[]-21862/親
ねえ、先生。
うぃあ

2015/01/02(Fri) 22:35:52 編集(投稿者)








「それ以上はダメ」


目の前の愛しい人は、
瞳を閉じて首を左右に振った。




私はキスこそ止めなかったが、
彼女の胸元に伸ばした右手を名残惜しく解く。



「ルールは守って。
あなたが卒業するまで」

「キス以上はしない、でしょ。
分かってる。分かってるけど……」


私は手元にあったブランケットを頭まで被った。





「もー、なんで先生は我慢できるの?」

ブランケットの隙間から彼女を見つめる。





「大人のよ・ゆ・う♪」


先生は悪戯に微笑んだ。







私が高校を卒業するまで、あと1年。

私はこのルールに蝕まれていたものの、
幸せに満ちていた。









後に別れが来るとも知らずに。



01/02 22:29
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Re[3]: ねえ、先生。

理恵
(01/06 11:27)
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Re[2]: ねえ、先生。

うぃあ
(01/03 21:05)
No21863
Re[1]: ねえ、先生。

うぃあ
(01/02 23:56)
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