ビアンエッセイ♪

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■21482 / ResNo.10)   宿題5
  
□投稿者/ 桜子 一般♪(8回)-(2012/04/11(Wed) 00:48:42)
     七海は弱いジャグジーの泡の湯船に漂いながら、ガラス越しに見える庭の花や街路樹やその横を行き交う車の動き、ヘッドライトの灯りを気持ち此処にあらずという目で見ていた。バスルームに入り、既に身体洗い髪も洗って、今待ち人を今かと持ち焦がれている。これほど胸がドキドキ高鳴ったことがあるだろうか。これは正しく誰にも告白され許されない背徳、禁断の恋による恐怖と期待と、不安と快感のミックスジュース、メリーゴーランドのようだ。平静を装うヘば装うほど、身体は熱く火照り昂り潤んでくるのだ。

     その時、バスルームのドアの音がした。秘かな想い人、由香が今・・・・・・。
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■21483 / ResNo.11)   宿題6
□投稿者/ 桜子 一般♪(9回)-(2012/04/11(Wed) 10:35:18)
     バスルームのドアの開くカシャッっという音に反応し、七海は反応し振り返った。やっとだわ。由香ちゃんの生の姿が見られる。歓喜とも羞恥とも判別つかない心臓の鼓動にうち震えながら、七海は湯船から上がりシャワーボタンを操作すると暖かいミストを放射させた。バスルームに白い温かなミスト、霧が立ちこめてゆく。既にバスルームは小さな灯りだけをともし暗いままだ。しかし、その暗さが期待にうち震える七海を何とか支えた。
    由香に恋したしたのはいつからだったろう。自問しなくいても、それは桜咲く庭での初対面からだ。一瞬で私はまだ中学生の由香の大人びて、そしてきれいな顔や手足がしなやかで長い少女に魅了されていた。それは、今日の恋という感情では無かったけれど、「初めまして・・・」と挨拶し両で由香の手を包んだあの時からだ。少女とはいえ大人にも持ち得ない皮膚の柔わらかさは、同性からも感嘆されて育ってきた七海の肌の柔らかさを持ってしても、由香の手の感触は別世界の快感気持ちよさだった。思わず、「ああっ・・・柔らかい・・」と漏らしてしまったほどだ。その時、由香も「・・・あっ・・」と呟いたのを今でも鮮明に覚えている。あの時、あの接触の瞬間に二人は目線を併せ、微笑み合い、理解しあったのだと思う。

     あの日、亡夫とともに3人の庭での食事やお茶の時間、居間に移動してからも七海と由香は話し、笑い、語りあった。それは、人から見れば姉妹のように、従姉妹のようにも映ったのではないかと思えるほどの自然な出会いであった。
    七海は、その後公私共に伊藤家に出入りし、社長の秘書として、フィアンセとして、そして由香の継母を許された女性として、家事のこと、会社業務、伊藤家の行事に参加した。夫は忙しく、月のうち半分以上を海外や国内の出張していた。また、海外出張には七海が秘書件通訳として同行した。その度に、七海は出張先でのお土産に可愛いバッグやアクセサリー、時には少女には高価と思えるような海外有名ブランドの洋服や下着なども購入し由香にプレゼントしてきた。こういう良好の関係と経過の中、七海は由香と会う度、手を身体を触れ合う度にいつしかフィアンセである社長とは別の好意、愛情を由香に抱いている自分の深層心理に気づいた。

    あの可憐な少女由香の魅力は、姉妹のように瓜二つの自分と同じであることを、七海は月日の季節の移ろいの中で感じてゆく。それは婚約者で社長という由香の父親と由香に抱く甘く切なくやるせない背徳感の満ちた恋心に感電した時から、七海は由香への募る想いをひた隠しにして、婚約者と由香に接してきた。
    それは決して辛いものではなかった。婚約者としてへの愛情と尊敬と、由香への変質した同性愛とは、七海の中では、いつしか同居・進行が普通な成り行きとなった。由香への愛情を亡夫は微笑ましく見ていただろう。しかし、結婚し伊藤家に同居し、ある時は24時間由香と同じ空気を吸い、同じ空間を共有し、時には手を繋ぎ腕を組み、散歩やお買い物に出かける機会が増えるに従い、七海の中に小さく奥深く住み着いた不義という不信のウィルスが増幅し、妻と義母という七海の並列倫理システムを侵してゆく気配が
    明らかに増加していた。

