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■21980 / 親記事)  キモチクナイ1
  
□投稿者/ いちこ 一般♪(16回)-(2015/08/29(Sat) 13:44:37)

    加奈は、女子校に通う二年生だ。
    真っ黒に日焼けした肌にショートカットの髪がよく似合う。
    彼女はソフトボール部で4番 ファーストだ。
    「おはよー。」
    加奈が元気良く教室の扉を開けると、室内がざわめく。
    「げっ」「来た!」「きゃー!」など様々な反応を示す。
    加奈は小走りに入ってくると、手当たりしだいにスカートめくりをする。
    「ぎゃー!」「やー!」
    そんな加奈の前に、ひとりの女生徒が立ちはだかる。
    加奈とは正反対に色白で、長い黒髪にメガネをした美少女だ。
    「なに?塩会長。」
    名を志帆という。学年でトップクラスの成績を誇る生徒会長だ。
    その態度がいつも冷たいため、名前をもじって塩会長と呼ばれる。
    「いい加減にやめなよ。これから大事な時期なんだから。」
    「やだね!あたし、レズだから。」
    と志帆の胸を鷲掴みする。
    「だから、やめなさいって。」
    持っていた参考書の背表紙を、加奈の頭に振り下ろした。ゴツン!
    「あたっ、タタタタッ!ひどいよー。」
    頭を押さえて、うずくまる加奈。

    実は加奈と志帆は幼なじみだ。
    家が近所で母親同士が友達なのだ。
    小さい頃はいつも一緒に遊んでいたが、
    大きくなるにつれて、ひとりはソフトボールに、ひとりは勉強に打ち込み、
    あまり遊ばなくなったのだ。
    高校に入り、加奈は自分がレズだと言い出した。
    女子校の運動部で活躍する加奈は、実際よくもてた。
    下駄箱には、いつも大量のラブレターが入ってしたし、
    試合や練習には、ファンの娘達が詰め掛けた。
    しかし加奈はレズだと言いながら、誰にも手出しはしていなかった。
    いつもスカートめくりをしたり、背後から忍び寄り胸を揉んだりするのだ。
    そんな加奈を、志帆はいつも冷ややかに見ていた。
    しかし来年は受験が待っている。騒いでる時期ではないのだ。
    志帆としても限界に来ていた。なにより志帆は生徒会長なのだ。
    これ以上 風紀を乱す行為は見過ごせない。
    志帆は加奈を呼び出して注意することにした。

    ある放課後、志帆は加奈を自宅に誘った。

    続く





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■21981 / ResNo.1)  キモチクナイ2
□投稿者/ いちこ 一般♪(17回)-(2015/08/29(Sat) 13:48:33)

