ビアンエッセイ♪

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■20367 / ResNo.90)  鈴サン♪
  
□投稿者/ Y 一般♪(12回)-(2007/12/13(Thu) 02:15:24)
    始めまして(^O^)
    カキコありがとうございます!!!!

    か-なりポテンシャルが上がりました(笑)
    やっぱり見て楽しんでくれている人がいてくれて、尚且メッセージを送ってくれるのはこの上なく嬉しいです\(≧▽≦)丿

    まだまだ続くかと思いますが、最後までお付き合いいただけたら光栄です♪

    良かったらまた感想など聞かせて下さい!

    (携帯)
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■20369 / ResNo.91)  - 119 -
□投稿者/ Y 一般♪(13回)-(2007/12/13(Thu) 13:51:19)
    そんな事を考えながら
    しばらくその光景をぼ-っと見ていた


    2人も、私が帰ってきた事に気付いていない


    その時
    私の携帯が鳴って


    『お〜チビ♪
    いつ帰ってきたん?』


    と、おかんが声をかけてきた。


    私は「今。」とだけ応えると


    『颯ちゃんこんばんは!

    おじゃましてます!』


    と、まだ若干緊張で引きつったような笑顔で挨拶をしてくれた彼に


    「こんばんは、ごゆっくり。」


    と返し
    携帯をポケットから取り出して、自室に戻った。


    頭からベットに倒れ込むようにうつぶせになり


    開いた携帯を見もせずに、耳に当てて通話ボタンを押す。


    『はい。』


    「さ〜くらっ!」


    『んー?奏音か。』


    「どうしたとぉ?

    元気ないやん??」


    『大丈夫やで。

    ちょっと今日は色々あったから疲れただけ。

    あ、電話してたやろ?
    どしてん?』


    「うん!

    あんね、おばあちゃんの退院が決まったっちゃん♪」


    『あーそーなん?

    良かったなぁ。

    もう大丈夫なん?』


    「もうピンピンしすぎて大変ばぃ…(笑)

    でもバリ嬉しくてね、なんか颯に一番に話したかったと〜!

    これで部活もやめんでいーしね!」


    『せやな。』


    それからもペラペラと喋り続ける奏音に対し、適当な相槌を入れている間に…


    どうやら私は寝てしまったらしい。


    部屋に来たおかんに起こされ、携帯の画面を見ると


    電話は切れていて


    新着メールが3件届いていた。


    それを開いて見ようとすると


    『そんなん後!!!』
    と、おかんにリビングへと強引に引っ張られた。


    どうよ。
    と両手を腰に当てて、自慢気にテーブル脇に立つおかん。


    テーブルの上には、パスタとちらし寿司と麻婆豆腐。。。


    狙ってんのか


    ツっこんで欲しいんか。


    私はそれよりも
    妊娠したと分かった途端、急に大きくなり出したおかんのお腹の方に驚いている。


    『すごいなぁ。』


    「やろ!!!」


    『早ない?』


    「そうかぁ?
    3時間かかってんねんで?(笑)」


    『いや、お腹やねんけど。』


    「そっちかーい!!!


    ちゃうやん、料理やん♪」


    『すごいけど、どうせ作ったんは森田さんやろ?』


    「もーバレてもた。

    おもんなーい。」


    と、ふてくされてテーブルにつくおかん


    いくつやねん。

    (携帯)
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■20371 / ResNo.92)  NO TITLE
□投稿者/ 美紀 一般♪(1回)-(2007/12/14(Fri) 00:03:33)
    かなり久しぶりです(^^)v覚えてますか?(笑)


    今また前作(1のやつ)から一気に読んじゃいました宸竄チぱりこのお話は大好きだなぁ‥♪ってまた思い直されました(笑)

    また、のんびり、更新を待ってます☆彡

    (携帯)
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■20372 / ResNo.93)  美紀さん♪
□投稿者/ Y 一般♪(14回)-(2007/12/14(Fri) 01:02:11)
    お久しぶりです〜(*´▽`*)

    もちろん覚えてますよ♪
    こちらこそこの話の存在を覚えててもらえて嬉しい限りです★

    1から読み直しちゃいましたか〜(笑)

    どうやら3スレ目に突入しそうなんで、これからも宜しくお願いしますm(T◇T;)m

    また感想聞かせて下さい!