     結婚後夫が出張で長く留守をした日々、眠れぬ夜無意識に七海は見事な隆起・起伏・カーブを見せる豊かな美乳に手を這わせ、募る想いを自慰で慰めた。始めは、豊かな双乳をゆるゆると揉む。いつしか身体の奥から湧き上がる快感と官能のさざ波に、あううっ・・・と小さな呻きと共に、七海の柔腰が右に左にと揺れ始める。七海の脳裏は当初夫の顔が浮かんでいたが、気が付くとそれはなぜか秘めた恋の相手由香の顔に変わり、「由香ちゃっん・・・んっ・・・」と変わっていった。それ以来、独寝の夜自慰に想いを馳せてしまうのは夫から由香に変わっていった。








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■21561 / ResNo.12)  宿題7
□投稿者/ 桜子 一般♪(10回)-(2012/07/11(Wed) 09:20:58)
     バスルーム中濃霧のような冷ミストで真っ白になっていて、ただ1つ白熱球のような朱い小さな灯が薄っすらとぽぅっと見えた。バスルーム入り口も白くて何も見えない。しかし、今脱衣しているだろう義娘由香の気配は小さな衣ずれの音や、籠のずれる微音でわかる。

    七海はもう待ちきれなくなっていた。湯船から上がるとバスルーム入り口のガラスドアに正対し由香を待ち構えた。その時、白霧の中にガラスドアが引かれる音がした。
    由香との距離は3mほどある。ドアが閉められたようだ。白霧が乱れた。

    「由香ちゃん・・・・」七海は痛いほどの胸の鼓動を感じながら一歩由香に歩んだ。由香も生まれて始めて七海との入浴という夢にまで見た瞬間を前に、時ならぬ羞恥、今まで感じたことがないほどの甘い興奮を全裸の体で感じていた。
    互いの体が1mを切って、やっと白霧の中で二人の天女が白桃のようにぽわっと浮き立つ姿を互いに見るにいたった。二人は見合った。そして、見詰めあった。
    どちらからともなく、二人は接するように歩みあった。白霧の中、腕を回せば互いの背中を抱きしめられる数センチの距離、それはあまりにも甘く恥ずかしく胸が張り裂けるほどの禁断の空間だった。

    七海の美しい桃色の唇が目の前に迫った。息が止まった。心臓も一瞬止まった。そして、しばらくして忘れていたかのようにドキドキと早く高鳴りだした。もう止まらない。もうきっと止まれないと由香は感じた。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!
    「由・・・」と声が出た瞬間、七海は目の前の美少女の白桃色の優美なカーブの造形美に魂を呑まれていた。霧の中から現れた天使のような姿態は、創造以上のものだった。
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■21562 / ResNo.13)  宿題8
□投稿者/ 桜子 一般♪(11回)-(2012/07/11(Wed) 20:08:12)
     白霧のバスルームの中は時が止まったように静かな時空間となった。七海と由香の脳神経は麻痺し、思考も視線も止まり瞬きをすることも忘れたようだった。

     そんな空虚な時空間がどれほど続いたのかさえ解らないでいた二人に、突然外の道を行き交う車のヘッドライトがスパークするように光った。停止画像が再始動するかのように七海は由香に僅かによった瞬間、「うっ・・・」と呻くような甘い溜息を漏らした。七海は甘い快美感を突然感じながらも由香の肩に両手で優しく触れた。七海の呻き音と同時に、由香は身体をぶるるっと振るわせた。何が起こったのか、「あうっ・・」っと由香も呻き音を漏らしていた。 

     