    「久しぶりだね。志帆んち 行くの。最後は中学生だったかな?」
    加奈は能天気に浮かれている。

    「どうぞ。」
    志帆は自分の部屋へ加奈を通した。
    加奈はキョロキョロしながら、
    「ヘぇ〜。前は漫画が多かったのに、難しい参考書が多くなったね。」
    志帆のうちは母子家庭だ。
    志帆は母親の負担を考えて、授業料の安い国公立の大学を希望していた。
    志帆はいきなり切り出した。
    「加奈、いつもレズとか言って騒いでるけど、やめた方がいいんじゃない。」
    加奈は、ムッとしながら、
    「どうして?」
    「もうすぐ受験だし、騒いでいる場合?はっきり言って迷惑よ。」
    「そんなの僕の勝手だし、レズなのは本当だし仕方ないね。」
    「あなたのためでもあるわ。だって変でしょ?どうせ結婚できないし、普通じゃないわ。変態じゃない!」
    加奈は無性に腹が立ってきた。
    「へぇー、さすが塩会長だ。ご立派なことで。」
    「その名前で呼ばないでっ!」
    加奈は無視して続ける。
    「いつも他の娘に構ってるから妬いてるんじゃないの。」
    「ば、バカなこと言わないでっ。あなたと同じにしないでよっ!」
    「そうか、塩会長さんは変態じゃないものね。じゃ、女に触られても感じないよね。」
    「な、なに言ってるの?」
    「ねぇ、会長 こうしない?もし僕が触っても耐えられたら、もうふざけないしレズも撤回するよ!そうだな、時間は30分でいいよ。」
    「そ、そんなのコッチが不利じゃないの。」
    「あれっ、会長も変態さんでしたっけ?女同士なら問題ないんじゃない?」
    「うぅ‥‥わ、わかったわ。」
    志帆は立ち上がり、両手を広げて
    「はい、ど、どうぞ。」
    タイマーをセットした加奈は、振り返り
    「制服脱いでくれる?皺になるよ。」
    「イヤよ。このままでおねがい。」
    「あれっ、女同士なのに恥ずかしいの?もしかしてレ‥‥」
    「あー、わかった、わかった。」
    志帆はブラとショーツ姿になる。
    「ブラも取ってよ。恥ずかしくないよね?」
    「うぅ‥‥なんか卑怯よ。」
    と言いながらも志帆は、ブラも外した。
    これで身につけているのは、メガネとショーツのみだ。
    「ヒュー!きれいだよ!」
    「い、いやらしい目で見ないで!」
    「しようがないよ。僕はレズの変態ですから!」
    加奈は、志帆の目の前に立ち、ゆっくりと手を伸ばした。

    続く



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■21983 / ResNo.2)  キモチクナイ3
□投稿者/ いちこ 一般♪(18回)-(2015/09/05(Sat) 21:27:25)

    志帆の乳房に、指先でそっと触れる。
    志帆はピクッとなったが、正面を向いている。
    加奈は、両手で持ち上げるように揉み込む。
    そうしながら、時々 乳首を手の平で転がす。
    しかし、志帆は全く反応しない。
    片手で、人差し指と中指で乳首を挟みながら揉み、もう片方の乳首をチロチロと舐めたりしたり、
    思いつくことを五分ほど続けたが、まるで人形を相手にしているようだった。
    ふと加奈は志帆の顔を見たら、壁を見つめてなにやらつぶやいている。
    壁には英単語が貼ってあった。
    「もう終わり?全然感じないわ。」
    勝ち誇ったように言う。
    「いやまだ。メガネも外そうか?」
    と言って、メガネに手をかけて、そっと外す。
    『あっ!』
    同時に声を上げた。
    志帆は、メガネを外された戸惑いで、
    加奈は、メガネを掛ける以前の志帆を思い出して。
    「しぃーちゃん‥‥‥‥」

    あれは、ふたりが同じ幼稚園に行っていた時。
    ふたりはお互いのことを、『かーなん』『しぃーちゃん』と呼び合い、
    いつも一緒に遊んでいた。
    加奈は今と同じで、真っ黒に日焼けした元気いっぱいの女の子だった。
    志帆は今と違い、丸々と太っていた。
    そのせいで男子から、『し〜ろ ぶたっ、し〜ろぶたっ。』と心ない呼ばれかたをよくされた。
    その度に、加奈は
    「うるさいっ!しぃーちゃんは違うっ!こんなに可愛いのに!」
    と頬ずりしたりした。
    「ゲェー、気持ちワル〜!」
    と言われても全然気にしなかった。
    そんなある日、志帆が言ったのだ。
    「かーなん、いつも助けてくれてありがとう!あのお願いがあるの。」
    と言って、モジモジしている。
    「なーに?」
    「あ、あのね、大きくなったらシホのこと、お嫁さんにしてほしいの。」
    「うん、いーよー!」
    よくある子供の戯言だ。
    でも加奈は真面目に受け止めてしまった。
    この娘を一生守らなきゃと思ってしまった。
    実はいまだに、この約束に縛られている加奈だった。

