[戻]-22038/親
エステティシャンの恋1
いちこ
エステティシャンの恋
ヴ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴ・ヴ‥‥
「あぁ~~、すごいっ、ひ~~!」
キョウコはバイブを女のソコに突き入れた。
「お客様、すごいことになってますよ。気持ちいいですか?」
「あぁ~、気持ちいい!」
「何処が気持ちいいですか?」
「アソコ、アソコがいい~!」
「アソコってどこですか?ちゃんと言って下さい。」
「マ、マXコ、マXコがいい~~!」
キョウコは女を追い詰めていく。
ここは高級住宅街の一角にある会員制エステサロン。
キョウコひとりで経営している。
始めた当初は固定客も少なく、倒産しそうになったこともあった。
苦肉の策でスペシャルコース、つまり性感エステを始めたところ、安定した。
もともとビアンなので抵抗はなかった。
客層は、30代から60代の主婦と幅広い。
でも、とキョウコは思う。
毎日、おばさま達の相手をしていると
どんどん冷めていく自分がいた。
客が感じれば感じるほど、自分はどんどん乾いていく。
自分はまともな恋愛ができるのだろうかと心配になるのだ。
そんな時、さくらと出会ったのだ。
さくらは常連の藤井さんに連れられてやってきた。
「ここよ、ここ、ここ。」
なかば強引に腕を取られ、髪の長い女が入ってきた。
気の弱そうな感じの女の顔を見て、キョウコはハッとなった。
女子高生だった時の初恋の娘にそっくりなのだ。
もちろんそんなことはなく、どう見てもキョウコより10歳は若く見えた。
「キョウコさん、この人最近近所に越してきたんだけど、
旦那さんが商社マンで、海外出張が多いらしいのよ。
だから、ねっ、わかるでしょう?スペシャルでお願いしたいの。」
当の本人は何のことかわからないようで、キョトンとしている。
「じゃあね、よろしく!」
と置き去りにして、帰ってしまった。
後で根掘り葉掘り聞くつもりに違いない。悪趣味な。
「それではスペシャルコースでよろしいですね。」
「あっ、はい。」
と蚊のなくような声で答えた。
「こちらで、これにお着替え下さい。」
と紙製のブラとショーツを渡した。
続く
03/10 05:47
編集 削除
続き・感想を書く
第1レス(続き・感想)
レス古い順
▽続き・感想(10)1-10
No22065
エステティシャンの恋11
いちこ
(04/22 22:16)
No22064
エステティシャンの恋10
いちこ
(04/20 23:18)
No22063
エステティシャンの恋9
いちこ
(04/16 13:45)
No22061
:エステティシャンの恋8
いちこ
(04/09 23:51)
No22060
エステティシャンの恋7
いちこ
(04/07 21:09)
No22059
エステティシャンの恋6
いちこ
(04/02 21:45)
No22042
エステティシャンの恋5
いちこ
(03/26 15:31)
No22041
エステティシャンの恋4
いちこ
(03/20 21:54)
No22040
エステティシャンの恋3
いちこ
(03/19 10:03)
No22039
エステティシャンの恋2
いちこ
(03/11 22:56)
Menu 初頁
Child K-Tai