ビアンエッセイ♪

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■18409 / 親記事)  お題小説 7
  
□投稿者/ 昴 大御所(356回)-(2007/03/22(Thu) 03:46:41)
    お題小説06が100レスになっていましたので
    新スレッドを立てました

    (携帯)
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■18412 / ResNo.1)  桜並木
□投稿者/ 昴 大御所(358回)-(2007/03/22(Thu) 04:35:35)
    『なぁ…大阪城の桜
    満開やねんて…行けへん?
    なぁ…行こうやぁ〜』
    休日の朝寝を決め込んでいた私は
    「…ふぇ?」
    なんだか声とも音とも取れない返事

    『なぁ…大阪城にお花見行くねんから…
    起きてぇやぁ…』
    身体まで揺すって来る
    「…う…うん…」



    『なぁ…見て見て
    大阪城がピンクに染まってる〜』
    大阪城公園の桜並木を並んで歩くと
    隣りで嬉しそうにしてる彼女を見ると
    私もやっぱり嬉しい訳で…

    朝、もう少し早く起きてあげれば良かったなんて
    彼女に内緒で反省したりするんです



    ************

    Next 『桜餅』



    (携帯)
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■18413 / ResNo.2)  桜餅
□投稿者/ かとぅ 一般♪(1回)-(2007/03/22(Thu) 08:25:44)
    この季節には優しい手付きで教わったのを



    「ねえ、砂糖こんないれんの?」
    「道明寺粉、ってゆうのよつぶつぶしてる桜餅にかかせないものよ。」




    分かったような分からなかったような、
    ふーん、と私はすぐに飽きてしまい、
    せっせと作る彼女を背に、昼寝をしてしまった。





    桜の塩漬けが今年も香る、目を冷ましたらきみがまた桜餅を得意気につくってる気がするんだ。



    ────
    次は

    「チェルシー」

    でお願いします。

    (携帯)
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■18416 / ResNo.3)  チェルシー
□投稿者/ ステイゴールド 一般♪(2回)-(2007/03/23(Fri) 22:04:48)
    2007/03/24(Sat) 01:15:49 編集(投稿者)

    「私、チェルシーが大好きなんですよ。」
    隣でTVを見ていた彼女が言う。

    彼女は職場の後輩で、ちょっとしたきっかけでお互いの気持ちを知ってからは、休日をどちらかの部屋で過ごすようになったのはつい最近のことなんだけど…

    「そうなんだ?私はプレミアムリーグよりもスペインの…」
    言いかけて怪訝そうな彼女の視線に気付く。
    「チェルシーってお菓子だよ?」
    「あぁ…そっか。私が言ってるのはイギリスのサッカーチームのことだった。」
    「私のこと、何にも分かってないよね?」
    彼女が拗ねたような声をだす。
    「そんなことないよ?」
    「あるよ…私がサッカーのこと詳しくないの知らないの?私が不安なのだって、分かってないでしょ?」
    「不安…?」
    「大好きすぎて不安なんだよ?」
    語尾が涙声になる。
    「大丈夫だよ。」
    細い肩を抱きよせる。
    「それは私も一緒だから」
    「ほんと?」
    「ほんと。」
    柔らかい髪を撫でた。
    「これから会う時は必ずチェルシー用意しとく。」
    「ヨーグルト味だよ?」
    「わかった。」
    目を合わせてクスクス笑い合った。大丈夫。きっとうまくいくよ。ね?

    お粗末さまでした。次は『バルセロナ』で。

引用返信/返信 削除キー/
■18422 / ResNo.4)  バルサ?
□投稿者/ つちふまず 一般♪(2回)-(2007/03/24(Sat) 15:26:35)
    夢中で─




    がーんばる君へ〜♪
    エールをぉ〜♪




    じゃなくて。
    失礼。




    新しく夢中に─




    なる事なんて、
    今の私には難しくて。


    時間は追われるものじゃなく、追うものだなんて間違っても言えない。




    …私のグチはどうでもいいやね。




    ゴホン─


    一生懸命勉強して。
    単身で上京して。


    それだけでも、凄い事だと思うよ。




    “今日から東京で暮らします!”




    おー!(拍手)って、
    思ったし。




    んでもって未知の可能性ってやつと。




    これから沢山の人に出会って行く事。




    …眩しい。(きらん)





    あ。
    校長先生みたいになってしまった。




    でもね?