    「しぃーちゃん。」
    もういちどつぶやくと、志帆を抱き締めた。
    志帆は、目を見開いた。志帆も思い出した。幼稚園の時の約束を。

    続く




引用返信/返信 削除キー/
■21984 / ResNo.3)   キモチクナイ4
□投稿者/ いちこ 一般♪(19回)-(2015/09/13(Sun) 06:12:43)

    加奈は、おやっと思った。志帆が反応した。
    確かにビクッとしたのだ。人形に血が通ったように。
    加奈は抱き締めたまま、志帆の背中に廻した指をツーと上から下へ撫ぜ下ろした。
    志帆は、それだけでビクッビクッと反応した。
    少し離れて、志帆の乳房を見ると、明らかに乳首が大きくなっている。
    「あれっ、感じてる?」
    「か、感じてないわ。」
    「本当?」
    と言って乳首を指先で弾いた。
    「くっ‥‥全然なにも感じないわ。」
    ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥
    「そうだよね。変態じゃないものね。」
    今度は両手で乳首を押し込む。
    「くぅぅぅ‥‥」
    コリコリに硬くなってる。
    乳首を手の平で転がしながら聞く。
    「気持ちいい?」
    「気持ちいいわけないわ。」
    「ふ〜ん。じゃ、こうすれば?」
    加奈は舌を出して、志帆の顔を見ながら乳首に近づく。
    思わず顔をそむけ、目を瞑る志帆。
    片方の乳首を手で摘みながら、ベロリと舐め上げた。
    「ううっ‥‥」
    ビクッビクッとなる。
    そのまま吸い付き、しばらく舌で愛撫する。
    「うっ‥‥くっ‥‥」
    それから、舌を徐々に下げていく。
    ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥
    大事なところは避けて、今度は膝から内腿へ、舌を這わせる。
    「あれっ、バンツにすこし沁みがあるよ。」
    「あっ、汗よ、汗!」
    「どれどれ?」
    指先で沁みをなぞる。突然の攻撃に、
    「アアッ。」
    と声を出してしまう。
    「どしたの?」
    「な、なんでもないわ。」
    「ほんとに汗かな〜?」
    と、何度も何度もなぞる。
    「ひっ‥‥ううっ‥‥うっ‥‥」
    口を手で押さえて耐える。沁みがどんどん広がっていく。
    「じゃ、確かめてみようか?」
    ショーツを一気に引き下げた。
    「いやっ‥‥」
    あわてて押さえるが、もう膝下まで降ろされていた。
    加奈は人差し指と中指を割れ目に沿って這わせ、
    愛液を掬い取ると志帆の顔の前に持っていった。
    「これは汗かな〜?」
    二チャ‥二チャ‥と指を開いたり閉じたりする。
    志帆は真っ赤になりながらも
    「汗に決まってるじゃない!」
    「しぶといね。」
    その手を下へ持っていき、さらに愛液を掬い取り、クリにまぶす。
    「これ、気持ちいいよ。」
    と、クリに指を添えて左右に動かす。
    「気持ちいいでしょ!」
    「ひぅ‥‥気持ちくないっ!」
    加奈は、哀しくなってきた。何故、ここまで否定するのか?
    まるで自分を否定されているようだ。
    クリの指をだんだん激しく動かす。
    「お願いよ。気持ちいいって言ってよ!」
    「キ、気持ちクナイッ、キモチクない、キモチクナイッ。」
    志帆は、もう少しでイキそうだった。
    その時、

    ‥ジリリリ‥ジリリリ‥ジリリリ‥‥

    タイマーが鳴った。

    続く










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■21986 / ResNo.4)  キモチクナイ5
□投稿者/ いちこ 一般♪(20回)-(2015/09/18(Fri) 23:10:54)

