ビアンエッセイ♪

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■21118 / ResNo.70)  みぃさんへ
  
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(59回)-(2008/09/21(Sun) 09:54:48)

    自分が書く小説はなぜか切ないモノが多いんですよ(笑)

    今回は明るい方なんですけど、更新頑張りますので、お付き合い下さい。

    ありがとうございます。

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■21119 / ResNo.71)  25
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(60回)-(2008/09/21(Sun) 09:57:25)


    『変な気分や、こんな風に居れるなんて』


    「変てなによ〜」


    『いい意味でね。幸せすぎる』

    「恥ずかしい…(笑)」


    私は、まだ昼間だというのに、歩美のキャミに手をかける。


    「けっ、啓!」


    『なに?』


    「せめてカーテンしめよう?明るいんだし…」


    顔面を真っ赤にして、カーテンを指差す歩美が可愛くて仕方がない。


    『や・だ 』


    「けーいー!!」


    『あはは…分かったよ♪』


    歩美を下ろし、カーテンを閉める。薄暗い部屋の中、微かに洩れる光。


    そして、最愛の君。


    『歩美、おいで』


    歩美は、私に向かって歩き思い切り抱きしめる。


    そのまま、首筋に唇を這い愛撫する。


    「あぁ…」


    耳元で聴こえる甘い吐息。


    それだけでイキそうになる。


    愛しているから。

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■21120 / ResNo.72)  26
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(61回)-(2008/09/21(Sun) 09:58:44)


    キャミをそっと脱がし、ブラを外すと形のいい胸が姿を表す。

    ゆっくりもみしだくと、また漏れる歩美の声。


    「けぇい…舐めて?」


    甘えた口調で懇願する歩美に欲情の炎が燃え盛り、私は乳首を口に含んだ。


    「はぁ、あぁぁぁん」


    舌で上下左右をなめ上げ、たまに甘噛みすると体をよじる。


    かわいいよ…すごく愛しい。


    時折、深いキスをしながら愛撫すると苦しそうに喘ぐ。


    もっとイジメタクナル。


    リビングの床にそのまま歩美を寝かし、パンツとショーツを脱がす。


    もうそこは潤っていて、女特有の香りが漂う。


    『ふふ…濡れてんで』


    「いやぁぁぁ…恥ずかしい」


    『ほら、ここ触ったらどうなるんかなぁ?』


    歩美のクリを上下に擦る。


    「あっ、あっ、気持ちいい!」

    どんどん溢れ出す蜜を舐めてみると、歩美の味がした。


    「汚いから舐めんで〜」


    『なんで?おいしいで?』


    歩美をこんな顔にさせるのも、色っぽい声を聞くのも私だけでいい。


    いつからこんなに独占欲が強くなったんだろうか。


    蜜壷に指を二本入れると、歩美はあえぎ続けた。


    「啓、気持ちいいぃ…あぁぁ」

    そのまま激しく出し入れを繰り返すとまもなく君はイッた。

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■21121 / ResNo.73)  27
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(62回)-(2008/09/21(Sun) 10:24:51)


    こんなに愛しい気持ちになるのはいつ以来だろうか。


    思えば、レイプに合ってからそんな行為に怯えを感じていたはずなのに、啓にはすんなり受け入れられた。


    これが愛って事なのかな?


    あなたが笑うその瞳に

    あたしが入れる喜び

    あなたが怒るその表情に

    あたしは悲しむ

    あなたが心配してくれる

    あたしは安らぎを得る


    男とか女とかよりも以前の問題。啓が好き。


    人として愛せる事にあたしは嬉しく想う。


    出会いは、思い出したくない雨の日だったけど、その時助けてくれなかったら、あたしはこうして笑ってないよ?


    時間がかかったけど、啓と結ばれて良かった。


    これからも、よろしくね?

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■21122 / ResNo.74)  28
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(63回)-(2008/09/21(Sun) 10:25:56)


    「なんだよ?まだ怒ってんのぉ?」


    『啓なんてしらん』


    「……あーゆーみー?(はぁと」


    『…………』


    あたしが何故怒っているのかと言うとね?


    あの後、お腹が空いたって言う啓の要望により、料理をしようと台所に立ったんやけどな?


    あのバカ啓が、後ろから抱きついていきなり胸とか揉んできて、料理どころじゃなかってん!


