| 壊れた彼女を見ながら、僕は何も言わなかった。いや、言えなかった。 戸惑いと驚き。そして、後悔と罪悪感が入り交じっていた。
僕は、彼女の高く突出したお尻に近づいた。
「ご褒美をあげるよ」 口が乾いていた。声がうわずっていたと思う。
僕は、ネットの通販でローターを2つ買っていた。 緑色のスケルトンの小型の物と、小さい形の物と一回り大きいローターがいっしょになっているやつだった。
彼女に使おうかと、ふと考えて買った。 配達され、実際に手にしてみると、ほんとに使うかなぁと改めて考え直した。
僕は、隠してあったローターを寝室のクローゼットから持ってきた。 その間、彼女はじっとしていた。お尻を高く上げた格好で。
僕は、彼女の足を少し広げた。 毛を剃られ、丸見えの彼女の敏感な部分をゆっくり見つめた。
彼女の溜息が聞こえた。
「毛がなくて、奥まで丸見えだよ。みゅう。お尻の穴まで。」 「ん・・・・。はずかし・・。やっぱり。」
彼女の敏感な部分が濡れてきた。透明な液体が出てきて、光ってくるのがわかった。
僕は、彼女の敏感な部分をやさしく撫でた。 「あぁ・・・」彼女の声がもれた。
そして、僕は、彼女の中に緑色のローターをゆっくり埋め込んだ。 彼女の体が、一瞬びくっとなった。
彼女からは何が入ったのか見えないはずだ。
彼女の中から細いコードが出ている。
彼女のお尻の穴を触った。揉むように触った。 彼女は腰をくねらせ、小さい声で言った。 「いや・・・。あぁ・・。いやぁ・・・」
僕は、彼女のお尻の穴に小さいローターをゆっくり入れた。 彼女が手でクッションを握っている。目を固く閉じて。
指を入れられたと思っているのかもしれないな。僕はとっさに考えた。
僕は、両方のローターのスイッチを入れた。
ヴゥーンと低い音がなった。彼女が反射的に上半身を起こした。 「ひっ。あぁ・・。あ・・・。」言葉にならない声を発した。
四つんばいの格好の彼女は、振り返って僕の方を見た。
泣いては、いなかった。
苦しそうな表情だったが、明らかに感じている表情だった。
「あっ。あっ。あ・・・」
彼女の足がガクガクと動き出した。彼女は倒れてしまった。
僕は、彼女を仰向けにした。彼女の中から低い震動音が鳴っている。 彼女はあえいでいた。
「あぁ。あぁん・・・。」
彼女の足のつま先まで力が入っていた。 僕は彼女のクリトリスに 触るか、触らないように、わずかなところにローターをあてた。 「あぁーー。」彼女の声が大きくなった。
僕は、クリトリスに強くローターをあてた。
「あー・・・・・」彼女の声が途切れた。 体がのけ反り、硬直していたが、僕は力を抜かなかった。
彼女の体の元に戻ったが、また、すぐに硬直した。 彼女は声が出なかった。彼女の全身がビクッビクッと動いた。 「うー・・・」彼女がうなった。
僕は、さらに力を入れた。ヴゥーン。部屋に震動音が響いた。
彼女は体を硬直したり、元に戻ったりを繰り返し、体をけいれんさせた。 何度も繰り返した。
そして、ローターを離しても彼女の体は硬直したままだった。
彼女の中のローターをゆっくり抜いた。濡れて光っていた。 お尻の穴のローターは、体に力が入っていて抜けなかった。 スイッチだけ切った。
彼女がぐったりした。お尻の穴のローターを引き抜いた。 「うっ・・・」彼女が小さい声で言った。
それでも、彼女は動かなかった。 彼女の敏感な部分を見ると、クリトリスが赤く腫れているような気がした。
僕は、タオルを水で濡らし、彼女の敏感な部分にあてた。 彼女がビクッと動いた。 そうすることが良いのか、わからないけど、そんな事ぐらいしかできなかった。
彼女は、また動かなくなった。
僕の中にある『もの』は静かになっていた。
感じることができないくらいだった。
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