[戻]-19134/親
恋唄 T
sakura
ヴヴヴ・・・ヴヴヴ・・・
サイドテーブルの上で携帯が震えている。
ベッドの中から手を伸ばす。
1回・・・2回・・・空振りをして3回目にようやく到達した。
「もし・・・。」
『あたし、さやか。やっぱりまだ寝てたんだ』
「ん・・・。なに?」
『菜、今日学校来ないと本当にやばいよ。昨日福田が言ってたもん』
フクダ・・・2年からの担任の名前だと分かるまで少しかかった。
「分かった。今日は行く。ありがと。」
『来るなら一緒にお弁当・・・』
さやかの言葉の途中で電話を切った。
白い腕が腰の辺りに伸びてきた。
サエキさんが起きた。
「何?朝から仕事?」
枕に顔を埋めたままで気だるそうに聞いてくる。
「起こしてすみません。ああ、いえ・・・友人です。」
「今から行かなくちゃいけないの?」
「ええ、つまらない用なんですが・・・。」
腰に置かれた手がゆっくりと腿を伝う。
「もう少しゆっくり出来ると思ったのに。」
「いいですよ。サエキさんさえよろしければお付き合いします。」
サエキさんが枕から顔を上げ、薄く微笑んだ。
「いいの?嬉しいわ、サイ・・・。」
もう一度ベッドにもぐりながら唇を重ねる。
唇を離し、更に奥へもぐりこみ、サエキさんの両脚を捕らえる。
「あっ、そんな、いきなりなんて・・・っ」
「サエキさん、まだ完全に起きてないみたいだし・・・。」
鼻先でヘアを分け、突起したつぼみをついばむ。
「んっあっ・・・・あん・・・」
舌先を硬くして弾く。
もうその下の泉は溢れ始めた。
サエキさんは荒っぽく吸われるのが好き。
音を立てて吸ってやる。
ジュルルルッ・・・・
「あっあっ!いいわ・・・熱くなってきちゃう・・っ」
今度は舌全体で舐めあげる。
彼女の愛液を彼女自身に満遍なく塗りつけるように。
ペチャペチャペチャ・・・・
「ふうぅん・・・ん・・・あふぅん・・・」
サエキさんの両手が私の頭をまさぐる。
それを合図に、2本の指を差し入れる。
グチュゥッ・・・・
指の腹で上部を擦りながら、尚もつぼみを苛めてやる。
「んっあっうぅっ・・・ああああっ・・・」
腿で私の頭を締め付ける。
「イキそうっ・・・・」
ジュポッ・・・
「あっ、どうして抜くの?いやっ・・・やめないでっ」
シーツから顔だけを出し、愛液で濡れた唇を重ねる。
「ねっねぇ・・・やめないで。イキそうなの・・・お願い。」
「だめですよ・・・もっと味あわせてください。」
乳首を口に含み、舌で転がしながら熱くなったつぼみを諌めるように撫でてやる。
「ああ・・・ん・・・いじわる・・・ひどいわ、サイ・・・。」
今イカれちゃうと【延長】してもらえなくなるじゃない。
私はチラッとサイドテーブルの時計に目をやり、つぼみを撫でている指の速度を更に遅くした。
サエキさんっていくつなのかなぁ。
たまにこうして【泊まり】にするけど、何の仕事してんだろう・・・。
私は腹に舌を這わせながら、4回目の【指名】をしてくれたサエキさんの素性を考えていた。
安達 菜
18歳
都内の私立女子高に通う。
会員制の女性専用デートクラブ指名1。
05/25 00:38
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