    加奈は指の動きを止めた。そして醒めた声で
    「残念。時間切れだね。会長の勝ちだよ。わかった!明日からレズは撤回するし、ちょっかいも出さないよ。じゃあね。」
    「‥ハァ‥ハァ‥待って!」
    加奈は無視して出ていこうとした。
    「待って!かーなん!」
    「えっ?」
    おもわず立ち止まった。
    「幼稚園の時の約束、覚えてる?」
    加奈は戻ってくると、
    「‥‥しぃーちゃん。覚えてるよ。ずっと。」
    「わたしは忘れようとしたわ。だって現実には無理だもの。でも、あなたがレズとか言い出すから‥‥」
    「‥‥それで?」
    「‥‥‥‥あの時と同じよ。」
    加奈は優しくキスした。
    「しぃーちゃん、舌を出して。」
    おずおずと舌を出す志帆。
    加奈はその舌をさらに吸い出しながら、自分の舌を絡めた。
    「うっ、うううー」
    そして乳房をやさしく揉んで、さらに下に。
    指を割れ目に沿って、優しく往復させる。
    「うっ‥うっ‥うっ‥」
    そして、さっきと同じようにクリに指を添えて振動させる。
    「ダメッ‥‥イヤッ‥‥」
    加奈の手首を掴んで動きを止めようとする。
    でも本気でないことはわかっていた。
    加奈はさらに激しく振動させる。
    志帆は目を見開き、身体をビクッビクッとさせ、首を左右に振った。
    「アアッ、ダメッ‥‥イヤッ‥イッ‥‥イッ‥イッチャウ、イッチャウ、イッチャウー!!」
    身体を痙攣させながら、床にへたり込んだ。加奈は優しく髪を撫でて、
    「可愛かったよ!」
    志帆は髪を撫でる手を引いて、加奈を床に寝かせると、服を脱がし始めた。
    「しぃーちゃん?」
    「私ばっかり裸でずるいわ。それに今日はママ、夜勤なの!!」
    そう言って、加奈の日焼けしていない場所に、キスの雨を降らせ始めた。

    ‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥

    翌日から、加奈の態度が変わった。
    加奈はいつもどおり、勢いよく教室に入ってきた。
    「おはよー!」
    みんなはいつもどおり、「ゲッ」とか「キャー」とかの反応だ。
    でも、ここからが違った。
    なにもしないで、まっすぐ席に向かいスッと座ったのだ。
    ざわついていた教室が、シーンとなった。
    ひとりが、恐る恐る話しかける。
    「加奈、具合でも悪いの?」
    「別に。僕、もうバカなことは止めたんだ。大人になる。」
    しばらくみんなは呆気に取られていたが、
    『えぇー、ムリムリ、ムリムリ。』
    『ありえな〜い!』
    口々に騒ぎたてた。そしてこのことは校内にたちまち伝わった。
    この時、志帆だけは涼しい顔をしていた。
    でもこの後、その涼しい顔が恐怖に歪むことになったのだ。

    続く



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■21987 / ResNo.5)  キモチクナイ6
□投稿者/ いちこ 一般♪(21回)-(2015/09/21(Mon) 21:44:43)

    あれから1カ月後、いつものように登校してきた志帆は、
    下駄箱を開けたとたん固まった。
    一緒に登校してきた加奈が、不審に思って覗いたら、
    そこには、血塗られた上履、いや赤インクを垂らされた上履があった。
    加奈はカッときて、その上履を出して
    「だれだー、こんなことするやつは?」
    と叫んでいた。
    その時、黒い紙が落ちた。その紙には一字だけ【呪】と書かれていた。

