ビアンエッセイ♪

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■21595 / 親記事)  あの夏
  
□投稿者/ 美雨 一般♪(16回)-(2012/08/18(Sat) 10:58:53)
    今度のオリンピックも新体操のテレビ中継はLiveで見た。カナエワの演技に息をのみ、フェアリージャパンのコンビネーションにドキドキした。学生時代に生活の中心だった新体操は今でも私にとって特別な競技だ。そしてそれは甘くて切ない記憶に繋がる。

    あの夏、私、岡野史帆は高校1年生で、新体操部の夏合宿に参加していた。私が通っていたのはミッション系の中高一貫の女子校、S女学院だった。裕福な家庭の子女が多く、おっとりとした校風で知られていたが、新体操部は全国レベルの実績があり毎年多くの部員が入部した。中等部にも新体操部はあったが、体操教室の延長のような雰囲気で、指導する先生も優しく和気あいあいとしていた。競争も学年による上下関係も意識される事はほとんどなかった。高等部の新体操部に入るとそれが一変した。大会の団体競技に出場できるレギュラーになる競争は熾烈で、学年に関係なく実力で選ばれた。一方で学年間の上下関係は厳しく、礼儀や挨拶が厳しく指導され、S女学院には似つかわしくないような体育会系のクラブだった。そんな中、私は次の地区予選の大会のレギュラーに選ばれていた。1年生で選ばれたのは私一人で、嬉しくはあったが、それ以上に先輩達の厳しい視線や、同級生達の嫉妬と羨望の混じった視線がつらかった。合宿には卒業したOGが何人も泊りがけで参加し、コーチとして後輩たちを厳しく指導するのが伝統だった。木村華は4年前全国優勝した時のメンバーで、みんなの憧れの選手だった。競技能力の高さ、容姿、リーダシップ、多くの面で突出していた彼女は監督の信頼も厚くヘッドコーチとして、あの夏も、合宿の初めから最後まで泊り込んで指導してくれていた。私もこの合宿で彼女に初めて指導してもらった。初めて会った時、その美しさに緊張して足が震えそうになったのを今でも覚えている。整った顔に、透き通るような白い肌、細めではあったがスタイルも良かった。その上気配りのできる優しい性格で、笑顔でいる事が多く、私以外にも慕う部員は多かった。合宿には他に数人のOGが参加していたが、山野沙世という先輩が外見では一番目立っていた。華の一年後輩になる沙世は、堀の深い顔をした美形で、ショートヘアのよく似合うクールな女性だった。上背のあるスタイル抜群のモデルのような体形をしていて、資産家の令嬢という噂だった。憧れる後輩が多く、取り巻きの後輩部員に囲まれている姿がよく見られた。現役部員の間では、華を慕う部員と沙世に憧れる部員に分かれたが、私が夢中になったのは華だった。華の笑顔が見たくて毎日練習に励み、練習中は無意識のうちにいつも華の姿をさがしていた。憧れが次第に恋心に変わっていたのが今なら分かる。        練習以外で初めて華と話ができたのは合宿が始まって3日目の夜だった。体育館近くにあるS女学院の合宿所には、数人が一度に利用できる大きな浴室と、シャワールームがいくつか設置されていた。16歳になったばかりの私は恥ずかしさもあって、シャワールームを利用するだけで浴室にはそれまで入った事がなかった。いつものようにシャワーをすませた後、隣の浴室が暗いことに気が付いた。もうすぐ消灯という遅い時間だったので誰かが入ってくる可能性は少なかった。久しぶりに湯船につかりたくなり、思い切って裸のままタオル一枚を持って浴室のドアを開けた。驚いたことに中に華が一人でいた。彼女は浴室の電灯を消して窓を開け、湯船から夜空を見上げていた。いつもの華と違い少し思いつめたような表情をしていたが私に気付くと微笑んでくれた。「すいません」と言いながらドアを閉めようとする私を制して、こちらに来るよう手招きした。「びっくりさせてしまった?