    (携帯)
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■20376 / ResNo.94)  - 120 -
□投稿者/ Y 一般♪(15回)-(2007/12/14(Fri) 02:21:49)
    キッチンで私達のやりとりをニコニコしながら眺めている森田さんに


    『こんなんが社長やなんて、会社の先も思いやられますね。』


    と言うと


    YesともNoとも言わず


    変わらずにヘラヘラしながら


    「どうぞ、良かったら食べて下さい。

    かおりさんに、颯ちゃんは和洋中のどれが好きか聞いたら全部と言われたもんで…っ…

    なんだか取り留めのない感じになってしまいましたが。(苦笑)」


    と、椅子を引いて着席を促される。


    軽く会釈をして席に着くと
    真向いに座っていたおかんが


    『ほらチビ。
    あったかい内に食べ。』


    と、パスタの皿を目の前に差し出す


    「いただきます。」


    一口食べたパスタは
    もう既に冷えていてパサパサやったけど


    「おいしい…です。」


    と言って
    おかんの隣に座った森田さんを見ると


    子供みたいなあどけない笑顔で


    『良かったぁぁ…

    本当に安心しました!』


    と言って、ちらし寿司と麻婆豆腐を並々に盛ってくれた。


    正直、味はイマイチやし


    お腹もそない減ってないねんけど


    自分の為に人が作ってくれた料理は


    優しい味がする。


    私は、初めて食べたまなみの手料理を思い出していた。


    あれほど幸せな朝食は、生まれて初めてやったなぁ…


    まなみと迎える朝は


    どれも温もりに満ちていて


    朝独特の白い光に照らされたまなみは


    いつもに増して綺麗やねん。


    一通り食べ終り
    お礼と後片付けを済ませ


    コーヒーを入れて森田さんに出し
    おかんには、オレンジカモミールのハーブティーにしておいた


    私も注いだコーヒーを持ってベランダに出て


    いつもの様に煙草を吸いながら


    いつも眺めている福岡タワーを見ていた。


    うちから見えるのと


    病院の屋上から見えるのでは


    全く表情が違うタワー


    真下にあるソフトクリーム屋さんが好きだと
    前にまなみが言ってたっけ…


    微かに聞こえる黄色い声の方に視線をずらすと


    夜の海辺で花火をしている数人の若者がいて


    まだ気が早いやろ
    と思ったけど


    こっちに来た頃とは微妙に違う潮の香りと


    夜でも生暖かくなってきた気温に


    もうすぐ夏が来るんやな…って知らされた。


    風は相変わらず強い


    まなみはきっと今頃


    ガタガタ揺れる窓の音に怯えてるんやろう。




    (携帯)
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■20379 / ResNo.95)  - 121 -
□投稿者/ Y 一般♪(16回)-(2007/12/14(Fri) 03:17:10)
    リビングに戻ると




