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■22035
/ ResNo.10)
レン・アイ9
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□投稿者/ いちこ
一般♪(39回)-(2016/01/11(Mon) 13:39:31)
レンはアイの涙を見て、はっと我に返って、手を止めた。レンは
「‥‥ごめん‥‥なさい。」
とうなだれて、アイから離れた。
アイはグスングスンと鼻をすすりながら、急いで服装を直すと部屋を飛び出した。
それから何回かユミ先生の家に行ったが、避けているのかレンとは会わなかった。
アイとしても、どういう顔で会えばいいのかわからなかった。
ある日、会社の終わり際に編集長から誘われた。
仕事以外では会いたくなかったので、断ったが、会社の出口で待ち伏せされた。
「おい、ほら行くぞ!たまには付き合え。」
「いや、私、あの、約束があって‥‥」
「たかが、エロ雑誌の編集が気取るんじゃねえよ。」
と腕を掴まれる。その時、その手を払った人がいた。
「おっ、なんだよ!」
レーシングスーツにフルフェイスのヘルメットを被っているため、顔は見えないがレンだ。
レンは黙ってアイの手を引き、歩き出した。
「ちっ、なんだよ!彼氏と待ち合わせかよっ!」
レンはバイクの所まで来ると、黙ってヘルメットを渡した。
振り返ると、編集長がまだ未練がましく見ているので素直にバイクに乗った。
バイクはすぐに高速に入り、郊外へと向かう。
「ねぇ、どこにいくの?」
大声で叫んでも返事がなかった。やがて高速を降り、山の方へ向かう。
アイは不安になってきた。峠道に入り、ラブホテルの看板が目に入る。
‥‥まさか?!
続く
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■22036
/ ResNo.11)
:レン・アイ10
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□投稿者/ いちこ
一般♪(40回)-(2016/01/16(Sat) 17:50:27)
アイの心配をよそに、どんどんホテルが近づいてくる。
しかしレンのバイクはホテルの前を通り過ぎて、
山の中腹のパーキングに止まった。
バイクを降りたアイは、そこから見える素晴らしい夜景に見とれた。
「‥‥きれい!!」
「でしょ。アイに見せたかったんだ。」
「ありがとう。へぇ〜。」
「‥‥‥‥あ、あの、この間はごめん。なんか気が昂ぶっていて。」
「えっ‥‥‥‥うん。」
「な、なんかさ、僕、アイのことがさ、好きになっちゃったんだ。」
「えっ‥‥」
アイは今、夜で良かったと思った。
なぜならきっと真っ赤になっているからだ。
「あ、あのさ、つ、付き合って欲しいんだけど。」
「‥‥‥‥うん。いいよ。」
「へっ‥‥うそっ、嬉しいー!ほんとうに?」
コクリとアイはうなづいた。
「やったー!信じられないよ!」
アイは少し上を向き、目を閉じた。
その唇の上に雪がひとひら舞い降りた。
「あっ、初雪だ。帰ろうか?」
「うん。」
二人で峠道を下っている時、アイがレンの背中を叩いた。レンはバイクを止めて
「なに?」
「あのね、寒いから‥‥入ろ。」
と前方を指差す。そこにはホテルの入口があった。
レンに異存はなかった。
続く
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■22037
/ ResNo.12)
レン・アイ11
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□投稿者/ いちこ
一般♪(41回)-(2016/01/24(Sun) 06:12:35)
部屋に入ると、レンがはしゃいだ。
「実は僕、初めて入るんだ。ヘェ〜。ベッド広いね。」
とベッドで跳ねたり、引き出しを開けたり、中から避妊具を出したりしている。
「先にシャワー浴びるね。」
とアイは浴室に入り、シャワーを浴びていると、急にレンが入ってきた。
「きゃっ!」
と思わず胸と股間を隠したアイだった。
レンの肌は浅黒く筋肉質で、Aカップの乳房と濃い陰毛を持っている。