外を見てちょっと考え事をしていたの。こっちにおいで。月がきれいだよ」顔が火照って、恥ずかしいのか嬉しいのか自分でも分からなくなり、前を隠しながら湯船まで進んだ。「中に入って。体育館では怖いコーチだけどお風呂では優しいお姉さんよ。あなた1年の岡野さんだったよね。1年一人でレギュラーのチームにいるのって大変でしょう。私もそうだったから。いろいろ気を遣うものね」優しく話しかけてくれて胸がいっぱいになった。しばらく湯船の中で話をした後、「先に出るわね」と言って華が立ち上がった。白い体が月の光に照らされ、形のいい乳房とくびれたウエストが私の目に前に露わになった。華が出て行った後で立ち上がった私は、自分の体の反応に気付いた。小さな乳房の上のピンク色の乳首が尖り、下腹部が熱く疼いていた。こんな感覚は初めてだった。そのままシャワールームにもう一度入り、火照っている部分にシャワーの水をかけた。心地のいい刺激が、疼きを甘美な感覚に変えた。その後でタオルを股間にあてて、前後に何度もこすった。華の白い乳房に自分の肌をかさねる事を想像した。いけない事をしているという後ろめたさを感じながら、陰部への刺激を強めた。じんわりとくる疼きが甘美で密やかな快感になっていく。初めての自慰だった。そして私は女性の華に恋をしている、とようやく分かった。

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■21602 / ResNo.1)  あの夏 2
□投稿者/ 美雨 一般♪(17回)-(2012/08/23(Thu) 17:56:01)
     合宿の前半が終了する日に試合形式の公開練習が行われた。大会本番を想定して団体競技のレギュラーメンバー全員が試合用のレオタードを着て臨むことになっていた。メイクも本番と同じようにする。大会のリハーサルのようなもので、緊張感のなかで普段通りの演技をするのが目的だった。見学人も多く大勢の生徒や父兄が合宿所の体育館に集まっていた。練習前の準備をするのは1年生の仕事で、私もレギュラーになった後も他の1年生と同じように参加していた。その日はいつもの準備に加え、見学者用の椅子を設置したり、音響の設定をしたりで忙しく時間もかかっていた。ジャージ姿でマットを敷く作業をしていた私を呼びに来たのは華だった。汗をかいて作業している1年生全員によく冷えたスポーツ飲料のペットボトルを手渡して、「みんなお疲れ様。どうもありがとう。岡野史帆を借りていくけどいいかしら?」と笑顔をふりまき、上手に私を連れ出してくれた。同級生達も私が途中で抜ける事に気を悪くする者はなく、憧れの先輩に直接差し入れを手渡された事に感激していた。華は私が周囲から孤立するのを心配して重いペットボトルのケーズを一人で運んで、わざわざ迎えに来てくれたのだ。どぎまぎして、お礼を言おうとする私を遮って、「それより急がないと。今日はお化粧もしないといけないのよ。岡野、大丈夫?」と私を急がせた。自分ひとりでメイクすることはできないので、早くレオタードに着替え、コーチの誰かにメイクを頼まなければならなかった。真っ白な試合用のレオタードは中等部にいた時からの憧れで、着るのはその日が初めてだった。レオタードに着替えて選手控室に行くと同じチームの先輩達はすでにメイクを済ませていて、メイク担当のコーチはだれも見当たらなかった。不安な気持ちになり、きょろきょろしていると、華が化粧道具を持って控室に入って来た。私を見て、「岡野、私がしてあげるから大丈夫」と言って私を鏡の前に座らせた。鏡に華と自分が一緒に映った。私はとろけてしまうような気持ちで鏡を見つめていた。きれいで優しい顔をした華が、真剣な顔をして私にメイクしてくれる。華の体が私のすぐそばにあり、細い指で私の顔に触れてくれた。華の手で私もきれいになっていく感覚がして嬉しかった。いつまでもこのままでいたいと思ったが、「こんなものかな。史帆、笑ってみて。よし、いい顔」最後に名前で私を呼んでくれて、華もにっこり笑い、メイクは終了した。沙世がいつのまにか控室に入ってきていた。私たち二人を見つめていたのかもしれないと思ったが、夢見心地だった私はあまり気にならなかった。
