ビアンエッセイ♪

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■21709 / 親記事)  愛してるから、愛してるから、
  
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(44回)-(2013/01/01(Tue) 03:13:26)
    「嘘つくときの、いつも癖出てるよ」

    まりこが言った最後の言葉だった。

    私が愛してるって言葉で、いくら伝えても伝わらなくなっていたのは、この癖のせいだったらしい。

    「愛されてないことぐらい気づいてたよ」

    そんなことはなかったんだけども、彼女にとってはそうだったようだ。

    気持ちをそのままに伝えるっていうのは、言葉では難しすぎる。

    「私たちに意味なんてあるのかな?」

    責める言葉だけが、二人の間には積もっていく。

    何とかして、何とかして逃げ出さなきゃと、妥協案を考えてる時点で、終わりは近づいている。

    「お別れだよ、ほんと」

    ストレートに別れを切り出した彼女を引き止めるだけ引き止めても、結果は同じだった。

    「伝わらない」

    僕らの終わり。
    僕らの始まり。






    (携帯)
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■21710 / ResNo.1)  愛してるから、愛してるから、A
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(45回)-(2013/01/01(Tue) 03:27:17)
    始まりは、単純。
    ペンを拾ってくれた君に一目惚れ。

    可愛い、第一印象から君に恋していた。

    けど、可愛い子なんていっぱいいる。会話のチャンスもなかなか巡ってこない君のことなんて忘れて、他の恋に夢中だった。

    「隣いいですか?」

    他の恋に傷ついてるときに、君に再会。

    「どうぞ」

    あの時の可愛い子だと気づくのに時間はかからなかった。

    「あっ、そのペン覚えてますよ!」

    同じ笑顔で、微笑まれた。

    二度目の一目惚れ。
    「あっ!あのときの!」

    偶然だけど、二人とも覚えてた奇跡。

    「そりゃ、覚えてるか…このペンじゃ」

    苦笑する私に、興味津々にペンを上にしたり下にしたりする君。

    そりゃ、そうか。
    ナイスバディな外人美女が…裸になったり、ならなかったりするペンだ。

    そりゃ、そうか。

    「すごーい、おっぱい大きいー」

    感動する笑顔もまた可愛い。

    三度目の一目惚れ。




    (携帯)
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