ビアンエッセイ♪

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■3016 / ResNo.50)  そーた☆さんへ。
  
□投稿者/ 秋 ちょと常連(98回)-(2004/10/04(Mon) 23:40:28)
    はじめまして。
    感想を書いて下さると、とても励みになります。そーた☆さんの琴線に少しでも触れたのならば嬉しい限りです。
    ゆっくりとですが随時更新していくので、次回もまた目を通して頂けると幸いです。
    それでは、本当に感想をありがとうございました。

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■3017 / ResNo.51)  まるさんへ。
□投稿者/ 秋 ちょと常連(99回)-(2004/10/04(Mon) 23:45:07)
    再びの感想、とても嬉しく思いました。
    有り難い言葉の数々、本当にありがとうございます。好きで書き散らしているものですが、やはりそのように言って頂けると励みになり、書く気力にも繋がります。
    小説の中では半年が経ちました。よろしければ最後までお付き合い下さい。

    (携帯)
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■3018 / ResNo.52)  あおたさんへ。
□投稿者/ 秋 常連♪(100回)-(2004/10/04(Mon) 23:48:51)
    はじめまして。
    この小説の中にも片想いの少女は数人登場しますが、あおたさんは彼女達の誰かと重なったのでしょうか。思うところがわずかでもあったなら、書き手として嬉しい限りです。
    なるべく現実感を大切にしたいので、私が書く話は必ずしも良い方向に向かうわけではありません。あまり喜べない結末になる話もあるでしょう。それでも、やきもきしつつも読んで欲しいと、勝手ながら思うのです。登場人物達と同じ年代のあおたさんだからこそ。
    最後に、応援という言葉、有り難く受け止めました。HPは持っていないので、よろしければまたこちらの方で感想などをお聞かせくださると幸いです。
    あなたの恋に少しでも何かをもたらせますように。

    (携帯)
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■3019 / ResNo.53)  ヨシさんへ。
□投稿者/ 秋 常連♪(101回)-(2004/10/04(Mon) 23:53:01)
    まだまだ至らない点が多いので勿体ない言葉です。ですが、私自身が楽しみながら好きなように書いている文章を面白いと感じて下さるのはとても嬉しく思いました。
    伝えたい事がなかなか表現出来ずもどかしささえ感じる時もありますが、それでも自分が生み出した話なのでやはり好きなのです。それを読んで頂ける事は幸いと言う他ないでしょう。
    感想を本当にありがとうございました。
    よろしければこの先もどうか見守ってくださいm(__)m

    (携帯)
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■3254 / ResNo.54)  NO TITLE
□投稿者/ ゆう 一般♪(1回)-(2004/10/19(Tue) 10:35:30)
    おもしろい\(^O^)/続きが読みたいです★がんばって下さい!!

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■3261 / ResNo.55)  ゆうさんへ。
□投稿者/ 秋 常連♪(102回)-(2004/10/19(Tue) 23:37:29)
    はじめまして。
    しばらく間が空いてしまいましたが明日に新しい話をアップするつもりなので、よろしければまた読んで頂けると幸いです。
    楽しみにして下さる事を思うととても書き甲斐があります。
    感想ありがとうございました。

    (携帯)
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■3269 / ResNo.56)  ─わがままジュリエット
□投稿者/ 秋 常連♪(103回)-(2004/10/20(Wed) 10:08:20)
    夏休みが終わって。
    二学期も一月以上経過中。
    今まさに。
    学校内は二学期最大のイベントである文化祭が目前に迫り。
    そのお祭りムードが高まりを見せる中で。
    私は一人、不機嫌だった。



