[戻]-21943/親
夜行バスの女
いちこ
私はバス停で夜行バスを待っている。
地元で大手建設会社に就職でき、
東京本社での研修に参加するためだ。
近くのイタリアンレストランから、
ニンニクの焼ける香りが漂ってくる。
前のおじさんからはかすかにタバコの匂いもする。
自分は匂いに敏感な方だと思う。
バスに乗り込み、一番後ろの窓際席
何と無く、後ろの視線が気になるのだ。
隣におじさんが来ませんように。
目を閉じ、真剣に祈った。
と、カツコツというパンプスの音とともに
バラの香りが漂って来た。
見るとあまりにも場違いな女性が入って来た。
年の頃は二十歳前後、肩までのブロンドの髪に、
白い肌、青い瞳にバラのくちびる。
180cmくらいの長身に抜群のプロポーション。
まるでファッション雑誌から抜け出た
ような外人の女性だ。
みんなが思わず振り返って見ている。
その人が真っ直ぐ私に向かってきた。
ふわっと私の隣りに腰掛けた。
同時にバラの香りに包まれた。
すごくドキドキした。
その人は難しい顔をして前を見ている。
声を掛けるかどうか迷った。
実は英語が苦手なのだ。
「ハ、ハロー。」
「★*○・#$\*」
さっぱり解らない。私は曖昧な笑顔を
浮かべ、真っ赤になってうつむいた。
その人はそれきり何も言わず、また
難しい顔をした。
恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしい。
やがて車内が暗くなったので、シートを
倒して、さっさと寝ることにした。
エッチな夢を見た。
バラ園の花壇で、素裸でオナニーする夢。
花壇の中にM字開脚で座り、左手は
おっぱいを揉み、右手は割れ目をなぞる。
ソコは恥ずかしいくらい濡れて‥‥
バラの香りの中、声を押し殺していたが
だんだん抑えられなくなり、とうとう、
「アァッ!」
自分の声に驚き、目を見開いた。
自分の姿に驚いた。なんとニットのセーターと
ブラがずり上がり、おっぱいが丸見えに
なっている。
そしてスカートも捲れ、股間には手が!
えっ、えっ、なに、なに?!
パニクるわたしの口を、きれいな白い手が塞ぐ。
瞬間、バラの香りが強くなる。
ブロンドの彼女が、周りを見て人差し指を
口の前に立て、にっこりと微笑む。
コクコクと返事をする私。
それを同意と取られたのか、口を塞がれたまま、
乳首をそのバラのくちびるで甘噛みされた。
「! ! んんん〜」
そのまま舌先で転がされる。
別の手が、ショーツの中に潜り込む。
ソコは濡れそぼってビチャビチャと
音を立てた。
続く
06/20 18:53
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夜行バスの女3
いちこ
(06/27 07:11)
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いちこ
(06/21 17:28)
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