| ヴヴヴ・・・ヴヴヴ・・・
サイドテーブルの上で携帯が震えている。 ベッドの中から手を伸ばす。 1回・・・2回・・・空振りをして3回目にようやく到達した。
「もし・・・。」 『あたし、さやか。やっぱりまだ寝てたんだ』 「ん・・・。なに?」 『菜、今日学校来ないと本当にやばいよ。昨日福田が言ってたもん』
フクダ・・・2年からの担任の名前だと分かるまで少しかかった。
「分かった。今日は行く。ありがと。」 『来るなら一緒にお弁当・・・』 さやかの言葉の途中で電話を切った。 白い腕が腰の辺りに伸びてきた。 サエキさんが起きた。
「何?朝から仕事?」 枕に顔を埋めたままで気だるそうに聞いてくる。 「起こしてすみません。ああ、いえ・・・友人です。」 「今から行かなくちゃいけないの?」 「ええ、つまらない用なんですが・・・。」 腰に置かれた手がゆっくりと腿を伝う。
「もう少しゆっくり出来ると思ったのに。」 「いいですよ。サエキさんさえよろしければお付き合いします。」 サエキさんが枕から顔を上げ、薄く微笑んだ。 「いいの?嬉しいわ、サイ・・・。」 もう一度ベッドにもぐりながら唇を重ねる。
唇を離し、更に奥へもぐりこみ、サエキさんの両脚を捕らえる。 「あっ、そんな、いきなりなんて・・・っ」 「サエキさん、まだ完全に起きてないみたいだし・・・。」
鼻先でヘアを分け、突起したつぼみをついばむ。 「んっあっ・・・・あん・・・」 舌先を硬くして弾く。 もうその下の泉は溢れ始めた。
サエキさんは荒っぽく吸われるのが好き。 音を立てて吸ってやる。 ジュルルルッ・・・・ 「あっあっ!いいわ・・・熱くなってきちゃう・・っ」
今度は舌全体で舐めあげる。 彼女の愛液を彼女自身に満遍なく塗りつけるように。 ペチャペチャペチャ・・・・ 「ふうぅん・・・ん・・・あふぅん・・・」
サエキさんの両手が私の頭をまさぐる。 それを合図に、2本の指を差し入れる。 グチュゥッ・・・・ 指の腹で上部を擦りながら、尚もつぼみを苛めてやる。 「んっあっうぅっ・・・ああああっ・・・」 腿で私の頭を締め付ける。 「イキそうっ・・・・」
ジュポッ・・・ 「あっ、どうして抜くの?いやっ・・・やめないでっ」 シーツから顔だけを出し、愛液で濡れた唇を重ねる。 「ねっねぇ・・・やめないで。イキそうなの・・・お願い。」 「だめですよ・・・もっと味あわせてください。」 乳首を口に含み、舌で転がしながら熱くなったつぼみを諌めるように撫でてやる。 「ああ・・・ん・・・いじわる・・・ひどいわ、サイ・・・。」
今イカれちゃうと【延長】してもらえなくなるじゃない。
私はチラッとサイドテーブルの時計に目をやり、つぼみを撫でている指の速度を更に遅くした。
サエキさんっていくつなのかなぁ。 たまにこうして【泊まり】にするけど、何の仕事してんだろう・・・。
私は腹に舌を這わせながら、4回目の【指名】をしてくれたサエキさんの素性を考えていた。
安達 菜 18歳 都内の私立女子高に通う。 会員制の女性専用デートクラブ指名1。
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