    「詩絵?」
    先程から机に向かって何やら作業していた唯ちゃんは、その手を止めてこちらを振り返った。
    「なんて顔してんの…」
    ぶすっとしている私を見て困った顔をする。
    「何でそんなに機嫌が悪いの?」
    困り顔で溜め息をつく唯ちゃん。
    機嫌が悪い事はわかるくせに、その理由にまでは至らないなんて。
    本当に。この人は頭が良いのに抜けている。
    「だって…唯ちゃんてば、夏休み中は夏期講習だの生徒会だのしょっ中学校に行ってたから、全然構ってくれなかったでしょう?」
    だけどね?それはいいのよ。
    唯ちゃんは受験生。
    私は二の次で勉強が優先されるのも、我慢しなきゃならない事だって私にも理解できる。
    しかも生徒会長なんて肩書きも持ってるし?
    生徒会の仕事があるなんて言われたら、そりゃあ会長なしで話が進むわけないもの、黙って送り出すしかないじゃない。
    そんなこんなで夏休みは終わって。
    日曜日。
    家に居るというから久しぶりに唯ちゃんの部屋へ訪れたら、さっきから私に背を向けひたすら作業。
    ベッドに座ってクッションを抱きしめていた私はただ黙ってその後ろ姿を睨み付けていた。
    視線が痛かったのだろうか。
    鈍感な唯ちゃんもようやくそれに気付いて。
    「詩絵?」
    やっと私を振り返ったというわけだ。
    私は口を尖らせながら。
    「…さっきから何してるの?」
    声を低くして問う。
    「あぁ、これ?文化祭の台本」
    はにかみながら手の物を私に見せた。
    「最近ばたばたしてるからね。読める時に読んどかないと」
    練習も佳境に入ってるし、そう言って再び厚めの冊子に視線を落とす。
    そう。
    唯ちゃん率いる生徒会は、今年舞台劇をやると言う。
    文化祭の運営でそんな暇なんてないんじゃないの?
    そんな事を聞いたら、実質取り仕切るのは文化祭実行委員会なるものらしい。
    生徒会はあくまで裏方であり、サポート役。
    例年ならば生徒会役員は各々実行委員を手伝いながらクラスの方に参加するのだそうだけれど、今年は生徒会として出し物をする事になったと聞かされた。
    唯ちゃんはとても乗り気で、やけに力を入れている。
    私をほったらかしにするくらいに。
    でもね?
    それもまだいいの。
    だって、唯ちゃんにとって高校生活最後の文化祭だから。
    それも今まで頑張ってきたメンバーと参加できるのなら唯ちゃんじゃなくても張り切るでしょう?
    問題は。
    「……詩絵。だからさっきからどうしたの?怖いってば…」
    呆れたように私を見る唯ちゃんに気付かない振りをして、私は唯ちゃんの手から台本を取り上げた。
    その表紙に目を向ける。


    『ロミオとジュリエット』


    ページをめくるとキャスト名がつらつらと並んでいる。

    そうなんだ。

    よりによって。

    よりによって!

    ……唯ちゃんは、ロミオなのです。

    役名を唯ちゃんから聞いた時はあからさまに嫌な顔をした。
    主役を生徒会長にやらせるという安易さに。
    それ以上に、ますます唯ちゃんが注目されて遠くに行っちゃうような心細さから。
    それでも、嬉しそうに稽古に励む唯ちゃんにそんな事を言えるわけがないじゃない。
    言えないからこそ態度で示してみたところで、鈍感なこの恋人は気付かない。
    「詩絵ぇ、台本返してほしいんだけどなぁ」
    困ったように目尻を下げて笑う唯ちゃんを無視して、私は台本に目を通した。
    「卑しいこの手が貴方を汚しているのなら、今こそ私の唇という名の巡礼を以てぇ?キザー…」
    うえー、と舌を出して顔をしかめる。
    唯ちゃんもただ苦笑していた。
    こんな恥ずかしい台詞をよくもまあペラペラと言えるものね、と。呆れたように台本の文字を眺める。
    だけどこんな言葉も唯ちゃんが言えば嫌味なく、憎たらしい程にはまるんだろうなぁ…。
    ぼんやり考え。
    あ。
    はっとする。
    「───ってゆーか…」
    「詩絵?どうしたの?」
    唯ちゃんはロミオだ。
    という事はつまりそういう事だ。
    「これ!この説明書きのとこ!ロミオはジュリエットの手の甲、手首、腕と、順に唇を落としていく、って…唯ちゃん、やるの!?」
    「えーと…振り、だけよ?」
    「振りって言ったって至近距離まで口を近付けるんでしょ?相手がちょっと動けば触れるじゃない!」
    ははは…、困ったように笑うだけの唯ちゃん。
    そんな彼女を尻目に、
    「他にもそういうシーンあるんじゃないでしょうね?!キスシーンの一つや二つ、あるに決まってる!」
    そうまくしたて、私は台本をがーっとめくった。
    ぱらぱらぱらぱら読み進めていき。
    ふと、あるページで目が止まった。
    じっとその文字に目を落とす。


    ─あぁロミオ。貴方は何故ロミオなの?