    東京ってのは、おっかない街なのさ。


    人が多い割には隣人に無関心で。


    みんな必死に自分の事だけを考えて生きてる…。


    なんとスイカでメトロも乗れてしまうのさ。
    (意味不明)




    …またどーでもいい話になってしまったので。




    私思うんだ。




    結局ね、
    どこに住んでいてもあんまり関係ないなって。


    誰だって、
    “たまたま”
    そこにいる事が多いし。


    意味を決めるのは、
    道を見出すのは。

    きっと、



    “何をするか”と。
    “誰と出会うか”
    じゃないかなって。



    なもんだから、
    沢山の人と…。


    話して。
    知り合って。


    これ面白そうだ!と思ったら、
    すぐにガブリンチョ♪


    間違えた。
    関わってみるの、
    いいと思います。




    人が決めた事を素直に受け入れるのも必要だけど、自分から産まれた行動は。




    きっと何年経っても後悔しないから。





    なーんちゃって。
    むほ♪




    でわ─
    前途を祝して…、


    乾杯!




    じゃなくて。
    (オヤジか)




    お祝いは、
    そうだなぁ…。



    お酒はまだダメだもんね?(いくら大人っぽいとはいえ)








    「大学生の時、私ランドセルしょってた♪」





    ………。






    きゃー!


    ニュージェネレーション(平成産)め!







    とほほ(涙)







    あ。
    バルセロナ…。
    バルサ。
    絡められず(*_*)
    (お題と関係なくてすんまそん)








    大学入学おめでとう。






    ─For M.





    次…「バカテンポ」で♪(笑)




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18424 / ResNo.5)  バカテンポ
□投稿者/ ハッカ 一般♪(1回)-(2007/03/24(Sat) 22:16:23)
    「ねぇねぇ…」



    ポチポチポチポチ



    せっかく同じ部屋にいるのに彼女は携帯に夢中です




    「ねぇ、次のお題バカテンポだって」





    ポチポチポチポチ…スクロール音




    「―…だから?」

    「書かないの?」




    書かないの…って…




    書くよりも…あなたに触りたいんですが…



    「…バカテンポってエンタの神様に出てるあの人だよね〜♪」


    別にどーでもいいンですが〜…


    「…書かんの?」



    ちょっとその笑顔は反則なくらい可愛いんですが



    「…書いたら…」

    「食べかけアイスお風呂で食べよっか♪」


    「ほ…本当!!!???書く書く」

    「…バカテンポ♪」




    (*´∀`*)




    アレ…バカにされてる?





    る?(笑)



    「だいたいバカテンポって誰がお題出したの?」


    「つちサン★」



    (*´∀`*)



    肩越しに携帯の画面を覗き込んだら



    ちょっと欲情した




    「にゃーにゃ、お風呂入ってからにしよ〜」


    「だめだめ」



    ―…ケチ。



    いいもん。作るもん書くもん載せるもん!



    「今、アップするからお風呂行こう♪」

    「よしよし」



    二人でバカテンポ




    ………………………………

    NEXT→『スタバ』

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18425 / ResNo.6)  スタバ
□投稿者/ ユウキ 一般♪(2回)-(2007/03/25(Sun) 04:18:48)
    2007/03/25(Sun) 04:21:27 編集(投稿者)

    『久々の休みだぁ!!』
    なんて意気込んでたけど、やっぱりのんびりしたくってスタバへ…
    一人でのんびりもいいかも♪とか一人で入るのはじめてだ♪なーんて思ったけど、
    『…ちょっと寂しいかも…』
    やっぱ、あなたに居てほしいな。

    発信ボタンを押しながら…思ってしまった今日の昼下がり。




    次のお題は『夜の散歩』でお願いします。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18430 / ResNo.7)  夜の散歩
□投稿者/ C 一般♪(1回)-(2007/03/25(Sun) 20:51:44)
    今は、
    受け入れてくれる人達も多くなったけど…


