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イジメ
いちこ
どこのクラスにも必ず三、四人はいる派手目なグループ。どうも私は彼女達に目をつけられたようだ。
私がリサとは別に掃除当番になった時だった。当番でもないのに彼女達はクラスに残っていて変だった。
私は無視して、モップで拭き掃除をしているとき、一人が足を掛けてきた。突然だったので、思わず転んでしまった。
「きゃっ!」
「は、は、は、カッコ悪〜!」
私は手をついて立ち上がろうとしたら、背中を踏みつけて、私をうつ伏せに床に押し付けた。そして三人がかりで踏みつけてくる。
「痛い、痛い、痛い、やめて、やめてー」
散々踏んだあと私を仰向けにして、リーダー格の子が私の胸を踏みつけて、
「佐倉、いつもリサと一緒にいてムカつくんだよ!」
私は涙目で足をどかそうとしながらも
「やめて、やめてよ。痛い、痛い。」
「ふふ、今日はこれくらいにしてやるよ。じゃあな。」
三人が行ったあと、私は痛さと悔しさで泣き崩れていた。ひどい。どうして私がこんな目に?
その夜、布団の中で今日のことを思い返していた。
あの娘、私の胸を………
そっと胸に触れてみる。大丈夫だよね。やわやわと揉んで見る。
あっ…どうして?
何故か先っちょが固く尖ってくる。恐る恐る触れてみる。
んっ…
だんだんと大胆にいじる。
あっ…ああ…
駄目、駄目なのに。やがて片手がお腹を通り下着の中に。
クチュッ!
ぬ、濡れてる?割れ目に沿って前後に擦る。
あああ…
こんなことしちゃ駄目なのに。いけないのに。でも手を止めることができない。
うっ…うう……
逆にどんどん激しく手を動かしてしまう。駄目なのに、駄目なのに。
あっ、あっ、あーー!
−−−−−−−−−−−−−−
三人組はどこで見ているのか、リサといない時になるとやってくる。大抵は三人に囲まれて、小突きまわされることが多い。私は痛さに耐えながらうつむいてやり過ごした。
次の掃除当番のときは酷かった。壁際に追い詰められると、各々持ったモップや箒の柄の先で突きまわされる。私は痛いので庇おうとすると別の所を突かれる。私は必死に避けようとするが、その姿が滑稽なのか、三人は心底楽しそうに笑う。私は耐えかねてしゃがみ込んだら、
「あれっ、こんなところに大きなゴミが!」
そう言って頭や身体をモップでゴシゴシされた。
次の日私は流石に学校を休もうと思った。本当に顔を合わせたくなかったのだ。なぜあんなに楽しそうに笑うの?私が何をしたというの?意味がわからなかった。
でも………学校にはリサがいる。彼女は私の憧れだ。私はリサがいたから頑張れたのだ。
10/01 22:48
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