    ‥‥‥‥ ‥‥‥‥ ‥‥‥‥

    2週間前
    加奈はソフトボールの他校との練習試合に出た。
    加奈がレズ撤回宣言したあと、加奈の追っ掛けが激減した。
    ほとんどがバスケのエース沙織に鞍替えしたのだ。
    それでもしつこく熱視線を送ってくる娘もいた。
    特に一年の真奈実は熱心だった。
    その試合での加奈は絶不調で、全然打てなかった。
    はっきり言ってイラついていた。
    打てない自分にもイラついたし、最近なかなか会えない志帆にもイラついていた。
    ふたりが結ばれたあと、志帆の提案で
    お互いの勉強や部活には干渉しないことにした。
    そのせいで、なかなかデートも出来ない日々が続いていたのだ。
    試合後のロッカールームで、加奈はイラつき、ロッカーを蹴飛ばした。
    “ガンッ”
    「くそっ!」
    チームメート達はビクッとしたが、さっさと着替えて
    「おさきにー!」
    と一人また一人と居なくなり、とうとう加奈だけになった。
    加奈は携帯を取り、志帆に連絡した。
    が、『只今、電話に出ることは出来ません』と機械的な声が答える。
    《今夜、会えないかなぁ〜?》とメールしたら、
    《ごめん!明日、模試なんだ。許してね!》と返信が来る。
    「ちぇっ!」
    加奈はモヤモヤイライラしたまま、
    ロッカールームの扉を勢いよく開けたら、
    出待ちしていた子とぶつかりそうになった。
    「きゃっ」
    一年の真奈実が、頬を染めていた。
    加奈は真奈実の手を引き、ロッカールームに引き入れた。
    そして後手に扉の鍵を閉めた。
    「えっ?」
    キョトンとしている真奈実に、
    「キミ、僕のことがすきなの?」
    「えっ、あっ、はい!」
    「じゃあ、僕の言うこと聞く?」
    「もちろんです。先輩!」
    「そう‥‥じゃ、脱いでくれる?」
    「えっ‥‥そっそれは‥‥」
    「出来ないよね!じゃ、さよなら!」
    と鍵を解除して、扉を開けた。
    真奈実は急いで扉を閉めて、鍵を閉めた。
    くちびるを噛んで、加奈を見上げると
    「出来ます!」
    涙目になっている。

    続く




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■21988 / ResNo.6)  キモチクナイ7
□投稿者/ いちこ 一般♪(22回)-(2015/09/27(Sun) 22:31:35)

    「無理しなくていいよ。」
    「いえ、大丈夫です!」
    真奈実は机の前にいくと、ブラウスのボタンを外し始めた。顔は真っ赤になってる。
    スカートのホックを外して下に落とすとブラとショーツ姿になった。
    そして手を背中に廻し、ブラを取った。
    真奈実は、小柄ながら素晴らしいプロポーションをしていた。
    加奈は思わず生唾を飲みこんだ。
    「‥‥これでいいですか?」
    「それは?」
    「ご、ごめんなさい。どうしても恥ずかしくて。」
    「ふ〜ん。じゃ、脱がしてあげるよ。」
    「えっ!!」
    真奈実の前に屈んだ加奈は、ショーツのゴムに手を掛けて下げようとしたが、
    真奈実がゴムをガッチリ掴んで離さない。
    「邪魔なんだけど!」
    加奈は掴んでいる指を小指から順に外してゆく。
    真奈実は、イヤッと言いながら首を左右に振っている。
    指を外し終えると、ゆっくりと下ろしてゆく。
    「あっ!」と言ったのは加奈だ。
    真奈実のソコは、無毛だった。いわゆるパイパンだった。
    加奈は真奈実を机の上に乗せると、両手で胸と股間を隠した真奈実に
    「ちゃんと見せて!」
    と胸の手をどかし、両膝に手を掛けて開いた。
    「や〜、恥ずかしいです。」
    と顔を背ける。
    「オナニーして見せてよ!見ててあげるから。」
    「えっ‥‥そんな‥‥」
    「僕の言うことが聞けないの?」
    と言って、跡がつくほど強く真奈実のおっぱいを握った。
    「痛いっ!!」
    顔を歪めた真奈実は、そのまま泣き出してしまった。
    はっと我に返った加奈は、
    「あっ、ごめん!何してんだ僕は。真奈実ちゃんだっけ?ごめんネ。僕、実は好きな人がいるんだ。だからもう、つきまとわないで。」
    涙目でじっと聞いていた真奈実は、
    「それでもいいです。」
    と、加奈の首に手をまわすとキスしてきた。
    一瞬、押し付けられるくちびるの柔らかさに目を見開いた加奈だが、
    次の瞬間には、突き飛ばしていた。
    「ごめん!」
    机の上に投げ出された真奈実を置いて、
    加奈は出て行った。
    真奈実は、加奈の出て行った扉をじっと憎悪の目で見つめていた。

