ビアンエッセイ♪

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■22256 / ResNo.10)  女社会10
  
□投稿者/ ユリコ 一般♪(12回)-(2017/12/27(Wed) 11:22:26)
    珠の目の前の光景は、彼女の想像と全く違っていた。
    鉄仮面「また、会いに…いや、奪いにきたよ。」
    スージー「本当に気まぐれ!自分勝手!もう来ないで!」
    鉄仮面「うそつき。そういう人は、メチャクチャにしてあげる」
    鉄仮面は、スージーにキスをした。
    スージーは顔を赤らめた。
    スージー「やっぱり、ダメ…。逆らえないわ」
    鉄仮面「迎えにいけなくてごめん。苦しめてごめん。」
    スージーと鉄仮面は、舌を絡めて激しいキスをした。二人は、着ているものを全て脱ぎ、裸になった。秘湯に入ると互いのカラダにお湯を掛け合った。再び、キスをすると、カラダを絡ませた。やがて、あえぎ声を出した。
    二人の様子を目にした、珠は、驚きのあまり、その場に座り込んでしまった。完全に固まってしまった。
    「ねえ、大丈夫?」
    突然、背後から声がした。
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■22257 / ResNo.11)  女社会11
□投稿者/ ユリコ 一般♪(13回)-(2017/12/28(Thu) 17:51:51)
    珠「だ、誰?」
    「私、チャーミーよ。」
    チャーミーと名乗る女の子は、綺麗な茶色のショートカット、細身で、大きく凛とした瞳をしていた。白い着物を着ていた。
    チャーミー「こんなところで、何をしているの?と聞きたいところだけど、おおかた、予想はつくわ。スージーの跡を追ってきたのね。そうでしょ?珠?」
    珠「なんで、私の名前を?貴女は何者なの?」
    チャーミー「しっ。あまり、大きい声を出すとスージーに聞こえるわよ。珠、貴女は湯殿で優秀な方だと聞いています。……私の母は、あの、鉄仮面なの。」
    珠「貴女のお母様って、何者なの?いったい何かどうなっているのか、わからない…」
    珠は、パニックになってしまった。
    チャーミーは、珠を優しく抱きしめた。
    珠「温かい…。」
    チャーミー「落ち着いた?」
    珠「うん。ありがとう」
    チャーミー「このまま、色々話しても混乱しそうね。貴女の暇な時間を教えて?改めてゆっくりお話がしたいな。」
    珠とチャーミーは、次に会う約束をして別れた。
    珠は、家に帰った。色々ありすぎて、ベッドにそのまま、倒れてしまった。
    しばらくして、スージーが帰ってきた。ベッドに倒れている珠を見て、驚いた。
    スージー「珠、珠、大丈夫?具合でも悪いの?」
    珠「ちょっと…」
    スージー「無理しないでね。今日は仕事休んでいいから。」
    珠は、仕事を休んでしまった。
    一方、チャーミーも部屋で考え事をしていた。
    『なんとなく、母が君ではなく、スージーを愛していることには、言動からなんとなく気づいていた…』
    君とは、この国で結婚して、子供を作るときにできる役割の一つである。君は、秘密の薬を飲み、自らの愛液を子種にかえて母に捧げる。母は、その子種を受け取り、子供を宿し、産まれるまで、自らの体の中で子供を育てる。
    チャーミー『母と君は、家のためだけに結婚した。幼い頃、私の体が弱かったため、もう一人子供を作ろうと、母は何人かの君と交わったがうまくいかなかった。私の君は、母のパートナーとして最低限のことだけをして、あとは、アクセサリーのデザインと会社の経営をしている。母と君は、すれ違い続けている…。母がスージーを好きでもかまわない。

    しかし、珠は初めて話したけど、かわいいな。仕事をしている姿を見て、カッコイイなと思っていたけど。会えるのが楽しみ…。』

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■22258 / ResNo.12)  女社会12
□投稿者/ ユリコ 一般♪(14回)-(2018/01/01(Mon) 10:26:12)
    2018/01/01(Mon) 10:27:09 編集(投稿者)

