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映画館で1
いちこ

夏休みになりリサと会えなくなるのは寂しいけれど、どこかホッとしている自分もいた。
しかし一週間も会えない日が続くと、会いたくて溜まらなくなる。かと言って自分からは連絡出来ないでいた。
そんな時、リサから映画の誘いがあった。
『見たい映画があるんだけど、一緒に行かない?』
『嬉しい!行きたい!!』
『マイはどんな映画が好き?』
『やっぱり恋愛映画かな?』
『そうか!ごめんね。今回はアクション映画なんだ。女性ヒーロー物よ。』
そして誰もが知っているタイトルをあげた。
『大丈夫!それも好き!』
リサの手前、恋愛映画と返事したけど、本当は戦隊ヒーローシリーズが好きなオタクなのだ。
きっかけは弟にせがまれて一緒に見たのが最初だった。その時女性隊員が敵にやられるシーンに妙に興奮したのだ。
それ以来、黒い欲望で動画など見漁っている。でもリサは違う。
『強い女性に憧れるの。男や社会に負けない強い女性になりたい。』
リサはカッコいい。凄いと思う。そんなリサとデートできるの?嬉しい。どうしよう。

当日私は悩みに悩んで選んだワンピースに身を包み、ワクワクして待ち合わせ場所に向かった。
そこでは少しショックを受けた。待っていたのはリサひとりではなかった。ルイも一緒だったのだ。
「なに?僕がいない方がよかった?」
ルイに図星を突かれて、私は慌てて頭をブンブンと振った。
「そんなことないよね。大勢の方が楽しいじゃない!」
そう言ってリサは私の手を引き、ズンズンと歩く。
私は御主人の後を尻尾を振ってついて行く仔犬のように、リサに従った。
席は一番後ろの席だった。私はリサとルイに挟まれる形でちょこんと座った。
映画が始まり、やがてバトルのシーンになった時、リサが突然私の手を握ってきた。
えっ?とリサの方を見ると映画に熱中している。すると今度はルイも私の手を握ってくる。ルイを見ても真剣に見ている。
私は両手をそのままにして映画に集中することにした。
そしてお決まりのヒロインのピンチがやってきた。ヒロインが両手を拡げて拘束され、敵の攻撃を受けるシーンだ。
私は映画に熱中した。と、リサとルイが私の両手を自分の方に引き寄せた。
私はヒロインさながら両手を拡げて拘束される形になる。
えっ?とリサを見ると、唇の前で指を立て映画を見るよう促した。私は??と思いながらも前を向く。ヒロインが敵からの攻撃を受け呻いている。ああ、好きな場面だ。
するとリサの片手が私の膝の上に置かれ、スルスルとスカートをたくし上げる。
両手の自由を奪われている私は映画どころではなかった。リサを見てもスクリーンの方を向いている。
やがて私の内腿に手が滑り込んで来た。そしてなぞるように上の方に移動する。

そんな!いやっ!

これは私が望んでいたことかもしれない。でもこんな所では嫌だ。周りには人がいるし、声も出せない。
そんな気持ちを無視するかのように、手は下着の側まで上がってくる。

やだ、やだ、やだ。やめて。

そして割れ目をスッと撫で上げた。

んっ!

私は全神経をリサの手に集中していたせいで、過剰に反応してしまう。
でもすぐにまた内腿にもどる。そして時々スッと撫で上げる。これを執拗に繰り返され、自分でも下着が濡れているのがわかるほど感じていた。 












10/27 22:55
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