     公開練習は部員全員の参加で、大会に出場するレギュラーのチームが最後に演技することになっていた。華のおかげでこの日の私の演技は今までで最高だった。幸せな高揚した気持ちで、のびのびと演技することができた。最後のリボンの演技が終了し会場は大きな拍手につつまれた。整列をして観客に礼をしようとした時、隣にいた先輩が私の肩をつつき「岡野、大変」と教えてくれた。白いレオタードに赤いしみが拡がっていた。突然の事で私はパニックになり股間に両手を当てしゃがみこんでしまった。緊張して分からなかったが、予定より早くに生理が始まっていた。大勢の人に見られてしまった。恥ずかしさで真っ赤になり顔を上げることができず涙がでてきた。同じチームの先輩が渡してくれたタオルを腰に巻き、立ち上がるとうつむいたまま更衣室に走った。更衣室には沙世がいてジャージから私服に着替えているところだった。泣き顔で腰にタオルを巻いた私を見て事情を察したらしく、「替えの下着とかナプキンはあるの?」と訊いてくれた。私が首を横に振ると「助けてあげるからもう泣かないで。ちょうど家に帰るところだったの。私の部屋でちゃんとしてあげる。そんな恰好で合宿所まで帰るのは嫌でしょう」私は赤い顔をして「ありがとうございます」と言うのがやっとだった。沙世は電話で監督に手短に事情を説明した後、私を車で自分の住むマンションまで連れて行ってくれた。当時はまだ珍しかったオートロック式の新しい豪華なマンションで、彼女はそこで一人暮らしをして大学に通っているらしかった。部屋の中は高級感のあるモノトーンの家具で統一されていて冷房がよく効いていた。奥に脱衣場とシャワーを備えたユニットバスがあった。華は大きなビニール袋と新しいタオルを私に渡し、シャワーを使うよう勧めてくれた。「岡野に着せる服探しとくから、先にシャワーで体をきれいにしときなさい」そう言って沙世は脱衣場のドアを閉めた。汚れたレオタードと下着を脱ぎ、ビニール袋に入れて、シャワーを浴びた。いい香りのするボディソープで体を洗うとやっと落ち着いた気持ちになれた。脱衣場にバスタオルと、新しい下着、ナプキンが用意されてあった。モデル体型の沙世のブラジャーは私には大きすぎたので、ショーツ一枚の姿でバスタオルにくるまった。すぐに外から沙世が、こちらに来て服を着るよう声をかけてきた。胸をバスタオルで隠し、クローゼットのある部屋に行くと沙世が楽しそうに服を選んでいた。「年下の女の子に着せる自分の服選ぶのって初めてだけど楽しいわ。これなんかどう?」沙世が選んでくれたのはブルーのサマードレスだった。沙世に背中を向けてから、バスタオルをおろして、ドレスを身に着けてみた。沙世は「よく似合う」と微笑んで背中のチャックを上げ、紐をリボンに結んでくれた。そのまま沙世は後ろから、私の肩を抱いてささやいた。「史帆、あなたは私と同じ側にいる女だと思う。特別なの。あなたが華さんを見ている姿をみて気が付いた。華さんのことが好きなのね」私は顔を赤くして頷いた。「私たちは特別だから慎重にしないといけないの。いろいろ教えてあげる」沙世の右手がゆっくりと肩から背中、腰をなぞるように下りて行った。ワンピースのドレスをたくし上げて中に手を入れてくる。素肌に彼女のひんやりとした手を感じた。後ろから前にゆっくりと手が伸びていき右の乳房がつかまれた。ドレスがめくり上がりひんやりとした空気が肌にあたる。太ももやショーツも見られていると感じた。恥ずかしさで体が熱くなったが抵抗しようとは全然思わなかった。美しい女に体を触られ、見られている、そして逆らうことはできない、そう思うことで下腹部が熱く疼く気がした。沙世は何も言わず、右手で乳房と乳首を弄びながら、左手を私の頬に当てて、キスをしてきた。