     
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■21564 / ResNo.14)  宿題9
□投稿者/ 桜子 一般♪(12回)-(2012/07/13(Fri) 14:18:11)
     七海は由香の白く柔らかな両肩を僅かに引き寄せていた。ほんの僅かだ。でもそれが思わぬ快感、そう身体の全身をを電流のようにめぐる快感を与えていた。
    裸で向き合って初めて解ったこと、それは二人の肌の白さと身長、そしてまるで双子姉妹のように体型が似ていることだった。七海は中学時代には160cmを超え今は164cmほどある。華奢に見える肩からウエスト、腰部に流れるSラインの美しさに心を奪われながらも、由香は七海の奥二重ながら睫毛の長さで誰も魅了してしまう目、瞳から離れなかった。 鎖骨のうっすらとしたラインから両乳房に至る直線的な凸ラインは、乳房部の手前で勢いよく美麗な膨らみを呈していた。七海のバストラインは丸くはない。どちらかといえば鋭角な紡錘形に近い。華奢に見える首から肩の容姿からは想像もしないほどに前に斜め上にせり出していた。

     篠女時代七海は保健室でよく休憩した。生理痛で度々保健室のベッドで天井の模様を眺めたものだ。元女医で保健士として勤務していた奈々先生がある日言ったことがあった。
    「伊藤さんのおっぱいって、きっと美乳になるかもね・・・・」
    「ホントですか・・?」
    「絶対。・・・きっとそうよ、だって、ビアンの女医の診断だもの。・・・・・・
     驚いた?、内緒だからね。バレたら首になっちゃうもの・・・」
    奈々先生は、私だから告白したのだぞ、うん・・?? そう言いながら私の顔を覗き込むと、電光石火の早業で私の唇を塞いだ。



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■21566 / ResNo.15)  宿題9
□投稿者/ 桜子 一般♪(13回)-(2012/07/16(Mon) 09:22:06)
    七海は由香の白く柔らかな両肩を僅かに引き寄せていた。ほんの僅かだ。でもそれが思わぬ快感、そう身体の全身を電流のようにめぐる快感を与えていた。
    裸で向き合って初めて解ったこと、それは二人の肌の白さと身長、そしてまるで双子姉妹のように体型が似ていることだった。七海は中学時代には160cmを超え今は164cmほどある。華奢に見える肩からウエスト、腰部に流れるSラインの美しさに心を奪われながらも、由香は七海の奥二重ながら睫毛の長さで誰も魅了してしまう目、瞳から離れなかった。 鎖骨のうっすらとしたラインから両乳房に至る直線的な凸ラインは、乳房部の手前で勢いよく美麗な膨らみを呈していた。七海のバストラインは丸くはない。どちらかといえば鋭角な紡錘形に近い。華奢に見える首から肩の容姿からは想像もしないほどに前に斜め上にせり出していた。

     篠女時代七海は保健室でよく休憩した。生理痛で度々保健室のベッドで天井の模様を眺めたものだ。元女医で保健士として勤務していた奈々先生がある日言ったことがあった。
    「伊藤さんのおっぱいって、きっと美乳になるかもね・・・・」
    「ホントですか・・?」
    「絶対。・・・きっとそうよ、だって、ビアンの女医の診断だもの。・・・・・・
     驚いた?、内緒だからね。バレたら首になっちゃうもの・・・」
    奈々先生は、君だから告白したのだぞ、うん・・?? そう言いながら私の顔を覗き込むと、電光石火の早業で私の唇を塞いだ。
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■21567 / ResNo.16)  宿題10
□投稿者/ 桜子 一般♪(14回)-(2012/07/16(Mon) 17:17:25)
     そんな甘酸っぱい記憶が一瞬七海を襲った。
    七海の乳首に与えられた甘い刺激が、身体をくまなく巡っていくのを感じながら七海の口から発せられた言葉は、
    「嬉しい・・・・・。・・・ずっとね、待ってたの。・・・・でも・・・・・」その先は恥じらった。
    「綺麗・・・。七海さん、ううん、ママ・・・・。ママって呼んでいい・・・・?」
    「嬉しい・・・・・」その先も言葉にならなかった。七海は思わず由香の肩に置いていた手を背中に回し抱き寄せていた。そうせざるを得ないほど嬉しくて、切なくて、その感激に言葉を失っていた。

