| お返しに可南子を、じっくりと愛撫する。
離れていた数ヶ月分の想いをぶつけるかのように。
離れていた3ヶ月は、彼女の中で
私の存在の大きさを認識するのに有用だったようで、
彼女は最中、一時も私を離すまいと、私の愛撫ひとつひとつを、
手放しで喜び、全身で応えてくれた。
そんな彼女に対しての溢れんばかりの愛しさが蘇り、
ただひたすらに、彼女を愛した。
美春のことを思い出さなかったといえば、嘘になる。
つい数時間前の話だ。
美春の体と、可南子の体を、
美春の反応と、可南子の反応を、
美春の愛撫と、可南子の愛撫を、
つい、比べてしまう。
そして、可南子との最中に、
美春との刺激的なセックスがフラッシュバックし、
背徳感に私は興奮し、潤うのを感じた。
その後ろめたさは、可南子への激しい愛撫へと転換され、
その愛撫の快感で眉根を寄せる彼女の表情に
さらに欲情しつつも、
私はますます可南子とのセックスにのめりこんでいった。
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