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■17694
/ 親記事)
life time
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(1回)-(2007/01/17(Wed) 22:33:56)
可もなく不可もなく生まれてきたのに
なんでYES or NO
で区切る?
平等なんて求めない
正解なんていらない
伝えたいだけ
―伝えたいだけさ。
(携帯)
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■17695
/ ResNo.1)
Who?
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(2回)-(2007/01/17(Wed) 22:42:20)
仕事は嫌い
でも辞めないし辞められない
歯磨きもあまり好きじゃない
でもする、必ずやるものだから
認められないものが多すぎて
疲れたなんてあの人の前ではいえなくて
涙腺なんて詰まった私には
あの月の光りしかいない
なにを描く?
なにを抱き寄せる?
思うだけ胸が死んでいく
自分が崩壊していく
だれ一人私を知らないような顔をしているみたいで
口から声がでない
怯える私に指しのベてくれる人は
いない
孤独が好きだから
そうやって逃げてきた
なのに
いつか忘れたあの日
天使か悪魔かは見えなかったけど
現れたんだ
(携帯)
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■17707
/ ResNo.2)
START -part1-
▲
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(3回)-(2007/01/18(Thu) 23:47:07)
「ん‥ん‥―。」
夏がそこまで見えていた窓から光りが射して
はながくすぐったくて目が覚めた
「‥…きて。」
寝ぼけながら瞼を開くとタオルケットが体から遠退くのがみえた
「しぃちゃん起きて。」「起きて‥るよ。」
一体どこから入ってきたんだろう
「起きてない。」
カーテンから漏れた陽射しが嫌で枕に顔を埋めた
「‥はるかなんでいるのさぁ。」
もうとうに授業の時間が過ぎているのがわかって体がだるくなった
「ごはん作りにきたんだよ、ほら早く起きて。」
‥‥‥‥‥。
「いやだ。」
「早く起きて。」
半年前このアパートに引っ越してきてすぐ、
はるかは現れた隣の部屋に住んでいる。
なぜかいつからか出入りするようになった
あの大雨の日から
「不用心だよ鍵開けっ放しなんて。」
「‥‥はるかコーヒーのむ?」
年齢不詳、職業不詳
知っているのは名前と住所だけ(隣だからだけれど)
「コーヒー飲めない。」「‥あそう。」
そんな特に変わりのない一日
マグカップをテーブルに置いてカーテンを閉めた。
(携帯)
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■17708
/ ResNo.3)
START -part2-
▲
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(4回)-(2007/01/19(Fri) 00:01:05)
「お疲れ様でーす。」
「雨すごいから気をつけなよ。」
ロッカーを閉めて気合をいれて外に出るドアを開けた
ドシャ降りな雨は私の気合いさえも地面にたたきつけたみたいだった
「だめだ傘なんて意味ないか。」
15分間走り続けることを決めた
この日は今年一番の雨だったらしい
旧道なだけに人通りも少なくてできるだけ早く走った
買ったばかりの靴もこれじゃ可愛そうなくらい水を含んでしまった
全身がびしょ濡れになって震えが止まらなくなったころようやくアパートについた
肩で息をしながら階段を上った
あの日バイト場でスロットでも時間潰しに打っていればきっとであわなかったとおもう
私の隣の部屋の前で座り込む女性とはまだ言えない女の子がいた
知らん顔しながら部屋の鍵を探した
女の子も何も言わないから私はそのまま部屋に入った
がちがちに震えた体をタオルで拭くとなぜか
女の子の姿を思ってしまった
誰か待っているのかなそれとも鍵でも忘れたのかな
考える前にタオルをもう一枚持って部屋をでていた
「そんなとこいたら死んじゃうよ?」
(携帯)
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■17713
/ ResNo.4)
START -part3-
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(5回)-(2007/01/19(Fri) 11:04:42)
さっきのドシャ降りが嘘のようにやんでいくのが音で分かった
「こんな日に鍵なんて失くしてあんたもついてないね。」
小柄な彼女には私のジャージが大きいみたいだ
コーヒーをテーブルに二つ置いた
「今日は泊まっていいよ、明日業者でも呼べばいいよ。」
「‥るか。」
微かに聞こえた声に私は体を彼女に近づけた
「なに?」
「はるか。」
どうやら名前らしい
「あそう。」
「あなたは?」
17、18才そんな年頃なような気がした
「志帆(しほ)だよ。」
ベットの布団を少し直して押入れから毛布を一枚取って電気マットをつけた
嵐のあとは本当に静かでなんだか少し実は緊張していたんだ
「もう寝ようかベット使っていいよ。」
今から考えるとあんなはるかを見たのはこの日だけだった
何も言わずにベットでものの数分で寝てしまった
こんな雨の日にいったいなにをしていたんだろうか
