ビアンエッセイ♪

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■22065 / ResNo.10)  エステティシャンの恋11
  
□投稿者/ いちこ ちょと常連(52回)-(2016/04/22(Fri) 22:16:27)

    「大丈夫ですか?」

    肩を抱いて身体を揺する。その時、さくらの身体から
    バラに似た甘い香りが、アサミの鼻腔をくすぐった。
    アサミは、半開きになったさくらの唇から目が離せなくなる。
    そして吸い寄せられるように口づけをした。

    「んっ‥‥」

    さくらの目が開かれる。アサミは舌を差し入れ、片手はさくらの胸を弄った。

    「んん〜‥‥イヤっ!」

    さくらは、強くアサミを突き飛ばした。
    ハッと我に返ったアサミは呆然とした。

    「何するんですかっ!」
    「あっ‥‥、すみません。」
    「とにかく帰ってください!」

    押し出されるように外へ出たアサミは、激しく後悔した。

    ‥‥どうしてあんなことを?‥‥
    ‥‥わたしとしたことが、わからない!?‥‥

    ひとつ はっきりしていることがある。
    それはさくらに弱味を握られたことだ。
    アサミはさくらについて考えていた。
    彼女は‥‥彼女は‥‥何者なんだ?
    そして思わずつぶやいた。

    「‥‥ば、ばけもの?」

    完結






完結!
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