初めは唇を接触させるだけのキス、その後舌を絡ませてきた。乳房は強くつかまれ、はだけた太腿の間に彼女の片足が割り込まれていた。彼女の太腿に私の股間が押し付けられ、疼きは強くなり、甘美な興奮を感じ始めていた。キスが終わり沙世の体が私から離れた。沙世は正面から私の顔を覗き込んだが、私は恥ずかしくて目を合わすことができなかった。「これから先は生理が終わってから教えてあげる」そう言うと彼女は、合宿所まで車で送ってくれた。運転している間は無言だったが、最後に車の中でもう一度短いキスをされた。

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■21606 / ResNo.2)  あの夏 3
□投稿者/ 美雨 一般♪(18回)-(2012/08/30(Thu) 20:41:49)
    公開練習の翌日も朝から練習があった。華が私を見つけて近づいてくると「昨日は大変だったね。大丈夫?」と気遣ってくれた。嬉しくて舞い上がりそうだったが、恥ずかしさもあって「大丈夫です」と言うのがやっとだった。沙世は私を見てもいつもの様に表情を変えなかった。お礼を言わねばと思ったが恥ずかしくて沙世と目を合わす事ができなかった。沙世の手や唇の感覚がなまめかしく体に残っていて怖い気持ちもあった。同級生も気遣ってくれたり同情してくれたりしたが、先輩達の中で厳しい表情をして私を見つめている人が何人かいるのに気付いた。そのうちの一人、3年生の庄野香織が、消灯時間になってから自分の部屋に、一人で来るよう言ってきた。香織は沙世の取り巻きの一人で、色白の綺麗な女性だったが、プライドが高そうで、冷たい感じがした。私がレギュラーになった後、レギュラーのチームから外れた経緯があり、苦手な人だと感じていた。夜中に呼び出されレオタードを汚したことを責められるのか?いろいろ考えて不安な気持ちが強くなったが3年生の言いつけは絶対だった。消灯時間の10時に制服に着替えて香織の部屋をノックした。緊張で「岡野史帆、入ります」という声が震えていた。部屋の中では香織と中野恵という同じ3年生の先輩がジャージ姿で私を待っていた。恵も沙世の取り巻きの一人で、新体操の選手にしては大柄でがっちりとした体格をしていた。二人とも冷ややかな目をしている。「ちょっと付き合ってもらうよ」香織と恵に挟まれ、連行されるようにして連れて行かれたのは浴室だった。すでに電灯が消え、閉まっていたが香織は合鍵を用意していた。中に入り二人の前に立たされた。香織が内側から浴室のドアの鍵をしめ振り返った。薄笑いを浮かべ私を睨みつけている。普段の女学院にはない暴力と悪意を感じ直立不動の姿勢でいる脚がすでに震えていた。「お風呂に来たのだから、早く服を脱ぎなさいよ」「沙世先輩のマンションに行ったそうじゃない。可愛がってもらった躰を見てみたいわ」からかうような調子で二人が私をなぶり始めた。「山野コーチには服を借りただけです。何もしていません」上ずった声で弁明すると、恵の手が挙がり頬を張られた。それまで暴力を受けた経験が一度もなかった私は、ショックと恐怖で抵抗する気持ちを完全に無くしてしまった。「車の中であんたと沙世さんがキスしているところを見た子がいるのよ。可愛い顔してやるじゃない」恵が低い声でなじる。「神聖なレオタードを生理で汚すなんて恥ずかしい事しでかして。おまけにその後すぐにコーチに色目をつかうなんて。悪い子にはお仕置きが必要なの。分かるわよね」香織が冷たい声で言う。「分かったら早く脱ぎなさい」恵がたたみかける。震える手でブラウスのボタンをはずし始めた。ブラウスを脱ぐと両手を胸で交差させて「ごめんなさい。これで許してください」と言うのがやっとで、そのまま床にしゃがみこんでしまった。羞恥心と恐怖で体全体が小刻みに震え始めた。「しょうがないね」にやにや笑いながら恵が後ろから私を抱きかかえるようにして立たせると、そのままブラジャーのホックを外し体から離してしまった。