    「あんっ・・・・、気持ちいい・・・・・」由香はあまりにも柔らかな七海の生肌の感触に心を奪われ、危険な官能の波を初体験した。由香も無意識に七海の背を抱きしめてた。それは何をもムニュアンッ・・と包み込んで離れさせない七海の白い柔肌が、由香の生肌を飲み込んで溶かしてしまいそうに感じた。七海の頬が由香の左頬に接し、左右の乳房がお互いの身体で重なり合い、下腹部の秘丘の膨らみがコツンと嫌らしく打ち寄り擦れ合った。
    七海は目眩を感じた。由香の柔わらかな肌は、17歳の女子高生という年齢では証明出来ない軟体動物か、また未知なる奇跡の宝物のように思えた。二つの女体が重なった姿は、まるで優美な二輪の花が密着して咲いているようだ。

     由香は、絹のように柔らかく雪のように白くて、今盛りの白桃か完熟ハウスマンゴーのような芳香を放つ七海に、このようにしかと抱きしめられ、鼻腔の隅々まで七海の匂いで満たされたいと秘かに想っていた。初めての出会った日、挨拶的にハグを受けた。七海の卵顔、手足の長い容姿、甘い声、柔らかな肌と感触、そして例えようも無かった女性の魅惑的なフェロモンが、由香の脳中を麻痺させ軽いエクスタシーへと導いていた。それからは、会う度に微笑み合いながらハグをし、ある時は強く抱きしめられた。それは、お誕生日や高校入学のお祝いのプレゼントより嬉しいご褒美だった。七海お姉様に会って軽くハグをされ抱かれるだけで、少女の躯は潤みを覚え大人の官能を覗いた。あの時の胸が張り裂けそうな息苦しい甘い快感が、今また由香の全身を包み若い女芯を怪しく疼かせた。

    「しあ・わ・せ・・・・ああっ・・・・・」 七海の美唇から微かに洩れた悦びと溜め息は、由香の頬から少し桜色に上気した耳芯に伝わると、由香はうっ・・と小さな喘ぎとともに全身を弛緩させて震えた。
    「わたし・・・、ママ・・わたしも・幸せ・・・・。ずっと、・こうして抱いてほしかったの。」
    「わたしもだわ、・・・恥ずかしいけど、私もずうっと夢にまで見て待ちこがれていたの。・・・」
    「嬉しい・・・・ああっ・・っママ・・・・むっ・・・」
    由香の言葉の次を止めるように、七海は顔を由香に向けると口唇を柔らかく塞いだ。同性とのキスは奈々先生として以来だ。でも3人目。

    もう一人は私のママだ。ママは今イギリスの地方にある日系工場にプラントアドバイザーとして赴任している。私の結婚を機に、単身赴任中のパパの元に旅立った。あと一週間先に結婚式が迫ったある日の夜、ママは久しぶりにお風呂しましょ、と宣言した。女同士だから躊躇も違和感も無いのだが、ママには何だかあったようで、「宣言」というママ風のご宣託だった。
    広めのバスタブに向かい合って浸かり、久しぶりの母娘のおしゃべりを楽しんだ後、ママはポツリと言った。
    「七海はもっと綺麗になるわ・・・・・ママの娘だから・・・」と宣言した後、「七海」と囁くと私に近づきキスとしてきた。私は、「ママったら・・・・酔ってるの・・・?」と返したが、内心慌てずにはいられなかった。結婚前の娘と湯船の中で口唇を合わせているのだから。ママは、私の動揺を見ながらもまた口唇を、さっきよりも緩やかに密着してきた。母は私の口唇を巧みに触れ、重ね、吸ってきた。私も奈々先生とのフレンチキスの経験が幾度もあり、ママの巧みなキスの行為にいつしか我を忘れてママのキスに応えていた。ママは娘とのキスを一頻り楽しむと、トロンとした瞳を恥ずかしそうに瞬かせている私を置き去りしてバスルームを出て行った。その夜、ママはキスの話しを長々としてくれた。ママも生身の女で、いろいろな願望、悩み、希望があったのかと初めて知った。