    「歩美好きやで」


    『…うん。』


    「ちゅっ」


    台所で人参を切っている時に、啓はあたしの耳にキスをした。

    『あぁん』


    耳が感じやすいあたしはすぐ息があがる。


    気持ちいいけど…料理中はおとなしくしててよ…(怒)


    そのまま手は胸に到達し、柔らかく揉む。


    「啓!料理中は大人しくして」

    『一秒でも長くくっつきたい』

    「包丁とか持ってるから危ないんやて」


    それでも言うことを聞かない啓を振り払い、無視。


    そして冒頭のやり取り。


    「ほんま、ごめん」


    シュンとする啓。


    か、かわいい…。


    まるで犬みたい。


    でもそんな顔されたら…


    尚更イジメたくなるんやって♪

    (携帯)
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■21123 / ResNo.75)  29
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(64回)-(2008/09/21(Sun) 10:26:52)


    『啓、ほんま反省しとるん?』

    「うん…マジや」


    『じゃあ一週間Hなしね♪』


    「何で!?」


    『お仕置きや?反省しとるんやったら出来るよな?』


    少し声を低くして言う。


    顔ひきつってるよ…あの子(汗)

    「分かった…」


    なんちゅう悲しい顔をしてるんやろか。


    ま、しゃーないわな。


    『啓?もし一週間耐えたら、啓の好きな事していいで?』


    「コスプレとか?」


    おい!!


    『……う、うん。』


    「よっしゃ!頑張るで〜」


    単純な奴…。


    あたしたちは人とは違うカップルかもしれない。


    でも、愛があれば関係ないんだと想う。


    どんな困難も立ち向かえるはず。


    揺るがない想いがあれば…。

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■21128 / ResNo.76)  30
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(65回)-(2008/09/23(Tue) 07:55:56)


    夏休みはすっかり終わった九月の後半。


    未だに抜けきれないだるさを振り切り、課題をカバンに詰め込む。


    あれから歩美とは時間があれば会って愛し合う日々。


    お陰で課題はギリギリで仕上げ今日に至る。


    大学に着くとミカが相変わらず席で頬杖をついている。


    『おはよう』


    「おは〜」


    『…元気ないね?』


    「うーん…彼氏と別れてん」


    『マジかぁ〜』


    ミカはため息を一つ落とし、私を見る。


    「幸せそうやんな?」


    『お陰様で…』


    「何か安心したわ」


    『え?』


    「啓はあたしと出会ってからたくさんの悩み抱えてたやん?今やっと幸せな顔見れたし(笑)」

    『…ミカありがとう』


    やべっ、ちょっと泣きそう。


    「泣き虫♪」


    『な、泣いてねぇーよ!』


    同じくして、オフィスでは。


    「すっかり仲良くなったのね」

    ミサトがボールペンを回しながら言う。


    『ミサトが啓に吹き込んだんでしょ?』


    「そうでもしなきゃ前に進まなさそうだったし?あんな事で諦める子なら歩美を渡せないわ」

    『…ありがとうミサト』


    「幸せになりなさいね?」


    『うん!』


    私たちは恵まれた環境に居るのかもしれない。


    偏見や差別をしない友人がこんなにも傍で応援してくれている。


    それはとても嬉しくて幸せな事。


    だからきっと…


    私たちは前を向いていける。


    これからも二人で育んでいこう


    手作りの愛を…。

    (携帯)
完結!
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■21129 / ResNo.77)  最後に
□投稿者/ Kaoru ちょと常連(66回)-(2008/09/23(Tue) 08:02:39)
    読んでくださってありがとございます!!

    マイペース更新にも関わらず、続編まで書かせてもらい完結までこぎつけました。

    応援してくれたみなさま、読んで下さっていたみなさまありがとうございます。


    Kaoruは昔に様々なHNで小説を此処で書かせて頂きました。


    これからはKaoru一本でまた書きたいです(笑)


    過去スレに、壱也という名前で『幻の君』というのを書いて頂かせてもらったので、よろしければお時間ある方はそちらも読んで頂ければ幸いです(笑)


    それでは。

    (携帯)
完結!
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■21130 / ResNo.78)  NO TITLE
□投稿者/ A 一般♪(1回)-(2008/09/23(Tue) 18:18:37)
    ハッピーエンドに終わってよかったです!F
    日頃、小説系が嫌いな自分に初めて小説を楽しく読めました。
    日があいたときは このままなくなってしうんかなぁと心配してソワAするぐらいでしたa
    素敵なストーリーをありがとうございましたホ

    (携帯)
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■21131 / ResNo.79)  お疲れ様でした。
□投稿者/ S 一般♪(1回)-(2008/09/23(Tue) 20:23:05)
    続編が読みたいとかワガママ言って(笑)、でも最後まで書いてもらえて良かったです(^-^)

    壱也さん…昔、おみかけした気がしますね。これからkaoruさんで書いて行くって事は、また何か構想中なんでしょうか?

    昔ながらの書き手さんがまた書きだしてくれるのは、すごく嬉しいです!また頑張って下さいね(・ω・)/

    (携帯)
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