    約束の日が来た。
    珠とチャーミーの間にしばし沈黙が続いた。
    先にチャーミーが口を割った。
    チャーミー「この間は、本当に驚かせてしまい、ごめんなさい。私も母の跡を追っていたら、あの場面に出くわして。でも、混乱している珠を放っておけなくて、声を掛けてしまいました。」
    珠「そうだったのね。私は、茫然としたままだったわ。」
    珠は、少し考えてから、言いづらそうな表情をしたまま、話出した。
    珠「チャーミー、その…チャーミーにとっての君を苦しめては、いないですか?スージー様の存在は…」
    チャーミー「気にしないで。私の母と君は、家のために結婚しただけで、あまり、仲のよい感じがないの。むしろ、君は結婚とかHとか興味がなくて、今では趣味に没頭しているわ」
    珠「そうなんだ…。」
    しばらく、また、沈黙が続いた。
    チャーミー「ところで、珠は、好きな人いる?」
    珠「いない。そういうことを考えたことはないよ。」
    チャーミー「えっ、そうなの?てっきり、スージーと付き合っていると思っていたけど。」
    珠「スージー様は、恩人であって、そのように考えたことはないわ。」
    チャーミー「ええ、母から付き合っていてもおかしくないと聞いたし、君も否定しなかったのだけど…。」
    珠「いくら、一緒に住んでいているからといって、ありえないわ。」
    チャーミー「じゃ、母の嫉妬だ…。ウフフ。おかしい。」
    珠「お母様、嫉妬深いの?」
    チャーミー「仮面の下は結構、かまってちゃんよ」
    珠「あはは…。」
    二人は、しばらく、色々と話した。
    チャーミー「なかなか同世代と話せないから、お話できて嬉しい。また、会えるかな?」
    珠「いいよ。」
    二人は、また、会う約束をして別れた。
    珠『ちょっと、複雑な出会いだけど、たくさん話せてよかったな』
    チャーミー『珠って、結構、気さくでかわいいのね。色々知りたくなちゃった』
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■22259 / ResNo.13)  女社会13
□投稿者/ ユリコ 一般♪(15回)-(2018/01/10(Wed) 21:05:59)
    それから、二人は、約束して会うようになった。勉強や日々の生活で起こった出来事を中心に話すようになっていた。
    勉強に関しては、互いに教えてあうこともあった。二人の得意分野がそれぞれ違うので、補い合うことができた。珠は、苦手だった分野の問題が解けるようになっていた。スージーは、不思議に思いはじめていた。
    スージー「よく解かるようになってきたね。なぜ、できるようになった?」
    珠「時々、散歩しているときに会う、友達に聞くようにしたの。」
    スージー「友達?今まで、聞いてなかったが、いつの間に…。」
    珠は、出会った理由が理由なだけに、チャーミーのことをスージーには、話せずにいた。
    珠「最近、話すようになって仲良くなりました。今まで、話せていなくて、すみません。」
    スージー「いや、大丈夫だよ。それで、最近、お散歩がゆっくりになっていたのか。納得した。仕事以外でも話せる相手ができるのは、いいことだよ。」
    スージーは、喜んでくれた。珠は、安心した。
    しかし、スージーは、ふと思った。
    『珠が解いた問題は、相当難しい。その友達は、高い教養を受けているはずだ。いったい誰かしら?』

    珠は、今日もチャーミーに会った。互いに教え合いながら勉強をした。
    チャーミー「お互いの苦手を補えるって、いいね。私達、カップルだね。」
    珠「か、カップル。私達が?よくわからないけど」
    チャーミー「苦手なものは、補い合えるし、話も合うし、ずっとそばにいたいと思うし…。母からそういう関係は、カップルだよと教えてもらったんだ。」
    珠「で、でもまだ、キスしていないし、親友だよ。」
    チャーミー「そうか…。」
    珠は、次の瞬間、目を見開いたまま、止まっていた。時が永遠に止まってしまったかのように。唇には、柔らかいものが触れた。
    「チュッ」
    チャーミーが珠にキスをしたのだった。
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■22260 / ResNo.14)  女社会14
□投稿者/ ユリコ 一般♪(16回)-(2018/01/10(Wed) 21:08:56)
    2018/01/18(Thu) 20:56:41 編集(投稿者)
    2018/01/18(Thu) 20:56:12 編集(投稿者)

    珠「な、なにするの?」
    チャーミー「あれ、全然嫌じゃない。キスしたらカップルになれるから、キスしたの。」
    珠「え、えー。分からない。それでキスしたの?ファーストキスだったのに…。」
    チャーミー「ごめんなさい…。」
    珠「呆れて物も言えないわ。もう、今日は、これ以上いたくないわ。」
    チャーミー「ごめんなさい…。でも、嫌でなかったら、また、明後日、ここで待っているから!」
    珠は、走り去って行った。