「いやー」という悲鳴とともに私の胸が二人の目に晒されてしまった。後ろから恵に両手首をつかまれ隠すこともできない。「沙世さん、こんな小さいのがいいのかな」「形はきれいだけどね」二人にじろじろ見られ、恥ずかしさで顔が火照り赤くなるのが分かった。正面に立っていた香織が手を伸ばし両方の乳房をつかんだ。思わず悲鳴を上げると、また頬を張られた。「沙世さんにも、ここ可愛がってもらったのでしょう」香織の顔が怒りと嫉妬で歪んでいた。恐怖で何もできないでいると後ろから恵がスカートのホックを外し一気に下にずり下げた。ナプキンをあてたショーツ一枚の体にされてしまった。「素っ裸にされたくなかったら、おとなしく罰を受ける事ね」香織がショーツに手をかけ下すしぐさをしながら脅かす。「お願いです。ショーツは脱がさないで。何でもします」「両手を床についてお尻を上にあげなさい」後ろで恵が冷たい声で命じ両手を離した。両手と膝を床につけおずおずと腰を上げると「もっとお尻を突き出して、脚も開いて。いう事聞かないとパンツ下しちゃうよ」香織がショーツに手をかけて引っ張りお尻を覗くしぐさをする。あわてて言われるままに脚を開いて、腰を突き出す。恥ずかしさと恐怖で脚が小刻みに震えていた。「いい恰好よ。沙世さんに色目を使うと、どんな事になるのかお尻に分からせてあげる」香織はスリッパを手に持って、にやにやしている。「いくわよ」予想以上の強い痛みと衝撃で大きな悲鳴をあげてしまった。同時に生暖かいものが内腿を伝って床を濡らしていた。恐怖と痛みで失禁したのだ。「いやだ。この子お漏らししちゃった」香織が大きな声で言って顔をしかめた。恥ずかしさと惨めな気持ちで、とうとう泣き出してしまい、それでリンチは終わった。「これで止めといてあげる。今日の事、誰にも言っちゃだめよ。あんたもお漏らしした事、みんなに知られたくないよね」そう言い残して二人は帰っていった。
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■21620 / ResNo.3)  あの夏 4
□投稿者/ 美雨 一般♪(19回)-(2012/09/06(Thu) 21:17:10)
    翌日から私は練習に行けなくなり寝込んでしまった。2日目に監督が心配して部屋までやって来たが、私の顔色を見てしばらく休むよう指示した。叩かれたお尻が赤く腫れ痛んだがそれ以上に精神的なショックが大きかった。裸にされ、胸を触られ、お尻を叩かれた。16歳になって失禁して、それを見られてしまった。恥ずかしさと屈辱で打ちのめされ、新体操部を辞めようと思ったが、時間が経つとある空想にとらわれるようになった。もしも香織と恵ではなく、沙世だったら、私ではなく、華だったら。恥ずかしい空想だった。沙世が華を裸にする。優しくて美しい華が無理やり裸にされる。形のいい白い乳房が沙世に弄ばれる。恥ずかしい恰好にされた華のお尻を沙世が鞭で打つ。私の想像の中で二人はいつのまにか全裸になっていた。タイプの違う二人の美しい女。ショートヘアで彫りの深い顔立ちの沙世が華を責めている。華は長い黒髪を揺らし、白い肌を羞恥で赤くしてお尻を叩かれている。やがて沙世が華に覆いかぶさり泣き声が喘ぎ声に変わっていく。淫らな妄想だと自分で分かっていたけど止められなかった。疼きだした股間に指を入れ前後に動かす事も覚えてしまった。誰にも気づかれない様に喘ぎ声をこらえながら恥ずかしい行為を繰り返した。史帆はいったいどうしちゃったのだろう、マスターベーションにふける自分が変わっていくようで怖かった。沙世にされたキスと愛撫、香織と恵にされた辱め、華への思慕が相互作用してあの3日間で私を大きく変えてしまったと、今となっては分析する事ができる。