    そうじゃないんだ。


    月明かりに照らされていなきゃ、
    輝かない想いがある。

    君に照らされていなきゃ、輝かない想いがある。


    ―今夜も―


    君が微かに照らす
    月明かりの道歩いて


    夜に紛れて
    君の想いに浸り歩く


    上弦の君を見上げながら


    …………………………
    初めて載せて頂きましたm(_ _)m


    次のお題は
    『ピアス』でお願いします。


    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18434 / ResNo.8)  ピアス
□投稿者/ 映美 ファミリー(178回)-(2007/03/27(Tue) 02:59:01)
    2007/05/20(Sun) 01:48:02 編集(投稿者)



    週末の夜 振られたばかりの私は
    自棄酒と新しい出逢いを求めてレディースバーに出向いた


    賑わう店内
    満席・・・かな?と見渡すと
    カウンターの隅でひとりグラスを揺らす女性が目に入った


    その女性の隣の席が空いていた



    『あの…こちらの席よろしいですか?』


    『ええ どうそ・・・』


    微笑む彼女におもわず見とれた…


    (・・・綺麗な人だな〜)


    グラスをもつ白く細長い指先


    胸元が大きく開いた赤いニットのカットソーに
    揺れる栗色の柔らかな長い髪


    (誰かと待ち合わせなのだろうか…)



    グラスに口をつける彼女の横顔にまた見とれた


    視線を感じたのか振り向いた彼女と目が合った


    話がしたいこの綺麗な人と…



    『あっ…あの…誰かと待ち合わせですか?』



    『いえ…一人です』


    微笑みながら彼女は耳元から髪をかきあげた 
    その瞬間…
    カ〜ンと乾いた音がしてテーブルに何かが落下し弾んで床に転がった


    『…あっ…どうしょうピアスが落ちちゃった』


    彼女は耳たぶを押さえた


    タイトなスカートの裾を気にしながら椅子を下り
    探そうとする彼女を制した


    『あっ 私が探しますから 座っててください…』


    『そんな…悪いわ…一緒に探します…』


    彼女にピアスの形と色を訊く


    『ルビーで4mmくらいの丸いのです…』


    二人で床に屈みこむ…
    なかなかその小さな赤い光りものは見つからない


    『…ないですね…』


    呟く私に…屈んだ彼女が私を促した


    『私の為に…すみません この姿勢辛いし(苦笑) 一旦 座りましょうか…』




    椅子に座りなおした彼女はグラスを見つめる


    『もういいんです…見つからなくても…』


    『えっ…どうして?』


    『彼女から誕生日に貰ったピアスなの…今夜でつけるの最後だし…ちょうどいい(苦笑)』


    『彼女からの…じゃあ 探さなきゃ〜 でもどうして最後なの?』


    『別れたの…だから…今夜は 思い出消去の夜(苦笑)』

     
    彼女はもう片方のピアスをはずした
    そして手のひらにのせると 綺麗な笑みを浮かべた


    『今日 私の誕生日なの…だから今夜で最後…』



    誕生日にこんな綺麗な人がひとりでお酒を飲んでるなんて
    寂しすぎる…悲しすぎるよ


    彼女の横顔に…自然に口から言葉が出た


    『あの…そのピアスの代わりプレゼントしてもいいですか…』


    (なんて大胆なことを言ってるんだろう…会ったばかりの人に)



    いまのは冗談…と照れ笑いでいいかけたとき


    彼女がはずしたピアスを私の前に差し出した


    『今度は赤いハートの形のピアスがいいな…(微笑)』






    *********

    短編集で書きかけてたStoryに
    お題が合ったので投稿しました^^

    次は『スペアキー』でお願いします


引用返信/返信 削除キー/
■18436 / ResNo.9)  『スペアキー』
□投稿者/ 昴 大御所(359回)-(2007/03/27(Tue) 14:12:18)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    『今までありがとう

    お預かりしていた鍵は新聞受けに入れておきます

    お幸せに』


    精一杯のやせ我慢で書いた手紙をテーブルに置いて

    新しい彼とデートの間に

    貴女の部屋を出る


    荷物を持って

    スペアキーで鍵を閉めて

    新聞受けに放り投げた金属音が

    胸に突き刺す



    空っぽの心で

    バイクに乗って自宅に向かう


    なんでだろう?

    涙が溢れて来て

    前が見えなくても怖くない


    どうなってもいい



    私の心には何も入らない

    私の心の鍵は貴女に渡したまま

    スペアキーは作ってないから



    ************

    Next 『ごめんなさい』

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/

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