    続く







引用返信/返信 削除キー/
■21990 / ResNo.7)  キモチクナイ8
□投稿者/ いちこ 一般♪(23回)-(2015/10/03(Sat) 19:42:46)

    それからしばらくした昼休みに、加奈は志帆を捕まえ、屋上に連れて行った。
    加奈は志帆をなじった。
    「どうしてこんなに、ふたりで会えないの?」
    「あの時、決めたでしょ。受験が終わるまでは我慢してよ!」
    「もう少し時間を作ってよっ!」
    「‥‥悪いとは思ってるわ。」
    「思ってないよ。僕のことなんて。」
    「‥‥信じられないの?‥‥もう行くわ。」
    「待てよ!」
    加奈は志帆の手を取り引き寄せ、そしてキスしようと唇を寄せた。
    「学校ではやめてっ!」
    と志帆は振りほどいて行ってしまった。
    この時ふたりは、見られていることに気づいていなかった。

    そしてあの靴箱事件が起きたのだ。
    それから志帆に対する嫌がらせが続いた。
    放課後、図書室で勉強していて調べもので席を外したら、
    見ていたページがカッターで切られていたり、
    校内を歩いていたら、上から蛇のおもちゃが降ってきたりした。

    志帆は考えていた。いったい何故こんなことをするのか?
    そしてなぜ私なのか?
    嫌がらせが放課後に集中しているのは、少なくとも同じ学年ではないだろう。
    そうすると一年か三年か?
    そんなことを考えながら、トイレに行き個室に入った。
    そのとき突然、上から水を掛けられた。
    「きゃー。」
    下着までびしょ濡れになってしまった。
    「もう、何なのよいったい!!」
    仕方ないので、ノーブラノーパンで体操着に着替えて教室に戻った。
    下着がないだけなのに、違和感が凄い。
    歩くだけで乳首が生地に擦れて、変な気分になる。
    教室に入ると、すぐ加奈が来て
    「どうしたの?」
    「水を掛けられた。下着までビショビショ。」
    「全く、どこのどいつだよ!絶対許さない。」
    「ありがとう。たぶん一年か三年だと思う。」
    「えっ、もしかして‥‥」
    「なに?心当たりある?」
    加奈は志帆の耳元で小声で囁いた。
    「‥‥もしかして、ノーブラ?」
    「ばかっ!」

    放課後、制服に着替えようとした志帆は、
    ブラとショーツが切り刻まれてゴミ箱に捨てられているのを発見して、愕然となった。
    「ひどい!」
    仕方がないので、ノーブラノーパンで制服を着て帰ることにした。
    下半身がスースーして心許ない。
    今日は塾の日だ。先に家へ帰り、下着を着けて行きたかったが時間がない。
    慌てて電車に飛び乗った。すぐに参考書を開き予習を始めた。
    しばらくすると混んできたと思ったら、お尻に違和感を感じた。
    ‥‥えっ、こんな日に痴漢?!‥‥

    続く




引用返信/返信 削除キー/
■22001 / ResNo.8)  キモチクナイ9
□投稿者/ いちこ 一般♪(24回)-(2015/10/10(Sat) 12:14:30)