    珠は、家に着くと何も言わずに、部屋に籠った。そして、大きな声で泣いた。驚いたスージーは、部屋のドアを開けて、珠を抱きしめた。
    スージー「な、何があった?」
    珠「………。」
    スージー「友達と何かあった?」
    珠「言いたくない…。一人にさせて下さい。」
    スージー「分かった」
    スージーが部屋から出て行った。
    珠『もう、チャーミーとは、友達では居続けるのは、いけないということなの?わからない。
    チャーミーと会えなくなるのは、嫌だ。勝手にキスされたことは、ムカついたけど、キス自体は、嫌じゃなかった…。チャーミーに会ってもう一度話そう。」
    そして、約束の明後日が来た。

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■22261 / ResNo.15)  女社会15
□投稿者/ ユリコ 一般♪(17回)-(2018/01/18(Thu) 20:58:53)
    チャーミー「来てくれて、ありがとう。」
    珠「もう、私とは友達でいれないということかな?キスされちゃったから。」
    チャーミー「友達でいれないということは、ないよ。実は、私は、珠のこと好きで、カップルになれたらいいなって、ずっと思っていたよ。」
    珠「え、そうなの。私は…。」
    チャーミー「毎回、バイバイするのが寂しかった。ずっと抱きしめていたい、触れていたいという感情が沸き上がってきて、この間は、親友と言われて、少しカチンときて、思わずキスしてしまったの。」
    珠「気持ちは分かったわ。私を想ってくれていることは、受け止めてあげる。でも、これからどうしたらいいの?」
    チャーミー「キスしていい?」
    珠「うん。いいよ。」
    しばらく二人は唇を重ねた。
    珠「嫌じゃない。どうしよう、むしろずっとこうしていたいというか…。」
    チャーミー「嬉しい。もっとキスしよう。」
    それからの二人は、逢うたびに唇を重ねた。

    お知らせ 少し連載を休みます。
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■22268 / ResNo.16)  女社会16
□投稿者/ ユリコ 一般♪(20回)-(2018/02/17(Sat) 22:09:45)
    お待たせしました!再開します!

    その日も珠とチャーミーは唇を重ねていた。
    珠「どんどん、離れたくなくなってきてしまう。なんていうのか、愛おしい。」
    チャーミー「私も。欲情というより、珠がかわいくて。」
    そんな二人のところに鉄仮面の女とスージーがやってきた。
    スージーは、珠の腕を掴み、チャーミーから引き離した。
    スージー「友達とは、チャーミー姫であったか。親子共々、私たちを翻弄させる気か?」
    珠「チャーミーが姫ってどういうこと?」
    その時、鉄仮面の女が、仮面を外した。珠は驚きを隠せなかった。
    なんと、その正体は、皇帝さくらだったからだ。
    さくら「びっくりさせて、すまない。私はスージーを愛している。だが、なかなか一緒にいれず、彼女を苦しめているのかもしれない。そして、チャーミーは私の娘だ。お互い愛し合っているのならば…。」
    スージー「さくら、私はもう貴女との関係に疲れ切っている!娘も貴女も私たちに近づかないで!珠、帰るぞ!」
    スージーは珠を引っ張り、家に帰ろうとした。
    チャーミー「身分を黙っていたことは、謝るわ。絶対に迎えにいくから。お嫁さんにするから!」
    チャーミーは珠の姿が見えなくなるまで叫んだ。
引用返信/返信 削除キー/
■22269 / ResNo.17)  女社会17
□投稿者/ ユリコ 一般♪(21回)-(2018/02/17(Sat) 22:11:23)
    珠はスージーと共に家に帰った。
    スージーは何も言わなかった。仕事の時間がきて、今日の仕事をした。そして、チャーミーのことを考えながら眠りについた。
    しばらくすると、珠のカラダを何かが包みこんでいた。珠がよく知っている温もりだった。
    珠「…スージー様…。」
    スージー「そうだよ。これからは、スージー様ではなく、スージーと呼びなさい。」
    珠「スージー…。」
    スージー「そうだよ。珠、今日は辛い想いさせたね。でもね、チャーミー姫と珠はどんなに愛し合っても結ばれない。身分が違いすぎる…。つらいだけの付き合いになるわ。」
    珠「な、何で、そんな…。」
    スージーは皇帝さくらとの恋愛について話した。(詳しくはスージーの回想を読んで下さい)
    珠は、スージーの話にただただ、涙を流した。
    沈黙が続いた。
    スージー「珠、ずっと、私の側にいるのよ。かわいい。かわいい。もう、我慢できないわ。」
    珠「え、あ」
    スージーは珠の頬にキスをしてから、続けた。
    スージー「意味わかるよね。逃げるなら早く逃げて…。さもないと…。」
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■22270 / ResNo.18)  女社会18
□投稿者/ ユリコ 一般♪(22回)-(2018/02/17(Sat) 22:12:44)
    珠は、わかりながらも逃げられなかった。いや、逃げられなかった。
    珠「んっ…」
    スージーは、珠の唇にキスした。それは、長い長いキスだった。
    珠「ち、ちょっと…。私は、スージーのこと…。そんなふうには…。」
    スージー「無理よ!私は、もう限界!好きすぎて。」
    スージーは、首筋や耳に何度もキスをした。
    珠「な、んっ。嫌!」
    スージー「もう逃げないで。嫌とは言わせない」
    逃げる珠を捕まえると足を絡めて逃げられないようにした。再び、唇にキスをすると舌を絡めた。
    珠「うっうう」
    珠は舌を入れられて苦しそうだったが、次第に力が抜けていき、舌を動かし始めた。
    スージー「そうよ。上手ね。」
    ゆっくりと珠の胸に手を置いた。
    珠の服のボタンを外していった。ゆっくりと胸を揉むと、小さなツボミを掴んだ。掴んだまま、ゆらゆらと優しく激しく揺らしていった。
    珠「あ、え、ひゃあ」
    そのツボミを温かい何かが包みこんだ。スージーが舐めているのだった。次第に、じゅる、じゅるとヤラシイ音が部屋に響いた。
    珠「あ、あ、」
    スージー「気持ちいいの?、顔が真っ赤よ」
    しばらく、ツボミを舐め続け、スージーは手で珠の蜜壺の当たりを擦り始めた。