     合宿が終わる3日前になっても練習は休み続けていたが、まだ退部届を出せずにいた。香織と恵には二度と会いたくなかったが、新体操と華への未練があった。夕方、合宿所の部屋がノックされ、ドアを開けると沙世と恵が立っていた。沙世も恵も私服姿だが恵は目を赤くして泣きはらした顔をしている。驚いている私に「中に入れてもらえる」と沙世が落ち着いた声で言った。部屋の中に入りドアを閉めると「話は全部聞いたわ。私の子猫たちが史帆に酷いことしたのね。ごめんなさい」沙世が頭を下げて謝った。後ろでうなだれていた恵も一緒に頭を下げる。「この子には充分に言い聞かせたわ。恵、後ろ向いて」恵が背中を向けると沙世がいきなり恵のスカートを上いっぱいに上げた。恵は下着をつけていなかった。白い太腿の上のお尻が赤く腫れている。「あなたが史帆にさせた格好になりなさい」沙世が低い声で言うと恵は顔を赤く染めながら「はい」と返事をして両手を床についた。スカートは捲り上げられたままで、剥き出しになったお尻を突き出す姿勢になった。「脚を開いて。言うべき事を言いなさい」恵が脚をゆっくりと開いていくと陰毛の中の性器まで露わになってくる。沙世と私の視線を感じてか脚が小刻みに震え、顔を真っ赤にしているが、沙世に言われた姿勢のまま恥ずかしさに耐えている。「岡野さん、ひどい事をしてごめんなさい。罰として沙世さんからお尻叩きのお仕置きを受けました。恥ずかしいところを見られるのが岡野さんにしてもらうお仕置きです。よく見てください」最後は泣き声になっていた。開いた脚の奥でピンク色の襞が覗いて見える。誰もが隠しておきたい女性の秘部が露わになった事にショックを受け茫然としていると「許してあげてね」と沙世が今度は優しい声で言った。あわてて肯くと沙世は恵のスカートを下し「もういいわ」と言って立たせた。恵の肩を抱きスカートの上から腰をさすり微笑んでいる。恵は涙目のまま、うっとりとした表情になって沙世を見つめていた。恋人同士の抱擁シーンを覗いてしまった気がして頬が熱くなった。ようやく事情が分かった。沙世の周りにいつもいる先輩達はただの取り巻きではなかった。恵も香織も沙世の「子猫」でいつも沙世に可愛がってもらおうとしている。沙世と私がキスをした事を知り二人は嫉妬で私を辱めたのだ。「恵は許してあげる。でも香織は恵より罪が重いの。恵は、やきもちだけだけど、香織はレギュラーのチームに戻りたくて、史帆を退部させようとしたのよ」恵のお尻を撫ぜながら私の方をみて沙世が言った。怖い人だと思ったが冷酷な表情になると美しさがさらに際立っていた。「今夜私の部屋に香織を呼んだの。レギュラーのチームに戻れるお祝いをしてあげる、と言ったら、あの子本当に喜んでいたわ。でも本当はお祝いじゃなくてお仕置きなの。史帆、あなたも来てくれるわよね」私は迷うことなく肯いた。香織に復讐したいとは全然思っていなかった。正直に言うと、香織が沙世にされる行為を想像して、たまらない気持ちになっていた。下腹部が熱く疼き始めたことを自覚していた。


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■21640 / ResNo.4)  あの夏 5
□投稿者/ 美雨 一般♪(20回)-(2012/09/13(Thu) 17:57:18)
     打ち合わせした通りに、夕食前に沙世が自分の車で迎えに来た。沙世のマンションに着くと恵が待っていて、リビングに案内された。紅茶とクッキーが用意されていて高級そうなオーディオセットからはラフマニノフのピアノ協奏曲が低い音量で流れていた。ソファーに座って待っているよう言って、沙世は恵と奥の寝室に入って行った。沙世は平然としているが恵は顔を赤らめている。まさか、と思いながらも聞き耳を立てていると寝室から恵の哀願するような声がして、その後泣いているような声が続いた。私を連れて来た後に、沙世は恵を抱いているのか?見せつけるため?いろいろと想像して緊張感が高まってきた。15分程して寝室から私を呼ぶ声がした。ノックをしてドアを小さく開けると「入って来て」という沙世の返事が、恵の小さな喘ぎ声と一緒に聞こえた。