    有名な一節。
    この話の全貌を知らなくても一度は耳にする言葉。


    ─私はただのロミオです。
    貴方が望むというならば、家の名など捨てましょう。


    …ジュリエットが羨ましかった。
    身分も、名前でさえ、全てを捨てて愛されるなんて。
    例え結末が悲劇だとしても、やっぱりどうせならここまで愛されたいと思う。
    ずっと押し黙って同じ一点を見つめている私を不審に思ったのか、唯ちゃんはベッドに腰掛ける私の隣に座って「詩絵?」と、顔を覗き込んだ。
    「何で泣いてるの…」
    彼女に言われてようやく気付く。
    頬を濡らす熱さに。
    唯ちゃんは私の目元を優しく拭った。
    そしてゆっくりと私の手から台本を抜き取る。
    ぱらりと紙のめくられる音がしたかと思ったら、すっと、私の隣から唯ちゃんが立ち上がる気配を感じた。
    私はそれが心許なくて、例えベッドから勉強机に移動するだけだとしても心許なくて、縋るように見つめたけれど声はどうしても出てくれはしなかった。
    だけど。
    唯ちゃんはは立ち上がっただけで立ち去りはせずに。
    離れる事もなくて。
    くるりと私の正面に向き直ると、片膝をついて、恭しく私を見上げた。
    涙でぐしゃぐしゃな私の顔を穏やかに見つめながら、唇を軽く開く。


    「もしも貴方が望むなら、私が纏う一切の肩書きなど、惜し気もなく捨てましょう」


    そして、私の手を取って甲に口づけ、にっこりと微笑んだ。

    生徒会長という地位も。
    憧れの先輩なんて名誉も。
    私の為に捨ててしまって、ただのロミオになると言う。
    ちょっとの間、呼吸が止まって。
    すぐに、そんなものはいらないと、少し怒ったように言ったら、案の定唯ちゃんは困ったように微笑んだから、膝まずく唯ちゃんのおでこに口づけをひとつ落として耳元で囁いた。
    一瞬キョトンとした唯ちゃんは。
    「そうだね、それがいい」
    すぐに瞳を目一杯細めて、可笑しそうにくつくつと笑った。



    生徒会長という地位も。

    憧れの先輩なんて名誉も。

    私の為に捨ててしまって。

    そう、詩絵のロミオになればいい。






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■3278 / ResNo.57)  楽しみにしています
□投稿者/ ミコ 一般♪(1回)-(2004/10/20(Wed) 16:00:51)
    秋さんこんにちは。何時も楽しみに読ませて頂いています。
    私事ですが、最近失恋してかなり凹んでいます。
    だから、読んでいると片思いってつくづく辛いと共感しています。
    早く気持ちの切り替えしないと・・・
    また、投稿を待っていますね。頑張って下さい!

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■3338 / ResNo.58)  ミコさんへ。
□投稿者/ 秋 常連♪(104回)-(2004/10/25(Mon) 01:18:37)
    片想いより両想いであった方がいいでしょうし、失恋もしないに越した事はないと思いますが、それも後に糧となって活きてくるのではないでしょうか。勿論、恋愛はそんなに綺麗事ばかりではありませんが、それでも誰かを想わずにいられない時は予期せず訪れますよね。傷つく結果になっても仕方ない、好きになってしまったんだから。乱暴な言い方ですが、私はこう思います。
    気持ちの切り替えも大切ですが、焦る必要もまた、ないんじゃないでしょうか。ゆっくり落ち着いていってください。
    感想ありがとうございました。
    私の言葉がわずかでもミコさんに届きますよう。

    (携帯)
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■3540 / ResNo.59)  秋さんへ
□投稿者/ ミコ 一般♪(2回)-(2004/11/08(Mon) 12:55:30)
    お返事ありがとうございます。確かに好きになれる人が表れた事は幸せだと思いますが、年令的にも少し焦りを感じている事も真実。
    まだ、凹み中ではありますが、新しい出会いを探して行動中です。
    私の好みのタイプは中性なのですが、どうしてもボーイッシュに好かれるようで。
    でも、きっと良い出会いがあると思って頑張ってみます。
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