ビアンエッセイ♪

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■21888 / ResNo.10)  大切な…
  
□投稿者/ カラス 一般♪(40回)-(2015/03/07(Sat) 07:23:59)


    『んで、マネージャーさんはどこ?』

    零梛
    『居るよ〜マネージャーさん悠にぃが呼んでるからきて』

    零梛がそう言うと
    クール?っぽい女性が入ってきた
    見た目は、普通にモデルっぽくて大人って感じの雰囲気

    ???
    『はじめまして、零梛のマネージャー兼SPをしています
    赤城 エリ(34歳)と言います、勝手に入ってしまい申し訳ないです…』

    茶髪で髪は縛ってあり長さは分からないが
    それより、SPって!?僕は零梛に問いつめた


    『な、なぁ、零梛…SPって…零梛専属のって感じっすか?』

    零梛
    『もっちろん、最近仕事忙しいし…強烈的なファンとか居るから、社長さんが心配してエリさんを選んで専属になったって感じかなぁ』

    僕的には、気が遠くなりそうなセカイだなんと言っても
    人気絶頂期のアイドルなんて知らなかったし…頭ん中ヤバ

    エリ
    『悠さん…ごめんなさい…零梛がどうしても悠さんに会いたいと言うので寝ていたのに…』


    『あ、いや、大丈夫っすよ…気にしてないし、あの今更ですけど零梛をよろしくです』

    僕は正座をしてそのままお辞儀する姿勢で言った
    何故か この人なら大丈夫と安心感があったからだ

    零梛
    『むぅ〜!!あたしを子供扱いしてっ、悠にぃはいっつもそう』


    『バーカ、まだ子供だろ?エリさんを困らせるようなことは絶対にすんなよ?』

    っと言ったのはいいが気に障ったのか
    顔を真っ赤にさせ逆ギレされてしまった
    零梛
    『っ!!なによ!!子供子供って、あたしだって!!今はアイドルなんだからっ、仕事しまくりで休む暇すらないスケジュールが全部、埋まってるし!!悠にぃみたいにフリーター生活じゃないんだから、そんなこと言われる筋合いなんてないのっ』
    僕は、正直
    この言葉にグサッと何かが心を突き刺してきた
    確かに僕は中卒で
    フリーターだ
    零梛みたいに忙しくはないが…この言われようは…さすがに傷ついてしまい硬直してしまった
    すると、エリさんが僕をかばうように
    零梛を叱った

    エリ
    『零梛!!今の言い方は無いでしょ?悠さんだって毎日、頑張ってるの…貴女なら分かるでしょ?謝りなさい』

    僕は焦りながらも
    エリさんを落ち着かせた


    『エリさん、良いんです本当のことなので気にしないでください』

    エリ
    『でも…』


    『良いんですよ、そのお気持ちだけでもありがたいので』
    エリさんは複雑な表情を浮かべて黙り込んでしまった。


    (携帯)
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■21889 / ResNo.11)  大切な…後編
□投稿者/ カラス 一般♪(41回)-(2015/03/08(Sun) 03:14:28)


    『エリさん、僕は大丈夫です。零梛は小さいときから施設に居たから、甘えたくても甘えられなかったから、だから今になって甘えたくて誰かの傍に居たいんだと思うんです。零梛を怒らないでください』

    エリ
    『優しいんですね、悠さんって…わかりました』

    なんというか、零梛の気持ちは分からなくもない物心をつく前から両親は居なかったから。僕もそう話によると、産んだ母親は当時、14歳のときに僕を産み、その当時の父親は行方不明で分からないらしい、当然…14歳じゃまだまだ子供だし育てることさえ出来ない。だから産んで間もない僕を公園のベンチに置いて去っていった…

    親の愛情なんて
    分からない

    零梛もきっとそうだきっと零梛はすごく愛されたくて寂しい思いをしたくないんだと心の中で思った

    『いえ、そんなことはないです』

    零梛
    『…エリさん、そろそろ時間…先行ってる…悠にぃ…やっぱりいい…またね』

    そう言って、零梛は僕の部屋から出て行った

    エリ
    『それじゃあ、私も行きますね、それでは…また』

    丁寧にお辞儀をしてエリさんも部屋から出て行った

    また一人になった


    『はぁ…独り身は大変だなぁ…ま、こういう運命だし仕方ないか』

    すると店長
    松本 菜穂実(36)から電話がきた

    ブーブーブーブー


    『はい?もしもし、店長…どうしたんすか』

    店長
    『あ、ごめんね。あのさ、今日、人数少ないから申し訳ないんだけど来てくれないかな?従業員が足りなくてさぁ』

    急なバイトの連絡だった
    まぁ、暇だし予定もないからすぐOKした
    店長
    『マジ!?チョー助かるわぁ…ありがとねんじゃ、今からでも大丈夫かな?大丈夫ならお願いね、ごめん急用出来たからまた後でね!!』

    プツッ…ツゥーツゥーツゥーツゥー
    僕は急いで
    着替えをして、バイト先へと向かった


    いつものように
    着替え室に向かってノックをする

    コンコンコンコン

    すると返事が返ってきた

    ???
    『ん…どうぞ』

    この声は、まさかと思いながらもドアを開けると
    やっぱり予想していた人物だった

    ???
    『あぁ…悠くんだぁ…お疲れ様』

    この店のマネージャー
    佐薙 瑶子(秘密)
    性格はおっとりで
    胸デカ色っぽい容姿を持つ、美人?なのかな多分(^_^;)
    特に同性(ビアン)から好かれることが多いモテ女



    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■21890 / ResNo.12)  終わり
□投稿者/ カラス 一般♪(42回)-(2015/03/12(Thu) 16:25:20)



    題名通り

    (携帯)
完結!
引用返信/返信 削除キー/

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