恵がベッドの上に手をつき腰を突き出し床の上で脚を開いていた。スカートが捲りあげられ下着をつけていない下半身が露わになっているが、股間から白い紐が出ている。沙世は恵の後ろに立ち、紐を握っている。沙世が紐を引くと泣き声の様な恵の喘ぎ声が大きくなった。「香織に使う道具を試していたの。香港のネットオークションで手に入れたのだけど特別製の拷問具よ。特殊なリングでクリトリスを挟むの。紐で絞める刺激が調節できてね。弱いと痒みや疼きを、中ぐらいだと快感になって悦ばせることもできる。これだけだと拷問じゃなくてただの性具だけど、電気で刺激して拷問することもできる。恵はお仕置きを済ませたので、怖い事はまだしていない。いい子になったからご褒美に悦ばせてあげていたの。じらせて悪かったかしら」そう言いながら、続けて紐を何度か引き、もう片方の手を恵の股間に入れた。すぐに恵は大きな叫び声をあげ、腰を痙攣したように震わせて果てた。沙世は紐を緩めてから、恵の中に入れていた指を出した。「お漏らししたみたいに濡れているわ。史帆に恥ずかしいところ見られたけど、これで、おあいこよね。外してあげるから仰向けになって脚を開けなさい。自分では外せない仕組みになっていて、紐から操作する必要があるの」恵は早く外してほしいのだろう。従順に仰向けになり脚を開いていく。白い脚の間からピンク色の陰唇が露わになると沙世が片手でその襞を開いた。充血したクリトリスと襞の間に細いリングが嵌められているのが見えた。膣からの体液で周囲がぐっしょり濡れていて、恵は内腿を震わせリングが外されるのを待っている。沙世が紐を操作して何度かたわませるとリングが開き、恵の体から離れた。恵はほっとした表情になった後、私達の視線に気づいたのかあわてて脚を閉じた。「どんな感じだった?史帆にも教えてあげて」「リングが嵌められた時すごく恥ずかしくて、あまり分からなかったけど、だんだん、むず痒くなってきました。自分で外せないのが怖くて、緩める事も出来ないし。痒い様な痛い様な感覚が、じらされているみたいな気持ちになって、つらかったです」「でも最後はよかったのでしょう」沙世が微笑むと恵はさらに顔を赤らめた。「ああいうのは初めてでした。でももう二度と嵌めるのは許してください。とても怖くてつらかったです」「電気を流したらどうなるのか楽しみだわ。香織にいいお仕置きになりそうね」沙世が楽しそうに言った。沙世は香織に対して腹を立てているだけでなく、辱めて楽しむつもりなのだと気付いた。「簡単な食事をした後に始めたいの。二人とも協力してね」沙世はテイクアウトのピザとワインをテーブルに並べながら説明した。恵と私は寝室で待っていて、香織には何も知らせずに寝室に連れて行く計画だ。
     香織が来て沙世と食事を始めた時、恵と私は寝室の中にいた。暗い寝室で恵と二人になると、恵が私を名前で呼んで話しかけてきた。「史帆、この前の事は本当にごめんなさい。今日はあなたに恥ずかしいところをいっぱい見られちゃったけど仕方がないと思う。あんなひどい事をしたのは、やきもち、からだけど、史帆、あなた自分の魅力分かっている?」首を横に振ると「あなたにはある種の魅力がある。美しくて、はかないものを苛めてみたくなるような。華さんに憧れているなら沙世さんには用心したほうがいい。一度抱かれると私や香織みたいになっちゃうから」恵が少し興奮している感じで話し続けた。「沙世さんとは今日が2回目だったのだけど、最後までいったのは今日が初めてだった。まだ体がおかしいの」恵が目を潤ませながら私の手をとった。「いやらしい女と思わないで。史帆みたいなきれいな子に触られたいの」恵が私の手を自分のスカートの中に入れ股間の性器に押しつけた。下着はつけておらず熱く濡れた粘膜を指で感じた。恵の切なさそうな顔を見て私の指が自然に動いていた。恵の表情を見ながらゆっくり指を動かすと硬く尖った隆起に触れた。リングを嵌められていたクリトリスと思い擦ると恵は腰をよじらせて小さな喘ぎ声をだした。しばらく続けてから手をスカートから出し、恵の肩を抱いて言った。「もうすぐ食事が終わって二人が入ってきます」「ありがとう、史帆。あなた優しいのね」二人でドアの近くに立ち沙世と香織を待った。