    ちょうど森田さんが帰る所で


    『お邪魔しました。

    コーヒー美味しかったです!
    ご馳走さまでした。』


    と、深々と頭を下げられたので


    「いえ、こちらこそご馳走さまでした。

    つか、敬語やめて下さって結構ですよ?
    こんなガキにそんなん必要ないですから。」

    と、返すと




    照れながら
    少し時間を置いて考えた後で


    『じゃあ……

    おやすみ、颯ちゃん。』


    と言って玄関に向かった。




    どうしようか迷ったけど




    私も部屋に戻るついでに玄関まで見送りに行き


    「気ぃつけて。」


    と、腕を組んだまま左手を少し上げると


    『どうもありがとう!』


    と本日2度目にお目にかかる
    MAXの笑顔を浮かべた。


    『あんたら
    なんや気持ち悪いわぁ。(笑)』


    なんて言ってるおかんの顔も、嬉しさを隠す事はできないらしく
    緩みっぱなしの状態。




    秋には生まれてくる弟の為にも




    幼い頃
    私が誰にも言わず密かに憧れていた家庭像を




    ほんの少しずつでもいいから作っていってあげようと思う。




    部屋に戻って
    さっき見られへんかったメールを開いた




    【受信メール】
    差出人:佐伯 美帆
    件名 :(´∀`o)☆


    本文 :颯ちん!!!
    今日はいっぱい美帆の話聞いてくれてありがとうッッ…m(T◇T;)m
    ばりスッキリできたし救われました。。

    美帆ね、明日亜也先輩にもう会わないって言おうと思う。
    まだまだ好きやけど、美帆も颯ちんとまなみ先輩みたいな純愛がしたいけんさ☆
    ちゃんとバイバイできたら褒めてね(笑)
    甘ったれ美帆ですが、マイペースにちょっとずつ大人になっていくけん懲りずに友達でおってね(`・ω・´)ノヨロシクッ☆彡

    じゃあ明日ね♪
    絶対ベスト4入ろう!!!(やるの美帆じゃないけど☆笑)




    一つ目は美帆からだった。




    明日も試合やっけ?




    と返事をすると




    ばかちーんo(≧□≦)o!!!!!
    通常朝練の後にうちの学校で試合ばい(笑)




    と、すぐに返信がきた。




    そーなんや




    知らんかった。




    ま…いっか




    サンキュ、美帆。






    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■20388 / ResNo.96)  はじめまして
□投稿者/ さち 一般♪(1回)-(2007/12/14(Fri) 12:13:43)

    こんにちは、はじめまして

    凄く良くて、自然と涙が出てきちゃいました。
    私も一気に『1』から読んだ一人です(笑)
    同じような方がいて、私だけじゃなかったんだ♪って嬉しくなりました(^0^)/

    これからも楽しみにしています。

    (携帯)
完結!
引用返信/返信 削除キー/
■20392 / ResNo.97)  さちサン♪
□投稿者/ Y 一般♪(17回)-(2007/12/14(Fri) 23:45:28)
    初めまして(o*。_。)o

    読んで下さってありがとうございます!!

    かなり長くなってしまっていますが、これからも応援して下さると嬉しいです☆

    またカキコして下さいね♪

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■20393 / ResNo.98)  - 122 -
□投稿者/ Y 一般♪(18回)-(2007/12/15(Sat) 00:19:56)
    2008/02/19(Tue) 04:39:08 編集(投稿者)
    2007/12/17(Mon) 16:22:19 編集(投稿者)

    二つ目は大阪の友達から




    【受信メール】
    差出人:相原 このみ
    件名 :ボンジュール。


    本文 :ちょっとアンタ元気でやってんの!?

    メールぐらいしたらどやねん(*'へ'*)

    それはそうとな
    今日心斎橋でアユムに会って、アンタがまだ忘れられへんって話を3時間も付き合わされたわ!!!
    うちの貴重な時間返して(笑)
    まぁお詫びは来月福岡に旅行行くからそん時泊めて☆
    それで許したるわ(*^_^*)(笑)

    ほな気付いたら連絡ちょーだい!




    このみは、私の幼馴染みで




    ずっと一匹狼やった私を、行く先々の学校で馴染ませてくれた。



    天真爛漫で人見知りを知らない性格は
    男女問わず敵を作り憎く




    世渡りが上手いとはこういう子の事を言うんやろう、って感じの子




    【颯は強いから守ってくれそう♪】




    なんて言いながら
    いつも金魚のフンみたいにくっついてきてたけど




    結果、私を一人にせーへん為にそうしていてくれた事は
    小学校の頃から気付いていた。




    メールの返信をしようと考えて




    やっぱり電話をかける事にした。




    夜も遅いから一瞬悩んだけど、久し振りに声が聞きたかったから。




    プルルルル………




    たった一回のコールで
    このみの甲高い声が鼓膜を破りそうな勢いで聞こえてきた。




    『もっしも-し!!!!』


    「もしもし。」


    『なんやねん!
    久々なのにそのテンションの低さは〜!!!!』


    「普通やん。
    あんたが一番よ-分かってると思うけど?」


    『あ〜可愛くないわぁ。笑

    相変わらず可愛くない!!!!