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■22271 / ResNo.19)  女社会19
□投稿者/ ユリコ 一般♪(23回)-(2018/02/17(Sat) 22:14:22)
    珠「え、そんなところ…」
    スージー「そこを触らなきゃね。意味がないよね…。」
    珠のズボンをあっという間に脱がすと下着越しに蜜壺やその辺りを擦ったり、触ったりしてきた。強かったり、優しかったりを繰り返す。
    珠の顔がさらに赤くなり、すでに脱がされている上半身からは、うっすらと汗が出ていた。
    そして、抵抗する力を失っていた。 
    しかし、次の瞬間、珠は力強く抵抗した。スージーが下着を脱がそうとしたからだ。
    珠「や、やめて。絶対に嫌よ。」
    スージーは、下着を押さえる珠の手を無理矢理除けると、一気に下ろした。珠は、足をピタリと閉じた。
    スージー「足、開きなさい!」
    珠「嫌!」
    スージー「だめか…。」
    珠はスージーが諦めたのかと思ってホッとした。
    珠「スージー、もうやめて。」
    スージーは、壺を持ってくると、珠の色素の薄い茂みに液体を掛けた。
    珠「きゃ、何?」
    とろりとした液体が珠の蜜壺に流れていく。次第に足を開いていく珠。ちょっとした媚薬だったのだ。
    スージーは、思い切り珠の足を開いた。
    スージー「薬が効いてきたわ。中をよく見せてね。」
    珠の蜜壺の匂いをゆっくりと嗅いた。じっと中を見つめ、指を蜜壺に入れた。指をゆっくり動かしたり、速く動かしたり、時には動きを少しピタリと止めたりした。
    珠は、驚いたが遅かった。スージーが指を動かす度にもっともっと激しくして欲しいと思ってしまうのだった。
    珠「あ、あ、こんなの嫌なのに!カラダが勝手に動いちゃう。」
    スージー「さあ、もっと感じなさい。私がいっぱい愛してあげる。」
    スージーは、蜜壺に舌を入れて、ねっとりとじっくりと舐めた。溢れる液を全て飲んでしまうぐらいに。
    珠「んっ、ンッ、嫌!ああ!ああ!」
    珠は、あえぎ声、叫び声、涙声が混じったような大声を出して、腰を何度も動かし、果てた。
    スージーによって、イカされたのだ。
    スージーは珠を抱きしめた。そして、そのまま二人は眠りについた。
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