ビアンエッセイ♪

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■7680 / ResNo.10)  感想
  
□投稿者/ えりか 一般♪(3回)-(2005/03/12(Sat) 20:07:46)
    これからの展開が楽しみです!!
    是非、続きを♪
    お願いします(≧▽≦*)☆★

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■7684 / ResNo.11)  NO TITLE
□投稿者/ moments ちょと常連(65回)-(2005/03/12(Sat) 20:43:02)
    大好きな人の『特別』になりたいなぁ(ノ∀≦*)
    自分だけの特別な存在♪
    2人の関係は羨ましい限りです(^-^)
    続き、楽しみにしています! 頑張ってください。
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■7728 / ResNo.12)  えりかさんへ
□投稿者/ じんじゃーぴんく 一般♪(10回)-(2005/03/13(Sun) 16:03:04)
    お返事遅くなってすみません!!
    感想ありがとうございます(^-^)頑張りますので、楽しみにして下さい。

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■7729 / ResNo.13)  momentsさんへ
□投稿者/ じんじゃーぴんく 一般♪(11回)-(2005/03/13(Sun) 16:10:31)
    返事遅くなりすみませんでした!!
    感想ありがとうございます。万紀は相手の「特別」を射止められるかどうか、楽しみにしてて下さい(^-^)

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■7798 / ResNo.14)  優しく愛して(9)
□投稿者/ じんじゃーぴんく 一般♪(12回)-(2005/03/14(Mon) 02:07:49)
    教室に戻ると、中はまだ昼休みの侭の空気が一面に漂っていた。あたしは慌てて席に着いて一息着く。
    「ふぅ。」
    「間に合って良かったね、万紀ちゃん。」
    「さと子。」
    あたしの間横の席、そこには入学してからの大の仲良しのさと子が座っていた。色白の肌に柔らかいくるくるパーマのショート。おっとりとした雰囲気で、傍にいるだけで安らぐ存在。
    「え…でも、次は調理実習でしょ??」
    あたしはお弁当箱をさりげなく机の中に入れ、話を繋いだ。
    「うん。万紀ちゃん来てから一緒に行こうと思って。」さと子はゆったりとした口調で言葉を紡いで、微笑んだ。
    そして、目だけであたしの手の行き先を一瞥するとこう言った。
    「保健室行ってたの?夏歩(かほ)達が探してたよ。」さと子、鋭い。普段おっとりしている半面、恋愛沙汰はとても敏感になるらしい。また、さと子はあたしの片思いの相手を知る、唯一の友達だ。というよりも、あたしはさと子だけにしか話せないんだけどね。
    「うん、また昼食一緒に食べたんだ。」
    自然とあたしの声も弾む。
    「そっかぁ。良かったねぇ万紀ちゃん。」
    さと子は柔らかい表情で嬉しそうに笑った。

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■7799 / ResNo.15)  優しく愛して(10)
□投稿者/ じんじゃーぴんく 一般♪(13回)-(2005/03/14(Mon) 02:18:50)
    人のことを自分のことの様に大切にしてくれる。そんな自慢の友人に、あたしもつられて微笑み頷いた。
    「さと子、実習室行こっか。」
    「うん。」
    話がつくと、あたしとさと子は調理実習の用意を持って実習室へと急いだ。
    部屋までの短い道則の間、美也子先生とのやりとりや、それに水を指してくれた絹ちゃんの話にほんのちょっぴり脚色加えて面白可笑しくした話に、さと子はずっと耳を傾けて楽しげに笑ってくれた。クラスの違う夏歩には後でごめんて謝っておくことにした。

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■7822 / ResNo.16)  優しく愛して(11)
□投稿者/ じんじゃーぴんく 一般♪(14回)-(2005/03/14(Mon) 13:50:22)
    「…それで、お砂糖はこの半分で。用意して置いたグラニュー糖を使って下さいねー。」
    実習でざわめく教室の中。先生の声が響いた。あたし達生徒の声がいつもより少し跳ねている。何故なら、近付くバレンタインに向けてフォンダンショコラを製作することになったのです。チョコとなれば、乙女の気合の矢印も上昇してテンションも次第と高くなる。勿論、あたしも例外に漏れずに。チョコを刻む包丁を握る手にも自然と力が篭る。なんとなく鼻歌を歌ってみたりして。
    「♪〜♪〜。」
    「万紀ちゃんは誰に渡すの??」
    「うひゃっ!?」
    唐突過ぎるさと子からの問いにあたしは驚いてしまい、湯煎をかけていたチョコが撥ねて前髪に少しかかる。さと子は慌ててそれを布巾で拭ってくれた。
    「あーびっくりした、ありがと。」
    さと子は目を細めて首を横に振ると、メレンゲ用の卵白を泡立て始めた。「鼻歌歌ってちゃ駄目だね。」
    舌をペロっと出して笑うと、さと子は
    「やぁだ、万紀ちゃんたら。」とくすくす笑った。

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■7823 / ResNo.17)  優しく愛して(12)
□投稿者/ じんじゃーぴんく 一般♪(15回)-(2005/03/14(Mon) 13:56:03)
    「そういうさと子こそ。誰に渡すの??」
    しゃかしゃかと軽やかに泡立て器を動かしていた、さと子の手がぴたりと止まる。
    「さと子??」
    「あの…実は…ね。」
    さと子の顔が見る見るうちに赤くなっていく。
    「絹ちゃんに…渡すの。」
    「なんだ!やっぱりぃ〜。

    あたしは茶化す様に笑って、さと子の肩をこづいた。
    「やめてよぉ、万紀ちゃん〜…」
    「隠すことないじゃな〜い??」
    実はさと子はあの絹ちゃんと付き合っている。さと子のことだから、熱いアタックの据え絹ちゃんを落としたのかと思えば、
    「絹ちゃんが…『付き合わないか』って…。どうしよ、すっごくすっごく嬉しいよお。」
    とまあ、絹ちゃんもさと子にメロメロだったわけで。あたしとしては相思相愛でお似合いなので、羨まし過ぎる仲だな〜と思うわけなのです。こんな二人の仲は、ほぼ周囲公認。(と云っても生徒間の中だけ。先生にバレちゃ大変だからね。)
    まさにラブラブバカップルなのです。まあ、さと子と絹ちゃんの馴れ初めはまた別の話ね。

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■7834 / ResNo.18)  感想
□投稿者/ えりか 一般♪(5回)-(2005/03/14(Mon) 19:33:14)
    さと子ちゃんと絹先生の関係に私もなりたい(>□<。)/
    今後の展開、楽しみにしてますね♪

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■7971 / ResNo.19)  えりかさんへ
□投稿者/ じんじゃーぴんく 一般♪(16回)-(2005/03/17(Thu) 20:46:10)
    返事遅れてすみませんっ!!感想ありがとうございます〜。書いている本人が言うのもなんですか、私もさと子と絹香の仲は気にいっております。絹香の名前は万紀より前に決めていました(笑)
    また読んで下さると嬉しいです♪

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