    うん、でも確かにこれが颯やわ。笑

    元気してたん?』


    「ま-ぼちぼちな。」


    『……………っ…。

    で、私には聞いてくれへんの?笑』


    「だって、その声は紛れもなく元気やろ?」


    『はいはい、元気です!!!!』


    少し拗ねた様な声のまま、例のアユムという私の元彼に会った話をし出す。


    『も〜颯の連絡先教えてってしつこかってんから〜……。
    何度教えてその場を切り抜けよ-か思ったけど、絶対颯は嫌がると思ったから3時間かけて断ってんで!!
    このみめっちゃ偉いやろ?
    感謝しや〜ほんま!!!』


    「うん、ありがとう。
    私いま付き合ってる彼女おるから助かったわ。」
完結!
引用返信/返信 削除キー/
■20413 / ResNo.99)  - 123 -
□投稿者/ Y 一般♪(19回)-(2007/12/16(Sun) 16:44:10)
    2008/02/19(Tue) 05:00:15 編集(投稿者)
    2007/12/17(Mon) 02:41:30 編集(投稿者)
    2007/12/17(Mon) 02:40:08 編集(投稿者)

    『良かった〜勝手に教えんと。。。

    つか、彼女って(笑)

    彼氏やろ!!(笑)』


    「いや………?

    彼女やけど。」


    『………………へ?

    女なん??』


    「うん。

    女やけど?」


    『どっ…どゆ事やねん!?

    颯…っ……女の子と付き合ってんの!?!?』


    「せやけど。

    驚き過ぎちゃう?」


    『いやいやいやいや!!

    驚くやろ!!!!』


    「そか?」


    『そうやわ!!

    あ〜……びっくりしたぁぁぁぁ。

    けど別に颯やったらなんかそないびっくりもせ-へん様な…(笑)
    昔っから女の子にもモテよったからね、この外人被れちゃんは。(笑)』


    「かぶれゆ-か、ハーフやからな。」


    『ハーフゆ-か、変人やけどね。』


    「やかましわ。笑

    いやでも、私ほんまに愛してんねん。

    つか、今までの恋愛は別に私好きちゃうかったし。」


    『それは知ってる。笑

    初恋なんちゃうん?
    颯がここまで言う位やし☆

    来月行く時会わして〜や♪』


    「え-けど…

    まなみの調子良かったらな。」


    『まなみちゃんゆ〜ねや(笑)

    調子って?
    どっか悪いん??』




    私は、福岡に来てから今までのいきさつを
    このみに全て話した。



    そして
    それを聞いたこのみも全てを理解してくれた。




    『このみにも出来る事あったらゆ-てね?』


    「ん、さんきゅ。

    で?来月誰と来るん?」


    ええ奴やねんけど
    なんしか男癖の悪いこのみの事やから分かりきってはいたが、一応質問形式で話をふると


    『えー聞きたい!?

    なんと彼氏〜♪』


    と、予想通りの答えが返ってくる


    【なんと】
    もなにも…まんまやねんけど。


    そっからこのみの惚気話を小一時間聞かされて


    『あ!!彼氏から電話きたから切るわな♪

    ほなまた連絡するわ〜!!!』


    と、電話が切れた。




    何一つ変わっていないこの性格だが




    やっぱり憎めない愛されキャラなのは、絶対に人の陰口を叩かないから。




    このみは、人の良い所を見つける天才だ。




    私は人の好き嫌いがハッキリしていて、それが思いっきり態度にも出てまうから




    昔からそんなこのみを尊敬している。




    まなみにも是非会わせたいと心から思う。
完結!
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