| 2009/01/24(Sat) 23:51:15 編集(投稿者) 2009/01/24(Sat) 23:39:53 編集(投稿者)
大好き…ただの片想いなはずだった…
ずっと大好きだった…
気づいたらもぅ貴女しか見れなくなっていた
高校1年生。
玲嘉(レイカ)と沙夜(サヨ)は同じクラスで部活も一緒で どんな時も一緒にいるほど仲が良かった
誰もが羨むほどの親友。
そのはずだった…
ただ沙夜は玲嘉の事を友達だとは一瞬でも思った事はなかった
沙夜は玲嘉を愛していた
でも沙夜には告白する勇気もなく親友と言う位置につくことが最大限の努力だった
「沙夜〜!そろそろ帰ろっ」
いつものようにクラスの友達達と下校に残って喋っておチャラけている沙夜に玲嘉はしびれをきらして少しキツ目に話しかけた
「ごめんっ、ちょっとまって!」
怒っているのか玲嘉は先に歩き出してしまっていた
それをあわてて追い掛ける沙夜
周りの友達はいつもの事なので笑って見送った
「ねぇ…玲嘉?」
「……。」
返事をしない玲嘉に沙夜はムっとした
「ねぇってばっ!!返事してよ」
「なによ」
次の返事は待つ事もなく一瞬で返ってきた
それにおじ気づいたのか玲嘉も黙りこんでしまった
そのまま気まずい雰囲気のまま、玲嘉の家に着いてしまっていた
少し黙ったまま立ち止まる2人
その沈黙を破ったのは沙夜の言葉だった
「今日…うちに寄って行く?」
玲嘉は小さくうなずいた
そのまま2人は軽く言葉をかわしながらも気まずいままだった
そんな状況に沙夜はだんだんイラつきと悲しさを覚えた
「玲嘉、ごめん。」
ベットの上でくつろいでいた玲嘉の横に行き沙夜はいいずらそうに謝罪の言葉を伝えた
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