この子の寝顔を見ながら少し考えていた
「寝よう寝よう。」
毛布一枚で夜を越せるかすごく心配だったけど
私もすぐに夢の世界にはいってしまった。
(携帯)
引用返信
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■17714
/ ResNo.5)
START -part4-
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(6回)-(2007/01/19(Fri) 11:25:15)
携帯のバイブで目が覚めて自分がカーペットの上で寝ているのに気付いた
昨日の出来事が頭をすぐに駆け巡って
すぐに体を起こして彼女の姿を探した
ベットの上でまだすやすやと寝ているのをみて少し安堵した
少し近づいて彼女の寝顔を覗き込んだ
何時間見ていても飽きない顔だと思った
私は彼女のほっぺに少し手の甲をあてたときだった
「んっ‥―。」
すぐに体をベットから降ろして私は自分がいましたことを恥じた
「ここどこ?」
「自分ちの隣だよ。」
マグカップの中の残りを飲み込んだ
「しぃちゃん?」
甘ったるい言葉に振り向いたとききっと私は
この不思議な子に心を奪われていたんだと思う
「しぃちゃんってなんだよ。」
なんだか彼女は不敵な笑みを浮かべて笑った
「ありがとう。」
これがはるかとの始まり
私たちのSTART―。
(携帯)
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■17719
/ ResNo.6)
Friend
▲
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(7回)-(2007/01/20(Sat) 09:52:07)
「どーやっても解けない問題ってない?」
「んー‥まぁたまに。」
学校の休み時間佐々木と購買で買ったパンをベンチでほうばっていた
「あんたそんなときの顔ばっかしてるよ。」
ストレートに物を言う佐々木みたいなタイプは嫌いじゃない
ベンチから見える向こう側の小さなバスケットゴールでは絶え間なくみんなボールをついている
「そうかな‥そんなことないと思う。」
「あるよ。」
佐々木の目はでも好きじゃない何かを突き止めるような確信をつきたいような
私に何かないか探してる気がして
嫌みなほどじゃないけど
誰に対しても私は人の倫理的な部分を好めない
「あそう。」
「そうよこれ以上聞いたら怒りそうだからやめとくわ。」
ごもっともな意見に賛成した
「じゃあ行くよ。」
「デート?」
メロンパンの最後の一口をくちにいれて立ち上がった
「まさか。」
はるかとの待ち合わせを断るわけにはいかないから
バスケットボールが私にむかって転がった
「とってくださーい。」
広い上げて投げたら見当違いの場所に転がった
(携帯)
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■17775
/ ResNo.7)
帰路
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□投稿者/ カトゥー
一般♪(8回)-(2007/01/23(Tue) 01:15:18)
はるかと待ち合わせした駅に待ってから大体3時間が過ぎた
いくら待ってもこないだろうと予感したのに
ベンチから離れられなかった
行き違いがあるかもしれない
そんなことだけ思ってはるかを待ち続けた
時計に目をやると9時過ぎだと気付いて帰ることにした
歩き出したあとも何度も後ろを振り返った
けどはるかの姿はみえなかった
本当は今日は初めてだったんだ
はるかとどこかにでかけるの
結局実現しなかったけど
もしかして何か来れない理由があったとか
心配なって家までの帰路を速足でかえった
アパートの階段をあがると通路で物音がした
視線の先にはアパートに入ろうとするはるかだった
そのままはるかは家に入っていった
なぜか声がかけれなかった
言い訳好きな私は明日朝にきっと来てはるかが来なかったことを詫びるんだってそう思うことにした
ひとまず何もなかったみたいで安心した私は家に入ってすぐに眠りについた。
(携帯)
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■No17714に返信(カトゥーさんの記事) > 携帯のバイブで目が覚めて自分がカーペットの上で寝ているのに気付いた > > > 昨日の出来事が頭をすぐに駆け巡って > > > > すぐに体を起こして彼女の姿を探した > > > > ベットの上でまだすやすやと寝ているのをみて少し安堵した > > > > 少し近づいて彼女の寝顔を覗き込んだ > > > 何時間見ていても飽きない顔だと思った > > > > 私は彼女のほっぺに少し手の甲をあてたときだった > > > > 「んっ‥―。」 > > > > すぐに体をベットから降ろして私は自分がいましたことを恥じた > > > > 「ここどこ?」 > 「自分ちの隣だよ。」 > > > > マグカップの中の残りを飲み込んだ > > > > 「しぃちゃん?」 > > > 甘ったるい言葉に振り向いたとききっと私は > > > > この不思議な子に心を奪われていたんだと思う > > > > 「しぃちゃんってなんだよ。」 > > > > > なんだか彼女は不敵な笑みを浮かべて笑った > > > > 「ありがとう。」 > > > > これがはるかとの始まり > > > > 私たちのSTART―。 > > (携帯)
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