アイは対照的に色白で、豊かな乳房で薄い体毛だ。
アイは、レンの方を向くとゆっくりと両手を広げ、全てを晒した。
「きれいだよ!」
レンが近づき、アイを抱き締めキスをした。
今度はアイも応えて舌を絡めた。長いキスだった。
ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ
「洗ってあげるよ。」
レンが上気したかすれた声で言った。
そのあと、お互いの身体を洗いあった。
でもレンは肝心の場所には触れさせなかった。
逆にレンはアイの身体の全てを知りたがった。感じる所 全てを。
例えば、膝の裏とか鎖骨とか、もちろん乳首とアソコも。
その感じる所を特に念入りに洗う。
アイも反撃を試みるが、その度に更に強く愛撫され断念してしまう。
今もアイはバスルームの床に寝かされ、お尻を正座したレンの膝に乗せている。
足を開かされ、シャワーの水流をアソコに当てられている。
「あっ、あぁ‥‥もう流れたから、止めて!」
「でも流しても流しても、ヌルヌルが取れないよ。」
「そ、それは、あぁ〜、すごい。」
アイの下腹部がビクビクと痙攣し出す。と、突然水流を外される。
「えっ‥‥」
「やっぱりアイは可愛いよ。」
とまだヒクつくクリに、むしゃぶりついた。
「あぁ〜、ダメ、イッ‥‥イッ‥‥イッちゃう、イッちゃう‥‥イヒ〜〜!」
ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ
まだ時折 痙攣を繰り返しているアイに、優しく口づけして、
「さぁ、ベッドに行こうよ!」と誘う。
お互いの身体を拭いて、二人でベッドに倒れこんだ。
「ねぇ、今度はレンの声が聞きたいの。」
とアイがレンの乳首に舌を這わせた。
「‥‥んっ」
レンは目を閉じて眉根を寄せる。それを見てアイは更に熱心に舌を使う。
そして片手を下腹部に伸ばし、濃い叢で遊んだ後、更に奥へ進む。
そこは既に充分に潤い、やすやすとアイの指を受け入れた。
クチュッという音とともにレンの身体が跳ねる。
レンがアイの首の後ろに手を廻して、引き寄せてキスをする。
「‥‥んっ、あはぁっ」
アイがくちびるを外して喘いだ。
いつの間にかレンの指がアイのクリを捉えていた。
アイも負けじと指を動かしたが、レンにまたキスをされる。
お互いに舌を絡めて、貪り合う。
クチュクチュと卑猥な音が響くなか、ふたりの声が大きくなり、重なっていく。
「あぁ、あ〜、あっ、ああぁぁぁ」
レンの身体が大きく跳ね、ほぼふたり同時に達した。
胸をおおきく上下させながら、ふたりの手は固く結ばれていた。
アイはこの幸せがずっと続くと思っていた‥‥
完結
完結!
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■No22036に返信(いちこさんの記事) > > アイの心配をよそに、どんどんホテルが近づいてくる。 > しかしレンのバイクはホテルの前を通り過ぎて、 > 山の中腹のパーキングに止まった。 > > バイクを降りたアイは、そこから見える素晴らしい夜景に見とれた。 > 「‥‥きれい!!」 > 「でしょ。アイに見せたかったんだ。」 > 「ありがとう。へぇ〜。」 > 「‥‥‥‥あ、あの、この間はごめん。なんか気が昂ぶっていて。」 > 「えっ‥‥‥‥うん。」 > 「な、なんかさ、僕、アイのことがさ、好きになっちゃったんだ。」 > 「えっ‥‥」 > アイは今、夜で良かったと思った。 > なぜならきっと真っ赤になっているからだ。 > 「あ、あのさ、つ、付き合って欲しいんだけど。」 > > 「‥‥‥‥うん。いいよ。」 > 「へっ‥‥うそっ、嬉しいー!ほんとうに?」 > コクリとアイはうなづいた。 > 「やったー!信じられないよ!」 > アイは少し上を向き、目を閉じた。 > その唇の上に雪がひとひら舞い降りた。 > 「あっ、初雪だ。帰ろうか?」 > 「うん。」 > > 二人で峠道を下っている時、アイがレンの背中を叩いた。レンはバイクを止めて > 「なに?」 > 「あのね、寒いから‥‥入ろ。」 > と前方を指差す。そこにはホテルの入口があった。 > レンに異存はなかった。 > > 続く > >
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