     


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■21568 / ResNo.17)   宿題11
□投稿者/ 桜子 一般♪(15回)-(2012/07/17(Tue) 11:11:06)
    2012/07/18(Wed) 13:02:27 編集(投稿者)
    2012/07/18(Wed) 13:00:11 編集(投稿者)

    「変んでしょう私のママって・・・・。でも、私も由香ちゃんにキスしてるんですものね。血筋かしら・・・・?」2人でどのくらい抱き合っていたかしら。夢にまで見た由香との抱擁、キス、それが魔法のように叶った。今湯船に漬かり向かい合い、女の子同志の話をしていた。ちょっと勇気がいったけれど、どうして由香ちゃんを抱きしめたかったのか? それって、いつから?と由香が聞いて、私はママの突然の奇行のことや、篠女の保健室での秘話を話た。湯船の湯は38度、ちょっと温めだけど女の長話や単行本を持ち込んで読み耽るにはちょうどいい。その分、浴室の温度を上げた。逆上せないように。ここに至って、もう由香に内緒にすることって殆どない。亡夫から病室で話された2つの事意外。この2つの事を話すのはもう少し先のことだと思っている。私達2人にとって、とても重大なことだから。

    「ママは京都で生まれたの。父は公務員、実家は農家だったの。両親とお祖母さま、兄と妹の6人家族。京都の外れの田舎だからとってもおてんばで育ったようなの。それはお祖母さまに聞いたのだけど。ママって京美人だと思うの。娘から見ても綺麗だもの・今でも・・・・」
    「ええ、由香も驚いた・・・。色が白くて顔が小さくて、そして綺麗なんだもの」
    「ありがとう・・。そのママは小さいころから”一筆”ってアダナだったんだって。筆で書いたように目が一重で細くて、唇も横長に薄いのね。京都のお土産の京人形そっくりなの。でもそれが嫌だったみたい。だって、ママの理想の女の子ってリカちゃん人形のような二重で、目がパッチリしていて、唇も可愛くぽっちゃりだったのね。でもママの顔は”一筆書”、ずっとコンプレックスだったんだって。
    そんな風には見えなかったでしょう?」
    「七海さん、いえ、もうママでいいのよね。ママのお母さまとは3回会ったわ。すらっとした綺麗な女性だった。切れ長の目も素敵。でも、人ってそれぞれだものね」
    「分かったこと言うのね、由香ちゃんも・・・ふふふっ・・」
    向かい合って漬かっていた由香が七海の横に並んで身体をくっ付けてきた。私は由香の腰に手を回し引き寄せた。搗き立てのお餅、マシュマロ、シリコンやプリンの滑らかさや柔軟さを併せ持った由香のプルン、ムニュンとしていて、しかもしっとりしている肌に、七海はすっかり魅了されていた。ママや奈々先生に抱きしめられた経験をもってしても、由香の肌は私を虜にして放さない。
    「あのママが中学校の時、お父様からフランス人形をお土産にもらったの。それは小公女セーラが抱いていたビスクドールのようなフランス人形。それは、リカちゃん人形とは比べようがないほど可愛くて素敵だったらしいの。リカちゃん人形って可愛いけれど、見るからに作り物って感じでしょ。でもママが頂いたビスクドールは本物の赤ちゃん、女の子って思えたのかな。二重の大きな目、瞳はガラスで出来ていて本物そっくり。顔も綺麗で、唇もママの理想のぷっくりしいて愛らしいものだったの。ママが言うには、毎朝おはようと言いながらキスをして、学校から帰ってきたら「ただいまあー」といってキス、夜はお休みのキスをしたって。そしたら、塗装が剥げてきちゃったんだって。笑っちゃう・・・。それからは、お母様の口紅をもらって塗っていたの。でも、毎日何度もキスををするでしょう、だから直ぐ取れちゃう。ママはね、お母様が毎朝化粧をするのをみて、毎朝お人形の唇に紅を塗り、キスをして「行ってきます!」と言って出かけたんだって。
    いつの間にかママは夢見たんだって。私の子供はこの子のように二重でパッチリ、ぷっくりした唇の女の子を産むんだって。それで完成したのがこの私。どうぉ・・・?」
    「ママは綺麗よ。お人形のような目じゃないけれど、でも私は初めて会った時から・・・・」由香は言葉の変わりに七海の口唇を求めた。2人の顔がX字に重なって、互いの柔らかな口唇を吸い、舐め絡ませ合う。あうっ・・・んっ・・っっ・・ちゅっ・・あうっ・・ぴちゃっ・・・・バスルームに甘く妖艶な吐息が共鳴する。
    七海の舌が由香の舌を捉え絡めては溢れた唾液を吸う。由香も七海の馥郁たる美香に包まれながら、七海の口から出てきた甘い唾液を啜り舐め飲み干してはまた舌を更に絡ませる。七海の舌が由香の舌の奥まで届いたと思うと、細く尖らせた舌先が喉ちんこを舐め上げる。長い舌・・・・ううっと声を漏らそうとなるほど、七海の舌が長く、喉から更に奥まで侵入するかのように思われた。
    一頻りキスを楽しんだ後、ぴちゃっと音を出し2つの唇は離れた。離れた瞬間に、由香の単発ジャブkissがチュッと届いた。

