / ResNo.15)  はじめまして♪
□投稿者/ 昴 大御所(311回)-(2007/01/14(Sun) 15:04:02)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    『ご主人様と・・』の昴と申します
    文章が等身大って感じで^^
    微笑ましく読ませて頂いています

    書き続けることは大変ですが
    頑張りましょうネお互いに
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■17681 / ResNo.16)  昴さんへ
□投稿者/ 花恵 一般♪(13回)-(2007/01/15(Mon) 19:16:36)
    感激です!ずっと熱心な読者のひとりだったのです。・・・
    ありがとうございます。もう熱がでそうです。
    まだ寒い日が続きます。お体、ご慈愛くださいませ。
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■17682 / ResNo.17)  ブルーオンピンク10
□投稿者/ 花恵 一般♪(14回)-(2007/01/15(Mon) 20:41:25)
    「知恵にすごく会いたくてきちゃったよ。今このおじさん(守衛さん)に身分あかして、
    送る許可もらおうとしてたとこ。ちょうど知恵に会えてよかったよ」

    うれしい!うれしい!利香ちゃん・・・!

    「あたしも・・あたしもすごく会いたかったの・・もう会えないんじゃないかと思って、
    あいさつもそこそこに帰ってきたこと、死ぬほど後悔したの・・・」

    目の前で優しく微笑んでる利香ちゃんは、
    初対面の時と服装も髪型もずいぶんちがってる。
    髪のピンクのメッシュが無いし、ワックスも控えめでさらさらのワンレングス。
    黒いパンツにカットソーにコートだけど、お金とセンスかけてること
    女の子ならすぐわかる。腕時計もイヤリングも高級品なのに嫌味なく似合う
    素敵な女性・・
    この人が私の好きな人よ!!って大声で叫びたい・・

    「ありがとう、ありがとう。利香ちゃんからきてくれて。そうよね。会いたかったら
    あたしも会いに行けばよかったの・・なのに思いつめて・・」
    「ねえ、わかったからさ。そこの二人紹介してよ。はかなげで知的な黒髪の娘と、
    気が強そうな亜麻色のツインテール!さすがこの学校レベルたかいね。思い切って
    きてよかったよ。一緒に乗ってかない?免許取立てだけど。」

    ・・・・はぁ!?何・・この人・・まさかナンパにきたの?

    あたしが抱きつかんばかりに駆け寄ったのに、あたしの友達チェックしてたんだ。
    由香里はいぶかしげに、蜜柑はなぜか心底恐ろしい目で利香ちゃんを睨みつけてる。

    「お言葉に甘えさせていただきます!先輩と一緒に送ってください!」
    蜜柑は携帯でママにお迎えお断りの電話いれてる。
    「・・大丈夫よ、ママ・・ええ・・(先輩を一人では乗せられないわ。免許
    取立てですって。)」

    「じゃあ、のって!」
    ぎゅっ!と利香ちゃんがあたしの肩を抱き車の座席に座らせる。
    利香ちゃんがヒールのある靴を履いているので、利香ちゃんのおっぱいに顔うずめるみたいになって・・・
    どうしよう・・やっぱりドキドキする

     意外にもエレガントなドライバーで、取立てなのに余裕でおしゃべりもしてる
    蜜柑の矢継ぎ早の質問にきちんと答えてる。

    アメリカンスクールに通ってること。卒業したらアメリカの大学に進学すること(どき)
    親の期待通り会社を継ぐことに異論は無いこと。

    「汚部屋に引きこもってる酔っ払いじゃなかったんだ・・」
    思わず大きな声で叫んだ私の胸をお尻を「こら」といいながら片手ハンドルで
    つかんでくる・・!
    「やぁん!!」
    「・・二人になったらみておいで・・」・・耳元でささやかれる。
    なんだか後ろの二人に見せつけてるみたい・・

    「もう!耐えられない!!とめて!利香さん!少し話がしたいの?いいでしょ?」

    「み・・蜜柑?」






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■17692 / ResNo.18)  NO TITLE
□投稿者/ みぃ 一般♪(2回)-(2007/01/17(Wed) 00:05:39)
    やっぱり何回読み返してもこのお話が大好きです♪

    ゆっくりでいいので是非更新をお願いします(*^_^*)
    毎日更新を楽しみに待ってます☆

    (携帯)
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■17698 / ResNo.19)  花恵さん♪
□投稿者/ 昴 大御所(315回)-(2007/01/18(Thu) 01:04:06)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    毎日好調だった更新が昴の書き込みのあと
    少し滞っていらっしゃるので
    本当に熱を出されてはいないかと心配しています


    ずっと熱心な読者のひとりだったのです。・・・
    ↑って過去形じゃないですよね(笑)

    昴も続きを楽しみにしていますよ
    でも、無理はなさらないで下さいね
    ゆっくりでも自分のペースで
    しっかりと書き上げて下さいね

    花恵さんも、寒い日が続きますので
    どうぞ御自愛下さいませ


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