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■21649 / ResNo.5)  あの夏 6
□投稿者/ 美雨 一般♪(21回)-(2012/09/27(Thu) 22:13:06)
     その夜の香織は、赤いワンピースのドレスと上品なネックレスで着飾っていた。肩と背中の白い肌が大胆に露出していてドレスの赤に映えている。上気した幸せそうな顔で、沙世に手を引かれて寝室に入って来た。
    部屋が明るくなり私と恵に気付くと驚いた顔になり沙世の方を振り返った。「嘘をついてごめんね。今夜はお祝いじゃなくてお仕置きなの。恵から話は全部聞いたわ。史帆にした事を。言い訳はしないでね。お仕置きが増えるだけだから」沙世の冷たい声を聴いて香織の表情が凍りついた。整った顔を険しくして恵を睨みつけたが言葉は出てこない。
     沙世は香織を鏡台の前に立たせ自分はベッドに腰掛けた。「まず史帆にさせた格好になりなさい。裸になってお尻を叩かれる格好になるの」香織の表情が硬くなりうろたえ始めた。「そんな。沙世さんから罰は受けます。でもこの二人の前でされるのは絶対いや」「いやなら帰りなさい。私達の関係を終わらせていいのなら帰りなさい」香織は涙をこらえ、プライドを保とうとしているように見えた。「ごめんなさい。沙世さんの言う通りにします。だからそんな事、言はないでください」香織も恵と同じで、沙世にはさからえないようだった。赤のドレスを脱ぎ可愛いデザインのピンク色の下着姿になった。豊かな胸とくびれたウエストの肢体が眩しい。少しためらった後ブラジャーをとると、白いきれいな形の乳房が見えた。私の視線に気づいたのか香織は両手で胸を隠し、きつい目で私を見つめ返した。
    それを沙世は見逃さなかった。「まだ反省してないみたいね。香織、手を下して史帆にもあなたの体を見てもらいなさい」香織は手をおろし、「ショーツ一枚の姿で背筋を伸ばした。その後おずおずと、床に手をついて腰を上げた。
     沙世がクローゼットから革のベルトを取り出してきて、香織の後ろに立った。いきなりベルトをしならせて、香織の腰を打った。香織は歯を食いしばり耐えていたが3回目の時、たまらず悲鳴を上げた。4回目、5回目で悲鳴が大きくなり、そこでお尻叩きのお仕置きは終わった。膝をついて痛みと涙をこらえている香織に沙世は優しい声をかけた。「よく耐えたわ。痛かったでしょう」そう言いながら左手で乳房を包み、右手で背中を撫で始めた。左手で乳房を愛撫しながら、右手は背中から腰へゆっくり移動し、ショーツに手がかかった。「だめです」と小さい声でいうのが精いっぱいで、香織は抵抗できない。ショーツが足首まで下された。左手が乳房から離れ閉じられた膝の間に入れられた。内腿を触りながら股間に入り込んでいく。「恥ずかしい。見られている。いや」香織は喘ぎながら、声を出したが抵抗はできず、沙世のなすがままになっている。隣にいる恵も私もじっと見つめている。やがて香織の喘ぎ声が大きくなり腰を振り始めた。もう少しで果てるか、と思われた時に沙世の愛撫が突然止まって、手が離れた。香織は脚を開いて腰を突き出した姿勢のまま、とまどっている。露わになっている陰唇は濡れ、クリトリスが硬く尖っていた。打ち合わせ通りに、恵が両手を香織の股間に入れ陰唇を開き、クリトリスを剝き出しにした。沙世が慎重にリングを嵌めた時、香織は我に返った。あわてて脚を閉じ、胸を隠しながら不安そうな目で周りの3人を見つめた。

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