    「っあんっ・・好きよ由香ちゃん、愛してるわ・・・・」
    「私も。ママ・・・・・・・・」
    「私のママのキス病の血が私にも流れているのかな? 私ね、初キスは奈々先生だった。唐突なキスだった。っえっ・・て疑ったほど突然だったもの。それから時々貧血や生理痛でなくても、ふらっと行ったのね。奈々先生は、廊下の人をチェックすると、私の顔を両手で挟むと唇をふわっと重ねてきた。頭が真っ白になっちゃった。でもそれだけじゃ段々物足りなくなってきて、せんせーっと言って保健室に入るなり奈々先生にキスをせがむようになったのね。すっかり奈々先生のキスの虜になっちゃってて、先生が
    「だめ、ダメッば。コイツ病気だな、重病だぞー」と奈々先生のチュウ診器を唇に当ててくるの。やばいでしょう・・・。」 
    「その奈々先生とは・・・・・」
    「先生は1年ほどした後、突然退職されて郷里にお帰りになったの。先生のお母様が病気になられ、自宅療養の世話をしなくてはならなくなったの。夏休みに引越しすると言うので、私はママにお願いして泊りがけでお手伝いに行った。もう二度と会えないかもと思えたから・・・。先生の部屋に行ったらすっかり部屋が空っぽで、備え付けのベッドとマットレス、それにエアコンと冷蔵庫しか無かった。お任せ引越しサービスで前の日に発送したって。
    「そうなんだー・・・」
    「暑かったし、・・・私達いっしょにシャワーごっこしたのね。恥ずかしくて、ドキドキして、寂しくて・・・・初めて先生の裸を見たら恥ずかしくなっちゃって、私胸を押さえて縮じこまっちゃの」
    「・・ええ?・・どうしてなの?」
    「奈々先生は大学までバレイをされていたんだって。手足が長くて、バイオリンのようにウエストが細く括れていてとっても美しくて、おっぱいはブティックの綺麗なマネキンのようにむっちりと盛り上がっていた。思い出すと何だか恥ずかしくなっちゃう・・・。」
    七海は由香の目線から逃げてはにかんだ。
    「ママ可愛い・・・・・」
    由香ははにかむ七海の顔を自分に向けると、ジャブkissを2度、3度繰り返した。
    「ねえ、私のおっぱいってどう・・・・?。・・その時、シャワーごっこの時、奈々先生が言ったの。七海のこういうおっぱいって”ファーストトマトとかルネッサンストマト”って言うの。変でしょ、でもねそれからいつだったかデパ地下の野菜売り場で”ファーストトマト”ってシールが張ってある高級トマトを見たの。ああっ・・・と感心しちゃった。だって、そっくりっだった。私ね、それを買って帰って部屋の中でおっぱいと見比べてみたの。やっぱり奈々先生の言うとおりだった。
    ファーストトマトって、先が尖ってるトマトだったの。先生が言うには、先が段々細くなっていて、乳輪も小さくて先がプチュッと尖っているでしょう。丸くて艶ががって、パンッと張りがあって中から押し返してくる硬さかな・・・・? それに、七海の大胸筋が凄くいい。乳房の上の筋肉、そう・・ここね。これが鎖骨から45度の角度で続いているわって。背骨の胸部湾曲から腰部湾曲・・・」
    七海は由香の背中に手を当て、胸部湾曲から腰部湾曲の部分を撫でた。
    「女性のプロポーションって、この胸部から腰部の湾曲の角度、括れで決まってくるって言うの。特に腰部湾曲のくの字の角度が小さいほど括れているから、その分胸が上に反ってくるでしょ。このね、腰部湾曲が100度くらいが理想だって。
    七海の説明と併せて、手の平が背中を撫で上下する度に、由香は事なしか上体をゆらせ下肢を震わせている。七海の話のとおり、七海の乳房の形は硬い弾力を持ちながら、乳輪から先に細く迫り上がっている様は、ファーストトマトと相似していた。七海の手が由香の右乳房の下から先にかけて撫でた。