    お尻になにか当たっている。しかもお尻の真ん中に。
    ショーツを履いていないので、敏感に感じてしまう。
    志帆はそっと周りを見渡した。ドアの前にいるので、横と後ろしか人はいない。
    左右は、おばちゃん達だ。後ろは、あれっ、ウチの制服だ。
    一年だろうか?髪をツインテールにした小さくて可愛い娘だ。
    窓の外を見ているようだ。
    やっぱり気のせいかな?と思ったとたん、電車がガタンと揺れた。
    「きゃっ」
    と後ろの娘が、志帆の方へ倒れこんできた。
    あろうことか、その娘の手が志帆のお尻に押し付けられている。
    「すみません。」
    と手をどかす時に、内腿をスッと撫でていく。
    「んっ‥‥」
    思わず声が出て、慌てて口を手で押さえる志帆。
    そう言えば、お尻を意識した時から、電車の揺れで
    刺激され続けた乳首が、徐々に硬くなってきている。
    後ろの娘がそっと志帆に近づき、小声で囁いた。
    “志帆先輩ですよね‥‥先輩、どうしてノーパンなんですか?”
    とスーと内腿からお尻の方まで撫で上げ、何回も往復させる。
    ビクッビクッとしながら、
    “やっ、やめなさい!もしかして、あなたなの?”
    “何の話ですか?変態生徒会長さま!”
    と志帆のスカートの裾をめくり上げ、腰の位置で巻き込み固定してしまう。
    お尻が丸出しになってしまった。
    “白くて、きれいなお尻!”
    執拗に撫でまわす。
    “くっ、やめなさい。痴漢行為で駅員さんを呼ぶわよ。”
    “どうぞ、ご勝手に!無理矢理、触らさせられたと泣きながら訴えたら、
    ノーパンで電車に乗ってきた変態先輩といたいけな後輩とどちらを信じるかなー、
    それに‥‥”
    割れ目を何度もなぞり上げ、
    “濡れている人には説得力ないですよ〜!”
    “ウッ‥‥ウッ‥‥ウッ‥‥”
    “先輩、気持ちいいんですか?”
    “き、気持ちいいわけ‥‥ヒャン”
    クリを指で押しつぶされた。
    “こっちはどうかな?”
    とブラウスの下から手を差し入れ、乳首を摘み転がされる。
    “くっ‥‥や、やめ‥‥”
    “そろそろかな?”
    と囁くと、ゆっくりと中指を挿入した。
    “!!!!”
    そして、ゆっくりと出し入れする。そうしながら、乳首への刺激も忘れない。
    ‥‥だめっ、気持ち良くなっちゃだめっ、こんな娘にイカされるなんて‥‥
    徐々に指の動きを速くしてくる。視界がぼやけてくる。
    ‥‥くっ、だめっ‥‥気持ちくない・キモチクナイ〜‥‥
    ‥‥助けてっ、かーなん!!‥‥
    その時、駅名を告げるアナウンスが聞こえてきた。
    さすがにバレるのがまずいと思ったのか、スカートは直された。
    これでとりあえず、お尻は隠れたが、指は挿入されたままだ。
    ‥‥つっ、次の駅で降りなきゃ!‥‥
    ドアが開き、次々に人々が降りてゆく。でもまだ指が!
    志帆は勇気を出して後ろに向かって囁いた。
    “クリもお願い!”
    それを聞いた後ろの娘は、ニヤッと笑い指を抜いた。
    その瞬間を逃さず、ドアの閉まり際に志帆は飛び降りた。
    ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥
    振り向くとその娘は、入れていた濡れた指を拡げて見せ、ペロリと舐め上げた。
    「いやー!」

    続く





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■22002 / ResNo.9)  キモチクナイ10
□投稿者/ いちこ 一般♪(25回)-(2015/10/17(Sat) 19:06:12)
    2015/10/18(Sun) 06:22:40 編集(投稿者)