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■21571 / ResNo.18)  宿題12
□投稿者/ 桜子 一般♪(16回)-(2012/07/19(Thu) 00:58:36)
    2012/07/19(Thu) 05:29:58 編集(投稿者)

    「どうしてかしら・・? 不思議ね。姉妹でも無く、血の繋がった母娘でもないのにどうしてこんなに私達よく似てるのかしら?」七海は由香の右乳房に白く細い指で滑らせていた。七海の形の良い長い爪には、いつもサーモンピンクのマニュキュアが塗られていている。由香が虜になってきた七海の美しい魅力のひとつが優美な爪で、もうひとつは形と膨らみの愛らしい唇だった。七海の美しい手指を見るだけで身体が熱くなって、思春期の少女の心に禁断の鳥を飛ばせた。いつもあの七海の美唇を吸うことが出来たらと、七海とのスナップ写真を拡大して秘かに口づけをしてきた。七海の唇は、上下の唇が理想のバランス4対6なのだ。同級生の中にも、いいなぁと認める彩乃がいるが、でも由香にとって義母七海の美唇は憧れの恋人になっていた。あのshellピンクの紅とグロスで濡れ輝いた口唇でキスされたら・・・・?と、何夜夢を見、身体を熱くさせてきたことか。その夢にまで見て秘唇を濡らしてきた七海と、今夜このバスルームで抱き合い何分も唇を重ね合い、夢のようなキスをしたのだ。キスの最中、由香は快感と想いが叶った悦びで震え、気が遠くなり何度も倒れそうになった。

     湯に濡れても、由香の美乳は湯を瞬時にはじき艶々と光っている。小さなLED照明の鈍い朱色の灯りに染められているからなのか、するすると胸の起伏のスロープを滑り、うねうねと登り、登りきった平場の小さなサークルを、七海はその時初めて舐めて濡らした薬指で、まるで濡れた羽毛の先で刷くように撫でた。
    「・・っあんっ・・はあ〜んっ・・・・うんっ・うううっ・・・・・」
    由香は七海の薬指で撫でられると、熱い吐息を洩らし喘いだ。唾液のヌメリが消えると2度3度と舐め、乳桜色に紅潮した乳輪のマウンドをヌメヌメと濡らした。
    右胸の小さな乳輪の中だけを愛撫され、濡らし続けられて由香はぴくぴくと右肩から乳房をひくつかせ、小さな吐息は急に荒くなって喘ぐ。
    「ああああっ・・あん・・あんっ・・んっうっ・・・ママぁっー・・んっ・・・」
    ゆるゆると唾液で濡れた乳輪に、小さな起伏が指先にプツプツと当たる。少女の紡錘形の乳房は、くるくるアレグロで廻るだけの刺激では堪えきれないほど快感の迷路に嵌ってしまい、自ら半ばピンク色に突起した乳首を、七海の細長い爪先に押し付けてた。
    「おねだりしているのね、・・どうしてほしいの・・・?」悪戯っぽく七海のビブラートの効いたソプラノの声が、七海の桜貝のような左耳に、長い舌先が出入りしながら囁く。
    「ママっ・・マ・マぁっ・乳首・・・うっ・・ちゅまんで・・・あ〜んっ・・」由香は、七海の単純な乳首の愛撫だけでこんなに感じてしまっている自分が、七海の舌による耳愛撫に反応して、熱く濡れて滴り溢れるポピーの花蜜を感じて下肢大腿をよじった。
    「いいわ、摘んであげる・・・こうなの・・?」七海は親指と人差し指を口に含み、たっぷり唾を絡ませ、そして待ち焦がれて赤く突起した右の乳首を柔と摘んだ。




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■21573 / ResNo.19)   宿題13
□投稿者/ 桜子 一般♪(17回)-(2012/07/19(Thu) 22:53:24)
     焦らされて焦らされて、全身を引き攣るように弛緩させひくひく震えている。何て可愛いんだろう、下肢大腿をゆらゆら捩り、顎を小刻みに仰け反らせて必死に喘いでいる。
    「あんあんっ・・・うんっ・うんっ・・イヤッ・・・ダメーーっ・・・」嫌嫌を連呼した後、由香は最後に甲高い嬌声を一声すると、全身を反り返るようにぶるぶると痙攣し、悶え続けた。
    「いけないのよ由香ちゃんが可愛い過ぎるから・・・。私は母親失格ねこんなことするなんて」

     由香は上り詰めた余韻の時空間を浮遊しているのか、意識朦朧の視線を七海に向けた。
    七海はボディーソープを湯内に搾り出し、リモコンで泡スイッチをオンにした。湯船が瞬く間に雲海のように泡だらけになった。
    由香の瞳が息をを吹き返したように輝いてきらきらと光っている。泣いているのか瞼が潤んでいた。
    七海は由香の正面に滑ると、ダマスクローズ香の泡を由香の細い首から肩、腕から手指へと優しく撫でてゆく。

    「目が赤いわ。意地悪なママね。・・・・・夢のようこんなに柔らかな肌って」と、七海は溜息交じりの言葉を洩らした。
    「違うのママ。・・・ママ・・由香もずっと待ってたの。・・・そう・・ママに抱きしめてもらえる日を、・・それにママの綺麗な唇のこと・・・キスして欲しいって・・・」由香はルージュのとれた七海の薄桃色の唇に右人指し指で触れた。上唇から下唇へ指でなぞり、じっーっと見つめた。七海の唇は、上下共に薄い桜色をしている。透き通った柔らかの薄桃色のグミのようだ。その唇にグロスを塗るだけで、透き通って濡れ光る唇は、私を毎日惑わしキスの妄想を増幅させた。その七海が春には決まって淡いパステルピンクの口紅を差し、学校に出かける私に
    「おはよう・・・良く眠れたこと?」と声を掛けるから、いつも私は頬を紅くそめたのだから。だって、あの綺麗なパステルピンクの口紅にグロスを塗ったママの唇は、南国の甘い果実のような味と香りが漂って、食べたくて、舐めたくてと、想う度に身体も胸も熱くしていた。美味しそうな唇って、七海の唇のことだと思う。
    「クリスマスのプレゼントは何が欲しい?・・・」とママが聞く度に、
    「ママの唇・・・・・」と、何度胸の奥で叫んだことか。
    「ありがとう・・・とっても嬉しい・・。こんなに幸せでいいのかしら・・・」と囁き、七海は由香を抱きしめながらその告白に感涙していた。
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