    ピンポン‥ピンポン‥ピンポン‥
    加奈は、息を切らして呼び鈴を押した。
    ドアを開けた志帆に、
    「‥‥しぃーちゃん。何があった?」
    「‥‥電車で‥‥うぅ‥‥」
    志帆は泣き出してしまった。
    加奈は涙を優しく拭ってやりながら、見つめた。
    「‥‥女の子に痴漢されちゃったの‥‥うぅ‥‥」
    「もしかしてウチの生徒?」
    コクリとうなずく志帆。
    加奈はギリッと歯をくいしばると、出て行こうとした。
    「待って!ひとりにしないでっ!」
    加奈の腕をヒシと掴んで離さない。
    「しぃーちゃん‥‥」
    志帆は、潤んだ瞳で加奈を見つめると
    「忘れさせてほしいの!」と熱いキスをした。
    ふたりは、キスをしながらお互いの服を 脱がしあい、一糸纏わぬ姿でベッドに倒れた。
    加奈が志帆の首すじにキスをすると、ビクッビクッと反応した。
    そのまま下へ舌を這わせ、乳首を含むと
    「アァー、気持ちいい〜!もっと強くして〜!」
    とねだるので、舌で転がしながら時々カリッと噛んでやる。
    「やぁ〜!」
    ピクピク 身体を浮かせる。
    「今日は凄いね。じゃ、こっちもネ!」
    乳首を責めながら、既にグチュグチュの割れ目をなぞり、クリを押しつぶした。
    「ヒィー!」
    ビク・ビク・ビク・ビクと身体を痙攣させる。
    「まだよ!」と中指を挿入する。
    「アァー!かーなんのもほしいの〜!」
    加奈は指を入れたまま、器用に69の態勢になる。
    「好き〜、好き〜、大好き〜!」
    と加奈のアソコにムシャぶりつく。
    「いいっ、しーちゃん!」
    加奈はお返しとばかりに、指を動かしながら、クリを舐める。
    「アァー、すごい!!もっと強くして〜!」
    指をもう一本増やし、激しく動かす。
    そして舐めていたクリを口に咥え、強く吸い出した。
    「ヒィー、だめっ、イッチャウ、イッチャウ〜!」
    志帆は腰を何度も浮かし、潮を吹いた。
    ビュッ、ビュッ、ビュッ
    加奈も志帆の口にアソコを押し付け果てた。

    次の日に加奈は、真奈実を屋上に呼び出した。
    真奈実は何食わぬ顔でやって来た。
    「先輩、あたしと付き合う気になったんですか?」
    「ばかか?志帆に悪さしているのは、お前だろう?」
    「あれ?ばれちゃいました?あんな女のどこがいいんですか?」
    「お前には関係ない!とにかくもうやめろよ。」
    「いやだと言ったらどうしますか?」
    「くっ、そんなことはさせない!」
    「じゃあ先輩、キスして下さい。それでもうしません。」
    「キスは出来ない!裏切ることになるから。」
    「あんな女に義理立てすることないですよ。電車でもグチャグチャに濡れてましたよ〜!」
    加奈はキレた。
    「テメェ、なに言ってんだー!」
    平手で真奈実の頬を叩いていた。
    バシッ ‥‥真奈実が横倒しに倒れた。
    とその時、たまたま屋上へ来た三年が叫んだ。
    「そこ、なにしてるっ!」
    加奈はハッとなり、
    「あっ、奈穂美先輩。」
    ソフトボール部の先輩だった。
    奈穂美は加奈の前に来ると
    「なにがあったか知らないが、手を出した加奈が悪い。」
    「すみません!奈穂美先輩。」
    「君、大丈夫?」と奈穂美は手を差し出す。
    「あ、ありがとうございます!」
    真奈実の頬に触れ、
    「ちょっと腫れてるね。保健室いこうか?」
    「はい、先輩!」
    この時、真奈実の瞳がハートマークになっていることに奈穂美は気付いていなかった。
    真奈実は加奈を振り返り、
    「加奈先輩、もうしませんから。」

    真奈実と奈穂美の出逢いだった。









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